そんなことやった後、夜が明けてからついうかうかと2をプレイしたら、案の定いろいろと終わらなくなりました。 「3時間も寝られればいいか」という発想に簡単に陥ります。
些細なアサイメントですが、ちょっと気に入っているもの。 イリアムに現れるアサリのおばさん。 話しかけても「今取り込んでるの」としか言ってくれないのですが、ミランダのロイヤリティの、最後の戦闘場所で見つかるペンダントロケットを見つけてから話しかけることで、アサイメントのクリアになります。 見つけたロケットの説明が「人間の男の写真が入っている。高価なものではないけれど、大切なものらしい(センチメンタルな価値がある)」となっていて、アサリのおばさんに渡すと、「ああ、スティーブン。ありがとう。私の娘がまだ小さい頃に彼が死んでしまったから、あの子にとってはこれが唯一の父親の思い出のよすがなのよ」と言います。 ちょっといいなぁと。 アサリが独特であるものの、こうして違う種族の間に絆があって、子どもがいて、母親もその子も、死んでしまった父親のことを大事に思って生きている。大切なロケットを届けてあげられて、良かったと思うのです。
タリたちを全員仲間にし、ミランダのロイヤリティをこなしたところで、コレクター船ミッションが出ました。 今回のメンバーはグラントとジャックです。 「こんな船は今まで見たこともない」とはグラントくんが言いますが、君ね、タンクの外に出てまだほんの少ししかたってないんだから、見たことあるわけないでしょーが!! で、武器仕舞い時のジャックの台詞を一個。たぶん、「Nobody
left but us」って言ってますね。「あたしら以外もう残ってないね」って感じでしょうか。
ケリーちゃん……「コレクター船が罠だったと聞いてとても心配していた」と言ってくれます。で、それが仕事上のものではないレベルみたいねと言うと、「もちろんそうです、貴方は友達だもの」って。まだ友達か、そうか友達か。で、「EDIが貴方をちゃんと連れ戻してくれた。もしEDIが体を持ってたら、私思いっきり彼女を抱きしめてるわ」だって。可愛い子やねぇ……。
イッシュとセルの話をちょっと注意して聞いてみました。 情報に関するビジネス、オメガを変える、違法じゃない、といったことを言ってますね。あとは、データパックになんと書いてあるかかな。 イリアムにあるほうは、「アリアの抱えているAntoというバタリアンはこっちの味方で賄賂を握らせてあって、テルミナス宙域に入る航路を教えてくれる。できるだけ長くアリアに気付かれず隠れていられればいい」って内容……たぶん。 シタデルのデータは、「Antoはアリアによって組織された犯罪組織のメンバーである。アリアのギャングはほぼ完璧だが、Antoはよその仕事に目を向けている。こいつが利用出来る「穴」かどうかは確信が持てない。なにせ相手はアリアだ」みたいな感じ? 詳細は分かりませんが、このAntoというバタリアンを利用して、アリアの支配を終わらせようとしてるんでしょうか。
ところで。 イリアムのお魚・模型屋さんにいるサラリアンとアサリ。今までまったくなにも気にかけていませんでしたが、今日たまたま耳にした会話に「彼女は魚は要らないわよ、Dad」という台詞が……。Dadって、つまりお父さん。この二人って親子連れだったんかい!? そりゃまあアサリは、アサリ同士で子供を作ることが歓迎されないくらいなので、異種族の「父親」がいるのが当たり前ですが、そうと知っていても、なかなかそれを「当たり前」の光景として想像できていない証拠です。 前述の、人間の旦那を持っていたアサリにそういう意外性を覚えないのは、サラリアンよりは人間のほうが、アサリに似て見えるからでしょうか。(ちなみにイリアムのバーでは、サラリアンとトゥーリアンと人間の三人が、それぞれアサリについて「自分の種族に似てる」と主張してます。けっこう笑える会話) 意外だったので、フロアを行き来して続きの会話聞いたら……。 思わず全部の会話を書き取ってみたのが、以下です。 会話は一気に続くのではなく、少しずつ進んでいきます。
