思いつくまますぎる呟きたち

 

実写映画がアニメくらいロボまみれだったら

 初代だけではなく、カーロボットとかも見てて思うわけですよ。人間よりも圧倒的多数のロボがいて、彼等が会話したり活動しているシーンがメインだったら、どんなに面白いかと!
 実写映画のロボは迫力ありますが、ロボ同士の会話はかなり少ないし、ことにディセプティコンは、軍内部でのやりとりがほとんどなく、リベンジでもスタスクが殴られたり踏まれたりしてた程度です。
 もっと会話をさせてくれ!!
 と思うわけです。

 そんなこと言っても、どうせ3作目(があればですが)でも、サムとミカエラとレノックスとエプスはよく出てくるし、主役はサムなんでしょうが……。
 現実的に考えて、1体動かすのにもかなりのCGを使用しているわけですから、それが一度に何体も存在してそれぞれに動いている、そんな時間が増えれば増えるほど、作るのは大変になるのかもしれません。
 それでも、オートボット側は勢ぞろいすることもあるのになぁ……。

メガトロンとスタースクリーム、と、ジェットファイア

 地球での出会いを空想します。
 いずれ書きたいので、今書くとそのSSのネタバレになるのですが、メモも兼ねて。あと、書く前にクールダウンしてしまう可能性もないとは言えないので。

 スタスクたちが地球に到着するのは、ジェットファイアの信号を感知してです。私たちの住むこの銀河系のあたりまで来た時、SOSではないけれど、セイバートロンの信号をキャッチし、交信した結果じーさまがいると分かって、とにもかくにもと地球へ来るのです。このときにはまだメガトロンまで地球にいることは知らされていないので、スタスクとしては、旅団長は自分でも、じーちゃんが船にいてくれたらどれくらい心強いだろうというのもありますし、もうとにかく会って話して、故郷が消えたことも伝えねばと。
 じーちゃんに会ったときには、ひたすら「嬉しい」と思います。無事でいると信じてはいても、自分たちもセイバートロン星のある宙域を遠く離れてしまったからもう会えないと思ってたので、嬉しくて突撃してじさまの腰にダメージ与えるような感じで(笑)。ぎゅーっとしがみついてベアハング状態です。実際それくらいやりそうだし。それこそ同僚の手前もなにもなく。
 でっ、そのジェットファイアから、メガトロンが地球に不時着し身動きがとれなくなっていることを聞かされるのです。「身動きがとれない」のが、単に自然環境に閉じ込められているだけか、人間によって拘束されているからかはまだ決めていません。
 どちらにせよ、助け出すにはネメシス号のパワーが必要だとか、あるいは人間と交渉せざるを得ず、秘密裏にというのは難しいのでしばらく手をこまねいています。
 そこで、太陽系には純度は低いものの手つかずのエネルギーが豊富にあるので(開発なんてまったくされてない惑星・衛星)、それを使って、ネメシス号からもっと強力な信号を発信し、仲間を集めることにします。政治力に長けたサイバトロンのメンバーが受信してくれればいい、と思って。
 でっ、アーク号で旅をしていたオプティマスたちがその信号をキャッチして地球に到着し、外交能力の高いラチェットとオプティマス、バンブルビー、ジャズといった面々で人間にコンタクトして、掘りだすにせよ解放してもらうにせよ、一部の人間に存在を知らせ、理解してもらうことになるのです。
 そのメガトロンと再会したときのスタスクは、嬉しいとかいうより、たぶんフリーズ一歩手前だろうなぁと私は思ってます。
 道中、本当はつらくて苦しくて仕方なくて、それでも自分に任されているのだからと、相当な無理をしてがんばって、みんなを率いてきました。これでやっとその重荷を下ろせると思ったら、堰が切れるみたいに我慢の限界が来て、感じないようにしてた苦しさやつらさがいっぺんに来て、嬉しいよりただひたすら泣きたいけれど、機械なので泣くことはできないし、そこまで高い感情の負荷も感じたことがなかったから、ハングアップ寸前で。
 まともに喋れもしないし、姿勢制御が精一杯。でもやっぱりみんなの手前というのもあってこらえてるのを、メガトロンが後で呼び出して、「おまえに押し付けることになったな。悪かった。今までよくやってくれた」とか言ったら、軽く機能不全に陥って、それを黙って抱きしめてやるとかね。
 人間なら、なりふり構わず泣きだしちゃうのをずーっと受け止めてやる感じです。
 もうそういう妄想なんですよ!!

