シトー |
|
フェロス |
メインミッション |
シャーリング |
遺物 |
クアナ |
軽金属 |
ロガン |
|
いったいなにがどうなっていたのか、プレイしてもイマイチ分からないというかたのために、フェロスで起こっていた出来事、起こったことでも解説してみましょう。
この地には、エキソジェニ・コーポレーションという企業がスポンサーになった、人間のコロニーがありました。 なかなか過酷な地で、開拓はかなり大変だったようですが、それでも、植民してきた人たちはがんばって働いていたのです。その中心地が、今回訪れたズーズ・ホープでした。 さて、この点ははっきりしないのですが―――その開拓の途中でソーリアンが見つかったのか、それともソーリアンを見つけたためにコロニーを作るという口実で植民させたのか―――、どちらにせよ、この星の地下には、ソーリアンという不思議な植物がいました。 このソーリアンはプロセアンの文明が滅びる前から生きているというシロモノ。そして、胞子を吸った生物の脳を侵し、苦痛を与えることで奴隷として使役するという、一種の洗脳力を持っていたのです。そしてまた、侵食が進んだ生物は、自我のない、ソーリアン・クリーパーというゾンビのようなものになってしまいます。 エキソジェニ社はソーリアンのこの能力を都合よく利用する方法を研究するため、ズーズ・ホープの人たちを実験台に使用していたのです。 ちなみに、他の銀河、他の惑星でも研究は進められていました。(マルーンシー銀河・ボストーク星系・ノダクラックス星。このメインミッション中に、エキソジェニ社の端末からアサイメント取得)
その場所にある日、サレンがやってきます。 彼の狙いはサーリアンの持つ太古の記憶。その記憶の中から、「コンジット」の場所を見つけ出すのが目的です。そのために彼は、メイトリアーク・ベネジアの弟子の一人・シアラを生贄とし、ソーリアンに差し出しました。シアラは、アサリ特有の精神感応能力でソーリアンの記憶を得、それをサレンに伝えたようです。 その後サレンは、この記憶が他の者にも伝えられることを恐れ、ゲスを送り込んでソーリアンを始末してしまおうとしました。 裏切られたと知ったソーリアンは、ズーズ・ホープにいる半洗脳した住民をコントロールし、自分の居場所に通じる道を塞がせて身を守ることにしました。 (なお、このときサレン自身はソーリアンに会っていないと思われます。何故なら、彼がソーリアンに会い、その居場所を知っていたなら、ゲスは直接ズーズ・ホープに投下されたはずだからです)
シェパードがやってきたのは、そんなタイミングです。 ズーズ・ホープの人たちはまだ自我を持っていますが、ソーリアンの胞子に感染しているため、思考を監視されています。ソーリアンの居場所を知らせようとしたりすると、苦痛を与えられるのでしょう。 そのため、ゲスを追い払ってほしいということや、コロニーの復旧に必要な手助けてをしてほしいといった、ソーリアンにとって利のあること、害のないことはきちんと話せますが、自分たちがソーリアンにコントロールされていることは話せません。指導者ファイ・ダンの言うことがあやふやだったりするのは、そのためです。
エキソジェニ社でシェパードはソーリアンについて知ります。しかしこの時点では、何故ゲスがここに送られたのかは分かりません。とにかく、ここの住民にとって害のあるものでもあるので、ソーリアンの場所へ通じる道があるズーズ・ホープへ戻ることになります。 ソーリアンのもとに辿り着き、人間を洗脳から解放してくれと頼みますが、サレンに裏切られたソーリアンはシェパードの言うことを聞いてくれません。その結果、駆除することに。 ソーリアンに取り込まれたシアラに会うことで、サレンの目的と、ゲスが送り込まれた理由が分かります。
しかしこの場所で得られた情報だけでは、コンジットとはなにか、サレンの目的地はどこかははっきりしません。 シェパードの探索は続きます。 |