レッドバレー突破支援

【作戦目標】
  輸送部隊の護衛
【特記事項】
  輸送車輛の残数によって報酬増加
【企業貢献度】
  インテリオル 10

 

<First Play>

 敵部隊の全滅を考えるかどうかで、必要になる性能は少し違ってきます。
 初プレイ時は、必要な敵は早急に排除し、余力がある分には他の敵も片付ける戦い方がオススメです。

 出てくる敵はすべて実弾の武器を使用するので。機体はできるだけ実弾防御を高めていきます。GA機はそのままで構いませんが、他の機体は、この時点で購入できるパーツがあれば、一部でもいいので実弾防御の高いフレームに交換しましょう。
 武器は、グレネード、プラズマライフル、レーザーライフルといった、一発の威力が大きい武器が推奨です。複数の敵を巻き込めるグレネードは特にオススメ。
 なお、最後に大型移動砲台・クェーサーが2機待っています。クェーサー対策には物理ブレードが一番、レーザーブレードが二番。どちらも買えないなら、オーダマッチでキルドーザーを倒して、鉄塊をもらっておくのもアリです。

 このミッションでは、護衛対象であるトラックたちに、できるだけ最短距離を通ってもらうほうがラクです。
 最短コースを進む場合、ルート分岐は2ヶ所。どちらも、キーとなる敵が残っていると迂回ルートに進まれてしまいます。逆に言えば、キーとなる敵さえいなければ、他にどれだけ敵がいても最短距離を進むということです。

最短コースの敵配備 これが最短距離の大雑把マップです。
 キーとなる敵は、青●・赤文字にしたところにいるものです。(ピンク色の●はHARD限定の敵です)
 最初の分岐で「ノーマル×3、砲台×3」。二番目の分岐・トンネルの手前で「ノーマル×3、砲台×4」。これらを片付けておくだけで実はOK。
 しかし、周囲の敵の攻撃でトラックが破壊されると、その分報酬は引かれてしまいます。
 そのため、自機の戦闘力が許す範囲で、少しでも多くの敵を片付けていくほうが安心できます。

 私が実際プレイしたかぎりでは、自機がトラックの近くで敵の攻撃を引きつけていれば、余計な敵は一切破壊しなくてもトラックは無事でした。
 ただし、そのときには回避をきちんと行えないとそれなりのダメージを受けてしまいます。実弾防御の低い機体、APの乏しい機体では耐えきれない可能性もありますし、たとえ実弾防御が高くても、ダメージ分を報酬から減額されてしまうのは間違いありません。
 クリアランクがどうでも構わない、報酬もまったく気にしないからクリアさえできればいいというなら、必要最低限でOKです。
 しかし実際には、持ち込んだ武器の火力・弾数に応じて、周囲の敵ももう少し倒していったほうが安心できると思います。

 最後に待ち受けるクェーサー。トラックはクェーサーが片付くまではトンネルから出てこないので、急ぐ必要はありません。
 ブレードがあるなら、それで一気に決着しましょう。ダメージを受けることを嫌ってヘタにジタバタするより、真正面から突っ込んだほうが簡単です。
 ブレードが買えない、あるいは選択に入れなかった場合は、グレネード、バズーカ、プラズマライフルなどをとにかく連射します。その際には、クェーサーの腹に張り付くようにしたほうが砲撃されなくて安心です。(グレネードで張り付かないように! 爆発ダメージを自分も受けてしまいます)
 クェーサー戦のちょっとしたコツは、下の余談にて。

 クェーサー対策に片手をブレードにすると、その分弾数は少なくなります。そのため、選んだ武器や無駄撃ちの頻度によっては、途中で弾がなくなる心配もあります。さりとて、ブレードなしでクェーサーと戦うのは、初心者さんにはなかなか大変なプレッシャーかもしれません。
 とりあえず自分の思ったとおりにやってみて、うまくいかなかったら、ブレードを持ち込む・持ち込まない、全滅を狙う・狙わない、武器を変更する、といった対策を立ててリベンジしてください。

 

