思いつくまますぎる呟きたち

 

無意味にいじって遊ぶトイ

謎のシチュエーション

「あー……、見える見える。へー、ほー、ふーん、は〜」
「な、なにが見えるんですか? ねえ。ちょっと。教えてくれてもいいでしょうが」
(どうせ勿体ぶって教えてくれないんだろうなぁ)

 とか。

「よしッ、今月の目標、地球征服!!」
「なに突然悪に目覚めてんのアンタ!?」
「『俺』が思いついたことってたいがい失敗するんだからやめときなさい」

 とか。
 スタスクの立ち姿がちょっと驚きつつ引いてるように見えるせいか、変な台詞ばかりが当てはまってしまいます。
 本当はもっとこう、ガッツリと戦闘シチュエーションに持って行きたかったりもするんですが、いかんせん、オプティマスは背中側が重くてですね……。重心の位置を前後にずらしつつ立たせるのが難しいんですよ。

 ところでこのオプティマス、両方をトレーラーにするのが怖くて、なかなかできません。なにが怖いかというと、元に戻せなくなることがです。
 ロボットからトレーラーへの変形は説明書があるのでいいのですが、その逆は「これを逆にしてください」だけなのです。しかし、そう言われて説明書を見てもピンとこないわけで……。
 なので、適当にいじるしかありません。そのとき、片方でも元のロボットの姿でいると、「こうなればいいのか」が分かりやすいのです。
 スタスクなんて説明書見ずに変形させることができるようになったというに、最高変形難易度はダテではありませんな司令官。
 
ちなみにこの写真だと、ノーマルカラー・オプの青がえらく安っぽく見えますが、実際にはもっと濃い青で、こんなにチープな色はしていません。

カマロより小さいトレーラー ところで、うちには黒カマロの他にミニトレーラーもいます。
 店で余っていたというか、ないと思っていたら棚の後ろにひっそりとあったとかで、もらってきてしまいました。ひゃっほう!
 それにしても……バンブルビーより小さいオプティマス……。想像すると無闇やたらと可愛い気がするのはいかがなものでしょうか。
 ちなみにもちろん、ポスターなど販促物は、展開が終わったらくださいと担当者に頼んであります。ウフ★


キャラクターというものをもっと

 wikiとかでノベライズのバリケードのことを「日和見」と書いていたりするけれど、あれは日本語の意味をよく知らないままの表現かと思う私です。
 日和見というのは、もともとは「天気を見る」ということで、天気次第で出掛けるとどうか決める、とか、そういうイメージから、「自分の信念や確固たる意志はなく、その場その場で形勢の有利な相手につく」といった意味になったもの。
 私が読み取ったかぎり、ノベライズのバリケードは有利なほうの肩を持つことにしてスタースクリームに同意しているのではなく、その状況ではそのほうが正しいと思うからそうしているだけではないかと。だからちゃっかりスタスクにも「おまえが帰ってこなけりゃいいとと思ってる」みたいな発言もしてて、決してスタスクの太鼓持ちはやってないでしょ。
 彼は彼なりに、現状ではブラックアウトの意見ではなくスタースクリームの意見のほうが妥当で、スタスクで本心でなにを思っていようと、個人的にはスタスクのことは大ッ嫌いでも、目的を達成するためには、今はそれに従うほうが有効だと考えてるだけではないでせうか?
 そういうのは、日和見とは言いません。

 なんか、彼ってもともと「サウンドウェーブ」だったらしいですね。
 って唐突に書いても意味が分かりませんね。
 1作目において、最初はやはり、メジャーなロボットを出そうと考えていたそうです。バリの胸からフレンジーが出てくるのはその名残だそうで。……そういえばリベンジのサウンドウェーブと、頭部の形状が似てるかも。
 でも、バリケードの位置にいるロボットは、目立つものの、どっちかと言うとどっちかと言わなくても、「バンブルビーの前座、引き立たせ役」です。悪役として出てきて、さっさと倒されてしまうという。そこに、知名度も高くて人気も相応にあるサウンドウェーブを持ってくるのはどうかという話になって、ほとんどオリジナルのバリケードが生まれたようです。着想の発端はサイバトロン側でとパトカーに変形するプロウルだそうです。
 そういう経緯で生まれているせいか、キャラクターが一定していない気がします。
 「パトカーに化けておいて、自分を頼ってきた人間の前で変形して驚かせるのが好き」とか「いつもトラブルを探している」とかいった紹介もありますよね。タチの悪い悪戯っ子? 人前に姿現して自分たちの存在を知られてしまうのって、戦略面ではあまり利口ではないので、後でスタスクあたりに怒られてるといいと思います。だって退屈だもん、みたいな言い訳?
 なんかそういう、狂騒的で短絡的、道化的な、どこか子供っぽいイメージもある一方、戦闘に飢えていて常に最前線という戦闘マシン的な情報もあるし。
 悪質な悪戯者という、なんとなく陽性のイメージと、戦闘マシン的な陰性のイメージがぶつかりあって、「はっきり決まってない」という印象です。無理やり一つにすることはできますが……短気で怒りっぽく戦闘に飢えていて、人をだましたり脅かすのが楽しくて……? 手柄を騙られたことを執念深く恨みに思うような性質も持っていた挙げ句に日和見とか言われたら、もうワケ分かりませんよ。日和見というのがなければ、めちゃくちゃ落ち着きのない、やっぱり子供っぽいイメージで、かなりフレンジーの挙動・言動とかぶりますね。ノベライズとまったく合致しなくなってしまいます。

