MASS EFFECT - PLAY REPORT -

 

090527 衛星の惑星激突を阻止せよ!

 メインストーリーもぼちぼち進んでいます。
 えーっと、最初は「プロセリアン」という古代種族が残したロストテクノロジーの回収。ここでサレンというトゥーリアンに邪魔されて、失敗。
 シタデル評議会に行って事情を説明しつつ、サレンが反逆者だという証拠探し。これを見つけて評議会に提出すると、シェパードはスペクターに任命され、晴れて自由な捜査開始です。
 この後は3ヵ所のうちどこからでも進められるのですが、とりあえず、リアラを仲間にするために、彼女を探して助け出しました。

 残り2ヵ所を調査する前に、寄り道です。
 サブクエストは人に話しかけると発生することもありますが、着陸できる星を見つけて出かけると、そこで通信が入って救援を頼まれて発生したりもします。この手のは戦闘も発生する、大がかりなものですね。
 今回出かけたのは後者のパターンで、「衛星にある核融合式推進装置が働き、そのために衛星が惑星に激突しそうになっている。それを防いでほしい」というものでした。
 これが……何度か失敗しています。MAKOという装甲車両で進み、接近を妨害すべく設置してある砲台を破壊しようとするのですが、これがなかなか。コツが分かるまでは何度となく炎上させられています。
 コツが分かってからはどうということもなくさくさく進めたのですが、それでも、MAKOから下りて移動しないといけないところで、装甲車両にすらダメージを与える砲撃を食らおうものなら即死です orz しかも敵にはロケットランチャーを持ってるのもいて、これを一発くらうと体力が激減します。さらに地面には、接近感知タイプの地雷……。もちろん食らえば即死。

 幸いこのゲーム、セーブはほとんどいつでもできます。周囲に敵がいなければいいようなので、そういう場所で頻繁にセーブしていけば、全滅しても再開ポイントか、あるいはセーブした地点からやり直せます。
 敵と戦いつつ接近しやすいルートとか、ロケット持ってる奴が何人いるのかとか確認しつつリトライして、少しずつ進めました。……その間に、連れて行ったギャレスとタリが何度戦闘不能になったかは数えてませんが……。ゴメンヨ。

 サブクエストには、会話を進めるだけで解決するものもあれば、あちこちにお遣いすることになるものもありますが、今回のこれはストーリー型でした。
 推進装置を動かしたのは誰か。救援を求めてきたのは誰か。
 推進装置を一つ止めるごとにイベントシーンがあり、犯人や状況が分かって行き、終盤には、推進装置を動かした側のサブリーダーとの会話も発生。ここもパラゴン的(戦闘回避)に進めましたが、戦うこともできたんじょうね。不本意な服従なんかしてないで、俺に協力すればおまえがナンバー1になれるだろう、という説得がパラゴンなのかどうかは疑問ですが。ともあれ、無駄な争いはせず、今回のテロリストのリーダーほど過激ではない者がトップに立つなら、それでいいんでしょう。
 最後も、人質を犠牲にしてでもテロリストのリーダーと交戦するか、それとも、テロリストを逃がして人質を助けるかの選択でした。
 救難信号を送ってきた人のささやかなドラマもありましたし、熱中してしまいました。

 それにしても。
 MAKOは未開惑星の探査にも使える極めて高性能な装甲車両です。
 60度を越えるんじゃないかと思う斜面すらのぼれます。
 しかしです。
 これ、乗ってたら絶対に酔うよなぁと心底思います。嵐の海に浮かべられた一艘の小舟なみに揺れまくります。体はシートベルトなどで固定できるとしても……。乗りたくねぇなぁ。
 中で、「少佐、もっと安全運転……っ、うぷっ」「右にもう少し平坦な斜面あるのになんでこんな山のぼろうとするんですか!?」とかやってそうです。
 MAKOに乗ってて一番怖いのは、ヘビータレット(重火器搭載タイプの砲台)の攻撃ではなく装甲車用の地雷でもなく、シェパード少佐の荒っぽい運転だと思います。「ぃやっは〜ッ!!」とか一人ご機嫌なシェパード少佐だったりして……?

