さて、ここからはディセプたち。本編そのままの設定だとみんなして破壊したものがあちこちに散乱してそうですが、IFの話の場合でと、どんなもんなんでしょうねぇ。
メガトロン様は、きれいでしょう。アイアンハイドに近いような機能性や実用性を最優先した部屋ですが、執務室ではないというのは分かっているので、訪れた人の居心地にもちゃんと配慮しています。インテリアとか、派手でなく落ち着いた、無難なものですが、趣味は良さそう。……いや、メガ様はベスト・オブ・ベストな設定ですからね! パ〜フェクトなのです。 でも、見えないところで「そんなことまで気を使わなくても」とかいうことを一人勝手に配慮してそうです。カーペットを敷くと、飲み物を零してしまったときに掃除が大変だし、それが客だった場合気を使わせるだろうから、とか。本棚とかも、見えないところで地味に地震対策してあったり……。他人に分からないような配慮、ってのが無駄に多いというのが彼の部屋のひそかな欠点だったりなぁ。 掃除は……自分でしなくても、使用人とかいるんじゃないかってイメージですね。整頓は自分でしてそうですけど、メガトロン様が掃除機かけてる姿はちょっと想像できない(笑 彼も贈答品などがあれこれあるので物は多いと思いますが、ある程度の量になると「じゃあ倉庫作ろうか」とスパーンと改築してしまいそうだし、人からもらったものだから捨てがたい、ということにあまりこだわりはしなさそう。
スタースクリームは、……片づけようがなくなっている、というのもアリかと思います。資料とかそういうものが山ほどあって、片づけようとしたら数日がかりになりかねず、かろうじて人が生活するスペースは確保されている感じ。しかも、片づけようとすると、その途中で「あ、これこんなところにあったんだ」とか、だいぶ前に探していた資料とかが出てきて、読みふけり、ちっとも進まない(笑 けっこう実用主義で、「使えればいい」という発想かもしれません。片づけもしたいんだけど忙しくてそんな時間がとれないのは、彼のせいというより役割柄(仕事だけでなく、チーム内でも含めて)。他人の面倒ばっかり見てて、自分のことに手が回らないタイプかも。自分のために使える時間さえあれば、それなりにきちんと片づけて管理してるんでしょうけどね。探すのに時間かかってイライラするのイヤそうだし。 いらないものはどんどん捨てるので、生活や娯楽のための物は少ないと思いますが、資料が……。
ブラックアウトは、IF話ではオトメンかというくらいに温和なかたなので、掃除はささやかな趣味です。汚いのがイヤとかいうより、きれいになっていくのが好きで掃除してるひと。毎日とか、見かけたらすぐではないけれど、見つけると、「帰ったらここ掃除しよう」とか、自分の計画に組み込んでいく感じで。 インテリアにも凝るでしょうが、自己主張の強いのはイヤそう。時代と場所、お財布の都合にきちんと合わせて、誰もが自然に過ごせる空間を作ってそうです。お花とかありそうだなぁ。サボテンとかハーブを窓辺で育ててたり。少女趣味ではないものの、そういう繊細なところが随所に見られたらいいなと思います。 物の量はそれなりに多そうですが、雑誌とかは必要なくなれば都度捨てそうですし、買うときに「どこにいつまで置くか」を考えているので、物の量のわりに多く見えない、とか。というか、ゴミ出しの日をものすごくきっちり守っていて、一か月単位でばっちり把握してそうな気がします。「資源ゴミの日っていつだっけ?」とか言うとすぐに「来週の火曜日だな」と返ってくるわけです(笑
バリケードは「なにもない」というのも面白いかと思ってます。どうしても必要なもの、ないと困るもの以外、余計なものはなにもない。ベッドしかない、みたいな。座るのも寝るのもそこでいいし、飯を食うのもそこでいい。着ていたものは、脱いだら洗濯籠に放り込むかそのままクローゼットに吊る、客のために一応座るためのマットくらいはありそうですけど、そもそも来客はまずないので、かつてあったときに買ったものが適当に放置されている。 汚れていても致命的でないなら別に構わんと基本は放置。物はないのでそもそも散らかりようがなく、埃だけはそこかしこに……。 で、たまにブラックアウトとかスタースクリームが来て掃除する(笑)。スタスクは自分の部屋を掃除しようがないだけで、他人のは気になるんですよ! というか、ブラックアウトが定期的に通ってそうです。食事も放っておくと移動しながら食べられるものとかサプリメントばっかりなので、インスタント食品でいいから買ってきて棚の中に入れておいてあげるんです。 ―――ダメですね、このひと。
ジェットファイアは、……スタースクリームと同じです。ただ、今は彼ほど忙しくないので、ものすごい量の研究資料とか旅行日誌、サンプル類といったものを持っていますが、それなりに整頓はされています。リベンジのシモンズですね。あの隠れ家の中みたいな感じで、散らかってはいるし検索性は低そうだけど、本人にはだいたいどれがどこにあるか分かってるし、人がいるスペースもちゃんとあります。 ただ、現役時代は、掃除なんてものに余計な時間と労力を費やすくらいなら他にあることがある、という感じだったのではないかと。実際にはロボですし、メカですし、資料はすべてデータとして記録メディアにコンパクトにまとめられているんでしょうけど、イメージとしては、資料の山に埋もれてる感じです。
ボーンクラッシャーとブロウルは、映画でもIF話でもほとんど出てこないのでほとんど設定が決まっていません! 一応、ブロウルはちょっと愚鈍な子。純朴というか。頭はよろしくないのですが、素直に人の言うこと聞くし、力も強いし。ボーンクラッシャーは皮肉屋ですが兄貴肌。普段は面倒くさいとかなんとか言っているけど、いざとなると、仕方ねぇなぁと損な役回りも引き受けてくれたり。そんなふうに想定はしていますが……。 部屋は、自分なりに片づけているけど機能性のないブロウルと、汚くても気にならないボーンさんですかねぇ。ブラックアウトとか来るとここぞとばかりにやらせてそうな感じで。 サウンドウェーブさんは、ほとんど地上にいないという特殊な設定にしてしまったので、人間のようにイメージすることができません。部屋に備えられた、人格を持つスーパーコンピューター。そんな印象です。 |