【IF世界】 傍若無人で無神経、頭もよろしくなく短絡的。でも、細かいことにはこだわらず、楽観的で意外に面倒見も良ければ、懸命に生きても弱い者には優しく、ただ権威を振りかざすだけの強い者には反抗的という、典型的な(?)ガキ大将です。 基本的にガサツで粗暴で口も悪いため敵を作りやすいのですが、本人全然気にしません。お人好しではないのですが、おおらかというか、大雑把というか、たとえ喧嘩した相手だろうと、少しすればケロッとして話しかけていきます。表面的な部分ではどれほど衝突しようと気にしません。根本的には仲間思いで優しい人なので、自分の仲間に取り返しがつかないようなダメージを与える相手には一切容赦せず、誰かを傷つけることそのものを喜んでいるような相手には徹底して敵対します。 多少の損得にもこだわらず、自分が損していても、誰かがそれで助かっていたり救われていたりすれば、「別にいんじゃね?」くらいでスルー。ムカつく相手が自分を陥れて得をしたりすれば腹を立てますが。 というわけで、ディセプティコンのトラブルメーカーであると同時に、非常に貴重なムードメーカーです。 ただ、あまり自分の感情を殺したり誤魔化したりができないため、作戦行動中に勝手なことをすることも多く、そういった面では信頼を得られていません。そういうところを反省して少しでも修正しようという意思がないのも困りもの。 それから、いくら悪気はないとはいえ気に障ることを無神経に言い放ったりする頻度は高く、自分勝手でもあるので、ある程度の器、それとも忍耐力とかがないと付き合っていられないのも確かです。真っ向から反論できるだけの論理性とか、あるいは事実と感情を切り離して受け止められる者、相手の個性を理解すれば表面上の暴言は許せる者、多少罵られたところで揺るがない自負や自信のある者。こういったタイプなら大丈夫ですが、その逆だと、とても一緒にはいられないかと。
そんな感じなので、相性が「いい」と言える相手はいません。ブロウルはボーンクラッシャーの言動に傷つくものがないというだけで、ボーンクラッシャー自身も「だからこいつは俺といても平気なんだろうなぁ」くらいの自覚はしています。 相性が悪いのは繊細なタイプで、ジャズ、ブラックアウト。ジャズは、根に持つというのではないけれど昔言われたこともきっちり覚えていそうですし、ブラックアウトはすぐ凹む。なのでボーンクラッシャーとしても付き合っているとイライラしたりしてそうです。オプティマスもボーンクラッシャーのことは苦手でしょうし、ボーンクラッシャーからしても、なんでアイツがプライムなんだ?と思ってそうです。
【その他の世界】 擬人化世界では、IF世界とほととんど変わりません。舎弟も多いけど、彼を苦手にしていたり嫌っている者も多い感じで。職業はドカチン(笑)。ただ、建築技師の資格くらいは持ってるんですが、試験勉強だけでもう嫌になって、現場が一番だと思ってます。 唯一異なるのは、IF世界では「こうるせぇ奴」「考えなし」という感じで、相性が悪いわけでもないけれどあまり接点のないスタースクリームと、一番仲がいいのが彼だということ。たぶん、ほとんどの人が知らないスタースクリームの事情を、唯一知っている相手です。無神経な言葉で傷つけて喧嘩になって、事情を知ったら、さすがに言っていいことじゃなかったと思い知り、最初は悪かったと思うから少しは気を使って接してました。以後は、自分に足りないところは頼り、スタースクリームに不足してるところは助けてやり、でいい友人関係に。たまに……というかしょっちゅう喧嘩もしてると思いますが。 RUIN世界では基本的に出てきません。彼はハイウェイで頭部を刺し貫かれているので、死亡しているのではないかと思われます。セイバートロン星時代では、別にディセプティコンにいて楽しいわけでもないけれど、オートボット側は気に食わないのでこちらについただけ、という立場。協調性がなく、おためごかしやキレイゴトが嫌いで、「俺のためにこれをしろ」と言われるならまだ聞けても、「民のため」とか、そんな実感もないものを題目に掲げられる連中の気が知れない、という、極めてドライでクールで冷淡なキャラクターになってます。IF世界などとは大違い。 あまり頭は良くないので指揮官向きではないものの、コンスタントに仕事はこなすので便利ではあります。ただ、自分でなにか求めるものがあるでもないので、忠誠心もないし熱意もないし渇望もなく、常にテンションが低めで一定に保たれていて、引き際の見極めがかなり早く、つまりはやる気があまりないというのが欠点。ただ、指示された分の成果を上げる必要があることは分かっているので、いい加減というのとは違います。 攻撃力とスピードが高く、防御と精度が低め。そのためしょっちゅう大きな破損個所を作ります。 |