MASS EFFECT 2 - PLAY REPORT -

 

110423 英語学習のツールとして!

 外国語を学ぶには、外国人の恋人を作るのが一番と言われています。コミュニケーションをとりたい、相手のことを知りたい、という気持ちが、学習したいという意欲になるからです。
 もちろん、洋ゲーを英語のまま楽しめたらいいのに、という思いも同じです。
 よく覗いているブログの主さんも、自分はそのために英語を覚えようとした、と書いてらっしゃいました。
 私も、ME3が出たときに、日本語版を待たず、少しでも早く堪能するために……そして、海外版でならばおそらく存在するであろう限定版を手に入れて楽しむために! そのときまでにもう少し英語力をつけておきたいと思う始末です。
 LOVE MASS EFFECT!
 ゆえに、またしばらくは毎日、ちまちまと海外版をプレイしようかと思ってます。
 日本語版もやりますよ。なんて言ってるのか知りたいときにはね。でも、翻訳があまり上質ではないなぁという思いもあって……英語だけに接していたほうが、上達は早いのかもしれないとも思いつつ、ま、その時々でやりたいほうをやると思われます。

 そんなわけで、エンジニア・シェパ子でシャドウ・ブローカーです。
 久しぶりすぎてかなり忘れていますし……ううむ、さすが学習専用のツールでないだけあって、早口です。しかしこれを、去年の夏はある程度聞き取っていたんだからすごいな自分。慣れって怖いですね!
 今回は〜……サイードのおっさんでも連れて行ってみることにします。もうひとりは、とりあえずカスミちゃんで。

 やっぱり強い気がします、エンジニア。
 オーバーロードとインシネレイトMAXで、追加スキルはワープ弾、という構成ですが、とにかくマルチに対応できて便利。しかもリアラがアデプトなのでバランスもいいですし、サイードのグレネードがなんだかんだで大活躍です。強いなぁ、おっさん。
 で、シャドウ・ブローカーのキャラクター別コメントですが、「Mr.マッサーニを連れてきてくれて感謝する」の後は……またこいつ、ひねった喋り方しますね。直訳すると、「ブルーサンズからの彼の恩恵は、もっとも気前がいい」になるのですが、bounty、つまり恩恵って、バウンティハンターって言葉が賞金稼ぎにるわけなので、「賞金」のこと。なので、超訳すると、「ブルーサンズがかけた賞金が最も高額だな」くらいですかね? んー……サイードがブルーサンズ設立に一枚噛んでいて、その後に抜けた、あるいは追い出された(指揮権を奪われた)格好だったと思いますが、賞金かけられるほど敵対してたっけな? サイードの個人クエストの後なら分からんでもないですけど。

 とまあ、相変わらず愛は全開なのですが、目下、X BOX LIVEへの接続ができません。あぅぅ。今だけのことならいいし、解決策があるならいいのですが……。
 ここに、「これがもしレオ○レス・トラップで、どうにかするのが大変なら、いっそ引っ越してやろうか」と考えるほど危険思想に陥っている自分がいます。

110425 ささやかなツッコミその他

 今更ツッコミ。
 アークエンジェル勧誘で、新兵募集の窓口に行ったときのこと。バタリアンの受付兄ちゃんが、シェパ子を見て「ほう、カワイコ(sweet)ちゃんじゃねぇか」的なことを言います。……あのー、貴方に人間の女性の美醜が分かるんですか? 少なくとも私には、バタリアンの美醜は分かりません!
 オメガの下層フロアにはバタリアンと同席している人間の女性もいますけど、彼女に聞いたら分かるのか? まあ、カップルとは限りませんけど。

 相変わらず教授LOVEです。しわしわでかさかさで、でもふにふにしてそうなお肌……。アップになるたびにじーっと見ている私は変な人でしょう。ああどうしてロマンスが(以下略
 ところで、サラリアンは寿命が短く、ライフサイクルもかなり早い種族です。寿命が80年くらいだというドレルと比較すると、寿命が40年のサラリアンは、彼等の倍の速度で成長するし生活するし老化するような感じでしょうか。
 で、アサリは交配する相手の種族を問わないので、旦那がサラリアンってことも実際にあるわけです。で、アサリのライフサイクルは……1000年生きるからって、人間の10倍スローってことはないので、まあ、一日24時間くらいだとしましょう。ちなみに、サラリアンは1時間も寝ればそれでいいそうです。
 ……結婚生活って、どうなるんでしょうね?
 旦那は一日に二度寝るけど(たぶん)一回の睡眠時間は1時間程度で、常にせかせかと動きまわってるわけですよ。もしかすると食事も一日五食が当たり前かもしれません。いつもなにか食べてるとかね。
 文化の違いとかはさておき、生活サイクルの違い、生命の速度の違いってのは、どちらかに合わせるとか妥協するとかいうことができません。とすると、相手はそうなんだ、とまるごと受け入れられなかったら、共同生活は無理なんでないかなと思いました。
 んー……でも、短い寿命で生きてるサラリアンにとっては、時間はずいぶん早く流れていくもので、貴重なのかもしれません。で、その貴重な時間を、一日に8時間も睡眠で消費し、それはつまり、自分のことを見てくれない時間で……「もっと起きててくれないかなぁ」とか考えたりしないのでしょうか。
 サラリアンの感覚は分かりませんが、異種族間での共同生活は、きっといろいろと大変なんじゃないかと思います。国際結婚で文化が宗教がとかいうレベルの問題じゃないんですねぇ。
 アサリとサラリアンの種族的な交流はずいぶん長いようなので、お互いにどうすればいいかは、もう常識のようにして根づいていると思います。でも、人間がサラリアンを好きになったりしたら、どうなるんだろうか……。
 と、教授LOVEすぎてそんなことまで考えた私です。

