世 界 関 連
テラ まるで違う星を故郷の惑星とすると、生活習慣や常識からして地球とは異なる可能性が高い。それでは地球人に理解のできる話にはなりそうもないので、地球ということにした(ぉぃ)。その現在の呼び名がこれ。
パイオニア計画 「母なる大地の衰え」により、計画せざるを得なくなった大規模移民計画。居住可能な惑星を無人探査機によって探し出し、宇宙空間を越えての移民である。
第一陣としてパイオニア1と命名された移民船が先発しており、PSO(r)の舞台となるのはパイオニア2。
パイオニア号

3km四方はあると予想される、移民用巨大宇宙船。
公式設定では、一つの巨大な宇宙船らしいが、PSOrでは、大型の母船と、それを取り巻く形で配置される都市船で構成された「船団」ということになっている。
母船に乗船しているのは政府関係者など、特権階級の者と、航行技師。一般民間人はすべて都市船に分乗している。民間人の監督などのため、警察機構を兼ねて、政府と総督府から派遣された軍人が数十人、その中に含まれる。
都市船の規模は、1000人の人間が生活できる程度。パイオニア2の乗員は3万人らしいので、およそ30隻の都市船があることになる。ハンターズが乗船している船には、必ずギルドの窓口がもうけられている。
他の船との行き来はテレポーターで行うが、エネルギー節約などのため、特別な場合を除き、目的などを明確にして手続きを取る必要がある。

イヴ パイオニア2の母船に積み込まれた大型の都市管理コンピューター。いわゆるマザーコンピューターで、パイオニア2の全ての船の、基本的な機能を統括している。
ラグオル 無人探査機が発見した、移民先。外観は地球に非常に似通っており、海や植物の存在を示して、青と緑に覆われた惑星である。この名をつけたのはパイオニア1の者か、あるいは本星の権威者だと思われるが、意味や理由は不明。
PSOrにおいても、言及する必要がなければ、謎のままになると思われる。
10ヶ国同盟

PSOではいまだ詳細不明。
PSOrにおいては、北アメリカ(合衆国、カナダ)、南アメリカ、ノースユーロ(北欧およびイギリス、アイルランド)、サウスユーロ(中欧および北アフリカの一部)、大ロシア(ロシア、東欧)、グランイースト(中国、朝鮮、台湾付近)、イーストエッジ(日本、韓国)、オセアン連合(オーストラリア、インドネシア、南極)に属する国によって占められている。
国連のようなものだが、加盟している国の独裁に等しくい。

政府 公式設定は不明。
PSOrでは、移民に際して、10ヶ国同盟から分離した出先機関ということになっている。
総督府の補佐を行うために編入された。移民計画が急であったため(規模に対して計画期間などが)、総督府だけでは充分な管理が行えない可能性がある、とパイオニア2に乗り込んできた。
だが実際は、10ヶ国同盟以外の国の者を多く含む総督府を、監視、牽制するためと言われている。その他にも、何か理由があるのかもしれない。
総督府 植民地における政治、軍事の最高責任を担う機関。
PSOrでは、パイオニア号の管理も彼等に任されている。(つまり、総督=船長でもある)
ラグオル到着後は、ここが政治・軍事などの拠点となるはずであるが、政府との確執も小さくなく、スムーズな運営がかなうかどうか疑問視されている。
ハンターズ
(関連事項→)
ハンターズギルドに所属し、様々な依頼を解決してくれるなんでも屋たちの総称。
依頼をしたい者は、ハンターズギルドにその内容を届け出、相応と思える報酬を用意する。依頼を受ける者は、その公開されている依頼の中から、金額や内容などを検討して、解決可能なものを選択してギルドに申し出ることで、委任される。
PSOrでは、訓練所が設定されており、そこを卒業することで自動的に、というか強制的にギルドに登録させられることになる。ちなみに、引き受けた依頼を途中でキャンセルするには、違反金のようなものをおさめなければならない。これは全滅により遂行不可能となった場合でも同じことで、その場合、負担は遺品を処分して作られる他、親族に回ることになる。
依頼によっては期日や、失敗が許されないものもあり、そういったものは、ギルド、あるいは依頼人から特定のハンターズが指名されることが多いらしい。
人間 PSOrにおいては、テラに住んでいた知的行動体全ての総称。人類のみならず、アンドロイドもこれに含まれる。
マン いわゆる生身の知的生命体。ヒューマンとニューマンを合わせてこう呼ぶ。
ヒューマン 在来の人類。いわゆるなんの変哲もない、ただのヒト。
ニューマン ヒューマンの遺伝子を操作することによって生まれた新人類。オーソドックスなRPGで言うならエルフのようなもので、ただのヒトよりも魔法的な力に優れている。
ただし、生命体としての安定度は低いために短命であり、病気などにも弱い。
アンドロイド
(関連事項→)

科学の粋を集めて作られた人造人間。ただし、生体パーツの使用は禁じられており、完全にメカニカルなものである。
マンの目には見えない浮遊機雷(トラップ)を察知する能力を持っている。
ほぼ人類と大差ない情動を持っており、PSO−rにおいては、「人間」と言う時には彼等もその中に含まれる。

テクニック
(関連事項→)
魔法のようなもの。PSOでは、ヒューマン、ニューマンならば、「ディスク」というアイテムを使いさえすれば誰でも覚えることができる。「魔法」のような超自然的なものではなく、科学的なプロセスで発動されているらしい。
ver.1ではレベル15までしかなかったが、ver.2ではレベル30まで出現。ただし、レベル16以上のテクニックはフォースしか覚えることができない。
PSOrでは、誰にでも使用が許されているわけではなく、ハンターズとして登録した者にのみ授けられる。ギルドを通して申請し、適性検査を受け、通った場合、より高位のテクニックを発動可能になるよう、一種の手術のようなもので脳の一部を「開く」ことになる。
ゲームではマンであれば一通り全てのテクニックが使えたが、PSOrでは、得意とする系統のものしか覚えないのが普通で、全てのテクニックを使いこなすとなると、かなり器用ということになる。ましてやそれが高レベルのものであれば、超一流のテクニック・ユーザーといわねばなるまい。
テレポーター 瞬間移動装置。仕組みは不明。原子に分解して再構成しているのだろうか?
PSOrでも、作者がその方面に詳しくもなければ調べる気力もないので、特に理屈は設定していない(いいのかそれで)。 一応、テレポーターの設置されている専用の部屋を「ポート」と呼ぶことにしている。
フォトン 発光性のある謎の存在。
PSOrにおいては、物質として固定されるほどに濃縮された生命エネルギーを示す。いわば霊気のようなもので、現在の科学でも組成などは解明はされていない。ただ、加工法や利用法だけが確立している。
生命体の中に存在しているものを特に生体フォトンと呼ぶ。
データバッグ 一番一般的な「鞄」。ファッションとして持ち歩くタイプのものが流行る時もあるが、たいていはアクセサリーのようにして作られるこちらが主流である。
物質をデータ化してしまっておくもので(仕組み知らん/ぉぃ)容量や形態によって値段も様々ある。
ハンターズが使っているものは大容量の特別製で、市販はされていない。
ゲーム中では、持ち歩けるものは30個だったが、PSOrでは、数ではなく容量で決まる。複雑な構造をしているものを入れるほど、入る数は少なくなる。
XQJ どうやら黒ロボストーリーの核心に関わるらしい秘密。ちなみに「スクージー」と読む。詳細は本編にて明らかになるのを待て!

注:黒文字は 「PHANTASY STAR ONLINE」 ゲーム内の公式設定。
  青文字はPSOr独自の設定内容。