 ま、だからこそ勝手に作り上げてしまうわけですが。
 なお、ハイウェイでの戦闘が映画ではどうなっていたかというと、ボーンクラッシャーを倒したオプティマスに後ろから飛びかかって瞬殺されたとか。尺の関係でカットされたそうです。
 ……オプティマス、強すぎ。そのわりに1作目ではメガ様に全然かなわなかったのに、リベンジでは3対1で戦ってるし。映画は映画だとは思うけれど、原作アニメのように、ディセプ側のが強いほうが面白いと思うんですけどねぇ。弱い相手倒したってカタルシスはないし。

Zaregotoからの再録

 以下は烏屋TOPの「Zaregoto」の中にあるトランスフォーマー話の再録です。
 今とほとんど変わりないこと書いてます。
 ここに一括でまとめておくのは、烏屋のザレは別に読む気しないけど、TF話なら興味があるという人のため。……まあ、そんな人がいるのかどうかも定かではない、超絶ローカルなサイトなわけですが(笑

2009年6月20日(土)

 「トランス・フォーマー リベンジ」を見てきました。
 面白かったです。
 前作よりロボ率が上がっているだけで満足なのですが(ぉぃ)、今回はコンボイ(オプティマス・プライム)とバンブルビーのアクションもたくさんあったし、スタースクリームはいい感じにメガトロンにいじめられていたし(ぉぃぉぃ)、2時間超の時間を感じさせないスピーディな展開でした。
 ただ、「天使と悪魔」でもそうでしたが、物語を既定の時間内におさめるため、謎解きとかが一瞬で終わってしまって、呆気ない部分もあります。
 しかしこれはサスペンスではなくアクション娯楽だし、これでいいかなと。

 物語としては、ノベライズの小説を読んだほうがよく分かります。
 機械にしか化けられないはずのトランスフォーマーがなんで……とか、ちゃんと説明されてますし、なにより、情感がちゃんとありましたね。
 先行上映の初日からバレではたまらんでしょうからそのあたりの細かいことはまたいずれの時にでも。

 もっと表層的な話をすると、コンボイがかっこいいとか、バンブルビーが泣くのは「そこ」であって「ここ」じゃなかったのかよ!とか、そのバンブルビーがなんとなくサムの弟みたいな感じになってるのがかわいいとか、新キャラのサイドスワイプは強いしかっこいいんだけど個性がよく分からないし銀色なせいでディセプティコン側と見分けがつかないとか、しかも似たような銀色の車に変形する敵(たぶんアウディに変形するサイドウェイズ?)を追われるともうなにがなにやらとか、ジェットファイアじいさんがいい味出してるとか、すみませんブラックアウトって前作で倒されませんでしたっけ?とか、海底でメガトロンを蘇らせるときのひとこまが残酷なんだけどちょっと笑えてしまうとか……。
 はっ!? ロボのことしか書いてない!?

