おぶりびより 2

【「オブリビオン」の風景】

オブリビオンの門の傍 とりあえず、「オブリビオン」ってなによっていう話から。
 オブリビオンというのは、ものすごく大雑把に翻訳すると「魔界」です。
 で、メインストーリーは、「オブリビオンの門」があちこちで開き、魔物の王みたいなのが動こうとするのを食い止めるという、王道シナリオです。
 オブリビオンの門が開くと、その傍はこんなふうに空は真っ赤になります。
 で、写真の中央より少し左下に、楕円形の明るい光の輪がある、これがその「門」です。
 これは、一番最初に「門」の開くクヴァッチという町の門前。
 帝都を出て、スキングラードを経由して西へと進んだ山の上にある町ですが、いきなり壊滅しているので、平和なときにどんな景色だったのかは、実は知りません。

これもある意味メインクエ さて、こちらの写真は、単に景色がきれいだからと撮影したものでもありますが、「九大神の騎士」という大きなクエストの、最終目的地でもあります。
 このクエは、まあ、神に選ばれた聖騎士となり、かつての聖騎士が倒し損ねた魔王みたいなのを倒そうという内容。
 内容的にはやはり王道ですね。
 地図を頼りに祠を探して巡礼し、それが終わったら聖騎士の武具を集めに各地へ出掛け、最後には魔王に挑む、と。
 この場所は地図の最西端です。これだけ広々と海を見渡せる場所はそれほど多くありません。
 いずれ、海に沈む夕日でも撮影しようかなと思ってます。
 なお、遺跡の前、写真の右下のほうにぽつんと写ってるのは、愛馬(?)です。っつか、別の馬を購入してないから、タダでもらった一番ショボい馬に乗りつづけてるだけで、「愛馬」ってわけではないんですけどね。でもこのまだら馬、雑種っぽくてちょっとかわいいのです。

これは朝日 水面に照る朝日です。これはブラヴィルの傍だったっけかな。レヤウィンの傍だったっけ? うろ覚え。
 クエストに向かう最中、しらじらとあけてきた朝が、なかなかいい具合だったんで撮影しました。
 ちょっと暗くて分かりづらいんですが、実際にはもう少し色合いとか陰影とかはっきりしてて、揺れる水面もとてもきれいです。
 山のほうに行くと、見下ろした景色はきれいでも、木々が邪魔でなかなかこういうひらけた風景の写真は撮れません。
 個人的に水のある風景が好きなのもありますが、こういう場所でまったり釣りでもできたらいいのになぁとか考えてしまいます。 

これは普通に絶景  これは、本当に適当にうろうろと……いえ、「闇の一党」に加わることを目的に、また一人の別のキャラクターを作ってるんですが、そいつで逃亡してる最中に見つけた場所です。
 殺人をおかしてそれを衛兵に見とがめられると、お尋ね者になります。そうすると高速移動(マップで行き先指定しての移動)ができなくなるので、仕方なしに自分の足で、「どこか休めるベッドないかな」とひーこら歩いていたときに見つけました。
 まあ、追手は来ないだろうとは思うものの、どこまでも執念深く追跡してくるのかもしれないし、だったらこんなところで写真撮ってる場合じゃないんですけどね。岩棚を流れ落ちていく滝がきれいでしばし疲れた心をいやしてみました。


【セカンドキャラクター】

 トカゲくんです。
 トカゲ族は水中で呼吸できるため、水にもぐらないといけないクエストやダンジョンでは重宝します。
 こいつは暗殺者ギルドに入れるために作ったキャラクターなので、とにかく隠密行動と、それに使える魔法をメジャースキルに設定しています。
 クエストはさくさくと進め、一通りクリアしてしまっています。
 いや、アサシンプレイは楽しいですな! 見つからないように忍び寄り、不意撃ちで一撃。あるいは交戦せず殺傷せず、あくまでも事故病死に見せかけるために忍び込み、忍び出る。見回りの人間が立ち去るのを待って物陰に身をひそめ、じっと様子をうかがったり、「こっち来んな!」とあわてて身を隠せるところまで引き返したり。
 いざとなれば、星座の恩恵である透明化を使って脇をすり抜けたりもします。
 たーのーしーいー♪
 ただまあ、暗がりで松明を使わずに移動するためには、夜目のきくカジート(獣)のほうが便利なのかもしれません。とはいえ、一番レベルの低い暗視の魔法は消費マジカ(MP)も少ないんで、さしたる負担にはならないんですが。

蒼い月夜 で、左の写真は、このキャラクターで撮影したものです。
 せっかくトカゲなんだからというわけじゃありませんが、夜中の水泳中。
 ただ、これは暗視の魔法を使っているため、実際の画面より青くなってます。
 しかしこの青さがまた幻想的で美しくてですね。
 青い夜、青い水面、照らす青い月明かりってわけです。
 ちなみに暗視魔法を使わなかった場合でも、それほど違いません。ただもっと陸地や木、空は黒みがかり、水面に反射する光は金まじりのグレーになるだけです。それもそれでけっこうきれいなんですが、撮影するとつぶれてしまってかなり黒く……。

かっこいい んで、これが暗殺者としての仕事を評価され、幹部から譲られた馬。
 青黒い馬体に赤い目の、不死身の馬です。
 他の馬はダメージを受ければ死にますが、こいつは気絶するだけですぐ起き上がってきます。
 体力は低めですが攻撃力が高く、また足が速いので移動に便利です。
 しかしまあ、馬で移動してしまうと、「運動」というスキルが上がらないので……(歩く・走る・泳ぐで上がる)。
 急いでいる場合、目的地が既知の場所ならマップで高速移動できるし、―――そんなわけでこの馬は、趣味の乗馬的な扱いか、あるいは地図で場所は分かっているけど未知の場所へ、急いで行きたい時にしか乗りません。
 ちなみに名前はシャドウメア。


【星と……非道いなコレ】

満天の星 これは、川辺に現れる幽霊を追っていく途中で撮影した空です。
 川辺に現れて、いつも同じ方向を見つめている無害な幽霊というのがいて、それの後をついていくと、なぜいつもそうしているのか聞くことができて、そこからクエストに発展します。
 幽霊が出るのはもちろん夜。
 歩いていく幽霊のあとをつけていると、どうも追い抜きそうになるので(こちらは普通に移動しようとすると走ってしまう。スティックを浅くしか倒さなければいいのだけど)、その隙に写真を撮ったのです。

 雨が降る夜とかは本当に暗くて視界が悪いのですが、こうして月も星もある晴れた夜は、お散歩に最適です。

うーわー…… で、これは―――焚火の左側に、人間が突っ込んで倒れてるの、分かります?(汗
 奥のほうにも一人、女山賊が倒れてます。奥のはともかく手前の、モロに焚火に突っ込んだ姿勢になってしまいまして。
 それでも身ぐるみ剥ぎましたけどね! だから下着姿です。
 ひどい話です。
 このままじゃコンガリ……ぶるぶる。そこまでリアルだったら、さすがにドン引きしますが。

 ちなみに、死体でも物でも、持って動かすことができます。やりづらいのであえて実行することはほとんどないんですが、その気になればこの憐れな山賊を、もっと焚火の真ん中に乗せてやることも不可能ではないわけで。
 ―――アンタどんだけ鬼畜なんだって話になるので、さすがに自粛しました。