思いつくまますぎる呟きたち

 

ロボが見たい

 2010.1.6現在、仕事場にいると、カウンターの前のモニターでトランスフォーマーのPVが流れています。他にもいろいろと入ったPVなわけですが、他のものは大して目に入らず、ただひたすら、バトルするオプの凶暴さにうっとりしてます。ああかっこいい。
 もし実写(CG)映画のロボたちが、アニメと同じくらいに主役だったら、たぶんモニターの前で転がりまわるほど悶絶してると思われます。

 とか考えていてふと、「こうなったらいっそ自分で、映画の幕間を書いてしまおうか」と思わないでもなく。
 パロディではなく亜流でもない。オフィシャルではないにせよ、これが本当に映画の間にあったとしてもおかしくはない。そういうものを。「ゴースト・オブ・イエスタディ」みたいな感じですね。
 ただ、そうなるとかなり本気で、真剣に取り組まないと、自分が満足できません。パロディはどんなに本気で真剣でも、自分の思いのままにできます。でも、本編の一部としてもいいくらいのものを、と思うと、個人的な趣味は極力廃したいのです。
 映画を見た多くの人、老若男女が、「本当にこういうことがあったかもしれない」と思ってくれるくらいのものを書けないなら、妄想だけにとどめておいたほうがマシ。

 たとえば1作目。
 ビーだけが先行して地球に降り、サムを探して彼に接近したわけですが、―――そもそもなんで彼等はサムが重要な情報を持っていると知ったのか? ディセプはブラットさんがアメリカ軍基地からハッキングを行ってますが、ボッツ側は?
 ビーが一人で地球にいる間、他のメンバーはアーク号で待っていたと思われますが、その間彼等はなにを思い、どんな会話をしていたのか。
 ビーからの連絡を受けて地球に降下した後はかなり目まぐるしく展開します。メガネを探し出したその夜にはビーが拉致されてしまうわけですし、その後は「どうする気だ」といった会話にもなってるので、あまり余計なものが入り込む余地はなさそうですね。
 でも、たとえばキューブのもとへ向かう道中、車になって走りながら、プライベートな回線でオプの判断に対する文句を言うジャズがいたりしてもいいかなと思います。自分たちのやるべきことのため、犠牲が生まれるのは仕方がない。それは分かるけど、もう数少ない仲間を見殺しにすることに、どうしても割り切れない思いを抱くジャズ。人間をあまり評価していないアイアンハイドも、人間を傷つけないために仲間を見殺しにするのは不服だろうと思います。でも、キューブ奪還が最重要事項であることは間違いないので、司令官の決定に従う。ラチェットも人間寄りの考え方はしてないでしょうね。そういう中でオプだけが、人間になにかを感じ、傷つけていい相手ではない、失う仲間と等しいだけの価値はあると思ってたりする。サムとの付き合いは短すぎるのでともかく、ゴースト〜で出会った勇敢な人間を思うとき、人間という種に対する思いが強まる。で、その後の戦いの中、そしてネストとしての戦いの中で、オプの考え、思いが間違っていないことが証明されていく。

 って、ワンシーンできたじゃん(ぉぃ
 あと、ディセプ側だとどっかで集まってメガ様奪還作戦立ててほしいです。見つからないほうがいいと思ってるスタスクと、見つける気満々のブラックアウト。
 ……ところでこのとき、サウンドウェーブさんはなにしてらしたんでしょうか? 彼がいればもっととっとと大規模な情報収集と情報操作ができたのに、なんで2作目まで現れないの? ゴーストでもいないところを考慮すると、別の探査チームにいたことになるんでしょうけど。

 そういう、オフィシャルにしても不思議はない、そして、オフィシャルにちゃんとしたがってキャラクタライズでの彼等を―――自分で書ければ一番いいのですが、誰か書いてくれてませんかね。納得のいくクオリティで。


