《 Break Time 》

 ここまで辿り着けた初心者の貴方。まずは、おめでとうございます。
 魔人化ができるようになりましたね。この後は、スーパーダンテを使えば余裕のヨッちゃんです(古っ)。もちろん、スーパーダンテを使うほどのことはない、という人もおられるでしょう。
 ここから先は、基本的には通常のダンテで進む方法を書いていきます。そしてところどころ、「ここはスーパーダンテなら楽チン」という形でご紹介したいと思います。

 物語も前半の山場を終えました。
 このあたりで、赤オーブを集めて技を買ったり銃を強化したり、あるいはいろいろと気楽に遊んでみるのもいいでしょう。クリアできなかったシークレットルーム、壊せなかった武闘神像、とれなかった青オーブのカケラなどにリトライするのもいい考えです。
 クリアしたミッションにもう一度入るなら、リベリオン以外の武器をメインに振り回してみるのもいいでしょう。
 そのために、各武器の特徴をお教えしておきたいと思います。


【デビルアームズの特徴】

 リベリオンの特徴は、動きがシンプルなため、攻撃の当たる範囲が分かりやすいことと、コンボの出し分けが比較的簡単なこと、そして、リーチです。出せる技も使い勝手のいいものが一通り揃っているので、過不足がありません。ただ、後方にまで届く動きがあまりないため、囲まれて大暴れするのには向きません。
 ケルベロスの大きな特徴は、攻撃が素早く手数が多いことです。これのなにが良いかというと、相手の攻撃前にこちらから攻撃しやすく、相手の攻撃を弾きやすいという点です。ただし、その分ダメージは控えめ。また、動きに大きなクセがあるので、コンボの出し分けは難しいかもしれません。とはいえ、コンボ1が全方向をカバーするため、気楽に扱えます。
 アグニの特徴は高い攻撃力。そして、リベリオンと同じ操作で似たような動きの技を出せることも特筆すべき点です。欠点は、やや短いリーチと、二本の剣で攻撃するため、コンボの出し分けが少し難しいということ。こちらも、コンボ1が全方向をカバーしてくれるので、適当に使っても強いはずです。

 ですが、こんな理屈は後にして、とにかく振り回してみるといいでしょう。
 「やはりリベリオンが使いやすい」とか「アグニのほうが戦いやすいな」とか「ケルベロスが面白い」とか、貴方の扱いやすい武器が見つかるはずです。


【赤オーブの使い道】

 赤オーブの使い道について、初心者向けの使用順番というものを語ってみたいと思います。
 ここまでは主要武器のリベリオンとE&I、そして青オーブに費やしてきました。
 ここからは、第一に青オーブです。そして第二に銃の強化第三がデビルアームズの技の増強紫オーブは、スーパーダンテを使っていくつもりなら、買わなくてもOKです。が、もし普通のダンテで進み、必要な時だけ魔人化するつもりなら、優先順位は2位くらいだと思ってください。
 何故この順番かというと、銃の威力は高ければ楽になりますが、目を見はるほどのダメージにはなりません。ダメージ源はあくまでもデビルアームズなので、強化はあくまでも補助的なもの。とはいえ、初心者は敵の攻撃の届かないところから、できるだけダメージを与えたいのも事実なので、2位にきます。
 デビルアームズに赤オーブを使う場合、技の強化と増殖になります。強化はともかく、増殖は無用。だって、初心者がたくさんの技を使いこなせますか? もとから用意されている技だけでもちゃんと出せるようになったほうが、よっぽど強いでしょう。ただ、最も基本的な技の動作(R1+前or後+△)の技くらいなら、揃えておくといいかもしれません。
 結果、死活問題に関わる青オーブが最優先で、以下あのような順番になるのです。


【デビルアームズの技】

 貴重な赤オーブですから、効率良く使って効率良く強化していきたいもの。
 そんなわけで、無駄遣い防止のため、買っておくといい技、初心者が買ってもまず使わない技について語ってみます。

 リベリオン。
 買いたいのは「スティンガー」と「エアハイク」の二つです。
 エアハイクは20000オーブもしますが、初心者は移動制御も苦手なもの。エアハイクがあるとのぼりやすくなるところがいくつもありますし、敵から逃げるのも、ただのジャンプより二段ジャンプのほうが安心でしょう。二段ジャンプでかなり高い位置にいてE&Iを撃っていれば、ほとんどの雑魚は無力です。ただし、アグニをメイン武器にするなら、あちらにもエアハイクはあるので、リベリオンでまで買うことはありません。
 スティンガーは威力も高く移動スピードも速いので、敵に突っ込んでいく時、囲まれた時に逃げる時、なにかと便利です。オーブに余裕があればLV2にしておきたいところです。
 いらないのは「ドライブ」。溜め攻撃は、他のキーで攻撃しながらでも溜められるくらいに熟練していないと、効果的とは言えません。溜めながら移動して(逃げて)、敵を集めたところに放つといった使い方はできますが、そんなものにまんまと引っ掛かってくれるのは下位ヘルだけ。それくらいなら普通にリベリオンを振り回したほうが強いのではないでしょうか。

