2007.X.X

 今更ながらに、PSP「モンスターハンターP2」プレイ開始です。仕事先のバイトくんから、「やらないんですか」と熱心に誘われたので……。
 モンハンて、一人で遊んでも限界があるんですよね。よっぽど上手い人とか根気のある人ならともかく、ソロプレイでは行き詰まることのほうが多いかと。
 私はPS2の1で少しオンラインやらせてもらって(人のうちで)、Gはスルー。ドスは魔法の円盤使用で楽にストーリーを楽しみました。PSPの1はノータッチ。そして今回の2も、あえてやる気はなかったのです。
 「一人でやっても面白くない」を理由に、勧誘はずっと断りつづけていたんですが、「一緒にやってあげますから」とバイトくんたち数人の言質をとれたので、このたびのプレイ参加とあいなりました。
 
 そんなわけで購入したモンハンP2。
 どう考えても、すっかり一流のハンターになってる彼等にサポートしてもらいまくる展開も目に見えています。ええ、私、モンハンは少ししかプレイしていなかったり、魔法使ったりしてますからね! コツとかテクニックとか、ちっとも分かっとらんのですよ。
 だから、彼等のあとにくっついて歩いて、戦うのはほとんど彼等に任せ、おこぼれに素材だけ剥ぎ取らせてもらうという、ハイエナ人生に相応しいキャラクターを作ろうと思いました。
 だとすると、武器は弓か、あるいは補助のできる笛がいい気がします。せめてこう、「いるだけ邪魔」というのは嫌だし、「いないよりマシ」な程度の働きくらいはしておきたいかと。
 まあ、武器はおいおい考えるとして。
 
 キャラクターメイキングをしながら、どうしようか迷いました。
 じいさんにして、よたよたと後をついて歩き、危険がなくなったと分かったら近付いてくるというのもイヤラシクていいかもしれない。で・も。モンハンでは体格の変更はできないので、どうしても「無駄に体だけ若々しく屈強なジジイ」になってしまいます。これはイマイチ。
 無駄にイケメン系に作って、格好つけてるけど情けない、というのもいいかと思いましたが、これはRPプレイするのでないかぎり無意味なので却下。
 そんならとふと思いついたのは。
 「そうだ、女王様にしよう!」
 自身の戦闘能力なんて関係ありません。女王様は女王様であるがゆえに、下僕どもをこき使い、オイシイところだけとっていくことを許されているのです。
 というわけで、名前から既に「REGINA」とつけ(レジーナ。女王という意味)、できるだけ女王様的な顔にしようとしたもののピンとくるのはなかったのでここは妥協し、髪は派手な赤。声もできるだけ落ち着いた、しかしハリのある強いものを選択。武器に鞭がないのが残念です。
 ともあれ、さあ、これで完成です。
 
 ……しかし、下僕どものいないソロプレイ中は、どうしても私の感性に支配されるわけで。
 いざ村長さんからクエストを受けても、「無駄な殺しはしたくない」と、ゾウさんのようなでっかくおとなしい草食獣は避けてとおるREGINAさん……orz
 知らない人に念のため説明しておくと、このゲーム、とにかく獲物を倒して素材を剥ぎ、それを加工して道具や装備品を生産・強化していくのが本筋です。ですから、特に序盤は、反撃すらしてこないおとなしい獲物は、「とりあえず生肉とっておくか、換金アイテムもとれたらいいな」と行きがけの駄賃的に倒しておくべきなんですが、……できない……orz
 だって彼等も懸命に生きてるんですよっ!?T皿T
 襲い掛かってくるなら「敵」と見なせますが、ただゆったりのんびりと、大雪山の麓の草原を、群れを作って歩いてる。なんで彼等を殺さなきゃならないんですかっ!? そこまでして繁栄したいんですかニンゲンは!?
 ―――ってな具合に、意外に私、自然に優しいらしいことが判明しました。
 
 そんなわけで、携帯ゲーム機とは思えない、進歩を感じさせる美しく雄大な景色を眺め、その一部として生きているポポ(ゾウさん)の群れを眺め、できるだけ刺激しないようにと彼等の前を横切ることさえ遠慮し(注:ゲームシステムとして、横切ったからって驚いたりしないにも関わらず)、とことこと駆けていきます。
 植物の採取は忘れません。女王様なんでしょーがと言いたくもなれますが、地面に這いつくばって素材を漁ります。これは、画面になんの変化もないので、自然を荒らしてる罪悪感は感じずに済みます。
 そうして薬草やネンチャク草などを集めたら、次のエリアへ。ちなみに水辺では釣りができますが、今はエサがないのでやめておきます。
 
