2006/03/21 (火)   稲姫と上杉の4武器が & 余所様のSS

 とれねっす……。
 稲姫はステージ1で簡単なんだけど、毎回毎回、他の武将に誰か一人くらいは勝手に撃破されたり、横からかっさらわれたり。
 これがステージ5ならなぁ。なかなかダメージ入らないんで、横取りされることはないんですが。
 そして上杉は、条件がはっきりとはしていないので、今のところ書いてあることをただ実行してだけではとれませんでした。うむぅ。外伝だから何度もやるとつらいんですが。
 っつーか謙信はこの外伝一発で真眼3とったのになんで小太郎は何十匹お市倒しても左近倒しても島津倒してもSTEALできんのじゃい!?T皿T あとこれだけなーのーにー。
 
 そーしてふらふらと戦国サイト探しに出歩いてきました。
 一ヶ所は普通に面白いところを、そして一ヶ所、えらく雰囲気のあるSSを置いてらしたところがあったので共にブクマ。
 でもあれです。
 どちらも上手いなぁとは思うんですが、私にこれは書けないなとも同時に思いました。半蔵を「美人」になんか見れないから!
 あくまで男前、漢受け推奨です(阿呆
 白い肌だのなんだのと、美人系の描写はとてもできません、はい。
 いや、人様が己の世界を披露されるのであれば、それは上記のとおり、「これはなかなかすごいよな」と面白く拝見できるんですが、今更自分の世界観に酔えはしない。ある程度の自画自賛はしていても。
 
 そんなわけで、私には書けないこたはんを見つけられたので良い日です。
 私は、あくまで殺し愛となまぬるいらぶらぶ書いていきたいと思います。
 なまぬるいらぶらぶっていやぁ、脳内で進めているストーリー、どうしようもなく甘くなってるんですがどうしましょう。ある意味、誰も書かないこたはんだよなと自己満足しています。もおらぶらぶだよ(棒読み
 
 あ。
 ちなみに本編を何箇所か修正しました。
 ちょい待てや己と思ったのが二話目。あのー、姉川では勝ってるんであって、逃げたのは金ヶ崎じゃん……? なにしとんだ己は。今日は小田原話を書いていて、そこで当時の回想を挟んだ時、「季節いつだっけ……たしか初夏……って姉川? え? 秀吉の殿軍は金ヶ崎っしょ!?」と気付いた始末。
 できれば金ヶ崎の実際の風景、地形や植生なんかも調べたいものですが、さすがにそこまでするよりとっとと続きを書きます。細かいとこにかまけてこの勢いなくしたくないしー。
 そして、信長の地球儀は商人でなく宣教師から献上されたものなので、そこも。名前に調べがついたのでちょいと書き換えています。っつーか少し前に紹介してる文庫に載っとるやんか。やっぱり何処見てるんだろう己は。
 なお、分かっててあえて嘘とか適当書いてるとこもあるんですが、分からないままにテケトーにしているところもあるので、「これちゃうんやないか」ってとこがあったらツッコミくださると助かります。


2006/03/22 (水)   とーれーたー! & ちょっと修正

 まずは稲姫の4武器です。
 こんな簡単なマップでなんでこんなにやりなおしてんだか己。セーブすればいいんでしょうが、まあ護衛育成にもいいからとやりなおしていました。
 正確な条件は相変わらず分かりませんが、とにかく片っ端からミッション成功させ、全ての武将を自分で撃破すれば間違いなく出ます。
 味方の敗走が条件に関わるのか、ミッションとしてこなす必要があるのかまでは、まだ調べていません。一話目なんで、ミッション発生前に達成できてしまうものもありそう……。
 
 そして。
 よーやく。
 よーやく!
 小太郎のスキルが全て最高レベルでそろいました! 
 ありがとう左近さん!! っつーかもっととっとと渡してくれても良かったじゃーん……。
 ちくちくと九州征伐でとりました。模擬演舞、姉川のお市のほうが圧倒的に弱いんですが、なんでだかこっちで。
 なお、一度攻撃当てたが最後、延々と3段止めで小突き回して倒した私です。
 
 ここから話はどーでも良くなります。もとからどーでもいいことしか書いてないからこその戯言ではありますが。
 他のゲームやってて、つい右スティックいじってる自分がいます。
 PSOしかり、DMC3しかり。
 なんか、非常に地味な要素なんですが、右スティックでカメラ操作しながら移動するのがホントに楽で。
 当たり前みたいに使っててちっとも気付かなかったんですが、これって今までにもありましたっけ??
 いつも、カメラ修正はL1のガードでやってただけのような。
 ても、右スティックで視界修正ができるなんて、もともと取説読まない私はどこかで見た覚えもなく。
 ここんとこめっきり三国無双は触ってないんで、あれではどうだったっけなと気になる今日この頃です。
 
 三国っていやぁ、エンパで出ますね、もう間もなく。
 楽しみです。
 が、ゲームはエンパに移っても、たぶん話は戦国で書いていくと思います、当分。
 
修正事項:『小田原火焔獄』
 あれ、冒頭でいきなりなんかおかしなミスあるし。
 そもそも氏康なのに氏「泰」って書いてました。誰よそれっていうかなんでそんな字になってるのorz
 そして三代云々って、最初「英傑は三代かぎりであるが」と書いたのを後で書き直した時、なにかおかしなことになったようで、「三代続かぬが定め」になってた模様。
 三代は続く不思議です。孫堅・孫策・孫権も三代(親子でなく兄弟ですが、まあ当主としては三代)
 で、この孫家のことを考えた時、しかし普通に三代と言えば親子孫で、兄弟は結局二代目なわけだよなと思って、最終的に修正したのが、今アップされている形です。
 