 

090529 親睦を深めてみる

 とりあえずメインストーリーを進めていました。
 ストーリーバレがありますので、プレイしている人・しようと思っている人で、バレがイヤな人は注意です。

 フェロスという惑星で起こっている出来事を追い、サレンが何故この星にゲス(手下の機械生命体。元はクォリアン作)に送り込んだのか、なにが目的なのかを調べるのです。
 サブクエストを進めつつ、相変わらず爆走しがちなMAKOをなんとか操りつつクリアしました。
 なかなか、こう……語りすぎない、さらっとしたシーンが多いだけに、感慨深いものがあります。このコロニーにいる指導者は、最後に、操られてシェパードを殺すくらいなら意地でも自分の意思を貫きとおすと、シェパードへと向けそうになる銃を自分の頭に……。これまでずっと、なんか非協力的だし、変だなーと思っていましたが(事情は薄々予想がついていたものの)、これほど意志の強い立派な人だったとは。ご冥福をお祈りしつつ、生き残った人たちがコロニーを発展させてくれることを願います。ナムナム。

 もう一つの行くべき場所である「ノヴェリア」では、仲間のリアラたんのママ、ベネジアと敵対することになりそうなのですが(実はちょっとだけ寄って話を進めています)、ベネジアが何故サレンに協力しているのかは、フェロスを先に進めないと分からなかったことなんでしょうか。
 ノヴェリアを先に進めてしまうと、なにがなんだか分からないままベネジアと戦うことになるとか?
 展開が読めませんが、とりあえず、ノヴェリアへはリアラたんを連れて行こうと思います。

 さて、そのリアラたん。
 いつの間にかシェパードと恋愛モードに突入してますよ!?
 そりゃ、なんか可愛い子だなぁと思って接してきましたが(シェパードがではなく私が)、それでいつにもまして選択肢の取り方が優しかったのかなんなのか、クエストの合間、ノルマンディー号に戻ったときに話しかけたら、なんだかそういう成行きに。
 少佐はウィリアム軍曹(アシュリーさん)と付き合ってるんだと思ってました、とか言われて、きっぱりと、「彼女は友人だ」を選んだワ・タ・シ★
 いやぁ、アシュリーも美人ですけど、なんかこう我が強くて、性格的に好みではないのですよ。リアラたんに癒されるか、タリちゃんとワクワクしていたいです。
 アサリで100歳くらいってのは、この現実の人間で言えば20歳くらいなんでしょうかね。まだまだ半人前だけど、それなりの知識や常識、行動力はある感じ。
 地味に追加されていくコーデックスで調べてみると、アサリは350歳くらいで成熟するようです。このあたりで定住を好み、子供を産んで育てることに専念するのが一般的だとか。
 シェパードから見たらとんでもない年上のリアラたんですが、言うことがウブで可愛いので、大事にお付き合いしようと思います。ちなみに選択肢には、ユニオンするのは「すべてが片付いてからでいい、焦らなくていい、待つよ」という内容のものと同時に、「今すぐに」という呆れるくらい性急なものも出てきて笑えました。がっつきすぎです、シェパード少佐。

