2006/05/02 (火)   久々に戦国プレイ

 本気で二週間ぶりくらいに。
 使ってるのは小太郎ですよー。
 にしても……ゲームとしては好きですが。
 無双ではない幸村も三成も直江も好きな私としてはセンムソ2は、彼等を見たくないからゲーム自体のやる気が薄れていきます……orz
 もとからの西軍大ファンで、好き好きフィルターかかって見てる人には大して気にならないのかもしれませんが、あまりにも独善的なくせにそれを手前勝手に正当化してるのがホントに鼻について嫌で嫌で。極右のキリスト教なみに己=善・正、己に従わないもの=悪・誤、というのが……。
 こんな人じゃないだろと思うのもあって、見てるのがほんと嫌。そもそも独善的で、しかもそれを正しいと思い込んで疑わないようなキャラが嫌いなのもあって、見てるだけで苦痛です。
 
 無双の彼等、なんとかもう少しマトモに軌道修正できないんでしょうかねぇ。好き好きフィルターか、割り切りフィルターなしじゃとてもじゃないけど見てられません。そこまでの好き好きフィルターは入れられないし、割り切りフィルターも入れづらくてなりません。
 久々に、ゲームキャラで本気で見たくない存在ってのに出会った気がしてます。


2006/05/03 (水)   更新したけどなにあれ

 まあ……なんというか……うん、謎ですね!
 なんでこんなもん思いついたかと言われても、私にも分かりません。
 ただまあ、ねねと小太郎の組み合わせは楽しそうだなぁとは、忠勝外伝以来ずーっと思ってて。
 で、ねねと小太郎だけってのもなんか扱いづらいよなと思って……だったら忍者三人。
 
 二人は基本的にもくもくと食べてて、ねねが一人であれこれ楽しそうに喋ってます。
 はたから見てると、ねねが可哀想に見えるのかもしれませんが、ねねは二人ともちゃんと聞いてくれていること知ってるし、二人は案外、ねねの話聞いてやるの嫌いじゃないと思います。


2006/05/04 (木)   つまらないこと remix

 似てるの似てないの、そんなもの、厳密に取り沙汰しはじめたら、たとえ意図的にパクったものでも「そんなことしてない」と言えば言えてしまうし、証明する方法なんてないし。
 似てること気にしはじめたら、後から書く人はどんどん書きづらくなるし。
 
 金もらって書いているのではないし、金払って見ているのでもないなら、よっぼどひどくないかぎり放置でいいと思うんだけどなぁ。
 よっぽどひどくても放置でいいとすら思いますが。
 そんなことする人が、オリジナルにがんばる人より上手いとはとても思えないから。
 劣化コピーさらして、自分で恥かいてるだけだからね。そっとほっといて、どんどん恥かいてもらえばいいじゃない。


2006/05/05 (金)   いろいろと(時限式縮小最終版)

 まあ、「盗作されてますよ」って言われても、どうすればいいのかはほんとに難しいところです。
 相手のかたに「こんなこと言われたんですけどどうなんですか?」なんて尋ねるのも、いきなりそんなこと言われたら驚くし腹立つかもしれないしショックでつらくてたまらなくなるかもしれないし。
 
 で……。
 アンケ、以前にとりました。全て確保してあります。
 つまり、最低でも何名のかたがアンケに答えてやろうと思うほどの好意を持っておられたか、と分かっています。
 で、今回アドレス請求制にして、どれだけのかたが求めてくるのか、この人数もはっきりと分かります。
 アンケには回答しなかったけど品物は見たい、というかたもおられるかもしれないので、単純に差し引き計算はできませんが。
 
 変かもしれませんが、請求制なら面倒臭いしやめる、とか、なんかこやかましいこと言い始めたからいい、と思って消える人がいることをわくわくと期待していました。
 それはつまり、本物が残るということだからです。
 多くの人に見てもらいたいという気持ちもあるにはあるけれど、いざとなったら、本当に愛してくれる人だけでいい、というのが私の本音だからです。
 「なんかこのサイトうぜぇこと言いだしたぞ」と思ったらさっと消えてもらっていいのです。
 