修正事項:『徳川狩』
 冒頭部分、家康が何故打って出たのかをもうちょい丁寧に書き直しました。


2006/03/23 (木)   TOP変更の話 & 『小田原火焔獄』からつらつらと

 ……こたカラーに簡単に模様替え(死
 というか、単にこたろーをTOPにし、背景を黒くしたら今までの青紫がどうにも合わない気がしただけです。で、どうせなら赤にと。
 
 相変わらずほとんど一発書きに等しいラクガキです。こんなラクガキをTOP絵にする度胸がすごいと我ながら思います。
 でも気付きました。
 私の基本的なフツーの絵柄で書くとけっこうフツーに小太郎に見えるのね。……胡散臭いの書くのに向いてるのかもしれません。
 にしても……爽やかな徐晃さんから胡散臭い小太郎への模様替えは、我ながら極端だなと思いました。でも間に半蔵挟んだところで白から黒への転換は変わりないわけです。
 あ、左近って手があった!? ……でもそうすると、「他に左近様の絵とか小説とかあるのかしら!?」と期待させてしまうからダメです。
 あと、TOPでは頭の部分が切れてしまうので(ラクガキのサイズ、縦600pxあるためです)、一応まあ、なんというかはい。ええ。別個に収納もしました、うん。……まあ、そうね。……気の迷いというか。そんな感じ?
 
 なお、三国コーナーのカラーリングも赤に変更されました。だって変えないと上フレームとの色合いバランスが最悪で。
 まあ周泰も赤と黒がイメージカラーだしまあいいかなと。
 
 ここからはSSの話です。
 自分で書いてて、暗い話は好きです。暗いというか、陰気なというか。
 できれば、あの場の不吉な空気を文章や行間から感じてもらえるような、そういう凄みのあるものにしたいのですが、これはなかなかに困難。
 
 あの話には、実はさりげなくいろいろと盛り込んでみました。
 小太郎は「我は魔」とか言いますが、じゃあその「魔」ってなによとか。ゲーム中の小太郎のあのステルス機能はなんなんだとか(しかもわんこまで!)。
 ステルス機能については、幻術ということで。当然親父様から教えてもらってます。
 一種の目晦まし、集団催眠みたいなもんでしょう。あるいは、小太郎の「魔」性の生み出す錯覚。
 
 本物の魔物・妖怪にしてしまうより、なにか人の世の、人との関わりから生まれた、ファンタジーとは言えない実在の存在として「魔」を設定しようとすると、結局ああいう発想になりました。
 人の心の猜疑や不安、罪悪感とか我欲とか、そういうものが投影された存在としての「魔」。
 鬼や魔の解釈や存在って、結局こんなんだった気もしますし。
 
 一種の怨念みたいなものに凝り固まって、自分のことしか見えなくなっている人間の傍に現れて囁けば、それが「魔が差した」ということになるのかなとか。
 そんな時、実際には人の気配を感じ人の言葉を聞いているのに、半ば朦朧としてそれを知覚できないことはあるような気がします。
 それも一種のステルス。
 見ているものを認識できないという、たしか京極夏彦さんのウブメのオチはそれでしたっけね。
 歴史上の存在はともかく、うちの風魔っていうのは、そういう「魔」を自在に生ぜしめ、操るものって感じで一つよろしくお願いします(謎
 
 あとは、歴史上で小太郎が活躍したとされる黄瀬川に触れられて満足です。


2006/03/24 (金)   気楽にふらふら

 難易度「普通」でふらふらと。
 ……気がつけば「難しい」か「地獄」でしかやってなかった己がここにいます。「普通」ってこんなに楽なのね……っ。
 相変わらずガード率は高めでも、敵の体力が少ないのがほんにありがたいです。あと、ダメージ受けてるように見えない。攻撃くらってはいるけれど、1割も減らずに回復していけるよ。
 使ってるのは、こたちゃんですよー?
 
 そして今更気付いたというか思い出したというか。
 よほど一度目にやった時見てなかったんだなと思いましたが、豊臣側での小田原城・西。石垣山の一夜城が出てくるあれですが、敵のこたちゃん、九字(臨・兵・闘ってあれです)唱えてたのね……。
 それで扉閉めるんだ。ふーん……。
 ……無印じゃ半蔵がそれで扉開けてたよなぁ。
 やっぱ忍者屋敷はどこも九字で扉開閉する仕組みなんだろうか。ヤな家。
 
 あとまあギャグなんですが、こたが犬(狼)連れてるのを見、家康や半蔵のことを犬犬呼ぶところから、この人単なる犬好き?とか思ってもいいですよね★
 脳内に、犬耳犬尾つきの徳川軍を抱えてるこたが存在してます……。もちろん、家康様や忠勝さんも稲ちゃんもみーんなわんわん仕様です。別に腐女子系で想像してるわけではないので、酒井の忠さんとか本多の弥っちゃんも(二人とも私の脳内だと頑固なじいさんです)わんわんです。
 できたら絵にしたいのですが、そんな何匹も一画面に書くだけの根気も技量もありません。


2006/03/25 (土)   三国empの話

 ……今回は、コメディだと思って良いのでしょうか?
 善政・悪政・中庸でEDを見てみたいと既に3回はプレイしてるんですが、五○将軍のシーン、どう見ても戦隊ものだよなぁ。シャキーン、て。(ちなみに、EDを善政、悪政にするためにはちゃんと皇帝にまでならないといけないみたいです。王のままで終わらせたら中庸になりました)
 そしてまあ、なんかどなたも声の気合が入りすぎ。曹丕の「敵将、捕えたぞ」だかはああまで凄まれると笑えてなりません。声音が陰険なのはいいとして、ああいうふうに凄むキャラクターじゃないと思うんだけどなぁ。
 あと、周泰の「……拠点……制圧……」って。魏延じゃあるまいし。
 なんかもう、キャラクター設定どうなってんですか? たしかに周泰は口数すくなく端的に「……」つきで喋るキャラだけど、単語つないで喋るようなキャラとは違ったでしょーが。喋りもね。また必要以上に低くもごもごと。すみません、正直どんどん萎えていきますヨ? もうかっこいいとは思えません。脳内周泰だけでいいです。
 というわけで、今回は周泰を配下に入れていろいろ見る気は、一度目のプレイだけで失せました。
 
