きみへの願い

 

今ぼくが思う気持ちを どう表せばいいのだろう
きみのことが大切で 大好きで
きみが笑うと時々 胸が詰まって泣けてくる
きみの笑顔が嬉しくて きみが幸せで嬉しくて

きみに幸いありますように

ずっとずっと これからも
ぼくは願う
そう願う

「愛してる」
そんな言葉もあるけれど
ぼくは決して そう言わない
ぼくの気持ちを一言で そんなふうに表すなんて
そんなことは きっとできない

だから願う 何度でも
きみに幸いありますように と

楽しいことや嬉しいことが いっぱいいっぱいありますように
悲しいことや苦しいことも いつかきみを輝かせますように
つらかったこと 悔しかったことも
いつか振り返って懐かしめますように
悩んだり迷ったり 間違ったり失敗したり
そんなこともすべて
未来のきみを輝かせますように
泣いたこと 怒ったこと 唇噛んで耐えたこと
そのときはどんなにつらくても いつか
振り返ったきみがそのときのきみを
優しく 優しく
見つめられますように

きみに幸いありますように

雨は晴れへと変わるように
夜は朝へと明けるように
涙もいつか拭われて
きみに幸いありますように
ぼくは願う
何度でも
きみに幸いありますように―――