 それにしても、あれだけいじめられても、あくまでも虎視眈眈と取って代わる時を狙う気なのか、スタースクリームのメガトロンに対する忠犬っぷりは、内心でどう思ってるかを想像しつつ見ていると、なんだかかわいくなってきます。
 よっぽど頭悪いか、それとも「そういう位置づけ(No.1になることを狙うけれど永遠にNo.2としてメガトロンにコキ使われいじめられる)」が最早快感になってるんじゃないかと思ってしまいます。もっといじめてあげてください(酷)。今回は殴られるし踏まれるし、S心をくすぐる大変いい役回りでした。特に屋上のヘリポートで踏まれてるところが最高にキュートです(酷過ぎ


2009年6月23日(火)

 んー……日本語吹き替えでまた「トランスフォーマ」ー見てきました。わぁい。
 いや、もともとはお金引き出そうかなぁと出かけたのですが、使ってるATMの傍に映画館があるのです。それついいふらふらと。
 字幕では文字数の制限で表現できないことが、吹き替えだときちんとセリフになっていることもあるので、DVDを買ったときなどは、必ず両方で見ます。
 そこで更に気に入っていると、字幕なしの英語音声だけで見たり、字幕が二種類あればそれぞれで見たり……。

 二度目に見てると、「やっぱ人間のシーンいらんなぁ」と思ってしまうワ・タ・シ。サムとミカエラの恋愛問題なんか別にどうでもいいし!
 あとやっぱり、キャラクターが増えた分、個々の個性が分からなくなっていて、「ただいるだけ、変形するだけ」なのが非常に残念です。
 以前にも書いていますが、「ゴースト・オブ・イエスタデイ」(一作目の40年前の話)を映画化してほしいです。
 ここではロボットたちがしゃべりまくるし、それぞれの個性もきちんと分かるだけの時間、行動したり会話したりもするし、それと同時進行で起こっている宇宙船の中の人間の話と、地球でのアイスマン(メガトロン)輸送にまつわるドラマもけっこう面白かったりします。半端な恋愛要素よりははるかに。
 結局、ロボ好きにとっても、個性が分からずただ派手な変形シーンやバトルシーンだけを見せられても、「最高!」とは言えません。キャラクターが面白いとかかっこいいとかかわいいと思えないと。
 そういう意味では、オプティマス、バンブル、双子、メガトロンあたりはいいのです。ちゃんと長い時間出てるし(好みの問題はありますが)。でも、前作見てなかったらアイアンハイドとかラチェットの性格なんかさっぱり分からないし、っていうか、前作では「おまえはディセプティコンかよ」と思うほど乱暴だったアイアンハイドが、何故かリベンジではオトナな発言してたりしてどうだかなと思ったりもします。脚本のノベライズでは、ラチェットをアイアンハイドがたしなめるのではなくて、アイアンハイドをサイドスワイプが止めてたんたけどなぁ。
 しかも二度目にやっと気づいた、サイバトロン側にいる青い車! ラスト付近で「ジョルト」って呼ばれてましたが、おまえはなんなんだ、ただいるだけか。
 連続のテレビアニメのようにじっくりと個性を描き出すことはできないとしても、メインのキャラクターくらいは印象的なシーンがあったほうがいいし、そのためにも数はもう少し絞ったほうが良かったのではないかと思いました。

 とか語りはじめるとキリがないのですが、吹き替えで見て一番残念だっのは、スタースクリームの声です orz 英語音声だとけっこう渋い声なのに、吹き替えだと、なんなんだろう、その卑屈な三下感は……。


2009年6月28日(日)

 現在、脳内がすっかり大型メカモードに入ってしまいまして、ACfaの兄弟SSだの、トランスフォーマーのサントラだアメコミだと、かなり趣味道を突っ走っております。
 そして我ながら「それはどうよ」と思ったのは、ACはともかくトランスフォーマーなのですが、ロボットたちをCGだと思ってない節があるのです。
 「会いたいなぁ」と思ってる自分がここにいます。
 魅力を感じて「会いたい」と思うのが、役者でもなければ人間のキャラクターでもなくメカだというのはどうなんですか私。
 いや……というか、たとえば記者会見とかやれば、そこにメカがいそうだと思っているのです。
 機械生命体をそれだけリアルに生み出したという、監督をはじめとした関係者の力量でもあると思いますが、多分に私の趣味嗜好と脳内スイッチが関係している気がします。


2009年7月3日(金)

 まーたトランスフォーマー話でなんですが、アニメ初代のDVD-BOXは2が届いたけれど1がまだなので見ておらず、カーロボットのほうを見直していたりします。
 そこでふと気付いたのは、「メガトロン激LOVEのスタースクリーム」は、カーロボットに出てくる「ギガトロンに認めてもらうことばかり考えているゲルシャーク」が下敷きになってるんじゃないかということです。
 カーロボットもやっぱりけっこう面白いなぁ。ギガトロン様かっこいいし。ロボット型だと悪の首領、二首ドラゴン型だと「俺の舎弟ども」とか言ってるんでけっこうヤクザっぽくて、コウモリ型だと「あっしは〜〜でやんす」とか言ってて変なキャラになったり……。あと、大きな手の形にもなるし、車にも変形したりもしてますね。多芸。

