1.本題の前に アデプト・シェパ男でリヴァイアサンです。武器ほしい武器!! そしてグレード10まで極めたい!! というわけで二度目のリヴァイアサン。 えー……しまった。シタデルアタックのタイミングだこれ。つまりここクリアしないとプレイできない罠。 まあいっか★ 武器強化したらあっという間にお金もなくなりました。「お金はもう使い道ないけどつい拾っちゃう」とか言ってましたけど、なんのなんの。拾っててよかったですね。 ただ、気になるのはこのタイミングでまだ残っている「生徒を救出する」というポップアップ。てことはこのデータ、「もうお金もいらないし、ジャックを見捨てた場合の展開を見てみようかな」と、プレイしていたもののよう。 でもお金はほしくなったし……でも武器MODをレベル5にするにはもう一周必要になりそうだし? あ゛、そういやMODが店売りされないのか、インフィ・シェパ男で確認するの忘れてた。まあいいや。 まあ、どうせもう一周しそうなので、グリソム・アカデミーは無視して、シタデルに行くとします。
おろ。 シタデルに入る前に行き先を選べるからサラリアン評議員無視でき……るように見せかけて、無理か
orz 仕方ない。ギャレスとジェームス連れてサーベラス排除してきます。 武器もMODもすべて拾いきっているので今更ほしいのはお金だけ。さくさく進みます。それにしても……裏切り者(内通者)らしきC-Sec隊員の死体の傍に立ってる二人のサーベラス。なんとなくジェームスにカーネージ使わせたら、二人とも木っ端微塵の肉片と化しました。しかもそれを私は、スナライ(ヴァイパー持ち込んでます)のスコープで目撃……。うぇ。 そしていかにプレイし慣れ、アイテムの位置もよく知っているとしても、「もしかしたら未発見のものが……」ときょろきょろしてしまうこのサガ。
ところで唐突に思ったことですが。 ウディナは「悪」だったのでしょうかね? 彼はたしかに権力欲があって、そのために他の評議員を売ったのだとしても、民族主義者の立場であれば、「人類の、銀河における地位を最高位にする」ためには「正しい」行動とも言えます。もちろん、「彼も彼なりに銀河社会での協調はある程度考えていたが、それにしても評議会の人類に対する逆ヒイキはひどく、これじゃ地球は滅ぼされるしシェパードも満足に動けない」といった義憤から動いた可能性もゼロではないのです。だってどこにも、ウディナ自身の手記とか台詞で、「彼の真実」は語られていないから。ただアンダーソンとかからこき下ろされているだけです。それが真実とは限りません。 もし単に民族主義的な行動だったとしても、なんというか……それは現実の政治、宗教、国際社会でも「よくある・あったこと」だよなぁと思ったのです。 J-RPGでよくある、世界のためとか世界を滅ぼすとか、あるいは完全に「この偉大な俺様のため」といった、ファンタジィかつ「純粋」な善でも悪でもない、「ただの政治」。人類至上主義のサーベラスを自分の後ろ盾として、力として利用して、シタデル社会での人類の力を強めるための行動だとしたら。もちろんそれが、ウディナ自身の権力欲のためでもあるとしても、なんというか、ファンタジックに「悪」と言い切れるほどワルい一方のことじゃない気がしたのです。 それにウディナは、ME2でメールの転送を手伝ってますよね? ME1でのNPCが、ウディナから貴方のメアドを聞いたみたいなこと書いてメールしてきます。彼にはそういうところもある。ME3で最初にシタデルに行ったときも、相変わらず低い人類の発言権……形ばかり評議員になっただけの、だからかえってムカつく立場。結局なんの力にもなってくれない他の評議員に対して苛立つ姿などは、権力欲しかない傲慢な男のようには見えませんでした。 もしそうだとしたら。 この仮定で物語を見ると、アンダーソンにも理解されず、アシュリーなど他の人物にも嫌いと言われ、一人で「権力欲の権化、悪者」として殺され、皆にもそう思われたまま死んでいった憐れな男が、ここにいます。 もしそうだとしたら。 それもそれで、悲しい物語、良い物語だなと思うのでした。 実際にどうなのかは、先に書いたとおり、ウディナ自身の残した言葉がないので分かりませんけどね。
……あれ、おかしいな。リヴァイアサン語りその2になるはずなのに余計な話題でがっつり語ってるぞ?
