とぼとぼ。 そんな足の運びで街を歩く、小柄なヒューキャストが一人。 紫がかった鮮やかなピンク色、やや内股気味。 「はあ」 と溜め息めいたノイズまで洩らしながら、時折は足を止めて顔を上げる。 「あるじ様ったら……」 呟き、そしてまた溜め息。 どう見ても奇怪な様子のヒューキャストに、すれ違う人の中には眉を寄せたりひそめたり、あるいは犬嫌いが猛犬を散歩させる人とすれ違う時のように気持ち距離を広げて脇を通り過ぎたりといった者も少なくなかったが、本人は、そんなことに気付いてもいなかった。 今はそれどころではないのである。
彼の名はカリョウビンガ。 たしかに、ヒューキャストの体をしている。 だがどうしたことか、中身、すなわちAIはメイドロイドのものがダウンロードされているという変わり者だった。 中身がメイドロイドであるから、当然、戦闘プログラムは積んでいない。 だが、いろんな便宜上、ハンターズとして登録している。 したがって、いかに主が爵位を持つ家柄でそれなりに権力の発動もできるとはいえ、多少は戦わなければならない。テラにいた時はその広さと暗さと人の多さにまぎれて回避できていたその問題が、ラグオルでは目の前に突きつけられていた。 分かりやすく言えば、戦って、どんなに少しでもいいからヒューキャストとしての戦績を出しておかないと、廃棄処分にされてしまうということである。
廃棄、という言葉はカリョウビンガを果てしなく暗い気分にさせる。 ヒューキャストの体に、おそらくは間違ってメイドロイドのAIをダウンロードした。戦闘能力自体はある体だが、それはまったくの役立たずとして所持されていると言ってもいい。そんな出来損ないをそのままロールアウトする工場があるはずもなく、彼(女)は廃棄直前だった。工場裏手の一義廃棄物集積所に、おおまかに分解されて放り出された。意識があるにも関わらず、だ。 自分の体がどんなものかすら、まだ自分の目で見たこともなかったのに、わけも分からず捨てられたおとなしくて素直なメイドロイド。哀しくて寂しくて怖くて心細くて、泣けるものならばきっと泣いていただろう。 たまたまその集積所の脇道を通りかかったミツクニ老(その時はまだ老人という年ではなかったが)に拾われなければ、そのまま誰にも会わず誰とも話さずに消えていたはずだった。 カリョウビンガにとっての「廃棄」は、限りない寂しさと哀しさを伴う出来事だった。
それに比べれば、他の怖いことを我慢するくらい大したことではない。 と、理性ではそう思う。 だから、最低限だけ戦うくらい、ちゃんとしなければ、と。 だがそれでも怖いと思ってしまうのが、感情というものだった。 しかも、カリョウビンガが予想よりはちゃんと戦えることを知ったせいか、ミツクニ老は今までのように庇ってくれない。 老人の気持ちは分かっていた。 いくら元気でも彼は高齢であるし、何事かないとも言えない。そんなまさかの時、彼の孫たちや他に雇っているレイキャストなどは、それぞれにちゃんと暮らしていけるだろう。だがカリョウビンガだけは、一人で生きていけるかどうか、あるいは共に生きていくパートナーや仲間を見つけられるかどうか、不安があるのだ。 かわいいと思えばこそ、まだ多くの者が周りにいる内に鍛えてしまおうと考えたのだろう。
彼の孫たちが幼ければ、世話をするという名目で雇ってもらうこともできる。必要としてもらえる。 だが、彼等も皆それぞれに、メイドの助けなどは必要ない程度に一人前になっている。 つまり、そんな彼等の傍に置いてもらうということは、面倒を見てあげるのではなく、見てもらうということになる。 それは、カリョウビンガ自身も心苦しかった。 もしもの後には、一人で生きていくことも考えなければならない。そんな未来がやがて来るかもしれない、いや、きっと来るだろうことが、一つ目の溜め息。 そして、それはつまり、あのミツクニ老がこの世のどこにもいなくなる、二度と会えなくなり声も聞けなくなるということで、それが二つ目の溜め息。 そして三つ目の溜め息は、そのためには戦いたくなどないのに戦いに行き、殺したくなどないのに殺し、ともすると自分が殺されかねないという不安と恐れのせいだった。
