ある日の小話 5

  

RAVEN 「ただいま帰りました」
Karma 「おかえ……ぅわあッ!? タッ、タッ、タ、タイッ、タイッ……タイラント、タイラントッ、タイラントッッ!!」
Tyrant 「なんだいったイ゛ッ!?」
Karma 「…………(←さだめしこれがマンならば、口を開け閉めしているのみで声が出ないような模様) …………(←反応が途絶える)」
Tyrant 「レ、レイヴン(←狼狽して見せるのも悔しいので、精一杯平静を装ってみる)」
RAVEN 「はい?」
Tyrant 「今すぐ元に戻してこい」
RAVEN 「えー」
Tyrant 「戻してくるまでうちには入れんぞ」
RAVEN 「どうしてですか。せっかく……」
Tyrant 「せっかくも六角も文人墨客もあるか! カルマがショートしてるだろうがっ!」
RAVEN 「似合いませんか、これ?」
Tyrant 「似合う似合わんじゃなくてな、おまえのそれは不吉すぎる」
RAVEN 「そんなにショッキングですか、ボディカラー赤に変えたの……。赤と黒と白のコントラストが綺麗で、私はけっこう気に入ったんですけど」
Tyrant 「いいから変えてこんか!!」
RAVEN 「はーい……」(←しぶしぶ出て行く)
Tyrant 「……ボディカラーというより返り血に見えるんだおまえのそれは……(滝汗)」
  

    
    
あくまでもこれは「6」への前振りである……