 次のエリアでは、ガウシカというシカさんが跳ねておりました。どうやら、こちらがなにもしなければ、向こうから襲ってくることはないようです。
 時折ピョンと大きく跳ねて移動するガウシカが、いきなり間近に着地して「襲わないでっ><」と驚いたりもしながら、次のエリアを目指します。
 ちなみに今回の目的は、雪山草という植物の採集です。
 それらしき植物(採集できる場所であることを示すシンボル)を探して山を歩きます。
 ツタを使って更に山をのぼると、そこはもう一面の雪でした。
 しかし、ポッケ村特産の装備は、防御力はカケラほどしかないものの、防寒対策はばっちりなので、ホットドリンクで体をあたためる必要もありません。
 雪山草は標高の高いところに生えているというので、このあたりかなとゆっくり見回しながら進みます。幸いこのエリアには、動物たちもいないようです。
 やがて、崖の近くの岩陰に、一輪だけ咲いた花(シンボル)が見つかりました。きっとここだと近付いて○ボタンを押すと、やはり女王様は這いつくばりました。そしてきっちり、雪山草をゲットです!
 必要な数だけ集めたものの、シンボルが消えないとなるとどうも「命を奪ってる」感がありません。相手が植物だってのもあるんでしょうか。ゴメンネ植物さん……。
 ともあれ、ベースキャンプにまで戻って納品し、クエストは終了です。報酬をもらって村に引き上げました。
 
 とかなんとか、平和主義者でいるのにも限度があるこのゲーム。
 獲物を倒して、その死体から剥ぎ取るしかない素材が目的となると、戦わないわけにもいきません。
 ……別に金を稼がず、食わなくたって死なないゲームの世界ですが、そこまで平和主義になってしまうと、ゲームをプレイする意味からしてなくなるので、いくら私でもさすがにここまでボケ倒すことはできません。
 えーと、目的は「ガウシカの角」三本です。……装飾品になるから、という理由で狩るのは非常に嫌なんですが……。
 でも、考え直すことにしました。この世界ではニンゲンもまだ自然の一部だと思うことにしたのです。だから、こうして狩る数も含めて、大自然はバランスをきちんと保てているのでしょう。だから、角目当てでもなんでも、狩らずにおいたらガウシカは増えすぎて、生態系を崩すのかもしれません。そういうことにしておきます。でもやっぱり、乱獲するのはどーしてもできない私。
 というわけで、目的の三本と、生活費用にもう一、二本。これが私の限度です。たとえ戦うのは余裕だったとしても、これ以上ガウシカを殺す気にはなれません。
 
 とことこと、ガウシカたちの生息地目指します。
 相変わらず元気に跳ねているので、もたもたしていると逃げられてしまいますが、そこは素早く近付いてざくっと。ざくざくっと。
 ……んー、一匹目は逃げようとはしたみたいですが、背後が丁度岩壁で、どうしようもなかったんでしょうか。そのままざくざくと倒せました。とりあえず角ゲットです。
 二匹目は、一連の攻撃が終わって、間合いが広がってしまい、それを詰める前に大ジャンプで脱出。のんきにとことこと近寄ったら、角で思いっきり突き倒されました。
 ゴメンネゴメンネ。そう思いながら、手負いで生かしておいても自然の中で淘汰されるだけだろうと、きっちり倒して素材をいただきます。今回は皮が剥げました。あたたかそうなので、いずれ防具に使うかもしれませんし、売ってお金にするかもしれません。
 こんな具合に何匹か倒し、目的の角が三本とれた頃には、お肉と皮もいくつかとれていたので、今回はそれでやめることにしました。
 
 こんな感じではじまった狩猟生活。
 とりあえず今回のプレイ記は、タマゴドロボウの話で締め括ろうと思います。
 「肉食竜の卵」。これを納品すると、お金もたくさんもらえるし、ポッケポイントという、村にあるMy農場を拡張するのに必要なポイントもたくさんもらえます。ポッケポイントは他の方法でも稼げるんですが、今できるのはこれくらい。
 そういうわけもあるので、巣を見つけたら卵を探します。ごそごそ漁ると、「なぞの骨」といった素材の他に、ありました、卵。一抱えもあるでっかい卵なので、これを持っていると走ったりするのも大変です。
 この卵、おそらくギアノスという鳥竜の卵でしょう。ちなみにギアノスは、この雪山にも棲み、ハンターを見かけると積極的に襲ってくる相手です。……ですが彼等も、縄張りに入った「敵」を排除し、自分の生活を守るために襲い掛かってくるだけのはずです。そしてこの卵は、いずれ彼等の子供が生まれるはずのもの……。
 えっちらおっちら運びながら、ものすごい罪悪感を覚えるのは私だけですか? 孵る寸前で、中からコツコツと殻を叩く音とかしたらどうします? 生まれちゃって、インプリンティングで親だと思い込まれたらどうします?
 脱出ルートにギアノスの姿はありませんが、もし彼等が私の姿を見つけたら、大事なベイビィをさらって殺してしまう、大悪人に見えるはずです。「あたしの子供を返して!!」と必死に襲ってくるんですよ、きっと。
 
 それでも貴方、卵を盗みますか?
 
 ゴメンヨゴメンヨ……T△T そう思いながら、こっそり一個、持って帰りました。
 道々、まだ生まれていない命に向かい、大事に大事に食べるからねと約束しました。納品する以上、直接自分の口に入るわけではない卵ですが、村人たちがちゃんと、命に対する敬意を持って、美味を味わってくれることを信じたいと思います。厳しい自然の中で生きている彼等は、分け与えられる命に対して、決して軽薄ではないだろうと。
 せめて美味しくありがたく、大切に食することが、この命、そしてそれを生み出した母竜への礼儀というものです。
 そんなわけなので、運搬中に攻撃されたりして落としてしまったりするのは、最悪と心得ます。生まれることもなく、誰かの命になることもなく、ただ地面に砕けた命はあまりにも哀れです。せめてその土に、卵を養分とした新しい命が芽吹けばいいのですが……。
 
 
 
 こんな具合に、なにか勘違いしてるのかもしれない、変なプレイになってます。
 ……変なんでしょうか?
 みんな、誰も、思わないんでしょうか。
 これって、カプコンさんの意図にはまったくない感想なんでしょうか?
 