自分が、世間の多くの人からは「おかしい」と笑われ蔑まれることは、嫌になるほどよく知っていた。 だから、なんとかギルドにまで辿り着いても、パートナーを募集することがまず怖かった。ここでまた溜め息が増える。 かと言って一人で戦いに行けるわけもない。また一つ追加だ。 優しそうな人を見つけて直接交渉しようかとも思うのだが、声をかける勇気はとても出てこなかった。そして更に追加。 今までに聞かされた様々な罵詈雑言、あるいは控えめだが明らかな拒絶の言葉や視線、態度がAIに蘇ってくると、声は出ないし体も動かなくなる。こうなると最早溜め息も出なかった。
(どうしてこんなことをしなければならないのかしら……) ミツクニ老の屋敷の中で、小さな孫たちのおもりをしながら、あの廃棄場で見つけたオルゴール、老人が彼(女)の腹部に組み込んで作り直してくれたあのきれいな音楽を鳴らしている時が、一番幸せだった。 そうしてずっと、この屋敷で生きていける、置いてもらえるのだと思っていたのだ。 ギルドのざわめきと刺々しさを感じさせる活気は、そんなものは甘い夢でしかなかったとうるさいほどに訴えていた。
このまま帰ればミツクニ老は、自分を閉め出しはしないだろうが、呆れるだろう。 今日だけならばいいが、何度も繰り返せばいずれ呆れるどころか見放されてしまうかもしれない。 もし彼に、おまえなどいらない、この出来損ないが、という目をされたら……。そう思うだけで目の前が暗くなって倒れそうになる。 (わたくし、どうすればいいの……) 右も左も前も、塞がっている。後ろだけはかろうじて隙間があるが、そこに逃げ込めば、逃げ込むほどにその隙間はどんどん狭くなり、やがて閉ざされるに違いない。 そのかわり前に進んでいけば、後ろの隙間は大きくなり、やがて明るく開かれる。 だが、前へといったいどうやって進めば良いというのか。 誰か、ミツクニ老の家族が近くを通りかからないかと、カリョウビンガはそっと外をうかがった。一緒に来てほしいと頼むくらいのことならば許されるだろう。 だが見知らぬ人ばかりである。 誰かと目を合わせてしまうのも怖くて、彼(女)はすぐに俯いてしまった。
「なに言ってんだよこのバァカ。だいたいおめぇなー」 「うっせんだよ。っだらねェ。頭おかしいのは絶対ェあっちだって。イカれてんだよ」 すぐ傍で、野卑な声が高くなっている。 カリョウビンガの一番苦手なタイプだった。彼(女)を手ひどくからかい、時にはそれだけでは飽き足らず、周りの人の注目を集めようとするのは、いつもこういう男だ。無神経で粗野で残酷。そんな男でも友達がいるなら、決して悪いところばかりではないのだろうが、カリョウビンガの味方であることはまずありえない。 自分が「こう」だと知れてしまったら、このギルドにいる大勢の人の前で笑いものにされるだろう。そう思うと、もうじっとしてはいられずに、カリョウビンガは小走りに外へ逃げ出した。