 それぞれに出会ったときの反応の違い、というのを書きたいなぁと思っているわけなのです。

小さい人妄想
 小さい人はいろいろいますが、バリケードのことです。
 お気に入りなので、ついついあれこれと妄想が働きます。大変です。それはもう大変です。なにが大変って私の頭が。
 いや、たとえばバンブルビーとかジャズって、サイバトロンなので愛嬌があるというか、素でけっこう可愛いキャラクターです。
 バリケードは、うちではとにかく剣呑で無愛想なので、だからこそギャップがですね、無駄にタマランのです。
 メガトロン様11m、ブラックアウト10m、スタスクで9.5m。サウンドウェーブやボーンクラッシャー、ブロウルもだいたいこれくらいの大きさです。
 で、バリケードは5m。約半分です。
 大きさ的にどんなもんかとゆーと、実写ではオプティマス10m、バンブルビーたち5mもほとんど再現されていないので(オプが小さい?)、下のコミックのコマをご参照ください。
左から、スタスク、ブラット、バリのあんよ
ブラットさんあんまり変わらないけど胸のあたりがスマート
スタスクかっこいい!ではなく、足の全体像を見ていただきたく

 1作目のPREQUELから撮影してます。
 一番上は爪先ばっかりですが、左端のスタスクの「指1本」くらいのものが、右端のバリケードの足そのものくらいの大きさなのです。ブラットさんの指(?)は間隔が開いてて細いのですが、3本見える指先は、おそらくこれで片足のみ。
 スタスクの足がどんな形してるかは、一番下の写真を見ればだいたい分かっていただけるかと思います。
 真ん中の写真は、少し上からの視点ですが3人とものだいたいの大きさが分かるようになってます。ページの境目にいるので見づらいですが、「大型の2人の半分しかない」のは実際にはこれくらい小さいのです。
 ほーら可愛い。(ちなみに、写真に写ってませんが、口は牙がずらっと並んでてピラニアみたい)
 握手しようとしたら、大きい人の指2本くらい掴むような感じですよ。ちょいちょいって感じです。大きい人からしたら、手全体では握手できないので、親指と人差指、中指くらいで相手の手をとる感覚です。
 小学校の1年生くらいの子がたぶん120cm前後ではないかとすると、170cmある大人からしたら、4歳児くらいを見下ろしてるようなものなわけです。
 頭身は大人と変わらないので、頭とか子供よりも小さくなります。
 ほーら、可愛いでしょ?(←無理やりな気が
 いくら剣呑な態度とってても根本的には可愛いので、時々うっかりと、ちょろちょろ走ってるのを見てるだけで皆してなごんでたりしてもいいかなーとか思ってしまったりもします。本人無自覚。
 フレンジーも小さいのですが、彼は小さすぎるのと、構造的には頭部・手足と人間に近くても、各部のボリュームがあまりにも昆虫的なので、そういう意味ではあまり萌えたりしません。ゴメンネ。

 そんなこんなアホなこと考えてるついでに、擬人化世界では大型の人の10m=210cmくらいで、小型の人の5m=130cmくらいってことにしてるんですが、……(以下女性向けの世界のことなので伏せ)ブラックアウトさん、貴方が相手にしてる人って、貴方にとっては自分と同じ種族の「幼児〜児童」くらいの体格なわけで。……一歩間違うとかなり犯罪的な光景な気もしますが、いいんです、この世界ではちゃんと大人同士だし、私が楽しいので

入れ替わりネタも定番

 小さい人と大きい人が入れ替わったら面白いだろうなぁと思ったのは、ジェットファイアのキャラ解説を書いていたときです。
 ほら、じじさまは体がデカい上に飛行機に変形するので、街中で人間の風俗の勉強とかってできないじゃないですか。どうしても俯瞰するしかなくて、つまんない。
 そういうじいさまが、なにかあってフレンジーとか、バンブルビーとかジャズとか(まあ一応バリケードとか)と入れ替わったら、ぃやっほぅッ!!とばかりに街へ繰り出すだろうなぁと。
 フレンジーと入れ替わって、しかも、リベンジのアリサみたいにアンドロイドをモデルにして化けることもできるなら、それこそ人間のふりして一緒にあれこれ楽しみに行きそうです。
 フレンジーはでっかくなって調子に乗ってなにかやらかしそうですね。でもジジイの体なのであちこち重かったり痛かったりするんです。んで、お互いの、大きくて年取ってるからの苦労と、小さくて非力だからこその苦労を知って、仲良くなったらいいなぁと。スタスクはちょっとジェラシーしてればいい(笑

