思いつくまますぎる呟きたち

 

設定について語るページ
 IF世界の独自すぎる設定について、このページではいろいろと、好き勝手に語っておこうと思います。
 キャラクター設定に関するものもあり、その一部はSSの内容にも触れているので、SSも読むつもりがあるけれどなんとなくこのタワゴトたちを先に見ていて、かつバレが嫌なかたは、後ほどまたお会いしましょう。

 

年齢&「生まれ」の設定

 今までのところ、あまり厳密に時間(歴史)の設定をせずに書き殴ってきたので、SS内部とは食い違うところもあるかと思います。それは見つけたらぼちぼち直すとして、いまさらになって全員分、設定してみました。
 年齢はすべて「約」くらいです。「生まれ」についてはまとめて後述します。もし人間なら何歳くらいかというのは、かなり曖昧です。なにせ平均寿命が「生まれ」によって違うし、生まれたとき既に大人の者もいます。成長曲線も「生まれ」によって異なります。詳細は後述。
 よって、「生まれ」による寿命の長さに、精神的な成熟度、肉体の老化度を加味した感じ。擬人化した場合のイメージ年齢、と見ていただいても構わないかもしれません。

 年長者から順に並べると、

・センチネル……(生きていれば)120万歳くらい? 人間なら80前後。プライム
・ジェットファイア……30万歳。人間で言えば70前くらい。ネイティブ
・メガトロン……19万歳。人間なら40後半くらい。ハイアー・イノセンツ
・ラチェット……11万歳。人間なら40前半くらい。アドバンサー(医師)
・サウンドウェーブ……9万歳。人間なら30代半ば。ハイアー・サクシーズ(親:プライム)
・アイアンハイド……8万歳。人間なら30代半ば。ネイティブ
・ボーンクラッシャー……8万歳。人間なら30代半ば。ネイティブ
・ブラックアウト……7.5万歳。人間なら30代半ば。ネイティブ
・デバステーター……7.5万歳。人間なら30代半ば。ネイティブ
・スタースクリーム……5万歳。人間なら30代前半。リトル・サクシーズ(親:イノセンツ)
・オプティマス……4.5万歳。人間なら30代前半……20代後半? プライム
・バリケード……1.8万歳。人間なら20代半ば。アドバンサー(破壊兵)
・サイドスワイプ……1.8万歳。人間なら20代半ば。ネイティブ
・ジャズ……1.5万歳。人間なら20代前半。リトル・イノセンツ
・バンブルビー……1.5万歳。人間なら20代前半。リトル・イノセンツ

 こんな感じです。
 ちなみに「歴史」として、セイバートロン星にオートボットたち……というか、原初のプライムたちが誕生したのが800万年ほど前。これは昔々のことなので、SSにその設定がからむことはありません。あと、本当にこれくらいの時間設定でいいのか、固まっているわけではないので、なんとなくの数値です。
 で、フォールンの襲撃が、バリケードらの誕生と同時期です。つまり、1.8万年前。
 メガトロンがクーデターを起こして、軍部が政治の実権を掌握したのは1.5万年前。この少し後にジャズたちが生まれています。
 で、セイバートロン星の崩壊は、3000年ほど前のことです。800年ほど戦争が続き、その最中にオールスパークは突然勝手に飛び立って消えてしまい、メガトロンはそれを追って行方知れず、軍部もがんばったけれど惑星そのもののダメージが大きくなりすぎて耐え切れなくなり、オプティマスが移民勧告を出しています。移民船には戦艦や攻撃艦、探査用のものなど、惑星中にあった船を使用しましたが、それで足りるわけもなく、最後の100年くらいは星の資源を掘り尽くす覚悟で造船し、それが確実に惑星にトドメをさしました。

 個人史で見ると、ジェットじぃじが最後の探索の旅に出たのは、8000年ほど前のこと。地球に辿り着いたのは200年ほど前ですが、姿を現したのはネメシス号が近づいてからなので、近年。
 メガトロンが知っている、セイバートロン星の最盛期は16万年ほど前のことです。そのあたりで実は自然災害による人口減少が一度起こって、その後の数千年は復興に費やします。
 で、8万年ほど前、アイアンハイドらが生まれたあたりに一度、外宇宙からの侵略を受け、大規模な戦争が起こっています。上陸はされなかったのですが、兵士が大きく減少し、その補充が必要になりました。8〜7万歳あたりには兵士になっている「ネイティブ」が多いのです(意味は後述)。
 このあたりから、実は評議員の性質がマイナスに傾くようになりました。挫折を知らない人が挫折を知って、危機回避を優先するあまり臆病で神経質になったようになった感じで。しかしこの頃は偉大なるプライムが10人ほども残っているので、特に大きな変化は起こっていません。
 スタースクリームは、そういったごたごたが一段落した頃に生まれています。
 オプティマスは、私のIF世界ではかなり若く、フォールンの襲撃時には、人間なら10代後半くらいの感覚です。このとき既に2.7万年生きていることになりますが、プライムは非常に長寿で、元々の器が巨大なため成長速度もかなり遅いのです。
 バリケードは襲撃の真っ最中に生まれ、サイドスワイプはフォールンの撤退後に生まれていますが、100年も違いません。ちなみにフォールンの襲撃でも人口が激減しているので、サイドスワイプもそのときに一気に増やされた「ネイティブ」の一人です。
 で、オプティマスのプライム継承、メガトロンのクーデターを経て、オプティマスの従者とするために誕生させた10人ほどの候補の中から、ジャズとバンブルビーが最後に選ばれて、近習となりました。

