上の写真と比較しやすいほうがいいかと、のっけから模型コレクションの話です。 タリのロイヤリティミッションで模型を一個拾い、イリアムで購入したものも合わせて、これで全部そろったのではないかと思います。 どうせならそれぞれの船を調べることができて、そうするとCGモデルで観察&解説とかスペックが出てきたラ良かったのになぁ。
まずは昨日の続き、タリの勧誘からです。 日向にいるとシールドダメージを受けるというトンデモない場所です。 敵は基本ゲス、つまり機械生命体だろうということで、選択メンバーはいつものスナイプ組、ギャレスとセインです。ギャレスは機械に効果の高いオーバーロード(エンジニア系テック)も使えますし、彼を前衛〜中衛に置いて、セインさんはスナライ装備で後衛。自分は適当に。 そういう計画で、日向を「ひーっ」とダッシュして走り向けながら進むのが、なかなかに楽しい不思議。 しょせんカジュアル難易度なので、さほど苦戦することもなく進みました。 途中で、カル・リーガーさんという、クォリアンの戦闘部隊長に遭遇。この星の「太陽」を調査するタリの護衛として来たそうです。 クォリアンは無菌状態で育つので免疫機構が非常に弱く、インプラントでそれを補っています。にもかかわらず、彼の防護スーツにはなにかトラブルが起こっているようで……。ケガもしているみたいですね。 でも、まだ戦うことはできると突撃しそうなのを、パラゴンアクションで引き止めて待機させ、……うわー、ゲス・コロッサス(砲台型)がいるー……。 でもまあ遮蔽物には事欠かないマップなのと、サブマシンガン×2、アサルトライフルの火力で一気に押し込んでシールドを剥がし、その後はアサルトライフル+スナライ×2でゴリ押しでポイです。 これでようやくタリが仲間になりました。 前作では好奇心旺盛な今時の女の子という感じでしたが、二年の間にすっかり大人になって、でも若さゆえか、やたらとツンデレ……もとい、ある意味で柔軟性のない、頑固さが垣間見えます。自分が今まで許容し、理解したものを正しいとして、他を拒絶する、いわば自我の強さ、自意識の高さ、視野の狭さ、独善性、にも関わらず「こうあるべきである」という真実を知っているかのような錯覚……。これはちょっと深読みしすぎか。でも、前作よりも可愛げがなくなりましたね。
それにしても、クォリアンはゲスの作りだした張本人で、たいがいの種族から嫌われていることが多いというわりに、イリアムではクォリアンの彼女とアダルトトークを繰り広げるトゥーリアンのあんちゃんがいたりします。(ちなみに、立ち聞きしていると途中まで話したところで、「そこの人間さん。今はちょっとプライベートな話をしてるんだけど……」「もう少し離れてくれ」とか言われて会話が終わる/笑) こだわらない人はこだわらないんですねぇ。
その次はサマラさんのロイヤリティです。 彼女の三人いる娘の一人、最も強力なバイオテックである子が、彼女が追っている「アヤカシ」で、その子を殺すために、サマラさんを連れてオメガへ向かいます。 モリンスという名のその子は、性行為中(アサリなので精神的なユナイトがメインですが)に相手を殺し、それを楽しんでいるとかで、非常に危険な存在。 オメガではとりあえずアリアに聞けば分かるだろうと尋ねに行くと、最近起こった事件が、そのモリンスの仕業のようだと、犠牲者のアパートを教えてくれました。 そこに行くと、ダイアナさんというお母さんが、娘を殺されて嘆き悲しんでいます。でも今までシェパード以外に気にかけてくれる人はいなかったとか。 娘さんは彫刻とかアートが得意で、内には情熱を秘めるけどシャイな子だった。それがモリンスというアサリに会ってからおかしくなった、みたいな話を聞けます。 お嬢さんの部屋で、モリンスがいるらしいアフターライフのVIPルームへの合言葉を手に入れて、いざVIP部屋へ。 サマラは、とにかくモリンスの気を引くような行動をして、彼女と話し、部屋に招かれてくれと言います。