2.リヴァイアサン再び というわけでここからはリヴァイアサンの話に戻ります。相変わらずガチバレですのでご注意。 MOD、売られてますね。 カナラエクスポートでSMG反動抑制。 エルコスコンバインにピストル軽量素材。 エイゴールミュニションにSMG高速バレル。 ノスアストラスポーツでピストルトラウマとSMG反動抑制。 バタリアン兵器工廠でアサルトライフルオムニブレード。
そして気付いたこと。行政区のエレベーターの向かい側にシタデル高速移動システムができてますね! ここからダイレクトにノルマンディに戻れるようです。てことは他の場所にもあるのかな? しかしこれ、エレベーターの前ではなく、エリアの奥のほうにあったほうがありがたいのですが……。
で、一度ノルマンディに戻り(ケイダンは仲間にしました)、あらためてシタデルへ。ちなみにトレイナーから、グリソム全滅の話が。さてはて、後のサーベラス本部襲撃、どうなることか……って、イベントシーンとして登場でもしてくれないかぎり、ジャックと気づかない内に殺してるに一票。
はい、そしてやっと研究所です。 まるで挨拶するかのごとくハスクヘッドに触ってしまいます。ごめんね! 二度目でようやくはっきり理解しました。理解力ないとか言わないで! ブライソン博士たちが「リヴァイアサン」のことを知ったのは、バタリアンの通信傍受から、なわけですね? 20年前にバタリアンがリーパーの死体を隠匿したことがあって、そのときに傍受した通信から、「ディスのリヴァイアサン」と彼等が呼んでいる存在が、そのリーパーを殺したらしいと知った、と。 じゃあバタリアンはなんでそのリーパーキラーが「リヴァイアサン」というヤツだと知り、そう名付けたのかが謎ですが、そんなことツッコんでたらキリがないか。目撃でもしたのかな? でもリヴァイアサンは深海から出てこないようですし、とすると「見る」ことはできないわけで……。とすると、遺物を介したパルス攻撃みたいなので「リーパーがなにかに撃墜された」のを見て、その「なにか」を、リヴァイアサンと呼んだだけ? 謎です。
ノルマンディに戻ったら、ミシェルが呼んでると言われ……今更気付きました。エレベーターを降りたところにギャレスがいて、ケイダンが戻ってきて良かったみたいなこと話せますけど、これがあれか、慰霊碑みたいなネームプレートの前か! ホント今更ですけど、よく見ると上から3つめにアシュリーの名前、下から5番目にモーディンの名前、一番下にセインの名前があります。 だからここの会話、アシュリーの名前が出てくる必然性が強まるわけですね。ケイダンを殺すことにならず、きちんと仲間に戻ってきたことでホッとして、ME1のときに失ってしまったアシュリーのことを思い出して、「ケイダンの名前がここに並ばなくてよかったな」とでも、眺めていた、と。なるほどー。
てところであらためて採掘施設へ。今度は誰を連れて行こうかな〜。シェパードがアデプトなので、マローダーのシールド対策にEDIにでもしようかな。もう一人は銃撃がそこそこ強いほうがいいので、ケイダン? 彼ならアサルトライフル持てるからなぁ。ああでも台詞が面白いのはジェームスなんだよなぁ。でもケイダンはオーバーロードも使えるからなぁ。 まあ、適当にいろいろ連れて行ってみますけど、今回はEDIとケイダンで進めようかな。 装備は、シェパードはスナライのヴァイパー+SMGでテンペストという無難な装備。主力がアビリティなので、リチャージ速度を落とさないのが最重要項目です。 ケイダンは、アサルトライフルはシールド対策も兼ねてアダスライフル。そしてピストルもアークピストルという電撃装備にしてみました。彼は銃撃
時々
アビリティでいいので。 で、EDIはリチャージ優先ですが、ゲスSMGと、ピストルはファランクス。 これで、アーマーはシェパードのアビリティでなんとかしつつ、マローダーとバリアは銃撃で削りきれるだろうという計算です。EDIのオーバーロードもありますしね。 そして選択肢は、パラゴンとかレネゲイドにこだわらず、シェパード=プレイヤーの感情、気持ちに近いものを選ぶというルールでやってみたいと思います。
採掘施設と鉱山での戦闘中は特に新しいアイテム等を見つけることもなく、さて、今回はピュロス・ネビュラへは場所は特定せず(つまり家探しせず)行ってみることにします。 そう、気付いたのです。一回目は否応なく家探しが必要でしたが、二度目はすぐにピュロス・ネビュラ自体はギャラクシーマップに追加されるので、いちいち調べなくていいと。 というわけで、ロッカー調べて、ハスクヘッドのあるデスクの引き出し調べて、MODだけゲットしたらそのまま行ってみることに。 この場合、各星系で調べられる星が一個追加されるようになりますね。なので、一度もプレイせずにこんなふうにいきなり来てしまうと、スキャンする回数が増える可能性がある、と。 で、アンのいたところでもやっぱり目新しいものは発見されず、と。
アンと共に研究室へ。 そしてここでしつこくジェームスに話しかけると、ハスクヘッドをお持ち帰りできました! ジェームス……こんなもの気に入ったのかおまえ……。「誰にも言うなよ」で許可するシェパードもシェパードです。ちなみに選択できます。もちろん持ち帰るに決まってるじゃないですか! で、調査を終えて戻ってきて、さて、ハスクヘッドはどこかいな? ジェームスが持ってるのかな? と思ってシャトルベイへ行ったけどなにもなし。……おい、まさか艦長室か? ―――やっぱり……
orz ジェームス!! これはおまえが欲しいと言ったんであって俺が欲しかったんじゃないぞ!?
