烏の足跡



2014年11月1日(土)

 「エクスペンダブルズ3」見てきました。
 やー、痛快だった!
 というわけでネタバレ全開で行くので伏せ字。
 毎度書きますが、スマホで見ていると普通に見えてしまうこともあるのでご注意を。
 
 
 
  冒頭から、バーニーママはヘリの操縦の見事なところを見せてくれました。で、クリスマス、ガンナー、トールが銃撃し、シーザーは一足先に次の目的地に潜入中。
 受刑者の護送列車からドク(スナイプス)を助けだすなり、ミンズという名の武器商人をとっちめに行くのですが、ガンナーが名スナイパーぶりを見せてくれれば、ドクは身軽さと頭のきれるところ、ナイフでの暗殺で魅せてくれます。
 しかし、ミンズという男がかつてのメンバーであり、殺したはずの裏切り者ストーンバンクスだとわかった途端、バーニーママはかっとなって狙撃ではなく怒声を張り上げ、ここまでうまくいってた作戦を台無しに。
 つまりはシーザーが撃たれちゃったのママのせいじゃん……。

 今作は、自分の手の内を知っている相手が敵で、生きて帰れるかどうか今まで以上に微妙だから、数年来の仲間を連れて行きたくなくて、クリスマスらをリストラし、若者を雇うわけです。
 でも、使い捨てにできる相手を雇ったはずなのに、見捨てられなくなる、それがバーニーママ。
 もちろんクライマックスは、新旧メンバーで大暴れですよ。
 ていうか最後の最後に敵ボスがトラックで突っ込むのはあれか、マッドマックスへのオマージュか。メルだし。で、最後の最後に殴りあうあたりに論理的な冷たいツッコミかます人はエクスペ見なくてもいい人です。そこはツッコミつつ「こうじゃなきゃ」って思うところです。
 でもあれだな、前作のヴァンダムとの決戦みたいな、格闘の専門家っぽいところはないからな。

 印象的なシーンもあちこちありました。
 リストラされた旧メンバーたちの傷心な姿。かぶせて流れる曲(「Ticking Bomb」)も妙にはまってました。(ちなみにアーティストはAloe Blacc。「Lift Your Spirit」に収録されてる)
 しゃべりまくるガルゴと、うるさそうにしながらもちゃんと聞いてたママ。で、悲しい過去が分かれば静かになるかと思ったら、それでもしゃべるガルゴ(笑
 ガルゴの台詞といえば、ママから「片道切符だぞ」と言われた後、「たとえ片道でも、道がないよりいい」というのはぐっときましたね。コメディな役柄なんだけど、自分の力を活かす道がどこにもないつらさみたいなのは、なんとなく分かる不思議。でも、雇われないの、そのおしゃべりのせいだからね?
 ハリソン演じるドラマーの、超絶ヘリ操縦もカッコ良かった!

 なんだろうな……こっちはごくごく単純に、絵面として、「ガンナーの狙撃シーンもっかい見たい!」「ガルゴのあの身のこなしもっかい見たい!!」「ドラマーとヘリもっかい見たい!!」「トレンチさんその武器ひょっとしてEX2の冒頭でシーザーに借りたヤツじゃあ……ってあたり確かめたい!!」「クリスマスと敵幹部の格闘もっかい見たい!」てなるんですよね。
 ていうか、見てきたその日に、レイトでもっかい見に行こうかなんて考える映画はいつ以来だろう……。
 まあつまり、そんだけアクションおやじたちがかっこよく、ケラン・ラッツ演じるスマイリーもナイスな見せ場があり、紅一点のルナも格闘がすごい素敵で、ソーンやってるグレン・パウエル……え? バットマン・ライジズに出てた?? あの若い警官は違うし……無名のちょい役?? 調べてみたら、証券取引所で「金は盗めない」って言った人?? ちょい役すぎるだろぉぃ。

 ともあれ、ここ数収監……シュウカンって打って変換した第一候補がこれってどういう……? 数週間内に見た映画の中では一番気に入りました。
 ラストに若手たちが歌う「Old Man」と、それ聞いて呆れつつも笑ってるママも良い。
 そしてパンフは必見。ドラキュラのも買ったけど、ほぼ同じ値段で、内容は5倍くらい充実してる。これで740円は安すぎるくらいに。2のも欲しいけど、あまぞんには売ってないなぁ。



2014年11月2日(日)

 POIやHannibal、Almost Humanが好きならきっとこれも気に入るのでは、とオススメしてもらった「グリム」。借りてきてみました。
 グリム童話(や世界各地のモンスター物語)が実は本当の出来事をもとにしたもので、主人公ニックの一族(グリムと呼ばれる)は、人間の姿をしているモンスターを見抜く能力がある、そしてそれらと戦ってきた、という設定。
 で、ニックは刑事。刑事としての相棒がハンクで、恋人が獣医のジュリエット。
 1話め見たときは普通すぎて微妙かなと思いましたが、2話めで、モンスターが必ずしも敵ではないと分かってから俄然面白くなりました。

 1話めで知り合った狼男・モンローもレギュラーになるんですね。表の刑事としての相棒がハンクなら、モンスターについての相棒はモンロー。
 それから、ウー巡査部長という制服警官もレギュラーのようでほぼ毎回出てきて、目立ちはしないけどいい仕事してます。
 ニックの上司であるレナード警部が謎。モンスターたちに対して命令したりできる権威があるからには、彼は上位モンスターみたいなものなのか? と思いつつ見ていたら、ある回で「殿下」と呼ばれてました。皮肉でなく事実なら、皇太子とか、なんかそんな身分ですよね。なんにせよモンスター側なのですが、自分の管区で買ってはさせないとか、グリムであるニックのことも敵対視しつつ監視してるってだけじゃないっぽく。
 ニックに警告しようとした、グリムの味方するモンスターもいるみたいだし、そういうのを小出しにしながら、1話ごとに完結するのでテンポ良く見られます。

 いろいろオイシイとこありますけど、私としては有能長身イケメン謎の男な警部が見ていて無条件に楽しいのと(ぉぃ)、彼の正体が気になるのと、ニックとモンローのやりとりが毎度面白くて、こりゃシーズン1は完走できそうです。モンローは最初の10話くらいはちょっとしか出てこないけど、それ過ぎたあたりから、けっこう目立つ回も出てきますね。
 グリムに対するモンスターたちの態度とか、モンスター同士の関係も見ていて面白い要素です。
 種族ごとに性格とか上下関係みたいなのもあるっぽく。基本的にはキンニク系の捕食者である狼と、虐げられる側の豚とか(ドラマではその豚さんが逆襲してたけど)、基本的に弱く卑屈な(ともすると姑息な)鼠系とか。ビーバーは、出てきたのがころころしたおじさんとか子供ばかりのせいかもしれませんが、おとなしくて臆病者で小心者っぽい(笑
 それに応じて、犯罪者になりやすいタイプ、詐欺師タイプ、温厚に生活してるタイプなどいろいろいるみたい。
 その中で、時計技師やりながら飄々と暮らしてる狼のモンローって相当な変わり者? 彼は狼なので、ちょっとすごめば鼠とかは簡単にびびっちゃうんだけど、つい頭に血が昇りそうなシチュに置かれてもガオーとはならないあたり、どんだけ温厚なんだ。
 警察やってるモンスターもいるし、どんだけ紛れ込んでるんだ。というか、人間と大差なく存在してる別の知的性命ってところか。

 穴はあちこちありますけど気にしない方向性で。
 まあ、私の場合、警部もカッコ良いわ〜とか言って見てられるので! どことなくノーブルな雰囲気の役柄、俳優さんですねぇ。ちょっと調べてみたところ、映画ではなくドラマメインの俳優さんで、イスラエル出身。そう言われてみるとエキゾチックな顔立ちにそんな感じが。デカいなーと思ってたら193cmですって。
 刑事ものの"上司"っていうと、デスクの向こうに座ってるとかのイメージですけど、レナード警部はニック・ハンクと一緒に歩いてるシーンがちょこちょこあって、けっこう新鮮。しょせんは"警部"だからかな?
 あともっとモンロー出ていいんですよ? でもあんまり危ないことしないでね? それからニックはもう少しモンローに報いてあげようよ。ニックの捜査のために使った300$「貸しといて★」って言われても怒らないモンローの心の広さが超人級。ちなみに返すシーンはありません。後でちゃんと返したと信じよう……。
 基本的にお願いごとばかりのニックですが、モンローのピンチには体張って助けようとしてくれました。良かったネ。
 そして見ているとウー巡査部長の有能さが恐ろしくなります。彼に頼めばなんだって手早く的確にやってくれる(笑)。それから、検視官のハーバーさんだっけ? ころっとした体型のおばちゃんも貫禄あって好きです。

