アルカディア |
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エデンプライム |
メインミッション |
ザイオン |
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ニルヴァーナ |
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ザナドゥ |
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すべての始まりの地が、ここにあります。 楽園を意味する名前の星がずらりと並ぶあたり、いくら期待のかかった植民プロジェクトとはいえ、いささか行き過ぎてる感も漂いますが気にしてはいけないのでしょう。
初めてこのゲームをプレイしたとき、すんなりと物語が理解できる人は少ないのではないかと思います。 会話の選択肢としていろいろな説明を聞くことはできますが、それをすべて聞き、出現しているコーデックスをすべて読んでも、頭の中は「?」ではありませんでしたか? それでも雰囲気を楽しめるのが、SF好きの特性かもしれません。 ハードSFの徹底した世界観が好きなコア層はともかく、私のような大雑把SF好きは、よく分からないくらいが丁度面白いのです。知っていることも多いけれどよく分からないことも多い世界に放り込まれ、なにがなにかよく分からないままに進む内、少しずつその世界に馴染み、分かることも増えていく。そんな状態を、余裕を持って楽しめる人には、MASS
EFFECTの世界はタマラナイのではないかと思います。
ともあれ、この星でやろうとしていることは簡単です。 プロセアンという古代種族―――現在の文明よりも高度な文明を持ちながら滅びた謎の種族が残した遺産。その一つが、「ビーコン」と呼ばれる情報端末です。 プロセアンの遺物を手に入れ、調べれば、現文明を越える発見があるかもしれません。 そのビーコンが人類のコロニーで見つかったため、隠密にそれを回収するよう依頼されたのがアンダーソン大佐でした。 何故、隠密に回収しなければならないのか? これは会話中に説明されますが、非常に価値のある遺産であるため、知れ渡ると争奪戦が起こりかねないからです。しかも、見つかった場所は「テルミナス宙域」と呼ばれる危険な場所に近い星でした。 そこで、高いステルス能力を持つノルマンディ号と、優秀な軍人であるシェパードが起用されたのです。
このミッションは、シェパードが「スペクター」候補として相応しいかどうかのテストも兼ねていました。 非常に重要な任務であること、かつ、シェパードの能力審査のため、ナイラスというスペクターが搭乗しているのです。 彼はトゥーリアンのスペクターで、人類を快く思わない者が多い中では珍しいリベラル派。少数精鋭のスペクターになるのに種族は問わない、という信条で、彼がシェパードを推薦してくれたそうです。
私にとって一番ショックだったのは、一目見て「カッコイイ!!」とものすごく気に入ったナイラスさんが、いきなり死亡することでした
orz |