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2013/08/02 (金) 討鬼伝1.04とアマラー また調整されましたね。さっそく落として来ました。おお、神木の要求が3000に！ 半額に!! ええ、だって6000って、ストーリーなら終盤の、マルチでも後半のクエスト行かないと赤出ることありましたからね……。しかも、育ってしまうと序盤に手に入る、しかも神木からしかもらえないものがまったく出てこなくなって、「確率？ だとしても出なさ過ぎない？」でした。これも修正されたとのこと。 まあでも私が最も我慢できない"アレ"は変わるまいよな……はははは……。 そしてアマラー。 ハウス・オブ・ソローのクエストラインもクリアしました。 「そして誰もいなくなった」なのでなんともやりきれないシナリオです。しかもそれって自分が踊らされたせい？みたいな。 さーて、あとはストーリーのクリアでも目指そうかなぁ。 今回もまたソーサリー特化の魔法使いプレイなので、２キャラ目と同じことしてる感じです。 １キャラめはフィネス（盗賊・アサシン系）メインで魔法少々でした。 ３キャラめのマイト（戦士）特化を動かすのもいいなぁ。って、４キャラめのフィネス特化はLV25くらいまでいってたっけな。 2013/08/03 (土) あまるぁ 新規スタートのソーサラー、ストーリーをクリアしました。最後のネタバレは、「たぶんここ読んだからってプレイする人も今更いないだろ」と思うものの一応やめときます。 死体から蘇り、そのせいで自分のことも世界のこともなに一つ覚えてなかったゼロスタートの主人公の、過去が明らかになっていくあたりは好きですね。 クリア後、アーガスはあそこにいるとして、エリンはどこにもいないとして、ヒューズとサイダンはどこにいるんだろ?? アーガスいわく、「サイダンと最後に会ったとき、ソローで嘆いてた」だそうですけど、行っても誰もいないし。 この後は、ナロスの牙進めてもいいけれど、やはりフィネス特化、マイト特化のキャラで楽しもうかなぁ。 フィネス特化のキャラは、ソローのクエストラインの途中にいるので、ストーリークリアもそう遠くないですね。マイト特化はまだLV７。 しかしたぶん戦闘は、ソーサリー特化が一番ラクだと思います。特にソーサリーのポイントが70になった時点で解放されるメテオが便利。 でも魔法が効きにくいトロールと戦うときは軽く涙目……。フィネス＋ソーサリーの１stだと、毒効果のダガーとかフェイブレードでがりがり削れるんだけどなぁ。フィネス特化だと弓で遠くから削っておけるし。 マイトだけはクリア近くまで進めたことがないので、マイトアビリティを駆使して戦うとどうなるのかを知りません。 うむ、やはり次はマイトかな！ 2013/08/04 (日) マイト特化プレイ中 戦士系＝マイト特化でプレイ中です。ロングソード、グレートソード、ハンマーという武器構成。そして基本的にガチ。そして基本的に、タイマンには強いけど一対多は苦手 orz戦士系って、たいがいのゲームでは"スタンダードな攻防"のできる初心者向けのクラスな気がしますが、このゲームに限ってはむしろ上級者向けに思えます。 たぶん、ソーサリー（魔法）が一番初心者向け。同じくらいまで育てた段階で、魔法特化だと範囲型のコスパのいい、しかも連発できる魔法を覚えるので、小型の雑魚に苦戦することはありません。 が、マイトだとどうしても攻撃範囲が自分の周囲、ほぼ前に限られてしまうため、囲まれると絶対的に不利。アビリティで、「ダメージが増えるがよろけなくなる」というのがあるため、それを取ればかなり強引な戦いかたも可能なのですが、LV 10程度では取れないし。 育ってしまえば面白そうですけどね。周囲をひるませつつ、防御力を下げるウォークライとかいったアビリティもあるし。 それまでは、それぞれの武器の攻撃範囲や前後の隙を考慮しつつ戦わないと、ちまちまとダメージ受けますし、こっちの攻撃中断させられてイラッとします。 というかたぶん、魔法がラクすぎなんちゃうかな。 でもフィネス（アサシン系）でもそれほど苦労した記憶がないのは、やはり弓が使えるからか。 武器自体は、どのクラスだろうが好きなものを使えます。ただ、それぞれのクラスの得意武器は、アビリティで強化したり、派生攻撃を増やしていけるため、結果的に他のクラスの武器よりも強くなる仕組み。 特化で育てず、マイト・フィネス・ソーサリーをすべて均等に育てていってもOKだし、どれか２つをピックアップしてもOK。 うちには、ソーサリー特化でクリアしたのが二人と、ほぼフィネス＋ソーサリー少しでクリアし、今は均等にアビリティ振り直してるのがいます。 