 そう思って、どれくらい減るかなぁ、本物さんだけ残ってくれたら、こんなトラブルもまたなくなるよね★とものすげーのんきに変な期待してたら……予想外にアドレス問い合わせのメールが届いててぎょっとしました
 ……私、とんでもない自惚れ屋で自信家な反面、変なとこで自己評価低いんですか……? よく分かりませんが、なんでこんなに。
 それに、悪意の塊みたいな人がいるのが現実なのに、なんでこんなにこやかましい、言葉の爆弾ばらまいてザレてるような奴のところに、善意の人がたくさんいてくれるんですか。人徳ですか(蹴/おまえのどこに徳がある
 で、web拍手。メッセはないんですが、何故かいつになく入ってて。ねねのあの話にクリックしてくれたんじゃなく、「がんばれ」って言葉のかわりに思えて。なんか……「あー……」って放心。しばらくぼーっとモニタ眺めてました。なんでみんなこんなに優しいんだろう。
 
 あの、正直私、アドレス請求の数、初日で十件くらいだろうと思ってたんですけど……?
 ここでこっそり暴露しておくと、新規に来られるかたが数名はいらっしゃるとしても、最終的に三十人くらいかなーって思ってたんですが。
 初日で二十人突破しててどうしようと思っています。ただ、あくまでも事情解説コーナーへご案内しただけで、それを見て「イヤだ」と思われるかたもおられるかもしれません。なので、ここから脱落するかたもいくたりかはおられるんでないかと……。
 やっぱり自己評価低いですか?
 ともあれ。
 一つ一つ噛み締めながら、返信させていただいています。ある程度は同じこと、フォーマットとして記述している部分もありますが、全て同じにはしていません。そのかたのくださったメッセージに応じて、ライブな言葉を添えさせていただいています。
 
 急にふと、愛されるべき人柄だから当然愛されるより、なんでこんな奴がって奴なのに何故か仕方ねえなとかわいがってもらえる、だから世の中ってあったかいのかもしれないなとか、らしくもないこと思いました。冷たいことも、あるけどね。
 
 本当に楽しんでくれる人、好きだと思ってくれる人のために、可能な限りフル投球していきます。


2006/05/06 (土)   明るい(?)話題いくよー

 いや、またえらく理屈捏ねまわしてキャラと話について考えたりうだうだくっちゃべるだけですが(笑)、少なくとも、私にとってつまらない話ではありません、はい。
 
 先日、自分の『偽典』を最初から読み返しました。
 そしてまあ、また細かいところにチェック入れて修正してたりかなり大きく書き換えていたり。。
 派手に書き換えたのは一話目『風魔跳梁』冒頭。
 親父様の話からのフィードバックです。「山の圧倒的な気配のみのある山」という異界を反映してやろうと、かなり書き換えています。
 気になったかたはご覧ください。
 以前のものは、私としては抜けが多いつながりが適当だと思っていましたが、これは少し凝りすぎたかと思わないでも。
 ま、それはまた、時間を置いて頭をリセットして読み直した時、代替案が出ればまた書き換えると思います。
 
 で、ようやく自然とイメージが少し湧いてきました。
 どうにも流れなくて止まっていたけれど、今までの「こうしよう」という予定をいったん脇へ置いて諦めて、最低限の要素からもう一度。
 そしてここに書き付けながら、ネタを練り練りするのです(笑
 
 あらためて読み返すと、家康はもう立ち直りそうにないな、というのが私の感触でした。これだと凡人のままに終わりそうだ、と。(環境や行動が大器を作るのです、きっと)
 とすると、頼りになるのは、うちのあれだと正信さん。まるで先行き分からないとなるとさすがにどうしていいか分からないけど、分からないままに時が過ぎすぎて、主が牙を失ってしまうとしたら、彼はどうするか。
 忠義と理知の人。人よりは少しデフォルトで冷淡でも、まるで熱がないわけではない感じ?
 
