クレイドル21奪還

【作戦目標】
  敵の全撃破
【特記事項】
  クレイドルのエンジン破壊でボーナス減
  高空ステージ
【企業貢献度】
  オーメル 10
  企業連 10

 

<First Play>

 このミッションを有利に戦うポイントは、
1.遠距離からの索敵と狙撃
2.潤沢なEN
 の2点です。これをクリアできるのであれば、なにも難しいことはありません。
 もしもう一つ付け加えるのであれば、
3.EN防御
 でしょうか。

 GA初期機体は、最初からスナイパーライフル047ANSRが買えますし、レーダー距離・ロック距離の長いFCSやレーダーも容易に手に入れることができます。また、EN的にも特に問題はない機体です。ただしEN防御は低いので、EN武器を持った相手に近づかれないようにすることが大切です。
 このミッションに合わせて更に最適化するならば、コアや脚をTELLUSに変えると、EN防御のUPと省エネ化がはかれていいと思います。

 インテリオル初期機体は、2番目・3番目のEN関係についてはテッパンの安定感を誇ります。初期から購入できるレーザーライフルは射程が長めなので、ここも不自由はしないでしょう。
 基本的に有利な機体なのですが、このミッションにおける欠点があるとすれば、腕の精度と鈍さです。腕だけは、EN面よりも照準精度を優先して変更しておくといいでしょう。

 オーメル初期機体はバランス型なので、特に有利な点も持ちませんが、不利な点もありません。ただ、少しEN的に厳しい機体なので、大型のジェネレーターに積み替えるか、ブースターの移動時消費ENを下げるようにアセンブルするといいかと思います。
 武器は購入可能な中からできるだけ射程の長いものを選びます。(ただし弾数が極端に少ないものは除外してください)

 独立傭兵にとってはかなり厳しい戦場です。まず、落ちると戻れなくなる可能性があります。射程の長い武器を購入できないとなると、否応なく近距離戦。QBで逃げつつ戦っていたらクレイドルの翼から落ちてそのまま作戦領域離脱でミッション失敗……なんてことにもなりかねません。
 消費ENの小さいフレームに換える、大型のジェネレーターを積む、ブースターを省エネタイプにする、武器とFCS(と頭部)をもう少し遠距離でも戦えるようにする、などなど。このミッションに向いた機体にしようとすると、変更したい箇所は多々あります。すべてを換える必要はないので、自分で納得のいく箇所をアレンジしましょう。

 このミッションで組みたい機体の特徴を羅列すると、
1.遠距離用のFCS、カメラ性能の高い頭部、照準精度の高い腕、射程の長い武器
  背中には、レーダーとミサイルなど補助武器をそれぞれ積んでいくのがオススメ
2.大型ジェネレーター、省エネ型ブースター
  飛び回る「必要」はないので、どちらかだけでもOK
3.EN防御の高いフレーム
  1を徹底できるのであれば、紙装甲でも問題なし!
 ということです。すべては実行できなくても、どれかは条件を満たせるようにしましょう。

 戦い方はシンプルです。
 まず、スタート地点からいきなり2機、そのまま攻撃できます。これは、射程さえ十分なら、こちらがまったく動かずとも撃破できます。(敵との距離は770くらいですが、ほとんど動かない相手なので、白ロックで構いません。よって武器の射程は700未満だったとしても、FCSのロック距離にさえ入っていればOKです)
 最初の2機を撃破した後ですが、できるだけダメージを受けないようにするのであれば、前に進まず、ちょっと左後ろを向いて回りこむようにして進みましょう。前に進んでしまうと、次の敵との距離がいきなり500くらいになっていて、パスパス撃たれるからです。
 ちなみにここの敵は全員、距離が700くらいあれば攻撃してきません。なので、その距離を保つように立ち回れば、ノーダメージクリアもかなり簡単です。

真っ当に…… 後はレーダーを見ながら少しずつ進み、端っこから順に倒していくだけです。(左の写真は、開始直後のレーダー画面です)
 が。
 気をつけたいのは、こちらに飛んでくるオーメル型ノーマルです。これに接近されないようにするためには、画面をよく見ていてください。白い光とともに移動している小さな機影、これを、遠くにいる間にしっかりと目視で見つけることです。
 レーダーばっかり見てたり、今攻撃してる敵ばっかり見てると、いつの間にか近づかれていることになります。画面全体を見るトレーニングだとでも思って、トライしてください。
 このオーメル機がこちらに向かってきたら、他の敵を攻撃するのは後回しです。まずはこいつら (全部で3機) を先に片付けましょう。近づかれない限り、オーメルノーマルの移動スピードも大したものには感じないはずです。防御力は低い機体なので、バックしながらぷちぷちと撃ち落としてやりましょう。
 逆に、もし近づかれてしまうと、上下にも空間のある戦場なので、再発見するのがかなり大変になってしまいます。更に、弾速の遅い武器ではフラ〜っと避けられることも増えます。で、見失ってる隙にハイレーザーで撃たれ、ヒィィィなことに……。