オールマイティで育てていくと、最終的には「すべての武器マスタリーがmaxになる」という特殊な効果を得られるようなので……最低限だけ武器マスタリー取りつつ、基本的には他のアビリティを強化していくと、面白いことになりそう。 そんなこんなで、戦闘が面白いのでアマラーは繰り返しプレイしてしまいますね。 あと、1stキャラだけはほぼ全クエ……バグで進められなくなったもの以外たぶんすべてクリアしていますが、他のものは掻い摘み型。今回のマイトキャラで久しぶりにプレイするクエストとか、けっこう忘れてて新鮮でした。 2013/08/05 (月) 面白くなってきた マイト女子、継続中。回避からの攻撃とか、ガードからの攻撃とか、モーションが増えるとその分柔軟な戦い方ができるマイト特化。このテクニカルな戦い方がまた熱いですね。楽しい★ ひるまなくなるアビリティも、強化していくと防御ダウンがなくなり、持続時間も伸びるので、敵の数が多いと見たら、その時点ですぐに使ってから飛び込み、グレートソードやハンマーなど攻撃範囲の広い武器で暴れ回り、効果が切れるあたりで敵の数も減ったら、ロングソードで一匹ずつ仕留めていく……とか。ハーサーカー状態になって敵を倒すほど攻撃力が上がるというアビリティもあるので、併用するとかなり強いです。 あと、ソーサリー、フィネスよりも単純に物理防御の高い装備を身につけられるので、ガチで暴れてもあんまりピンチになりません。特に大型の敵と戦ってると、ソーサリーのときには一発食らえば半分近く持っていかれたのが、「え？ こんだけ？」というくらい食らわなくてびっくり。ガードの性能を上げるアビリティもありますし。 なので、ある程度育ってしまえば、適当に戦っても強いようです。が、攻撃を食らわないように華麗に立ち回ろうとすると、やはりかなりテクニカルですね。燃える〜♪ ようやくマイトも面白さが分かるところまで育ったところで。 やはりそれぞれのクラスに味があるなと思います。 広範囲を一度に攻撃できる魔法で圧倒的な攻撃力を発揮する反面、魔法の効きづらい相手に出会うといきなり慎重にならざるを得ないソーサリーとか。高難易度にすると、やはり一番頭使って戦わないとならないのがソーサリー特化のように思います。 クリティカル強化などができるまではどうしても決定的なダメージが出せないくせに、クリティカル率を上げられるようになると手数と威力が揃うのでかなりチートくさいフィネスとか。しかも戦闘中に姿消せますからね。 敵の攻撃をものともせずに暴れる爽快感と、緻密に立ち回る面白さが両立するのはマイトの特権のように思います。他の２クラスでは、敵の攻撃無視してというのは無理なので。 フィネス＋ソーサリーだと、弓と魔法を使って遠距離から一方的に攻め潰すこともできますし、魔法が効かない相手は毒のダガーなどで削り倒すといったこともできます。また、姿を消してマナの回復を待つといったことも。 マイト＋ソーサリーだと、ガチで暴れつつ回復もできますし、物理が効きにくい相手に魔法を使うといったかなりのオールラウンダーになりそう。 マイト＋フィネスだと、手数の多いフィネス系の武器を、バーサーカー状態とか、ひるみなしで振り回せることになるわけで。これもかなり強そう……。 マイト＋フィネス＋ソーサリーというのは、本当にどのアビリティをとるかで、どんな戦い方でもできて面白そうですが、武器の持ち替えが頻繁になるか、結局使う武器が固定されそうな予感。それなら、マイト武器一本、フィネス武器一本に魔法、という組み合わせが無難か。 スキルもアビリティも、お金払えばいつでも振り直せるので、LV 40（MAX）になったキャラでいろいろいじってもいいのですけどね。 でも、防具などを習得クラスに合わせて取捨選択しているため、手持ちにいいのが残ってないんですよねぇ。 2013/08/07 (水) マイトでナロス マイト特化女子のプレイは、ウォースウォーンのクエストラインをクリアしたところで寄り道中。カロッサエの住むナロスの牙に来てます。 人の倍ほどある石像みたいな種族カロッサエ。メインキャラである女性衛兵長セカンドラたんはやっぱり萌え★ 真面目で一所懸命なとこがかわいいのぅ……。 そして久々にここのサブクエにも手を出してます。 そういえばあったね、ライケイオス。 "学校"です。議論する場所です。でもその議論が、「命題を挙げてそれぞれの意見を言い、どちらが正しいかバトルして決める」という、真面目なのか笑わせたいのか分からない仕様。 そもそもはここ、宝箱開けて呪いにかかって、治療してくれるヒーラーがいるからと訪れたついでなのですが、やっぱ好きだなぁ、勝てば正しい、というのが。 ただ、カロッサエの思想では「徳は、それを実現できる強い者に宿る」ので、強い＝徳性が高い、なのですね。だからこんな発想になるわけで。 ちなみに戦闘はタイマンなので大したことはありません。ただ一人だけ、対戦相手にこちらを凍りづけにしてくる技を持つのがいるので、それだけが要注意。