(もう、情けない! わたくしどうしてこんなに弱虫なのかしら……!) のどかな公園まで逃げてきて一息つくと、つくづくと、自分の弱さが嫌になった。 笑われたならば、にっこり笑って(気分的にでいいのだ)「それがどうかなさいましたの?」と自信たっぷりに言い返してやればいいのだ。むしろ逆に絡んでやればいい。恥ずかしい、いたたまれないと小さく弱くなるから、嵩にかかっていじめてくるのだと、老人宅の雇用レイキャストは言い捨てた。 たしかにそうだろうと思う。時折見かけるマンのオカマさんたちは、世間を飲み込むような気迫で生きている。 マンというのは残酷なもので、弱いものをほど虐げたくなるような造りになっているのだと、やはりそのレイキャストは言っていた。 あるじ様はそんな人ではないではないかと反論すると、 「そこが出来の違いたろ。そういう本性を道徳だのなんだので抑えておけるのがマトモな奴ってだけだ」 いかにも面倒そうにそれだけ言って、あとは相手にしてくれなかった。 (わたくしだって、そんなふうにできたら、きっともっとお友達だって……) できないから、苦労も悩みも尽きないのである。
「はあ」 とまた溜め息をついて、手近なベンチに腰掛けた。 つい膝を揃え脚を揃えてしまうのを、一応は意識して少しばかり開いてみる。だがどうにも恥ずかしくてたまらず、じっと座っているだけでも不安と苦痛で一杯だった。 (ああ……。こんな時に、レイジ様がいてくださったら……) 締め付けられる小さな胸に、ぽっかりと浮かんできたのは一人のニューマンの姿だ。 初めての戦闘の時、共に来てくれたフォニュームである。家族以外の男性とは怖いものだとばかり思っていたカリョウビンガが、ようやく出会った多少はマシな男と言える。 フォニューム本人がどういうつもりでカリョウビンガと普通に会話し、そして同行したのかは分からないが、世間知らずのメイドが恋に落ちるには、ほんの少しの優しさで充分だった。
(そうですわ。レイジ様に一緒に来ていただけるかおうかがいしようかしら。あ、でも、駄目。お忙しいかもしれない。それに、ランク外のわたくしの付き添いなんて、レイジ様にはきっと退屈に決まっていますわ……) 初陣に同行してくれたもう一人のハンターズ、クィンというレイキャシールのことも考えたが、彼女に同行してもらっても、かわりに敵を倒してもらうだけにしかならない。それに、クィンはもうAランクのライセンスを取得したという。 (はぁ……。わたくしとクィン様と、体が逆でしたらきっと……) また一つ、溜め息の数が増えた。
噂をすれば影、という。 ぼんやりと木立を眺めるカリョウビンガの視界に入ってきたのは、胸にひそかに抱いていた面影の主、レイジだった。 (まあ! なんて素敵な偶然かしら!) 途端に憂鬱な気分は吹き飛んで、「今日は素敵な日」になるのは、恋する乙女のお約束である。 そこからもじもじとまた思案がはじまった。 声をかけようか、迷惑ではないだろうか、声をかけたついでにお願いできるだろうか、それともやめたほうがいいだろうか、等々。 もじもじ悩みながらも、目は自動追尾気味に姿を追いかけている。 もしかしたらむこうから気付いてくれるかもしれない。そう思い、思った途端今度は、人目の多い公園では、知人と思われるのは嫌だと思っているかもしれなくて、無視されるかもしれないと暗い考えもよぎる。 恋する乙女はぐるぐるである。 (どうしましょうどうしましょう) ぐるぐるのおろおろだった。
(あら……?) ぐるぐるしなからも自動追尾していた姿は、木立のむこうのベンチの前で止まった。 (あら、あのかたは……) レイジの前にいるのは、ときおりこの公園で見かける二人組だった。 二人組と言っても、妙な取り合わせである。だからこそカリョウビンガも気になって仕方がなかった。 ずいぶん小さな……規格最小サイズのカリョウビンガよりも更に一回りは小さなヒューキャストに、三才か四才くらいの男の子。 子守りをするヒューキャストなど、自分以外にはいないと思っていたカリョウビンガにとれば、これは大きな希望と期待の星だった。 もしかしたら、彼(もしかすると彼女)は自分と同じように、不幸な入れ間違いの被害者なのかもしれない。もしそうなら、誰よりも分かり合えるだろう。そして彼(女)が堂々と生きているならば、その言葉は誰の言葉より自分を勇気づけてくれるだろう。 そんなふうに思いながら、話し掛けるきっかけもなくて戸惑っていたのである。