 アリアに敵対して戦ってみたい! レネゲイドのシェパードなら、やってもいいんじゃないかと。ペイトリアークのアサイメントで「オメガのバランスを崩すようなことだけはするな」と言われて、いや、シェパードならそれやったって勝てるワイルドカードゆえに!と思ったのでありました。
 しかし、アリアも800年くらいは生きているらしく、いくらシェパードでも、そんな女怪と真っ向からやりあえるような存在ではないか? いやしかしリーパーは何万年、下手すると何千万年って単位で生きてるわけだし。
 そういうシナリオがあっても面白いかも。パラゴンは余計な混乱をもたらすのを良しとしませんが、レネゲイドならやりかねないんだしさー。

110428 テーマは「正義」なのだろうか

 日本語版エンジニア・シェパ子、教授、ギャレス、グラントの順で仲間にして、ジャックのところまで来ました。ずいぶんのんびりです。
 改めてクリル所長(ウォーデンって刑務所長って意味だったようですね)の話を聞いてると、彼のやってることって、人身売買とか虐待さえなければ、私は同意できると感じました。囚人の出身惑星から資金援助を受けてるってとこも含めてです。金を出さなかったら、その星のどこかへ、いつか、その囚人を解き放つ、と脅してもいるわけですけど、それくらい強硬な態度でやってかないと、とても運営ができない気がするのです。評議会の連中見てると、誠意とか信頼とかで取引だの交渉だの、してたらその分バカを見るようにしか思えんのですよ!
 実際のパーガトリー刑務所は、人身売買に囚人の虐待、管理してるのがブルーサンズ(ギャング)で内部腐敗もすさまじく、裏でなにやってるか分からないから、「ナシ」だと思いますけど……。
 そういやギャレスも、袋叩きにあった看守の死体見つけたときに、「やり方は間違ってるけど、存在意義はある」みたいなこと言いましたね。

 で、ホライゾン。
 海外版も含めれば10周じゃきかないほど繰り返して今更、一緒には行けない、というケイダン(アシュリー)の気持ちを理解できたような気がします。そうだよなー、いくら尊敬する上官でも、だからこそ、「なんでサーベラスといるんだよ」と思うよなー。……って、その発想は、目的のためでも手段は問う、という、ものすごくパラゴンなのですけどね。
 ME1のサーベラスは完全な「敵」で、彼等のすることにはさんざん憤ってきてます。ME2のDLリアラのアサイメントでも、ヴァシアが「アンタだってサーベラスと一緒にいるじゃないか。あいつらがなにをしてるか分かってるのか。正義ヅラすんじゃない」みたいなこと言いますね。
 上の刑務所もそうですけど「なにが正義か」を頻繁に問われているような。
 ケツの重い連合軍、人間のためには動いてくれない評議会。そんなものに任せてられないからと、サーベラスは動いています。シェパードは、その力を借りる形で正義のために使おうとしているのですが、―――サーベラスを「力を持った武器」だと考えると、シェパードはそれを正しいことのために使うとしても、その武器はシェパードの関知しないところで、勝手に人を苦しめています。そんな武器を使うことが正しいのか、ということです。
 ME2の最後では、シェパードはノルマンディとクルーを強奪し(笑)、「幻の男」に絶縁状を叩きつけます。これでやっと、彼等はサーベラスではなくシェパードの部隊となるわけですが、サーベラスが持っていた資金や技術は、もう利用できなくもなったはずです。現実的に考えると、自分の信念、正義漢といった自己満足は得たとしても、失ったものも大きいのではないかと思います。力さえあればできることが、力なきがゆえにできない……。力なき正義は、無力であるがゆえに無価値、とも言えるわけで。ま、MEはヒロイックなゲームですので、そういう顛末にはならないのでしょうけど。
 なんにせよ、「目的は手段を正当化するのか?」は、サーベラスという存在についてもそうですし、パーガトリー刑務所のこともそう。教授のジェのファージについてもそう。自分はそれ是とするのか非とするのか。
 パラゴン・シェパードは「手段も正しくあるべき」で、レネゲイドだと「手段は問わない」。
 サーベラスの力を借りて動くしかない間、パラゴンはずっと、自分の信念との板挟みだったはず。
 とかなんとか、考え始めるとキリがないですね。そういう立場で、教授のことを偉そうに批判できるのかとかも……。