と言っても、マイトの防具で来てるとそれでもさして痛くないからラクでいい……。 そんなこんなで気がつけばLV 20。 アビリティも増えました。でも、ソーサリーとかフィネスだと、下位のものを限界まで強化して進めていたのに、このマイト子はかなり広く浅くになってます。そのせいか、「つえー!!」って感じがしないですね。 それでも、ほぼ初めて見るマイト系の高位防具のデザイン。きれいな顔してガチバトル★ 2013/08/09 (金) オールマイティキャラ ここ最近の再プレイに合わせて作ったソーサリー特化を、ステータス振りなおしてオールマイティにしました。各クラスへ振ったポイントが37になると、３種混合の最上位ディスティニーが解放されます。このディスティニーに、「すべての武器のマスターアビリティが解放」という特性があるため、全武器に精通することになるのですが……。 解放されるのは、すべての武器の特殊アクションですね。これらがすべて自動的にLV３に。 よく使う武器の威力などは強化し、あまり使わない武器は放置。そして使用アビリティもいくつかチョイス。防具は持っていたものの中から良さげなのを組み合わせ……。 ………………。 いろいろできるので楽しいのは楽しいのですが、強いかと言われれば、やはり特化型のほうが強い気がします。ポイント70から取れる最上位のアビリティがどれも強力なのに、オールマイティだとLV40になっても各クラス40ちょいくらいが限界ですから。 でもまあ、このキャラはまたデッド・ケルの伝説はノータッチだし、このまま進めることに。 デッド・ケルは……1stではクリアしてるし、２番めにクリアしたソーサリー特化キャラもクリアしてますね。ただ、たしか1stでは、メインストーリー部分のクリア後のオマケクエストで、村のリーダーの娘・ニーナたんが殺されてしまってた記憶……。 なんとなくそれがあったので、序盤で発生するニーナとの会話の選択肢が気にかかりました。「生存者を探すか、漂流物を探すか」で漂流物を探してもらって片手剣ゲット。そしてその後の、「侵入者を追うか、村に戻るか」で、村に戻れと言ってみたら。 おお！ ちゃんと生きてる!! 最初にプレイしたときには、序盤の展開も会話も記憶が曖昧でした。そして2ndはろくに文字読まずにただ進めたので、ほとんどなにも見てません。が、今回、久しぶりということでキーになる選択肢とか会話はすべてきちんと見て、やっと分かりました。 ニーナとの会話の時点で、「北のほうにも漂流船らしきものが流れ着いた。沖合に船が見える」と言ってたのですね。これがメイン部分クリア後に現れる連中の船。なので、ニーナにそれを探りに行かせると彼女も犠牲になってしまうけれど、村でおとなしくしてなさいと言えば、無事に済む、と。 ニーナが死んでしまう場合、村のリーダーは嫁さん殺されて、信じていた神も失って、娘も亡くすというとんでもない結末なのですが、娘が生きてるならまだ救いがあるように思います。やれやれ。 マイト女子、フィネス女子も進めないとなぁ。どっちもLV 25くらいです。 特化で育てているとこのあたりでクラスポイントが70を越え、チートくさい性能のアビリティが取れるようになり、面白くなってくるんですよね。 2013/08/11 (日) 360壊れたか……？ 久しぶりにMASS EFEECT 3で攻略を進め、一区切り。一度電源を落として他のことをした後、「久しぶりに進めるかな」と思ってもう一度立ち上げたら、フリーズばかりでちっとも進めなくなりました orz 最初はなんともなかったのですが、いざミッションに行こうとしたら、会話イベント中にフリーズ。「っかしいな、こんなところでフリーズしたことなんてなかったんだけどな」と思いながらも電源を落として再度やり直すと、さっきフリーズしたところは通り過ぎたものの、その先の会話中にまたフリーズ……。 再度電源落とし、キャッシュクリアしつつ立ち上げたら今度は前２ン位のフリーズの中間点でフリーズした挙げ句に、電源スイッチの周りが赤点滅……。 電源をコンセントから入れなおしてリトライすると、そして今度はタイトル画面が出る前にフリーズ……orz 仕方ない。 しばらく冷ましてまた数日後にでも動かして、駄目なら買い直すか……。 たしか次のoneて、互換性ないんじゃなかったっけ？ 360は、持ってるソフト数は少ない代わりに繰り返し遊ぶゲームが多いので、「じゃあいらない」とは言えないですね。ことにMEシリーズがあるかぎり。 ただ、気になるのはME2のとき、一時的なシステム管理漏れみたいなもので、日本のアカウントで海外のDLCが取れました。そのおかげでいくつかのDLCを楽しめたわけですが、本体の変更に伴うデータ以降で、これらも移動させられるのかってこと。 