<レーダーのステータス

 ステータスの一覧解説コーナーもありますが、ここでは、レーダーだけにしぼってより詳しく解説します。

 レーダーの基本的なステータスは次の三つです。
・レーダー距離
・レーダー更新間隔
・対ECM性能

 まず、「レーダー距離」
 これは、どのくらい遠くまで敵を見つけられるかです。画面では見えない遠くの敵も、レーダー距離の中に入っていればちゃんとレーダー画面に映し出されます。
 レーダー距離は、「できるだけ相手が遠くにいるうちに位置を確認したい」ときに重要になります。
 「できるだけ遠くにいるうちに〜」というのがどういうことかは、後でミッションを使って、具体的に実感していただきます。(Chapter 3 Mission 1です。解説はこちら→「レーダーの選択」

 次は「レーダー更新間隔」です。
 言葉だけで説明すると、「レーダー情報が新しいものに更新されるまでにかかる時間」なんですが……メカにあまり詳しくない人には、よく分からないかもしれませんね。
 ということで、まずはレーダーの仕組みから説明します。
 レーダーというのは、電波を出して、それが相手にぶつかって跳ね返ってきたのをキャッチして、相手のいる方向や位置を知るシステムです。
 電波を出して、キャッチするたびに、新しい相手の位置を表示します。この、新しい相手の位置を表示するまでにかかる時間が「レーダー更新間隔」です。

まーた大雑把な…… レーダー更新間隔の差が、どんなふうに戦闘に表れるかですが……。
 左の図を見てください。
 まず、第一回目のレーダー索敵結果で、@のところに敵がいると分かったとします。
 この敵は、@→A→Bとなかなかのスピードで動いていきます。
 レーダー更新間隔が短いと、頻繁にデータを書き換えるので、1秒後にはA、2秒後にはB、とこまかく相手の位置を知ることができます。
 ところが、新しいレーダー画面が出てくるまで7秒かかったとしましょう。すると、Gの位置にくるまでの7秒間、レーダーはずっと変化しないのです。つまり、まだ@の場所に敵がいるように映されていて、それがいきなりパッと切り替わったかと思うと、敵はもうGにいるのです。
 これではレーダーを頼りに敵を探すのは困難ですね。

 自分の目で常に相手の姿を確認できるなら、レーダーそのものが特に必要ではありません。ここが平原で、@〜Gのように敵が動いてくるのをずっと自分の目で見ていられるなら、レーダーがどうだろうと関係ないですよね?
 しかし逆に、C1−1のような市街地だった場合、ビルに邪魔されてなかなか相手の姿が確認できません。そういう状況でレーダー更新間隔が長いと、いきなりビルの陰から目の前に出てこられて大慌てするハメになるわけです。

 最後に、「対ECM性能」です。
 これは、オフラインでミッションやシミュレーターをやるなら気にしなくても構いません。ごく一部のミッション、ネクストしか使ってきません。
ちなみにC5−1で撮影 ECMはレーダー妨害電波のことで、これが発生しているとレーダー画面が砂嵐状態になってしまいます。それが左の写真です。
 対ECM性能というのは、このECMに負けずに索敵する力のこと。
 このレーダー画面の右下に、「ECM 90.5」と出ていますね。これは「ECM濃度」を表しています。
 対ECM性能が高いと、ECM濃度が高い環境でも、なんとか相手の位置を知ることができます。
 が、先ほども書いたとおり、オフラインでプレイしている分には気にしなくても問題ありませんし、対戦するにしても、ECM発生装置を効果的に使ってくるのは、よっぽどのマニアくらいではないかと……。