思いつくまますぎる呟きたち

 

とりあえず映画感想
 感想とはいうものの……いや、ホントに徹底してただの感想です。
 というか、見ながら思ったことをすべて呟いていったらどうなるだろうという形式なので、時にひどく細かいこともあれば、興味のないシーンは早送られてスルーされます。
 トータルでどうこうと語るのはもうやってますので、今回は見ながら感想というところです。

映画感想・第一弾

・映画を見る以前に、BDのパッケージ(スリーブケースではないケースのほう)、ビーがオプを殴ろうとしているように見える。そうか、これがリベンジの意味か!!

いきなり現れる原始人に、「他の映画の紹介か?」と思った人がいるに違いない。っていうか劇場で最初に見たとき私はそう思った
・フォールンの顔の横のびろびろは、きっと感情によっていろいろと動くに違いない。落ち込むとしんなりするんだ。しんなり
・ネスト本部のモニターにちらりと映るヘリは、ロングボウレーダーをつけたアパッチか?(マニアすぎな感想
・「AからE」というところで「アルファ・トゥ・エコー」と聞き取れてちょっと嬉しい
・オプがトレーラー部分積んだのかなと思ったら、ただの本物のトレーラーだった。騙された!!
・今回の変形第一号はアイアンハイドおじさん。野太い声を漏らしつつの変形に萌え。でもカメラが近すぎて、ちょっと変形のダイナミックさが分かりづらい。意図的らしいけど
・1作目では人間に対して決して友好的ではなかったアイアンハイドが、気軽にボンネット叩かれててちょっと嬉しい。ていうかノベルスではレノックスの愛車になったらしいから、そのせいで仲良しなのかな
・あちゃー、って顔のネストの偉い人(将軍?)がけっこう好き
・その後に映るヘリも、やっぱこれ、アパッチですよね? ローターの上の丸っこい物体がロングボウ・レーダーっていうんですよ(豆知識)。 その後に映るヘリたちはこんなレーダーついてません
・家の中、真後ろをでっかいロボが飛び抜けていっても平気なおじいちゃん、驚くのを通り越して理解できていないんだろうけど、ちょっとやりすぎ感
・役に立たないツインズ。っていうかこいつら最後の最後までけっこう意味のない役回りだったような……
・サイドスワイプが出てきたのはいいけど、敵のサイドウェイズも銀色なので、最初、どっちがどっちでどうなってるのかよく分からなかった。サイドスワイプのが大型です
・っていうかサイドスワイプかっこいい! ちなみにこの人、スポーツカーから変形するわりにガタイがデカい。足の先の車輪のせいかもしれないけど、実は10m
・高速道路(?)を走る巨大な物体。なんでこれをガス爆発とか政府の実権で誤魔化しきれるのかが謎
・そもそもなんであんな形のロボットなのかも謎。安定悪すぎない?
・司令官の登場シーンはかっこいい。テーマ曲とともに発進! はいいんだけど、サイバトロンマークのパラシュートはちょっとかわいい。あれを作ったのは人間なのか、それともボッツたちなのか……。ボッツの手縫いだったらいいなぁ。刺繍したんだ、あのマークもきっと
・爆走する巨大な化け物の横をけっこう普通に走ってる車の群れ。いや、おかしいだろその反応!!
・プロモでもよく出てた、でっかいのにぶら下がる司令官。手が滑って落ちる、というNGを出したことを希望(すみません、自分のとこのIF話のことです
・オートボットのおかげでディセプ2匹は片付くわけですが、ここで発生している車のクラッシュと爆発炎上で、何十人死んだんだろう。それでも「実験です」とか「ガス爆発です」で誤魔化されるのがすごいなこの世界
・炎の中から現れるアイアンハイドがかっこいい!
・でもオプティマスのがんばりのおかげで出る幕はないまま終わる
・っていうかアイアンハイドさん、なんか活躍したっけ?(涙