既に作ってあるデータはさておき、これから遊ぶのにME1から進めてるものとか、仲間を増やして進みたいと思うと海外DLCは必須です、260では。 最悪、PS3版でME1はプレイコミック、ME2からプレイというのもありっちゃありですが……。 ゲームプレイだけなら、ME1からまた全部、ゼロからスタートしたってちっとも構わないゲームですけど、PS3ではME1が出ていないことと、このME2のDLCだけが難点なんですよね。 でもまあ、究極北米アカウント取ってくればいいだけだし、とは思ってます。 ME愛ナメんな。 2013/08/22 (木) DA2 すっかり積みゲーと化しているDRAGON AGE 2。そろそろ進めようかと思わないでもない今日この頃。DAOはけっこう一気にプレイして、２キャラめ、３キャラめも作ったのですが、２はどうにもピンと来ず序盤で放置してました。 辿り着いた街をうろつきたい気分にならなかったというか、クエストこなすのが面倒になってしまったというか。分かりやすい吸引力がない感じ？ ブログなどでDAIに向けてのいろんな考察とか見ていると、やはり、物語がどうにもやりきれない、ヘビーなものであること……分かりやすいヒロイックさのない地味な盛り上がりを続けていった果ての壮大なカタルシス、的な匂いがして、地味さに耐えられず飽きてしまう感じ。 あと、難易度下げても戦闘がちょっとかったるいですね。 しかし、テンプラーとメイジの対立、どちらに肩入れしたところでヒーロー気分にはなれない、やけにリアルな選択の重みなどなど、気になる点も多々あるゲームです。でも確実に、気楽＆爽快に遊べる類じゃない（笑 ヘビーな物語重視のプレイヤーにはこの上ない物語体験を提供してくれることは間違いないと思います。が、いかんせん私にはヘビーすぎる感じ。 しかしそろそろ、少し性根入れて進めようかなと思わないでもありません。 ただまあ……ロスプラ３がもうすぐ出るし、DAIは来年以降のようだし、９月にはモンハン４。冬になったらとか思ってると、また別のゲーム出るんだろうなぁ。 ちなみに、10月予定のポケモンは、なんかもう９割「Ｚ」が発売される気がして、そのときでいいかという気分です。黒白も前半部くらいでやめちゃってるし。 2013/08/25 (日) narrative ゲーム関連のニュースと、愛読してるブロガーさんがだいぶ前に書いた内容にちょっと触発されて、「ナラティブ」について自分なりに考え、書いてみることにしました。ナラティブというと馴染みがなくても、ナレーションといえばたいがいの人は聞いたことがあると思います。narrativeは「物語」という意味の名詞。narrationは「語り」「語ること」。ついでにいえば、narrativelyとすると「物語風の」といった副詞になります。 物語性の強いゲームについて、「ストーリー」という表現をするか、「ナラティブ」という表現をするか、近年のゲーム界では区別がされてきているみたいですね。 で、その違いはなんなのか？ という話。 直近のカンファレンスでは、国産RPGの二大メジャー、ドラクエとFFについて、ドラクエはナラティブだけどFFは違う、といったように解説されたみたい。 私からすると、ドラクエもナラティブと言うには微妙なのですが、FFが違うというのは、ナンバーにもよりますが、合ってると思います。 ストーリーとナラティブの、違い。 それはたぶん、「プレイヤー自身の物語に対する参加・没入度」にあるのではないかと思います。あえて言うならナラティブは「物語性」と訳したい感じ。 まず、感情移入したり、夢中になる物語、ドラマがあることが前提です。 その物語に対して、第三者として鑑賞して感動したりするのは、あくまでも「ストーリーに引きこまれて感動した」という話。主人公や周囲の人物たちの悩み、迷い、決断、悲劇、喜劇、そういったものに引きこまれて見る、一種の映画や小説、結末の展開も作者の決めたとおりに進む物語です。 しかしナラティブという場合、「プレイヤー自身が主人公（主人公の作者）として、そのゲームの世界観の中で、登場人物の一人であるかのように決断に迷ったり悩んだりし、出来事に感動したりショックを受けたりする」という要素があるように思います。 ですから、プレイヤーが登場人物たちのドラマをただ見ているしかなく、選択肢を選んだところで、物語中の主人公が自分の感情や意志をあれこれ喋りまくり表現するようなものは、ナラティブとは言えません。 これでいくと、主人公に強烈な人格があって、「何故そうしたのか」が勝手に語られてしまい、選択やその動機が、プレイヤーに左右されないものは、ナラティブとは言えません。 FFの中でも、７や10といったもの、初期作でも２、４といったあたりは、主人公に個性もあり、ストーリーとしての物語を視聴するゲームになっています。