(レイジ様ったら、小さな子にもなんてお優しい……) 子供をかわいがる男性は基本的にいい人だ、とカリョウビンガは思っている。それに欲目が加わっているのだから、幼児を「高い高い」しているレイジの株はウナギのぼりである。 しかし子供のほうはそれが嫌なのか、愛想もなくレイジの手を逃れて、元のベンチに戻ってしまった。 (まあかわいらしい) きっと、あのヒューキャストにだけ懐いているのだろう。他の人の前では甘えたりするのが嫌なのだ。幼児には、誰にでも甘えたがるタイプと、ああいうちょっと気位の高いのとがいる。子守りのベテランから見れば、どちらもかわいくてたまらない。 (どうしましょう。レイジ様とあのかたも知り合いのようですし……。ああ、でもわたくしから声をかけるなんて、そんな恥ずかしい……。それに、いくら小柄だからって、わたくしと同じような……だなんて限りませんし……) もじもじ、いじいじ。 カリョウビンガは自分の膝を見つめた状態で迷いつづけ、三人連れになった彼等がこちらに向かってきていることに、少しも気付かなかった。
「カーリョちゃん」 とレイジに呼ばれてはっとし、目の前すぐそこに恋する相手の顔など見た日には、思わず (キャアアアァァッ) と心の中で絶叫しつつ、気が遠くなりそうだった。 「レ、レイジ様、こ、こんばんはっ」 (あああ、わたくしったら「こんばんは」ですって!? 今はまだお昼ですのに〜っ) 「どしたの? なんかパニくってない?」 「は、はい、少しばかり。レイジ様がそこにおられるだなんて、思いもしなかったんですもの」 「あ、ごめんね。驚かしちゃった?」 「い、いいえ!」 思わず力を込めて否定するカリョウビンガ。その目に、レイジの隣にいるあの小さなヒューキャストが映った。 全力で、女言葉で喋った後だった。
また気が遠くなりそうだった。 レイジともそれなりに親しい間柄のようだ。そんな人に嫌われるというのは、やはり見知らぬ他人に嫌われるよりもつらい。それに、自分のことが理由になってレイジとこのヒューキャストが仲違いするようなことも、ないとは言えなくなる。 「こんな気持ちの悪い奴と知り合いなのか?」。たとえばそんな言葉だ。それをアハハと笑って誤魔化されれば胸が痛む。しかし、そんなふうに言うなと咎めたがために喧嘩になることも、ないとは言えない。 どちらも嫌な光景だ。
いったいどうなるだろう、と体を固くしてじっと耐えていると、 「……こういう設定なのか?」 と、思ったよりも低い声で、ヒューキャストが言った。ギリ、とどこかでギアが軋むような心地になる。 「んー、設定っていうより、カリョーちゃんの中身って、ヒューキャストじゃないんだよねぇ」 「つまり?」 「うん。オレもよく知らないんだけど、メイドロイドのAIをダウンロードされ……いや、逆か。ホントはメイドさんなのに、この体に入れられちゃったらしいよ。そうだったよね?」 はい、とカリョウビンガは蚊の鳴くような声で答えた。 「難儀だな」 とヒューキャストは言ったが、それきりだった。その声には、いくらかの呆れと共に、労わりのようなものが感じられた。 カリョウビンガはそっと顔を上げてみるが、彼はただそこにいるだけで、どうということもない。 同類ではなかったが、自分をいじめるような人ではないらしい。