・サムの家のシーンは、別にいらない
・女優としての人間性はどうか知らないけど、ミーガン・フォックスのビジュアル自体は好き
・ミカエラが突然別れようと言うのは、遠距離恋愛をしていく自信がないから、だったらしいが、説明なしでは唐突すぎてよく分からないシーンになってしまっていないだろーか
・ビーのやりすぎと、その後の展開は絶対に見る
・おうち壊しちゃメッでしょ! でもなんでダメなのか分からないらしく、不満げに帰っていくのがかわいい
・車に変形して入れずスムーズなのだろうに、なんでロボ形態のまま這って入るのかこいつ(笑
・サムがガレージに入ったときには、自分がしたことを理解したのか、顔を叩いてる。反省した?
・顔も動けば背中のフィンも動く、えらく感情表現の豊かなロボにびっくり
・サムがビーの顔に手をかけて自分のほう向かせるシーンがとってもかわうい
・映画を見る前から、「ビーが泣く」というのは知っていたが、ノベルスを読んで、泣くのはきっとラスト間際でサムが死んだときだろうと思っていたら、まさかここで泣いた。絶対嘘泣きだ
・「君のことは忘れない」の後ろでは、「My first car」と言っている。君は僕の初めての車だから、永遠に特別なんだよ、というようなことを伝える台詞なのに、あまりにも呆気ない邦訳。うむーり
・だから人間の恋愛事情はどうでもいい
・ラジコンがディセプというのはけっこうかわいい
・サウンドウェーブ様登場。赤い複眼がステキ。でも蠢く口元はちょっとキショい。でもステキ

・ツインズ、新しいボディをゲット。っていうか勝手にそのへんの車スキャンしちゃいけなかったんだろうか?
・そして軍事衛星にドッキングしハッキングするサウンドウェーブ。透明で自在に分岐するケーブルはナノマシンの集合体? とかいうことより、そのときの微妙な顔の動きが気になる、気になる、気になる……。エロいよ!
・たぶん、変形ギミックを本格的に見せるのは、このときのオプティマスにしたかったんだろう。かっこよい
オプティマスも瞬きをするらしい
・ギャロウェイの言うことも正しい。彼は悪役みたいな扱いだけど、常識的な反応というのは、まさに彼と大統領の判断だと思う
・反面、ギャロウェイに反論するために、戦友としてレノックスとエプスが語ることは、現実には危うさを含んでいる。でもヒーローらしい台詞はかっこいい
・でっかいオプの足元にいるエプスとの対比に萌え
・ギャロウェイ補佐官のせいでサウンドウェーブに全部バレた!!
・このシーン見てるとスタスクも前作で死んでて、サウンドウェーブがニューリーダーのように見える……。前作ではエンディングテーマ中にスタスクが宇宙へ離脱するので、そこまで見て無い人には死亡したと思われていても不思議はない
・てかスタスクはなにしてんの、このとき? たまごの子守
・もの分かりがよく紳士的なオプティマスですが、顔を近づけての静かな詰問はかなり怖い。でもかっこいい

・大学のシーンはかなりどうでもいい。特に父兄は本気でどうでもいい
・でも寮に入ったシーンで流れるBGM「21GUNS」は好き
・レオはかなりウザい。でも寮に入る子を好みで選べる程度のハッキング能力は羨ましい
・寮に入ってきたパパさんはなんでゴルフクラブを持ってるのだろうか?
・レオもウザいが母親はもっとウザい。サム、大変だな(生ぬくい目
・サウンドウェーブ様、ジャガーを出産。元はラジカセとカセットテープであることを思うと、原型とどめていないレベルはスタスクを上回る気もする
・ところで、なんでジャガーの動きはあんなに地球の動物っぽいんだろう?
・というか、二足歩行はかなり無理な姿勢なのに、なんでボッツたちも二足歩行の形態が基本なんだろう? もっと機能的な形状があるはずなのになぁ
・ジャガーの吐いた玉からできたヒラヒラの薄いの、なんでわざわざ攻撃したんだろう? あの薄さがステルスの役割も果たしてるんだから、気付かれないように出ていけば良かったのに
・援護するジャガーたんステキ。ハァハァ
・ミカエラとのチャットすっぽかして、パーティでぼんやりしてるだけのサムが理解できない。楽しんでるんならまだ分かるけどさぁ
・ところで、ノベルスでは「サムが難関大学に受かったこと自体に、1作目でキューブのかけらに触れたことが関係している」という設定。しかし映画では冒頭付近でキューブの欠片に触れたことで発現したようになっている
・アリスが車(ビー)に乗り込んできたとき、重さに違和感は感じなかったんだろうか? それとも金属生命体でも重量は人間と変わらないのか?
・へー、浮気って「チート」って言うんだ
・いつの間に夜が明けたんだろう、というか何時間走ってたんだろう
・司令官、いくらそこには人のいない墓地でも、あなたが立ってたら下の道路から丸見えなんじゃ……

