2014年10月1日(水)
久しぶりにまた「リベリオン」見てました。これはもう何度見てるかは不明。ただし、終盤の最もかっこいいガン=カタバトルしか見ないこともあるため、通しで見るのは4回めくらい?
よくあるディストピアもので、主人公の衣装が黒いコートだったため、公開当時は「マトリックス」の二番煎じかと言われたりもしましたっけ。
私としては、キアヌよりもCベールのほうが見た目的に好きなのもあって、ビジュアルだけで見たら思いがけず面白かった、というお気に入り。単にベールがかっこいいからというだけで見れます。
粗があるのは私が見ていても分かります。主人公のブレスリンはキャラに似合わず短絡的すぎるし(笑)、そういうつじつま合わせじゃなく見た目だけでも、最後、いつの間に首に怪我したねんとか、その血の痕が違ってるとか、血まみれだった手も最後では比較的きれいだとか。けど、そういうこまかいところがどうあれ、それが引っ掛かって全体を楽しめないような駄作ではないと思います。
それにしても……BDがおそろしく価格高騰していて、DVDで我慢する日々。再販されないもんかホンにもう……ッ。
この映画が伝えようとしたことは昔から変わりませんが、今見ると、「喜びや楽しみが欲しければ、苦しみや痛みも引き受ける他ない」という形で刺さります。それが極大化すると、感情か、戦争か、みたいな二択なわけですが。
そんなふうに、映画は何度か見ていると、以前はどうでも良かったシーンが、後になってみるといいシーンになったりもします。
今回顕著だったのは中盤。逃がそうとした違反者たちがブラントの打った先手のせいで殺される間際。……プレスリンがあれこれ覚られやすすぎる。そのせいでこの頃にはとっくにブラントが疑ってて、確信に近いものを持ってるのが分かりますねぇ。
状況としてはプレスリンが違反者たちを騙したように見えるところで、でもアイコンタクトで分かり合うあたりも、お互いに感情があればこそ、というシーンかもしれないなと思います。
感情があればこそ、騙したのかと激昂する可能性もあるけれど、逆に、本当に逃がそうとしてくれたんだということを感じ、すまないと詫びる気持ちを察して許す気高さみたいなものもそこにあるわけで。
ただ、ブレスリンのやりそうなことを察していなければ、「協力して罠にかけた」なんて皮肉は言わない、イコール、ブラントが確信に近い疑いを自分に持ってることは確か。なのにブレスリンがこの後もあまりにも無警戒に動きすぎ。疑われていると承知だからこそ、銃のすり替えを行って後に備えたわけですけど、あの程度で騙しきれるとかんがえるのはあまりにも楽天的。
そのあたりは、「潜入捜査を」と願い出て受理されたことと絡めて、あくまでもその一環のように見せかける、という部分をもっと作りこんでほしかったなぁ。
と言いつつ、かっこいいからそれでいいんですけどね、この映画。
ちなみに冒頭で出てくる最初のパートナー……今更ですが、ショーン=ビーンですね……。ボロミアの人。こんなところにもいたか。しかも作品の年代でいくと、LOTRの第一部と第三部の間にリベリオンが入ってます。ほぼリアルタイムで続けて見てるはずなのに、何故今まで気付かなかったのか orz
今年になってLOTR見直すまで、ボロミアの印象ほとんどなかったからなぁ。つまり俳優さんの顔もほとんど覚えてなかったわけで。でも、気になってみるとどんどん気付きます。
その一方で、ゴーストエージェントのおじいとアイアンマン1のオビーは、分かってて見ても同一人物に見えない(笑)。キャラが違いすぎるのもありますけどね。
さて、この後は監督つながりで「ウルトラ・ヴァイオレット」。リベリオンでユルゲンやってる人も出てるしね。内容としてはB級どまんなか的な、評価や印象としてもそんな感じ。でもミラがかっこいいのでワタシ的にはOK。
で、そのままやり監督つながりで次は2012年の「トータル・リコール」、そこからシュワちゃんが主演した昔の「トータル・リコール」と行こうか……。これは借りて来ないとな。
というわけでUVですが……うーわーあー、すごいCとGの世界だー(棒読み
いまどきの映画のプレビズかよってくらいにCG丸出しでいっそ吹くレベル。これくらいなら、低予算のせいでCGとかあんま使えなかったらしいリベリオンのほうがはるかにリアルじゃん……。こんなんだったっけなこの映画。
というツッコミがのっけから炸裂するものの、シナリオは好きです。母と子の話。そしてどんでん返し×2。ガース(ユルゲンと同じ人)が演じてるヴァンパイアの科学者が善良で優しそうですごいいい感じ。
アクションはスタイリッシュと言えばそうなんだけど……いかにも振り付けです、と分かってしまうところが頻発するのがな。
と、ここに来て突然、「フィフス・エレメント」のほうへ飛びました。レンタル屋まだ開いてないので。
FEはミラつながりです。他にブルース・ウィリス、ゲイリー・オールドマン(ほんとこの人どんな役でもやる)、そしてちょううざいDJ役でクリス・タッカー。なかなか豪華な顔ぶれ。あと、LOTRでビルボ演じてるイアン・ホルムも出てますね。更に、ラスボスの声としてジャン・レノまで。……すごいな。
ついでに言えば、主人公役の吹き替えが愛するほーちゅーさんです。敵の部下役(とDVDだとDJ役も)に山寺宏一さん、大統領役に玄田哲章さんもいる。個人的に、そのためにBDじゃなくてDVDでいいかなと思ってしまう私がここに。
で、イアン……この時点でおじいちゃんですけど、それにしたってLOTRの頃よりは若い! ……「未来世紀ブラジル」見たくなってきたな。それはともかく、この時点で66歳。LOTRだと70歳、ホビットだと81歳!