 しかしいずれ、強い武器・防具を手に入れ強くなると、より強くなることを目指して、獲物に命があることなどなんとも思わなくなるのかもしれません。
 彼等も生きているのだということを忘れ、目当ての素材を剥げなかったからと唾棄するような、……その時には、ゲーム世界からどんどん獲物が減り、世界が滅びればいいと思います。古竜討伐もなにも、全ては世界が命に満ちて、健康に循環していればこそのものだったと、滅び行く世界で後悔するバッドエンド。
 
 私は、みんなとプレイする時には、制限のないお気楽なハンタープレイで強くなることを楽しむつもりでいますが、それならソロ中は、必要なものと、少しのお小遣い以外は狩らない、本当の狩猟生活に徹したいと思います。
 どんなに強くなっても、ならばなおのこと、必要なものだけを狩り、無闇に多くの命を消費せずとも生きていけるのが、美しいハンターだと思うのです。

2007.X.X

 本日の狩猟日誌です。
 少し勘違いしたハンター生活を送るレジーナさん。プレイヤーがかなりヘタレなので、本日は訓練所でみっちり訓練することにしました。
 植物の採集などといった基本的なクエストはともかくとして、問題は、武器の扱いです。
 プレイヤーは、ほとんど双剣しか使ったことがありません。
 しかし今回、チームプレイ時には確実に、絶対に、誰がなんと言っても後衛をつとめるのが私のため、そして皆のためと思われます。
 そこで今回は、狩猟笛、ライトボウガン、ヘビィボウガン、弓の中からメイン装備を決め、使いこなせるまで使いつづけようと思っています。
 まあ、PSOでもTRMでも、チームプレイなら補助フォースだの僧侶だので、パーティの援護をするのも楽しくていろいろやってきたので、根本的なことは理解しているつもりです。モンハン世界でもなんとかなるでしょう。……たぶん。まあ、おそらく。……なるといいなぁったら。(2008.7.15注:「TRM」がなにか、実はもう今の私には分かりません!)
 
 しかし、訓練所の項目も一通り試してみたくなるのが、正しいゲーマーです。
 というわけで、片手剣を筆頭に片っ端から挑みました。
 武器練習用のクエスト内容は、全て「ギアノス5匹の討伐」です。
 胸は痛みますが、ほら、練習ですから! きっとバーチャル・リアリティなんですよ!! そんなものこの世界この時代にあるとは思えないなんて反論は却下です。訓練所でクエストを受けた場合、剥ぎ取れる素材などが普通のクエストとは異なっているのです。だからきっと、VRシステムなんです。
 
 案外、狩猟笛は使いやすいと思いました。
 ほとんどハンマーなんですが、横振りの攻撃がメインのため攻撃範囲は広いし、柄でコツンと殴るのは、威力は低いものの隙はないし。これに、演奏して特殊効果をつける能力があるわけです。
 楽譜覚えるのは大変かもしれませんが、これなら、ソロプレイ時は殴り倒し、チームプレイ時はこっそり隠れて演奏だけ、というのもありかもしれません。
 
 かっこいいから使いこなしたいのが、太刀です。バカ長い日本刀みたいな形状の武器です。
 攻撃前後の隙は少し大きいものの、突きに関しては素早く出せますし、三種類の攻撃ボタン+もう一つの攻撃ボタンの組み合わせで、いろいろと連携が作れるのが面白いです。
 この連携をきちんと把握すれば、隙のない攻撃、左右に範囲の広い攻撃、威力の高い攻撃、といろいろとコントロールできるんじゃないでしょうか。
 まんま日本刀の外見した武器もありますし、これはなかなか高ポイントです。
 ……が、女王様は基本、チームプレイ要員です。これを振り回すのには、もう一人作った男キャラにしようかと思ってます。
 
 チームプレイならともかく、ソロでこれを使う技量は今の私には皆無だ!と思ったのが弓・ボウガン。獲物に気付かれないほど遠くからだとまず当たらないか、当たっても威力低いし、さりとて気付かれてしまうと、距離を離すのにえらく手間取るし。
 無論、攻撃範囲は直線上のみなので、きちんと照準合わせないと話しになりません。これがまた、距離が開くと弾道がブレて当たらないことも。改造しないといけない感じ。
 チームプレイなら、相手の注意は主に近くにいる下僕どもに集まるはずなので、もう少し普通に攻撃、補助できそうです。弾やビン(矢につけて飛ばす)にいろんな特殊効果があるので、狙うはダメージではなく補助、ですかね。
 獲物の属性なんかをきちんと把握し、それに応じた弾・ビンを持ち込んできっちりフォローってのができるとかっこいいかと思います。
 