 なんかまとまりがなくなりましたけど、要するに、ケイダンたちは基本がパラゴンで、いくらコレクターと戦うためとは言え、サーベラスのしてきたことを考えたら、その一員になるなんて許せない、といった感じです。その点、ギャレスはどんなに正義正義言ったところでレネゲイドが基本なので、……シェパードがそれでいいなら構わない、というところが、尻尾振ってついてくる子犬ちゃんなんですけどね。
 でも、そういう彼だからこそ、仲間にした後の「私のことより、貴方のことです。サーベラス? 奴等がなにをしてきたか忘れたわけじゃないんでしょう」に続く会話は、ぐっときます。地獄に道連れ、と言われても「昔のようにですね」と言ってついてきてくれる可愛いわんわですよ。

 その後、タリ……まあ、相変わらずハードコアでクリアしてパルスライフルを手に入れたいだけなんですが、そのための準備にとりかかります。
 まずは、シェパードのメイン武器になっているサブマシンガンの強化のため、UPGが手に入るセイン勧誘、ミランダのロイヤリティと続けます。更に、このあたりで対機械系にリトレインして、ジェイコブのロイヤリティ、ギャレス、セインのロイヤリティを片付け、惑星アサイメントでシールド強化UPGもゲット。
 ところで。
 セインのロイヤリティに出てくる青年、日本語版では「モウス」になってますが……彼、「マウス」ですよね? ダクト・ラット(換気口の子ネズミ)が運良く大人になって「ネズミ」になった、くらいの意味でMousなんだと思うし、発音を聞いているとやっぱりマウスに聞こえるんですが……。うーん、やっぱし邦訳ビミョ。
 ともあれ、これでギャレスは一応貫通弾を覚えましたし、サブマシンガンの強化はMAX。スナライも4/5まで来ています。アサルトライフルが2/5なのは気になりますが、まあ、どうせギャレスとセインを連れて行けば、メイン武器はスナライなので……。

 と、思ったのですが。
 ロイヤリティを獲得したため、ギャレスとのロマンスを進行させられるようになり―――教授のお話を聞くためには、とっとと彼のロイヤリティもとらねぱならんのです。さもないとまともな会話をしてくれない!という、目先の利益に負けました。
 そこで、リトレインしなおして(Eゼロは腐るほどあるし)、対ブラッドパック&虫と犬に調整しなおします。それにまあ、グラントのロイヤリティもとって、武器UPGとか割引で買いたいですしね!

 グラント・ロイヤリティのメンバーはセインです。シュレッダー弾がほしい! クラススキルを攻撃力強化に派生させているためもありますが、シェパードがどんだけ撃っても削れない虫のHPを、セインとグラントはガリガリ削ってくれます。武器使わせると、さすがに銃撃職のほうが圧倒的に強いですね。シェパードはインシネレイトとリーヴで戦うわけですが、犬も虫もパニックにはならないため、案外役立たず orz
 教授・ロイヤリティにもセインです。エンジニア・シェパ子はギャレス狙いなのですが、まあ、戦闘においては能力優先ということで。
 シェパ子もインシネレイト使いますけど、やはり個人UPGのおかげか、教授のもののほうが高威力です。いくら難易度カジュアルで相手がヴォーチャだからって、アーマーつきをほぼ一瞬で焼き殺すなんて芸当は、シェパ子にはできません。

 軽く10回以上クリアしているので、今更戦闘でどうのということはありませんが、トゥチャンカの入り口付近で、いつかトゥーリアンとサラリアンに思い知らせてやりたい、とか喋ってる二人組。「いつか間近で見てみたいぜ」とか言ってます。あのー、今ここにトゥーリアンもサラリアンも連れてきてるんですが……?
 せっかく良いゲームなんだから、こういうところも凝ってほしかったですね。「そこにいるぜ、やってみろよ」とか、あるいはそんな話を聞いてギャレスや教授がなんかコメントするとか。
 ME3では、そういった会話(シェパードの選択し会話ではなく)の充実を望みたいですねぇ。