 とか思いながら見てたら、……帽子で目元が見えないのだけど、なんか口元、歯並びに見覚えのある女優さんが出てきました。
 POIのルートたんだ!! 蜘蛛女の回ですね。小泉八雲の話、まあ彼はイギリス人ですけど、一応日本の物語。
 これはちょっと切ない回でした。生きていくために食べないといけない、というモンスター。殺したくなくても殺すしかない。しかも親がモンスターだからその子も同じ。今はまだ人を食べなくても平気でも、13〜15歳くらいになると、食べないことには生きていけなくなるみたい。
 食べるために殺してるのは人間も同じなわけで、単純に善悪を語れない話です。

 なお、舞台となってるポートランドってどこ? というレベルの地理知識な私。
 えーっと、アメリカ北西部、かなりカナダに近い左上の端っこへんでした。太平洋岸北西部では、シアトル、バンクーバーに次いで人口の多い大都市だそうですが、ニューヨークとかほど都会都会してない感。田舎じゃないけど、アメリカで一番住みたい都市に上げられるそうで、オーガニックでエコノミックな都市、って感じ??
 でもドラマの中でストリートチルドレンの出てくる回があって(モチーフはヘンゼルとグレーテル)、食べるものにも事欠き、雨の中膝抱えて軒下で眠るような光景もありました。
 ネットで調べてみると、たしかに住み心地の良さそうな町ですね。



2014年11月4日(火)

 11/3はドルフ・ラングレン氏の誕生日でした。
 だからというわけで「ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション」見てました。あとグリムね!
 ちなみにグリム、面白いんですけど、「それもっと短くていいから!!」と思うことが多いので、シーズン2は旧作に落ちるまで見ないと思います。ほら、犯人宅で、誰かいるかと警戒しながら奥へ行くとかさ、そういうのが長いんですよ。森で犯人と被害者のおいかけっことかね。
 話は面白いし、ロザリーという……狐?っぽい種族の女性とモンローがなんだかいい感じだったり、レナード警部の抱えている揉め事っぽいのが出てきたり、楽しみではあるのですが、1.5倍速にしているときの出てきた私。

 ユニソルは……リジェネ見るのは初めてです。てか無印の記憶はカケラもなく(見たはずなんだけど)リターンズはびみょーだった記憶しかなく、リジェネはもういいかなという感じだったので。
 しかし、リターンズは続編として作りながら設定全然無視だったけど、リジェネがむしろ正当な続編ぽい、と聞いたので。
 感想? えー……誘拐シーンの車の中で延々叫びつつゲル女の子がうるさくて、犯人たちに「やかましくないの? 腹立たないの? そいつ殴って黙らせないの?」と思ったとか?
 相変わらずヴァン・ダムの足技は美しく、ドルフの蹴りもやはり空手有段者ならではの軸のあるきれいな蹴りで、二人の対決はとても楽しめました。てかすげー短かったけどな!
 ていうかバーン大尉だっけ? NPC的な兵士が、がんばって潜入し、人質探し、誘導して脱出って部分にかなり時間とってて、「がんばれー」とは思うもののぶっちゃけ、私が見たいのはおっさんたちなわけでね?
 スコット・アドキンスも新型ユニソル役でなかなかカッコ良かったです。
 ちなみに作中で、冷凍冬眠から目覚めたばかりのアンドリュー(ドルフ)に、博士が「誕生日おめでとう」て言うシーンがあったのが一番の驚きでした。
 ドルフの誕生日に、奇しくも、そんな台詞のある映画を見ていたとは!

 というわけなので、ヴァン・ダム、ドルフ、アドキンスが出てるエクスペ2をもっかい見ようっと。



2014年11月5日(水)

 グリムs1見終わりました。
 ニックとモンローの関係がメインのツボでしたね。
 べつに弱み握られているわけでもないし、心服してるとか素直だとかそういうのでもないのに、なんのかんのでニックに付き合ってあげてるモンローとの距離感が不思議。ていうかホントいい奴。
 サブキャラたちもいい味出してます。レナード警部とかハンクといったレギュラーももちろんですが、アイスビーバーのバドが可愛いおっちゃんでなごむ〜とか。
 で、ものすごい中途半端なところで終わる最終回 orz
 えー……これはさすがに、s2で一段落つくところまでは見たくなるじゃないかー……。

 で、半年ぶりくらいに「ラストスタンド」も再見。よく覗いてる映画レビューブログの管理人さんの感想を見て、もっかい見てみたい!となったのです。……ま、どう見たっておじいちゃんに片足突っ込んでるシュワがそれでも素敵だということには変わりないんですが。
 え? シュワちゃんの強烈なオーストラリア訛りとか別に気にしませんよ? それ彼のチャームポイントだから。ていうか声なら哲章ボイスという選択肢もありますね。演技が下手だとも言われますけど、そんなこと気にしたことないし。ていうかこの映画では、若い保安官が撃たれたあとの車内で、台詞なし、表情だけで見せるシーン、好きなんですよね。なんてこったっていう悲しみや心配と、そこに次第に怒りが混じってくるの、よく出てると思うのですが。
 しかし今のおっちゃんなシュワに哲章ボイスだと、ちょっとタフすぎて合わない感もありますね。オリジナルの声はもっとソフトになっちゃってるから。
 吹き替えは、敵ボスの右腕トマス役がほーちゅーさん。そしてそのボス役が桐本琢也さんで、声質すげー似ててまぎらわしい(笑)。捜査主任役は立木さんで、個人的にはウハウハな人ばかりです。

 ラストスタンドにおけるシュワちゃんの魅力と言えば、やっぱり、精神的な意味でも頼りになるいい年した男、って部分かと思います。
 田舎で育って都会に憧れる若者に、そういう気持ちは一時的なものだ的なことは言うのですが、いろいろ経験した後の価値観を、経験する前の"自分"、ましてや他人に言ったって通じるわけがない。それに、経験しなれば分からないこともある。だから、心配はするけれど、送り出してやる懐の深さがたまらんですね。このシーンでレイ保安官が頼もしい父親像と重なり、好きになってしまいます。
 怪しい奴にさっと目をつける鋭さ、巨大な銃を片手でやすやすと撃つパワフルさも、しっかり序盤から描かれている一方で、老眼鏡かけてたりと、老いも表現。
 で、冒頭でなにげなーく出てきて、どうってこともなさげだった町長のスポーツカーが、終盤ちゃっかり必要不可欠になるあたりも、わざとらしくもないし。このあたりの見せ方、無理もないしけっこう上手いんじゃ?
 骨子となっているのが、血みどろのアクションではなくシュワちゃんの表現する父親的な面もあるヒーロー像であるとしたら、全体的にゴア表現が多いのが残念です。もっと抑えめにしたって十分面白いと思うんだけどな。
 あと、トウモロコシさんごめんなさい(笑
 それから、「見逃してくれたら500万$」って言われたら、私ならそっと脇に退きます(ぉぃ)。5オクエンですよ5オクエン(○□○!! でもまあ、本当にくれるのか、後で殺されないかって心配は残りますけどネ。

 で、英語ネイティブでなくて損だなぁと思うのが、冒頭と結末での「fire zone」なのですよ。
 fire zoneには二通りの意味があるそうで、冒頭で市長に言ってるのは、「防火区域に停めてますよ」ってこと。そして結末で言ってるのは、「これからは発火危険区域=銃撃地帯に車止めないように」ってことだとか。
 同じfire zoneという言葉を使ってる味ってものが、和訳するとなくなっちゃうわけで。
 ちなみに吹き替えだと、「消火栓の前ですよ」「違法駐車は高くつくもんです」になってます。これだって十分に面白いオチですけど、オリジナルの言い回しを知ってると、やっぱしちょっと残念です。

 最後に、タイトルの「ラストスタンド」、「最後の砦」。
 これは小さな町と、そこにいるたった四人の保安官が最後の砦だってこと以上に、ラストシーンで橋に立ちはだかるレイ保安官、シュワちゃん一人のこともさしてますよね?
 最後の砦の、その更に最後の砦。最後の最後に最強の、でも今はいい年した砦が待ち構えてる、という。
 やっぱなんのかんのでシュワルツェネッガーは大好きで、次は「サボタージュ」が楽しみです。軍隊版の"そして誰もいなくなった"。
 あと、エクスペ3はもっかいくらいは劇場に見に行かないとなー。