 あと、今回踊る踊る。ED。
 条件がよく分からないんであれですが、3回で出したEDの中で、やけに踊ってるシーンが多くて。
 システム、ゲーム性の面では3より断然いいと思いますが、演出面では……コメディにしたかったというならOKしますが、なんか、ねぇ。
 
 システム面はいいと思います。
 分かりづらい点も多々ありますが、そんなものプレイしてりゃ見えてくるんで説明不足でも気にしません。
 ただ……最初に配下とか、自分で好きに選べてしまうのは、なあ。楽でいいんですが。ありがたみも薄れた感じ。いや、楽でいいんですが。悪くはないんですが。
 
 今のうちにざっと、今回気をつけたいポイントでも列挙しときます。楽しく遊ぶために。
 
・「提案」と「政策」、「委任」
 かなりきっちり説明書読み込まないと分からない気がしますが、これは基本的に同じもの。
 で、「提案」は武将を集めての会議だと思えばいいと思います。
 基本的には「政策」で自分のやりたいことをやるのが確実なんだけど、まれに、今までになかった政策を提案してくる武将が出るわけです。今までこんなのやったことなかったんですけど、こういうの思いついてみましたがどうでしょう、って。
 で、それを採用することで、「政策」の中の一つに常時組み込まれるようになります。採用しないかぎり、また「提案」されるのを待たないといけません。
 なので、最初の何周かはとにかく「提案」ばっかり見て、良い悪い関係なしにNEWつきを採択してやることで、政策としていつでも都合のいい時にそれを行えるようになります。
 ただし、「提案」は二つの政策を実行しますが、「政策」で行える政策は一つだけというデメリットも。
 「委任」は自分で選ぶのが面倒な時用? 特にメリットない気がします。一応、武将独自の特殊政策(「提案」で言ってくる新政策と同じだと思いますが)を行うことはあるようです。
 
・難易度による違い
 入門・普通・難しいでやってみましたが、戦闘後に手に入る武器強化用の巻物や攻撃・防御強化の剣や盾は、難易度が高くなるほど数値も大きくなります。
 ということは、最初は入門・易しいで武将自体の能力(階級)を上げてやり、その後で難易度を高くしていくことで武器も強力にする、といった方法が良いかと。
 成長キャンセル設定にしているとこれは適用されませんが、成長した状態もきちんと確保されているので、いつでも好きなほうを選べるようです。
 
・武将配置と領土拡大
 今回、各地に武将を配置できるようになったため、「防衛戦はオートに任せて自分は侵略」ということも容易くできるようになりました。
 そのためにはきちんと武将を置いておかないといけないし、各地の防御度も気にしないといけないわけですが。
 防御度が高いほど、オート防衛も有利になるようです、文字通り。また、プレイ時の防衛戦の場合、武将の再出撃数が増えるって書いてありました。
 そのため、本国強襲による一気領土拡大はやめておいたほうがいい感じです。守らないといけない場所は広いのに味方の数が足りなくて、しかも武将が近隣にろくに置かれていないところを攻められて、2対6とかいう有り様になったら……。
 領土の拡大のためには、ちゃんと、今いる人数が何人で、増える領土がこれだけ、武将は最低何人増えないとまずく、領土が広がったらこことここには強い武将を置いて、ここはもう攻められないから誰もいなくてもいい云々、と真面目に考えたほうが、絶対に面白く遊べます。
 あと、自分で防衛するつもりがちゃんとあるなら、隣接地域に(路がつながってるところ)さえ武将を配備しておけば、隣の州の武将がそのまま出撃可能になるのでなにも問題ありません。
 国の広さのわりに人の数が少ないなら、州のつながりをちゃんと見て、「こことここはつながってるから、それぞれ武将二人、準武将二人で置いておけば、攻められた時には最大数で出撃できる」と計算しておきましょう。
 ただ、もし二ヶ所以上から一度に攻められると、これでは対応できないわけです。で、相手はちゃんと、手薄なところを狙ってきます……。
 新しく土地を増やしたら、見づらいマップでもしっかり目を凝らし、州のつながり、隣接してる敵国とのつながりを見ないとイケマセン。
 
・政策はほどほどに
 お金との兼ね合いもあるんで、いくら命令階数が増えてもフルでやってたらピーピーです。
 そんなわけで、いい政策がなかったら次回の会議(?)に見送って、これかこれが出たらぜひとろう、とある程度アテしてないと。
 新しい提案を待つのでないなら、「提案」ではなく「政策」を選ぶのもポイントだと思います。二つ実行できない、のではなく、一つしか実行しない、ために、費用も抑えられます。
 
・新規「提案」は固有
 説明書にちゃんと書いてはあるんですが、新しい提案は、武将によって出してくるものが決まってます。そのため、とにかくいろんな武将を仲間にしておくのがオススメ。
 そのためには、開始前のオプションで武将雇用数を多くしておくといいのです。そうすれば、じっくり人材狩りして大勢ストックしておけます。
 
・武将捕縛
 捕まえるなら、うまく自軍勢力域(青いエリア)に入れることです。
 今回、再出撃数(画面右上の兵力バーの左右にある数字)が決まっていて、それはそのチーム全体で共有されています。そのため、前作みたいにとにかく全員何度も倒していくということは無理。
 ほしい武将だけを狙って何度も倒すのは、さすがに他を放置ということで危険。なわけで、うまく拠点をつぶして(敵本拠地と分断して)エリアを青くし、その中で倒すのが一番です。
 あと、本国を落とした時には参加者全員捕縛できますが、どうやら一度も倒していなかったりすると、仲間になってくれないみたいです。兵力を削ぐとか、何度か倒すとかしてこちらの力を分からせてやらないといけないってことでしょうか。
 さすがに実際どうなのかはちょっと分かりません。悪政してると善政が好きでたまらない人は断ってくる、ということは、ないようなんですが。
 