 ちなみに、映画と違って、サイバトロンの面々は基本的に戦闘能力を持ちません。彼等はあくまでも政府高官です。アイアンハイドは元ディセプティコンなので、みっちりと戦闘訓練を受け、実戦も経験しています。サイドスワイプはフォールン襲撃後、政府直属の軍もあったほうがいいだろうと新設された部隊に所属していました。
 TF3からはディーノを出そうかなと思うのですが、彼はどうにも荒っぽいし、でもディセプではないので、喧嘩っ早い上に強い一般市民、という設定かなぁと思ってます。職業としては……もしセイバートロン星にもスポーツというのがあったなら、スポーツ選手っぽいかも。運動神経いいですしね。

 

「生まれ」について

 SS中に出てきているものもありますが、以下にざっと特徴を解説してみます。どんだけオリジナルの世界に行くんだと呆れてやってください。

「プライム」
 オールスパークそのもののプチ分身みたいな存在です。スパークのコアは、オールスパークの持つエネルギーで、最も強力です。
 そのため寿命も非常に長く、センチネルのように100万年以上生きるのが当たり前。とはいえ、そこまで長く生きられるかどうかは、やはりストレスとの付き合い方とか、怪我、病気などなど、いろいろあります。しかし平均しても100万年くらいはみんな生きている感じ。
 ちなみに「プライム」は「アドバンサー」の一種とも言えます。
 「プライム」も、望むことで誕生させられますが、叶えられるかどうかはオールスパーク次第。オールスパークが「作って良し」と判断すると生まれてくるけれど、応えないこともあります。
 オプティマスは「子供時代」を持っていますが、最初から大人で生み出されたプライムもいます。どっちになるかもまた、オールスパーク次第の様子。
 彼等の成長は寿命に応じて平均的にスローです。ただし、プライム継承後には急速に成長します。青年期・壮年期・老年期ともに長く、なだらか〜な山を描きます。特に、老年期に入ってしばらくたつと、ほとんど老化もしなくなる時期があります。ただしこの期間は一定ではなく、そしてその時期が過ぎ去ると急激に老化し、停止します。

「イノセンツ」
 これはセイバートロン星のコア(オールスパークの性質にかなり近いエネルギーマントル)をスパークのエネルギー源として生み出された、最も純粋なセイバートロン人、といった存在です。
 寿命も長く、60万年くらいは生きます。メガトロンのように過酷な人生を送っているともう少し短くなりますが、繁栄の全盛期に安穏と生きていたら、70万年くらい生きるんじゃないですかね。
 能力ポテンシャルは非常に高いのですが、一度形成された性格や能力バランスは、変化しにくくなっています。つまり、よほどの出来事があるか、長い時間かけて矯正されないかぎり、ジャズは年食ったところでやっぱり落ち着きないし、バンブルビーは人の傍にいるのが大好きです。あと、全体的に何故か好奇心が旺盛な者が多いのが特徴。(メガトロン、ジャズ、バンブルビーもそうですが、イノセンツが親であるスタースクリームもその性質を受け継いでいます)
 大人の状態で生まれればハイアー・イノセンツ、子供の状態で生まれればリトル・イノセンツと呼ばれます。
 ハイアー・イノセンツは究極の即戦力。メガトロンのように、リーダーになるべくして生まれる、といったくらいの位置づけになります。全体的に高い能力を持ちます。その中で特になにかに秀でていたりすることも。
 一方、リトル・イノセンツはステータスの上限は高いものの、得意・不得意は個人が後天的に獲得します。持って生まれた傾向みたいなものはあるものの、そこからの教育で、少年期から青年期くらいまでならば、バランスが大きく変化する可能性もアリ。育て方次第です。ただし青年期以降に大きく変化する可能性はかなり低くなります。
 青年期が長いタイプです。ハイアー・イノセンツは最初から大人、しかもスタートラインが非常に高いので、ほとんど成長はしません。学習に従って強化されるだけです。そのままある程度高齢になるまでは青年期・壮年期が続き、残りの3万年くらいでやや速めに老化します。
 リトル・イノセンツは青年期までは等速度の成長を遂げ、そこから青年期に入り、あとはハイアー・インセンツと同じです。