 レックスおじさんのイベントも発生しました。
 先祖代々伝わるアーマーを取り返したい、というものでした。
 その会話の中で、レックスさんちの家族事情もうかがえました。小さな部族のリーダー的な立場にいて、親父さんと対立し、手にかけたこととか……。ひたすら戦いたがる親父さんの、古くて割りに合わない考え方と、今は戦ってる場合じゃない、繁殖に専念しないと種の存続が危ういと考えるレックスの考え方とが相容れず。和解の場で待ち伏せされてしまったそうです。
 そして今のレックスは、クローガンを救うことより、ただ戦って生きていくことを選んでいます。繁殖なんてものは、大勢のクローガンが同意し、妊娠可能な相手をきちんと管理して出産してもらうこととか、妊娠させることが可能な者を尊重して守るとか、少なくとも、少数の同意だけではどうしようもないわけで。なにせ出生率が1000分の1。バーサーカー的なクローガンには苦手な「管理」が重要になるのでは、諦めるしかないのかもしれません。
 会話の途中で、傭兵として金で雇われていれば同族を殺すこともある、と語っていましたが、本当はそのたびに、ますますクローガンノ滅亡が早まることを憂いているのかもしれません。それでも、最早一人では抗えない運命には諾々と従うしかないと諦めるしかなく……。
 それにしても、レックスおじさんはいい男です。アーマーを見つけてあげたとき、台詞ではなくシステムから出てくるメッセージの中に「クローガンは表情は読み取りにくい」みたいなことがありました。どういう顔で、先祖代々伝わるアーマーを見ていたんでしょうねぇ。
 役には立たない古いアーマーですが、取り戻してあげられて良かったです。

 ちなみにギャレスくんのイベントも発生し、クリアしています。
 C-Sec時代に捜査した、悪徳医師を取り逃がしたままになっていて、それが気掛かりだとか。名前を変えて潜伏している場所も分かっているけれど、誰も信じてくれないと言うので、せっかくだから連れていくことにしました。
 やっぱり短絡的というか直情的というか―――クローガン的とまでは言わないまでも、手段を選ばず犠牲をいとわず目的を遂行しようとするので、会話の中で選択肢が出るたびに、それは違うと諭してばかりです。ギャレスの意見に反対したパリン長官も、この単細胞な熱血漢の扱いにはさぞ苦労なさったことでしょう。今度一緒に飲みたい気分です。人間と飲むのがイヤでなければですが。……案外、同じ苦労をした者同士で理解しあえるかも……。
 ともあれ、殺すのは最後の手段と考えるシェパードは、殺してしまったほうがいい、というギャレスの意見は押しとどめ(そういう選択肢をとるわけですが)、悪徳医師は評議会に引き渡して裁きを受けさせようとします。殺してしまえば分からなくなることもたくさんあるのだから、ちゃんと調べさせないとダメだと。
 しかし案の定、発砲してくる悪徳医師。そこでさらりと、「思ったとおりにならないこともあるが、そのときはそれに応じて対処すればいい」みたいなことを言い、ギャレスくんに「あなたみたいな人は初めてだ」と感嘆されました。
 シェパード少佐の傍で、少しでもオトナの考え方を学んでいってほしいものです。
 なお、クエストを進めていく過程で追加されたコーデックスによると、トゥーリアンの顔の模様は、出身地を示すペイントだということが判明しました。評議会に参加するより昔、トゥリーアン同士の大規模な内乱があって、そのとき、自分の所属しているコロニーを示すためにペイントしたのがはじまりだとか。内乱が収束した後も、どこに帰属するのかを明らかにすることで一種の身の証みたいなものを立てているようです。だから、ペイントのない「素顔」な奴は信用できないとか。なるほどね、だからサレンはペイントがないのか……。

 タリちゃんのイベントも微妙に発生していますが、あちこちでゲスについて調べないとならないようなので、ぼちぼち進めようと思います。
 それより重要なのは、この子がエンジニア専門タイプだということ。
 ロックされた宝箱とかPCからアイテムやデータを引き出すのに、いてくれると非常に助かるのです。シェパードもいくらかのスキルは持っていますが、やはり戦闘メインになっているため、スキルポイントが足りなかったりもします。そういうときには、「後でタリちゃん連れてこよう」な感じに。
 いや、船内での会話で「君がいてくれると助かる」みたいな返答をしたりしてますが、ホントにそのとおりです。戦闘においては補助のエキスパートなので直接的な恩恵がありませんが、探査や調査では、彼女がいてくれれば無問題。
 そして実は、高官の一人娘だということも判明。お嬢様だったんですねぇ。でもそのせいで、成人の儀式の「お土産」もハイレベルなものを期待されていて大変そうです。

