我ながら、一気に仕上げるには、この長さは大したヘビーウェイトでした……っ。

 起こること、部分部分はずっと前から書きかけてありましたが、ここまでつなげて改稿しつつ一つにするのは、一気に行いました。
 やはり3作目公開のドキドキ感は偉大です。海外ではたしか6/30だったような……っ。
 愛が壮絶な勢いでぶり返しています。
 ノベライズ読みました! アメコミ版も読みました! それでもやっぱり映画がめちゃくちゃ楽しみです2011.6.29現在!!
 しかし今も誰かこんなもの、超絶独自世界の垂れ流しが見たいと思うのか!?
 それは、気にしません。私が楽しいのでOKです(ぉぃ
 そして書き上げた今の気持ちを忘れないために、思いのたけをメモメモ、っと。

 

 ずーっと頭の中にあったものです。
 でも、最初の予定からは大きく変化したこともあります。

 一つは、どうしても意図的に、入れられそうならどうにかして入れたくなったこと。
「どれほど困難なチャレンジで、どんなに先行きが不安で、未来が暗く見えても、誰よりも強く希望を描いて前に立ち、俺が連れて行ってやると全力で取り組む頼もしいリーダー」
 誰もがそんなに強いわけじゃない。負けもするさ。打ちのめされてうなだれもするさ。でも、誰かが強く前を見て力強く歩むなら、それが周りの者の勇気にも希望にもなるように思います。
 今本当に必要なのは、もしかするとそんな存在なのかもしれません。

 二つ目は、バリケードと一緒にいる相手です。
 最初はメガ様でした。でも、なんか違うなと。
 彼が答えを出すのは他の誰かがそうするのに比べてきっと簡単。強いし、賢いし、タフだし、大きいし。だからきっと、どこか超然としたものになってしまう。
 ふと思いついてスタースクリームに変えました。……まあ、IF世界って最初からなんとなくスタバリですしね(ぉぃ
 いっそこのままそんな話も見てみたい人は教えてください(笑

 三つ目は、サウンドウェーブ。
 素の性格は実は違うぞ、と。本当は素から淡々とした人のはずだったんだけどなぁ。変だなぁ。

 四つ目は、結末です。
 最初は、「危険が存在すれば、バリケードも存在できる」ということから、メガ様がバリケードだけを連れて、すぐさまオールスパークの探索に出ることになっていました。その危険、メガ様が感じる恐れゆえに延命できる。その間に、もしかしたら運命を変えられるかもしれない、と。
 しかし相手役をスタースクリームに変更し、思いつくままに書き殴り書き進めていったら、こうなりました。
 ジェットファイアと融合してしまうルートも考えていましたが、あそこまで書いて急にコメディに走りたくなって、こうなりました。あとやっぱり、なんのかんの言って一つの命を背負うのは重いです。キャラクターとしても、それをやらせる私としても。

 あえて五つ目として上げるなら、本当はもっと淡々としているものだったはずなのになぁ、ということです。
 バリケード愛されすぎですね★ 二人からぎゅ〜されてるし。
 誰かを極端に特別扱いするのはやめておきたい、と思っていたのですが、そんなこと考えていつまでたってもアップできないくらいなら、もう本能と煩悩の赴くままでいいか、とこうなりました。

 

 ディセプ側の話になったのでオプティマスが全然出てきません。本来ならリーダーはこの人であるべきなんですが、仕方ない。IF世界ではオプ自身がメガ様を尊敬してるから。ま、司令官の「私にいい考えがある」は基本的に失敗フラグなので、今回は出てこなくて正解ということで(笑
 潜在的には偉大なプライムなのですが、やはり特殊条件が重なりすぎて、その特性を存分に発揮できていない感じですね。

 それから、どうしてみんな映画3作目にはノリ気じゃないのかは、映画を見ればお分かりではないでしょうか。センチネルが悪者になってしまってるからです。特にこれにはメガ様が……。今までは自分が悪役だったし、部下たちに悪役をやらせることについても「芝居なんだしいいじゃないか」と思って笑ってましたが、父にも等しいような恩人、しかも故人を悪役にするのには、さすがに抵抗がおありのようで。