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【デッキ概要】
| 8、11 |
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正義、力 |
| 汎用性 |
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★☆☆☆☆ |
| サイズ |
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12cm x 6.6cm |
| 紙質 |
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良い |
1835年にリリースされたデラロッカのタロットの、リカラード版、のようです。同じくリカラードに「クラシック・タロット」がありますが、色合いがかなり違います。 クラシック・タロットと比べると、描画はなんとなく濃ゆい感じ。これは個人の感覚によるものですけれど、なんかこう、髭っとか筋肉っとかが目立って見えるのです。気のせい? また、色合いが抑えられて全体的に暗く感じられます。 小アルカナは数札で、意匠はマルセイユ版とよく似たものですが、ペンタクルの2に署名がありません。(ペンタクル……コインの2のリボンに、製作者の名前とかを入れるのがマルセイユ版のスタンダードだそうです) 発売はロ・スカラベオなので、サイズはスタンダード、紙質も実用的なものです。

【カード紹介】
裏面は深い緑の草花模様。ロ・スカラベオはシック系の裏面はハズすことがあまりない気もします。イラスト使われるとちょっとお邪魔に感じることが多いですけど……。 とりあえず、「アラビア数字かよ!」とツッコんでおかないといけないでしょう。点対称にならないようにしているということは、逆位置を採用する前提なのかなぁ。 魔術師が靴職人になるデッキはこの時代だとそれほど珍しくないと聞いた覚えがあります。エプロンもして、作業台の上には靴もありますが、一応はカップというシンボルなのでしょうけど、ワインを掲げているように見えるのがなんとも(笑 死神の足元には財宝。骨格もリアルですね。太陽のカードはサンプルで挙げられていることが多いので、既にご存知だったかたも多いかもしれません。
【他のカード】
愚者、恋人、月、ソードの7。 愚者の背中のMが気になって仕方ないのですが……? あと、ものすごい髭面でなんだか悪人面にも見えます。なのに犬はスパニエル? それともフォックスハウンドか。なんかそれっぽい見た目。可愛いですね。 恋人は、男性がナイフを持っている兵士風です。女性がはっきりと片方、高貴な身分であると分かる装い。冠もガウンも超豪華。女性ではないようにも見えます。天使は目隠しをしているバージョンです。 月はアングルが独特です。つかザリガニ、デカすぎでしょこれは。犬なみのサイズって、なんの化け物ですか。でも絵としては好きです。 そしてソードは平べったさがよく分かる図案です。……いや、これだと13本だよね?(笑
【烏のザレゴト】 ★☆☆☆☆
ザレゴトにも書いてましたが、正義に描かれる女性(女神・天使)がふんわりと優しげなのに対して、女帝の顔の輪郭が逆三角形で冷たく見えたり、力のカードのねーちゃんがマジ怖い!とか、悪魔の胸毛が気になるとか、見た目でずいぶん楽しめます。こういう絵が嫌いでなければですけど。 力とか悪魔とか、濃ゆいカードは「クラシック・タロット」よりこっちのほうが迫力あるかも(笑 気になったのは、カード全体の暗さです。同じロ・スカラベオから出しているので、メーカーによる差ではなく、デッキのプロデューサーによるものなのでしょうけど……。
デザインは全体的にマルセイユ型ですが、絵そのものはより写実的な絵画。でもこれもまだ、版画の時代かな。 |