2014年11月8日(土)

 グリム結局s2序盤も借りてきました。
 もちろんいろいろあるのですが、ともあれ、モンローとロザリーのほのぼのカップルぶりが超可愛いので満足です。ピクニックデートしたり、ディナーにご招待して時計とか音楽の話で盛り上がったり。良かったねモンロー。なにせニックったら、「え? そんなネタで一人で盛り上がられても困る……」という半笑い顔になるからねっ。
 そしてs1で出てきたモンローの元カノ狼・アンジェリーナの乱入でドキハラ。
 モンローとハンクの会話もウケました。変身を見せてくれとねだって、見たらびびったくせに「もう一回できるか?」って、怖いもの見たさかよ!!
 で、過激で超★肉食系のアンジェリーナですが、美人だし、モンローがロザリーに「危険な目に遭う中には君も含まれるんだ」と言ったときのちょっと悲しげな顔。めちゃくちゃ強気な彼女だけど、そういう弱さがあるから可愛いのです。つまりものすげーツンデレ狼ちゃん。
 それにラストがもう……あぅぅぅぅΩ△Ω 彼女もモンローのことホントに好きだったんだねぇ。
 ニック、ハンク、アンジェリーナ、ロザリー、みんなでモンロー(と結果的にはニック)を助ける、いい話でした。

 その後またAlmost Human見てました。
 惜しいなぁ。ドリアンの中に仕込まれてた記憶の謎とか知りたかったし、ジョンとドリアンのコンビをもっと見たかったなー。見タカッタナー。ナー。
 それに、最終話でポールがホームレスの少年に見せた優しさがね。ジョンとドリアンには突っ掛かったりとウザい男感満載で、警察署内ではあんまり人気のない刑事なんだろうと思いますけど、こういう優しいところがあるとしたら、彼の内面が分かるエピソードを見たかったなー。見タカッタナー。ナー。
 それにしても、気がつけばカール・アーバンの出てる映画、けっこうな割合で気に入ってる感。リディック2作にRED、スタトレ2作、LOTR、プリースト、AH。……DOOMは……ロック様も出てる(主演)だけどさ……まあさすがに。ジャッジ・ドレッド? スタローンのでなくて? うーむ、見てみようか。
 LOTRといえば、SEE版BD、二つの塔はマダカナー。
 ホビット2部のBDは後少しだなー。ナー。

 ちなみに今日は、POIs3のBOXと、うっかり欲しくなってしまったゴーストエージェントのBDも届いた日。
 さっそく、まだ見てなかったPOIs3、1・2話めを視聴。
 1話め、ううむ、やはり見せ方が上手いのか、一気に引き込まれます。
 で、イライアス……頬傷さんと一緒に御飯って、すげー微笑ましい光景なんだけど(笑)。この主従の間にあるものも不思議ですねぇ。で、彼はカーターの手引で監獄から出たっぽい? そしてすげーちゃっかりしとる!!(笑
 相変わらず(主に)リースからいじめられる係のファスコ。貧乏くじが基本ですけど、経験ないのに爆弾解除って! 惚れ直してまうやん!!
 そしてショウちゃんのステーキの食い方がワイルドすぎ。
 2話め。序盤から出てくる見たことある顔……ヴィジランスのコリアーじゃーん。ここでいきなりプライバシー侵害の問題を出して、真っ向からぶつけてますね。
 で、ラスキーくん。HRに入ってカーターの監視役になってるわりに、死体見て吐いちゃうとか、ド新人。だからかえって疑われないと思われたんですかねぇ。しかしこんな新人くんが、友達殺されたりその死体埋めさせられたりしたら、そりゃショックですわな。
 1話めの対象者がなんとしてでも助けたいタイプであるのに対して、こっちは「ほっときゃいんじゃね? ていうかむしろほっとこうぜ?」タイプ。フィンチを殴るなんて!! ていうかフィンチですよ!? リースなら殴られてもいいけど!!(ぉぃ

 そういや、10話めあたりを最後にイライアスも出てこなくなるし、s2ではちらほらしてたレオンはさっぱり姿を見せないし。
 s4がもうスタートしてますけど、どうなってるのかなぁ。



2014年11月9日(日)

 POIs3お気に入り回再見中。
 レディー・キラー(女たらしに見えて好青年)と、警戒(遺産管理局員のお兄ちゃんとハッカーの弟)、ラスト・コール(911オペレーター)、ゆがんだ忠誠心(建設請負業の彼女と通訳の彼氏)、暴露(同窓会ピソード)。
 「忠誠心」はファスコとショウがちょっといい雰囲気。といっても恋愛絡みじゃなくて、たまに一緒に仕事する相棒として。なんの屈託もない恋人同士が出てきてハッピーエンドになるし、ファスコが消防車に乗れて喜んでるし、全体的に微笑ましい回。
 POIには時々、明らかにコメディ回みたいなのがありますよね。と言っても終始コメディというわけではなく、事件そのものにはシリアスなのですが。
 「暴露」はリースとショウが同窓会に入り込んで対象者を監視する回。女たらしの身分に成り代わったせいでビンタ3発もらうリースくん。ショウが対象者にちょっと惹かれてるらしいのも見逃せません。でも下アイライン濃すぎだろマシュー(対象者)。睫毛長いし。他、ホテルで荷物ほどくリースとショウがバッグの中からほぼ武器しか出てこないとか。フィンチ好みの高級ホテルですっかりリラックスしてるファスコとか。

 で、POI見ながら時を待ち、モンハンのマルチへGO。
 予定では三人狩りでしたが、なんとも嬉しいことにもう一人来てくれた!!
 四人だと半端ないこのはかどり感。
 一気にG2キークエ消化し、G3キークエ消化し、はいマジオスさーん。
 まあ私も素材欲しいわけですけど、Gアカムやるため&キリン亜種ギルクエやるためには、G突破、G3許可が必要なので一挙両得。
 で、7時間ほどがっっっつり遊んだので、私は今からまたPOIです(笑

 NGシーン……ロッカーにスーツの裾挟まれて動けなくなるリースとか、ヘルメット前後逆にかぶろうとするルートとか、けっこう笑える(笑)。台詞トチってやりなおすのはもう今更すぎてウケませんけどね。



2014年11月10日(月)

 エクスペ2……また見てる。前回は字幕だったので今日は吹き替え。
 スタローンのささきいにおさんも、ガンナーの大塚明夫さんも、ヤンの池田秀一さんも、トレンチの玄田哲章さんも、皆、「この俳優さんの吹き替えならこの人だろ!」っていう定番声なわけで、見ていてやはり安心できるのです。
 ヴァンダムも大塚さんやること多いんだっけ? でもEX2では安定の山寺宏一さん。やー、豪華。
 そういやEX3の最大の不満はあれです、ヤンが銃しか撃たないこと。だったらリンフェイ出す意味ないじゃん!!!!な。たとえEX2のフライパンアクションだろうと、リンチェイが体使うかどうかは大事な問題。
 あと、私別にガンヤン信者じゃありませんけど、トムジェリと公式にまで言われているガンナーとヤンが一緒に戦うところはもっと見たいなぁ。EX2の冒頭がだから大好きです。
 でもガンナーがあほのこになりすぎてるのも、EX2の残念なところ。いや、爆弾失敗とか可愛いんですけど、マギーに粉かけて相手にもされないとかさ。まあでもそれは、突撃時に助けてあげてるんでチャラかな。別にマギーが応えなくてもいいんだ。そんなことに関係なく助けるのが格好いいんだから。

 ビリーいつ回収したんだよとか(冒頭)、まあ、ツッコミたいところもたくさんありますよね。なにより、地図が悪党の手に渡したくない、というだけの目的なら、金庫開ける必要もなく、破壊すれば良かったわけでね。ま、CIAだから裏目的絶対あるだろうけど。
 ああビリー……死亡フラグどんだけ立てたら気が済むんだ……orz
 敬語で喋るし素直だしそのうえ強いし(まあ拳銃の早撃ちと同じ速度で狙撃は物理的に無理だと思うけど)、EX3のスマイリーたちとは違った魅力。なんかこれ、兄貴(役者として)のほうだったら生き残ってた気がするよ。そしたら彼女への手紙朗読されるなんていう羞恥プレイも受けずに済んだよ。
 ヘンリー(アドキンス)の右腕っぷりも格好いいなー。で、冷酷極まりその男が、ボスの無茶ぶりには「え゛?」と思ってもすぐ了解するあたりに、ヴィラン(ヴァンダム)の恐ろしさが上手く出てると思うのですよ。
 で、教会でのクリスマスの戦闘と、飛行機での突撃は何度見ても好き。
 あと、どのシリーズでも全力疾走時のバーニーママが可愛すぎる件。あの走り方がたまらん。