映画感想・第二弾

 第二弾です。
 夜の刑務所跡地からですね。

・それにしても、サムが唐突に「この文字を読めないか?」と気づくのは違和感。なにがきっかけになったの?
・シモンズ登場。私は先にノベルスを読んだのだけど、この展開には笑った
・「素人がやってるセキュリティの甘いブログか」の後ろで「ゲームボーイ」という言葉が。ゲームボーイのセキュリティはかなりヌルかった。しかし今は。
・シモンズの秘密部屋にあるフレンジーの頭。お持ち帰りしてたのか
・シモンズは変人。しかし紙一重で非常に優秀だったのも間違いないんだなと思う
・オートボットは大昔からは地球にいない。のは分かるが、何故そこで、ディセプティコンに相談するか?という発想になるのか。彼等の知ってる範囲では、メガトロンが地球に来たのだって数十年前だし、ディセプティコンが昔からいると思うなら、オートボットでも昔からいるのがいてもいいはずなのだが
・ウィリー可愛い。鎖を噛もうとすな
・何故ウィリーはいろいろ知ってるんだろうか
・おっさんのパンツ……下品な orz
・俺には無理だと言い出すレオを、胸でどんどんと突いていくシモンズがけっこう面白い
・レオが感電する「必要」ってあったんだろうか? ああいうのは余計だと思う
・おじいの変形はガッコンガッコンととても可愛い
・じじいも口からなにか吐き出す……痰?
・だから母親って……父って……
・時間の流れがよく分からないのがこのへん。おじいはフォールンに置いていかれたと言うが、フォールンが地球を去ったのはいったいいつだったのだろうか? この少し後エジプトで、おじいが「私の先祖がこの星を訪れたのは」とか言ってるところからすると、けっこう最近までフォールンは地球にいたのか? それともおじいの先祖が地球に来たのがもっと前?
・おじいの必殺技、スペースブリッジによる瞬間移動。このシステムは不安定だからと、若い世代には組み込まれてないそうな
・ノベルスでは、ビーはジャイロを使ってちゃんと着地してたりする。でも映画ではみんなと一緒にどんがらがっちゃ
・ノベルスでは初代プライムは13人。……そのプライムが総出で地球にいるってのもなかなか不思議

・堂々と顔出して車に乗ってるから警察に見つかるんじゃん……
・オプティマスを運ぶためにレノックスに電話をするシーン、映画では、シモンズが代わりにかけることでアッサリと解決してるが、ノベルスでは、レノックスの奥さんにまず電話をし、その奥さんと一緒にいたエプスの奥さんから、エプスに電話をしてもらっている。しかもその伝え方がけっこう面白い。ただ、映画でそれはやってる時間がないのは確か
・ネットで拘束されて搬送されるボッツたち
・検問所のおばさん(?)ちょっと可愛い
・相変わらず地味にサウンドウェーブさん活躍中
・シモンズとレオ仲良く爆睡中。なんでベイ監督はこういうアホなシーンを入れたがるのか
・搬送中のオプティマス……何故か指先などから雫が落ちている。なに?(汗
・ギャロウェイ補佐官、ポイ
・ペトラ山での撮影とか、エジプトのピラミッドの空撮とか、この映画では特別なことをいくつも行っているのだけれど、VFXやCGが発達しすぎた昨今、本物かどうかなんて分からなくなっている……。「本物」なんて、使う必要ないのかもしれない……
・古参のボッツの中では末っ子的なビーも、ツインズよりはお兄さん。彼等よりは体も大きいので、片手で1体ずつ掴んでポイなんて真似もしてしまう。でもオプティマスにはいつも掴まれてポイされるほうだろう

・とりあえずそのオプティマスは無事にポイ
・落とされた先で住民に木の枝で突っつかれている。憐れ
・スタースクリーム爆撃開始。カッコイイvv
・でも、自分の落としたミサイルのぜいで土煙が立って視界が悪くなることは考えてないのか。その後の行動を見るかぎり、赤外線センサーとかでサイティングしているようにも見えないしなぁ
・レオ、いい感じにウザい(笑
・サムとシモンズの間に友情が芽生えるシーンは好き。「変で高慢なオッサン」と「生意気でものの分かってないクソガキ」と思っていたお互いが、どちらも、ガッツのある男だと認め合った瞬間
・スタースクリーム、通信妨害という地味な仕事のほうが成果は出てる(笑
・そういえば、今更ふと思ったこと。リベンジではコンストラクティコン(建設車両に化けて、デバスターに合体するかたがた)がいるわけだが、うちのIF世界にも彼等がいるなら、映画のセット製作にものすごく貢献してるに違いない(笑
・スタースクリームが持ってくるのはいつも悪い知らせ(笑)。前作でも、メガ様と会う早々に謝ってるしなこの人
・相変わらずメガ様の体のあちこちはサビだらけ。スタスク、磨いてあげればいいのに。きゅっきゅっ
・そういえばアニメではサビが病気みたいな回もあったなぁ