「魚はどうかな。彼女は庭が好きだし。池を作ろうか」 「彼女は魚は要らないと思うわ、お父さん」 この時点では、親子なのかという驚きがありました。誰かに買って帰るお土産の話をしているんじゃないかなとは分かります。で、「彼女」というのがおそらく奥さん・お母さんのことだろうとも予想がつきます。
「じゃあシャツは? それともカードかな。『イリアム:ヘイ、君はもう青いじゃないか』だって。面白くないかい? アサリの肌の色と、ドップラー効果か」(ちょっと意味分かりません) 「お父さん、なんでもいいわよ。それとも、別になくたって」 「なにか買って帰らなきゃだめなんだよ。記念にね」 お父さん、センスないですよ
orz そんな親父と呆れてる娘。よくある光景なのですが、最後に「A
memento」と言うときの声が少しだけトーンダウンし、それまでの陽気さが薄れます。
「彼女の最初のパートナー……君のお父さんだね、彼は旅に出るたびにお土産を買ってきた」 「そんなの張り合うことじゃないわ、お父さん」 「君はお父さんのこと、全然覚えてないだろ。それに、彼女が僕に会ったのは、彼が死んでからだ。それで、僕はもう35歳で……」 「ねえ、私はちゃんと前のお父さんのことは覚えてるわ。それで、お父さんのことだって覚えていたい。私がこの旅行に来たのは、そのためよ」 ここで私はやられました。実の親子じゃないことが判明したのもそうですが、平均寿命が40歳のサラリアン、35歳ってことは、もうおじいさんに近いわけで。もうあと数年しか一緒にいられないのです。そして、千年を生きるアサリにとっての、十年〜二十年程度の時間……。
「魚じゃない。ずっと残るもの。君は、彼女がそれをずっと持ってるって確信してる?」 「ええ、もちろん」 「それじゃあ、これはどうかな。『When
anything goes, it goes to
Illium.(うまく訳せません!)』。ちょっと面白いじゃないか」 「ママもきっと気に入るわ」 結局この親子がなにをお土産に決めたのかは分かりません。でもたぶん、上記のメッセージが入ったなにか、だろうと思われます。うまく訳ができません! 「どんな人も、どこかへ行こうと思ったらイリアムへ行く」くらいの意味だろうとは思いますが……。この言葉が「イリアム旅行をしたこと」をずっと思い出させてくれる、ってことなのかなと思います。
なんかもう切なくて!T□T 「お父さんとイリアム旅行をした」という思い出を作りたかった娘さんがまた可愛いしっ。 家族として過ごせる短い時間を、親子みんなが「大事にしたい」と思ってるんですね。 アサリとサラリアンは数千年の付き合いなので、人間が異星人を見るほど異質にも思わないでしょう。地球における人種の違いくらいの認識かもしれません。しかし、圧倒的な寿命の差はいかんともしがたいと思われます。 ちなみに、すぐ傍の防具屋さんの傍で話してるアサリの口からは「私はまだたったの60歳よ」という台詞が出てます。アサリにとっては60歳なんて世間知らずの学生くらいの感覚ですが、サラリアンは60年生きられません。
この後は、どうしても気になるので、オメガの下階の酒場へ。 ここのバタリアンのバーマンに酒を頼んでぶっ倒れるアサイメントで、どのメンバーがどんな台詞を言うのかを確認したかったのです。 で。 セインはなんて言うんだろう、と趣味に走ったところから確認しようとした結果、セインが喋る側にまったく入らないため、次々ともう一人を取り替えていった結果、彼とレギオン以外の全員の台詞が判明してしまいました
orz なんなんだよもう!! ジャックは「飲めないなら飲むなよ」。 カスミは「だから私は妙なお酒は飲まないのよ」。 ジェイコブは「なにか喋ってください、コマンダー」。 ギャレスは「警告すべきでしたね、シェパード。申し訳ありません」。 サマラは「明らかに判断ミスですよ。教訓としてください(その過ちに価値があったことを望む、が直訳)」。 グラントは「おい、シェパード。起きろ。死んじゃいないぞ」。 ミランダは「シェパード、大丈夫?」。あらまあ普通ね。 教授は「面白い反応。毒の影響は奇妙。もう少し調べるから耐えてくれ」。 タリは「シェパード、大丈夫?」。ミランダと一緒かよ! ザイードは「こなしちまえよ、コマンダー。ちっとした毒じゃ誰も死にやしねぇよ」って感じ? セインがっ、セインが分からない!! レギオンと連れてきたらどっちが喋るの? それともある程度ランダムで決まるのっ!? 分からないので、このアサイメントとはレギオン加入の後まで残しておく所存です。