 ハンマー・大剣・ランス・ガンランスは苦手。隙がデカいのと、大剣以外は基本的に、攻撃が縦方向メインなので……。
 大剣は半端ないですね、攻撃前後の隙が! 攻撃後の硬直は、回避を出すことでキャンセルできるからいいとして、攻撃が出るまでも相当力が入ってます。もちろん、隙のない「抜刀斬り」というところからはじめて連携を組み立てればいいんでしょうが……これは、勧誘主たるTくんがメイン装備にしてるとのことなので、ま、私が使う理由はないでしょう。
 
 で、女王様的にソロでのメイン装備にしたいのは、双剣です。
 ドスにもあったんですが、舞扇みたいな形状のものがあるんですよ。これならきれいで女王様っぽい!
 あと、ガードできないという欠点はありますが、攻撃が素早くリーチはなくとも全方向カバーするものが多いので、攻撃後の隙を回避で補えば立ち回りやすいのも利点です。
 一発の威力が低いのは、特殊能力の鬼人化(ハイパー化)でフォローですね。
 ただまあ、チームプレイならこんな細かい手数稼ぐ必要はない気もするので、使用はしません。ただ、下僕どもをこき使って、扇型のものを作るのに必要な素材やお金は溜めようと思います。

2007.X.X
 REGINAさんの一日。
 ……ちなみにここンとこずっと、仕事の休憩中にザレてます。勤務時間がほとんど違法に長いので、休憩時間も二度、まとまってあったりするもので。時間は活用しないとね!

 自然に優しく生きることを誓った私は、ソロプレイ中にはMyルールを設けました。
 しかしその話をする前に、このゲームのシステム的な部分について少し語っておきましょう。
 まず、PS2の「ドス」にはあった、季節や時間経過はありません。ドスでは、ぼーっとしてても時間が流れて時計が回り、昼、夜という時間の変化があったのですが、この「P2」にはありません。
 よって、日にちの概念もないのですが、クエストに行って帰って来ると一日経過する、と見なすことができます。クエストに出て、リタイアせずに戻ってくることで、ポッケ農場を利用することができるからです。
 
 ポッケ農場。
 My農場です。ここでは、きのこの収穫、畑に種になる素材をまいて収穫、鉱石の採掘、釣り、虫とりなどを行えます。
 採掘や虫とりにはピッケルやアミが必要なんですが、農場においては、これらを無料で借りることができるのです。つまり、タダで取り放題!
 取り放題とは言うものの限度があります。全て、収穫後に「これ以上はなにもない」という状態になったら、一度クエストに出て戻ってくるまで利用できなくなるのです。
 この農場を管理し働いてくれる、アイルー(猫族)のリーダー(? 案内役?)は、「農場を維持するため」と言っています。
 ここから、「一日に一度、一定の量だけ収穫してもいい」んだと思うことにしたのです。
 
 自然に優しいアイルー!!
 いやまあそれはともかく、そんなわけなので、クエストから戻って村に現れた時が一日のはじまりで、クエストを完了した時に一日が終わる、と考えることにしたのです。
 そして、こういうアホなルールを設けたのです。
1.食事は一日一回はちゃんととろう!
2.間食は、命がかかってるので無闇に控えない
3.一日の内、依頼内容に関係なく狩っていい獲物は、三体までとする
4.3の捕捉として、こちらを積極的に襲撃してきた時にはその限りではないが、その相手もカウントに入れ、三体以上倒さずに済むなら倒さない
5.植物の採取については、シリアスに考えない
6.虫とりと釣りは、根気のない私はすぐに飽きるので、とりすぎについては考えなくていい
 
 詳しく語るとつまらないので、ここで、ある一日のREGINAさんを追いかけてみましょう!(つまりプレイ記) ……プレイ記にしたからって面白いとは限りませんが。
 
 さて、また一日がはじまりました。
 まずは農場に向かいます。置いてあるアイテム箱に、昨日のクエストの収穫分などを保管し、手持ちアイテムに余裕を持たせるところからはじまります。さもないと、せっかく収穫したアイテムがもてませんからね。
 一日の収穫を終えたら家に帰り、さあ、仕事に出かける前にはアイルーたちに食事を作ってもらいます。
 アイルーというのは直立歩行し言語を喋る猫族です。今REGINAさんちでは、ビリーという黒い子と、ピートという青い子を雇っています。雇っているといっても、アイルーたちに仕事を斡旋している「ネコバァ」というおばあちゃんにお金を払っただけで、お給料はあげてません。
 食事を作ってもらう時、ちょっとお金を支払うんですが、……原材料費にすらなってないんじゃ?という気もします。いったい彼等はどこで生活費を……?? 食事を作る時の材料だって、専用のものがあって、べつにうちにある素材のストックから作るってわけじゃありませんし。
 とまあ、ほとんどタダ同然で働いてくれるアイルーたち。
 彼等の作った食事を食べると、時にはおなかを壊して体力やスタミナが減ってしまいますが、たいていは、攻撃力アップなどの付加効果をもらえます。
 その日は……「二度と食べたくない味だった」ということで、体力もスタミナも落ちてしまいました。二匹は脱兎のごとく逃げ出しましたが、タダで働いてもらっている以上、文句は言えません。
 