 基本はこれだけでクリアできるのですが、レーザーライフルだけ、スナイパーライフルだけだと、ミスショットの数によっては弾が足りなくなることがあるので、念のためになんらかの背武器は1本持ち込んでおくと安心です。
 旋回性能がそこそこ高いミサイルであれば、オーメル機の撃破にも役立ってくれます。GAはミサイルがいろいろありますし、インテリオルはASミサイル、オーメルであれば散布ミサイルを最初から買えます。とりあえずつけていきましょう。

 なお、クレイドルの翼の上の、ぽっこりと膨らんだところがエンジン部です。エンジンを5個破壊するとミッション失敗となります。エンジンに損傷がないほうが報酬も良くなるので、エンジン傍にいる敵を攻撃するときは、ミサイル乱射やグレネードで爆撃などはしないようにしましょう。

 

<Another Play>

TELLUS+HILBERT

HEAD HILBERT-G7H
CORE C01-TELLUS
ARMS HILBERT-G7A
LEGS L01-TELLUS
FCS LAURA
GENERATOR S08-MAXWELL
  
MAIN CB-JUDITH
BACK BB103-SCHEAT
SIDE SB128-SCHEDAR
OVERD JB-JUDITH
  
R ARM

047ANSR

L ARM

047ANSR

R BACK 047ANR
L BACK SALINE05
SHOULDER
 このミッションを有利に戦うための4要素、索敵・狙撃・省エネ・EN防御をクリアさせたサンプルです。
 戦い方はFirst Playとなにも変わりません。
 スタート地点からまず2機、正面の翼の上にいるGAノーマルを撃破します。
 それから、万全を期すのであればいったん左後ろを向いて、翼の先端のほうへと距離をかせぎつつ、翼の上に出ます。そこにBFFタイプが4機。
 次に近いのが、エンジンの傍でダンゴ状態に密集しているGAタイプ4機です。
 が、このへんでクレイドルの本体のほうを見ていると、空をちょろちょろしているオーメル機が分かるはずです。(地デジも開始しているので未だにブラウン管という人はそう多くはないと思いますが、モニターによっては目視がしづらいかもしれませんね) このあたりで翼の上のノーマルは放置して、オーメル機の動きに注目。近づいてくるのを待ちましょう。

 オーメル3機を撃ち落としたら、また続きです。
 翼の二段目あたりに立ってるBFFが2機。
 クレイドルの頭、先端近くにGAタイプが4機。順調に来ていれば、このノーマルを撃破している最中に「残り4機だ」というメッセージが出てきます。
 クレイドルの頭逆サイドにぽつんとBFFタイプが1機。
 逆翼の二段目あたりにBFFタイプが2機。NORMAL難易度は、これで終了です。

 進みすぎないようにして、オーメル機さえ堅実に、しっかり早めに見つけて攻撃できれば、なにも難しくはありません。
 基本的にスナライで攻撃していきますが、エンジンの近くにいない敵や、オーメル機にはWGミサイルを使うのもオススメです。手っ取り早いです。
 また、GAノーマルは実弾防御が高いので、スナライで撃っていると5〜6発必要になります。もしかすると残弾数が気になるかもしれませんね。エンジン傍にいるの以外であれば、ミサイルを使用したほうが簡単に倒せます。

 武器は、レーザーライフルもいい感じです。特にGAノーマルに使うと、スナライとは雲泥の差になります。射程が800以上ある、067ANLR、LR02-ALTAIR、LR04-AVIORあたりを使用しましょう。これらは弾数が少し足りなくなる可能性がありますので、ミサイルは必須装備です。
 じゃあ弾数の多いレーザーライフルにすれば……とはいきません。EN武器は距離減衰(着弾までに飛んだ距離でのダメージ減退)が激しいので、射程700くらいの武器を800以上の距離で撃つと、カスみたいなダメージになってしまいます。
 遠距離からの一方的な狙撃、というスタイルで戦うのであれば、射程700程度のレーザーライフルはオススメできません。しかし、ノーダメージクリアなどを考えないのであれば、もっと弾数の多いものを装備して、500程度の間合いで使っていきましょう。