・最終決戦―――しかし見ごたえのあるバトルは、ビーのところと、最後のオプティマスだけ。だから、アイアンハイドさんはいつ活躍して……?
・敵の中にはボーンクラッシャーに似た地雷除去車両もいる。使いまわさんでもいいのに
・アニメのデバスターは、策がなければ倒せないくらい強い存在だったのに、映画のデバスター(デバステーターと呼ばれてたりもするが、それは前作の戦車じゃ?)は重量バランスが悪いせいか、あまり強そうに見えない。体の下が死角だし、鉄の玉までコンコン鳴るし、実際レールガン一発でやられるし……orz
・サムたちを探すスタスク。だから、アンタには赤外線センサーとかなんも搭載されとらんのかい。設定的にバリケードは複数のセンサーを持ってるらしいので、ここにいたら便利だったろうにね
・というか、スタスク以外にも全員、探し方が原始的すぎる。おまえらホントに高度な機械生命体か?
・ランページかっこいい。でも「サム・ウィトウィッキー」としゃべる言葉はカタコトで可愛い
・バンブルビー大暴れ。はいいんだが、あの距離で傍にいる人間が巻き込まれない確率も本当はものすごく低いのではないかと……
・原作(アニメ)では、フットワークこそ軽いものの戦闘力は低いビーがこんなに強いと、ちょっと変
・いや、かっこいいけどさ
・ジャガーたんぶっこ抜きは残酷
・なんのかんの言って、こういうときにお互い離れずにいようとする夫婦の絆は固いと思う
・ここに至って、親父のほうが「おまえを置いていけるか」と感情的になり、母親のほうが「行かせてあげましょう」と息子への信頼を強く打ち出す。ベタだけど、いいシーン。好き

・説明がないと分かりづらいのだけど、ノベルスなどを参照すると、このときネスト本部は、サウンドウェーブが改変して送信する偽物の平和な映像を見せられていて、それがどうにも信用できないと、無人のカメラ搭載機を飛ばしているのである。で、何事もないはずだったのに、実際に送られてきた映像では戦闘が起こっていてアラマアびっくり
・ベイ監督に嫌われていたせいで、あっさり殺される三姉妹(の内の二人)。青いのがクロミアのはずなので、残ったのは一応、アイアンハイドの恋人(アニメ設定)だから?
・シモンズ、いろんな意味で大活躍。艦長相手にコロッと変わるのがまた彼らしい
・遠距離の銃撃戦ばっかりであんまし迫力ない……
・メガ様、追跡中
撃たれたサイドスワイプが「あいたっ」と言ってるように聞こえてしまう
・それにしても今回のディセプたちが、前回のブラックアウトやブロウルに比べて弱いのは、卵から生まれたハンパ者だからとか?
・変なところでスローモーション使わないように。スローモーの使い方は下手だと思う
・おじい登場。インファイトで魅せてくれるが、いったい誰のペットか、スコルポノック型にやられる……
・シモンズもがんばる。なかなかタフなおっさんだ
・エプス、……またそういうポカをするか……。こういうコメディシーンは好きなんだけどなぁ
・ちなみにジェイダム弾というのは、爆弾に誘導装置をとりつけたもの、だったはず。普通の爆弾は落とすだけだが、ジェイダム弾はGPSとか利用して、爆撃地点をかなり緻密に誘導できるらしい
・アイアンハイドさん、いったいいつ活躍してるかもよく分からないのに、いつの間にか胸に怪我
・蘇生したてのせいか、どうにも弱いメガ様。しょぼーん
・サムの仮死はこんなに引っ張るシーンじゃないと思う
・プライムとの邂逅シーンも、けっこういいセリフが削られていてしょんぼり。「君は力を求めているが、それは自分のために使う力ではなく、他者を助けるためのものだ」とかいうセリフは残してほしかった
・ところで、サムがオプティマスのところへ行って蘇生させるときになんの攻撃も起こっていないのはありえない。これを阻止しようとしないなんて、メガ様たちもどうかしてる