 しかしこうなると、今日の予定は変更したほうがよさそうです。
 最初は、「ドスファンゴの討伐」に行こうと思っていたのですが、ドスファンゴというのは、ファンゴという凶暴なイノシシの親分格。飛竜系に比べれば雑魚とはいえ、装備もショボい上にプレイヤーもヘタレな現在、REGINAさんにとっては強敵です。たぶん。
 スタミナの上限が落ちてしまったことについては、「こんがり肉」とか「携帯食」を食べることで取り戻せます。しかし、体力(HP)の上限が下がってしまっているのは問題です。
 今ドスファンゴに挑むのは、……ドスでも戦ったことがあるので戦法は把握してますから無謀とまでは思わないんですが、まあ、やめておくのが賢明でしょう。
 そんなわけで今日は、「ポポノタン三つの納品」という内容のクエストに行くことにしました。
 
 ただ、依頼内容を読むと、どうやらイレギュラーが発生しているようです。
 「ポポノタン」はポポからとれることのある品物です。ポポというのは、二日ほど前に書いたとおり、おとなしいゾウさんです。攻撃を加えるとたまーに反撃してくることもあるようですが、それすら鈍重なので危険性はほとんどないという。
 したがって簡単な依頼なのですが、依頼文を見ると、普段は麓にいるポポの姿が見えず、山頂のほうに集まっているとのこと。なにかに住処を追われた可能性があるのでは、ということでした。。
 はい、100%間違いなく、なにかがいますね!!
 でも、それと戦う必要はありません。とにかく狙うはポポです。
 もう既にクリアした、低レベルにも程があるような「雪山草の採集」とかでお茶濁すのではあんまりですし、ここは一つ、少しばかりの危険も伴うクエストに向かうことにしたのです。
 
 現地についたら、支給品ボックスを覗きます。
 ここには、ギルドが用意してくれた基本の品物が入っていて、それは無料で使うことができるのです。
 地図があれば、そのエリアの全体的なマップが表示されます。慣れてしまえば必要ないのかもしれませんが、とりあえずもらっておきます。
 それから「携帯食」。スタミナの上限を少しだけ回復してくれるありがたいアイテムです。今回は、さっそくもりもりと二つ、食べました。どうせ消費するスタミナですので、一つ目で減った分を補い、もう一つで少しばかり上乗せです。今回は、ヤバい相手にあったら全力ダッシュで逃げないといけませんから、スタミナは少し高く保っておきたいのです。
 さりとてREGINAは女王様ですので、食べ過ぎはいけません。たとえ太ることはないとしても!!
 大事なのは「応急薬」。HP回復の薬ですね。
 それから「携帯砥石」。切れ味の落ちた得物は、これで研がないといけません。
 
 装備を整えて、出発です。
 たしかに、麓の草原にポポの姿は見当たりません。
 ポポの姿を探してエリアを移動します。依頼主の言葉に従い、山頂を目指して進みます。
 すると、一面雪に覆われたあたりに、ぽつぽつとポポの姿が。さっそく狩りますが、一匹目からは「生肉」二つ、二匹目からは「獣骨」と「ポポノタン」。まだ先に進まないといけません。
 そうして山頂エリアに踏み込んだらば……。
 いた。
 やっぱりいたよ……orz
 ディガレックスです。この山に飛来した暴君飛竜。ゲームスタート後のムービーで、主人公をこともなげに弾き飛ばし崖から突き落としてくれた、にっくきあいつ。
 Tくんいわく、こいつを一人で倒せるようになると、まず一人前だそうで。
 吼える声の凄まじさから「轟竜」とも呼ばれているこいつと戦って、今のREGINAさんに勝ち目があったらすごいです。
 逃げます。めっかっちゃったんで、必死こいて隣のエリアへ逃げ込みます。
 しかし追ってきます。
 大半の獣・竜はそのエリアから出てこないんですが、大型の、つまり中ボス的な相手は、エリアの移動を行います。追いかけてくるというより、たまたま移動してきた先がこっちだったって感じですが。
 
 しかし、ということは?
 前のエリアにはいなくなっているわけです。
 そんなわけでREGINAさんは雪山を走り、別のエリアへ。幸い、突進攻撃してくるのでないなら、ディガちゃんの足はそう速くありません。とっとこ逃げれば時間は稼げます。
 そうして隣のエリアで、大急ぎでポポを狩りました。
 最中、聞き耳を立てることを忘れてはいけません。ディガちゃんがくればその咆哮が聞こえるからです。他にも、足音だとか翼の音だとか、狩人は五感……といってもゲームなので気配・匂いなんかは分かりませんが、ともかく、全ての情報を駆使して生きるものです。
 音に神経をこらしながら、できるだけ速くポポを仕留め、素材を剥ぎます。
 とかやってたらキターッ!!Σ○□○;
 慌ててまた隣のエリア、最初にディガちゃんのいたエリアへ走りこみました。
 
