「A Bird in the blue sky」
 

空は青くて とてもきれいで
けれどそれしか わからない
空は広くて 風は翼を包むけど
隣にアイツが いてくれない

帰りたいのに
アイツの傍にいたいのに
為すべきことを 為せと言う
誰も彼もが
俺には空があると言う

翼なんていらない
空なんか欲しくない
アイツの傍にいたい

青いだけの空なんて
広いだけ こんなに淋しい
俺はただ アイツの傍にいたいのに

なのにアイツも俺に言う

翔べ、と

俺が飛んで 空から見ると
アイツは優しい顔をして
俺のために歌ってくれる
俺が戻って 傍から見ると
哀しい顔で笑うだけ

哀しい声で 歌うだけ
俺の行くべき空を見て
哀しい声で 歌うだけ