 そしてまた、小太郎はどうするのかということも。
 私の考える私の風魔というものについて、違う話を書きながら固まっていたことをフィードバックしてみると、本物の風魔の戦は、人の心に魔を囁いて人を惑わし、混乱させ、暴走させ、自滅させる。そしてそれを高みの見物するのがそうじゃないか、という気がしました。
 人と同じレベルで争ったり戦ったりするのは、なにか猛る「荒ぶる魔」としての姿。性衝動処理するのと同じレベルで、体の中の肉体的な力を発散するために暴れるんでないですかね、うちの小太郎は。
 天下将棋にちゃちゃ入れるのも参加するのも面白いかもなと思っていた当初。でも今は、天下なんてどうだっていい。ただ人を破滅させるのが面白い。
 そんな気がします。
 とすると、ゲーム中の「座興に天下統一することにした」という展開にはならなくなります。つまり天下を家康にあげることもない。
 破滅させて遊んだ先にたまたま天下統一されていた、ということは、あるでしょうが。
 
 家康は、三方ヶ原を読み返し、幕間読み返して思いましたが、この人だめだ、きっと。
 自分は天下を思える器じゃなかったんだ、とうちひしがれてもうどうにもなりそうになく。
 なのに大それた望みを抱いたから人が死に、いったいなにをしているのかも分からないままこんなとこまで来てしまった、ってな具合に。
 天下なんて夢とっとと諦めて、分相応の望みを目指せば、それなりに生きがいのある人生だったかもしれないとかなんとか、考えていそう。
 
 一方、小太郎に支配されて過ごしてきた結果、どうなっているかを正信は考える。
 そして、引っ繰り返せさえすれば、一気に徳川の天下が近付くことを確信する。ただ、引っ繰り返せるかどうかが微妙。
 そして、こんなふうに、自分の手ではなく他人のおこぼれみたいに天下手に入れても、家康にはなんの覇気も戻らないかもしれないなら、「実」を隠して「名」を巧みに使い、虚像の英雄家康を演出するかもしれない。
 それを家康が苦痛に思うなら……どうするんだろう。それでもリタイアを許さないのか、リタイアさせつつ、そうと気付かれないようにあれこれ動かすのか。
 ……あれー? なんか主役が正信さんになってるよ徳川軍!? いいけど。だったらもう少し正信について調べないといけないなぁ。
 
 半蔵は?
 それはキモ、実際に使うかもしれないオイシイとこなので、こんなところでは語りません。
 ただ、無力感を感じてそれと戦ってる有り様のままでは話にならないので、なにか、半蔵の迷いを断ち影の本領に立ち返らせる鍵は、あるですよ。
 
 一方、秀吉も書こうという気もしてます。
 ただ、まあ、扱いは、うん。ごめん、みたいな。
 でも山風先生には及ばずとも、醜さの中に哀しさみたいなもの出せたらいいよなと思います。
 前向きな上昇志向以外なにも持たない、かつての元気で明るくて優しい秀吉と、どんどん打算的になって人への友愛すらも駆け引きの道具に出したり引っ込めたりする秀吉と、どんな手を使っても自分のいる位置、高さを守ろうとししがみつく秀吉と。
 とか考えたら、これまた二億六千万光年くらい史実ぶっちぎって無視した、とんでもない展開が脳裏に浮かんで、どうしようかと思ってます。いくらなんでも、これはまずいかもなぁとか。
 
 まあ、予定とがらっと変わろうとも、私の思いつくままに書き進め、そしてまたリライトしていくと思います。


2006/05/07 (日)   例の話題だけど第三者的視点でね

 以前に総合TOPの「Zaregoto」で書いた覚えがあるんだけど、この際こっちに書くのもいいかと思うこと。
 
 神林長平、というSF作家さんが好きです。
 「敵は海賊」シリーズとか大好き。
 この神林さんが、とある文庫(「ラーゼフォン」徳間デュアル)の後書きインタビューで、こんなふうに語っておられました。
 
 
 「時間は物である」というのは、本当に僕も考えていたから。自分のオリジナリティなんて幻想かもなって思いましたね。
   ―――アプローチの仕方ですよね。
 もちろん。だから、何を書くかじゃないんだよ。どう書くか、なんだよ。文芸ならね。文で芸をしなきゃいけない。
 アイディア自体はあまりオリジナリティっていうのはないですね。だって、考えてみてもごらんなさいよ。皆こうやって息をして、同じような政治状況の世界で同じような飯を食ってるんだから、思いつくことだってほとんど同じわけだよ。
 どこにオリジナリティが出てくるかっていったら、そのアイディアをどう表現するか。

 
 