・オプティマス復活。でも起き上がり方が地味(笑
・マトリックスを奪いに来たなら、起動はメガ様に任せて、自分は後顧の憂いを断てばいいのに。今ならオプも弱ってるのになぁ
・おじい、自らのスパークを引きちぎって未来を託す。かっこいい
・ジョルトさんけっこうかっこいいのに、空気……
・ラチェットは指示出すだけかい!
今回なにか活躍したのかという話なら、ラチェットもまったくもってそんな感じに……T□T
・ところでこの間、スタスクはなにをして……?
・メガ様、顔を半分焼かれ腕を折られ胸を打たれ。散々
・そして困ったときにはスタスクを呼ぶあたり、ホントはアンタ、可愛くて仕方ないんだろ、その部下のこと
・そしてまた暴力発言のオプ、「顔を剥いでやる」。ぶるぶる
・ヒラヒラを剥がれたフォールンの顔はちょっと……かなりマヌケ
・今回の決め台詞は「I rise, you fall」

・おじいの形見のパーツをあっさり脱ぎ捨てるオプ。いや、もうちょっと大切に扱おうよ!?
・最後のオプの独白はけっこう意味深。前回は仲間へのメッセージを送って、未来を思わせたが、今回は過去を記憶するために、と言っている。なんか、未来がないことを予見しているような気がするのは私だけ?

またまた勝手に設定空想のコーナー

 人の性格や人格をはかるのには、いくつかの軸がありますが、こんなのはいかがでしょうか?
「他人に否定されたくない」という気持ち
「高く評価されたい」という気持ち
「相手が自分をどう思っているか気になる」という気持ち
「人の成果や幸運を喜べる」かどうか
 この4つの点で、IF世界のロボたちを鑑定してみることにしました。

オプティマス
「否定」
 否定されたくない気持ちは70%くらいで、けっこう高いと思いますが、「否定されても仕方ない」という自虐的な側面も持っているため、否定されたときには腹を立てるより落ち込むタイプ。
「評価」
 自分のことを「至らない指揮官」だと思っているので、高い評価はかなり苦手。0%。適正な評価であればいいのですが、他人の自分への評価はいつも高すぎる、と感じています。
「他人の目」
 失望されていないか、といったことは気にしてしまうので、40%くらい。ただ、ベストを考え、尽くすのが基本姿勢なので、ある程度で割り切って、気にしても仕方ない、と考えることができます。
「他人の成果」
 よっぽどのことがないかぎり、素で心からに喜び、嫉妬といったものは覚えません。ほぼ100%。このあたりも自己評価の低さが理由の一つにありそうです。

バンブルビー
「否定」
 しょんぼりしてしまうタイプで、50%くらい。自分のことを嫌いな人もいるのは仕方ないよね、くらいは分かっているので、分かってもらえないことや友達になれないことを残念には思いますが、過剰反応はしません。
「評価」
 認められたいという気持ちは強く、でも「高く評価」となると、60%くらいでしょうか。客観的な評価としてどうというより、その人の中で優秀な存在として位置付けられることを喜びます。
「他人の目」
 それほど気にしません。まったく気にならないわけではないのですが、それを意識して振る舞うことはほとんどなく、20%程度。気になるのも、自分のことを好きかどうか、嫌ってないかどうかくらいです。
「他人の成果」
 オプティマスと同じく100%喜びます。特に好きな相手でなかったとしても、誰かが喜んでいるのを見ると自然と嬉しくなります。

ジャズ
「否定」
 かなり強く90%です。表面上気にしてないようにふるまっても、内心は煮えくりかえっていたり傷ついていたりします。根本的に自信がない面もあるので10%軽減されている感じ。
「評価」
 80%くらいです。賢いので、実力を大きく上回るほど高い評価は後にアダになると分かってますが、もともとが自信過剰というか、自己評価が実力を上回っている、ちょっとした自惚れ屋ですので。
「他人の目」
 非常に気にします。これまた100%。なにを成したかは、他人がそれをどう見るか・どう扱うかで決まってしまう、と思っているのもありますし、侮られたりナメられたりするのも大ッ嫌い。
「他人の成果」
 相手の成果について感情的に受け止めるのではなく、それがもたらした功罪をチェックして「大したことない」とか言ったりすることも。しかし、ライバル関係の成果でも渋々結果は認めるので、30%。