 ところで、最近集めているトランスフォーマー(主に映画版)のアメコミですが、この間届いたものが妙に気に入ってしまいました。「TRANSFORMERS REVENGE OF THE FALLEN DEFIANCE」というヤツです。
 これ、メガトロンが離反する際のエピソードになっていて、序盤ではちゃんと防衛長官としての立場にいるし、スタースクリームの怪我をラチェットが治していたりします。萌えv あと、オプティマスがメガトロンを「Sir」と読んでるのが意外でした。返事も「Yes,sir」だし。メガトロンのが偉いの?
 作画もけっこうきれいでかっこいいし、英語がそれほど分からなくても、絵と合わせて推測しやすいのもいいところ。他のものは、映画のダイジェストもの以外はけっこうじっくり読まないと意味が分かりづらく感じました。
 「MEGATRON ORIGIN」も面白くて、これはアニメベース。スタースクリームらとの出会い(?)とかもあります。

 あ。
 また一人、トランスフォーマーの、しかもあんな妄想SSに反応してくださったかたがおられたので、調子に乗って「あの世界」で思いついている話をつらつらと書き続けてしまいそうです。
 えーと、「メガトロン様が悪役!? なに考えてんだ!」編とか、「メガトロン様を探して三万光年」とか、「喧嘩するほど仲がいい? 戦闘機とパトカーの友情物語」とか「オプティママといたずらちびっこカー」とか「ラチェット先生の健康診断」とか……はっ!? どんどん変な話になってる!?



2009年7月4日(土)

 トランスフォーマーづくしです。
 サントラも届いたし(スコア版。普通にサントラで出てるものは洋楽のオムニバスみたいになってる)、また変なSSも書いたし!
 やっぱりなにか話書いてるときが一番充実しています。
 ネタや断片は多々あっても、それなりの形をとって最後まで書けるものというのはなかなかなくて、しかもある程度の時間内で書きあがらないと、集中できる時間がかぎられている身にはつらい話。

 で、ここからは女子向けのネタですので伏せて……。
 腐ろうと思えば腐れる仕様の脳です。鉄同士から鉄と人間まで、別ジャンルですっかりやってしまっているので今更抵抗もありません。
 同じようなフィルターを通して御覧のかたには、きっと、攻守の好みなどもあるのではないかと思います。
 私はどちらかといって、ジャズとビーが猫の子ようにオプティマスの両腕にひょいっと抱えられてるとか、そういったシーンを想像して萌えてしまうのですが(そして腕の中でじたじた暴れているのだ。キュートすぎる……)、もし明確な攻守キャラを挙げるとすると、サウンドウェーブしかいないだろう!と思ってます。
 いやだってあのひと人工衛星ハッキングしてるし、あれって見ようによっちゃあ……。ああいう感じで相手を支配してしまう、というのがどうにもセクチーに思えてしまうのは有機生命体の一員としてどうなんでしょうか。
 でも、相手は誰なんだろう?という、そこのイメージが自分の中にはありません。っていうかディセプティコン側はみんな顔怖い(ぉぃ
 映画として、善悪のキャラクターをはっきりさせるためだと聞いた覚えがありますが、とにかくディセプティコン側の造形は「凶悪なエイリアン」だと見れば分かるものになっているので、どうにもこうにも。
 それを言えばオートポット側はみんなゴリラかサルに見えるという悩みもありまして、オプティマスはマスクしたままでいてくれたらなぁとか。それから逃れているのは、1作目ではジャズくらいですか? リベンジのサイドスワイプもスマートですが、彼はどっちかっつーとディセプティコン寄りな外見で、顔ちょっと怖いです。かっこいいけど。
 そういう点では、アニメ版のほうがいいですねぇ……。

 というところまで話を引っ張っておいて。
 もし物好きなかたがおられましたら、一声かけてやってください。映画版トランスフォーマー、あるいは私が勝手に書いてるif話を下敷きにして、カプ指定くだされば、書けないかトライしてみようと思っています。
 攻守の相手や、二人の関係、思い浮かんでいるシーンなど教えていただければ、それを元に試してみようかなぁと。
 さーて、またイバラなことしようとしてるぞこの鳥!