しかし、仲間も含めて個性が与えられていない１や３（リメイク前）といったあたりは、比較的ナラティブ。ですが、彼等のすることは常に決められていて、プレイヤーの「自分だったらこうする」は反映されません。 ドラクエがややナラティブだと言われるのは、「ヒントは与えられるけれど、次にこうしろとはっきりとは明示されないことが多い」とか「３つのアイテムを集めるが、順番は決まっていない」、「その間船で行けるようになったところをうろついてみないとヒントが見つからない」といった要素にあるそうです。 たしかにその時点では、プレイヤー自身が物語中の謎に向き合って、次にどうするかを自分で決めなければならなくなりますね。 とはいえ、やることは一つだし、町の人たちの台詞などから、主人公が否応なく王道のヒーロー的な性格の持ち主にされてしまうシーンも頻出します。ですから私には、ドラクエをナラティブに分類することには違和感があります。 これとは逆に、プレイヤーキャラクターがただの記号のようになってしまうなら、どんなにプレイヤーの判断に自由度があってもそれは、ストーリーやナラティブが弱いということになります。 なんでも自由にできすぎて、「ゲーム中にできることはかたっぱしから試してしまえ」となると、プレイヤーはあくまでもゲームプレイヤーと化します。「自分だったらこうする」といった、物語・世界の中の一員としての判断や行動ではなくなってしまうわけです。 カンファレンスではグランド・セフト・オートが例に出ていたみたい？ やりたいことがいろいろできるけれど、その世界・物語の一員として、プレイヤー自身が主人公として、「自分だったら・自分の作ったこの主人公ならこうする」と物語に没入するというより、プレイヤー自身を置き去りにして、ゲームのギミックそのものを楽しんでしまう感じ。 これだと、物語体験は後回しになってしまってます。 しかし、GTAを「もし自分なら」と考えて、「できることなんでもやってヒャッハー!!」じゃなく、「いや、俺なら必要にならないなら悪いことはしない」「俺ならこうする」と決めて（縛って）プレイするなら、立派なナラティブのように思います。 MMOなどのネトゲは、自分の分身をネット世界に送り込むとはいえ、RPして楽しむのでないなら、プレイヤー同士の遊びであって、物語とは少し違ってきます。 しかしもし、RPする仲間たちとともに、物語として堪能しようと縛るなら、いくらかナラティブになりえます。 実際自分がPSOやってたときは、そのプレイごとにシチュを決めたりして、その中でそれぞれのキャラになりきって台詞を出してたりしました。（プレイヤーの補足とかが必要なときにはカッコをつけよう、とかPと頭につけて発言する、とかルール作ったり/笑） しかしそれは、そのゲームそのものが優秀なナラティブであるというより、プレイヤーたちの創りだしたナラティブですね。 デモンズソウル（ダークソウル）がナラティブだというのには、なるほどと思います。 自分が何故ここにいるのか、なんのためになにをするのか、ゲーム側からは与えられません。しかし、プレイすると決めて進んでいくことで、ゲームの中に用意された世界に触れてプレイヤー自身が、「こういうことなのか？」「なるほど、こういうことか」と体験し、知っていく。クリアのためにやらなければならないことは一つですが、プレイヤー自身が主人公と重なって、知りたいという気持ち、倒したいという気持ちで、進んでいくことができます。 私の愛するMASS EFFECTはどうなのか？ 選択によって主人公の台詞や反応が変化し、NPCたちの生死や先行きも変化します。なのでナラティブではあると思いますが、実際にプレイしていると、「そんなチンピラみたいなやりかたで脅さんといて……」とか、プレイヤーのしたいこととは別のスタイルで動かれることもありますね。ただ、大きな選択の前で、今まで自分が仕入れてきた知識や情報、感情をもとに「え……ど、どうしよう」とものすごく悩むのは、ナラティブな体験です。 まったく個人的なME体験で言えば、最初に訪れたときには「このNPCとか態度悪いなぁ」と思っていたものが、仲間を失った後で来たときには「おまえらの態度なんかどうでもいい。こっちは仲間なくしてまで戦ってんだ」という気持ちに自然となっていたこと。これは、見事なナラティブ体験のように思います。 "個人的には"。 と今書いたように、どんなゲームが"素晴らしいナラティブ"なのかは、個人によると思います。 MEでメッセージをくださったかたの中に、「いろんな選択ができるのに、自分の納得いく選択しかしない」としてプレイしているかたもいらっしゃいました。そうすると、他の選択をした際に見ることのできる様々なシーンは見られないのですが、「もし自分のシェパードなら」を突き詰めたこのプレイスタイルは、MEをとことんナラティブにしているように思います。 