 ゲームスタートして間もない頃は、恋愛要素は人間の部下のどちらかとだけかと思っていたら、異星人でもOKだったとは。
 ってことは、女主人公を選べば、レックスおじさんやギャレスくんとラブモードに突入できるんでしょうか?? なんかちょっと想像がつきませんが。
 いや、大丈夫ですよ。むしろ人間のほうにあまり魅力を感じない有り様なので、どんと来いです。孤独な傭兵に生きているかぎり寄り添っているのも、やんちゃな坊やを叱りつつ引っ張っていくのも面白そうじゃありませんか。
 とりあえずはリアラたんとユニオンするのを目標に(ぉぃ)、せっせと物語を進めようと思います。……でも、この世界の人間の寿命は150年ほどになっているようですが、それでもリアラたんとの差はデカすぎます。人生観が変わるほどだという、精神や感情の融合であるユニオンは、その深さと重さは1000年の時間すら超越するとか。シェパードは生きている間ずっと、若くて可愛いリアラたんと一緒にいられるし、彼女にはその精神の一部……大半にシェパードが残るわけだし、これはこれで幸せなのかもしれませんねぇ。

 

090531 ひたすら惑星探査

 軽くメインクエストは放置して、あちこちの星系を飛び回っては片っ端から惑星を調査し、着陸できるところは立ち寄ってサブクエストをこなし、遊びまわっております。
 こんなことしてる間にサレンが計画を進めてしまわないかと心配ですが、RPG黄金のお約束、「主人公が家から出なければ世界はなんの危機にも陥らない」、はこのゲームでもしっかり生きているようです。
 そんなふうにあちこちをうろついてはパラゴン的な対応を繰り返していたら、もうすっかり英雄的なパラゴン値になってしまいました。

 サブクエストを精力的にこなしているのは、経験値かせぎと、アイテム集めです。
 敵を倒してもお金が手に入るわけではないのですが、あちこちに設置してある宝箱から、武器や弾薬、アーマーなどが手に入ります。
 これは装備して使ってもいいし、なにより、売ればお金になるわけで。
 それでせっせと、今行ける範囲の星をめぐってからメインクエストに戻ろう、とかやってるわけです。

 レビューなんかでも書かれていましたが、メインクエストとは関係のない星は、基本的に使いまわしです。星の風景も色が違っていたりするだけっぽいときもあるし、建物の構造はいくつかの種類から選ばれているだけで基本的に一緒。
 おかげで探索しやすいのですが……うーん。
 あと、行く先々で出会う相手がほとんど人間というのもちょっとねぇ。人間の起こしたトラブルを解決してることが多すぎます。エイリアン好きとしてはつまんなーい。
 もっと異種族の依頼を受けて、種族間の理解を深めていくことで発生するクエストがあったりしてもいいんじゃないかと思います。

 そう、パラゴン・レネゲイドという善悪メーターのような感じで、ほかの種族からの信頼度みたいな。
 活躍してそれが高くなると、それぞれの種族のNPCの台詞が変わったり、それで発生する依頼があったりしたら面白くないですか? 人間という種族を誤解していたようだ、と思うようになる人もいれば、人間は嫌いだがおまえは別だ、という人もいたり、それでも信頼できないという人がいたり。逆に、善良な人に危害を加えるようなことをすれば、人間に対して敵意を持つ人も現れたりするのです。

 あとは、いろいろと追加されたコーデックスですが、いまだに、トゥーリアンの性別についてはよく分かりません。「生態学」の項目も外皮が外殻化してるとか、そういうことは書いてあるのになぁ。

 

