アイテム関連
メイト系 HP回復薬。食べ過ぎると太るところから、食品の形態をとっているらしい。
しかし常識的に考えれば、食べればどんな怪我もたちどころに治る、などというものがあるはずもないので、PSOrでは、エネルギー補助食品のような扱いになり、傷薬ではない。
疲労により失われた体力を回復するためのもので、極めて高カロリー、かつ吸収されやすい組成になっている。
モノメイトは一般の薬店、マーケットでも取り扱っている、カロリー○イトのようなもの。
ディメイトはより高密度にエネルギーを圧縮したもので、市販はされず、ハンターズギルド直営の専門店や軍の施設のみが扱っている。が、特に注文すれば、民間人でも取り寄せることはできる。
トリメイトになると、一種のドーピング剤の様相を呈し、使用後に副作用が生じることもあるため、通常時は一切販売されていない。
ちなみに、アンドロイドの場合、これらをデータの状態から直接エネルギーに変質させて取り込むことができるため、「食べる」必要はなく、かなりの即効性がある。
フルイド系 TP回復薬。これもおそらくは食品形態と思われる。
PSOrでは、鼻腔吸引式の精神安定剤。
モノフルイドは一般にリラックス用グッズとして販売される程度のもの。お香の少し強力なもの、という感じ。
ディフルイドは購入に医師の許可か、ハンターズライセンスの提示が必要とされ、取り扱う店も限定されてくる。
トリフルイドになると、取り扱い店は行政機関直轄の医薬機関と、ハンターズギルド本部直営の専門店に限られ、購入後、何が起ころうが保障されないほどの劇薬。
これらは全て、一種の麻薬であり、ディフルイド以上になると、安定剤というより、精神覚醒剤のような働きを持つ。すなわち、モノフルイドは精神を落ち着けさせることで、ごく自然に精神力を回復させるものだが、ディフルイドなどは強引に引き出すもので、限度を越えれば廃人になる可能性あり。
アンティ系 毒状態を治すアンティドート、麻痺状態を治すアンティパラライズがあり、おそらくこれも、食品ではないかと思われる。
PSOrでは、解毒、および麻痺の治療に普通に開発された普通の薬品。皮下注射型の簡易注射器で売られており、使い捨て。(ハンコみたいなタイプのヤツを想像してほしい)
ある程度の即効性が期待できるが、たちどころに治る、というものではなく、使用後もいくらかの症状は残る。
また、どちらも万能性はなく、症状によっては効果がない。
アトマイザー系 ゲーム中では、ムーンアトマイザーは蘇生アイテムだが、PSOrではただの気付け薬。ソルアトマイザーは全ての状態異常を回復することができる。ただし、PSOrでは、アンティ類の汎用性をさらに高めたものになるため、効果は薄い。効果の高い薬を使うまでの気休め程度。スターアトマイザーは、自分、および周囲のパーティのHPを完全回復する薬。PSOrでは存在しない。
テレパイプ ラグオルで使用すると、シティの特定地点にワープする空間を生み出すアイテム。
PSOrにおいては、「マーカー」と呼ばれる受信装置を置いた地点への転送空間(テレポーター)を発生させる小型機器。発生させたテレポート空間は使用や時間経過でエネルギーを使い果たす。再充填がきかないため、使い捨て。
さらに、これは近年になって開発されたこともあって、相当な高級品。通常入手は不可能とされている。
転送空間は非常に不安定で、外界に大きな変化があると異常が発生することもあり、危険。
やはり、どうやってテレポートさせているのか、理屈は考えてない。原子に分解しているのでなければ、データ化してるんだろうか??
トラップビジョン 浮遊機雷(トラップ)を見ることができるようになるアイテム。
しかしそれ以前に、何故浮遊機雷が仕掛けられており、あまつさえそれが肉眼では見えないのか、かなり謎である。
というわけで、PSOrではこれと同じアイテムは存在しない。
ユニット類 ステータス補強備品。防具の「スロット」に差し込むことで効果を発揮する。
ステータス強化系のユニットは、装着者の神経に作用する電気信号を発し、能力を一時的に高めている、ということにした。よって、限度を越えた使用は、当然のことながら使用者に負担をかけるため、スロットつきの防具と共に、製造・販売は厳しく管理されている。(ゴッド/パワー4個差し、などというのは自殺行為)
効果の強力なもの(ゲーム中で言えば、たとえばオウガ、エルフとつくレベル以上のもの)は、現在既に製造中止になっており、入手は困難。
一般的に使用されているのは、レジスト(耐性強化)系。こちらは装備者の周囲に、電磁性のバリアを張るような感じ。
ちなみに、アンドロイドは製造段階で、なんらかのユニットと同等の機能を積まれることが多い。また、アンドロイド専用のユニットとして、生体レーダー、赤外線暗視といったものもある。