 その後、パシリム。
 この映画はテーマ曲が一発で頭に染み付いた、私にとっては珍しい映画。音楽の素養がカケラもないため、こういうことは珍しいのです。で、テーマ曲がかかると、ガッとテンション上がるわけで。
 そして繰り返し見ているうちに、マコちゃん可愛いになってきました。ローリーかと思って笑顔でドア開けちゃうとことかすごい可愛い。ちなみに吹き替えだと本人声ではなく、なおのこと可愛さUP。
 この映画はローリーとマコの関係が好きです。お互いに惹かれてはいるんだろうけどまだささやかで、本人らもどことなく自覚してないっぽいというか。「マコに謝れ」と言ってチャックと喧嘩になるシーンも好き。そういうこと言ってもカッコつけや気取り屋に見えないあたりが希少です。で、最後におでここつんがさわやかすぎて目眩が。
 欲を言えば、息子を亡くしたハークの描写を、もう少しでいいから入れて欲しかったかな。

 で、新スタトレ1作めへ。
 今回は監督たちのボイスコメントの入ったほうを見ました。
 思わず「あっ!!」と言ったのは、グリムのウー巡査部長やってる人がいたから! 試験中の、一瞬のちょい役でしたけどね!
 で、オーディオコメンタリーは、参加人数が多いと話が次々入れ替わって、「ちょ、さっきの話は!?」になるのが難。あと、確実に離したがりの人がいて説明の邪魔になってる。
 そんなくだらない自分らのジョークはどうでもいいから、俳優のこととか撮影のこととか裏話とか、見てる人が知りたいことしゃべってよ!!と思うこともしばしば。
 スタトレ1のOCは……正直言って微妙。「どうでもいいことだけど」と言いながら本当にどうでもいい話で、はるかに肝心ではないかと思える「ここでカークは……」という言葉遮るとか、腹立たしい以外の何物でもないわけでね? 収録してる自分らの状態とか(上着脱いだとかなんとか)本気でどうでもいいし。でも、半分以下の、知って面白い話のために我慢して他も見るのです。「これならOC消して本編見たい」と思いつつも。

 あと、さすがに喋りのプロなわけでもないし、何度もリハーサルして収録するような作品でもないせいか、聞いててイラっとくる「えー、あー」の頻発とか、「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待って、あ、あ、あ、あの、あれが」みたいな状態ね。否応なくそうなる人の吃音は取り沙汰しないけど、単に素人が無理してしゃべり収録しようとしたときのそれは、内容の伝達を阻害する要因の一つではないかと。

 で、2作目を続けて見ようとし、「こんな内容だったらOCはもういいや、普通に映画楽しもう」と思って見始めて、メニューの段階で、あれ、なんかやけにぼんやりした画面だな……と思ったわたくし。
 いざ再生してもやっぱり、「え? なにこれ?」ってなり。
 はっとしました。
 そしてやっぱりそうでした。
 DVD入れてた……!!
 時々、DVDとBDと大して変わらないじゃないか、と言う人がいますが、そういう人はきっと、それなりの解像度のモニター使って、直接見比べたことがないだけに違いない。全っっっっ然違うから!! 同じ映画をDVDとBDで見比べると、DVDのほうはもう、「見苦しい」って言いたくなるくらいのレベルで画質悪かったりします。

 マーカス提督の娘・キャロルを演じた女優さん、他でも見たようなと思ったら、「推理作家ポー」のヒロインか! 「SEX AND THE CITY」のほうが有名なのかもしれないけど、私、こーゆーラブコメ見ないから。で、この女優さんて、ヘテロクロミアなんですね。へー! そうと知って見てやっと、たしかに左右で目の色違うと気付きました。ベネさん(カンバーバッチ)もそうらしいのですけど、彼のはよく見ても違い分かんなーい。それともカラコンとかで色合わせてるの??
 で、そのベネさん。……もうそろそろ、シャーロック見るべきかな? このかた最近ものすごくよく見かけるわけで、私としては馬……もとい、面長すぎて好みではないのですが、私が好きなドラマ系好きな人は、みんなシャーロックも見てるから。私にとっても面白い可能性が非常に高いことは間違いない。

 今回気になったのは、二人の提督がカークに「son」と呼びかけるところ。
 パイク提督のそれは、馬鹿な子ほど可愛い理論で、手のかかる息子のようにも思えるからだろうと思いますが、マーカス提督までそう呼ぶのは?
 ネイティブでないので文化としての違いが分からないのですが、単なる親しみを込めた呼びかけとして、特別な意味なんかなくても使うものなのかな? それとも、そう呼びかければ感情に訴えかけられるという計算?
 ゲーム「マスエフェクト3」でも、ラスト間際で主人公にそう呼びかけるシーンがあるのですが……。

 まあなんにせよ、繰り返し見ても面白い映画です。



2014年11月11日(火)

 グリム2−1やっと見れました。
 ニックのママ、モンローとロザリーにいきなり攻撃するし、さすが長年グリムやってるだけある。でもママはママ。ニック見て涙ぐんでたりしますね。でもすごい料理下手(笑)。トーストごとき焦がすなよママ。
 車内でモンローとロザリー、ママの三人きりってすごい気まずい空気。でも、ニックが二人を信頼してるし友人だってことは信じようとしはじめてるようで、見てる側としても一安心です。ロザリー、ママにハグするなんて勇気ある! さすがにびっくりしたようですけど、ちゃんと肩ぽんしてくれましたね。
 でもなんか裏がありそなママ……。
 そしてニック、証拠になる拳銃川に捨てるのいいけど、それ警察で登録してあるものなら、なくしたらまずいんちゃうか? そう簡単に「なくしました」で新しい銃もらえないよね??
 そしてママ、アダリンドのママに「母親同士話しあいましょう」と言っていたはずがあっさり戦闘になってうっかり殺しちゃうなんて。捜査が及ぶかもしれないから、という理由で「ここにはいられない」と出て行くママですが、それはなんというか自業自得。
 で、レナード警部。ジュリエットを目覚めさせるために(眠り姫を目覚めさせるのは王子様のキスなのです)必要な薬飲んで、なんで上半身裸になって身悶えるのか(汗)。サービスショットか?と本気で思いながら見てましたが、そうか、真っ赤になるの見せたかったというメタ的理由か。

 はて、そして珍しくコメディ映画、「俺たちフィギュアスケーター」。
 ものすごい馬鹿馬鹿しくて笑えるけどけっこうきっちり感動ポイントも押さえてくるのでオススメ、という話を聞いて見てみることに。レンタルしたかなにかの予告編に入ってたので知ってはいたのですよ、男同士のペア、という馬鹿ネタだって。
 さてさて……。
 って、本物のフィギュアだと思ったらダメなんですね? 冒頭の、たぶんこれはサラ・ブライトマンver.の「Time to say good-bye」かな。このBGMとともに滑るちびっこスケーターが可愛くてほっこりしてたら、現在、いきなり孔雀のギャロップとかワケ分かんねーよ!!(笑) 滑ったあとに鳩出すとかワケ分かんねーよ!! それで「さすがですねぇ」とかもっとワケ分かんねーよ!!
 だからってフィギュアを馬鹿にしてるとかいう感じはしないですね。ここまで馬鹿やられれば、そういう陰湿な笑いは感じません。
 犬猿の仲の二人が仕方なくペアを組むことになり、喧嘩しながら絆を深めていく、という王道。ていうかどんな殺人技練習してんだよ!
 そこに、卑怯なライバルペアの健気な妹ちゃんが絡んでセーシュンストーリー。
 どこまでも王道に、途中から少しずつ互いを助けあうようになって、ライバルの妨害で仲違いしそうになり、最後の試合でパートナーの片方が怪我するとか、はてしなく王道。
 もう一回見ようとは思いませんが、楽しめました。

 さて、いよいよシャーロック。
 いきなり「傘を取りに戻ったきり消えた男・ジェームズ=フィリモア」とか、原作知ってるだけでハート掴まれる小ネタ。
 ハドスンさんにいきなりゲイカップルと決めつけられるとかナニ。そして中盤に入ったカフェでもまた間違われる(笑
 で、いきなりThe game is afootの名台詞。ホームズ好きとしては嬉しい原作ネタちらしですが、この調子で盛ってたらシーズン進んだらネタ切れになるんとちゃうか……?
 評判通り、面白いですね!
 でも、いきなりのダメ出しで申し訳ないけれど、1話のシナリオは、私としては赤点。「どこにいても目立たず、警戒されずに知らない人を乗せられる」って、なんで"タクシー"が呼び出しの場所に来たのを見てまで分からないわけ? 私てっきり、あのカフェで、ワトソンは分からないまま追いかけて乗客を怪しむんだけど、ホームズは「なに言ってる」とか言って運転手捕まえるとばかり思いながら見てましたよ!? もしなにかあるとしたら、そこからなにかどんでん返しがあるんだろうと。
 タクシーを見ていないならともかく、見てまで分からないなんてのは、ホームズじゃない。そういう、あまりにも分かりやすすぎる推理を、よりにもよってホームズがしそこねるのは勘弁してください。ていうか誰かツッコまなんだんかい脚本の違和感に。
 とりあえず2話分借りてきて、面白かったので続けて見ます。ちょうど誕生月で旧作半額で借りられるし!!