2009年7月7日(火)

 ブルーレイでトランスフォーマーを見ていてふと思ったこと。
 舞台が日本で、オプティマスがスキャンしたのがデコトラだったらどうしよう。
 スキャンしたのがたまたま、かっこいいファイアーパターンの塗装をされたトラックだったからいいようなものを、あれが車体に「大漁」とか「男気一番」とか書かれたデコトラだった日にゃあ……。

 という感じで、相変わらずメカなシーンだけを繰り返し見ています。
 どんなシーンでも、フォーカスされる部分、キャラクターというのがあって、繰り返し見る中では意図的に「背景」にあたる部分を注視したりもするのですが、そこにけっこう細かいモーションがあったりして、これがまた楽しいのです。
 たとえば、サムの一家がセクター7に連れて行かれ、それをサイバトロンが止めて解放させるところがありますが、まずオプティマスが現れ、その後で他の4人で橋から飛び降りてきます。それからセクター7を包囲するわけですが、ここの中心はどうしてもオプティマスで、他は背景と化してしまいます。しかしアイアンハイドとラチェットに注目すると、アイアンハイドがラチェットを、「もっとあっち行け」的に押しやってたりするんですよね〜。ちょっとかわいい(笑
 脳内がメカ一色になっていると、ディセプティコンがフーバーダムに向かうシーンも、バリケード(パトカー)だけが、後ろの戦車と地雷除去車両に比べてえらく小さいので、それだけで萌えます。もうダメダメです。
 っていうか、このシーン、車の3人はこうして映ってるし、スタースクリームは一足先に辿り着いてミサイル撃ってるんでいいのですが、ブラックアウトさんはいずこ? まあいいか。冒頭で一人で活躍するし!
 同じ理由でバリケードがいつの間にかいなくなってるのも不問に付したほうがいいのでしょうか? たしかノベライズとコミックでは、道路上の戦闘でオプティマスにぶん投げられて陸橋の橋げたに叩きつけられてお亡くなりになってるんですが……。端折られたんだろうなぁ orz

 いったいいつまでこのメカモードが続くのかというと、そうですねぇ。DVD-BOXの1が届いて、初代アニメを全部見るまでは続くし、アメコミももう2冊ほど注文してあったりもするし……。
 まあ、もう一回くらいは映画館へ足を運びそうな現状、しばらくは抜け出す見込みがありません。


2009年7月8日(水)

 トランスフォーマーのDVD-BOX、1が届きました。さー、見るぞ〜。
 と同時に、またちまちまとアメコミも増えてます。
 リベンジの「ALLIANCE」がこれまたカッコいい!っていうか表紙がアイアンハイドですよ奥さん!(誰?
 1作目と2作目の間を話で、レノックスが出ずっぱりですね。オプティマス、アイアンハイド、バンブルビー、ラチェットもうろうろしています。
 っていうかアイアンハイドに介抱されてるビーがかわいい。ジェントルに抱き起こされてますよ! 手が頭の下に入ってそっと起こしてますよ! 自分もけっこうダメージ受けて起き上がれないのに、守れなかった人がいることを悔んでるのがかわいい。かわいいかわいい。あと、アイアンハイドに軽く肩を抱かれていたりもします。ああ、なんてかわいいんだろう。誤解のないように書いておけば、おまえはサムを守ることを最優先にしろ、と言われているシーンなのですが、アイアンハイドとビーの体格差がたまらんです。あと、1作目の終わりでしゃべれるようになったはずのビーがまたしゃべれなくなる経緯も入ってます。
 スタースクリームがタトゥー入れてるシーンもありますが……あれってあんた、自分の爪でひっかいた傷だったんですかい。それもそれで痛々しさがまた私好みです。レッケージ(ディセプティコン)とスタースクリームの仲間割れバトルもキュンキュンします。スタースクリームはあれですね、メガトロン様に殴られたり踏まれたりしてるのもいいですが、仲間に攻撃されて傷が生まれるのも好きです。ダメですね私。
 地味にバリケードのコマも1個ありました。ノベライズでは生死不明な感じですが、これは映画版の消息不明を引き継いでいるのかもしれません。でも一瞬きりで出番はおしまい。なんかのコールサインを発しているのはいいのですが、その結果がどうなったのかが書かれてないという……。ぐっすん。
 あ。あと、シモンズがフレンジーの頭をくすねていくシーンもあります!

