人の性格や人格をはかるのには、いくつかの軸がありますが、こんなのはいかがでしょうか? 「他人に否定されたくない」という気持ち 「高く評価されたい」という気持ち 「相手が自分をどう思っているか気になる」という気持ち 「人の成果や幸運を喜べる」かどうか この4つの点で、IF世界のロボたちを鑑定してみることにしました。
オプティマス 「否定」 否定されたくない気持ちは70%くらいで、けっこう高いと思いますが、「否定されても仕方ない」という自虐的な側面も持っているため、否定されたときには腹を立てるより落ち込むタイプ。 「評価」 自分のことを「至らない指揮官」だと思っているので、高い評価はかなり苦手。0%。適正な評価であればいいのですが、他人の自分への評価はいつも高すぎる、と感じています。 「他人の目」 失望されていないか、といったことは気にしてしまうので、40%くらい。ただ、ベストを考え、尽くすのが基本姿勢なので、ある程度で割り切って、気にしても仕方ない、と考えることができます。 「他人の成果」 よっぽどのことがないかぎり、素で心からに喜び、嫉妬といったものは覚えません。ほぼ100%。このあたりも自己評価の低さが理由の一つにありそうです。
バンブルビー 「否定」 しょんぼりしてしまうタイプで、50%くらい。自分のことを嫌いな人もいるのは仕方ないよね、くらいは分かっているので、分かってもらえないことや友達になれないことを残念には思いますが、過剰反応はしません。 「評価」 認められたいという気持ちは強く、でも「高く評価」となると、60%くらいでしょうか。客観的な評価としてどうというより、その人の中で優秀な存在として位置付けられることを喜びます。 「他人の目」 それほど気にしません。まったく気にならないわけではないのですが、それを意識して振る舞うことはほとんどなく、20%程度。気になるのも、自分のことを好きかどうか、嫌ってないかどうかくらいです。 「他人の成果」 オプティマスと同じく100%喜びます。特に好きな相手でなかったとしても、誰かが喜んでいるのを見ると自然と嬉しくなります。
ジャズ 「否定」 かなり強く90%です。表面上気にしてないようにふるまっても、内心は煮えくりかえっていたり傷ついていたりします。根本的に自信がない面もあるので10%軽減されている感じ。 「評価」 80%くらいです。賢いので、実力を大きく上回るほど高い評価は後にアダになると分かってますが、もともとが自信過剰というか、自己評価が実力を上回っている、ちょっとした自惚れ屋ですので。 「他人の目」 非常に気にします。これまた100%。なにを成したかは、他人がそれをどう見るか・どう扱うかで決まってしまう、と思っているのもありますし、侮られたりナメられたりするのも大ッ嫌い。 「他人の成果」 相手の成果について感情的に受け止めるのではなく、それがもたらした功罪をチェックして「大したことない」とか言ったりすることも。しかし、ライバル関係の成果でも渋々結果は認めるので、30%。
アイアンハイド 「否定」 40%程度。長く生きている分、他人の感情や価値観に振り回されないだけの図太さは身につけました。でももともとけっこう繊細なところもあるので、今でもムッとしたりしょぼんとしたりします。 「評価」 60%くらいかと思います。物事を客観的に見るのが苦手なのもあって、自分が「できた!」と思うことは、相応にしっかりと評価されるはずと思ってます。理性的に公正に判断されてしまうとちょっとつまらない。 「他人の目」 40%くらい。これもやはり長く生きた分があって、気にしても仕方ない、気にしたところで自分はこんなもんだ、という悟り、あるいは諦めも生まれています。でもやっぱり気になるものは気になる(笑 「他人の成果」 単純なので、仲間の成果なら普通に喜びますし、あまり気に入らない相手のものでも、事実は認めます。両方合わせて70%くらい。
ラチェット 「否定」 20%くらいです。融通のきかない「生まれ」なので、搭載されてない能力も求められても応じられん、といった考え方をしています。ただ、自分の存在意義である部分を否定されるとさすがに痛い。でもそれほど過剰反応はしません。 「評価」 成しえたことは正当に評価してもらいたい、という気持ちはあるので、20%くらい。多少の高い低いは気にしません。高すぎることと同時に低すぎることにも反発を覚えます。 「他人の目」 これまた20%くらいで、こういうふうに生まれついたんだから、という言い訳が存在します。でも、それが言い訳でしかないことも分かっているので、まったく気にしないでもいられません。 「他人の成果」 実はほとんど気にしません。どうしても自分を基準にし、「定められた役割を果たしただけで褒められる理由はない」と見てしまうためです。親しい相手のものくらいは良かったなと思うので、10%。
メガトロン 「否定」 50%くらいはあります。真剣に取り組んでもうまくいかないもどかしさを味わってきたので、努力や苦心を否定されるとツラいのです。でもそれにふりまわされることはありません。 「評価」 昔はこれがかなり高かったひとですが、今は、評価などではなく、それが実際にどの程度の利益や恩恵となったかが重要で、評価は高くても低くても無意味。0%。 「他人の目」 これまた10%くらい。まったく気にしないわけではないけれど、そんなものを気にしても、どうしたって自分を否定したり誤解したりする者はいるとよく分かっています。 「他人の成果」 なにか良い結果を生み出して喜ぶ者のことは、それが誰であれ「良かったな」と思って眺めています。100%と思われます。オトナです。