110429−1 NPCの話

イリウムのサラリアン 日本語版エンジニア・シェパ子、サマラも仲間にし、コレクター船に辿り着きました。
 ってかタリはどうしたと言われそうですが、いやほら、イリウムでリアラから請け負ったデータハッキング、やるだけやって結果報告してないし、オメガのイシュに届けるデータもとってきたいし、どうせならついでにサマラも仲間にするか、とやってしまったのです。
 イリウムでやりかけだったアサイメントの一つが、左のサラリアンから発生するものです。ナサーナ・ダンテアスのところで落とした遺伝子アーカイヴ・データを回収してきて、彼に渡すと少しお金がもらえるのですよ。
 で、ずっと思っていたことを改めて今更。
 このサラリアン、下膨れですよね?
 いや、口元のところがですね、一般的なサラリアンと比べてむにっと横に広いんですよ。
 逆に、アークエンジェル勧誘に出てくるエクリプスのリーダーはかなり細面な気がします。
 ……顔にこんな差つけるなら、服装ももっとバリエーションあってもいい気がするんですけどねぇ。

110429−2 キャラクター語り:ギャレス

【性格】
 ―――正義バカ?(笑
 青臭いというか、視野が狭いというか。でも、妙に素直でもあり、それがギャレスの魅力かなと思います。これはこうだ!と思い込んでいることはかなり多いけれど、シェパードに諭されると「そういう考えもありますね」と自分の考え方を素直に修正したりするところが可愛らしいのです。
 正義にこだわる熱血漢というのは、一歩間違うと鬱陶しいだけの独善的な存在になりかねないのですが、シェパードに対する素直さが、ギャレスを魅力的にしているんじゃないかなと思います。で、そういうところが女性人気の理由なのかもと思います。プレイヤーだけでなく、ゲーム中でも女の人からの気遣いが目につきますしね、ME2のメール。
 ジョーカーには「気弱なところが好き」とか「パシリがいじめっ子に昇格した」とか言われたり、1では「子犬ちゃん」呼ばわりされるくらい(@2ch)素直でしたが、2ではとにかく意固地というか、シドニスのことについては頑固でしたね。ただ、パラゴンでいくとそれでも最後には思い直してくれる素直さは失っていません。
 ただ、だからこそ、シェパードがレネゲイドでも素直に反応するし、パラゴンでも素直にその考えに従う、というアンビバレントな存在でもあり、それが彼の個性を複雑にしている気もします。結局あんたの信念はどこにあるんだ、と。
 そして、パラゴン・レネゲイド、どっちのシェパードでも意見に同意してついてくることが、子犬ちゃん呼ばわりの一因でもあるような気がする今日この頃です。


【名シーン】
 1では女医さん助けたときの台詞に吹きました。シェパードがレネゲイド反応して「いい腕だ」と言うと、「まぐれです」。マグレかよ!!と画面に本気でツッコんだ私です。
 あと、ノヴェリアでロリック=キーンのオフィスに侵入したとき、シェパードがレネゲイド選択をすると言う「少佐の言うことは本当です。私なら迷わず降伏します」もウケました。
 2だと、ガンシップにスナライで対抗するのは無理だよ?というツッコミどころが。
 微妙なコメディリリーフのような気もする今日この頃です。
 でも、ME2海外版を買いたい、買おう、よし買うぞ!と思い切ったのには、ギャレスのシーンを集めた動画の存在がありました。
 だって、ねぇ。撃たれて怪我してるシーンとか、シェパ子とのロマンスシーン(前半じゃなく後半)、ヒューマン・リーパー戦後に滑り落ちていくのをシェパ子が助けるシーン、というのがつながってて、なんてヒロイックなんだと(笑
 個人的に好きなのは、やはりロイヤリティ・ミッションです。基本的に素直なギャレスが、シドニスのことについてだけは絶対に譲りません。で、シェパードが諭しても頑として聞き入れない。その部分が表現されているシーンがいくつかあります。それらのシーンで私は、頑固さという硬さと同時に、それがものすごく脆い、危ういもののような感じも受けます。
 自分の主張を曲げないという点では、モーディンやレックス、グラントたちももちろん同じで、彼等が自己主張するシーンもいくつかあります。そういったときには感じない脆さ、繊細さとも言えるようなもの。それでいて、ジャックほど攻撃的なわけでもないのです。
 基本的にオープンなギャレスが、このことにだけはたとえシェパードでも口を出してほしくない、と自分の中に閉ざしたもの。それは絶対に譲れないし譲るつもりもないけれど、シェパードの気遣いや意見を突っぱねることに対する申し訳なさというか、痛みのようなものがあるのが、他のメンバーとの違いかなと思います。他のメンバーよりも一歩か二歩、踏み込んだ近さにいる感じ。つまり、メンバー中でもっともシェパードになついてる、と(笑
 やっぱ子犬ちゃんか。