 映画を両方見てる人には、かなり面白いシーンが満載です。このタイプのコミックの中には、人間が気持ち悪いくらい描けていないものもありますが(リベンジのダイジェスト版はそう。ミカエラが東洋人みたいだし、しかも不細工。1作目のコミックはかわいかったのに)、これはメカも人もけっこうきれいに描かれていて分かりやすいし、細かい萌えどころ満載でオススメです。オプティマスの話を聞いてるレノックスたちと、ビーと(足からするとラチェット?)がいるのですが、ロボ二人が貨物コンテナかなにかに腰かけてるだけでも萌え、車姿のオートポットと人間が会話してるだけでも萌える奴の言うことなのであまり信用はなりませんが。
 まあ、コマとして、ビーが何故か1コマだけラチェットになってたりするミスもあったりしますがそこはご愛嬌。っていうかなんでこのコミック、アイアンハイドとビーのツーショットが多いんだろう?



2009年7月19日(日)

 ちょっと停滞しているようですが、実はちまちまとトランスフォーマーのSSを書き連ねています。
 「IF」の仲良し話を書いているのももちろん楽しいのですが、なんだかどうしてこれまた不思議と、本来のディセプティコンらしいお互い呆れるほど仲が悪くて喧嘩腰というのを書いているのが、妙に楽しくてたまらなかったりします。

 性格悪いスタースクリーム書いてるときがサイコーです! ひゃっほう!
 烏屋ver.のスタスクは、高慢で厭味で尊大で人を小馬鹿にしたみたいな態度と言動、そしてサディスト。人が苦しんでいたり悲しんでいたり絶望したり自分の掌で踊らされているのを見るのが楽しいという……。嫌いなのは見下されることや馬鹿にされること。自分の美しい計画を台無しにする馬鹿。
 オリジナルと変更しているのは、ナンバー1になろうとは思っていない、というところです。戦闘能力が高く本当に頭も切れるなら、ナンバー1にならずに、メガトロンの期待に応えつつ、矢面には立たず、面倒なことは他人にやらせつつ、どうやって上前をはねるか、そういう立ち回りのほうが面白かろうと。できるだけ自分はなにもせずに結果を手に入れられれば最上、でも動かざるをえないとしたら相応の実力もある。要するに名実ともにナンバー2なのですが、感情的になったり最後の最後で勝ちを確信して油断したりで、完璧な結果というのはなかなか出せないあたりはやはりスタスク。
 アニメと映画のスタスクが持ってるお馬鹿さん加減や可愛らしさというものがない、相当イヤな奴にしてますが、私的にはこれがかっこいいなぁと。……ダメ?
 メガトロンはそういうスタスクをよく分かってて、けっこう認めてもいるし面白がってもいます。わしの目を掻い潜ってどれだけのことができるか見せてみろ、みたいなね。「奴は野心をあおってやったほうがよく働く」みたいな感じなところもオリジナルのほうにありますし。ただ、たまに身の程というものを思い知らせてやらないと増長する(笑

 ブラックアウトは、メガトロンへの絶対的な忠誠という部分と、実は臆病というところをマッチングさせるため、過度の忠誠と傾倒に縛られた感情的な存在として扱っています。まあ、単純馬鹿なのです。でも、直情径行で分かりやすいため、ディセプにしては珍しく、部下からあまり嫌われていない、という変な奴。
 ものすごく単純なので、メガトロンが気に入っているものは自分も気に入るか、さもなきゃ大っ嫌いです。特に「気に入られている奴」。なのでバリケードと嫌になるほど仲が悪い、と(笑
 けっこう普通の人です。だから死ぬのは嫌だし、怖いとも思えば調子にも乗る。弱い相手を一方的にたたきつぶすのは楽しくても、わざわざ危険なところに出たくはないので、ドローン部隊を独自に持ってる、というところはムービーガイドの設定を使ってみます。で、おだてやお世辞に弱く、そのへんをうまくつついて頼られるとついいい気になってしまい、時には部下からいいように利用されていることも。なんてザンネンな奴なんだろう。
 けっこう強いんですが、優勢になると油断して隙をつくり、劣勢になるとストレスから判断力が鈍るという……。とにかくザンネンな感じのキャラクターではあるものの、人間くさくて可愛いなぁと思って動かしてます。
 メガトロンには便利に使われてます。これはこれで重宝するなぁと。スタスクのようにいろんなことを任せられる相手ではないものの、裏切らないし、そこそこの結果は出すしで、安定感は抜群でしょうね。

