攻撃力もぎりぎりマトモなため、一人狩りでも実用性はあります。しかし基本は、スキルで「ボマー」を発動させた上で爆弾を持てるだけ持ち込み、これで捕獲可能なレベルにくらいまで追い込まないと、削るのはけっこう大変……。
　やはりどちらかといえばパーティプレイ用のサポート武器でしょう。
　ただ、せっかく寝かせても続けて攻撃して起こしてしまったのではお話になりません。いつもより手数を抑えめにして立ち回ると、そんなうっかりもある程度防ぐことができます。
　協力プレイ時には、相方がハンマーや大剣で行くときに重宝されます。
　ちなみに、同じく睡眠属性を持つヒプノック素材で作った片手剣のほうが、睡眠性能は落ちるものの攻撃力はあきらかに高くなります。斬れ味ゲージも優秀ですし。

　Ｇ突破すれば、上位ガノトトス素材で「ガノフィンショテルＧ」、Ｇ級のガノトトス素材を使って「ハイガノススパイクＧ」を作れます。
　これらは「ショテルＧ」が攻撃力：２９４、睡眠属性：２３０、斬れ味：白。そして「スパイクＧ」が攻撃力：２８０、睡眠属性：３２０、斬れ味：白という高性能で、パーティプレイからソロまで、幅広く使えます。

　麻痺すると完全に動きが止まるため、弱点を狙いやすくなって非常にありがたいと、ヘビーボウガン使いの人から言われたことがあります。また、大剣や太刀、ハンマーなど、ダメージ源となる武器を持っている人がいるなら、これでサポートに徹するのも立派なハンティング。
　しかも、攻撃力が低いため、自分よりＨＲの低い人を助けて狩るのにも使えて（強い人が一人で狩ってしまうと面白くないってこともありますよね）、実はものすごいお気に入り。かわいいかわいい。
　無論、上位以上の一人狩りで使うのはけっこう無謀ですし、協力プレイ時でもダメージを期待される場合には持ち込まないほうが賢明です。

　ちなみに、実際に私が持っているのはＧ突破で作れる「メラルーツールＧ」です。これは攻撃力：２８０、麻痺属性：３８０、斬れ味ゲージ：青。
　ソロ狩りするにはまだ少し物足りない攻撃力ですが、パーティプレイ時でも少しはダメージに参加できるようになります。
　なお、これらの武器で麻痺に弱いカニを狩ると……思わず笑ってしまうこと請け合いです。

　私が持っているのは「奇面族の毒鉈」ですが、実はもうとっくに強化は可能になっています。
　にも関わらず強化しないのは、お金がもったいないとか素材が惜しいとかではなく、低い攻撃力で高い属性値、という毒武器がほしいため。
　たとえばクシャルダオラなどの強敵を相手にするなら、「呪王剣チャチャブー」にしたほうがいいのですが、強くなり過ぎると、村や下位のランゴスタを一発で破壊してしまうのです。
　すなわちこれは、虫狩り専用の武器だったりします。

　私の持ってる片手剣の中では、一番実用性の高い、本当に狩るための武器かと思います。
　攻撃力はそこそことはいえ、この火属性の高さは片手剣にとっては最高の恩恵です。
　他に持っている片手剣が、ほとんど最終形態になっていないとか、なっているものは無属性だとか状態異常用だとかで、多少火属性が効きにくい程度では気にせず使ってます。
　欲を言えば、最終形態でくらいはデザインも変わってほしかった。と思う武器はこれだけじゃありませんけどね……。

　最終形態になると、氷属性の片手剣としては屈指の性能を持つに至ります。
　クシャルダオラ素材で作るもののほうが攻撃力は高いのですが、片手剣はどちらかといえば属性重視の武器。どちらが強いかと言われると、氷属性がよく効く相手なら、まず間違いなくこの系統でしょう。
　氷属性はブロス系によく効きますし、奴等は近接武器なら足元にもぐりこんでしまうのが得策。ま、マメにジャンプ斬りから仕切り直さないと、スーパーアーマーにならないのでコケてしまいますけどね。脚に引っ掛けられてダメージもちまちま溜まっていくし……。
　ちなみに、最終形態の名前がシンプルで好きです。