【トゥーリアン】
 トゥーリアンの女性を見てみたいです。
 それはさておき。
 ギャレスは自分で言うとおり、「模範的なトゥーリアンではない」ので、一般的なトゥーリアンがどういうキャラクターなのかは、ちょっと分かりづらかったりします。ギャレスいわく、「(模範的なトゥーリアンであれば)不服はあっても、命令には黙って従う」のだそうですが。
 たぶん、融通がきかない、規則やルール第一の頑固な連中なんだろうなと思います。集団としての機能性を 第一にするというか。
 しかし、ブルーサンズに所属するギャングもいれば、パーガトリーの刑務所長・クリル氏のようなのもいて、必ずしも「社会規範に従って生きる」者ばかりでもないのが、ますます種族としての特徴を曖昧にしているような。しかしそれも、コーデックスにあるように、「自分の行動責任が説明でき、全うできればそれでいい」のでしょうか。
 レックスと違って、メインキャラクターのギャレスが異端児のため、「トゥーリアンについて」は語り難いことが判明しました。
 個人的には、かっこいいデザインで大好きです。ME1でナイラスさんに一目惚れしてますしね。以上(笑

【つまり、ギャレス】
 こうしたい、という思いははっきりしているけれど、それを自分の人生、行動を通してどう表現していくかはまだ決まっていない、というか……。どうすべきか、その時々で「これだ」というのはあるけれど、シェパードに接することで簡単に揺らいでしまうレベルのもので、ずっと迷い続けてる感じ? 1での台詞などから、青年とはいえ、それなりの年でもあると分かるのですが、それにしても子供っぽいのは否めません。
 それが究極的には、2のロマンスパートでも出てくる台詞なんだろうと思います。正しいことをしたいと思っているのに、後から振り返ったり人から見られたりしたときに、それでも納得のいくものにはなっていなくて、間違ってばかりいる、と感じる。ある意味とてもトゥーリアンらしい「規範」を大事にする性格で、社会正義を守ろう、守らせようとはいるんだけれど、なにが本当に正しいのか、それが分からないというか……。
 思い込んだら一直線、でも、なにかと否定されてきた自分の過去のために、自分の選択はまた間違っていると人に言われるんじゃないか、そして、実際に間違っているんじゃないか、と不安になる……。
 たとえばレックスは、自分の過去、過去の自分、そのしてきたことに、きっぱりとした責任と自信を持っているんだと思います。自分の人生を、すべてひっくるめて肯定している感じ。だから、今現在、自分のしていることに理解が得られなくても、あまり迷わず突き進むことができるんだと思います。
 逆にギャレスは、少し変わり者のトゥーリアンであったがために、とにかく「自分」を否定されて育ってきたのかもしれません。そんな考え方はするなとか、おまえは間違ってるとか。だから根本的には自信がないのかもしれません。それゆえに、自分のしていることが正しいことなのか迷い続けるし、「間違ってるんじゃないか」という不安、自己否定をずっと抱えつづけているような。それと同じだけ、理解してほしい、受け入れてほしい、という思い、孤独感もあるのかもしれません。
 で、それを与えてくれるシェパードに、自分の居場所みたいなものを見いだしているのかもしれないと思います。ME2のギャレスに、パラゴン・シェパードだと「それで本当にいいのか?」と問い続けます。つまり、それは間違ってるんじゃないのか、と。でもシェパードは最後まで共にいてくれるし、傍に置いてくれる。おまえは間違ってる、それは正しくないと決めつけて、ギャレスを切り捨てるようなことはしない。
 まあ……わんこな上に、まだまだ若造なんだと思います。というか、超越的なヒーローではない、等身大のヒーローな感じですね。

110430 パルスライフルコレクション

 日本語版エンジニア・シェパ子、ようやくゲスパルスライフルをゲットです!
 今回は一度も死亡することなく、かつ、フリーズしたりハマったりすることなくクリアできました。
 面倒くさいからと核を持ち込んだのですが……コロッサス周辺にいるゲスを、ちまちまとオーバーロードで駆除してたら、なんか急にコロッサスが爆散しまして。いったい誰が何して倒したの?(汗) その時点でセインはパタリしてたし、ギャレスはゲスと戦ってたような感じなのですが……もしかしてカル隊長のロケランですか? うーむ。
 ネタ的に、いきなり核を撃ちこんでコロッサスを黙らせられると面白いと思ったのですが、さすがに高難易度だと無理ですね。シールド消して、アーマーを半分くらいにはできますが倒しきれず、回復されてしまいます。
 なお、エンジニアはドローンをマメに送り込んで、最前線のゲスをハッキングしてるとかなりラクでした。ドローンと、ハッキングされたゲスに敵の攻撃が向くので、比較的安全に進めます。