・ジャガーの衝突に、間近にいても気づかない乗員が不思議。かなりデカい音してると思うんだが
・ジャガーはドクターを胸からポン。入れ子式?
・「小さいのをバラせ」は残酷だがちょっと笑える
・「戻ったぞ、スタースクリーム」って、復活して間もないのにメガ様はなんでスタスクがそこにいると知ってたんだろうか。実は宇宙に出る前に居場所探して、律儀に帰るコールしてたとか? 「おかえりなさい、あなた。たまごは元気よ♪」とはならなかったが
・口は災いのもと。でも殴られるスタスクに萌え
・丁寧に挨拶したのに、実は後ろにいるフォールン。ちょっとマヌケなメガ様
・ここでの会話を聞いていると、メガ様は種族の絶滅を避けるために動いているし、フォールンも「種族を救う」とか言ってる。まあ、もちろんフォールンは建前だろうけど、少なくともメガ様は「そのためにフォールンに仕えている」ように見える
・言うまでもなく、「先に裏切ったのはアンタだろ!」to フォールン
・だから、卵、卵って、なかの卵というか、アンタらは卵生だったんかという謎があるわけで

・講義の先生も変だが、ここのシャイア=ラブーフの演技もやりすぎでなんか変
・がんばれラジコン!(ウィリー) フレンジーに比べるとあまりにも役立たずで泣けてくる
・何故か先頭を走るサイドスワイプ。そりゃまあ、司令官とかアイアンハイドが一番前にいたら、全員が見えなくなるけどさぁ
・もう少し待ってから攻撃すれば良かったのに、なんで人が気づくだろう距離にいる間に攻撃するのかアリス
・たぶんウィリーとアリスは、私が書くところのドローンみたいなものなのかもしれず、だから頭悪いのかも
・とすると、卵で生まれるのもドローンなのかも
・二代目ヘリコたん登場。でも名前すら呼ばれない内に消えるさだめ。しょぼーん
・あの高さから落とされて、エアバッグがあったって全員無事ってのはありえない
・だからそのスタースクリームさんの口から吹き出してる液体はなんなんですか
・メガ様のボディのサビつきぶりがちょっと痛々しい
・使い終わったらドクターにすらポイ捨てされる虫型の探査メカが憐れ
・助けに来たオプティマスがえらくかっこいいのはいいが、スタスクが弱すぎ。あっさり撃たれてお外にポイ……
・と思ったらメガ様もあっさりポイ
・だーかーらー、サイバトロン側が強すぎるとあまり面白くないんだけどなぁ
・この後の3対1バトルが、この映画で一番の見所だと思う……。ラストの戦闘はカメラが遠すぎてあんまし迫力がないし、ヒーロー性もない
司令官の暴力発言満載。イメージじゃない
・ここでテーマ曲がかかるのは反則。かっこよすぎる〜
・2代目ヘリコたんの顔面引き裂きがかなりえげつない……。怖いよ司令官
・遅ればせながら登場したボッツたち。サイドスワイプの滑走するがゆえのしなやかな動きと、モタくさ走るアイアンハイドの対比が猛烈に可愛い。アイアンハイド可愛い。可愛い。