「ネイティブ」
 最も多いのがこの「生まれ」で、彼等は「群集」です。大規模な人口の減少があったりしたときに、誰に頼まれず願われずとも、オールスパークが自動的に大量生産します。スパークのコアには、セイバートロン星全体の雑多なエネルギー(オートボットも含む)を使用します。
 即時なんらかの働きをする必要があるため、全員が大人の状態で生まれ、寿命は40〜50万年くらいでやや長め。
 大量生産のレディメイド製品と侮るなかれ。たしかに彼等は生まれたときは個性がほとんどなく、能力も凡庸ですが、種種雑多なエネルギーをコアに持つため、ものすごく適応力が高く、柔軟性があり、自由です。彼等は何者でもなく生まれてくる代わりに、何者にもなれるということです。なので、能力の高い者はイノセンツにさえ劣ることはありませんが、堕落しやすいのもこの「生まれ」です。ジェットファイアなぞは高名なネイティブの代表ですね。
 個性や能力の獲得は、教育・環境によるところが大きく、大人として生まれてはくるものの、一番「育ての親」の影響を受ける存在でもあります。また、大人の状態で生まれるとは言っても最初は基本知識や能力以外は白紙なので、子供っぽい要素を持っています。一生涯を通して、どんな時期でも大きな変化を遂げる可能性があります。
 彼等のスタートラインは大人、高い位置から始まりますが、最初の数百年は急激に知識や行動パターンを吸収し、成長します。18歳くらいで生まれて、そこから2年で一気に25歳くらいまで成長するイメージでしょうか。この間に受ける刺激が、人格・能力の形成に及ぼす影響は絶大です。その後は角度の浅いゆるやかな成長曲線を描き、高齢に達するとゆるやかに老化します。大人で生まれる点と、初期の急激な成長以外は、人間に近いイメージかも。

「サクシーズ」
 個人のスパークの一部をコアにして生まれる、「我が子」的なのが「サクシーズ」です。誕生するようになったのはここ50万年くらいのこと。50万年ほど前に、「自分の遺伝子を子供という形で受け継ぐ」生物種との交流があり、そのために行われるようになりました。
 子供の状態で生まれることが多い……というほど、この生まれの者自体が少ないのですが、サウンドウェーブのように、最初から大人として生み出される者もいます。
 寿命は、普通は30万年程度。一番数が多い「ネイティブ」が短くても40万年くらい生きるため、彼等は自分たちの寿命を「短い」と感じます。そのせいなのか、サクシーズはサクシーズを生みたがるのですが、生まれることはありません。何故なら、サクシーズを生み出せるスパークはプライムかイノセンツのものだけだから。いわゆる「孫」は絶対に生まれません。このあたりの「何故」も設定されていますが、それは裏設定なので、ヒ・ミ・ツ★
 ちなみに、プライムがサクシーズを生み出した記録はかなり少なく、ここ十数万年では実はサウンドウェーブの一件だけです。オールスパークに依頼してもめったに聞き入れられません。ならば何故サウンドウェーブの誕生は聞き入れられたのか? はて?
 親がどんな者かによりますが、元々がプライムやイノセンツから生まれるせいか、能力は高めです。また、親の気質や能力傾向を強く受け継ぎます。
 ハイアー・サクシーズは初期〜中期はほとんど変化しません。高齢になるまでかなりの時間青年期が続き、束の間の壮年期を経て、急速に老化します。
 リトル・サクシーズは誕生から数千年の間に急速に成長し、リトル・イノセンツに比べるとかなり早く青年期を迎えます。そこからはハイアー・サクシーズと同様です。

「アドバンサー」
 特定の目的のため、特化した能力を持たされて生まれるのが「アドバンサー」。コアはオールスパークから分割されたエネルギーなので、なんとプライムと同じなのですが、プライムのスパークとはまったく違っています。生まれ方はそれぞれで、誰かに求められて、ということもあれば、星の住民全体が必要とするので、というのもあります。
 寿命は短く、20万年程度。短い理由はあるのですが、それもまた裏設定★
 目的が決まっているため、すぐに行動できるように大人の状態で生み出されます。彼等は専門職としては確実に抜きん出ていて、インセンツがその目的に専心しても及ばないくらい、素の能力が高くなっています。
 性格もまた、その目的に合わせて特化されています。そのため、それ以外の職務につくのは困難。医師として生まれたラチェットは、分析力や理解力、集中力、論理性といったものが極端に高く、そのため外交官という二次職も持ちましたが、バリケードは戦闘特化のため社会性ゼロ(笑/←笑い事か
 能力値の偏りが激しく、そのバランスが後天的に大きく変化することはありません。また、彼等は生まれた瞬間からその役割を果たさなければならないため、基本的に子供っぽいところがまったくありません。反面、欠けた部分も大きいため、アンバランスな感性や性格をしていたりします。それが子供っぽく見えることはあるかも。
 生まれたときからほぼ成長……変化しません。そのため青年期・壮年期といった年齢による性格や身体能力の変化も乏しくなっています。そして、能力を存分に発揮できなくなる老年期がありません。ただし、持って生まれた能力が不要になったと見做されると、その時点でスパークが散失し機能停止するという特異な性質を持ちます。
(正確には、当人が自分の存在意義を認めていれば問題ない。しかし実際には、役目を果たし終えたり、果たせなくなった時点で不要になったと判断し、存在意義を自ら簡単に放棄してしまうため、「目的を果たして不要になれば停止する」と誤解されている)
 人間のイメージでいくと、生まれたときに既に30歳くらいの充実した体力、知識や思考力、技術力を持たされていて(しかも20歳くらいからその仕事に専念してきてやっと手に入るくらいに高い能力)、ほとんど年もとらずに生きるけれど、実年齢が50歳くらいになったら、いきなりぽっくりです。