 さて、その後はとっととギャレスとのロマンスを進めるべく―――教授にお話ししたら、「アナフィラキシー反応が出るかもしれないから、(咳払い)、摂取はしないように」ですと。教授にも一応、言うのをためらう程度のデリカシーはあったのか(笑
 で、ジャックのロイヤリティです。今回は、あまり有効なメンバーでないのは承知で、タリを連れて行ってみることにしました。いつも教授とかセインとかばっかですのでね。セリフが、ほんの一言かふたことでも、たまには聞いたことのないメンバーがいいなぁと。
 セリフは他愛ないものでしたが、ゲスショットガンがあれば女の子のショット持ち二人でもなんとかなるんだなぁというのが、一番の感想です。

 タリのロイヤリティは、内容がよく分かってみると、やっぱり不思議な感じがします。
 舌鋒鋭くタリを弾劾するほうの委員が、ゲスとの共存を可能だと考えて、そもそも自分たちがゲスを殲滅しようとしたのが間違いだ、と考える、いわゆるパラゴン系。タリをかばうような発言をする、温和そうなタイプが、ゲスを一掃するためにタリパパの研究は重要だと考える、レネゲイド系。
 一般的に考えると、温和な政策をとろうとする人のほうが温和だろうと予想されるのに、ここでは逆です。これがなんとも不思議な感覚をもたらします。
 で、レネゲイド系の人たちは、ゲスとの戦争を考えてるわけですよ。リージョンの言うところによると、ゲスの主流派は、別に他の種族と敵対したいわけではなくて、単に自分たちは自分たちで、ちゃんと「生きていたい」だけ。その未来を模索しています。
 だとすると……ここではパラゴン系の人に有利になるように事を進めたほうが、その結果タリの信頼は得られないとしても、最終的には協調的な未来が予期できるわけで。
 このへんのことがME3に影響するのかどうか、するとしたらどういう結果になるのか、楽しみです。

 今回のIFF取得ミッションは、グラントとジャックにしてみました。
 グラントはさすがにタフなのと、シェパードの傍に置いておくと、寄ってきたハスクをタックルで倒してくれるので助かります。ジャックは、登ってくる途中のハスクにショックウェーブをぶつけることで一掃できると判明。ジャックの位置とハスクの塊の位置次第ですが、一気に蹴散らしてくれるのが便利です。ふむふむ。
 リージョンたんお持ち帰りの会話は、ジャックが「役に立つかも」と言い、グラントが「俺に倒せない敵はいない」と答えてます。で、持って帰ると言うと、「危険だが、1体だけからな」とグラントが返答しましたね。一応グラントも危機管理は考えるのか。

 で、本日の一番どうでもいいこと。
 別に恋仲にならなくても、セインは「シーハ」と呼んでくれるようです。嬉しいんだけど、なんだかなぁ。ロマンス限定のほうが良かったなぁ。

 で、ME2をプレイしていても、ME1をプレイしたくなるのが不思議です。
 戦闘システムは洗練はされていないかもしれないけど、キャラクターもいいし、ストーリーもいい。会話があれこれ聞けるのも楽しいし、仲間に話しかけられるのも好き。レベルアップにともなってどんどんスキルポイントを振れるのも楽しくて好きです。
 やっぱり……男シェパードでも完全なデータを作って、誰かと恋仲になることもせず、英語名にしてME2に引き継ぎ、ME3の下地にしたいですねぇ。

110503 スロウの使いかたに開眼

 ドローン3つでウハウハ★
 日本語版エンジニア・シェパ子、リージョンのロイヤリティです。タリを連れて行ってみることにしました。そして無駄にみんなでドローンを召喚して楽しむのです。
 それにしても、シェパードがヘビー・オーバーロードを使えると、ゲス戦はかなりラクです。UPGが進めばリチャージは短くなりますし、シェパードはアーマーで更に少し短縮できるので、後半だとそれなりに連発できますしね。

 ここでちょっと小ネタいろいろ。
 ロマンスにならなくても「シーハ」とは呼んでくれたセイン。だがしかし「シーハ」の意味は教えてもらえないらしい……。
 ジョーカー・トークのルール。「部隊について」尋ねたとき、仲間についてコメントしますが、この相手は、直前のミッションに連れていった二人みたいです。

 で、ギャレスとのロマンスです。
 だいぶ端折られて訳してある気はしますが、だいたい思ってたとおりのことを言ってました。
 前半のギャレスのキョドっぷりはやっぱり苦笑を誘います。しかし、最後の最後で枕が映って雰囲気台無しにしてくれるセインとどっちがいいかと言われたら、どっちもどっちかと。その点、ジェイコブのが一番笑わずに見ていられますね。
 あとはさっさとクリアして、次は、センチネル・シェパードです。