<Another Play>

左手にブレード持ってるのは、私のクセです

HEAD SOLDNER-G8H
CORE SOLDNER-G8C
ARMS SOLDNER-G8A
LEGS SOLDNER-G8L
FCS 047AN05
GENERATOR GN-SOBRERO
  
MAIN CB-HOGIRE
BACK LB-LAHIRE
SIDE AB-JUDITH
OVERD KB-JUDITH
  
R ARM

MUDAN

L ARM

R BACK OGOTO
L BACK OGOTO
SHOULDER

 特に何も考えなくても簡単全撃破★のためのサンプル機体です。

 何も考えなくていいので、敵の集団に向けて背中のOGOTOを撃ちましょう。
 しかし本当に何も考えないのもどうかと思われたかたは、敵の種類や数に合わせて、両方同時に撃ち込むか、それとも片方だけにするかを選んでください。
 まず、砲台やミサイル車両は片方だけで破壊できますので、これらに対しては一発ずつ。爆発に巻き込めなかったのがいたら、その余り物に対しても豪快にグレネードをお見舞いしてください。
 ノーマルは最低二発必要なので、まずは両方。それで生き残ったのがいれば、あとは一発ずつ撃ってみましょう。
 弾数が不安なら、あいている手にもグレネードを持って行ってください。

 攻撃は、地上より空中からがオススメ。
 理由は二つあって、一つは、空中から見下ろしたほうが、そこにいる敵の構成がはっきりと分かるから。そしてもう一つは、地上から撃つと地面の隆起に邪魔されることもあるためです。

 トンネルに入ったら、武器を物理ブレードに変更します。
 オペレーターの台詞が入る頃には出口は間近。ここからモタモタしているとクェーサーが攻撃を開始してしまうので、立ち止まらず、覚悟を決めて思い切ってトンネルから出ましょう。心の準備とかしているほうが面倒です。
 あとは、ダメージとかは気にしないで、まっすぐに手前のクェーサーに近づき、脚をガツン。破壊したら奥のクェーサーのところへ行きガツン。
 時間はたっぷりあまりますので、あとは、無駄なダメージを受けないようにだけ気をつけて、観光でもしていてください。

 このミッションは最低限の敵を片付けるだけでもクリアはできますが、敵を放置しておけばトラックだけでなく自分も攻撃されます。ダメージはそのまま報酬の減額につながりますし、クリアランクにも響くので、武器の選択に幅があり、積載に余裕があるなら、あれこれ小細工しないほうが簡単です。


【推奨機体のアセンブルについて】

 一番何も考えなくていい武器・グレネードキャノンの「OGOTO」を左右背負う、というところからスタートしています。
 武器の選択については、「弾代をかけないで最低限の手数で美しく」とかやると、プラズマライフル+グレネードキャノン+物理ブレード、といったスタイルのほうがスマートですが、そういった「こだわり」は今回排除しました。
 そして、どれほど大雑把でもいいので、弾数とかなんとか考えなくてもいいものを、ということで選んでいます>

 OGOTOを積むだけでいいなら、よほどの脚でないかぎり大丈夫ですが、防御も考えないとなりません。また、報酬額は、同じような難易度でクリアできるのであれば高いほうがいい、ということで、フレームの価格もチェックしました。
 そこで、実弾防御が高いパーツの中でも特に低価格のSOLDNERで素直に組み上げています。SUNSHINEフレームでももちろん可です。ただ、ここで出てくる敵の攻撃は、クェーサー以外は威力が低いため、SOLDNERでも充分な実弾防御を確保できます。
 かなり重量のある機体になりますが、このミッションで必要な速度は、移動速度よりもむしろ撃破速度。そして移動速度は、いくら重量ネクストでもトラックより遅いことはありません。
 これで、道中はもちろん、最後のクェーサーで攻撃を受けても、特に気にすることはなくなりました。もちろん、ダメージを受けないに越したことはありませんが。