 せっかくの半額ということで、「そういえばDOOMって、面白かった記憶はないけど、飽きて途中までしか見てないんだよな」と借りてきました。
 当時は続きが見たいと思わなかったのですが、今は映像作品ブームが自分の中に来てるので、あらためて見れば楽しめるかもと。
 ……あれ? 声優さん……ファスコの声の人いる……? やっぱそうだ! デューク役。キャラ的にもファスコと似たタイプなので、人物が画面に出ず喋られると、脳内にファスコの姿が浮かんでどうしようも。
 ちなみにフィンチ役の牛山茂さんもいます。
 で、やっぱり単調な映画。どこに怪物がいるか分からない、というホラー要素の緊張感はあるものの、逆に言えば、そればっかりなので。
 しかし終盤、この展開はちょっと予想GUY〜!? 飽きずに見ていればよかったなぁ。
 ていうかデューク……。あんたは助かって欲しかったよ。せっかくおねーさんといい感じになってたのに。でもまあこのテの話は、全員死亡すらありうるし、主人公とヒロインだけ生還というのがテッパンだしね。……そういえば「ピッチブラック」で複数助かるのは意外だったなぁ。
 そしてこの映像も予想GUY!! まんまFPSになるとは! まさにゲーム画面そのもの、ゲーム内にありそうなシチュ、ギミック。ゲームを映画化すると言ったって、普通この見せ方は予想しませんぜ。ゲームファンのハートをよく分かってます。しかし逆に言えば、FPS自体をやったことない人、好きでもなんでもない人にとっては、「は? なにこれ?」なんだろうなぁ。私なぞは「あるある!」の連発でした。
 ちなみにDOOMシリーズはプレイしたことありませんけどね★



2014年11月12日(水)

 まあなんですか、11日はですね、郵送状況確認したらホビット2配達中ということで、これはもう、見るまでネてはならんなと。
 ちなみに11日分のザレゴトは、10日の出来事です。毎度そんな感じですが。
 で、おなかすいたなぁ、コンビニへ行こうかなぁ(注:できればスーパーに行きたいが、昼間、晴れているとなると5分以上外にいたくない。そしてすげーいい天気だ orz)と思うんだけど、その間に配達来たらイヤだなぁと。

 と。
 いうわけで。
 今日はホビット2 SEE版!!
 先にチャプターリスト見て、どのあたりに追加シーンがあるのかチェックしてしまいます。
 ちなみに、1のときは本編から特典まで一気に12時間見てましたか、そんなことしてると明日(12日)の食事会に起きるのが大変になるので、今日は本編見たらとっとと寝ます。

 冒頭の酒場、会話が増えてますが、ガンダルフ、話が変わりすぎ(笑)。いかにも説明なシーンなので、これはカットしてあって正解かもしれませんねぇ。でもスラインの消息について触れようとすると、入れておくべき伏線か。
 ビヨルンさんちは、おお、先に家に入ってはいるものの、紹介は原作どおり「二人ずつ」だったのですな!? でも冒険の話はまるっと省略。
 闇の森の黒い川はちゃんとあったし。つーかボンブールいつの間にか置いてきて、蜘蛛が捕まえてくれたおかげで合流できたのかよ(笑
 そこから当分追加はなくて、統領の館で汚らしい食事シーン。
 それから、ドワーフが町に入ってからバルドの家に行くまで。町の人がバルドを助けてますね! さっきの食事シーンと合わせて、バルドが住民からの信頼を集めていることが出てます。で、その後に水面下。騒動が起きて人目を集めやすくなったために普通に移動するのやめたってことですかね。子供たちが合図出して走って行くシーンって、これもしかして、バルドのためにやってるの? それともやっぱり統領の手下たちも町民の中にいるってことか。
 で、次は予言とタペストリー。町民にまぎれたアルフリドが一瞬映ってます。で、その報告シーン。
 トーリンの演説には、民の熱狂カットがかなり増えました。そのうえアルフリドが、トーリンが本物のドワーフ王か保証はない、みたいなこと言いますね。で、ビルボが、自分が保証する、トーリンは約束を守る、と……げっ。これ完璧に、この後の諍いフラグ。原作どおりだとすると、財宝の分配は「知ったことか」になるわけで……っつーか最新トレイラーに「財宝は渡さん」がありましたな(汗
 そして、思わず「あっ!」と言ってしまったのは、フィーリたちがまず最初に、統領のところへキーリを連れて行ったこと! これ、某所にアップしたSSで、「普通そうしないか?」と思って書いた展開!! だって、恩をアダで返した形になってるバルドのところへ連れて行くというのが普通はおかしくて、常識的に考えたら、自分らの支援をしてくれる統領のところへ行くのが道理です。
 その後何故バルドの家に行ったのかの理由は違いましたけど(病気なんだ、と言ったら汚らわしいものみたいな追い払われた)、自分の読みがあたっていて超満足★
 次は、デイルを見下ろす高台に辿り着くまでの一コマ。
 ドルグルドゥアを前にしたラダガストとの会話もちょっぴり増えてますし、ガンダルフが探索してるシーンも追加。
 そしてなにより、スライン! ちゃんとここにいたのね。
 そして相変わらずガンダルフ物理だな!! ものすげー投げ飛ばしとる(笑)。最後は魔法で正気に戻してますけど基本物理。
 スラインは、トーリンもエレボールへ行くべきでない、と言います。
 トーリンたちやキーリのほうに追加はないのですが、そのままガンダルフ&スラインが追加。逃げるシーンもスラインと一緒。いいじーさんになってるわけですが、すっかり痩せてものすごい小さく見えるので、ガンダルフの腰にしがみついてるのが無性に可愛い罠。
 しかし劇場版では完全にカットされてたスライン。3でも劇場版で触れられることはないんでしょうね。

 追加シーンはこんな感じ。
 こまかいものには言及してませんけど。
 そういや「シャドウ・オブ・モルドール」というゲームが発売予定になっていますが、正直、システムが面倒くさそうでやる気になれません。
 主人公は、一度死んで、そのせいで殺されてもまた生き返るようになった人間の男で、亡霊(ケレブ……なんとかw 原作のコアなファンではないのでよく知りませんが、むかーしのエルフみたいです)の力を借りて戦うことに。
 で、敵はオークの軍団で、戦った相手と自分の関係(勝敗)によって、相手の軍団内での地位が変わるとか、こっちに再見したときの態度が変わるとか。
 亡霊の力を使って部下から情報を引き出して戦ったり、裏切らせたりとか……。
 要するにややこしいんですよ!!
 だからぶっちゃけ、指輪無双出してください

 で、シャーロックの続き。
 3話めはブルースパーティントン……と思わせておいて本筋はオリジナルの連続爆弾魔か。
 今更気付きましたけど、シャーロックのDVDって、数回の放送分をまとめて「1話」として1枚のディスクに収録してるんですね。それなら原作ネタちらしもまだまだ大丈夫かも。
 3話めは4回分くらい?? 長いけど飽きずに熱中してました。しかしモリアーティの声、「柔らかくて……」とおばーちゃん言ってましたけど、吹き替えの声優さんはちょっとなんつーか。