決着は自分でつけるから、モリンスの気をそらしておいてほしいようです。 クラブの中では適当に人に話しかけたりしてみました。トゥーリアンの二人組のガードマンみたいな人たちを何故か退かしてみたり、バーのおっちゃんに話しかけて、繁盛させたいならなんとかいう話を持ちかけてみたり(たぶん)、うろうろしてると、アサリのもーちゃんから話しかけられました。 彼女と適当に話していくと、このすぐ近くに自分の部屋があるから来ないかと、無事に誘われました。 部屋に入ったら、適当に調べられるものを調べて、あとはサマラさん任せです。 セインのミッションもそうですが、サマラのミッションでも戦闘は起こりません。 最後にサマラとモリンスどちらを殺すかの選択をし(今回はパラゴンなのでもちろんサマラさんを助けます)、終了。 んー……英語をすべて翻訳するか、日本語でちゃんと読んでいればもっと面白いんだろうになぁ。
さて、これでタリのロイヤリティが発生しました。(仲間にしてからなにか一つミッションかアサイメントをこなしてノルマンディに戻ると、話があると言われます) しかし、私の計算では、ここではまず、リーパーのIFFを手に入れに向かうのが上策。 リーパーのIFFというのは―――オメガ4リレイを通って向かう先というのは、銀河の中心部近くになるようなのです。そこは今も新たな星が生まれ、また凄まじい重力の井戸の底近辺でもあります。 そこに、なんとか船体を維持できる領域があることは分かったのですが、通常の制御プログラムでは、ワープした先には数千キロの誤差が生じてしまいます。つまり、もっと正確なジャンプができないと危険なのです。 そのために使えるのが、リーパーが持っているもっと高度なプログラム(っぽいもの)。それが「リーパーのIFF」であり、それを手に入れたい理由です。 幸い、破壊されたリーパーが見つかっているので、そこへ向かうことになります。
なお、何故ミッションの順番にこだわるかというと、このIFF回収ミッションを終えると、いくつかのミッション・アサイメントをこなすことで強制イベントが発生してしまい、そこからはもたもたと余計なことをしていられないから。 なので、できるだけ無駄なく動く必要があるのです。
破壊されたリーパーの中は、一言で言えば、ハスク(人間がサイボーグ化&ゾンビになったような生き物)だらけ、ハスク祭でした。 いったいどんだけ出てくるんだと言いたくなるほど次々襲ってきます。 ただ、そのことはwikiなどで知っていたので、今回のメンバーチョイスはギャレスとグラントのアサルトライフルが使えるアタッカーコンビ。これに、シェパード自身が覚えている「凍結弾効果を仲間にも与える」というスキルを使えば、かなり進みやすいはず! 案の定、火力にものを言わせてゴリ押せました。 この道中に見つけるのが、言葉をしゃべるゲスです。しかも彼(彼女?)は、シェパードを助けた上に、「コマンダー・シェパード」と名を読んで去っていきます。 敵のはずのゲスが、何故シェパードを助けてくれたのか。しかも、これまでのゲスは基本的にしゃべらなかったのに、なんで彼はしゃべるのか。 いったいなんなんだろうと思いつつ先に進むと―――IFFを手に入れて最後に辿り着いた動力部では、ドアの内側に張られていたシールドみたいなものを解除までしてくれます。しかし背後に迫っていたハスクの群れに殴られて昏倒。 そこからはシェパードたちの大暴れ。どんどこやってくるハスクの群れを散らしながら、動力コアを攻撃して破壊し、この変り種のゲスを連れてるマンディに退避です。 ゲスを連れて行くのは危険だとオトモたちは反対しますが、タリから、完全なゲスは今まで遭遇したことがないと聞いているからと、鶴の一声。 ノルマンディーのハッチへゲスをぽーいと放りこむのがちょっと面白いですね。無重力下なのでふわーっと飛んでいきますけど。