 FCSはロック距離・レーダー距離で選んでいます。
 グレネードの射程はもっと短いのですが、ほとんど動かない雑魚ばかりなので白ロックで攻撃しても問題はありませんし、次の敵がどこにいるか早めに分かって損なことはありません。他に優先したい性能もないので、カメラ性能と合わせて1000程度のロック距離にしています。
 ブースターは、移動・飛行に使うメインブースターだけ、ちょっと考えました。ささやかでも軽いほうがいいし、でも垂直・水平推力もそこそこあって、でも消費ENは低いほうがいいなぁというところで、HOGIREです。しかしこれは私の好みのようなものもあるので、「重さの差なんて少しなんだし、ENも別に困らないんだからARGYROSで!」とかでもまったく問題ありません。
 ジェネレーターは、「激しく動くわけじゃないし、SOLDNERは省エネだから、まずは一番軽いのを」と突っ込んで、なにも不自由しなかったのでそのままになっています。ただ、実際のプレイでけっこう攻撃を受けてしまう人は、もっとKP出力の高いものに交換したほうがいいでしょう。

 

<Check Point>

 上のサンプル機。実際に使ってみると、私は動きのスローさに少しイラッと来ました。しかし、あくまでも初級者用のサンプルなので、自分に合わせて組み替えることはしません。スローなのは承知で飾っておきます。
 完全に自分用にするなら―――「当たらなければどうということはない」でフレームを軽くする……というのは置いといて、このままのフレームにで行くとしても、ブースターをもっと推力の高いものにしますね。

 そのへんのAFよりも耐久力があるんじゃないかという噂のクェーサー。
 2台いるときは、片方の攻撃に気をとられるともう一方の攻撃に対応できなかったりしますが、1台だけなら、短期決戦を狙わなくても簡単に戦えます。「観察」の練習に、ちょっと試してもらってもいいかもしれません。
 まず、クェーサーに密着します。これだけで砲撃は行われなくなります。
 すると、問題は垂直ミサイル。しかし、このミサイルは誘導性能が低いため、特にタイミングをはからなくても、一度QBするだけで回避できてしまいます。
 レーダー画面で、ピンク色のミサイルマーカーをよく見てみましょう。発射されると上に上がり、やがて降りてくるのがレーダー上でも分かります。降りはじめたら横QB。これだけで避けられます。

 HARDでは、上の大雑把MAPのピンク色のところにクェーサーが一台追加されますが、ただそれだけです。そして、このクェーサーも当然、ルート選択に関わってきます。
 物理ブレード一発で終わるので、雑魚は無視して一気に突っ込み、破壊後に戻って雑魚を駆除する、というやり方でラクに突破できます。

水と土と空と流星(?)と 左はどうでもいい写真です。
 クリアすることだけ考えて、そのためにしかプレイしないと、こんな光景を見ることもないんだろうなぁと。
 レッドバレーはなかなか面白い景観の場所で、ちょっとした湖に乾いた大地、切り立った奇岩がなかなか魅力的。緑がないので人間には過酷な環境のような気もしますが(そもそも地上はコジマ汚染)、ネクストなら関係ない!
 水は濃い青で、ヘドロだなんだで汚れてはいないみたいですし、キャンプするのにちょうどいいなぁとか思いながら散歩していました。
 すると、頭上を飛んでいく無駄弾がまるで真昼の流れ星★ 「あれ一発だってタダじゃないのに、さすがGA、きっと弾薬消費とかいつも膨大すぎて、撃たなくていい弾の二百や三百、いちいち気にもしてないんだろうなぁ」とか考えてしまった私はしょせんフリーの傭兵です。
 ちなみにこれ、トラックを放置してやっているのではなく、クェーサーまで全部破壊した余りの時間を使って、迂回ルートのほうへ遊びに出かけ、撮影しています。

 こういった「遊び」の部分でぜひ一度見てほしいのが、トラックの頑丈さです。
 最低限の敵しか撃破しないでおくと、ミサイルをガンガン食らってたりするのですが、それでもトラックは淡々と走り続けます。……これ人間が運転してるのか? 無人? そう思うほど、平然と走っていきます。
 護衛に雇ったネクストが、ろくに働かずふらふらと、ただトラックを眺め下ろし観察していても、誰も怒りません。これはこれで、なんだか笑えてしまうプレイです。