 

これらを踏まえて、キャラクターの話

 年齢順にいってみましょー。

・ジェットファイア
 彼はネイティブ、「その他大勢」「群衆の一人」として生まれ、当代屈指の探検家として知られるようになりました。ネイティブだからってやさぐれんな、という希望の星です。
 知的好奇心、行動力といった性質がどんどん強くなって、そのために必要な能力として、他のいろんなスキルも磨いていったんでしょうね。特に苦手なことのない有能な人です。ただ、基本的に短気で落ち着きがなく、危険に鈍感。そういった意味では、高い危機管理能力を求められるリーダーには不向きです。彼はそのことを自覚していたので、自分の右腕として常に、冷静で警戒心の強いメンバーを入れていました。
 あとは、好奇心旺盛に30万年も生きれば、いろんなことを知り、体験し、会得するのも自然な流れということです。
 なお、ジェットファイアは地球で過ごした時間、粗悪なエネルギーを摂取していたため、ボディの金属結合が弱くなっています。老化が促進されてしまった感じ。そのため、彼はどう長くてもあと十万年もつかどうか。それで大往生です。よって、十数万年後の未来の世界には、もう存在していません。たぶん最期は冒険に出てるんだろうなぁと思ってます。

・メガトロン
 SSのあとがきにちらりと書いたとおりに設定することにしました。プライムだけに頼らずに星を繁栄させることはできないか、と考えたセンチネルたちによって願われ、生み出された至高のインセンツです。プライムにも劣らない者を、と願われているので超万能。いっそプライムとして作れば良かったのに、と言われても、オールスパークにはオールスパークの考え(?)があるようです。
 ハイアー・インセンツはリトル・イノセンツと違い、『「成長途中で獲得すればいい」として与えられないもの』がありません。最初から必要なすべてを与えられます。よって、できないことはないというタイプですが、あらゆる面で異常なまでに能力が高くなったため、傲慢になるのは避けられませんでした。(リーダーになるだけなら、別に戦闘能力などは低くても良かったのに、オールスパークは全能力が高い者を作ったようです)
 センチネルが教育・指導に専心したのは、彼がこの計画の責任者だからでもあります。それに、自分が望んで生まれてきた存在なので、やはりどこかで「我が子」のように感じたのもあるのかもしれません。
 その甲斐あって、若いオプティマスの立場がないほど(ぉぃ)良きリーダーになりました。
 十数万年の未来において、最高齢と言われているメガトロンがそれほどじじくさくないのは、彼がイノセンツだからです。30万年以上生きて、地球にいた頃のジェットじぃじと同じくらいになっていますが、彼にはまだそこから20万年以上の未来があるのです。「じいさん」と言われていますけど、見た目はまだ50代くらいなのに、ただ実年齢を聞いて、「うわ、じいさんじゃねぇか」と思われている感じ?
 というか、スタースクリームはサクシーズなので30万年くらいしか生きられないなら、実は先に寿命が来るのはスタスクのほうだったり……。ブラックアウトらはネイティブなので、もう少し(10万年が少しかどうかはさておき)長く生きますが、それでもたぶん、彼等のほうが先。そう考えると激しく切ないなぁ……。