 バリケードは戦闘への渇望と怒りっぽいというところを取り出し、それに加えてノベライズのけっこう淡々としたところも盛り込んで、IF話のイメージとそれほど違わないキャラクターになってます。戦うことそのものに自分の欲求と衝動があり、どうやったって満たされないので、いつも苛々してます。でもそれを分かりやすくまき散らすことがなく、うっかり喧嘩になるといきなり殺し合いに発展するという困ったちゃん。
 破滅的な性格ですね。仲間内で争うのも度が過ぎれば咎められるのは分かっていても、だからどうしたと攻撃せずにはいられないみたいな。とにかく無駄が嫌いで、無意味な冗談や冗長な会話、議論のための議論、反抗のための反抗、戦闘における遊び、そういうものにすぐ苛々して攻撃的になります。
 頭も悪くなく、思考そのものが戦闘特化なので、他の連中と違って遊びや油断がないのが怖いところ。小柄なためパワーや総合的な防御力は劣りますが、いくつものスキャン手段を持っていて、相手の弱点を見つけ出してのピンポイントアタックが得意な感じで。戦闘に完全集中し我が身を省みないという点が強さにつながり、大型の相手とも互角に戦います。
 メガトロンからすると、他の連中のようなぶれ幅(遊びや油断)がなく、どんな戦闘でも厭わないし、過剰な戦闘嗜好は見ていて面白くもあるのですが、仲間内でのトラブルメーカーになりがちなのは厄介なところ。あと、指揮官としての才能……というか対人能力は皆無に等しく、単独でしか利用できないのが悩みの種かも。

 ブロウルは映画ではほとんど描写がなく台詞もないのですが、全身これ武器みたいなところと、他のメインメンバーとの差を明確につけるため、破壊のもたらす快楽を求める敵味方お構いなしの壊し屋、というところに落ち着きました。性格は狂騒的でどっかイッちゃってる感じ。
 危険に対する警戒心や危険察知能力が鈍化していて、どんなに危険な状況になってもそれを感じられず、自分の中の狂喜に身を任せて遊びまくる……まあ、危険人物です。
 敵でも味方でもなんでも、とにかく誰かが破壊されて死んでいくのを見るのが好きで、砲撃で木っ端微塵にするのも、自分の腕で叩きつぶすのも快感。正確さはありませんがパワーと装甲にものを言わせて暴れまわります。
 嫌いなものというのは特になく、気に入らないなぁと思ったらその時点で自分からそこを戦場にして楽しんでしまうので―――あ、たぶんメガトロンが嫌いですね、自分よりも圧倒的に強いから。命令にされてそれに従わなければならないのが嫌い。そのときだけはムスッとしてそう。
 メガトロンにしてみれば、非常に迷惑な部下ではあるものの、力で押さえつけることができ、敵しかいないところへ行かせれば充分以上の戦果を上げてくるので、使いどころは多いかと思われます。

 ボーンクラッシャーは淡々とした職人肌。自分の頭があまりよろしくないことを自覚していて、戦略を担当する者からの意見にはあまり反対しませんが、納得いかなければそのことをきっぱり言う程度のことはします。口数が少なく黙々と作戦遂行。
 メガトロンへの忠誠ってものは特にありませんが、トップに立とうなどという野心もなく、人に指示されることへの抵抗や嫌悪感もないため、逆らうこともなく。それなら何故ディセプティコン側なのかといえば、禁止事項が多いのは嫌だから。オートボット側だとあれはするなこれは駄目だが多く、それに加えてああしろこうしろこうすべきだと……。それが彼のそもそもの性分に合わないものが多くて我慢できないため、メガトロンの言うことさえ聞いていれば、それ以外はけっこう自由なディセプティコン側についた感じ。
 正確さには縁がありませんが巨体に相応しいパワーと、巨体に似つかわしくない移動スピードで、ガチの勝負ではかなり強いと思われます。……のわりに映画じゃオプティマスにあっさりやられてましたがねっ。というところから、防御面はあまり強くない、というのをブラックアウトのほかにこいつにもあてはめてみました。
 人付き合いは好きではなく、ほっといてくれ派。部下の使い方も粗雑で、采配を誤って何人死のうと別にどうでもよく、ただ、作戦の遂行に支障をきたすなら対策を考えないとならないのが面倒だなぁと。なにも考えず目の前に相手に集中していられる、戦闘時が一番気楽なのかもしれません。オートボット側にならなかったのは、仲間意識が低いからというのもあるかもしれません。
 メガトロンから見れば比較的安定した戦果を出す部下で使いやすいのですが、無目的に生きているため気分が乗らないとやる気にならず、斑があるのが問題点かと。それから、イレギュラーが発生したときにとっさの判断と対応ができないため、なにかを任せるといったことはできず、参謀役をつけてやる必要があります。

