日本語版エンジニア・シェパ子、教授、ギャレス、グラントの順で仲間にして、ジャックのところまで来ました。ずいぶんのんびりです。 改めてクリル所長(ウォーデンって刑務所長って意味だったようですね)の話を聞いてると、彼のやってることって、人身売買とか虐待さえなければ、私は同意できると感じました。囚人の出身惑星から資金援助を受けてるってとこも含めてです。金を出さなかったら、その星のどこかへ、いつか、その囚人を解き放つ、と脅してもいるわけですけど、それくらい強硬な態度でやってかないと、とても運営ができない気がするのです。評議会の連中見てると、誠意とか信頼とかで取引だの交渉だの、してたらその分バカを見るようにしか思えんのですよ! 実際のパーガトリー刑務所は、人身売買に囚人の虐待、管理してるのがブルーサンズ(ギャング)で内部腐敗もすさまじく、裏でなにやってるか分からないから、「ナシ」だと思いますけど……。 そういやギャレスも、袋叩きにあった看守の死体見つけたときに、「やり方は間違ってるけど、存在意義はある」みたいなこと言いましたね。
で、ホライゾン。 海外版も含めれば10周じゃきかないほど繰り返して今更、一緒には行けない、というケイダン(アシュリー)の気持ちを理解できたような気がします。そうだよなー、いくら尊敬する上官でも、だからこそ、「なんでサーベラスといるんだよ」と思うよなー。……って、その発想は、目的のためでも手段は問う、という、ものすごくパラゴンなのですけどね。 ME1のサーベラスは完全な「敵」で、彼等のすることにはさんざん憤ってきてます。ME2のDLリアラのアサイメントでも、ヴァシアが「アンタだってサーベラスと一緒にいるじゃないか。あいつらがなにをしてるか分かってるのか。正義ヅラすんじゃない」みたいなこと言いますね。 上の刑務所もそうですけど「なにが正義か」を頻繁に問われているような。 ケツの重い連合軍、人間のためには動いてくれない評議会。そんなものに任せてられないからと、サーベラスは動いています。シェパードは、その力を借りる形で正義のために使おうとしているのですが、―――サーベラスを「力を持った武器」だと考えると、シェパードはそれを正しいことのために使うとしても、その武器はシェパードの関知しないところで、勝手に人を苦しめています。そんな武器を使うことが正しいのか、ということです。 ME2の最後では、シェパードはノルマンディとクルーを強奪し(笑)、「幻の男」に絶縁状を叩きつけます。これでやっと、彼等はサーベラスではなくシェパードの部隊となるわけですが、サーベラスが持っていた資金や技術は、もう利用できなくもなったはずです。現実的に考えると、自分の信念、正義漢といった自己満足は得たとしても、失ったものも大きいのではないかと思います。力さえあればできることが、力なきがゆえにできない……。力なき正義は、無力であるがゆえに無価値、とも言えるわけで。ま、MEはヒロイックなゲームですので、そういう顛末にはならないのでしょうけど。 なんにせよ、「目的は手段を正当化するのか?」は、サーベラスという存在についてもそうですし、パーガトリー刑務所のこともそう。教授のジェのファージについてもそう。自分はそれ是とするのか非とするのか。 パラゴン・シェパードは「手段も正しくあるべき」で、レネゲイドだと「手段は問わない」。 サーベラスの力を借りて動くしかない間、パラゴンはずっと、自分の信念との板挟みだったはず。 とかなんとか、考え始めるとキリがないですね。そういう立場で、教授のことを偉そうに批判できるのかとかも……。
なんかまとまりがなくなりましたけど、要するに、ケイダンたちは基本がパラゴンで、いくらコレクターと戦うためとは言え、サーベラスのしてきたことを考えたら、その一員になるなんて許せない、といった感じです。その点、ギャレスはどんなに正義正義言ったところでレネゲイドが基本なので、……シェパードがそれでいいなら構わない、というところが、尻尾振ってついてくる子犬ちゃんなんですけどね。 でも、そういう彼だからこそ、仲間にした後の「私のことより、貴方のことです。サーベラス? 奴等がなにをしてきたか忘れたわけじゃないんでしょう」に続く会話は、ぐっときます。地獄に道連れ、と言われても「昔のようにですね」と言ってついてきてくれる可愛いわんわですよ。
その後、タリ……まあ、相変わらずハードコアでクリアしてパルスライフルを手に入れたいだけなんですが、そのための準備にとりかかります。 まずは、シェパードのメイン武器になっているサブマシンガンの強化のため、UPGが手に入るセイン勧誘、ミランダのロイヤリティと続けます。更に、このあたりで対機械系にリトレインして、ジェイコブのロイヤリティ、ギャレス、セインのロイヤリティを片付け、惑星アサイメントでシールド強化UPGもゲット。 ところで。 セインのロイヤリティに出てくる青年、日本語版では「モウス」になってますが……彼、「マウス」ですよね? ダクト・ラット(換気口の子ネズミ)が運良く大人になって「ネズミ」になった、くらいの意味でMousなんだと思うし、発音を聞いているとやっぱりマウスに聞こえるんですが……。うーん、やっぱし邦訳ビミョ。 ともあれ、これでギャレスは一応貫通弾を覚えましたし、サブマシンガンの強化はMAX。スナライも4/5まで来ています。アサルトライフルが2/5なのは気になりますが、まあ、どうせギャレスとセインを連れて行けば、メイン武器はスナライなので……。
と、思ったのですが。 ロイヤリティを獲得したため、ギャレスとのロマンスを進行させられるようになり―――教授のお話を聞くためには、とっとと彼のロイヤリティもとらねぱならんのです。さもないとまともな会話をしてくれない!という、目先の利益に負けました。 そこで、リトレインしなおして(Eゼロは腐るほどあるし)、対ブラッドパック&虫と犬に調整しなおします。それにまあ、グラントのロイヤリティもとって、武器UPGとか割引で買いたいですしね!
グラント・ロイヤリティのメンバーはセインです。シュレッダー弾がほしい! クラススキルを攻撃力強化に派生させているためもありますが、シェパードがどんだけ撃っても削れない虫のHPを、セインとグラントはガリガリ削ってくれます。武器使わせると、さすがに銃撃職のほうが圧倒的に強いですね。シェパードはインシネレイトとリーヴで戦うわけですが、犬も虫もパニックにはならないため、案外役立たず
orz 教授・ロイヤリティにもセインです。エンジニア・シェパ子はギャレス狙いなのですが、まあ、戦闘においては能力優先ということで。 シェパ子もインシネレイト使いますけど、やはり個人UPGのおかげか、教授のもののほうが高威力です。いくら難易度カジュアルで相手がヴォーチャだからって、アーマーつきをほぼ一瞬で焼き殺すなんて芸当は、シェパ子にはできません。
軽く10回以上クリアしているので、今更戦闘でどうのということはありませんが、トゥチャンカの入り口付近で、いつかトゥーリアンとサラリアンに思い知らせてやりたい、とか喋ってる二人組。「いつか間近で見てみたいぜ」とか言ってます。あのー、今ここにトゥーリアンもサラリアンも連れてきてるんですが……? せっかく良いゲームなんだから、こういうところも凝ってほしかったですね。「そこにいるぜ、やってみろよ」とか、あるいはそんな話を聞いてギャレスや教授がなんかコメントするとか。 ME3では、そういった会話(シェパードの選択し会話ではなく)の充実を望みたいですねぇ。 |