090601−1 一人減り、補充はなく、決意だけが強く

 メインクエストを少し進めることにしました。
 ヴァーマイアという星でスパイ活動をしていたサラリアンのチームと連絡がとれなくなった、ということで、様子を見に行ってきました。
 「サラリアン」は仲間にはなっていないのですが、評議会の代表を務めている人もいたりして、シタデルでの地位は確立されています。知能の高い種族で、生命活動が活発なため寿命は40年程度だそうですが。
 さて、現地は海のとても美しい星で、そこで出会った隊長のキラヒーさんは、これまた魅力的な人でした。

 しかも、サレンはこの星でクローガンノ繁殖方法を探しているとか、繁殖させているとか。
 ジェノファージのせいで出生率が激減したクローガンにとっては、これは救いの兆しです。
 しかし、この施設を残しておけば、元の非常に高い繁殖力を取り戻したクローガンがサレンの手下になってしまうという結果に。そこで爆破しようとすると―――仲間のレックスが怒るわけです。
 当然です。口ではあきらめたと言っていても、助かるすべがあるならそれを自分から壊すなんてやりたくもないでしょう。
 彼を、ここでクローガンが繁殖していても、それはサレンの奴隷でしかないと説得し、なんとか作戦に同意させることに成功。
 ゴメンネ。でも、繁殖力を取り戻す方法が本当にあるのなら、それは別にトレンでなくても見つけうるはずだし。繁殖しすぎてほかの惑星を侵略せざるをえないようなのでは、同じことの繰り返しだし。もっとバランス良く生きていける方法が見つかるといいと思います。

 はて。
 キラヒーの部下が3チーム、表から陽動作戦に当たり、その間にシェパードのチームが潜入部隊として施設に乗り込むという手はずです。
 交戦しているキラヒーたちを、敵側の通信を邪魔するなどで援護しつつ進み―――久々にサレンと対峙し、彼がなぜ銀河を滅ぼすようなことをしているのか、その内実にも迫ったりと、ドラマティックなクエストでしたが。
 その過程で、人間の部下のどちらかを犠牲にしなければならないという厳しい選択を迫られてしまいました。
 アシュリーと恋愛モードに入っているわけではないのでどっちを助けてもいいという私は、悩んだ挙げ句男の部下を選択。リアラたんとの恋路に引っかかりを覚える要素は少ないほうがいいという極悪な理由ですが、気にしないでください。というか、「物語」ではなく「ゲーム」としてどちらがやりやすいか考えないと選べなかったんです……orz

 そののち、途中になっていたもう一つのメインクエストのため、ノヴェリアへ向かいました。
 ここは法の及ばない地域で、評議会の権力は通じません。企業がいくつも進出していて、彼等がそれぞれに、独自の法の中で経済活動をしているという特色があります。
 そんなわけで、スペクターなんてものは誰も相手にしないというか、勘繰られると困るので邪魔なだけ。ものすごーく素っ気ない……どころか敵意もあらわな対応をされてしまう場所なのですが。
 ……なんか、以前来たときには軽くムカついた彼等のことが、今はもうどうでもよく思えました。
 こっちは部下を犠牲にしてまでサレンを追ってるわけで、ザコのたわごとなんか今更どうでもいいという感じです。
 進めた順番のせいもありますが、―――お見事、としか言いようのないなにかを感じました。

 それはそれとして、失ってしまったアシュリーの代わりにキラヒー隊長が仲間になってくれることを心底期待したのですが!! ダメでした!! チクショウ!!