あとはリヴァイアサンのところへ行くだけです。 ミル星系チャルコスに戦闘資産「ハスクニューラルマップ」。アステロイドベルト地帯の北東部にマイラシという小さな星があるけれど、ここはハズレ。 レナル星系トリギンタ
ペトラに戦闘資産「右旋性食品」。ラコニクスはハズレ星。 これらは前回取っていません。 リヴァイアサンの話をもう一回聞くと……まあ要するにあんたたちも「自分は大丈夫」と思ってて失敗したクチで、偉そうなこと言える立場じゃないじゃん。 それに、リーパーに対してえらく強気な発言もしますけど(奴隷とするだの血の貢物だの)、絶滅させられそうになって逃げ隠れてたヤツの言う台詞かそれ? そんなことできるならハナからリーパーを隷属させとけよ。 というツッコミは満載ですけど、リーパーの存在理由はもう少し理解できました。 以下はやっぱり核心部分のバレに関わるので色変更です。
要するにリーパーは、リヴァイアサンが「愚かな種族は、機械生命を創りだしては、そいつらのせいで滅ぼされる。滅んでしまうと貢物を受け取れない」と考えたところから始まっているわけですね? で、じゃあ滅びないようにするにはどうしたらいいのか、それを調査するために人工頭脳(最初のリーパーでもあるハービンジャー)を作って動かした。 ハービンジャーはいろいろ計算した結果、「調査のための手駒がないと無・理★」と判断して、その手駒をどうやって作ればいいかなと考え、「創造主を作り替えればいいや」という結論に至り、彼等を虐殺……最初の収穫物として手に入れて、作り変え、自分の手下としてリーパーズを作った、と。 なのでリーパーたちは、時代と種族に関わらず、いつかは必ず誰かが「機械生命体を作っては、それに反逆されて殺される」という、全然学ばない馬鹿な有機生命体を観察し、「こうならないためにはどうすればいいのか」をずっと考えているのですね。 で、絶滅されてしまっては次の観察対象がなくなってしまうので、適当なところで、次の観察対象を残すために、機械生命体を作るほどの知能は持ったけど根本的には馬鹿でやっぱり反逆されてヒーコラしてる有機生命体を、「もうこの馬鹿いらね。このままほっとくと銀河中ヤバいしね★」と殺す、あるいは収穫して平和にし、連中の素材を使って自分の手下を増やしてる。で、「うーん、やっぱりこうなるのか。どうしたらこうならないで済むのかなぁ」とずっと考えてる。 ……そもそもは「リヴァイアサンが貢物を受け取り続けるために、自滅する馬鹿な種族を出さないようにする方法」を調べたかったのに、人工知能に再前提の条件付けを失敗したのが問題なんじゃないですか? 「たとえなにがあろうと、主の種族の個体については、生存と保存が最優先」とか。それがないから、「調べ物に使える素材」と見做されたわけで。
こう見ると、シェパードがME3、今まで繰り返されてきたサイクルには終止符を打ったわけですけど、根本的には何一つ解決されていないんだな、とも思います。 だって、今までたぶん、数億年、下手すると数百億年とかずっと繰り返されてきたわけです。リーパーの収穫がではなくて、「機械生命体作って反逆される」ということが。だからそのたびに、リーパーが「おいおい、ほっとくとこいつら本気で銀河規模での絶滅引き起こすよ。観察対象がいなくなっちゃうよ」と出てきて、リセットをかけていただけ。 こうなると、「この銀河に出てくる有機生命体は、絶対に機械生命体を作って、反逆される」としか思えません。なんかもう、そういう遺伝子というか、素材を根本的なところに持ってるんじゃないかというくらい、ずっと同じことやってきたわけですから。 ということは、エンディングが赤だろうが青だろうが緑だろうが、いつかまた結局同じことするんじゃないですかね? とすると、真の解決とは、「有機生命体の"馬鹿"を治療する」ではないのでしょうか。これを治療しないかぎり、どうせまた同じことするんでしょ。で、今度はリーパーがいないから止めてもらえず、銀河規模で絶滅して、生命体の存在しない死の銀河が残る、と。 なんて素晴らしいバッドエンド!
……というのが、リーパーサイドの感覚なのかもしれません。 「そんなことない」と希望を持って足掻くのは勝手だけど、何億年も同じこと繰り返してるの見てたら、「こいつらもうダメだろ」と思わないのかな。「どうせおまえらまた同じことするだろ?」と。 なんか、「サイクルは必要だ」と言うリーパー、ハービンジャーの考えのほうが正しいように思えてしまった私がここにいます。だって彼等がしていることは、その「馬鹿を直す治療方法」を探すこと、とも言えます。そのために必要な観察をし、その観察対象がいなくなって目的を果たせなくなるのでは困るから、適宜手を出して、有機生命体の世界そのものを継続させている。 えー……BioWareさん。「リーパーに同意し、積極的に収穫を実行してもらう」というエンディングはないのですか? |