アイアンハイド
「否定」
 40%程度。長く生きている分、他人の感情や価値観に振り回されないだけの図太さは身につけました。でももともとけっこう繊細なところもあるので、今でもムッとしたりしょぼんとしたりします。
「評価」
 60%くらいかと思います。物事を客観的に見るのが苦手なのもあって、自分が「できた!」と思うことは、相応にしっかりと評価されるはずと思ってます。理性的に公正に判断されてしまうとちょっとつまらない。
「他人の目」
 40%くらい。これもやはり長く生きた分があって、気にしても仕方ない、気にしたところで自分はこんなもんだ、という悟り、あるいは諦めも生まれています。でもやっぱり気になるものは気になる(笑
「他人の成果」
 単純なので、仲間の成果なら普通に喜びますし、あまり気に入らない相手のものでも、事実は認めます。両方合わせて70%くらい。

ラチェット
「否定」
 20%くらいです。融通のきかない「生まれ」なので、搭載されてない能力も求められても応じられん、といった考え方をしています。ただ、自分の存在意義である部分を否定されるとさすがに痛い。でもそれほど過剰反応はしません。
「評価」
 成しえたことは正当に評価してもらいたい、という気持ちはあるので、20%くらい。多少の高い低いは気にしません。高すぎることと同時に低すぎることにも反発を覚えます。
「他人の目」
 これまた20%くらいで、こういうふうに生まれついたんだから、という言い訳が存在します。でも、それが言い訳でしかないことも分かっているので、まったく気にしないでもいられません。
「他人の成果」
 実はほとんど気にしません。どうしても自分を基準にし、「定められた役割を果たしただけで褒められる理由はない」と見てしまうためです。親しい相手のものくらいは良かったなと思うので、10%。

メガトロン
「否定」
 50%くらいはあります。真剣に取り組んでもうまくいかないもどかしさを味わってきたので、努力や苦心を否定されるとツラいのです。でもそれにふりまわされることはありません。
「評価」
 昔はこれがかなり高かったひとですが、今は、評価などではなく、それが実際にどの程度の利益や恩恵となったかが重要で、評価は高くても低くても無意味。0%。
「他人の目」
 これまた10%くらい。まったく気にしないわけではないけれど、そんなものを気にしても、どうしたって自分を否定したり誤解したりする者はいるとよく分かっています。
「他人の成果」
 なにか良い結果を生み出して喜ぶ者のことは、それが誰であれ「良かったな」と思って眺めています。100%と思われます。オトナです。

スタースクリーム
「否定」
 80%くらいはあります。仕方ないとは思っても、否定されたときに覚える感情をうまく誤魔化したり、軽減したりすることはまだまだできてません。しょんぼりするよりムッとするタイプ。
「評価」
 公正な評価を望みます。説明されれば納得のいくような評価が好みなので、瞬間的な気分では高い評価を望んでも、後になると懐疑的に。認められたいと思う気持ちは強いので、合わせて50%くらい。
「他人の目」
 けっこう気にします。70%くらいでしょうか。どうとも思ってない相手にはどう思われようといいのですが、好きな相手、嫌いな相手が自分をどう見ているかはものすごく気にするタイプ。
「他人の成果」
 好きな相手のことなら手放しに喜びますし、嫌いな相手のことでも結果が厳然と出ていれば認めることはできます。気に入らない相手はできるなら認めたくなく、合計で50%くらい。

ブラックアウト
「否定」
 けっこう弱くて80%。もともと自分に自信がないせいです。仕方ないと思っても諦めきれず、クヨクヨしてしまうタイプです。
「評価」
 自己評価が低いので、高く評価されると「裏があるんじゃないか」と疑ってしまうほど。期待されても応えられないという思いもあって、でも期待されれば嬉しくもあり、30%くらい。
「他人の目」
 60%くらいです。気になりはじめるとものすごく気にしますが、そもそもけっこう他人の思惑とかには鈍感なので、普段は意識できていません。
「他人の成果」
 ほぼ単純に喜ぶので90%。残りの10%は、嫉妬というより羨望です。比べて俺は、となって鬱な気分になるのが好きなわけはなく。