・腕は忘れずに持ってくるスタースクリーム。そしてくっつくのもすぐ。便利だなぁ
・その腕を取り上げられた挙げ句に蹴り倒され、自分の腕をぶつけられた上に踏まれ、さらにキャタピラで削られるという可哀想なスタスク。萌え
・ところで、この後のサウンドウェーブのシーンって、冒頭近くの使い回しじゃ……(汗
・今回のひそかな功労賞は絶対サウンドウェーブだと思う。たとえサムママから変態扱いされたとしても
・ニューヨークに現れたディセプの、2番目に映った子。キングコング?
・サムたちが逃げ込んだのは、もう使われていない刑務所です
・パリの夫婦のシーンの後、艦隊が襲われるシーンがあるけれど、あれがどう見ても何度見てもAC4・faのBFF社第8艦隊に見えて仕方ないし、「ネクストでもこれくらいのこと簡単にやり遂げるけどなぁ」と思ってしまう。反省
・ネクストと奴等が戦ったらどっちが強いんだろう?
・演説するフォールン師匠のため、電波塔の役割を果たすメガ様。……使いっぱもけっこう似合ってるのが悲しい
・真実を知りたがってたくせに、いざ目の前で本当に起こったら逃げるのか、勝手にしろ。そう言うサムはかっこいい。そして、レオみたいな奴のほうが圧倒的に多いのだと思う。このあたりからレオは、ただのウザい奴ではなくなる

・ポイ捨てされる司令官。ノベルスでは、ゆっくり下ろしたいのだけど、風など理由があって切り離すしかなかった、とされている。パイロットはオプたちの味方ってわけだ
・アイアンハイドもデカいのだが、サイドスワイプと並ぶと、彼がいかに長身かが分かる
・「このバカ」発言するラチェット先生。そういうのはアイアンハイドだと思うのだが、どうにもリベンジではキャラクター性が一貫しない
・設定上、オプティマス不在のときに指揮をとるのはアイアンハイドとなっているものの、ラチェットが「地球を離れるべきでは」と言い、アイアンハイドがそれを止めるのはどうにも違和感
・夜の刑務所跡で、「それでも君は僕の一番の友達だ、必要なときは傍にいるよ」という台詞は泣ける
・シモンズを出すために、レオはなかなかいいつなぎ役だったと思う

 とりあえず今回はここまで。

サイバトロンとディセプティコン

 ぼちぼち書き散らしている物語の中。
 セイバートロン時代のメガ様とオプのお話は、自分の中でいろいろと転がされています。
 それでつらつらと考えたり妄想したりしていてふと思ったことなど。

 いずれSSとして書きたいとは思ってます。だから、今ここで書くと、そのSSが出てきたときのインパクトというか、印象が薄れるので、やめておいたほうがいいのかなとも思います。
 それでも、必ず書く、書けるという保証があるわけではないので、ちょっと呟いておきます。

 IF話の中の、私オリジナルの彼等には、必ずマイナスの面というのがあります。
 特に、「善」に類するサイバトロン側が、正しいからこそ間違っていることを表現したいという思いがあったりします。
 その一部として、サイバトロンとディセプティコンの対比みたいなものを考えます。

 たとえば。
 オプティマスに「私は君の味方だ」と語りかけたメガトロンは、そうすることでオプティマスの自我を守ろうとしました。オールスパークからダウンロードされる膨大な知識に自我が押しつぶされないように、「君」が消えてしまわないようにと、言葉をかけていたりします。
 でも後に、そのことを悔やんだりします。
 自我なんかなく、膨大な知識を持ったただの機械として機能していたほうが楽だったのではないか、と。
 そんなふうにメガ様は、自分のしたことが正しかったのかどうかを迷い、悩み、でもそんなことをしていても仕方ないから、少しでもより良くなるようにと骨身を削って貢献しようとします。
 でも迷いが晴れることはなく、後悔が消え失せることはなく、苦しんで苦しんで、それでも自分の義務を果たし責任を果たし、自分が大事だと思う者を守るため、戦い続けます。
 そのカッコよさはまた別で語るとして、そういうメガ様には、自分が間違ったときには、自分についてきた部下たちもそれに巻き込まれ悪者になってしまう、という悩みもあります。組織を率いる者として、部下を本当に大事に思えばどうしても考えてしまう悩みの一つ。