 センチネル。海外版ではシェパ子だったので、日本語版ではシェパードにしました。つまり男キャラってことです。
 センチネルは、威力が高い攻撃型のスキルが第二スキルにあるため、第一スキルが邪魔なのが難点。
 しかし、改めて使ってみると、スロウ、いいですね。なにせリチャージにかかる時間が短い。エデンプライムの時点、つまり、アーマーでの強化なし、UPGでの強化なし、LV1やLV2の段階で、最大強化・補正後のオーバーロードとかとかわりないくらい連発できます。
 スロウはあくまでも「ちょっとしたダメージとともに敵を弾き飛ばす」スキルで、飛ばされた相手がなにかにぶつかることで大きなダメージが出ます。また、崖などから落とすことでも敵を倒せるので、背後にぶつかりそうなものがあるか、崖などになっていないか、を確認して使っていくと、攻撃用としてもかなり有効。
 逆に、広いフィールドでは無力化と割りきって使うべきなんでしょうね。決定的なダメージにはならないとしても、とにかくこまめに放って敵を無力化し、味方の援護に回る。センチネルはそういう戦い方もありそうです。
 ただし、シールドなど防護膜を持った相手に対しては、スロウはほぼ完全に無意味です。防護膜を剥がすために有効なオーバーロード、ワープはそれぞれ第二スキルなので、終盤まではなかなかMAX強化できないですね。クラススキルを捨てれば別なんですが……。それに、オーバーロードなどを使うとその後のクールダウンに時間がかかるため、しばらくはスロウが撃てないのも困りもの。銃撃で補うには、センチネルは弱いしなぁ。
 とかなんとか、有効な戦い方を考えているのがまた楽しいのですが!

 久しぶりに、新ノルマンディのお披露目シーンを見ました。やはりメインテーマはいいですね。壮大で盛り上がります。前作のラスト、エンディングで流れたこのテーマは大好きで、正直、ME2のラスト付近、オメガ4の先でのシップバトルとかよりもはるかに気持ちが盛り上がります。
 なんて言うのか……バトルの緊張感を表した曲よりも、ヒロイックで壮大な音楽のほうがグッと来る感じ。
 で、あまりに好きすぎて、ME1のほうですがサントラ注文してしまいました。カリフォルニアからの発送だって気にしないもん! 一ヶ月待つもん!! 国内のショップならもっと早いんですけど、3000円違ったら、ねぇ。
 つか、ME2のサントラないの? orz

110505−1 スロウを積極的に使ってます

 ジェイコブにプルで浮かせてもらったところへ、スロウでポーン、スラムでドーン。

 仲間とシェパードでリチャージにかかる時間が大きく違うため、それを調べるのに日本語版でアデプト・シェパ子を作りました。
 「リチャージ時間が短いことの恩恵」というのが無視できない気がひしひしとするので、追加スキルもスラムに。なにせ3秒! たぶん……これがあればスロウはいらないんじゃないかという気もしなくもないかも……。何故なら、スロウはエネルギー弾を飛ばすタイプなので障害物に邪魔されやすく、スラムは発動地点に直接作用するので、カバーしていたり、シェパードの前が障害物に塞がれているのでないかぎり、ダイレクトに敵に当たるから。
 ただ、スロウはプル中の敵に当てることで威力が増大するので、そのあたりの差が実際の戦闘でどう出るかですね。適宜使い分け、というのが一番なんでしょうが。
 あと、スラムはLV4でホールドを選べるので、これもいろいろと使ってみないと分からないところかも。次々とホールドできるなら、銃撃職の仲間との相性も良さそうですし、ワープやスロウが使える仲間もいいかも。

 というわけで、検証も兼ねてプレイ。
 プル+スラム……メックが弱すぎて、威力が上がっているのかどうかは分かりませんが、バイオテック効果中の敵にバイオテックを当てる、という実績の解除にはなるみたいですね。面白いです、ふわふわしてるのをカチ上げて叩き落すのは。
 ……仲間のプルはリチャージにかかる時間が長いので、ジェイコブとサマラにプルを使わせて、シェパードがスロウやスラムでボコスカってのもアリかも。

 そう。
 仲間とシェパードのリチャージ時間差なんですが、だいたいのスキルで「シェパードは、半分の時間で終わる」ようです。
 バリアとかの防御スキル、弾丸スキルは同じ。
 で、一部は半分とまではいかないか、半分以下ってのもあります。スラムはその一つで、ミランダが使うと9秒、シェパード3秒です。
 さすがに14周ほどもプレイして、今更ですが、「直接ダメージが低いからプルやスロウはちょっと……」とか、言ってらんないなぁと思いました。
 威力は高くてもリチャージに時間がかかるワープやオーバーロード、ショックウェーブなんかを使うのか、それとも、ダメージにはつながらないシチュエーションだとしても、連発して撃てるほうを主力にし、チャンスにしっかりと威力の高いスキルを撃てるようにするのか。
 うーむ、まだまだ面白いですぞ!