 で、シーズン2の1話め。「オタクな通訳」とか「まだらのブロンド女」とか、このあたりはネタでしか出てこないけど原作ネタとは言いがたい(笑
 本題は「ボヘミアの醜聞」。ハドスン夫人最高! ホームズとワトソンが彼女のことを大事に思ってるのも分かるし。彼女に手を出しちゃならんよね。
 死人満載の飛行機も、まさかあれが伏線だったとは!
 ちなみにパスワードは分かりました! やっふー♪
 なんで「I AM」がついてるのか考えたら、数字じゃなくてなにか英単語だろうとは予想できます。あとはアイリーンの遊び心。原作で「こんばんは、ホームズさん」と声をかけたあれ。「ロック」が後にくっついてるならシャーロックじゃないか? と思ってつづりを確認したら当てはまったので、きっとこれじゃないかと。
 これは、自分ごときにも解けたとしても、アイリーンらしい謎だし、ホームズが解けないとしても、まさか自分の名前だとは思わないものです。特にホームズは、自分の探偵能力には傲慢なほどの自信があってその能力は人に認められるべきだと思っていても、自分自身という人間についてはそれが人の関心を引くかどうかなんてまったく気にしないしね。
 これはかなり面白かった! 「あ〜v」の着信も活きてました。

 そしていよいよ、「バスカヴィルの犬」。
 あちこちにお馴染みの名前が出てくるし、ヘンリーが依頼人でモーティマー医師は彼がかかっている女性セラピスト、バリモアは執事じゃなくて軍事基地の少佐、というあたりのアレンジや知った名前の出具合は面白いのですが、話としては今一つかも。
 軍事施設と秘密裏に開発進行していた兵器、みたいなネタをわざわざ探偵物のドラマでやらんでもな。このあたりは頭使わないアクションもので見たいという個人的な希望。
 巨大な犬だのなんだのを本当に実験で作り出せる現代でやるには、扱いの難しいネタなんだな、という感想です。



2014年11月13日(木)

 シャーロックの続きとグリムの続き借りてきました。
 シャーロックはs3。
 シャーロックにハグするレストレードが可愛らしい★ この作品のレストレードはあまりシャーロックとぶつからないですね。嫌で仕方ないけど仕方なく、という描写があったのはs1の1話めくらい? そのあとは案外普通に頼ってますし、ちゃんと信じてるし。シャーロックも友達の一人にカウントしててほっこり。
 しかし復帰第一話めはどうも散漫な印象。いろんなものが断片的に交じり合いすぎていて、この話だけの本筋がぼやけてるというか。
 その中で、「シャーロックはどうやって生きていたか」推理には笑いました。いつの間にかできてた変な同好会の女の人のね(笑
 あと、ジョンがマジギレして怒るのは良かったな。他の放送作品ではあっさりと「生きてたなんて!」と喜んでますし、教えてもらえなかったことに対する不服もすぐ忘れてますけど、BBC版では怒りのほうを前面に出したんですね。でもそのほうが、この2年どれだけつらかったか、ショックから立ち直るのが大変だったかが分かって、感情移入できました。そーだよねワトソン、と。
 メアリーも素敵。このワトソンはころころ彼女変えてますが、やはり"メアリー"を出してきた以上は彼女が本命か。

 で、2話め……レストレード警部……(笑)。これはもうなにか大手柄立てさせて、埋め合わせしてあげないとダメっしょ。
 それにしても、こういう男にベストマン頼むって、いくら親友だからってそんな地雷置いてどうすんだワトソンくん。
 メアリーは頭いいし、なにより、理解ある女性でほんと良かった感。
 タイトルと、ショルトー少佐が出てくるあたりは「四つの署名」が元ネタですが、少佐はワトソンの知り合いか。メアリーはあくまでも話を聞いたことがあるだけとは、関係者が逆。
 おなか気にしてるマイク兄も可愛い。
 個々のエピソードは面白いものの、やっぱり、たまたま語った話がすべて一つのことを示していた、というのはご都合主義的すぎ。案外感動的なシャーロックのスピーチとか、s2までは比べると女性に少しは関心あるらしい様子とか、合言葉をきっかけに事件モードになるワトソンとか、見どころもたくさんあったのでいいですけど!
 タイトルは、日本語訳難しいのは分かりますがsignを「兆候」と訳すのはどうかと。そのまま「サイン」とカタカナにしとけば良かったのに。英語だとsignが署名と兆候、どちらの意味も持つからこそのタイトルなわけですが、日本語訳ではそれが活きてませんね。

 そしてs3最終話。……って、DVD1本にまとめて1エピソード入ってるのはいかん、いかんよ! つい「ちょっと2、3話……」のつもりでシリーズ通して見ることになるではないかねっ。まあでも、1エピソードぶっつづけて見て飽きないこと、1シーズン通して見てしまえること、面白ければこそ、ですね。
 で、3話めは、ベースの元ネタは「恐喝王」。しかしこの話、原作ではホームズが強盗で事件を解決しようとするので、話は面白くても内容的には今一つですよね。
 冒頭の泣きついてくる女性→アヘン窟(麻薬)のエピソードは「二つの顔」か。
 で、まさかのウィギンズくんですかい! なんやすげースレてるけど有能ですね!
 ホームズに彼女ができとる……まさかと思えば"入り込むための手段"までそのままかい! 原作屈指の不評パートなのにな、と思いきやーっ!?Σ○□○
 うーむ、どんでん返しの連続。それに、「現代の恐喝王」と、このホームズワールドをうまく使った"情報"の扱いはお見事。原作当時であれば手帳などが恐喝のための証拠になりますが、現代ならどうなるか? ハッキングされないため電子機器での保管はせず、物理的な媒体にしていると言っておいて。
 で、ラスト。そらそうですよねー。ホームズもので、ある程度登場人物を倣っているなら、"そこ"には"彼"しか入らない。
 くそ、まんまとs4楽しみにさせられた……っ。つーか気がつけば「シャーロック」DVDでreleaseされてる分全部見ちゃったことになるのか?

 ところでマーティン・フリーマン。ふとした仕草や動きがビルボとまったく同じなのが気になりました。ジョンとしての癖、ビルボとしての癖じゃなく、これはもう役者の癖。
 たぶん他の役者さんも、よく見ていればそうなんじゃないかと思いますが、彼の動きは芝居がかっていて目につくので、否応なく気づいてしまうんですよ。

 さてグリムはs2のvol.4・5。
 うむ、s2になってからのほうが見ていて退屈しないかも。
 vol.4のほうはどっちも早々に"真相"が読めてしまうのが難。このドラマに推理モノ的などんでん返しは期待してませんからまったく構いませんけど。
 むしろ薬の調合間違っちゃうモンローとか、早くロザリーちゃん帰ってきてとか、ハンクがすっかり相棒だなぁとか、でもハンクにはヴェッセンが見えないからニックが一般人をフルボッコにしているように見えるとか、レナード警部の変装らしきサングラス姿怪しすぎるとか、警部とジュリエットは今後どうなるんだとか、青っぽい毛並みの元刑事の女性かっこいいなとか、スペイン人のあのおばちゃん何者!?とか、vol.5、2話めの"ヴェッセン"が今まで見た中で一番キモいけどあれなんの動物がモデルなん?とか、ウーやっぱり有能!!とか、バド助かってよかったね!!とか。
 あとは、ヴェッセンの間で語られているグリム像、昔のグリムたちは恐ろしく無慈悲だったってあたりの設定、好きです。「平和的でおとなしいヴェッセンだから殲滅するのはラクだった」ってぉい。そら暴力苦手な種族はグリムだと聞いただけでビビりまくりますわな。

 s2のほうが面白いかなーと思うのですが、あえて言うなら、ジュリエットがですね、どーも魅力的には思えないのがこのドラマの難です。
 助けてあげたい・守ってあげたい・健気といった属性もないし、支えてもらいたい・甘えさせてほしい・ついていきたいといった属性もなし。なにこの変な子wみたいな要素もなし。
 むしろ自分勝手なシーンが目立って(リアル人物なら当たり前のことですが)、どうも感情移入して応援できないヒロイン。
 この後もニックの恋人として出すつもりなら、もう少し違う味付けしてもらえないかな? s4が確定しているはずですが、s2の後半の展開もまだ知らないし、ニックがグリムだってこと知って信じたら、少しは変わるのかな?