 そうして必要なだけ集めたら、欲張ってはいけません。
 既に何匹か余分なポポを倒しているのですから、今日の狩りはここまでにすべきです。
 ただ、ディガちゃんの気配がないなら、雪山草の採集くらいは行って、生活費を稼ぐだけの賢さは必要でしょう。
 それから、昔のキャンプ跡とおぼしきところも漁って、ハンターたちの忘れ物、それとも遺品か、ペイントボールや投げナイフももらっていきます。そしてふと、「ここって場所が悪いから捨てられたってんじゃなく、もしかしたらディガちゃんに襲われて……?」と思ったりしました。
 ……え!? 「ってことは今のキャンプも、もしかするといきなりやってきたイレギュラーな相手に襲われることだってあるわけで、別に安全が確約されてるわけじゃないんじゃん!?」と怖い考えになってしまいました。まあ、ゲームシステムとしてそんなことは起こらないので、心配はしませんが。
 
 急いで下山しました。
 ディガの行動範囲は山頂付近だけと思われるので、麓では「薬草」などの採取もついでに行います。「薬草」と「アオキノコ」があれば「回復薬」を調合できますからね。
 そうしてキャンプに戻り、「ポポノタン」、そしてついでに「雪山草」も納品してクエスト達成です。
 はーやれやれ……。
 使わなかった支給品は返却し(自動的に持ち物から消えます)、村に帰りました。
 
 次こそは、アイルーたちの料理がまともでさえあれば、ドスファンゴの討伐に行こうと思います。
 ……次ったって、クエスト終わったらもう次の日の昼ってな感じなんで、たてつづけにやっちゃうんですが。
 
 スタート地点は農場の入り口のそばなので、まずは農場に向かいます。
 そこで今日の収穫を終えたら家に帰り、アイルーたちとのコミュニケーションと、お食事です。今回は無事、防御力アップの効果がつきました。
 そうしていよいよ、ドスファンゴ討伐です。
 でっかいイノシシです。
 記憶が確かなら、対処さえ間違わなければノーダメージででも倒せる相手です。なにせまっすぐしか突っ込んでこないし、前方への攻撃しか持たない相手なので、常に相手の横か後ろをとれば無問題。
 細かいところは省きますが、山頂近くで姿を見つけました。周囲にはポポしかいないので、気にしなくてもOKです。
 崖っぷちで突進を待ちます。これなら、突進を回避した後、ドスファンゴは必ず自分の横に停止しているからです。
 そうして突進を避けたら、ドカンバカンと。脳震盪を起こしたらここぞとばかりに殴りまくります。
 そうして呆気なく、ドスファンゴは討伐完了しました。
 
 欲張って強引に攻撃することさえなければ、時間は多少かかっても、問題なく倒せます。
 ダメージを受けても、瀕死にならないかぎり気にしないというのであれば強引に押し切りますが、少しでもダメージを受けずに戦うなら、チャンス以外には攻撃しないのが基本です。
 よくできたゲームなので、相手の攻撃にはちゃんと前兆があったりします。
 なので、……燃えるんですよ、攻略魂がっ。
 馴染みのない相手に出会ったら、攻撃せず観察に徹するのがセオリーです。危なくなったら「クエストリタイア」で、ペナルティなしでクエスト受注前に戻れるので、まずは見ることにです。どんな攻撃があるのか、どんな行動をするのか、その前兆はどんなものか、いつならこちらの攻撃チャンスになるか。
 回避すると相手を見失うこともあるので、その際には体を張って、真正面から攻撃を食らおうとも、観察しつづけます。まあ、そういう時にはランスかガンランスを装備していくといいんでしょうね。盾が頑丈なので、たいがいの攻撃は受け止められるそうです。
 そうして相手の行動パターンや癖を把握しきれば、負ける道理はありません。回避不可能な攻撃があるというのでないかぎり。
 攻略本は出てますが……なんというか、自らの智恵で生きるという生活感が愛しく思える私は、それに頼る気はちょっとしません。仲間内からの意見なら、先輩ハンターの分けてくれた知識ということで受け止めるんですが。
 なんかこう、採取ポイント一つでも、ここにあると攻略本なんかで調べてそこに行くより、「あれ? ここって……?」と、ちょっと気になるものを見つけて試してみたら、そこが採取ポイントだったって方が嬉しいですし。「そうか、こんなオブジェも採取ポイントなんだな」と理解し、他にもそういう場所がないかと辺りに目を凝らして歩く。このほうが猟師らしいじゃないですか!

2007.X.X

 まあ、女王様ですから。
 のらくらと過ごしております。
 着実にクエストは進めていますし、卵に謝りながら溜めたポッケポイントで農場の拡張もしていたりもしますが、たぶん、大半のハンターのようにガツガツはしていません。
 でも、装備品くらいはそろそろきちんと整えないと、いつまでも防御力1の「マフモフ」セットで過ごしてはいられません。なにせこのマフモフ、着ていれば極寒の雪山でも平気なんですが、ただそれだけ。防御力はどこもかしこも1という頼りなさです。
 
