暗殺便り

【ここでの任務は誰か代わってもらえませんか?】

昔の灯台ってこんなんだったの? みたび、アッカです。
 今回の標的はチュートン騎士団長のシブラントという人物です。
 イギリス国王の臣下のはずなんですが、強引に民間の商船なんかも差し出させて、海上封鎖を企んでいるそうで。
 ……海か……。
 遠くから見てるだけならいいんですけどね。
 今回はどうにも、港に行かないといけないようで。
 そうしてせっせと登っているのは灯台。ビューポイントなんですけどね。
 なんですか、桟橋が途中で途切れて、小舟や杭を飛び渡れと? なんでこんなところに作るかな!?
 「落ちたら俺、死にますよ?」という言葉を飲み込んで、しぶしぶ登るアルタイルくんです。

他人事ならいい景色なんだけどなぁ 登ってみればほらこのとおり。
 この船を足場にして飛び渡って辿り着いた灯台です。
 陸続きに作れよ!!
 案の定、一回落ちました。ジャンキーに突き飛ばされて。
 なんかムカついたので、一般市民を殺すとシンクロが下がるのは承知で、「どうせ1メモリ分だろ」とヤッちゃいました。

 いや、ほんとにウザいのです。
 ジャンキーと物乞い女。
 ジャンキーは近くにいると突き飛ばしてくるし、物乞い女は「金持ってんだろ」としつこく絡んでくる。
 ちょっとした騒動で兵士を刺激しそうなときには仕方なく我慢してますが、兵士さえ見てなけりゃ、容赦なく殴りつけてます。「そんなに熱心に人に金たかる体力と気力の時間があるなら働け!!」と言いたいのは私だけですか?

じさま 今更ですが、この人がアッカの支部長さんです。
 正確には「管区長」。
 ちょっと見づらいですが、白ヒゲのじさまです。
 このじさまは、最初に来たときから特に辛辣な態度はとらなかったんですが、三度目の訪問にて急に謝られました。「君の忠誠を疑っていた」と。
 おくびにも出さずにいたとは、さすがジジイ。伊達に年くってねぇなと思いました。
 まあ、普通はそうかなとも思います。気に入らないと思っても、それを面と向かって出してわざわざ衝突するより、表向きはさらっと何事もないようにしておいたほうがいい。
 日本人的な発想かもしれませんけどね。

 

 なお、シブラントはマルサツ場所も船の上です。
 攻略本のとおりにやってみようとしたんですが、船縁に掴まってる段階で見つかってしまったため、逃げるシブランとを追いかけた上に、大立ち回りでのマルサツとなりました。

 

【ダマスカスの英雄?】

今更ですが 次の標的はダマスカスの学者、ジュバイル。焚書坑儒じゃありませんが、町中の書物を燃やしているそうです。
 で、今更なんですが、アサシン砦の中庭にある訓練場がこれです。
 新しい技を覚えたときには(正確には「返してもらう」んですが)、建物の出入り口で待ち構えている人がいて、チュートリアルが行われます。
 ここでは日々、アサシンたちが剣技の練習をしているようです。「そんな大振りでは刺してくれと言っているようなものだぞ!」とか叱り飛ばす声も聞こえてきます。

 

けっこう面白いキャラクター さて、この人はダマスカスの支部長です。ちょっと若いですね。
 この人は、いっつも一言多いというか、勢いに乗ってペラペラと喋りまくる人です。
 どこまでが本心か分かりゃしないという、ある意味とても興味深い存在です。
 三度目になる今回の来訪も「ダマスカスの英雄」とか言って迎えてくれますが、それを「急いでいる」と流すと、「偉くおなりだな」と。からかっただけのようなんですが、案外本心なのか……というか、建前も本心も、どっちも浅いにも程があるほど浅い人物のような気もします。
 それはそれで適応力高そうで、アサシンの一員としては悪くなさそうですが。

にわとり イスラームな建築物

 どうでもいい話ですが、ダマスカスの市内です。檻に入れられたこのニワトリたち、……食糧?
 そして相変わらずビューポイントに登るたび、観光できそうな場所がないかと探す日々です。

 さて、このジュバイルも、肝心の場所に近づく前に周辺の兵士に見つかってしまい、大乱闘になりました……orz
 いや、警告されてるのは分かってたけど、どこから見られてるのかが分かんなくてさ!!
 どこにいるんだよと見回してる隙に、警告から発見に変更されてしまい、ジュバイルにも気付かれてしまった次第です。
 まあ、ストーリーの先を急いでいなければ、いったん降りて、投げナイフとか補充して、ほかの場所から登ってみたりもしたんですがね。……言い訳?

 

【兄弟よ】

いいセリフ言うんだこの人 ゲームスタート間もないチュートリアルミッションで、自分の左腕と実の弟を失ったマリクさん。
 一度目の訪問のときには「邪魔をしないでくれ」と背中を向けて動かなくなってしまったものが、二度目にはとりあえずこちらを向いてはいてくれるようになり、そしてとうとう、「友よ」「兄弟よ」と呼び合う仲に戻りました。
 思い上がり傲慢になっていたアルタイルくんは、これまでの任務をこなす内に自らを見つめなおしたのでしょう。そうして己の思い上がりを認め、反省し、誠実な態度を自然ととれるようになったのが、この日です。
 やっとマリクさんに謝罪したのでした。
 するとマリクさんは「おまえの謝罪は受けられない」と。
 取り返せないものを失わせたのですから、「当然だ」と言うアルタイルくん。
 しかしマリクさんは、そんな意味で言ったのではないのです。「ソロモン神殿に行ったおまえとはもう違うのだから、謝ることなんてない」と。そして、「おれもおまえを激しく妬んでいなければ、もっと慎重に行動していただろう」と。
 「勝利の栄光だけでなく、敗北の苦痛も分けあおう。絆を深め、ともに強くなるんだ」。
 くう〜、浪花節だね!!(←違う

 それはともかく、今回は一連の出来事と標的の背後にいる黒幕、そして、最初のソロモン神殿であっさりとアルタイルくんの攻撃を阻止してしまった凄腕の十字軍騎士―――にして、テンプル騎士団長、ロベールが標的です。
 しかし、追い詰めてみればそれは替え玉!?
 本物のロベールは別の場所にいるというではありませんか。
 一度マシャフ(アサシン砦)に戻り大導師の指示をうかがえというマリクに、時間がないんだと告げ、強引にロベールを追おうとするアルタイル。
 しかし今この独断は、かつての傲慢さゆえではなく、自らが求め、感じる真実の探求と、一刻も早い聖地の平和のためなのでした。……もう一つ理由はあるんですが、それはモロバレなので次のページにて。

 ともあれ、一度は仲違いしたがゆえ、今は一番信じあえる兄弟であり友たるマリクにも協力を頼みますが、マリクはどうも思いきれない様子。しかし彼を無理に巻き込むことはしたくないと、アルタイルは一人でロベールのいるアルスーフへと向かうのでした。