最初はレイテルパラッシュに戦ってもらうミッションです。他力本願万歳です。
スタートしたら前に進み、左の写真の砲台の上あたりを目指してください。ここにいると、グレディッツィア（タンク）のほうが自機に気をとられ、レイテルをほぼ攻撃しなくなります。あとはオープニングとレイテルの一騎打ちで、互いに高威力の武器を持つているため、当たったほうが負ける感じ。
運がいいと、このままレイテルパラッシュが２機とも撃破してくれることもあります。
もしレイテルが撃破されてしまったら、その後でよっこらせと参戦してください。
というわけで一応推奨機体を書いておきます。
中〜遠距離仕様で、高威力の背部レーザー兵器が一番のオススメです。
頭部やＦＣＳはBFF製があればそれに越したことはありませんが、強力なレーザーキャノン・ハイレーザーキャノン・プラズマキャノンの射程は600程度なので、その距離で赤ロックできるならなんでもＯＫ。
その、「強力なレーザー兵器」は、オーメルかインテリオルに貢献していれば、貢献度９０〜１２０あたりで販売してもらえます。あるいは、もちろんコジマ砲もアリ。これはミッション報酬として持っていることがあるかもしれません。
強力なレーザー兵器が買えない場合は、グレネードキャノンがオススメ。相手は実弾防御に特化したタイプなので、レーザー兵器ほどには効きませんが威力は文句ナシの武器なので、何度か炙ってやれば終わります。
まずほとんど攻撃を受けずに済むのですが、気になるかたは、機体本体は実弾防御を優先して組んでください。
レイテルパラッシュ撃破後に参戦する場合、垂直に上昇し、目の前の高いビルみたいな障害物の上にチラリと現れては、屋上をうろうろしている相手を狙撃し、ブースターを切ってビルの陰に隠れる、というのがお手軽です。
あるいは、レイテルパラッシュが２機とも撃破してくれるまで根気よくリトライするのも、この際ありなのではないかと思います。
こんな他力本願でなんとかなるミッションにサンプルが必要なのかと問われると微妙ですが、一応HARDでも使える機体ということで飾っておきます。
実弾防御のみを見てフレームを組み、ＦＣＳはこの頭部でも射程600程度になるものの中から、できるだけロック速度の速いものを選択しました。
ただし、実際に攻撃するときには距離が600もないことが多いので、500程度で充分とも言えます。
ブースターは省エネ志向、ジェネレーターはなんでもいいようなものですが、だからこそ定番にしています。
あとは、所定の位置でレイテルパラッシュの戦果を確認し、必要であれば攻撃するのみ。
相手はどちらも重量級で動きはそう速くないので、こちらも防御力にものを言わせて、相手の攻撃は気にせず真正面からしっかり撃つのがオススメです。
クリアランクを気にする場合には多少避けることも考えたほうがよくなりますが……。
なお、このミッションはHARDも比較的ラクにクリアできます。
NORMALとの違いは、メインビルの周囲にある５つの三角形ビル（砲台が設置してあるもの）の高度が高くなるため、屋上にビシバシ砲撃が届くようになること。
よって、NORMALのときの待機場所は使えません。（ちなみに、砲撃をもらうとこの機体でも一気に3000くらいダメージを受けます）
そこで今回使うのはまずはスタート地点です。そこでボケーッとしていると、レイテルパラッシュが１機くらいは撃破してくれるか、そうでなくても、こちらに来ようとしてＥＮが尽きて落ちるのか、オープニングが勝手に自滅してくれたりもします。
参戦するなら、ポイントは右の写真の場所です。
スタート地点の真正面、砲台のある場所の少しだけ屋上寄りに、ビル（？）に挟まれた路地があります。ここなら周囲の砲撃は当たりませんし、屋上で交戦中の相手から攻撃されるにしても、かなり狭い場所なのでバックするだけで壁に遮られ、当たらなくなります。
あとはここで相変わらずレイテルパラッシュの奮闘に期待するのですが、ビルからの砲撃もあって、さすがに２機とも倒してくれることはまずありません。
そこで、過剰な期待はせず、レイテルパラッシュをメインに戦わせつつ、この隙間から援護するのが簡単です。
少し前に出て相手をロックオンして攻撃したら、すぐにバックして隙間に戻る、というのを繰り返せば、弾切れまでには勝てることがほとんどです。
もし戸惑うとしたら、ビルの隙間に戻れなくなる場合くらいでしょうか。制動にまったく慣れていないとそういうこともあるかもしれません。
あと１点、最後に注意していただきたいことを。
このサンプル機体は、ＧＡパーツをメインに組んでいるもののＥＮ効率は決してよろしくなく、飛行移動でもＥＮが減っていきます。
そのため、開始地点からメインビルの屋上へ行くくらいならともかく、砲台ビルの間を渡り歩こうとかすると、かなりタイト。足場のないところでうろうろするのは禁物です。
きれいな月が出ています。ものすごくどうでもいいことですが、きれいな夜空です。開始直後から月を見上げていると、レイテルパラッシュが一個の光弾と化して夜空をよぎっていく姿が見えて、これが実に果敢で美しい光景です。
そしてまた、周囲の砲台から放たれる砲弾の白い光と、屋上で交戦中のネクストがばらまく弾が、夜空を彩ります。
ついでに言えば、地上に広がる夜景も大変きれいです。青白く輝くこの光―――地上にこれだけ大規模な都市が残っている場所があったのでしょうか。というかここ、ＧＡが廃棄した施設のはずなんですが、その周囲にはまだこんなきらびやかな都市がある、というのもちょっと妙に感じます。
なんにせよ、ＡＣｆａ屈指の非常に美しい風景なので、戦闘なんて野暮なものはウィンＤに任せて、ぼーっと物思いに耽ったりするのも一興です。
とかなんとか、そんな光景をスタート地点の真下、砲台ビルの上からぼんやり眺めていたりもするのですが、なんで今回のオペ子さんは「おまえも行け！」と言わないのかなぁと、どうでもいいことが気になってきたりします。
ところでみなさん、ウィンＤとオペ子さんの声の区別ってつきます？ 私はつきません！
ついでに言えば、HARDモードで高度が上がる砲台設置のビル、これがどうやって高度を上げているのかは、ぜひ一度は見てみてください。すげぇ無茶だと思います。戦闘時間長引かせたら、それだけで莫大な燃費になり、ＧＡには大打撃だったのではないかと……。だから捨てられたんじゃないかと思ってみたりします。