スタースクリーム 「否定」 80%くらいはあります。仕方ないとは思っても、否定されたときに覚える感情をうまく誤魔化したり、軽減したりすることはまだまだできてません。しょんぼりするよりムッとするタイプ。 「評価」 公正な評価を望みます。説明されれば納得のいくような評価が好みなので、瞬間的な気分では高い評価を望んでも、後になると懐疑的に。認められたいと思う気持ちは強いので、合わせて50%くらい。 「他人の目」 けっこう気にします。70%くらいでしょうか。どうとも思ってない相手にはどう思われようといいのですが、好きな相手、嫌いな相手が自分をどう見ているかはものすごく気にするタイプ。 「他人の成果」 好きな相手のことなら手放しに喜びますし、嫌いな相手のことでも結果が厳然と出ていれば認めることはできます。気に入らない相手はできるなら認めたくなく、合計で50%くらい。
ブラックアウト 「否定」 けっこう弱くて80%。もともと自分に自信がないせいです。仕方ないと思っても諦めきれず、クヨクヨしてしまうタイプです。 「評価」 自己評価が低いので、高く評価されると「裏があるんじゃないか」と疑ってしまうほど。期待されても応えられないという思いもあって、でも期待されれば嬉しくもあり、30%くらい。 「他人の目」 60%くらいです。気になりはじめるとものすごく気にしますが、そもそもけっこう他人の思惑とかには鈍感なので、普段は意識できていません。 「他人の成果」 ほぼ単純に喜ぶので90%。残りの10%は、嫉妬というより羨望です。比べて俺は、となって鬱な気分になるのが好きなわけはなく。
バリケード 「否定」 まったく気にしないわけではないのですが、他人の言うことに大した価値は見出しておらず、10%程度。やはり仲間に否定されると、ほんの少しくらいはなにか感じるようです。 「評価」 一切求めません。不当な評価だろうと、出した結果は結果で、それを扱う者がどう言うかは別の問題。自分はただ命じられたことを実行するだけ、と思っているので0%。 「他人の目」 気にしません。今は10%くらいあるかと思われますが、基本的に他人の思惑や感情には頓着しません。なにか気になったとしても容易に無視できるレベルです。 「他人の成果」 これまたどうでもいいという有り様で、嫉妬や羨望も覚えないかわりに、喜びや嬉しさも覚えません。0%。自分に求められている仕事を果たせたかどうかくらいしか関心事がない始末。
ボーンクラッシャー 「否定」 あまり気にしません。10%くらい。自分が誰からも好かれる性格してないことはよく分かっているし、自分も他人を嫌うことをよく分かっているので、そんなもんだろと。 「評価」 気分の問題で、高い評価は気持ちいいので求めます。80%くらいですね。バカなようでけっこう賢いところもあって、評価と事実が違うことはよく分かっていて、評価したのはそっちの勝手、とケツまくります。 「他人の目」 少しは気にしますが、基本的に傍若無人なタイプで、10%。面倒なことが嫌いなのもあって、そんなこといちいち気にしてられっか、と。でも自分の気に入ってる相手が自分をどう見てるかまでは無視できず。 「他人の成果」 成果なんてものにはあまり関心がなく、嫉妬はほとんどしませんし対抗意識も持ちません。ただ、単純なので親しい相手が喜んでると一緒に嬉しくなります。成果というより相手の感情に反応してるだけ。30%くらい?
フレンジー 「否定」 大っ嫌いです。100%突っかかるか拗ねるか逆にあれこれ言い出すか平気なふりしてムカついてるか。過剰反応気味なくらいです。ホントは不安で仕方ないことの裏返し。 「評価」 認められないと気が済まず、90%くらいです。評価が得られない予感がした時点で手を抜いたりしますし、評価を得るだけのことができないと思ったときにもそうして逃げます。 「他人の目」 気にしているようで、実はけっこう我を忘れているというか、考えなしになっていることも。本人はすごく気になってるんですが、隙が多い不憫な子。本人の気にする度は90%くらいです。 「他人の成果」 嫌いです。認めたがりません。俺のほうがすごい、と思いがちで、認めたふりをすることがほとんど。認める自分、というのをアピールするためです。それでも有無を言えないこともあって20%くらい。
ジェットファイア 「否定」 年をとって達観しても、感覚が鈍感になったわけではないので、ちょっとしょんぼり。でもすぐに気持ちを切り替えられるのが年の功。10%くらいです。 「評価」 気分の上では高い評価が嬉しいのと、探索者としては「大きな成果」だと思ったものが世の中には無駄と見られて悔しい思いをしたことも多いので、気分では80%。ただし実利面ではシビアになって10%。 「他人の目」 まるで気にしないわけでもないのですが、自分がどうしてもそうしたい、そうであってしまうことまで隠そうとはしません。でも時々見栄も張りたいお年頃。20%。 「他人の成果」 対抗心というか、ワシもやるぞ、といった気持ちは盛り上がり、そのときの軽い気分として「あの程度」と思ったり言うことはありますが、本心では率直に認めます。やんちゃな面も残ってて、90%。
「他人の目を意識するかどうか」って人に好かれたい、嫌われたくないと思うかどうかにけっこう近いかもしけませんね。 バンブルビーのパーセンテージが低いのは、自分がごくごく当たり前にひとを好きになるので、他人もそうだと思いがちなせいと思われます。 自分が他人を嫌ったり失望したりすることもけっこう多いのに、他人には嫌われたくない、失望されたくないと思っていると、ここの数値が高くなる傾向があります なので、「嫌い」という感情の幅が小さいボーンさんなんかも、あまり他人のことは気にしません。 |