【お手軽ハンバーグ】

【ハンバーグ】(2人分くらい)
●合挽肉……150g
●玉ねぎみじん切り……4分の1個分
●食パンの白いところ……半分をこまかくちぎる
●卵……1個
●牛乳……大さじ2くらい。上の卵が実は多めでベタつくので、少しでいい
●塩コショウ……適量

【ソース】
●ケチャップ……3分の1カップ(だいたいで気にしない)
●ソース……大さじ1(ウスターソース、特濃ソース、オタフクソースなんでもいい)
●砂糖……大さじ1弱(1入れるとたぶん多いが、好みで)
●醤油……大さじ1
 (あるいは赤ワイン……大さじ1)

1.
塩コショウ以外のものをボウルとか深皿に入れてよく混ぜる。
混ぜるとき、手にオイルをまぶしておくとタネがくっつかなくていい。ビニール袋に入れてやる人もいるけど、どうせこの後成形するのに触るんだから諦めるがいい。

2.
ねばりが出て、玉ねぎがはぐれてこなくなったらいい感じ。
5〜6個くらいに分けて、空気抜きにキャッチボールしながら小判型にする。小さいほうが火が通りやすく、火加減が簡単。

3.
フライパンに油を入れて、よく熱する。温度高め。
ハンバーグを入れる。最初に焼く面は、強火のまま一気に固めて、少し焦げ付くくらいで構わない。
火を弱火に落とし、ひっくり返したら蓋をして、10分くらいじっくりと焼く。蓋がないならなくてもいいが、中まで火が通るまでに少し焦げやすいかも。

4.
焼いている間にソースを準備しておく。
上記の材料を茶碗でもなんでも、入れて混ぜておく。

4.
ハンバーグに箸とか串を刺して、肉汁が透明ならOK……ってよく言われるが、分かりづらければ、少し割って中を見てみればいい。
(人様に出すのでないなら気にしても仕方ない。人様に出すなら、その前に何度か試作して、自分の手順だと何分焼けばいいかを計っておけば、いちいち調べなくて済む)
ソースと一緒に少しだけ煮込むので、多少ナマっぽい部分が残っているくらいでもいい。

5.
そのままフライパンにソースを入れる。(ソースを作る前に、一度ハンバーグを取り出してもいい)
軽く揺すってソースの材料をなじませながらハンバーグにからめ、3分くらい煮込む。

・一人で作って食べるなら、成形したタネをラップでくるんで冷凍しておけばOKです。食べる何時間か前に冷蔵室に移すか、室温で戻して使います。
・パン粉を使うのがスタンダードなのかもしれませんが、一人暮らしだとフライはなかなか作れません。そのため、よっぽど自炊が普通の人でないかぎり置いてないことが多いところを、食パンで代用。食感のためにパン粉でなく食パンを使う人もフツーにいますよね。
・ハンバーグ用に、ナツメグだなんだは用意しません。使わなくても十分に美味しいし、肉の臭みはケチャップとかのソースで分からなくなります。
・ちなみに玉ねぎのみじん切りは、小さければ焼いているときにバラけにくいのですが、多少大きくても食感が出ていい感じ。苦手でも下手でも気にしない! ……ええ下手ですよ。
・半分の食パン。そのまま焼いてもいいですし、できたハンバーグを更に半分くらいに割って、ソース多めと、マヨネーズを少々。これを挟んで食べてしまえばいいのです。
・ちなみに耳は、フライパン洗った後で砂糖で軽く炒めておやつにします。
・この挽肉部分を半分、絹ごし豆腐で代用しても美味です。朝半分食べて取っておいたのを、夜のハンバーグのタネにするとかね。

【ソースバリエーション】

 おろしとポン酢+醤油少々に柚子胡椒で和風。これはさすがに肉汁と混ぜつつ作るのは問題ですが、おろしにかけるスープ部分に少し加えると、ハンバーグへの味の馴染みがよくなる気がします。
 ソースとケチャップの量を逆転させ、赤ワインも少し多めに入れれば甘みが抑えられて少し大人の味になります。
 醤油・酒・
みりん(各大さじ2くらい)に砂糖大さじ1弱、これにチューブにんにくとしょうが少々。照り焼き風のソースがいいならこんな感じ? フライパンからハンバーグを一度取り出して、肉汁と一緒に少し煮詰めてからハンバーグを戻したほうがいい感じ。洋風と和風の中間くらいでけっこうイケます。