 ……まあ、こんな感じですか。3周で思うことは。
 あ。
 あと今回、ちゃんと会話してるのが良いですね。「誰か俺の後ろを守ってくれ」って、前回は言いっぱなしでプレイヤーにお願いしてるだけっぽかったですが、今回は「よし、じゃあ俺に任せろ」とか、一緒に進軍しようと誘って、引き受けてたりとか。
 にぎやかで楽しくなりました。
 因縁のあるチームで組み、準武将おかないと否応無く相棒が答えるんで、これはなかなか面白い遊び方かと。拠点の配置が難しいマップでやると災難ですが。
 
 システム面で一つ困ったのは、武将配置の時、「ここは南の要地、でも北を攻略する間はいちいち見てられない。だから、全国でも選りすぐって強いヤツを置いておいて、オート防衛させておこう」とか考えるんですが、武将の一覧が見られないこと。
 そのため、いちいち各地を覗いてみないといけなくて、面倒でやめました。
 このあたりをもっとすっきりと、マップと一覧を併用して素早く配置替えできたら良かったと思います。
 
 あとまあ、戦国の癖が……。やっぱり右スティックで視界操作できないし、なにより、乱舞中にカメラ操作がまったくできないので(L1で背後にも回せない)どうも不便。
 すっかりチャージの性能パターン忘れてるし、戦国とは使いどころも違うので。
 戦国だと主力は広範囲のC4と、空中コンボに持ち込むため、気絶させるC3か浮かすC2、C5あたり。
 しかし三国だと、武将戦はC3連打が基本。
 私は根がACTゲーマーなせいか、アクションの個性も大きく違いACT的にシビアな戦国2のほうが、ACT部分は断然面白く感じます。
 エンパは、戦術とか戦略の面白みなのでまたじっくりと進める所存。


2006/03/26 (日)   選曲ミス & エンパ & 謙信と家康の4武器

 そもそも「選」んで聞いていたわけではなく、たまたま買ったばかりだからCDプレイヤーに入ってるのが三枚ともラッセル・ワトソンだったというだけなのだが。(ラッセル・ワトソン:クラシカル・クロスオーバーと呼ばれるタイプのボーカリスト。天性のテノールでオペラ・アリアからポップスまで幅広く歌う)
 ……こんなもん(アヴェ・マリアだのサンタ・ルチアだの)聞きながら『小田原』の続きが書けるわきゃねえorz
 
 音楽というものは素晴らしいもので、このCD聞きながらでは、自分でもあれ読み返せません。頭の中にまったく入ってこない。
 やっぱりここは素直に陰陽座にでも入れ替えよう……。(陰陽座:日本の和テイスト溢れるメタルバンド。歌詞は全て日本語かつ古語や雅語。日本古来の鬼や妖怪などをモチーフにした楽曲がメイン)
 
 で。
 エンパは……まあ、私の場合、成長反映なしで「普通」、反映ありなら「修羅」くらいが丁度良いと思いました。
 それ以下だと楽すぎて。普通の無双なら一騎当千も快感ですが、4エンパは味方に指示を出せるのだから、味方と共闘して進めるのでなければ本来の持ち味にならないなと。
 そこまで手が回らないなら、低い難易度でお気軽にも遊べて、全て駆使する必要はないのですが。
 それに、一つの戦での負けがゲームオーバーにつながるのでない以上、楽勝ばかりじゃこれはちょっと、エンパの面白みを堪能している気はせず。少なくとも「いい勝負」できないと!
 それに、これは完璧に個人的な好みの話ですが、私の場合は、戦ってて面白いのは戦国2ですのー。
 
 そんなわけで、残る二人の4武器とりにいってきました。
 まずは謙信、それから家康へ。
 落差に茫然とできます。
 どっちも、1対3くらいで戦わざるを得なくなるのは同じなんですが、謙信のは外伝で、しかもハイパー武将オンパレード。しかも義弘はどう見てもただのハイパーじゃなくてハイパー2くらい。こっちはハナっから全力で戦ってるのにあちこちで味方は苦戦するし、助けてやらんといけないし敵は固いし。
 とるにはとれましたが、もう本気で疲れました。島津の長兄・次兄コンビはかなり最悪です。二人してハイパーはヤメテT□T
 家康のほうは、必然的にものすごく士気の低い状態で戦わざるを得ないわりに余裕でした。謙信の直後にやったせいかもしれませんが。いや、冷静に比べても、武将倒すまでにかかる時間、与えてるダメージ全然違う。
 
 そして、家康様の使いやすさに惚れ惚れします。謙信使いにくい。スタンダードな剣タイプに見せかけて攻撃の出は遅いしつながらないし範囲さほど広くないし。C7の投げがダメージ源なんですが、きっちり正面にとらえてないとスカるのが痛いところ。
 家康のほうがデカい武器持ってるくせに攻撃速いような。C7の貫通レーザーはけっこうえげつないです。見た目より気持ち攻撃範囲は広いらしく、前方の敵をさっくりふっ飛ばします。ガード崩しではなくダメージなのもありがたや。奥義もね。どっかんどっかん降ってくる大砲の弾が強いです。
 そういやこの関ヶ原に半蔵いないけど……凧にでも乗って上空待機で、あの大砲撃ってたら笑える(←そんなもの乗せられる凧ってどんなん
 