さて、このゲスを目覚めさせて話を聞くと、前作でリーパーに協力したゲスはごく一部の「異端者」であり、本来のゲスは同意していないことなどが知れます。 クォリアンに作られ、AIとは言え使い手の言うことを聞くだけだった作業機械が、ある日「自我」を持ったとき、彼等は使い手によって廃棄されそうになり、危険を感じて反撃、逆にクォリアンたちを追放してしまいました。 そういう経緯があったとしても、前作でゲスはリーパーの手下として働いているので悪者だったのですが、「本来のゲス」たちは、自分たちの未来を模索して懸命に生きて(?)いるようです。「異端者」のゲスは、自分たちの未来という答えをリーパーに求めて、袂を分かったようですね。 仲間になりたいというゲスを受け入れることを決め、名前を聞いても「ゲス」「我々は皆ゲス」としか言ってくれません。そこへ、EDIが「リージョン」という名前を見つけてきて、つけてくれました。リージョン……legion、日本だと「レギオン」と言ったほうが分かりますかね。多にして一なるもの、集合体。
こうしてミッションを一つこなしておいて、次はタリのロイヤリティです。 親父さんの研究と、その研究に使われていたゲスのパーツを彼女がおくっていたことが問題になってるみたいです。 それで裁判にかけられるというので、一緒に行くことになりました。 招かれた船団には、序盤でタリと出会ったときに話したビートルという人と、この間助けてあげたカル・リーガーも発見。 なんやかやと話した後、タリの父親が実験をしていた船がゲスに占拠され、乗組員と連絡がとれなくなっているという事件を解決に向かいます。 進んでいくにつれ分かるのは、タリはパーツをおくっていたけれど、父親はそれからゲスを再生産し、その「生きたゲス」で、効果的な武器の実験をしていたようで……。 それが失敗し、ゲスがコントロールを離れて暴走、乗組員は全滅した模様。また、調査に贈られた軍も全滅してるみたいですね。 最後には親父さんの遺体を発見し、そういう実験をしていたという証拠を発見。 タリは、この証拠を使うと自分の無実は証明されるけど、同時に、父が今までに築きあげてきたものすべてが台無しになれ、最大級の犯罪者となってしまう、と訴えます。 そんなわけで、裁判に戻ったシェパードは―――高パラゴンの選択肢を選ぶと、証拠を出さずに、タリも助けることができたみたいですね。 なんか、裁判官(アドミラル、と呼ばれてる人たち。各船の責任者、提督さんたち)に向かって、彼女は自分と一緒にシタデルを救った、銀河を救った。それに、ゲスについて今いるどんなクォリアンよりもよく知っている、そんな彼女が裏切り行為など働くわけもないし、彼女を失っていいわけがない、みたいな内容です。 裁判官は三人いて、一人は完全に中立なのか無言、一人はタリに同情的で、一人は批判的なのかな。でも結局、タリの無罪は証拠なしに宣言されました。
クォリアンは名前の最後に自分の所属する船の名前をつけるならわしがあります。タリは一応「ニーマ」という船に所属していたようですが、シェパードの仲間になったとき、どうやらニーマの乗組員の資格を奪われ、そういう意味で「タリ=ゾーラ・ヴァス・ノルマンディ」と呼ばれるようになりました。 それを、タリは最初、「私が選んだわけじゃない(ニーマを降りたわけじゃない)」みたいに是としないのですが、ミッションの終わり際にシェパードから「ヴァス・ノルマンディ」とつけて呼ばれ、「さ、帰ろう(go
back to
home)」と言われたときには、それを受け入れたように思います。 っていうか、今回のシェパードはかっこよすぎです。一流のスペクターは演説も得意なようです。