・ラチェット
 この時期になぜあえて「医師」を必要とし、生み出したのかに特別な理由はありません。たまたまそのとき、その願いを立てた者たちの周辺に医師・技師がおらず、不自由していたからです。オールスパークがその依頼に応えるとき、「田舎の寒村だから」とかは考え(?)ません。求められたとおり、医師として最高の能力者を送り出します。
 が、そのためにかえって、「そんな優秀な医者ならもっと多くの患者がいる場所に来い」といきなり配置換え。実はこれがラチェットの屈託になり、本人は忘れているようですが、心の底に残っています。「救う命に差はない、多いも少ないもない」と。なので実は威張りかえった権力者が大嫌い。彼等の勝手な意見に反論するために、そして、「より多くを救うほうが正しいのか」という疑問に答えを出すために、名うての論客になったのでもあります。
 冷静で論理的、記憶力、観察力が高く、客観的。その代わり、相手の心情に深く寄り添うこととかは苦手ですし、「遊び」を楽しむことをどうしても無駄と思ってしまったりするのが、彼の欠点、低いステータスです。
 医師に必要な能力は、他のことにも役立つのが彼の幸いだったところです。知性を要されるような仕事ならたいがいそつなくこなしてしまいます。逆に、センスとか芸術性を求められるとアウト。曖昧なものとか、個々で良し悪しが異なってしまうものとかには対応できません。
 ボディの損傷ならネイティブやイノセンツの医者ではどう足掻いても治せないようなものを治せても、メンタル・ケアができないのもラチェットの特徴です。自分が、「すべき」とか「こうあるべき」に従い、明快な論理性に基づいて行動しているため、相手にもそれを求めてしまいがち。そしてこの性格は、優秀な医師であるために必要な要素であり、妥協はさせられても、変化させることが困難です。
 彼も、十数万年先には、残念ながら寿命を遂げています。ラチェットの場合は、たくさんの弟子、若き医師を育てることに晩年を費やしたと思われます。

・サウンドウェーブ
 かなり特殊な「生まれ」のIF音波さん。情報処理特化のアドバンサーだと思われそうですが、実はプライムを親とするサクシーズです。しかし能力は確かに、最初から情報集積に特化しています。
 親プライムも、感情によらない冷たい(超客観的・論理的な)考え方をするタイプでした。生まれて間もないころはそのプライムに師事して過ごしましたが、ほとんどすぐに軍に派遣され、情報管理局で働き始めます。能力は異常に高くても部下の指揮には向かない性格なので、情報の収集と管理そのものを任されることになりました。
 彼もまたメガトロン並のエリートですが、メガ様のような汎用性は持ちません。
 ちなみに彼が年齢よりもかなり若いイメージなのは、親がプライムだからです。サクシーズの寿命が30万年程度というのは、イノセンツが親の場合であって、実はプライムが親であるサウンドウェーブの場合、もっと長命です。(コアの強度が高いため) ただ、親がプライムだからサウンドウェーブにプライムの性質があるかと言えば、完全にノーです。
 なお、何故サウンドウェーブがプライムから生まれたのかにも設定はありますが、そこはヒ・ミ・ツ★
 ところで、サウンドウェーブ最初、感情の乏しい天然気味の変な人設定でした。しかしなんとなく、実はそれは、職務のためにすべてフィルターしているだけで、実はかなり怖い人、ということになりました。怒らせちゃダメだよ、絶対にドSだから。

・アイアンハイド・ボーンクラッシャー・ブラックアウト・デバステーター
 「生まれ」に合わせて語るので、彼等は一括で。
 それぞれにほとんど同時期に生み出された兄弟みたいなものです。その中で、初期に配属された場所、教育担当になった者、受けさせられた訓練によって性格が大きく分岐し、能力にも差が生まれました。
 デバステーター以外の三人は「彼等によく似た指導教官に育てられた」と思ってください。アイアンハイドはちょっと不器用で乱暴なところもあり、すぐに怒ったり手が出たりするけれど、部下の面倒は最低限見るタイプの人に出会い、ボーンは脳筋……いやいや、あまり人の気持ちを考えず自己中心的なタイプに当たりました。ブラックアウトは優しい教官に当たりましたが、決断力の乏しさやここぞというときの弱気にも影響されました。
 ただ、彼等の持つ変化の可能性は他の「生まれ」よりも圧倒的に高いため、なにか大きな出来事があれば、年齢に関わらず、大きく変化する可能性があります。
 アイアンハイドは元々は一匹狼で実力主義(能力の低い者を役に立たないと断ずるような意味での)なところがありましたが、途中からオプティマスの護衛としてサイバトロン(政府)に出向し、異端者として居辛い思いをし、それを和らげてくれた存在に出会い、義理堅く律儀な性格に。
 ボーンは、教官が自己中心的すぎて、反面教師にした節があります。基本的に自分勝手なところは変わりませんが、困っている者を見るとつい面倒を見てしまうように。それが空回りしたり余計なお世話なのはご愛嬌。
 ブラックアウトは救護部隊に配属されて、助けられないつらさから、心身ともに強くなりたいと望み、「助けたい」という思いゆえに、頑として譲らないような頑固さも身につけました。
 それぞれに、教官にはなかった個性を獲得しています。
 デバステーターは可哀想な子で、生まれた直後からしばらく、事故で外界から隔絶されてしまいました。サルベージされたときには「なにも起こらない、なにもしない」で長く過ごしていたため、ほとんどすべての機能が「必要ないもの」として縮小された後。そのため、いろんなことを受容するのが難しくなってしまったのです。
 ですが彼も、見捨てずに面倒を見てくれる仲間に囲まれて、少しずつですがちゃんと成長しています。なにもできない自分とずっと一緒にいてくれるみんなの役に立ちたい、という思いが、いまのデバたんの一番強い願いです。可愛い子なんだよ、出番少ないけど orz