 あとは、とりかたがイマイチはっきりしてない人や、とれはしたけど具体的に攻略方法を考えてない人を補強しつつ、雑誌の記事などの正確な条件と照らし合わせ、修正していくのみ。
 今回、左近・長政・三成・義弘を修正しました。ようやく正確な条件が分かったので、長政の攻略もあらためて実行します。
 それから無限城コーナーも埋めないとねー。


2006/03/27 (月)   三成の人物造形

 SSの中に出す以上固めておきたいなと思っているのでいろいろなことを参考に(その節はまことにまことに感謝です)構成しなおしてみたいなと。
 
 無双味を加味すると、三成は、「実は素直な優しい子」でいいなと思いました。
 人から受けた恩とか大事にする人で、自分を見出して取り立て、可愛がってくれた秀吉のことは大好き。唯一素直に、「この人のために働くんだ」と言える大事な主。
 それだけに、秀吉の暴走が天下の平定に逆効果をおよぼしそうになると、一番危惧したのもこの人かもしれません。
 だから進言するんだけど、やっぱ天下我が物にして恐れるもののなくなった秀吉は、もう昔みたいな人じゃないわけで。身勝手な専制君主になってくわけで。だから的を射た諫言や提案なんかも、秀吉からすれば「こうるさいヤツ」になっていってしまう。
 それでも、「構ってくれないならもういいや」とは思わない子。
 大事なものの数が少ないから、それを盲目的に大事にするのかもしれない。
 
 三成本人はものすごく高潔でしっかり者。自律することも自制することも得意。頭いいからね。自分の言葉で自分を説得できるし納得させられるタイプ。
 でもどことなく机上の空論というか、人間の底辺の凄まじい部分を知らずに戦国に生きている。だから、理屈なんかでどうしようもない極限をろくに知らない。
 たしか、戦で功を上げたのってホントに初期の一度くらいじゃなかったっけこの人。
 地獄の中を這いずり回って、自身鬼と化して虐殺してきた(戦なんてそんなもんでしょう)武将たちのことが分からない。彼等のことさえ、白い紙の上に置けるものとして考えてしまう。
 
 なんか……「おまえたちのために言ってるのになんで分かってくれないんだよ」という感じの三成が浮かんできます。
 うん。my無双三成は、加藤のきよちゃんとか福島のまーちゃんと、ホントは仲良くしたかったんだと思う。
 けど、動物的な感覚で生きてる彼等のほうから先に、「優等生はほっとこうぜ」みたいな態度とられるのだ。
 で、プライド高い三成は「それならオレも知るかよ!」ってなる。そして子供じみてヒネた口ばっかり叩くようになる。
 
 どんなにヒネても自分を庇い、愛してくれるねねのことを考え合わせると、なおのこと三成は「おねね様のためには秀吉様には真に立派な太閤であってほしいし、世の中の人みんなから愛されてほしい」みたいなことを考えるかもしれない。
 それがねねにとっての幸せでもあるし、上に立つ者の像として理想的だから。
 
 とすると左近は、「この人は危ういな」と思ったのかもしれない。
 自分の身内同然の連中にはすっかりスネていても、左近とはそれまで親交もなかったわけで、だから少しは素直になれる。だから左近には、毒舌の鎧で自分を守らない本当の三成が少し見えたのかもしれない。
 そして三成は「左近、頼りにしてる」なんて、極めて素直な言葉も吐くのだ。……三成に好かれたら、ホントに大事にしてもらえそうだな。
 そういう、ほんとはいいヤツなのに素直になれず人間を理解できず、世の中を少し甘く見てる三成に、「俺が力になってやるかね」と思ったのかもしれない。左近は。
 自分は世の中にも人にも夢を見れないけど、現実ばかりじゃさすがに張り詰めすぎてて楽じゃない。それなら、他人の見る夢を隣から一緒に見よう、その中には単なる夢には終わらない、実現できるものもあるかもしれない。現実ばかり見てしまう自分の目には見えない、なにかが。
 ……そんな感じはいかがでしょう?(←半ば私信
 
 左近はホントに頭良くて、その上辛酸も舐めてるし修羅場もくぐってるから、理想と現実両方を見て、それに折り合いをつけられる。
 天下餅を画餅と見た上で、ではどうすればそれがとれるか、と現実的にそれに近付く方法を模索するように。
 こうありたい、こうあるべき、こうなればいいな、という夢想と、こうでしかない、こうしかできない、これがせいぜいという現実との細い掛け橋が左近。
 三成の引く図面を、左近が見て、それに少しでも近い橋を現実に作る。そんな感じ。
 
 とすると、天下取りの戦、三成の目的は。
 たぶん、野心はあったろうけど、それはあくまでも政治家として実務面を受け持って理想(本人にとれば理想、他人から見れば夢想)を実現することだろう。
 ただ、この人は民のことはどれほど考えるんだろうという気がした。こんなこと書いてたら。
 あくまで支配階級側の理想、都合しか見ないような。
 こうすればすっきりまとまってみんなスムーズに暮らせるだろう、幸せだろうと考えていそう。そりゃ管理する側からはスムーズかもしれないけど……みたいな。
 そこで小太郎の言う、「小さな英雄は世を小さくまとめようとする」があてはまる(←ほとんど無理やりだろそれ
 小さな秩序。こじんまりとした世界。逸脱しにくい、気侭にできない管理社会っぽい。可能性のつぶされた、管理しやすい社会。
 
 ……こんなイメージで。
 でもまあ、無双味付けだと根っこのほうが「単なる寂しがり屋のひねくれ者が、それでも自分に優しくしてくれた人たちのためにがんばる!」なので、ものすごく足場の弱い、尻腰の弱い生き方だと思います。
 小太郎に、「義とはなんだ?」と尋ねさせてみたいですねぇ。心の中の脆い部分さんざん突付きまくって揺らしまくって、文字通り魔が差せばいいと思います。
 
 で、世の中は左近×三成らしいですが、私はもし考えなければならないならば、三成×左近です(爆
 いやほら、漢受推奨ですからネ!?
 ギャグ入って、左近に叱られたり断られたりするとグスグス泣き出す三成に、「あーもう! 分かりました、分かりましたよ! 好きにしてくださいよ!」と逆らえない左近像です。
 デフォルメ三頭身のちみっちゃい三成です。でも左近はまんま。左近の肩の上でふんぞり返ってる感じです(セーブアイコンを参照してください)。そしていざという時にだけ八頭身に戻る光成。「なんでそこで戻るんですか!?」
 ……書きませんよ?

