ウソ泣きだって気付けよ一人くらい!! と心底思いました。ハナちゃんしか気付かないんだもん。しかもハナちゃん、モモの電話はどう考えても頭悪いと思うんですが、その話からよくもそこまで理詰めの論破を……。 ただ、この回はハナちゃんの強いところというか、コワいところがクローズアップされてましたね。「怖かったんだ、怪物も、おねえさんのことも」って言われたとき、後ろで良太郎くんが苦笑してましたね。 基本的に思いやりのあるいい子なんだけど、イマジンに対してはどうしても感情的に接してしまうし、なんとかしなきゃって気持ちが先走ると、強引になってしまうんですねぇ。
さて。 冒頭はいきなりナオミちゃんとスペシャルコーヒー。あのクリーム、ヘアスプレーみたいな缶から出してたんですねぇ。 ……どう見ても人間の飲むものじゃない……。 ちなみに、電王がはじまって間もない頃、先に見ていた人に「どんなの?」と聞いたときの答えが、「イマジンがコーヒー飲んでて、そのコーヒーにはピンクとか水色のクリームが乗ってて、飲むたびにそれがこのあたりにくっつく」って説明された記憶があります……。
「イマジンの匂いだ」「イマジンはあんたでしょ」「そうでした」って、納得すんなよ!! 「やっぱ匂うな。おい、俺じゃねぇのがいるだろう」の台詞も「俺じゃねぇの」ってなんか変だろモモ! で、この回で本当はリュウタも憑いてたわけですね? そして誰もが思うと思うんですが、ウラのトークに釣られる女って、なんぼ軽いんやというか頭悪いんやというか……。 あと、ハナちゃんが言う「モモ、良太郎は今どこ!?」って台詞。「モモ」って呼び方、えら親しげに聞こえるのは何故?
「人の家土足で踏み込みやがって」「空家だと思ってた」……良太郎くんは「家」じゃないんですけど……? で、良太郎の取り合い、毎回思うことになるんですが「この体は俺のだ」とか、……勘違いさせたいわけですか? わけですね? 狙ってますよね、腐印な人たちを? 「イマジンに好き勝手されてたから」とかも? 変身シーンの、ポーズをキメようとしてハナちゃんが邪魔で、「どいてろ」も気に入ってます。そこは省略できないわけですね。で、素直にどいてあげるハナちゃん。 あと、カニさんの自称が「私」なとことか、「カニが飛ぶな!」発言とか、このあたりの回は面白い台詞、バンバン出てます。
「良太郎のセンスの悪さナメんな」とか「指差すな」とか、ここからはじまるモモvsウラの大喧嘩も好きです。 けっこうウラもやる気満々で、真正面から喧嘩してあげるのが意外です。 で、それをグーパン1発ずつで黙らせるハナちゃん(笑 モモとウラって、この頃は「表に出てる部分は正反対だけど、中身はけっこう近いのかも」って思うこと多かった気がします。
でも、最後に一番強かったのは良太郎くんでしたね。 ウラタロスのは「ただの嘘」だったと思います。でも、それを「善意の嘘」だと天然で解釈されてしまったら、もうどうしようもない。
最後のバトルは、「やべ、俺泳げねぇ」「ええ!?」でモモに愛嬌をプラスしつつ、ウラは定番のライダーキックでシメてくれました。 それにしても、今回のカニさんはけっこういい人でしたよねぇ。同じイマジンとは戦いたくないってけっこう逃げに回ってたし。 |