・スタースクリーム
 作者の設定の中では、イノセンツが生み出したサクシーズ、ということが決まっていますが、スタスク本人はその親を知りません。サクシーズの場合、生まれたときには親がそこにいるのが当たり前なのに、何故か彼は誰にも会いませんでした。
 自分を生み出した存在がいることはスパークが知っているのに、いるはずのその人がそこにいない。しかも子供で生まれているので生活能力がなく、集合養育施設に収容されています。
 「親」が何故いなくなったのか。それを知りたいという思いと、探したいという思い、そして、生まれたのを見たらいらなくなって置いていったんじゃ……という猛烈な不安が、スタスクの根底にあります。
 そのため「探しもの」名人のジェットファイアの船に潜り込みました。ジェットじぃが自分の家族になってくれたことでだいぶ落ち着きましたが、以後も、「自分の存在を認めてもらうこと」「必要としてもらうこと」が彼の行動の底にあります。能力の誇示などもこのためです。
 そういう不安から解放されるほどに、「人を恋う」気持ちの強さだけが残って、イノセンツ譲りの能力の高さもあり、情の深い、優秀な指揮官になっていく、わけです。
 将来的にはメガトロン以上の人望と能力を発揮する設定なのは、メガトロンよりもいろんな種類の挫折や苦しみ、弱さ、ままならなさを味わってきたからです。あと、落ち着き払ってしまったメガ様に比べて、たまに感情的になったりうっかりするところがかえって親しみやすいんでしょう(笑
 あとはやっぱり、能力がメガ様みたいにバカ高くないがゆえに、「人に頼る」ことをうまくやってのけますね。それは旅の中で何度も助けられ、支えられてきたと自覚しているからこそでもあります。
 弱く劣っているからこそ、より強く優れることもできる、というのはネイティブの可能性にも少し通じているかも。
 ちなみに、スタスクの親が何故いなくなったのかも設定されていますが、それもまた裏設定……というか、「スタスクが知ることはない」という設定なので、伏せられたままになると思われます。知りたければ、オールスパークにでも聞いてください(謎

・オプティマス
 SS中では、メガ様の有能さの影に隠れて、ちっともプライムらしい威厳のないオプティマス。ゴメンヨ。でもメガ様よりずっと若いし、仕方ないのです。しかも100万年以上生きるプライムなので、成長速度が遅いのです。
 年長者ばかりになったプライムの中に、そろそろ新しいプライムを、と待望されて生まれましたが、安定期に生み出され、性質がセンチネルのような優しく穏やかなタイプだったがために、「ゆっくり育てよう」と、プライムであることを知らされないまま、市井で育てられていました。
 それが災いして、フォールン襲撃によっていきなり、たった一人のプライムになるしかなくなった可哀想な子です。
 ポテンシャル的には、歴代プライムよりも確実に高いのですが、十分なプライム教育を受けられなかったため、これまでのプライムとはまったく違う発展の仕方をしています。
 なお、プライムはオールスパークのデータをダウンロードされますが、それらすべてにいつでもアクセスできるわけではありません。個人の記憶領域にインストールするには膨大すぎるデータなので、超圧縮状態、曖昧模糊としたデータのモヤ状態なのです。それにアクセスするためには、キー、手掛かりのようなものが必要で、本当なら他のプライムから少しずつ、その方法を教わるはずでした。それができずに苦労し、なんとか自分でアクセスしようと努力していたこともあります。
 プライムにしかできないことも多々あるのですが、オプティマスはそれすらもすべては知りません。がんばれ!

・バリケード
 SS中にいろいろ出てきているので、今更ここで語る必要もないような気がしますが、一応。
 フォールンがセイバートロンを襲撃した際、圧倒的な破壊を前にしてパニックになった者たちの多くが「助けて」とか「守って」ではなく、「あいつらを消し去って」と願い、初めて生まれてきたタイプの凶悪な戦闘兵です。彼等は敵を破壊することを最優先にします。誰かを助けるという発想はなく、今後の戦局に有利に働くのであれば利用するために確保するけれど、不要と判断したら平気で無視します。というか、我が身を守るために女子供だろうと盾にすることさえ……。
 同時期に生まれた大半は、フォールンとの戦争が終わって少しした時点で停止し、その後も百年ほどのごく短い間でどんどん数を減らしました。もう必要ない、というより、こんな危険な存在はいらない、と思われて急速に消えていったのです。
 残った数人がそういった「特異な生まれ」であることを知って心を痛めたメガトロンが、戦う理由を常に与えておけば消えずに済むと考えて、自分の直轄に招聘しました。長く生きていれば、たとえアドバンサーでも変化はできるかもしれない、と軍に在籍させたのです。で、基本的にはとても優しいメガトロンが、あえて彼等だけは常に戦闘のあるところへ送り出していたのも、このためです。で、生き残ったのはバリケードだけ。他の何人かは戦闘中に死亡しています。
 SS中にあるとおり、破壊するためだけに存在するわけではない、と呪縛からは解き放たれますが、それでも平和には馴染めず、常にイライラしがちで最前線な性格は変わりません。
 個体としての戦闘能力の高さは群を抜いており、手段を問わずに殺しあったらメガトロンでもかなり危ない相手。戦術とか戦略といったもので勝てはしますが、少しでもためらったりしたらそこでアウトでしょうね。それが特化型であるアドバンサーです。