 
 っつーか本気で、猛将伝が出るなら東軍武将増やしてほしい……。
 本来西軍についてしかるべきなのに東軍についた加藤・福島なんかいいドラマになるし、伊達一族も、増やして物語を厚くすればゲスト出演みたいな扱いじゃなくなるだろうし、小早川もいいでしょ。毛利、豊臣と血縁あっての東軍寝返り。丁寧に追えばドラマにしやすい気がする。
 他、正信さんもネ! ……徳川Wおかん説浮上?(注:一人目のおかんは忠勝です。説教大好き)
 あとやっぱり勝家は使用武将に格上げしてほしいなぁ。


2006/03/28 (火)   一日が48時間ほしい

 話書いてるとゲームできません。
 三国エンパやってると戦国2できません。
 戦国2やってるとエンパできません。
 ゲームやってると話書けません。
 
 どーしろっちゅーんじゃ!?(逆ギレ?
 
 あーもーっ。
 自分が三人いたって、感覚共有してたら頭の中ごっちゃでどれもできないし、戦国2やってる自分も三国エンパやりたいと思うんだろうし、意味ないですねきっと。
 そんなわけで時間がほしいです。
 
 長政や政宗の4武器条件吟味し攻略したいし。
 エンパでEDシーン集めしたいし。
 『小田原』続き書きたいし。
 もう一方のほうも書きたいし。
 受けてだけおいて保留されているリクSSもネタ出そうだから煮詰めたいし。
 司馬懿話だってね、読み返せば続き動きそうなのに。
 
 結局、エンパしてました。
 EDシーンの採集のため、ターンオーバーEDになってみました。……うわー、3の時よりひどい扱い。
 一切侵攻せずずーっと見守ってました。
 官渡でやってたんですが、その他勢力です。
 で。
 最初、曹操が袁紹を消しました。その間、孫一族が南でのしてました。南西には南蛮勢力が地味に残りつづけます。
 やがて、西涼まで支配して大勢力になった曹操を、たった一戦で劉備が根こそぎ奪い知りました。
 そして、赤と緑の小競り合い。
 そして双方から、降伏勧告されまくってウザくてかないません。
 おまーらなんかどーでもえーから、とっとと200ターン過ぎてくれー。って感じです。
 弱小やと思うてナメとるやろ?わいが本気で攻め込んだらおまえらなんぞ2ターンで全滅やで?と関西ヤクザ的にガラ悪くなります。なにせ面倒なんで難易度「入門」に成長反映ありで突っ込んでますから!
 君主は、武器攻撃力40に攻撃付加20の1武器持った烏羽です。紙切れみたいに雑魚倒します。
 
 そうこうしてるうちに180ターンくらい過ぎて、そこでようやく、孫策が劉備を撃破しました。その後で南蛮。
 真っ赤な中に囲まれた我が国。
 もう降伏勧告ではなく、戦しかけてきますが、寝惚けないでほしいものです。
 兵力同じ、階級も同じのフルMAX同士でも、あんたんとこと私んとこじゃ持ってる武器が違うんです。
 相変わらず紙切れみたいに敵を倒すのですが、だんだん面倒になって、しまいには総大将のところへ突っ込んで撃破という一番お手軽な方法でターン送りました。あーメンドくさい。
 というか、六人いる武将、準武将。総大将倒しただけなのに、六人中四人が捕縛されてきた時には、「あんたらひょっとしてこっち来たい?」と真剣に思いました。
 攻め込まされるのはいつも、司馬懿・太史慈・魏延でした。
 まあねぇ。何度やっても勝てないでボロクソに負ける戦に突っ込まされてりゃ、寝返りたくもなるよネ★
 でも新たな武将を登用する枠なんてないので、毎回放流です。
 そうすると毎回もとの居場所に戻るんですが……戻るのやめて野に下ったら?と思いました。
 
 3エンパと同じく、短ターンクリアとか、善政、悪政クリアとかでシーンは追加されるようです。あとは、君主四人(赤見緑青黄)そろえるとかも条件っぽい感じ。
 それにしても今回、善政皇帝になるのは本気でハードでした。
 悪政皇帝にはあっさりなれるんですが、善政皇帝になるには、もう毎回毎回善政政策とって、悪政の3倍くらい時間かけた気がします。
 金ばらまいて、アイテム生産して、アイテムと金ばらまいて、兵士うちに帰して、一応兵力回復させて、延々と延々と。
 戦闘するのが面倒なんで、一ヶ所だけ残ったらそこと長期同盟してずーっと善政ばっかり。本気で疲れました。
 どうやら「休養」すると、傾いた善悪パラメーターが少し修正されるらしいんですが……「休養」なんてろくにしてないんですよ、それでも。
 
 ここからは戦国話。
 ……いや、ついうっかりと、「石田三成」(学研M文庫)買ってきました。
 武将の人間像を、時代ごと、関わった人事に小説調にして書いてあるヤツです。読みやすかったし文庫なのでついうっかりと。
 史実などから鑑みた三成と、無双をベースに考えた三成では違うところもかなり大きいのですが、参考文献は多いほど良し。
 ついうっかり「花の慶次」買いなおそうかと思ってたり、今月出たばっかりの「風魔」(宮本昌孝著)が気になったり。
 戦国2の設定資料集も一応買う気でいますし、エンパの攻略本も一応はね。戦国2の下巻も間もなく出るはずです。おそらく大都市近縁ではもう出てるかもしれません。田舎では30日入荷予定です。