 私はこの言葉に心底納得しました。以来、これが私の「ネタ」「アイディア」に関する見解になっています。
 ものすごい独特な閃きとかがないとは言えませんが、たいていのことは、他の誰かだって思いついてもなんの不思議もない。「時間は物である」なんていう、私にはどうイメージし、それをどう扱えばいいのか分からないことですら、同じように考えて扱おうとしてた人がいるくらいです。
 肝心なのは、アイディアをどう扱いどう表現するか。。
 そうして、アイディアにスタンス、その人の知識やメッセージ、好み、手癖(言葉癖)、そういったものが全て加わって、ショーセツってものはできあがっていきます。
 
 私はまた、話を書くってのは料理にたとえられるとも思ってます。
 同じ国の似たような土で、似たような知識と常識の人が育てた畑に、他のどこにもないような野菜が育ってることなんてまずない。
 同じニンジン育てるにしても、少しでも美味しくしようとがんばったところで、独自に改良するにも限度があります。だから似たものがあちこちに育つ。
 そのニンジンと、ジャガイモと牛肉も同じようなものがみんなの手元に揃ったとします。
 肉じゃが作りますか、カレー作りますか。カレー作るとしても、じゃあ他の具なんにしますか、ルーから作りますか、スパイスどうしますか、辛さはどれくらいですか、どんな器に入れますか、隠し味は牛乳ですか、コーヒーですか、それともトマトですか、ご飯つけてカレーライスにしますか、ライスにかけてしまいますか、別にして出しますか、福神漬けは必須ですか、沢庵はどうですか、マヨネーズかけますか、ジャム入れますか、お水一緒に出しますか、カレーしか出しませんか、サラダもつけますか、食後のコーヒーはいかがですか。
 ―――できあがってきた料理は、それぞれの料理人が苦心して作ったものです。素材がいくつか同じなことが、そんなに問題ですか。
 
 ネタ、アイディア、素材、具。
 こんなものに大した差はない。
 それをどう料理するかが問題。
 味はそれぞれのシェフの味。
 食べる側は、素材について吟味するより、「あー美味かった!」と思ったかどうかが大事なんでないでしょうか。


2006/05/08 (月)   最初だけ真面目な話、すぐ親父様の話

 なにか言うにせよ、なにかするにせよ、そうすることが自分・相手・他の多くの人にとって、本当に良い結果を生むことなのか。
 そのつもり、そう見せかけて、本当はそんなことちっともちゃんと考えてないってことも多いのではないかと、そのことも考えたりしました。
 悪くない時間だったと思います。
 そして、ようやく一息つけたというか、しばらくはこれでいいだろうと、時間経過と共にどう変えるかも含めて、自分なりに結論が出たので、ようやく、他のことに手を出しました。
 
 というわけで2日連続、気合充分の更新です。それが親父様の話で、喜んでくださるかたはかなり少ないと思いますが。
 この話、今のところ、我ながらお気に入りな感じです。以下、オリキャラがらみの話なので白く。
 キャラがどうのというのではなく、戦闘がね〜。好きなんですよ、戦闘シーン。今回はかなり特殊なあれでなにですが、ともすると、残酷なものが好きなのかもしれません。一応、架空の出来事だから好きなだけなはずです。
 目隠しをして、これは焼けた鉄の棒だといって(それを信じかねない状況や環境が必要だとは思いますが)ただの棒きれを押し付けると、本当にそこが火傷した状態になる、というのは有名な実験。
 
 親父様については、細かい外見は決めていません。好きだと思われたかたがそれぞれに空想してくださればいいなと思うものの、それではちょっと扱いづらいため、「仮」で作ってはあります。
 「作り主が書いているのだからこれが正解」ではないので、「私はこう思ってた」というのがもしあれば、それはそれでその人にとっての一番の正解。
 無双のパロディの偽典、そのパロディのこたはん、更にそのパロディの幕間。そんな感じで、今回の親父様は、更にそれの外伝みたいなものです。
 当時の成人男性の平均身長ってたしか160cmあるかないかくらいで、170cmの半蔵だって、現代で言えば180cmくらいの長身。
 小柄、といってる親父様は、150cm弱程度を想定しています。これは一応、烏屋の公式設定ってことにしてください(笑)。現代でいえば160cmよりちょい低く。華奢ではないので遠目にも女の人に間違われるようなことはありませんが。
 目は真っ黒。これも公式扱いで。日本人の目って茶色ですが、そうでなくて黒。瞳孔の存在が見分けられません。
 で、声がかなり低い。
 