・サイドスワイプ
 フォールンの襲撃によって大激減した人口の増強のために生まれたネイティブたちの一人です。サイドスワイプは、軍部の指導によって政府が組織した警備部隊に配属されました。(政府の機関ですが、軍部から派遣された者が最高責任者、という変わった体制です)
 職務に忠実で淡々とした性格は、所属部隊の指揮官譲り。比較的自由な雰囲気、実力主義で個性重視のディセプティコンに比べて、サイバトロン側はお固い人……形式とか規律にうるさい人が多いので……。
 アイアンハイドは銃火器のトレーニングコーチとして、彼等の指導に当たりました。そこで、能力は非常に高いのに杓子定規な判断しかできないサイドスワイプたちを見て、「それじゃあ実戦の中では生き残れないぞ」と言っていました。
 星の崩壊の直接的な原因となった外宇宙からの侵略種族との戦争で、柔軟な判断のできない兵士はほとんど死に、サイドスワイプはアイアンハイドに助けられて生き延びます。それ以来、恩人として、戦闘スキルの師として、尊敬し師事しています。
 変化の可能性は高いのですが、本人のもともとの性分……成分が真面目で堅物だったのか、白か黒のきっぱりした結論を求めるところや、短絡的な結論(壊せばいい、とか)に走りがちなところはアイアンハイドから影響されましたが、相変わらず真面目で堅物です。まあ、アイたんも真面目で律儀ですからね。すべきことはちゃんとすべき、すべきでないことはすべきでない、という感じです。

・ジャズ・バンブルビー
 オプティマスの従者候補として生まれたリトル・イノセンツたちの中で、能力の高さから実際に近習に選ばれた子供たち。他の子もそれぞれに、未来の高官候補として相応の人物に師事させられています。……まあ、全員今頃どうしているのか。生きているのか、死んでしまったのか、それすらも不明ですが。
 束の間ですが平和な時代に生まれて、悲惨な出来事はコリゴリだ、という気持ちもあって、子供らしい無邪気さをそのまま許されて子供らしく育てられたので、同年代でも大人として生まれたバリケード・サイドスワイプより圧倒的に子供です。しかもイノセンツなので寿命が長く、ますます子供っぽさに拍車がかかってます。
 ジャズは思考力、分析力、理解力といった知性ステータスを望まれて生まれたタイプ。なので最初からそれらの能力が高く、実務面でのサポートにするのにいいと思われ、教育もそれ寄りに行われました。騒々しいのは、性格です(笑)。あと、できたことを褒められて喜び、調子にのってもっとやって褒められて喜び、という育てられ方なので、とにかくアピールするのが好きな性分に。それで、能力の高さゆえになにをやってもそれなりにこなしてきたため、挫折の影がチラつくと弱いのです。
 バンブルビーは共感能力、傾聴力といった、人と人とのつながり、和、あるいは絆をつなぐ者……ぶっちゃけ、オプティマスの癒しとして生まれています。無邪気で素直、人見知りしない甘えっ子で、いつもにこにこ笑ってそこにいるような感じ。しゃべれたときにはいろいろと一所懸命お話ししていました。宇宙の旅の途中で立ち寄った星の原生生物に襲われ、喉を負傷。瀕死の重傷だったことと、にも関わらずすぐに治療ができなかったことで自己修復機能が十分に働かず、しかも死の恐怖もあって、今もしゃべることがほとんどできません。彼にとって、喉を意識することは殺されかけた恐怖を思い出すことなのです。損傷そのものは、さすがにもう治っているのですが……。

 