デモンズソウルなども、説明はされないけれど用意されている世界そのものから物語性を感じることができず、つまらないと感じてしまう人もいます。 エルダースクロールズ・シリーズなども、主人公の個性を自分で決めて、世界に触れながらプレイすればナラティブですが、できること片っ端からとなると、その性質は薄れます。 そのゲームがプレイヤーにとってナラティブになるかどうかは、ある程度はゲームそのもののシステムや作り込みによりますが、そこから先は、プレイヤー次第。 より多くの人にナラティブな体験を提供したゲームが「良いナラティブを持つゲーム」として評されるものになるのでしょう。 ついでに言えば、ナレーションが「語り」であるように、ナラティブなゲームをプレイした後には、その世界の内部の人間であるかのように、世界内部の問題について「語りたくなる」ものかもしれません。 MEだとジェノファージの是非、ドラゴンエイジならメイジの処遇についてなどなど。デモンズソウルのようにゲーム内にあるのが冒険・探索だけであっても、物語は作りこまれているのになにもかもは説明されないため、「いや、これはきっとこういうことじゃないか？ だって○○はこう言っているし、ここにはこうあったし」「いや、それは……」と、プレイヤー自身が冒険者のように語り合うことはできます。 用意された物語を、「その世界の内側から体験できる」のがナラティブ。「外から鑑賞する」のがストーリー。 なので、内側に没入できるかどうかはプレイヤー次第のため、誰にとってもナラティブな物語体験ができると決まっているゲームはない。 かなり大雑把ですが、つらつらと考えてみた私の着地点は、こんなところです。 2013/08/29 (木) ロストプラネット３ 待ちに待ってたロスプラ３到着です！……とはいえ、実は１、２はほぼプレイしていないので、これが初ロスプラといっても過言ではありません。 ストーリーの背景なんかもぼんやりとしか分からないのですが、３が一番昔の話ということだし、安心して堪能する所存。 シリーズプレイヤーにとっては、「これがああなったのか」など、未来・設定を知っているからの楽しみもあるのですねぇ。羨ましい。気になったら３の後で１やってもいいかなと思ってます。 １は難易度高そうだからやらなかったんだっけ……？ それとも、その頃はまだTPSとかにあんまり興味なかったから、ハードめの設定のこのタイトルはそもそも眼中になかったような記憶もあります。 ２もレビュー見て微妙そうだったのと、丁度他にやりたいゲームがあったから買わなかったのかな。で、友達のところで少し触らせてもらっただけ。 さて、長いインストールも終わってプレイですが……この間ちょっとレビュー見てたら、ロードが長い、と。……まあ、360で買ってればマシなんでしょうけど、うちの今、壊れてますからね。大丈夫、ロード長いくらい気にしないことにする。 あと、オンでのCOOPやるつもりはないので、そこがグレードダウンしてるのは私の中ではどうでもいい話。 難易度は……イージーでいいよ（笑 戦闘はさくさくと。出てきた一番弱い雑魚は、距離が遠くなければ一発ですね。 で、ローディング……たしかに長めだけど、まあ、言うても仕方ないし。しかし、なんのためのインストールかってのはたしかに言いたくなりますねぇ。 さてさて、リグにも乗ったし、ストーリーを楽しみたいと思います。……でもショットガン買ってきたほうが良かったかな（汗 お、嫁さん美人〜！ ほぼ初プレイな私の感想としては、楽しいです。 いつどこから敵が出てくるか分からない状態で探索する快感はこのゲームにもあって、雰囲気がいいので、慌てて突っ込まず慎重に進みたくなり、それがストレスでありません。 ショットガン買ってこなかったからハンドガンしかない、この貧弱な装備でどきどき探検。 それにリグ（建設用重機ロボ）たんの頼りガイっぷりが既に素敵。頑丈なマシンで、人間よりは圧倒的に攻防能力が高いというのよりむしろ、近くにいる間はレーダーが使えるというあたりに安心します。レーダーがなくなると、ＡＫ（エイクリッド。モンスターのこと）の鳴き声とかで存在を知り、どこから襲ってくるか自分の目しか頼れないのに比べると、レーダー範囲内であれば位置が分かる恩恵は大。それに、そういった電子機器が作動していないと、自分の装備の情報も画面に表示されません。 リグに戻れば弾薬も補給されますし、まさに命綱。ジムがリグ大事にしてる気持ち分かりますねー。 そして初ミッション。ロード中の解説で、ピストルの弾薬は無限だと出てきますね。ほうほう。 で、行きに雑魚倒したからと思ってたら帰り道にも出る罠。そしてあっさり噛まれてます。イタタタタ。 何事もなく戻れるとは思っていませんでしたが、突然の大型嵐接近のため、急いでリグで支柱を固定しろと言われます。 帰ってきたらコロニスの人たちが手を振って向かえてくれるのが心憎い演出。