2014年11月17日(月)

 シャーロックを見た流れで、グラナダ版のホームズをまた最初から見ることにしました。好きなエピソードならさんざんご飯タイムのBGVとして眺めてますけどね。
 この半年ばかりの間、すっかり映像作品漬けなせいか、このホームズとワトソンのバディぶりがなんだか微笑ましくてなりません。
 ホームズとワトソンのバランスって、作品ごとに様々ですけど、この初代ワトソンは本当に感情豊かで可愛らしい(笑)。レンフィルム版(ロシア版。作製当時はソ連だけど)のワトソンは若いし天然ボケ型ですが、グラナダ初代は無邪気なおっさん。拗ねたり喜んだり、喜怒哀楽がはっきりしてます。
 ドイツ国王相手にも態度をまったく変えないホームズに対して、ワトソンは緊張し、礼儀正しく接しようとしてるのですが、彼が退出したあと、1000ポンド(当時の1ポンドは現代の2.4万円くらいらしい)のお金見て、すごい嬉しそうに目ぇ輝かせてるわけで。
 一方で、彼等は明らかに中上流階級で、とても庶民とは言えない暮らしぶり。こうして見てるとワトソンはすごい庶民ぽいですけど、たぶん、現代のサラリーマンとか雇われ医師とは全然違うはず。
 つーか目の前に2000万円ぽんと出されてあの程度の反応て。私だったら、高級レストランに食事に行こうぜ、なんて程度じゃ済まんですよ? しかもそれがホームズにとってはたった数日の働き。

 グラナダ版のワトソンは、ホームズの引き立て役でないところも好きです。
 頭の良さでは敵わないとしても、人間的魅力に溢れていますし、ホームズの従者じゃ決してないわけで。
 「踊る人形」の終盤で馬車に乗り込むとき、先に乗ったホームズにかばん投げ渡して乗るとことか、対等な友人であればこそでしょう。
 ああ……彼等の「緋色の研究」が見たかった……っ。

 ホームズものといえば、「エレメンタリー」ってドラマもありますね。
 しかし……ワトソンが女性で、しかも……うーん、女優さんには悪いけど、アジア系、しかも全然美人じゃない。かといって愛嬌があってどうのというようにも見えないし、ホームズの自堕落に女や酒を組み込んだりするのも、もうホームズという名を借りた別物でしかないなと。
 それくらいならRDJの型破り見てるほうが好きだよ。
 そういや私、テレビ見ないどころかアンテナつないでもないのですが、シャドウゲームが地上波だったんですか? で、ほもちっくなシーンがいろいろカットされてた、とか聞きましたが(笑
 しかしホームズ蘇生たせるシーンのカットは、友人は納得いかんと憤慨してました。
 まあ、やりすぎなのは否めませんが。
 3作目も作ってほしいけど、SGのラストで"あれ"出して、ホームズが生きてるらしいってことをワトソンが知っちゃったんじゃ、「空き家の冒険」的な再会はありえないしな。
 「シャーロック」の「俺に気づいて!!」なシャーロックは面白かったな(笑)。髭拭いた痕が赤いのとか、ベネさんようやる。



2014年11月19日(水)

 最近のマイブームお菓子。
 スタイルワンシリーズの「いかみりん揚」。安くてンまい。んまんま。

 ホームズ続き。
 「踊る人形」見るとどうしても、「アビー農園」見たくなるんですよねぇ。
 何故かと言えば、「人形」の犯人は自分の好きな女の幸せを考えず、自分の愛だけで彼女の幸福を壊した男。そして「農園」のほうは、惚れた女の幸福のために身を引こうとし、自分は罪に問われてもいいという自己犠牲の男。見事な好対象。そのうえヒロインも、タイプは違うけど素敵な人ですしね。
で、「海軍条約事件」を挟んだ「美しき自転車乗り」では、ワトソンの名台詞、「それは愛じゃなくて利己主義だ」が出てきます。好きだから傍に置いておきたい、というのも相手のためより自分のための欲求ゆえに。

 そしてここから「SHシャドウゲーム」へ。
 この話はヒロインが自立してて好きです。メアリもしっかり者だし、シムねぇもしっかり者。というかシムがすごい好みの女性だったりして。美人なだけでなく強いしね。

 グリムの続き。
 なんのかんのでs2も続けて見てます。今回はvol.6から。
 相変わらずモンローとロザリーはほのぼのカップル。
 ニックとジュリエット、レナードの三角関係はやっと呪い解除で終息。ニックたちはレナードの正体を知り、とりあえず協力関係に。でもレナードの望みは、嫡子の兄に代わって一族を支配することっぽいので、最終的には敵なんじゃないかなぁ。
 で、ハエ怪人(違)のせいでニックがパワーアップ!! なんだその展開(笑
 早いとこウー巡査部長にも正体知らせて、本当の仲間にしないものかなぁ。
 それにしてもジュリエット、ニックを思い出したいからこそではあれど、他人の都合には構わず自分の思い通りにしたがる女にしか見えなくて、どうしても好きになれない……。悪女の自覚があって悪女やってるアダリンドのほうがまだマシですわ。
 で、今のところのレタルはここまで。

 はて。
 そして今更「オール・ユー・ニード・イズ・キル」見ました。
 原作が日本のラノベだというのは見ようと思ってやっと知りました。
 主人公は最初、口ばっかりの広報担当な少佐で、戦闘能力ゼロ。それが、死に際に浴びた敵(ギタイ)の血液によってタイムループ能力を身につけてしまい、そこからは"死にゲー"状態。死んで、仕掛けを覚えて、先に進むというあれです。
 記憶は残るので、何十回も、ともすると何百回も死にながら、なんとか先へ進もうという映画。
 タイムループものはサスペンスでいくつか見た記憶がありますが、まあ、ダラダラ進行するとたいてい途中で飽きます。なのでどれも記憶に残ってないくらい。しかし今回はアクションなので。
 評判どおりなかなか面白かった! "なかなか"と言うのは、魅力的なキャラが主人公とヒロイン、あと、せいぜいで科学者くらいしかいないから。私の好みとしては、将軍とか曹長とか、仲間(?)のチームメンバーをもう少し描いて欲しかった感。

 で、「逃亡者」再見。「追跡者」とセットになったBDパックがやっと届きました。
 1993年の映画なので、今から20年前。ハリソンもトミーもいいおっさんではありますが、今よりはずっと若いね。昨日エクスペ3もっかい見てきて、ハリソンのおじいちゃんぷりを目に焼き付けてきたので尚更若く見えます。
 で、BDで見てもさすがに画素粗〜い★
 だとしても、ハリソンvsトミーのイケオジ対決なだけで眼福。
 「追跡者」と比べても、やっぱりこっちのが好きかなぁ。「追跡者」はトミー、ウェズ、RDJとスターが三人いる分豪華ですが、「逃亡者」は大物二人の対決に集中できますし。



2014年11月20日(木)

 まだ新作のグリムを借りるので、ついでに「ドクター・フーNG」も一緒に狩りてみました。……「かりてみました」の変換が何故こうなる orz
 前々から興味はあったし、SFのアクション・コメディっぽいし。
 というわけで2枚だけ借りてきて視聴。
 特別すごい面白いとは感じない第一話。でも飽きずに見れそう。
 そして最後にウェディングドレス……。「結婚式の前の晩」に戻ってくるって、なにその妙に私のツボにスマッシュした設定。
 "小さい頃に出会った、はずの、空想のお友達、ぼろぼろの服のドクター"というのも、なんだか懐かしいテイスト。良いですな、良いですな!

 あ、やばい、2話め泣ける……。
 しかし"ルールを破った子を巨大な獣のエサにする"必要はないんじゃないかね? 16歳になったら選択しなければならないこととかはともかく。
 3話め。第二次大戦中の戦闘機で宇宙戦闘ってなにそれ(笑)。ダーレクのデサイン……これは昔のがこんな感じってことかな。ちなみに私、ドクター・フー見るのはこれが初めてです。
 で、4話め。見ている間は石像だけど、誰も見ていないと動くという「嘆きの天使」なるモノが相手。で、完璧なまでのクリフハンガー orz ちょ、これは次を借りてくるしかないじゃん……。



2014年11月22日(土)

 最近なんとなくご飯を炊いていなかったのですが。
 季節を忘れ。
 水加減を忘れ。
 炊き誤ったときに限って、2合……。
 うぉぉぉぉぉ、さすがにこの微妙な半生混じりでは、雑炊にでもするしかないのに2合〜っ。(注:一人暮らしで一日で食べるには多い)
 仕方ない、冷凍しよう。
 しかし冷凍すると、解答しいざ食べようという時に「半生混じりだ」ということを忘れてる可能性があるわけでね?
 ということがありまして、雑炊の素を買ってきたのでありました。ちゃんちゃん。