 オプティマスとバンブルビーが入れ替わって、オプティマスの姿と声でやたら陽気に動くし喋るし嘘泣きするし悪戯するしずっこけるしとか。
 ラチェットとジャズが入れ替わって、ご陽気にダンスするラチェットの姿が拝めるとか(個人的には「王様ゲーム」でスタスクと一緒に「UFO!」とか踊ってる姿想像するだけで笑えますが)。あと、ジャズだと思って議論を吹っ掛けたスタスクがこてんぱんにされる可能性もあり(笑) ラチェット先生、外交官でもあるし、絶対に凄腕の論客ですよ。
 スタスクとフレンジーが入れ替わったら、でっかくなってご満悦のフレンジー(外見スタスク)はともかく、フレンジーの中にスタスクがいても違和感ねぇなぁとか。ちっさくてやかましくてせかせかせしてて、ものすごく似合う。
 まかり間違ってメガトロンとバリケードが入れ替わったら、喧嘩になったら殴り合いじゃ済まないとか。……っていうか誰か勝てる……対等に喧嘩できるのか?(汗) 殴られたら死にそうなんですが。

いのちだいじにコンビ

 たとえば、現場に駆け付ける救命医であるラチェットと、救護班を率いていたブラックアウトは、一緒に仕事したことあるだろうなぁと思ったりします。
 二人とも、命を粗末にするような発言は絶対に聞きたくないのは同じ。でも、覚悟というか、使命感という点では大きく違います。なので、組んで仕事をしたときのエピソードというのは、魅力的じゃないかと思うのです。

 助けなければならない、それが自分の存在意義である、助けられないことは、自らの存在が無益であったことの証。
 そういうラチェット先生は、ブラックアウトよりはるかにストイックに、シビアに、頑強に、危険を乗り越えようとするでしょう。それは彼の頑丈な外装にも表れています。「アドバンサー」という機能特化のタイプとして生まれついた者は、その特化機能に最適化するように体も作られていると思われますし。
 反面、「ネイティブ」という自然な生まれ―――人口の減少とか、「兵士を補充したい」といったかなり大雑把な理由で、星のエネルギーをスパークの源として生まれた、比較的個性の弱いブラックアウトは、自分がどう生きるかを好きに決められる代わりに、極端な能力は持ちません。体も、心も。
 だからラチェットの勇敢さを見て、きっと「俺ってヘタレだ」と落ち込んだりするんじゃないかなぁ。怖い、という思いに足がすくむ自分に対して、恐怖などないように、環境・状況を分析して突破口を探すラチェット。劣等感とか、自己嫌悪とか、そういうものを感じてしょんぼり。

 なにに強制されたわけでもなく、一緒に楽しく過ごしていた友人や兄弟、仲間を奪われる哀しみや痛み、寂しさを理由に、誰もいなくならないでほしいと願う。
 ブラックアウトはそういうタイプです。なのでラチェットよりずっと弱いし、ヤワです。いつでも投げ捨てられる「自分の感情」だけが支えなので、恐怖すら感じなくなるほどの使命感は持ちません。
 でもラチェットから見れば、自分は、目的遂行のために恐怖が鈍化しシャットダウンされるように作られているだけのこと。もしそういう機能がなかったら、使命を背負って生まれてきたのでないなら、それでも自分はこの危険な場所へ来るだけの勇気を出せるだろうか。そういう自問を呼び起こします。
 私の考えでもありますが、怖いと思わないから平気なのも一種の強さかもしれませんけど、怖いと思うけどそれでも立ち向かう、それもまた強さ。優れた戦闘能力を持って生まれて戦火に飛び込み的に立ち向かう強さもあれば、戦う力がなくても立ち向かおうとして、震えてでも立っている、それもまた強さ。
 ブラックアウトの、単純な優しさや友人の無事を求める心は、なんのために命を救うのか、それがただ職務であり義務である使命でしかなくなりかねないラチェットにとって、決して忘れてはいけないものかもしれません。

 そんなわけで、あるレスキューを通してラチェットは「ただの仕事」をしているだけになりかけている自分を見つめなおし、自分の存在意義のためだけに命を救おうとしているのではないかと自問し。
 ブラックアウトは「おまえのそれも強さではないのか?」とか諭されたりして少し自信を持てたらいいなぁと。

 とかいうところで、我がパートナー九曜さんのイラストへ話が飛ぶのですが、発生したレスキュー対象がバリケードのいる隊で、砲撃とかあったとき、ブラックアウトは危ないと思った瞬間に飛び込んで庇い崩落に巻き込まれて一緒に地下都市へ。ラチェットはその瞬間、自分が破損するリスクを回避することを最優先にしたがため無事。このあたり、「負傷者を助けること」と「仲間を敵の攻撃から守ること」は別であり、ラチェットの行動原理に前者は入っていても後者は入っていない、という要素かも。
 きっとラチェットが来てくれる、と思いながら、バリケードの生命維持をしつつ、「俺はなんでこんなことしようとしてるんだろう」とか「別に友達ってわけでもないのに、でも死なれたら嫌だと思うのはなんだろう」とか、そういうことを考え、迷ってる……。
 とかなんとか、妄想の端っこがつながってしまったりもしたのでした。
 ちなみに、こんな私のあれこれとはまったく別に、九曜さんの脳内に漂っているストーリーをSSとして読みたいのがものごっつい本音です。こんなとこで呟いておきます。ウフ。
 ともあれ、「私は冷たいのだろうな」と思いながら二人を探すラチェットは、自分の弱さを目の当たりにした気もしてけっこう切羽詰まってて、そんなときにうっかり出てきてしまった敵に、「私は今どうやら、虫の居所が悪いらしい。八つ当たりなどという大人げない真似は、できればさせないでもらいたいのだが」とか言ってたり。で、戦うとめちゃくちゃ強い。
 でも、誰かを助けるためのツールが武器として誰かを殺すこともできること、救うためではなく殺したために血(オイルですか)にまみれたバズソーを見て複雑な気持ちになる、とか。