ヒーロー気分。 お金（サーマル・エナジー）も手に入ったし、武器買ってから次に行こうかな……。 ショットガンと〜……ショットガンのストックアップグレード。……ん？ ショットガンも弾薬無限て出てくるんだけど……これはイージーだからなのか？ それともそういう仕様？ まあいいや。 武器の切り替えがどのボタン化分からずにまごついたりもしましたが、アサルトライフルも拾いました。ほう、アサルトライフルは弾数が出るということは、ショットガンも無限がデフォなのか。 リグに乗って、次のミッションへGO。 奥さんが言ってたミュージックが届いたようです。リグに乗ってる間は好きな曲聞いてられるみたい。ほうほう。まああれですね、大型トラックの運ちゃんとか、そんな感じ。演歌ないんか演歌。 嵐にあってリグが凍り付いてしまい、下りて除去しろとか言われます。ＡＫをあしらいつつ氷を撃って破壊。リグと持ちつ持たれつというか……なにこのリグ萌えなゲーム。ヒロイン＝リグでいいのかな？（ぉぃ 徒歩の道中は、後でなにがあるか分からないので、厳しいと思うまではピストルでいってみよう……。 で、音楽も変わるし、さっきなんか変な影は頭上よぎっていったし……。なにか起こる気配満々ですね。 出てきたのは……まだまだ小型のＡＫですね。雑魚のちょっと強い版。 さくさく倒してデータ回収。 メインミッションの間にはサブクエストみたいなのも出るんですね。お金稼がなきゃー。 って、ジムがなんで一攫千金狙って、奥さんと子供を地球に残してこんな星に来たのかは、まだ分かりません。奥さんのビデオレター……これがとりあえずヒントなのかな。冗談になってない気がするし。 それに、この物語は老人になったジムが、今わの際に過去の罪を告白するという形で語られているものです。地球に戻らず、エデン３にいて、孫娘もいるってことは、ここで新しく結婚してるんじゃないかと思われますし……。奥さんの病気の治療にお金がかかるとか、そんな理由なのかな？ はて……次のミッションに行く途中、雑魚からの攻撃でリグたんが故障してしまいました。 どうすんだ？ と思いつつ降りて雑魚を片付けてたら自動で修復しましたね。ふむふむ。 目的地に到着後、「山頂まではゴンドラがあるからリグごと運んでくれる」と無線。……こんなものゴンドラ故障してるってフラグ以外の何物でもないやん orz 案の定、徒歩で山頂を目指すことになりました。やれやれ。 デカい虫の大群相手に死にかけたりしつつも、なんとか山頂へ。むしろそこにいた大型ＡＫのほうが簡単ですがな。しかもこれ、プロデューサーのプレイ動画で見てたヤツですね。なので２匹めはリグでドリドリ〜。 ここまでで３時間くらいでしょうか。 画面酔いすることもなかったので一安心。 しかし、基地内部での移動距離がそこそこあるのに、うっかりエレベーターの階数指定ミスったりするとローディングが長いのはガンですし、てくてく歩いて（あるいは走って）移動するにしても、ちと億劫。 さーて、バイトから帰ったらまた少し続きやるかな〜。 2013/08/30 (金) カニめ……っ ロスプラ続きです。ローマン博士の依頼……なにこのアッサリしすぎててなにさせられたのか分からない感。 ってな感じで終わらせて次のミッションへ。 データポッドを設置して来いというので……あ、これも動画であったところだね、敵はカニだねと思っていたら、このカニがなかなか倒せねぇorz なっかなか背中の氷が剥がれなくて、「突起全部破壊しないとダメ？ 破壊したけどまだ氷とれないの??」状態。落ちてる弾薬全部使い果たして、ショットガンで無理矢理倒しましたけどね。 そして謎の施設発見。ドキドキ……。 って、長ェよ!! 施設の奥まで進んで、引き返して、また別の施設に入って……と探索が長くて、少し飽きてきましたが、ようやく超大型ＡＫと遭遇！ 脱出しようとするとそいつがところどころで襲ってくるので、あしらいつつリグのもとへ。そしてリグで決戦。って、ここも動画で視聴済み。むしろ氷がなかなか取れなかったカニよりはラクでしたね……。 そしてやっと、雪賊の街に来れたようです。このミラちゃんがエデン３での嫁さんになるのかな?? このあたりからは、動画もないのでドキワク初見プレイ。 おとなしくしてろと言われたのに勝手に脱出して、……シェパード以上によく落ちるジム・ペイトン。また落ちて捕まって、ミラのおかげで助かりました。雪賊のコロニー・リーダーはソウイチ。日本人ですね、きっと。そういう顔もしてます。 彼の信頼を得るために、まずは薬を取りにいくことになりました。バルキリーという炸裂弾を撃てるボウガンみたいなのゲット〜。これはちょっと行って帰るだけで、移動は大したことないのですが、ここにも大型ＡＫが出ますね。カニ＋サソリみたいなヤツ。