 サウンドウェーブは基本的に宇宙空間にいるので仲間との接点がありません。
 他のメンバーとの個性差というところから、彼くらいはメガトロンの目指すものを理解してつき従っている唯一の部下というところにしようかと思っています。ただ、メガトロンという存在に忠誠を誓っているというより、彼の理念に従っているだけなので、気に入らないとなればいつでも離反する用意があります。
 メガトロンの目指すものというのが「独裁による秩序」であるなら、それに賛同するということは、サウンドウェーブの求めるものも秩序ということになります。それで何故ディセプ側にいるかと考えると、オートボットのやりようは馴れ合いでしかない、それでは実現しないと思ってるからかもしれません。情報を司る存在として、過去から現在にいたる膨大な歴史を振り返ったとき、最も安定した秩序は圧倒的な支配がもたらされている間にのみ顕現する、とでも考えたんでしょうかねぇ。ってまるで他人事みたいに書いてますが。
 なんとなく、思索者というか、哲学者というか、静寂を好み喧騒を嫌う、世捨て人みたいなイメージになりつつあります。彼こそ、自分の求めるもののため、それを実現しうる存在しとてメガトロンを選んで利用しているような。
 ただし、戦闘力は高くなく、メガトロンにとっては裏切る気ならいつでも破壊できる相手。情報や意見には信用を置いていますが、その反面、力で押さえつけて言うことを聞かせられるわけではない厄介な相手で、たまに鬱陶しく思ったり。いつかどこかで使い捨てる気でいるように思われます。
 生身の存在を相手にするより、情報を相手にしていることが多すぎたため、一番浮世離れした存在になったのかも。

 とかなんとか、映画ともアニメとも違うキャラクタライズになりつつありますが、ま、それもパロディならアリだろうかと。
 ディセプティコンに比べるとオートボット側は、基本的にみんないい子なので個性づけが難しかったりします。その点、ノベライズ「ゴースト・オブ・イエスタデイ」のジャズは面白いなぁと感心します。飄々としていて、それでいて仲間思い。クールなようでけっこうホット。口が減らないったら。
 ま、ヒーロー側はあんまりエグい設定できないんで仕方ないかとも思います。個性を際立たせようとするとなんかコメディになったり……。
 というわけで近日中に、ディセプ側の「どいつもこいつもほんとにもう!」なギスギスした話と、IF世界の王様ゲームな話をアップする予定★


2009年7月23日(木)

 あーあ、とうとう三度目のTF見に行ってしまいました。
 だって「見に行きたいから一緒に来ない?」と誘われてしまったんだも!
 今回は字幕です。
 そしてつい、メガ様のキーカバー買ってしまいました。こんなカバーつけられるタイプの鍵は持ってないんですが、キーホルダーとして使えるからいいやと。ちなみにオプとビーのメタルマスコットがついたストラップは、最初に見に行ったときにこっそり買ってます。
 9さんも書いてらっしゃいましたが、このメガ様、デフォルメ具合が無性に可愛くてたまりません。

 で、三度目ともなるとできるだけ背景や細かいところを見ようともしますし、一方で、「これが本当に撮影してるだけで、彼等も役者だったら」とかわけの分からんことを考えながら見てました。
 リベンジに出てくるヘリさんはブラックアウトではないそうですが、「いや、これ同一人物が演じてるだけだって」とか……。それを言うと、サイドウェイズ(上海の銀色の子。別名ダブルフェイス)は、シルエットといい、バリケードがスキャンしなおして演じてるんだったり?とか……。
 「大統領に聞いてくれ。もし我々が去った後で、彼等がまだ残っていたら?」、このオイシイ台詞をコンボイがトチッてたら面白いなぁとか。ちなみにこのシーン大好きです。レノックスの「いい質問だ」とかいうところとか、その少し前のエプスの「あいつを撃とうか」「落ち着け」とか。
 コンボイがデモリッシャーに掴まって攻撃するところで、手を滑らせて落ちてNG出してたりしてなぁとか、本当はジョルトにも台詞あったのに、棒読みだから削除されたんだったりしてとか、メガトロンが宇宙を飛んでフォールンのところに行くシーンのカメラマンは、実はブラックアウトがやってるんだったりとか(メガ様以外にも、飛行タイプの者は宇宙に行けるようです。どれくらい飛べるかは別として)、なんでこんな唾液だかなんだか分からないけど変なもの飛ばさないといけないんだとスタスクが監督に抗議してたりとか、タトゥーは実はシールで剥がすとき地味に痛いとか……。
 まさかこんなことを考えながら見てるとは、劇場内の誰も思うまい。