 「ギアノス20匹の討伐」といったクエストもこなしたので、素材はぼちぼち集まっています。
 そういえばこのギアノス退治。
 ほら、最近リアルでは、熊が里に下りてきて、とかやってますね。
 ああいうのって、ニンゲンが彼等の生活圏を圧迫しすぎて、その結果エサがなくなって山を下りてくる、というのがパターンのようです。
 だとすると、たとえばギアノスなどが村に下りてきて畑を荒らしたのも……?
 そう思うと、討伐されるべきは人間だろうという気すらしますが、そんな憤慨あるいは同情を理由にクエストを放置するといつまでたっても進めません。
 よってここは、繁殖しすぎたせいでエサがなくなって、だから里に下りてきたんだ、と考えることにしました。
 たしかに、普段の山では見かけないほどギアノスが多いのです。だとすると、規定数狩ることで数を減らしてやるのも、生命の健康な循環のためには大切なことです。
 なお、笛で殴り倒すのにもだいぶ慣れたので、ギアノス退治は順調に終わりました。
 
 そんなわけで、武器や防具の新調を試みます。
 ほしい武具のために必要な素材を集める、という戦い方はチームプレイ時にさせてもらうとして、ソロ中はあくまでも、たまたま手元に必要な素材があれば、という慎ましさです。
 それでも、ギアノスの皮や鱗を使って、ほぼ一通りの防具が作れました。いつの間にこんなに溜まってたんだろう……。
 こうして、ギアノス系の防具と、あと、笛、双剣を新調しました。
 わーい笛はまんまギアノスの頭の形してるー(棒読み
 しかし……属性が氷だか水だかなんですよね、この武器たち。これでは、寒冷地に住む生物には、ダメージ減になるのでは……(汗
 まあ、密林に行くなら普通に使えそうですし、砂漠の生物相手には効果高いのかも。あと、ギアノス笛は体力回復や暑さ無効の演奏ができるので、なかなか便利そうです。
 
 んー、この、ギアノス系の太刀もちょっとほしいですね。あと少し素材あれば作れそうですし。
 なにせ、ポッケ村の先輩ハンターが用意してくれた一通りの武器は、最低ランクのものです。それはいいんですが、太刀系の「骨」という武器、切れ味落ちるの早すぎてシャレになってません。
 「手数が多い分だけ切れ味が落ちるのも早い」双剣とか、「ガードは剣身で行い、その時にも切れ味を消費する」大剣、このあたりよりはるかにとっととダメになってくれるんですが?
 まあ、日本刀はもともと、五人も斬れば使い物にならなくなる武器ですからね。太刀も、一瞬の爆発力は高いけれど、持久戦には向かないという特性なのかもしれません。
 でもかっこいいんですよねー。まだ把握できてませんが、うまくつなげば途切れなく攻撃していられて。
 まあ、また素材がいくらか溜まった時に、加工屋さんを覗くことにします。
 それまではかわいいギアノス笛で殴り倒す日々です。双剣は包囲はともかく範囲・リーチが狭いので、よく外してしまうことが判明した私……。まだまだ修行が足りません。

2007.X.X

 「Primitive Prayer」
 思いつきで出てきたSSです。
 
 所十三という漫画家さんをご存知ですか? 「特攻の拓」とか「多古西応援団」書いてた人です。
 このかたの恐竜漫画である「DINO2」とか「竜の国のユタ」を読んでたせいもあると思いますが、ほんとに、私はモンハンをプレイ中、凶暴な肉食竜も、慎ましく穏やかに生きているだけにしか思えないのです。
 ニンゲンの目から見れば凶暴で獰猛なT-REXでも、彼女も母であるなら、子供(卵)を命がけで守りもする。
 そういう、所さんの漫画の影響は、ほんとにデカいと思います。
 
 雪山の卵ポイントは、最短ルートで行くと、洞窟の中に入って、そこからかなり大きな段差を思い切って飛び降りた先にあります。
 そしてそこには必ず、大型昆虫(巨大な蚊みたいなの)と、ギアノスが二頭います。
 卵を盗む場合、運搬中に攻撃されると落として割れてしまうので、まずギアノスたちを片付けてから卵を探します。
 
 彼等を夫婦に見立てて、どちらかがこの卵の母親だとしたら。
 
 ゲームでは、クエストをプレイするたびに彼等は復活しますが、それはあくまでもゲームだからの話。
 自分たちを倒し、卵を奪っていく。
 それも、生きるためってんじゃないんです。
 
 例によって私は、主観者にトリップするような感じで書くので、今回は母竜の感覚や思考を追ってます。
 そうすると自然に、「いきなり襲ってきた相手は、エサを探して来たんだ」としか思えませんでした。
 それ以外に襲われる理由がありません。
 なのに今回の襲撃者は、旦那からは皮だけを剥ぎ、自分からは鱗だけとっていきます。挙げ句に、卵まで持っていってしまう。
 食べられる、と思ってる母竜と、実はそんなものは目当てじゃないニンゲン。
 命をつなぐため最低限の狩りをする自然界の大半の生き物と、目の前の命を無駄にしておいて別の方法で生活の糧を得るニンゲン。
 「なんか酷い」と感じてもらえると成功かと思います。
 
