こんな呟きを書こうと思ったのが、そもそもスタスクという存在のためです。15日付で追加している知育絵本「ANNUAL
2010」のキャラクター診断のページで、4つあるスタート地点のうち3ヶ所でスタースクリームに行き着いたんですよね、私。 スタスクに行きつくための最後の質問は二つしかなく、一つは「(分からないことがあったとき)貴方はその道の権威に質問をしますか?」というもの。ここで「ノー」と答えると、「自分は誰よりも優れていると思いますか?」という質問に行き、イエスと言えばメガ様、ノーと言えばオプになります。 で、もう一つの質問というのは「貴方はなにがあっても友人の味方ですか?」というもの。ここでイエスと言えばオプで、ノーと言えばスタスクです。しかし私、この質問に辿り着いたことはありません。 (ちなみに1つだけスタスクにならなかったのは、最後の質問が「貴方は今までチームを移籍したことがありますか?」みたいな質問で答えようがありませんでした。イエスだと「車たち」というその他大勢になり、ノーだとバンブルビーになります)
ともあれ。 初代アニメのスタスクのお馬鹿さんぶりはすごいものがあるのでちょっと保留したとして、スタースクリームと私は、あのキャラクターたちの中ではかなり似てるんだよなぁと思っていたりします。 無駄に高い自尊心とか、顔と腹が裏腹で組織の中を泳いでいたりとか、小賢しいところとか、詰めが甘いところとか、まあ、マイナス面で主に。ナンバー2的な立場というのも、今の私にとっては親近感のあるポイントです。 昔は否応なく委員長とかやらされてましたが、今は、店長がいればその店長の「一番汎用性が高いので中ではまだしも不安のない部下」な位置です。決して優れているからではありません。有能な片腕というのではなく、今のところ周囲の人は、なにか突出して優れているところがあると、なにか大きく問題なところもあるので、そういった落差のない、それでいて平均的に及第点をとって困ったところのない存在が、相談役とか緩衝役としては使いやすいらしいというだけです。
そういう私のマイナス面を極端に大きくして、更に有能にすればRUIN世界(「D」の世界ですね)のスタスクになり、有能にしつつプラスの面を拡張すれば世話焼き苦労性なスタスクになります。 人から認めてもらいたいとか、必要とされたいといった自尊心を満たしたがるところと、単純なお節介なところ。そういった諸々のものを、事実として有能なスタスクさんにくっつけるとあんな感じになりました。 だからたまに思うんですよね。世話焼きスタスクにとってのメガ様、心から敬愛し信頼する上司みたいなのがいれば、私もけっこうフルにその人を支えるために動くのかもしれないなぁと。(案の定「私語り」になってますので、ウザっと思ったらサヨウナラ!!) 有能極まりない上司の片腕となって、いくら有能でも一人では零れてしまうところをせっせと拾って渡すも良し。ちょっと抜けたところのある上司のケツ引っぱたくオカン的な役割も良し。 ただ一つ、仕える条件があるとすれば、「私の価値が貴方にとって小さくないことを、なんらかの形で示してください」です。助かってるよとか、おまえに聞かせて良かったとか、言ってくれて助かったとか、私の焼く世話や行うフォローを、ちゃんと見ていて評価してくれないなら、たぶん、ついていきません(笑 だから、メガ様の下にいたらきっと幸せなんだろうなぁと思います。スタスクも私も。心身かけて仕える甲斐のあるすごい指導者ですし、ちょっとした労いの言葉とかを惜しまない。ただまあ、がんばりすぎて過労死しなきゃいいですがスタスクさん(と私)。
あるいはRUIN世界的に、自分がもし有能だったとしてですが、気に入らないけれど利用価値はある上司の下にいたら、まさに「言うことを聞いてはいるが自分は自分独自の考えで自分のために動き、虎視眈々と漁夫の利、あるいはおこぼれを狙う」と思います(笑/って笑いごとかそれ なんにせよ、上司の権威と自分の立場と、口先三寸でうまく周囲を騙し誤魔化し煙に巻き、上にも下にも小ずるく立ち回るのはものすごくよく似ているのではないかと……。
そんなわけで、書いていてものすごく楽しいスタスクさん。自分のマイナス面を投影していることもあるので、ただ単純に楽しいかというとそうでもないのですが、「こういうことってあるよね」といったものが少しだけリアルで、物語の中に組み込んだとき、客観視できたりもします。 |