 クーデターを起こしたお話で、端的に部下の反応が書かれていますが、それを直接問うシーンを考えたりします。
「おまえたちは私に全幅の信頼を寄せてくれるが、もし私が間違っていたらどうする」
 そう尋ねたとき、それぞれの反応を想像します。
 ボーンクラッシャーなんぞはなにも考えてないので、単純明快に、「そりゃ、まあ、だったらなんとかするしかないんじゃないですか?」くらいのものでしょう。問の根本的なところを理解してない(笑)。いや、そういうことじゃなくて、って感じですが、間違っていたら見限るとか、そういう発想はまるでないわけです。
 バリケードあたりは、そんな問答自体をくだらないと鼻白むだけと思われます。こいつは、ついていけないと思えばあっさり見限るので、ついてきていること自体が信頼の証。
 理論派のスタスクは、「間違っていると思えばそう言います。貴方はそれを聞いてくださるでしょう。そして、もし貴方が間違っていても私がそう思わないときには、ついていきます。そのときは、間違いに気付かなかった自分の責任ですから、間違った者みなでなんとかすればいいでしょう」といったところ。
 同じく理論派で、しかし少しズレたサウンドウェーブは、「いかなる現象も、特定の時間軸においては過ちと判断されえます。また、貴方の問は間違わないことが当然であることを前提にしています。ですがそれはありえません」とでも。

 ディセプティコンは、そういう感じです。
 正しくなくてもいい。間違ってもいい。それは仕方ない。でも、それを放棄することはなく放置することはなく、少しでもより良い世界を築いていく。
 根本的にはものすごい善人の集団ですが、表面的な部分では清濁併せ呑むところがあります。

 しかしサイバトロンは、「過つべからず」なんだと思うのですね。
 間違いは責められる。たとえ許されるにしても、その前に必ず責められる。
 間違いかもしれないことならやるな。正しくないことはするな。
 前例や過去を中心とした、ものすごく保守的な組織。過去に例がないとか、かつてはこうであったとか。
 それは悪いことではなくて、種族の存続を考えると無難なやり方です。ホメオスタシス(恒常性)みたいなもの。今までずっとこれで安泰だったから、この範囲にいなさい、と。
 それを超えそうになると危機を感じ、「突飛なことはするな」と言います。それは間違いだと。前例のない行動が引き起こす結果は分からず、それが危機的な状況を生む可能性のあることを考えると、良しとはできない。
 ディセプのように「過っていたなら修正すればいい」ではないのです。でも、「修正できなかったらどうするんだ」という、こちらもひとつの正解を持っています。取り返しのつかないことになったらどうするんだと。
 それは、ある意味正しい。
 ただ問題なのは、彼等自身に「でもそれが誤りかもしれない」という自覚がないこと。
 ディセプは自分たちが間違ってるかもしれないことを常に自問してますが、サイバトロン側にはそういった自問が少ないのです。オプたちの世代はともかく、それ以前は特に。

 セイバートロンの評議会は高官たちで運営されています。
 その中で軍部の代表として参加しているメガ様には、古いサイバトロンの徹底して保守的で独善的な考え方にぶつかり、それを完全に否定し破壊する方法もなく、自身の但しさを信じきれないままにクーデターを起こしていただきます。
 そしてその後もずっと、これで良かったのかと悩み続け、それでも前進していただくのです。
 その最後に、単独でキューブを追うという短慮が待ち構えています。たぶんそれは、メガ様の最も大きな敵前逃亡です。本当に追う気ならまだまだ他に方法はあったのに、まるで逃げるようにして追いかけていってしまう。
 ―――自分で言うのもなんですが、けっこうドラマだと思います。
 問題は、それを私が表現できるのかということです。うーむ。