 

090601−2 母と子と、男

 ノヴェリアでのクエストには、リアラたんを連れて行きました。
 母の真意がどんなものであれ、他人から聞かされるより自分の目と耳で確かめたほうが、後々の本人のためではないかと思ったからです。つらいことになるかもしれませんが、でも、きっとママンは操られているだけなはず!
 研究所の中をうろうろさまよい歩いては先へと進み、ついにママンと対決のとき。

 ―――ママンはやっぱりサレンに……というか、サレンの手に入れたソヴリンという戦艦(機械生命体でサレンもこいつに操られているような)操られていただけでした。
 でも、束の間正気を取り戻すことはできても、元には戻れないと……。
 ママンを失ってしまったリアラたんですが、決して彼女自身の意思で悪いことをしていたわけではないことだけは分かったので、まだしも救いはあると思います。
 もちろんその後、船内でしっかりとリアラたんに話しかけておきました。

 さて、これでようやくサレンの狙いや、次の行き先などがすべて判明したのですが。
 シタデル評議会へ戻れば、迎撃態勢は整えるけれどサレンの追跡はしないという、危機感のない対応。これに抗議したためにノルマンディー号を取り上げられてしまいました。
 ノルマンディー号から降りる準備をしているシェパードのもとに現れたのは、リアラたん。
 そしていよいよいい雰囲気に……ちゅうしそうになったところへ、パイロットからの通信が入って邪魔されてしまいましたがっでむ!!
 って、これ、タリちゃんが相手だとヘルメット越しになるような気が……。しかも今回のシェパードは男なので、時分からリアラたんを抱き寄せていましたが、女主人公にした場合どうなるんですかね??
 次は女主人公で進めるつもりでいるので、楽しみにしようと思います。

 そんなオマケな話はさておき、通信の内容は、アンダーソン大佐がクラブで待っている、というものでした。
 そして、男アンダーソン、自分の命とクビをかけて、ノルマンディーの強奪に手を貸してくれるというのです。自分がノルマンディー号にかけられたシステムロックを解除するから、その隙に発進してしまえ、と。
 見つかれば軍法会議もの、どんな処罰……どころか処分、処刑が下されるかもしれないのに、ここにもまた一人、命と体を張って闘う真の軍人がいるのでした。
 クルーも、ノルマンディー号を強奪するなど軍法会議ものだがワクワクする、など、もはや一心同体です。

 

090601−3 愛と勇気が友達さ

 某パンな生き物ではないので、それ「だけ」が友達なんてさびしいことはありませんが、エンディングまでたどり着きました。
 感無量です。ここからは完全すぎるバレなので隠蔽。

 アンダーソン大佐の恩義にも報いることができたし、サレンも……。なんだかんだで、サレンはサレンなりに銀河のためを思って最初は動いたのに、ソヴリンにひそかに支配されていたのが悪かったのですねぇ。しくしく。最後の最後に男気を見せてくれました。
 実を言えば、サレンを親友だと思っていたのに裏切られたナイラスも、これで救われるかなぁと、そこもちょっとほっとしています。サレンの意思で裏切ったわけじゃないんだよと。
 評議会の連中を助けるかどうかの選択も迷いましたが、身内(人類)の兵士の命を守るために戦闘力のない人を犠牲にするのはどうだろうとか、銀河における人類の地位と価値を確立させないと今後の共生もうまくはいかないだろうとかで、連合軍(人間の軍隊)を突入させました。
 果敢に戦う提督の鼓舞がとても頼もしく、単なる声だけのNPCかと思っていたら、こんなところで活躍なさるとは……。

 あと、リアラたんとは行き着くところまで行き着いたので、OKです。
 っていうか、けっこうなお色気シーンなのですが、相手がタリちゃんだったらどうすんでしょう。彼女、宇宙服というか機密服脱げるんでしょうか?
 あと、女主人公でやった場合、相手の男は人間でなきゃトゥーリアンかクローガンですよ。トゥーリアンはともかくクローガンはサイズ的に無理がないですか?(汗
 そのあたりがものすごく気になるので、2周目にとりかかろうと思います。ストーリーだけ進められればいいんですが、キャラクターの強化や装備品の充実なしではろくに進められない気もするので、やっぱりぼちぼち、楽しみに……とりあえずギャレスくんでも狙ってみるとしましょうかねぇ。ちょっと天然気味な坊やとどう発展するのかがものすごくナゾで、むしろレックスのほうが自然な気もしてしまいますけどね。