バリケード
「否定」
 まったく気にしないわけではないのですが、他人の言うことに大した価値は見出しておらず、10%程度。やはり仲間に否定されると、ほんの少しくらいはなにか感じるようです。
「評価」
 一切求めません。不当な評価だろうと、出した結果は結果で、それを扱う者がどう言うかは別の問題。自分はただ命じられたことを実行するだけ、と思っているので0%。
「他人の目」
 気にしません。今は10%くらいあるかと思われますが、基本的に他人の思惑や感情には頓着しません。なにか気になったとしても容易に無視できるレベルです。
「他人の成果」
 これまたどうでもいいという有り様で、嫉妬や羨望も覚えないかわりに、喜びや嬉しさも覚えません。0%。自分に求められている仕事を果たせたかどうかくらいしか関心事がない始末。

ボーンクラッシャー
「否定」
 あまり気にしません。10%くらい。自分が誰からも好かれる性格してないことはよく分かっているし、自分も他人を嫌うことをよく分かっているので、そんなもんだろと。
「評価」
 気分の問題で、高い評価は気持ちいいので求めます。80%くらいですね。バカなようでけっこう賢いところもあって、評価と事実が違うことはよく分かっていて、評価したのはそっちの勝手、とケツまくります。
「他人の目」
 少しは気にしますが、基本的に傍若無人なタイプで、10%。面倒なことが嫌いなのもあって、そんなこといちいち気にしてられっか、と。でも自分の気に入ってる相手が自分をどう見てるかまでは無視できず。
「他人の成果」
 成果なんてものにはあまり関心がなく、嫉妬はほとんどしませんし対抗意識も持ちません。ただ、単純なので親しい相手が喜んでると一緒に嬉しくなります。成果というより相手の感情に反応してるだけ。30%くらい?

フレンジー
「否定」
 大っ嫌いです。100%突っかかるか拗ねるか逆にあれこれ言い出すか平気なふりしてムカついてるか。過剰反応気味なくらいです。ホントは不安で仕方ないことの裏返し。
「評価」
 認められないと気が済まず、90%くらいです。評価が得られない予感がした時点で手を抜いたりしますし、評価を得るだけのことができないと思ったときにもそうして逃げます。
「他人の目」
 気にしているようで、実はけっこう我を忘れているというか、考えなしになっていることも。本人はすごく気になってるんですが、隙が多い不憫な子。本人の気にする度は90%くらいです。
「他人の成果」
 嫌いです。認めたがりません。俺のほうがすごい、と思いがちで、認めたふりをすることがほとんど。認める自分、というのをアピールするためです。それでも有無を言えないこともあって20%くらい。

ジェットファイア
「否定」
 年をとって達観しても、感覚が鈍感になったわけではないので、ちょっとしょんぼり。でもすぐに気持ちを切り替えられるのが年の功。10%くらいです。
「評価」
 気分の上では高い評価が嬉しいのと、探索者としては「大きな成果」だと思ったものが世の中には無駄と見られて悔しい思いをしたことも多いので、気分では80%。ただし実利面ではシビアになって10%。
「他人の目」
 まるで気にしないわけでもないのですが、自分がどうしてもそうしたい、そうであってしまうことまで隠そうとはしません。でも時々見栄も張りたいお年頃。20%。
「他人の成果」
 対抗心というか、ワシもやるぞ、といった気持ちは盛り上がり、そのときの軽い気分として「あの程度」と思ったり言うことはありますが、本心では率直に認めます。やんちゃな面も残ってて、90%。

 

 「他人の目を意識するかどうか」って人に好かれたい、嫌われたくないと思うかどうかにけっこう近いかもしけませんね。
 バンブルビーのパーセンテージが低いのは、自分がごくごく当たり前にひとを好きになるので、他人もそうだと思いがちなせいと思われます。
 自分が他人を嫌ったり失望したりすることもけっこう多いのに、他人には嫌われたくない、失望されたくないと思っていると、ここの数値が高くなる傾向があります
 なので、「嫌い」という感情の幅が小さいボーンさんなんかも、あまり他人のことは気にしません。