こいつ……しっぽ壊した後、ある程度距離とってじっとしてたらなにもしてこなくなってしまい、しかも体の正面越しに、弱点の尻尾切断部分が見えていたので、ここにバルキリー打ち込んであっさりと撃破……。 これでソウイチも話くらいはしてくれるようになりましたが、ジムが所属するコロニスと協力しようみたいなこと行った途端に激昂。置き去りにされて、迎えが来ると信じて生き延び、結局裏切られたソウイチは、NEVECを絶対に信じないようです。 １・２とプレイはしてないけれど、たしか敵がNEVECだったのは覚えてるので、信じないほうがいいのは分かります。 そこで次は、「敵は敵に武器を与えない」から、信頼を得るためには有効だとミラが言うので、遺棄された武器を取りに行くことになりました。 今までの段階で、３から分かっていることは、 ・ジムは開拓の作業員としてNEVECに雇われている ・ジムは、この惑星の開拓に従事するのは、自分たち（先行してた者たちはいるけれど）が初めてだと聞かされていた ・しかし実際には、ソウイチたちが40年もここにいるように、NEVECはかつてこの星に来ていた ・そのときの開拓が進まなかったのは、どうやらＡＫの異常行動で襲われたから ・取り残されたソウイチたちは自力でいろいろ開発したりして生き延びてきたが、NEVECのことはまったく信用していない という感じです。 2013/08/31 (土) ロスプラ続き 武器庫を確保してきたことで、ソウイチもジムを信用してくれるようになりました。ジムとしては……どうやら特に何か事情があるというのではなく、生活が厳しいために稼ぎに来ているようですが、それにしちゃ命のかかり具合ハンパないですよね？ ここまでしてお金得ないと生活ままならないんですか？ 奥さんからのビデオレター見てると、決して貧乏してるようではないのですけど？ でもその奥さん。 ソウイチたちの集落には二週間くらいいることになって、その間コロニスとは連絡が取れずにいました。奥さんからのビデオレターに返信もしてないため、通信県内に入った途端、「返事が欲しいわ」というレターが。 なんか……ギクっとしました。 ジムにはジムのやむをえない事情があって、九死に一生を得ました。12日ほど意識がなかったくらいです。でも、これだけ遠い距離まで離れているとそんなことは一切分からなくて、しかも、雪賊たちと会ったことは隠しておかないといけないから話すことができず、どうしても曖昧な説明しかできない……。 奥さんが不安に駆られてジムを信じられなくなって、すれ違って破局しそうな気がしたのです。 ともあれ、コロニスに戻ると大量のＡＫに襲撃されている真っ最中でした。 とある博士が作った装置のせいでＡＫが引き寄せられてきたとのことで、装置を破壊してやっと収まります。 その後、責任者のプラドックに会うと、なにをしていたかと当然問われます。 ってか、二週間以上も音信不通で、リグも無事、本人も普通に戻ってきたら、怪しまれますよね？ なんとか一人でサバイバルしてたって言ったって信じられないと思いますよ？ ただ、ジムには、謎の施設―――50年前のNEVEC施設で見つけたログがあるので、それを突きつけて、「これはいったいなんなんだ」と問い詰めることでかわした感じ。 でも50年前の入植のことを知っている人からすると、ジムが無事だったのは生き延びていた者がいて、そいつらに保護されたからでは、と考えられても無理はないように思います。 ともあれ、ジムはコロニスと雪賊との間で微妙な立場に置かれました。 このあたりで、お金稼ぎも兼ねてサブクエストでもこなすことに。 ソウイチから、遺品を４つ探しだしてきてくれと頼まれています。 ああ、でもメインストーリーのローマン博士からの頼み事も気になるなぁ。話聞くだけ聞いてから寄り道しようかな。 それから、データポッドが定期的にT-ENGを集めるなら、最初に設置したところに行けばまた溜まってるのかな？ 雑魚倒して小金稼ぐのも合わせて、ちょっと見てこようかな。 ……って、ローマンのトコ行ったらそのまま進むしかなくなった感じ……。 また山頂に行って、サソリ（タンガントというらしい）戦。リグがあるしヨユーと思ってたら、合間の虫の大群に三度ほどやられました orz リグだと小回りきかないので大変。 なんとか切り抜けてサソリ戦再開ですが、しっぽ切ったところまではよくても、そこから膠着状態に。どうやって倒せばいいのか、相手は前爪で引っ掻いてしかこないし、ちょっと距離離すとなにもしなくなるし……。 結局無理矢理壁際に追い詰めてドリドリしましたけど、これでいいのかおい。 あらためてサブクエ……ソウイチの依頼をこなそうとしたけれど……どこ探しても、遺品なんて、ナイ……。 "未開武器庫"の探索範囲なんて極々限られてるのに、どこにもなーい!!＞皿＜ そんなわけで諦めて、とっととメインクエすすめることになりました。 |