さて、こうして一つミッションをクリアしたことで、今度はリージョンのロイヤリティが発生しました。 異端者のゲスたちが、リーパーのウイルスをばらまこうとしているのを止めたいようです。 今回は、リージョン……レギオンのほうが打ちやすいので、ここではレギオンと呼ぶことにします。レギおんは固定メンバーで、もう一人はやっぱりギャレス。いや、今回はすべてのミッションに連れていきますので。(2ndの女キャラもまずはギャレスを落とすつもりだというに) オーバーロードが使えるという利点もありますしね。オーバーロードならミランダも使えますが、彼女は火器が弱いので……。 施設に入り込んだところで、レギオンから、「異端者をこの施設ごと爆破して破壊するのが目的ではあるけれど、実はもう一つ選択肢がある」と言われます。それは、ウイルスを利用して異端者のゲスたちの意識を書き換え、本流のゲスの中に戻すこと。 ただ、そうすると―――ゲスは、一人しかいないと単純な命令を実行するしかない存在ですが、彼等はネットワークで自分たちの見たもの聞いたもの判断をすべて共有する仕組みになっています。そのため、数が増えれば増えるほど賢くなります。 レギオンはかなり特別で、単独でも行動できるよう、他のゲスの10倍ものプログラムを持ってるとか。 ともかれ、ゲスの数が増えれば、ゲスたちは更に強力になるのです。つまり、敵に回ったらそれだけ危険になりますし、すべてを共有するということは、異端者であったときの記録も共有するということで(今は共有してないみたいですね)、本流のゲスが異端者寄りになる可能性もないわけではないのではないかと……。 ギャレス(オトモ)はそれを懸念します。 レギオンは、自分と同種族の存在をまとるめて破壊するも良し、書き換えて仲間に戻すも良し。その判断をシェパードに預けます。哀れみなどは感じなくていい、みたいなことも言ってますね。 施設にいるゲスを倒しながら最奥に辿り着いたところで、まずはレギオンがシステムにアクセスして、リーパーウイルスの処理にかかります。襲ってくるゲスを撃退しつつ……レギオンは闘いながらもアクセスをつづけてるのかな。守ってくださいと言ってたわりに、普通に戦ってるし。 なお、どちらを選んだかは言うまでもありません。バラゴンですからね。それに、3への布石もあります。こうしておけば、より多くのゲスが味方として協力してくれるかもしれないわけですから! ウイルスのアップロードとゲスの書き換えが終わった後、レギオンいわく、「この施設はあと少しで爆発する」。(実際にはちょっと違いますが) シールドのない生身の生物には致命的なダメージとか恐ろしいことを言うので、「そういうことは先に言ってくれ!」とボヤきつつ脱出口へ走るシェパード。3分しかありません。ちょこまか出てくるゲスと、最後に待ち構えているヘビーメックもゴリ押しで倒して、無事離脱しました。
そして、ここで予定どおり強制ミッションです。 移動しようとすると、IFFの解析とアップロードが終わりそうだという知らせが入ります。シェパードは仲間を連れて小型シャトルで宇宙へ。 しかし、手に入れたIFFにはウイルスが仕込んであって、コレクターの船にノルマンディの位置を知らせていることが発覚します。 そして、ノルマンディのパイロット、ジョーカーが、EDIの導きに従って、ノルマンディの中をてくてく歩くハメに。……転んだだけで骨折するくらい脚の骨が弱い病気だってのに……。 このミッションは特に何事もなく、床の非常灯に従って進んでいくだけですが(モタモタしてるとジョーカーも敵に掴まってしまうようです)、ジョーカーのことを「ミスター・モロウ」と呼んでいたEDIが、ミッションの終わり際には「ジェフ」と名前で呼ぶようになっているのがミソですね。 この結果、ジョーカー以外の乗組員は全員、コレクターに連れ去られてしまいました。 そして、シェパードはメイン戦闘員を全員連れて出かけたらしく、メインメンバーは無事です。おいおい、何人か残しておけば応戦できたんじゃないのか!? っていうか、出掛ける前に「メンバーを選んで」みたいなこと言ってるのになんで全員連れてでたんだよ?
というツッコミをしつつ、本日はここまで。 あとはもう、オメガ4リレイを通って最終決戦に臨むのみです。 ダウンロードでしか出てこないキャラクターを除けば、これで全員です。 左からレギオン・サマラ・タリ・モーディン・ギャレス・ミランダ・グラント・ジェイコブ・セイン・ジャックの順に並んでいます。 |