ところで。 お魚を買うついでにギャレスのロイヤリティをこなしに出かけたシタデルで、ロイヤリティクリア後に街頭ニュースを見てみたら。 シドニス自首のニュースでチェリクさんの名前出てるんですけど!? ちょ、予想してなかったから台詞書き取る準備もなにも!? ということで、近くの店と往復してニュースを次々と飛ばし(注:会話ならXポタンで飛ばしていけるのですが、これは街頭で流れるニュースのため早送りができません。そのため、「別の音声が流れればキャンセルされる」ことを利用して、お店の人に話しかけてニュースをキャンセルしたのです)、確認したニュースがこれ。
C-Sec is reporting the arrest of Lantar Sidonis after a dramatic
confession. According to eyewitness reports, Sidonis walked into
a C-Sec kiosk and confessed to the murder of ten people on
Omega. C-Sec is reviewing the case, as Omega is beyond the scope
of Council authority. Executor Chellik maintains it is impossible
to extradite Sidonis for his crime, since Omega has no
govermment.
だいたいで訳すると、 「C-Secは、Lantar
Sidonisの衝撃的な自供を得て、彼の逮捕を報告しています。目撃者の話によると、SidonisはC-Secの窓口を訪れて、Omegaで行った10人の殺人を告白しました。Omegaには評議会の権威が及ばず、C-Secはこの件についてを再審理を行っています。担当官Chellikは、Omegaには政府がないためSidonisを引き渡すことはできないと主張しています」 という感じかと思います。 ……ME1のトークで「後にシドニスが自首してきて、チェリクが」云々とか妄想を書いてますが、まさかこの点に関してはオフィシャルでも関わりがあったとは……! つまり。 これはもう、書けと。 そういう啓示だと思っていいですね? あと、Executorについてですが、「執行者」とか「処刑者」というのが直訳です。ここでは「担当官」と訳してますが……たしかME1で、パリン長官のことをエグゼなんとか、と言ってた記憶が……。法執行の代理人的な意味で、C-Sec長官のことをExecucorと呼ぶとか。 え、ちょっと、もしかしてチェリクさん、C-Sec長官になってるんですか?(汗 ってか、若くして就任したってこともありますけど、もしかしてギャレスともども、あんたらけっこういい年ですか? うちのわんわがおバカすぎてそういう年に思えないだけで? あるいは、ME1で「君は」と訳されているのが、実祭にはもっと年上のチェリクに対して「貴方は」と言っている感じだったとか? 英語にそういう「目上」「目下」の表現、乏しいですからね。 つか、パリン長官はどうしたの? どっかでちらりと、ソヴリンの襲撃時に戦艦に乗っていて死んだ人として、トゥーリアンの「長官」がいたと見た覚えがあります。そこで見かけた単語もExecutorだったのかどうか、私もふと、「え、まさかこれってパリンさんのこと?」と思ったのですが……。 なんかいろいろ、ものすごく気になる……っ。
最後に、ギャレスロイヤリティのついでに確認したヴォルスの指。 短くて小さい三本で、等角度型ですね。物を掴むのに非常に不自由しそうなんですが……。 |