【推奨機体のアセンブルについて】

 ごく単純にEN防御を上げていますが、使用武器がスナイパーライフルになると、TELLUS腕では精度に不足が出ます。そこで、重量と消費ENは上がるものの、全体的に攻防の能力に優れたHILBERT腕を選択しました。
 カメラ性能や、平均的な性能もあって、頭部もHILBERTになっています。

 飛び回る必要のないミッションですが、ブースターは全体的に低消費、低推力です。
 ある程度重量のある機体なので、移動しすぎるということはないのですが、コントロールに慣れない間は推力が低いほど、滞空コントロールはしやすいかと思います。

 チューンはまずKP出力を上げ、少しでもダメージを抑えるようにしましょう。
 ENは十分な機体なので、余っているメモリはPA整波性能と、旋回性能に回すのもオススメです。とはいえ、旋回性能については実際にコントロールしてみないと、足りないと、それでも余って感じられるかは分かりません。
 同じように、ブースターも実際に飛ばした感覚で選ぶのが一番です。

 

<Check Point>

 へっぽこさんにとってのキモは、オーメル機です。これを、近づかれる前に撃破できるかどうかだけが、このミッションの難易度です。

 敵が固まって存在するので、実はグレネードなども効果的です。射程の問題で、「できるだけ簡単に、確実にクリアする」という目的ではオススメしませんが、適当に楽しむのであれば爆発に攻撃力のある武器も面白いですよ。
 エンジンの破壊も、5個壊さないかぎりミッション失敗にはなりません。逆に、5個壊すほうが大変です。意識して実行しないと無理なくらいです。「より完璧にクリアしたい」のでないなら、適当に暴れてしまってOK★

 HARDでは、レイレナードの試作ノーマル002-Bが4機、追加されます。しかしこれも、上のサンプル機で十分撃破し、ノーダメージクリアも可能です。
 ポイントは、オーメル機とまったく同じ。「飛んで移動してくるオーメル機と002-Bを、近づかれる前に発見し、少しでも遠くから攻撃開始し、撃破する」だけです。
 翼にいるノーマルを、慌てて次々と撃破していくのをやめましょう。クレイドルの本体あたり、逆側の翼あたりを常に視界に入れて、そこをうろうろ飛び回る機影がいないか注意しながら進みます。
 白っぽくて少し小柄なのがオーメル機。黒くて、肩のあたりがゴツいプロテクターみたいになっているのが002-Bです。
 優先は、002-B。こいつは射撃武器を持たないのですが、接近されてブレードで斬られると、ほぼ即死してしまいます。ふわ〜っと寄ってくるだけですので、ミサイル+スナライの引き撃ち(バックしながらの攻撃)で対応してください。レギュレーション1.00のWGミサイルの威力は破格ですので、うまくヒットすればミサイル1発、少しかわされても2発であっさりと撃破できます。

 オーメルが3機+002-Bが4機。これをさっさと片付けられるかどうかがHARDの鍵です。短時間で次々と撃破する必要があるので、とにかくWGミサイル推奨です。
 それから、きちんと引きながら攻撃すること。近づかれてしまうと、オーメル機も002-Bも上下左右にうろうろしますが、距離があればまっすぐ近づいてくるだけです。
 そのため、機体があまりにも重すぎて、引く速度(バック速度)が遅いのはNG。「食らわなければどうということはない」が実践できるなら……つまり、遠くにいる間に見つけて先制して攻撃し、近寄らせない、ということがきちんとできるなら、機体は軽ければ軽いほど良かったりします。
 なので私であれば、LATONAシリーズのフレームで、腕だけEKHAZARにして照準精度をMAXチューン、ブースターはメインがJUDITH、サイドとバックはLATONA、といった感じの機体がベストかなぁ。
(余談:EKHAZAR腕は狙撃用の腕ではありませんが、照準精度をチューンすることで、1000程度の距離からの狙撃であればほぼ安定します。もちろん047AN腕でもいいのですが、ここまで高い精度は必要ないですし、EKHAZARのほうが軽いし省エネ。なので、こういう選択をします)

 なお、このミッションでずーっと上空へとのぼっていくと、10500〜10700mあたりでいきなり空から攻撃されます。(ダメージは受けません)
 「空が自律兵器で埋まっている」とオペレーターが言います。
 実はこれ、ストーリーにけっこう深くかかわってるネタだったりします。せっかくですので、一度くらいは満天の星空を目指してみてください。