 ところで。
 モーディンのところにいくと、使う薬について「これは副作用があるからどうの」とか会話してるのが聞こえます。その相手の声ってどう聞いても男なのですが、モーディンの傍に立ってるのは女性!?
 今回はギャレスを連れていきました。サーベラスの者だと言うと、「トゥーリアンとは緊張状態のはずだが」とか言います。んー……前作からギャレスとは一緒にいるので、そんなこと言われてもなぁ。緊張状態の人がいるのは事実ですが、そんなことに関係なく暮らしてる人もいっぱいいるわけで。教授の台詞にしては、視野が狭いなぁと思ってしまいました。シタデルの武器屋なんて、評議会助けてると「子どもができたらあんたの名前をつけたいくらいだ」とか言う始末だし。でもまぁ、「サーベラス=人類至上主義」というのが一般的な理解なので、そういうサーベラスと行動を共にしているのは、確かに意外でしょうね。

 今回は攻略も書きながら進めています。
 その中でふと、今更の疑問なのですが、時々壁に、「メディカルステーション」として、白い機器が取り付けてあって、その中にメディジェルが入っています。これ、シェパードはタダでいつももらっていくわけですけど、これって普通に考えたら、税金とかで設置してるサービスなんですかね?

 オキア(グラント勧誘)……。教授、ミランダで鉄板ですが、あえてジェイコブ、ギャレスで行ってみます。
 これで何が困るかって、タンククローガンが次々と出てくるところ。インシネ+ワープ+ワープとかの組み合わせができると、3連発でほぼ瀕死に持ち込めるのに、今回のメンツはプル・コンク+スロウ(スラム)です。ダメージにならん!
 だがしかし、リチャージの早さを利用してぷちぷち攻撃するのはなかなか楽しいですね。
 で、アーマーを剥がすのにピストルを使ったのですが、うっかり教授にもらったものを装備してきてしまい、弾が足りない!
 結局、ここは戦術でカバーです。わざと近くまでおびき寄せて倒し、クリップをゲットです。
 あと、プルで浮かせた後、シェパードのスロウを、クローガンより少し左を狙ってカーブさせて当てるようにして、右側の崖から落とすという小技も使いました。
 うーん、テクニカル★(←言ってろ

110505−2 そんなバカな!

 いくら直前までプレイしてたからって、これはないだろうなウケた夢。

 ジャングルみたいに湿度の高い森の中に作られた、キャンプ地のような場所にいます。そこでは、兵士の能力測定を兼ねたような訓練のようなことが行われていて、シェパード一行もそれに参加することになります。たぶん、アークエンジェル勧誘のような、潜入系のミッションと思われます。一員のふりをしてなにか調べようとしているのか。
 で、橋の手前にセイン。足元にはなにかのセンサーがあるようで、そこで「合図があったとき、いかに素早くステップするか」みたいなことをやらされているようです。単純に、左右の足で二度踏めばいいだけなのかな。で、合図があるたびにセインが動いてクリアしていきます。タタン、とかなり軽快に動いて、スタンバイの姿勢に戻る、というのを繰り返すのです。で、セインは真面目なので、なんでこんなこと、と思う様子もなく黙々とやってますし、かなり真剣に合図を待って、実行してるのが分かります。
 ―――そういう、真面目で、無駄にシリアスなセインなので、ものすごい好成績で終了したのに、「この程度の簡単なことで終わり」とはまったく思わないらしく、終了の合図とともに「次」に備えていっそう真剣にスタンバイしてました。
 ああ、セインらしいな、という一幕です。
 ちなみに、身につけているのはDLCの赤いコスチュームなのでした。

 で、夢の中では「面白い、他のキャラクターを連れてきたらどうなるんだろう。これは繰り返しプレイしなきゃ」としか思わなかったのですが、起きて「なんやねんそれ」とツッコんだのはギャレス。
 そういうセインの背後、ちょっと離れた場所で、足からジェット噴射で飛んでるんですけど……。しかもジオングでしたっけ? 腿から下がなくて、黄色のスパークがバチバチ絡まってました。楽しんでるのか怖がってるのか驚いてるのか、なんか叫んでましたねぇ……。
 いくらヘルメットかぶってるとロボコップっぽいからって、怪我してサイバネティック処置もされてるからって、そりゃねぇだろ(笑