2006/03/29 (水)   阿国さん…… & ここのところ

 阿国さんで模擬演舞中。
 この人、4武器とるために束の間だけ、しかもずーっと無限城でのみ使ってたんで今更知ったんですが、模擬演舞で使ってると、会った人に一言、言うのですな。
 その一言が面白くていろいろな人と会ってました。
 
 家康には、「艶やかな女性だな。徳川家康、参る!」と極普通の評価を受けたように見えたんですが、応じて言うことは「耐えてた分爆発しとるわ」。……おいおいおいおいおい!! そーゆーことなのかよ!?
 半蔵には「……滅」と言われ、「恥ずかして上手く喋れんのやわ。おぼこいてかわいい人」。おぼこいてあんた! 「……違う」と半蔵にツッコミ入れさせてました。
 忠勝には「たくましい人。その胸に埋もれてみたいわ」。しかしさすが忠勝、天然気味に「無双の武を示せ!」みたいな、微妙に見当外れの答えしてちっとも動じてません。
 稲姫には「かいらし娘さんやわ」。「また変な人が」って言われてました。変な人の一人目は……くのいちなんだろうなぁ、前作の。
 ァ千代には「男はんにもおらへんほど凛々しい人」と言って「黙れ!」と一喝され、「凛々しいわぁ。もっかい言ってv」……。
 島津のおいちゃんには「モミアゲ触らせてほしいわぁ」。はいはーい! 私も〜!! そしておいちゃんもさすがに「……やめんか」。
 武蔵には「俺に敵はない!」と言われて「うちにもいてしまへんで? 気ィあいそうやなぁ」。……ある意味、無敵です阿国さん。
 左近にも「たくましい人。その胸に埋もれてみたいわ」でしたが(モミアゲはモミアゲ!?)、左近は焦り気味に「追われる恋は好きじゃなくてね」。
 三成には「冷たい目ェがすてきやわぁ」で「ふざけたことを言うな」とか言われてました。
 小太郎には「人らしないわ。神さんやろか」。「神ではない、無秩序に棲む魔よ」と答えられて「どっちも一緒やわ」。……ある意味、真理です。
 ねねの一口評もあれですが、阿国の一言も無敵っぽいです。
 他の人たちのも見に行きたいと思います。
 
 それにしてもここのところ、久々にほぼ毎日のSS更新になってます。
 途中で止まるとなかなか続きを書かなくなるのは自覚済みなので、今はとにかく書けるだけ書いてしまえと、ただそれだけなんですが。
 それにしても、らぶい話とコメディと、黒いシリアスとを並行して考えてるとなかなかハードです。特に、白から黒への切り替えが。
 黒のほうは、次は秀吉暗殺。
 これ、そのシーンだけはともかくとして、そこまでどう持っていくかにちょっと悩み中。
 どっちにしてももう少し朝鮮出兵に関してと三成について、晩年の秀吉について調べないと固まりそうにないので、さすがに少し間があくかもしれません。
 まあ……その間に白いほうが進むんでしょうが。
 
 なお。
 もちろん。
 話書いてるとゲームできません。
 三国エンパやってると戦国2できません。
 戦国2やってるとエンパできません。
 ゲームやってると話書けません。
 どうするかってーと、寝る時間削るんです。
 そこまでしてゲームする気はありませんが、そこまでして話は書く阿呆でした。


2006/03/30 (木)   阿国さん

 今日も阿国さんです。小次郎以外、一通り見てきました。
 まずはあんまり面白くない、普通のものから。
 
 市。「頭よさそやけど元気のないコやわぁ。考えたら負けどすえ」
 長政。「凛々しいお方や」
 蘭丸。「かいらしなぁ」「戯言を! 参ります!」「真面目で凛としたとこがまたええなぁ」
 光秀。「シュッとした男はんや」「ここは危険です。下がりなさい」「優しわぁ。なによりお顔がきれいやわぁ」
 濃姫。「あら、可愛い子猫ちゃんね。たっぷり可愛がってあげるわ」「ややわぁ、てんごいわはって」
 謙信。「女、邪魔だ、消えよ」「キリッとして凛々しいお顔や」
 政宗。出雲にいこうと言われて、「わしには野望がある、そんなところに行く暇はないわ!」「そんなん忘れさせたります」
 幸村。「なんちゅう凛々しいお方や」
 慶次。「ああ、慶次様! こんなところで会うなんて、もう運命どすわ」「相変わらずだねえ」
 ねね。「かいらしわぁ」一緒に出雲へ帰らないかと言われて、「人の話を聞きなさいって教わらなかった?」
 
 ここから先は「おいおい」と思ったヤツとか、笑えたもの。
 勝家。「もひとつやなぁ。とりあえず出雲へ往のか」。……ひでぇ。もひとつもひどいが、とりあえずのほうがもっとひどい気も。
 秀吉。「かいらしお猿さんや」「こんな男前つかまえて猿よばわりかい!」「なんや人か、つまらんなぁ」「つまらんって……」。ひでぇよ。
 信長。「恐いお顔。笑うたことあらはります?」「ククク……ハハハ……ハハハハ!」「なんや、ええ顔で笑いはるわ」。……ええ顔なんですかっつーか言われて笑ってあげたのか……?
 信玄。「おヒゲ触ったら気持ちよさそやわぁ」「ちょっとだけなら、いいよ」。さすがお館様は島津のおいちゃんより広い。
 兼続。「すまない、美しいお嬢さん! 愛と義のため、私はそなたを倒さねばならぬ!」「まあ、かわいそうに。顔はええのになぁ」。私は阿国のこの台詞で、コーエー様ご自身が直江を勘違いの甚だしいただのアホと設定したと確信しました。……ここ見てる人に直江ファンはいないよネ……? いやほら、でも、アホなんだと思うといっそ愛せますよ?(←フォローになってない
 孫市。「美しいお嬢さん、ここは危ない。さあ、俺と一緒にこちらへ」「タラシやわぁ。ダマされたいわぁ。恋のダマしあいやったら負けまへんえ」。それで本当に恋に遊べるのが阿国、ついマジになる三流が孫市かと思います。
 