「あ、紹介すんね。カリョーちゃん。カリョウ……カリョウビンガ? だったっけ?」 「はい。カリョウビンガと申します。カリョウとお呼びくださいませ」 ベンチから立ち、カリョウビンガは軽く膝を屈めた。さすがに相手が少し引いたのが分かったが、体……いや、体を操る心が芯までメイドなのだ。仕草がこうなるのはどうしようもない。 「俺はボイドだ。……ちなみに先に言っておくと、俺は二度や三度会ったくらいじゃなかなか人を覚えられん。次に会った時に忘れられていても、気にしないでくれ」 「え?」 欠陥でもあるのだろうか。そう思って自分より少し低い位置にある顔をうかがうと、 「オレなんか顔覚えてもらったのが四回目、名前に到っちゃ七回目でやっとだもんね。しかもさぁ、いろんなヒント出して、『レ』言って、『イ』も言ってやっと、『ああレイジだったか?』と来たもんだ」 レイジが笑ったので、カリョウもつられて「まあ」と少しだけ笑った。
「あ、ねえねえ。そう。カリョーちゃんさ、今、暇?」 「わたくしですか? は、はい。特にはなにも」 本当は戦いに行かなければならないのだが、少しでも一緒にいられるのであれば、そんなものは二の次である。レイジに会ったから、と言えばミツクニ老も仕方ないと思ってくれるだろう。 それに、ともすると。 とカリョウビンガが思ったとおり、 「森行かない? 警戒区域の」 と来た。そういう誘いがあるかもしれない、とは少し思ったが、しかし疑問もあった。 「でも、レイジ様がどうして警戒区域に行かれるのですか?」 それを問うと、レイジはまるでどうということでもないように、 「うん。ミツクニじーちゃんの頼み」 と答えた。 「あるじ様の……?」 「そ。一人で行かせるのは心配だから、暇な時でいいからついていってくれって」 「!! で、ですがそれは、レイジ様にあまりにもご迷惑では……!」 「いいのいいの。オレはじーちゃんのこと好きだし、カリョーちゃんのことも好きだからさー。それにほら、どうせオレってせっせと稼ぐわけでもないし、強くなりたいわけでもないしー。実を言えば、じーちゃんちにいつでも遊びに行っていいってことと引き換えなんだよねー。カリョーちゃんの作るごはんとかお菓子っておいしいしさ〜」
ちなみに、カリョウビンガはレイジの言葉の後半くらいからは、もう聞いていない。 (ス・キ!? レイジ様が、レイジ様がわたくしのことを、ス・キ!? あああああああああ、そ、そんな、そんな……。はっ!? そ、そうよ。お友達としてに決まってますわ! ああでもわたくしのことを、ス・キ! ス・キ!! だなんて……ッ!!) 半フリーズしているカリョウビンガの前で、少年はさも呆れ果てたような溜め息をつき、さっさと歩き出してしまった。 「G、帰るのか」 とボイドが問うのにも答えずにとことこ歩いていってしまう。 「旦那ももう帰る? あのさぁ、もし良かったらでいいんだけど、カリョーちゃんにちょっとでいいから、戦闘のコツとか教えてあげてくんない?」 「俺がか? あ、おい、G! ……まあいいか」 「だってほら、オレはフォースとしてならサポートできるけど、実際にヒューキャストがどう戦えば強いかとかはお手上げだもん。それにリーチとかいろいろあるっしょ? カリョーちゃんってパワーそうあるわけじゃないし、体格だってこれじゃない? 大型のヒューキャストと勝手が違うトコって、絶対あると思うんだよねー」 「しかし……」 「駄目?」 「まあ、基本的なことくらいなら、俺にも分からんでもないが……」 「基本的なことでいーんだって! だいたい旦那みたいな変な戦い方、普通の奴にできると思えないもん、オレ」 「変って……。まあいいが」
話はまとまったが、カリョウビンガの頭の中はいまだに、
(ス・キ!!)
で一杯だった……。
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