 まあ、妄想は止まりません。

ガンガンいこうぜコンビ(?)

 ボーンクラッシャーを! なんとか彼をきちんとキャラクターとして皆様の前に出し、台詞すらろくにない彼を、もう少し他の人のハァトにも植え付けたいと!
 というわけで、擬人化世界でのスタスクとのコンビでのお話も思いついていますが、ただの関係性説明SSの域を出ない気がするので、もう少し発酵させておきます。
 あとは単発で、「少しは俺の話を理解する努力をしろよ!」「だったら俺に分かるように話せよ! おまえの話はややこしくて分かんねぇんだよ!」とかいう口喧嘩とか。

 それとは別に思いついているのが、バリケードがらみ。
 バリケードは戦うこと、敵を倒すことだけを存在意義にしているので、軍人のみで構成されたディセプティコンにあっても、根本的に異なります。ディセプティコンはいわば自衛隊員として生まれついているため、大なり小なり必ず、スパーク自体にその意識が刻み込まれています。「民を守れ、星を守れ、彼等の自由を守る守護者たれ」です。もちろん、その意識が薄い者強い者、後天的に強くなった者、弱くなった者、そこはそれぞれです。
 軍人は「民」とは少し違い、なにかあれば民を犠牲にするよりは軍人が犠牲になるべきだ、といった考え方があります。そのため、やむをえず仲間を見捨てることもあります。しかしそれも、できるならしたくないのは間違いなく。
 でもバリケードは、そういう発想を一切持たないわけです。
 敵を倒すためにはいかなる犠牲も手段も厭わず、効率的に遂行するために自分の生存が必要だと判断すれば、容赦なく仲間を踏み台にし捨て石にしますし、生還し次の敵に向かう必要はあるにせよ、現状からの帰還が不可能であると判断すれば、己の死も平然と受け入れます。

 バリケード、ボーンクラッシャー、ブロウルが同じ戦場にいたとき、敵の砲撃から身を守るため、バリケードがブロウルを盾にするのを見て、ボーンクラッシャーが完全にキレる、という取っ掛かりを思いついています。
 でもバリケードにしてみれば、あれくらいの砲撃なら防御能力に優れたブロウルには耐えられる、でも自分はいくら頑丈でも小型なので衝撃に耐えられない。だから被弾を避けるため、耐えられる者の陰に隠れた。それだけのことです。もしそのためにブロウルが死んでも、彼よりは自分のほうがこの作戦の遂行には必要だと判断しているので、なにも気にしません。
 「もし俺がここで死ねば、おまえたちだけでは撤退もままならん。全滅だ」とか言われて、たしかに戦闘指示を出せる者がいなくてそれは事実で、でも、道理だとしても、「だからってよ」という思いと怒りが消えないボーンクラッシャー。
 「平気。大丈夫だ」とブロウルは言うけれど、傷は深くて、自己修復可能な範囲でも痛みや不安、恐怖がないわけでもなく。
 そんなわけで反感とか敵意満載で進む作戦なのですが、ボーンクラッシャーが被弾しそうになると、バリケードが自分の身を盾にして庇ったりするわけです。なんでかと言えば、同じ理屈。作戦の遂行にボーンクラッシャーの力は必要で、彼よりは自分の装甲のほうが丈夫で、破損しても致命的ではなく、戦闘力という面では自分が機能不全に陥ることは問題なく、指示ができれば充分だ、と。

 最終的には、「こいつはなんかおかしい。関わりたくねぇ」という結論止まりで、友情も理解も発生しません。そこで誰も彼もがバリケードのこと心配するわけではないのです。
 なお、相変わらずバリケードが出てくるのは、彼の戦闘特化の個性が使いやすいのと完全に私の趣味ですが、それよりきちんと印象づけたいのは、ボーンクラッシャーの個性。こっちをメインにして書ける確信が持てたら、これもSSにするかもしれません。バリケードばかり目立つ内は、たぶん書きません。