 なお、小太郎にはもう一つあって、あれの外伝にあたる「小田原城防衛戦」で味方として、最初に「その顔、神さんと違います?」「違う……」「違いまへん。否定するのがなによりの証拠や」と言われ、最後までいくと、(途中なにか条件があるのかも)「ほな、風魔はんつれて出雲に帰りましょ。きつう封印して二度と放しまへんえ」と。
 これ、実は武田サイドで川中島やった時(上杉軍の台詞目当てに)、やはり味方の信玄と「おヒゲ触りたい」「ちょっとだけなら」というやりとりしてます。が、ろくに信玄と出会わず戦ってたせいなのか、それきりなにもありませんでした。
 あと、家康が味方総大将になる戦……上田城だったけな。そこではクリア後に、「天下の器やわ。後でたっぷり勧進してもらいましょ」とか言ってたような記憶もあります。
 基本的に、味方の場合には声をかけないので、ともすると、「味方なのに会話がはじまった」場合、なにか条件満たすとこういう展開(最後に連れていこうと言うとか)になるのかなと思わないでも。
 小田原やった時は苦戦救援したり進軍ルートの雑魚払ったり一緒に戦ったりと堪能してたんで。
 ちなみに、なんで小田原やったかというと、ねねの台詞目当てです。あれならすぐに天守に出るので。そして、台詞ゲット後も、苦戦台詞が聞きたいとか、お礼言ってもらいたいとか、真っ当に正しくプレイしてます。


2006/03/31 (金)   いろいろ

 我ながらよーやってると思います。
 しかも現在、以前のようにバイトさぼりまくりつつというわけではありません。きっちり週に五日は働きつつ、20日で15本、短編を書き連ねたことになります。
 そしてこの間、戦国2も三国エンパも武器攻略もやってる己が阿呆だと思います。
 
 ところで、設定資料集、買ってきました。……こたって210cmもあったんかい……。なんだろなぁ。しかもこの数値、忠勝と慶次と一緒。戦国の最大身長はこうでないといけないという規定でもあるのか? というか、無印での光と影、徳川の光と影、混沌の魔と家康の影、半蔵と対にされたヤツはみんなこのサイズか。こんなのばっかじゃ体もたないネ半蔵さん(←女性向白)というわけで、明日あたりまたしょーもない話をアップしようと思います。
 その設定資料集、それぞれのキャラに三つずつくらい、CGモデルによる表情がついてるんですが、半蔵ってけっこう表情豊か。口元見えないだけで、顔色も変えないようなタイプじゃないぽいですね。こたは……怒ってる顔のあるのが意外でした。しかも案外フツーの顔で怒る。もっとこう薄ら寒いような顔で怒る気がするんですが。
 にしても今回は……なんかずいぶん薄いというか、手抜きというか……。三国だと各シナリオの台詞集がある分厚いわけで。
 これはどう見ても、シナリオ集を出すからではなく、そんなに独自の会話が起こらないからだと思います。まあ、それでも面白くて、無印みたいに不満覚えないし、ちっとも構いません。
 
 なんで今回、こんなにハマれるんでしょうねぇ。
 リアルな現状の話をすると、FF12はまあ販売本数も膨大なんで簡単に比較対象にはできませんが、あれはもう、20本近く中古のストックが生じていて邪魔になってる有り様ですが、戦国2は新品が今も地味に在庫切れ(数本ずつ入荷してはまた売れるロングヒットになってます)、中古は、2本。
 無印の時には、発売から一ヶ月もすれば7、8本在庫になってたような覚えがあります。
 よかよか。やっぱ好きなゲームは、売られてくるとちょい哀しいです。
 
 エンパと並行してプレイしていると、面白さのありか、それをどう提供するか、今回はがっちり成功してるなと思います。
 一口に言えば、手軽な爽快感だけ求めたら絶対に三国4が上。でも、いろいろ動かして遊ぶなら戦国2が上。三国には「上手い」ってことがあまりないけれど、戦国にはある。三国は武将の強さがほぼそのまま反映されるけど、戦国はプレイヤーの上達が影響してくる。そんな感じかもしれません。
 
 まあ、要するに戦国2のほうが間違いなく、難しいですね。
 そして私は、難しいかゆえに逆に簡単になることもあると、思います。
 相手は限られるのですが、特に忠勝。ハイパー化してることが多いし攻撃力高いしかなり嫌な相手ですが、しかも徳川武将使ってないとまず間違いなく何度か戦うハメになるんですが。
 この人、「難しい」以上になるとC1使う率がえらく高い気がします。しかも溜める時間が長めなので、余裕で割り込めます。
 C1を頻繁に出すのは慶次や小太郎もそう。だから、目の前でガードして待ってればシュイーンと溜め始めるので、そしたらすかさず攻撃するだけです。技の出の速い女性や忍者系使ってると、ものすごく楽に戦えます。
 逆に今回、一番鬱陶しくて強いのは秀吉のような気がします。あの猿はとにかく通常攻撃で押してくるので、ポコポコポコポコと、反撃する暇もありゃしねぇ……。
 プレイキャラとして使うと誰が強いかとなれば、慶次、忠勝、左近、武蔵あたりを筆頭に、幸村、兼続あたりが続いてくる気がするんですが。

  過去の戯言