 人間扱いしてなかったりします、こたはんの中では。
 そもそも、半蔵が「助けてくれ」って思ったのを知ったことからしておかしいわけで。幽体離脱できる人ですが、別にストーカーしてたわけじゃありません(笑)。一応、「小太郎の周囲に、なにか大きな異変があった時のみ反応するような意識の触手は常にのばしておいた」ということにしてます。で、小太郎本人ではなく半蔵の意識がその糸に触れた、と。
 で、箱根の山奥から瞬間移動。どうやったんじゃい、とこれはもう変な理屈のつけようがありません。無理やりつけるなら、縮地法? まあ、そんな感じです。
 そもそもどうやって助けたんだ、触っただけじゃねえかとか。……なにしたんでしょうね(汗)。現代科学も医学も真っ青な義手作るくらいだから、外科手術させればものすごいことは簡単に予測つきますが。
 ほんとに人でなくてもいいかなとは思います。人の腹から生まれはしたけど神魔の類に取り替えられて腹の中にいたくらいふつーにありじゃろ(←ないない
 ま、そのへんはまったく決めてません。正体知らなくても扱えるので。


2006/05/09 (火)   次に書きたいものの話

 『睦事』の続きを書きつつ、もう一方で、『心の証』の裏側、小太郎サイドのほうがイメージ固まってきました。
 自然に追いかけていけるようになったというか。
 
 これから仕事が忙しくなる気配ですが(束の間ではなくずっと。近々、バイトから社員に切り替わるので)、その中でも、書くことは私の最大の楽しみ。
 小太郎と半蔵の話は、私自身が、もっと増やしたい、形にして自分の目で見たいと思っているので、まだ当分、続きそうです。
 ……アホな予告も増えたしね!!
 
 ここから下は朝4時追記。
 とか言っててもう書きあげてるってどうなの己。
 はい、てなわけで小太郎サイドが登場です。
 個人的にはねぇ、こうやって書いてしまうより、読んだかたそれぞれの心の中に自然と生まれたイメージや物語のままのほうが、美しいし完成度もはるかに高いと思います。
 が、変な話、私も読み手の一人であるわけで、その私の中にあるイメージを、形にしてみた感じです。


2006/05/12 (金)   はんこた……

 いやまあ、白い文字でどうぞ。
 予告に入れてあるものは、こたはんシリーズの中のはんこた。あのらぶらぶの二人がたまたま攻守交替するだけです。
 が、それとは別にはんこた……うん、書きかけていたり(死
 
 もともと初期の段階ではリバというか、設定違いでフツーに考えていたりしました。
 小太郎の腕が義手というのとも絡めて、半蔵が勝った場合、腕叩き折って更に力の差はっきりさせた後、好きほーだいになぶり尽くす、という極悪なものを。拷問、尋問の果てにそこに辿り着くわけでつが。
 それは、こたはん書いていく内に自然消滅したものの、小太郎はどっちでもいーよなー、というのが本音で。
 ただ、相手となると、ねぇ。体格合わせようとするとどうしても限られてしまうし、性格的にどうも私のイメージではないわけです。
 忠勝は私の中にいると色とか欲には無縁なイメージ。慶次では絡みようがないし。ゲーム中だとムービーで何故か武蔵と絡んでるけど、あれもよく接点が分からない。
 となると、やはり忍の頭領同士ということで半蔵がいいんだけど……頭一つ半ほどの差が、ねえ。
 なにかないとその体格差がコミカルに思えてしまって、シリアスなものは書けない。
 
 そんなこんなで仕舞い込みつつ、思いつくままにつれづれとメモしていたものが、急になんだかまとまりはじめました。
 体格では負けていても捕食者は捕食者、体格では優れていても餌は餌。
 半蔵のほうが圧倒的に優位であればいいわけです。武力においても精神的なものにおいても。
 そんなわけで、「魔」である小太郎を上回る「鬼」という化け物の半蔵と、それに捕獲されてしまった小太郎の話なんてものが、飛び出してくるかもしれません。
 出てきてしまった時には、呆れてください。
 なお、化け物書くの大好きデス。

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