 本日はエクスペ3→バンデラス→デスペラードというつながりでスタート。
 エクスペではおしゃべりの過ぎる変なおっちゃんでしたが、この頃のバンデラスはセクスィ〜の名をほしいままに……いやそのあたりの価値観は個人の嗜好によりますが。
 続編の「レジェンド・オブ・メキシコ」では、ジョニデにすっかり主役奪われた気もする、というかエル・マリアッチ(バンデラス)の印象がまったくないあたりどうしようもないんですが、デスペラードは彼が主役!!
 リアリティのかけらもない銃撃戦の中で、何故かまめに弾倉を取り替えるその手際のびみょーな悪さがまたなんとも(笑
 うーむ、久しぶりに見るとこの、コメディの混じった統一感のなさ、それだけで笑ってしまいますね。その足のポーズ全然意味ないよねとか。
 唐突に現れるリアッチ仲間とか、伏線なんてものは存在しないがごとく。しかしそんなこと気にしたらとても見てられない映画。
 ある意味ものすごい頭悪い映画なんですけど、そのデタラメ加減と無駄なカッコつけが楽しめるなら、最高の馬鹿映画です。まあ、ロドリゲスだよなこれ。タランティーノも出てるし。仕方ないよな。というかこの場合の「馬鹿映画」は褒め言葉ですから。
 しかし真面目に映画としてなら、「マスク・オブ・ゾロ」のほうが面白いよね。

 で、なんとなく諦めきれなかったので、ちょっと検索してみたら、あまぞんでエクスペ2のパンフ、入荷してました。
 うひうひと注文していたものが本日届き……オマケで「ぴあ」特集号のEX3フリーペーパーついてる! ありがとう出品者さん!! すげー嬉しかったけど「なんだチラシか」ってうっかり捨てそうになってたよ!!
 人物紹介は3とかぶってる部分も多いのですが、やはりインタビューとか武器・兵器とか、内容は超充実。
 それに、個人的にはメルギブよりヴァンダムのが見た目的に好きだからさ。ヴァンダムのあの肩幅から細めの腰、長い足というフィギュア、特にEX2でビルドしてきたあのボディ、すごいかっこ良くて好きなんですよね。だからパンフも欲しかったんだ。



2014年11月23日(日)

 ついったーで見つけた言葉についてなんだけど、あえてついったーでは書かない。
 というのは、たかが140字では誤解が生じかねず、そんな曖昧な言葉を誰が見るか、このサイト以上に分からない場所に置きたくないから。
 かといって、何回にも分けてぐだぐだ語るのはしたくない。フォローしてくれてる人(フォロワーさん)のTL(タイムライン。つまり読む記事たち)にどかどかと邪魔しに入って、しかもそんな語りなぞ見たくないかもしれないのに。
 だから使い分けて、ここで書くわけです。

 元AV男優の加藤鷹さんをフォローしてます。
 なかなか面白い言葉があって、「女の子が転んだ拍子にパンツが見えないかなんて期待するな。それは、その子が転んで怪我してもいいって考え方だ。男なら自分が転んで見に行け」みたいな内容とか、すごい好き(笑
 でも、すべての言葉になるほどと思えるかといったら、当然ながらそんなわけはなく。
 たとえば今見つけた言葉。
 これはそのままコピペします。

「過去を悔やんだりする時間があるのならばこれからどうするのかを考えるのにその時間を使うべき。どんなに後悔したって過去は変えられない。でも、未来の可能性は無限で泣くも笑うも全ては今の自分次第なんだからね。」

 なるほど、イイコト言ってる。
 けど、これ読んで「そうか」と前向きになれる人は、そもそもくよくよ過去なんか悔やまないと思うわけで。
 私にとっては、単語だけがつながりもせず頭の中を流れてすぐに消える、まったく響かない言葉でした。

 言っときますと、鷹さんの前向きで力強い考え方は好きです。だから、鷹さんの言ってることを否定しようとは思いません。
 けれど間違いなく、これは「強者の生き方」だなと。
 それができないからくよくよと悩んだりする、弱者の助けにはならない言葉です。
 鷹さんの強さがあればこそ、こういう言葉を心から、実感をもって言えるのかもしれない。
 でも私には「そうだよね」と響かない。
 それは私が鷹さんみたいに強くなく、前向きに未来へも向かってないから。
 まあつまり、自分がどーしよーもないヤツなので、せっかくの良い言葉も響かない、というわけです。

 このあたりのことが、ついったーではとても説明できません。
 なのにただ「響かない」と書いたら、絶対誤解される。
 鷹さん好きなのにそう思われるのは嫌なので、こっちでザレるのです。
 というわけで続き。

 こういう言葉は、普遍的に言ったら、弱者には響きません。
 実際に過去を悔やんでいる人の傍に寄り添って話しを聞き、具体的に、どう考えれば未来へフォーカスできるか、そこを丁寧に行わないと、「なんかもっともらしいこと言ってるだけ」になる。
 未来の可能性は無限、とか、少なくとも私の中には存在しない感覚です。

 こういう言葉が助けになり、背を押してくれる人や、タイミングもあるでしょう。もしかするとこの私にさえ、「そうだな」と思ってパワーになるケースも、ないとは言えません。
 でも特に何事もなく悔やんでもいない今読んでも、ね。
 それでも「そうだよなぁ」と響く言葉もあるけれど、これはそうじゃありませんでした。

 自分がどーしよーもないから、基本が強い人、前向きな人、ピュアな人の言葉は、私には通じません。違いすぎて参考になりません。
 私に響くのは、弱さや汚さ、セコさ、だらしなさ、そういったものを持ちながら、語る言葉。
 それが共感ってものです。
 違い過ぎたら、共感できないのです。
 そんな当たり前のことをつくづくと思い知ったのでありました。



2014年11月25日(火)

 Skilletの新譜……いつになったら出るんだ……。
 アダム・ランバートも2013年、2014年と新譜はなく。
 ANGRAの新譜が12月に出るけど、近年のものは私にとっては当たり外れが大きいので視聴する前に予約する気にはなれず。
 陰陽座の風雷神は、どうも「これ」という曲がなくて買う気になれず終い。

 はて、ドクター・フーの続き、1本だけ借りてきました。話の途中でそのまんまってのはさすがにねー。
 この話だけではなんだかちょっと不完全燃焼ですが、時空の亀裂の謎、ソング博士の謎。シリーズとして気になるぅぅぅ。
 で、2話めはヴェネツィアのヴァンパイア。エイミーが結婚する予定のローリーも一緒に時間旅行。
 それにしても唐突だなぁ。会ったの二度目のローリーに、「あんたの周りの人たちは、あんたに認められたくて無茶をする」とか言ってますけど、そんなこと言えるほどドクターのこと知らないじゃん。
 ともあれ、これでローリーもコンパニオンってやつになったんですね!

 ほんとは「インセプション」見たかったんだけどレンタル中。
 今ノーラン監督の「インターステラー」やってるので、なんとなく。インターステラーは見に行こうかどうしようか悩み中。スポットで見るよりばりばりのハードSFっぽいらしいのですけど、3時間て。しかも家族愛とかすごいどーでもいいテーマ。退屈で見てられなくなりそうな予感。
 というわけで、だったら同監督の前の作品にしようかというわけです。
 インセプションはまだ見たことないしねー。



2014年11月30日(日)

 「インセプション」。
 うーん……取り立てて面白いとは思わないけど、つまんなくもない感じ。普通に見ていられるけれど、面白いわけではないというビミョーな。
 でも3層めでは衣装のせいで誰が誰か、敵も味方も分かりづらくてつまんなかった……。
 ターゲットのロバート・フィッシャー、どっかで見た顔だと思ったらバットマンのスケアクロウじゃーん。
 トム・ハーディも出てるし、我等がナベケン様も出てるし、役者は好きな人とか知ってる人がちらほらいて楽しいです。
 アーサー役の人いいなぁと思いつつ、これまたどっかで見たようなと思えば、これまたバットマン、こちらはライジズの若手警官役、かつ、ルーパー(ブルース=ウィリスが出てる)の若い頃のジョセフ役もやってたじゃん! それに、GIジョーの弟くん=コブラコンマダーも。
 バットマンと役者がかぶりまくってるのはノーラン監督だしそんなものか。

ダークナイトはものすごかったし、3時間ほどあるのを、緊張感高くてツラいにも関わらず夢中で見てしまったけど、やっぱり私、ノーラン監督はあんまり合わないみたいです。大好きなロビン・ウィリアムズが出てた「インソムニア」もおもんなかったし、「トラセンデス」もジョニデ出てるからって見たけど微妙だったし。(だからこの映画漬けのザレゴトでも触れてない。書くの面倒で)
 ノーラン監督の傾向として、人間心理を丁寧に描いて、台詞は練り込んであって、良質な小説みたいな要素があるのは、ハマるとすごいんだと思います。
 が、たいてい私のツボからズレてる(笑
 バットマンシリーズみたいに甘ション主体だと心地好いバランスになりますが、ドラマ主体だと、私には単調に感じられて退屈なのかも。


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