あとがき、ふとした思いつき

 さていかがでしょうかものすごい独自設定ばかり。これでまったく違うトランスフォーマーシリーズが作れるんじゃないかというレベルのオリジナル満載です。これのどこが二次創作だやっふー! ……と開き直るしかない気がしてきました。五次創作みたいなものですね、もはや。
 ちなみに、裏設定がいろいろあって、それは「肝」すぎてここでは書けません。オールスパークとはなんぞやとか、なんでフォールンは母星を襲ったんだとか、そのあたりも設定されているのですけどね。そんなことまで物語にしていたら全何十話だかも分かりませんが、公開できるものは少しずつ出していきたいと思います。
 フォールンについては、地球を去った後、第二のセイバートロン星を開拓していく過程で出てきてもいいはずです(←なにその曖昧な表現)。そのときにはオールスパークも出てくるでしょう。

 なお、これらの設定もまた、2011.8.19現在でのものであって、今後の展開で思いつくまま、気の向くままに変わるかもしれません。

 あと、こんな設定をまとめていて出てきたのは、今まで人を嫌ったり、避けたりしたことのなかったバンブルビーが、バリケードのことをとっさに忌避してしまう、というのはあるかもしれないなぁと。
 映画と違って「戦えない」サイバトロンサイドは(ちなみにオプティマスは戦闘能力を持っています。戦うのは大嫌いですが)、宇宙の旅でも基本的には回避・外交、逃走です。ディセプたちのように力ずくででもエネルゴンを獲得して、とかいうことはできません。もちろん、アイアンハイドはいたし、護衛として警備部隊(近衛隊)のメンバーも乗っていましたが、戦えるのは彼等だけですし、最優先事項はプライムを守ることですから。
 戦わず、ずっと守られていたから、殺される恐怖にも無縁でいたのが、いきなり三途の川のほとりまで飛ばされて怖い思いをして、それがバンブルビーのトラウマになっています。平気な顔してますけど、映画の中で戦うふりをするのも、実は時々怖くなるくらいで。でも「ごっこ」だし、映画の中でなら強いヒーロー(アイアンハイドとかサイドスワイプのようなかっこいい存在)になれると思ってやってます。
 それに対して、戦うためというより、敵を殺すために生まれてきたバリケードは、バンブルビーがなにより恐れる死をもたらす者そのものなわけで。
 地球を離れた後、そのときにはサイバトロンとディセプティコン、そういった組織に所属しない他のオートボットも一緒で、戦闘が起こればディセプティコンがそれを請け負うのを間近で見ますし、すぐ傍で経験するかもしれない。
 そういうときに、助けてはくれたけど、その方法が「敵を徹底的に(反撃する危険性が完全になくなるまで)破壊する」という方法で、それを間近に見てしまったバンブルビーが怖がってしまう、とかね。
 傷つくバリケードと、傷つけてしまったことですごく悲しい思いをするビー、なんてのは見ていて微笑ましい(?)気がします。……でも、どうやって解決するんだ?(汗

 ネタとしては、自分より先に死んでいく、自分より若い者を見送るメガ様も書けそうです。でもこれは、やはり「誰かが死ぬ」のは重い……。そこは書かないで想像してもらうだけがいいようにも思います。
 以前にもちらりとつぶやいている、ブラックアウト&ラチェットのサルベージ作戦もきちんと書いてみたい。助けたいという思いはあるけれどスキル(ポテンシャル)が及ばないブラックアウトと、十分以上のスキルを持ちながら、助けなければならないだけで、助けたいと思っているわけではない自分に気付くラチェット。ううむ。
 フォールンvs総力戦。そしてフォールンの謎。
 オールスパークの秘密。
 エネルギー探索行もありますねぇ。
 ジェットじぃじとちびスタの話もあるし……。

 こういったシリアスなものばかりでも重すぎて微妙なので、サウンドウェーブが本来の性格で動く話とかも面白そうだなぁと思います。性格悪い(笑)。その上に怖い。口が悪い。俺様で横暴。人使い荒い。でもこれも、どうしてそうなるのかが決まらないんですよねぇ。
 TF3で出てきてなかなか人気の高いディーノを使って、なにかコメディをという思いもあります。彼をどう設定するかがまだ決まっていません。口は悪いし短気だし、でも別に人間が嫌いなわけではないのに誤解されて……というネタは出ていますが、本当にそれでいくのかどうか。
 ちなみに、レッカーズとかツインズまで出していると収拾つかなくなるので、彼等はCGということになるかもしれませんし、出てきてもらったほうが話が動かし安ければ、実在することになると思われます。そんなもんです。

 あとは、定番(?)に女性向けなものも。擬人化ではなくIF世界のパロディみたいな扱いで、スタバリとか。
 擬人化の話も、アダルトなものが結局一本きりで、あとはただいちゃついてるだけとかコメディとかですし。ブラックアウトのお見合い騒動とか、いろいろあるんですけどねぇ、ネタは。

 まあ、思いつくままにぼちぼち、追加していきたいと思います。

 

裏設定について

 裏すぎて今はまだ書けませんが、いつか、オールスパークが教えてくれると思います。

 そういう設定で、裏設定について調べられるコーナーを作ろうかなとは考えています。一通りの話を書き終わった後で。