 ケルベロス。
 これは買ってまで技を増やす必要はないように思います。あえて買うなら「リボルバーLV2」。あまり前進しないケルベロス装備時の、唯一の突進系。リーチがあります。出しやすく使い勝手もいいので、どうせなら強化して更に使いやすくしたいところ。
 「ウインドミル」は、前方には強いのですがリーチが乏しく、出している間は左右・背後が無防備なのが痛いところ。高い買い物ではないのですが、あまり使う機会はない気がします。
 なお、私の場合、これが最も使わない武器になっています。コンボ1は囲まれた時なんかにも強くていいのですが、いかんせん倒すのに時間がかかります。コンボ2が出しにくいのも要因かもしれません。そのため解説もこれっぽっち……。ごめんねわんちゃん。

 アグニ&ルドラ。
 お金を貯めてから「ジェットストリーム」のLV2とLV3を買うのがイチオシです。なにせ強いので。スティンガーと同じ出しかたで出せる突進系の技で、移動速度はスティンガーほど速くありません。そのかわり、テケテケと走りながら勝手に敵を追いかけて攻撃してくれるのです。しかも、攻撃途中に敵が死ぬと、近くにいたのを続けて自動的に追いかけます。
 それからもしアグニをこれからも使う気なら、「エアハイク」。使わないなら、高額ですしリベリオンのほうにもありますから、買わなくてもいいでしょう。
 「ワールウインド」はハイタイムと同じ浮かせ技。アグニを主要武器にしたいなら、買っておくといいでしょう。ですが、浮かせてコンボというのは初心者にはあまり狙ってできない戦い方かもしれません。武闘神像の破壊には、その時だけスタイルを「ソードマスター」にして技を増やすという手があるので、主要武器にしないなら、買わなくてもいいかと思います。


【銃の特徴】

 スタイルの話……といきたいところですが、初心者に対して「いろいろ使ってみたら」とは言いません。デビルアームズだけでも動きがいくらか違うのに、そこに更に技を増やしたり動き方を増やしたりしても、混乱するだけです。特に「ソードマスター」なんてものは、中級者より少し上くらいでないと使う意味がないものと思ってください。初心者では、使えば使っただけ混乱します
 できるだけ効率良く進んで、早くクリアしたいなら、「ガンスリンガー」のままで最後まで行くのが貴方のためです。というわけで、ガンスリンガー時の銃の取り扱いについて。使える様々な技については別項で語るとして、ここではメインの使い方のみを。

 E&I。
 ダメージ源というより、牽制です。基本的には□連打のみで使ってください。一応溜め撃ち(□押していてしばらくしたら放す)とかいろいろありますが、進むためだけならば、忘れていいと思います。E&Iは□ボタン連打でいいのです
 ガンスリンガーのレベルが上がれば、威力が上がります。

 ショットガン。
 普通に撃つと、撃った後の隙が大きくて連射はききません。敵をひきつければダメージが上がり(複数の弾が一匹に命中するため)ますが、そんなくらいならデビルアームズで斬ったほうが強いのも事実。
 しかし、○ボタンで出せる「ファイアワークス」は便利技。雑魚に囲まれた時などにバシバシ出せば効果的です。
 ガンスリンガーのレベルが上がれば弾数が増え、威力が上がります。また、LV3になるとR1+前+○という突進技が出てくるので、これはちょっと面白いかもしれません。スティンガーのショットガンver.です。こういう突進技のないデビルアームズと一緒に装備し、突進したい時に使っていくのは効果的です。

 アルテミス。
 ようやく解説します。これは、逃げながら攻撃する専用です。□でも○でも、溜め撃ちが基本です。溜めながら逃げ回って、溜まったらボタンを放して発射です。
 □ボタンは、複数の敵をロックオンして攻撃します。
 ○ボタンは、一匹の敵に重複ロックオンして何発も撃ち込みます。
 どちらも追尾能力があります。
 慣れた人であれば、溜めながら△で攻撃して、溜まったら発射、弾が当たっているところに更に△で追い討ちといったカッコいい戦い方もできますが、初心者はカッコ悪く逃げ回りながら溜め(走るもよし、ジャンプもよし)、発射しましょう。
 カッコ悪くても時間はかかっても、雑魚戦ならば、あまりダメージを受けないで突破できます。今後出てくる強めの雑魚がなかなか倒せないなら、アルテミスの逃げ撃ちで突破しましょう。……スーパーダンテを使うのであれば、忘れてもいい武器ですけどね……。
 ガンスリンガーのレベルが上がると、ロックオンできる数が増え、ますます頼りになります。