 あまり憂鬱でも仕方ないのでフォローしておくと、倒されたギアノス夫婦の死体は、やがて昆虫類や菌類の糧となり、無駄にはならないはずです。
 そして卵を持っていったハンターは、そこまでちゃんと分かっている人だと思ってください。
 彼は自分の生活のために必要な素材を剥ぎ、卵も持っていきましたが、彼等の屍が別の生き物の命になることはちゃんと知っているし(さすがにギアノスは、お互いの死後のことまで話し合えるほど知能が高くはないので、そういったことまでは考えが及ばないのです)、たとえば卵は、自分の奥さんも妊娠していて、でももともと体が弱いから、栄養をつけるためにとりにきたとでも。
 自分たちが、竜の親子の命を奪って生きていることをちゃんと自覚し、夫婦ともども、感謝しながら大切にいただくんです。
 だとすれば、ギアノスたちの悲劇は彼等の意識の中だけにとどまり、自然界としてはまだ、大きな循環と絆の中にいることになります。
 
 ところで現代の私たちは、食事がなにかの命をそちらからこちらへ移すことなのだと、実感することはあるのでしょうか。
 少なくとも私には、一度もありません。
 こんなSS書いたところで、そんな実感は微塵にも持てていません。

2007.X.X

 バイトくんたちと共に狩りに行ってきました。
 とりあえずこの装備がいいだろう、という防具をそろえるため、雪山の暴君竜の討伐です。
 ……が。
 私は一人、ナビゲーターに連れられて、採掘の旅です!!
 倒した後で素材を剥ぎ取り、そしてクリア報酬をもらえればいいので、他のメンツが戦っている間に、採掘ポイントや採取ポイントを回って、鉱石とか植物を集めてました。
 今日はもっぱら、私の装備をランクアップさせるために、防具の素材を集め、武器を強化するための素材を集め……。
 
 あ、でも防具が揃ってしまえば、これで一撃死とかはないからと、一緒に攻撃したりもしてましたよ、ちゃんと。この敵はここが狙い目だとか、こうして狩ればいいとか、いろいろと教えてもらいつつ……。
 しかし、引率係の三人、最高クラスの装備を身につけているにも関わらず、うっかりすると瀕死になったり殺されたりしてるあたり、ハードなゲームです。
 
 ともあれ、これで下位クエストならなんとか耐えられる上になかなか便利なスキルの発動する防具と、ちょっと上位の武器が手に入ったので、あとはがんばって、クエストクリアしようと思います。
 しかし……明日から旅行なんだよねー……。
 どうせ日中は日にあたるところに出られないので、PSP持ってくんですが、問題は、ホテルに変圧器があるかどうか。これがないと、バッテリー使い果たした時点でアウトになります。
 逆に変圧器さえあれば、三日が四日だろうが、のんびりゲームして過ごせるんで、退屈することだけはありませんが。

2007.X.X
 なんというか、あれですね。
 やはり強い下僕くんたちは、とにかく強くなること、強い武具そろえること、強い敵を倒すことを第一にし、他の人もそうやって楽しむものだと思っているようです。
 いや……私なんつーか、そんなガツガツしたプレイは苦手だから。
 強い敵に強い仲間と、それでも緊張感を持って挑むという、それも非常に面白いと思いますが、目下のヘタレなREGINAさんでは、明らかに足手まといです。
 さりとて、「じゃあ強くなろう!!」と鼻息荒くして毎日サルみたいにプレイするのは、私の流儀ではないのです。
 
 そんなREGINAさんは、相変わらずのんびりとポッケ村での生活を楽しんでおります。
 採集のできるポイントを探してうろうろし、親子と思われる草食竜の生態を観察しております。いやー、草食べたり水飲んだりしてるんですよねー、これが。
 で、釣りポイントでもくもくと釣りに励み、エサがなくなったら、エサを採集できるポイントに出かけて補充し、体力・スタミナ・時間のどれかが尽きそうになるか、所持品の限界に来るまで、のんびりまったり過ごしております。
 こういう楽しみ方だって、ありだと思うのです。
 
 モンスターハンターは、牧場物語と違って、スローライフを売りにしたゲームではありませんが、スローライフを楽しめるのは、事実なのです。
 もちろん、強い敵を倒さないことにはかかったままのリミッターも存在するのですが、まあそんなものは、のんびりまったり暮らしていく中で、気が向いた時にでも強い相手に挑み、倒せればそれでOKくらいでも問題ないかと思います。

2007.X.X

 「シルバラード」と読みます。PSOでもそういう名前のキャラ作ったことありますが、まあ、お酒の銘柄です。なんとなくかっこいいし、お酒自体もなかなか好みなので好きな名前なのです。
 で、これで男キャラを作りました。
 こちらは自然派のREGINAさんとは違い、ヘタレのくせに暴虐なハンティングマシーンです。
 おとなしい草食獣・竜は狩りまくって生肉を毎回持ちきれないほどがっつりと溜め、更には現地で焼いてこんがり肉にした挙げ句、あらためて獣を倒して生肉を剥ぎ取り、持ちきれないほど持って帰って、こんがり肉は売却します。
 装備はビジュアル第一で適当に組み合わせるため、相当なヘッポコです。
 MHでは、防具はシリーズもので揃えるとスキルが発動しやすく、そのスキルがかなり役立つので、外見にこだわりすぎるとまず苦労するのですが、だったら弱い相手と戦えばいいんだよということで。
 
 ぴょんぴょこ跳ね回るので戦うのが面倒くさい鳥竜種なんかは相手にせず、採掘や採取、そして調合でアイテムを合成してできるだけ自給自足しつつ、なんか、気がつけば金の亡者っぽい雰囲気が漂っています。