むしろそれよりブルースに髪があることを特筆すべきか(笑
この映画で好きなのは屋台ですね! コーベン(主人公・ブルース)がどっかで食事してるかと思ったら、何故かそこに彼あての手紙が届いて(メールでないあたりに時代が)、なにかと思ったら、人んちの窓に横付けするという屋台カー。これが東洋人系なのはブレランへのオマージュか?
あとディーヴァの歌がすごい!
そしてルビィちゃん(クリス)は変な役ですが、彼の首筋から胸元にかけてのフィギュアが美しい。
で、ここでトータル・リコール2種借りてきました。
シュワちゃんのほうは二度……三度かな。見たことありますが、2012年版のほうはこれが初見。シュワ版とは全然違う、火星にすら行かないそうですが、さてはて、どうなっているのやら。オリジナルへのオマージュがいくらか入っているそうなので、オリジナル版から見なおしてみることにします。
見る前の記憶っつーと……鼻の穴そんなに広がらんだろうとか、顔ウイーンの有名なシーンとか、地下街みたいなところのなんとないイメージとか、目玉飛び出そうなとことか……。内容は、「夢(偽りの記憶)なのか、現実なのか」「行動こそが人格である」というくらいしか覚えてないなぁ。(「行動=人格」は第三舞台にもあったテーマなのでよく覚えてる)
で、1990年……CGなんてものがほとんどなかったか、この頃だと。ということは特殊メイクとかセットとか?
……で、ひでぇな、主人公が一市民を盾にして銃撃戦してるよこの映画。
全体としては、何度か見ているだけはあって私の好きなトーン。騙しの仕掛けもシンプルかつ面白いし。しかしなんつーか、血糊がリアルですね?どろっとした赤黒い色。映画によってはわざとらしいほど真っ赤だったりします。
で、2012年版。
……雨、東洋混じりの灰色のビル。ブレランかい。でも地面が水没してるってのはいいですね。
ローリー役がベッキンセールなのは知ってたけど、マクレーン(リコール社の人)がスタトレのヒカルだ(笑)。このかたの英語は訊いてて違和感ないですね。マサイアス(オリジナル版のクワトーに相当か)はビル・ナイ。パイレーツのデイビー・ジョーンズですね。で、メリーナもどっかで最近見たなと思ったら、Åチームのソーサ大尉ですね!
オリジナル知っててみてたほうがなにかと面白いのは確かです。おっぱい三つのおねーちゃん出るし。大柄な女性の「二週間」。それに、「君は今リコールにいるんだ」と連れ戻しに来る人。役を増やさず、ハリーを序盤で殺さないでおいてここに持ってきたか。友人を出すってのもうまいですね。それから、腕だけが残るシーンもオリジナルと一緒。
記憶戻されそうになって逃げるところは、シュワちゃんなら力任せに引きちぎれてもコリンじゃ無理だよなぁと思ってたら、そう来たか。
しかしなんで都合よくヘリが一樹残ってんの??(汗) 殺された部隊の分か?
あと、地球のほぼ直径を17分で移動する速度って……減速が始まったばかりで外に出てるけど、人間が防護服もなくそこにいて大丈夫なん??
原作では、リコール社でスパイになろうとしたら過去がそうだったため、干渉が起こってしまい、「それなら元のなにも知らない俺に戻してくれ」と言うけれど、「そうしてもやっぱり、火星に行きたいとかなんとかいう欲求が出てきて同じことの繰り返しになる」と断られます。で、「だったら、そういう欲求を覚えなくていいように、俺がなりたい俺の記憶を植え付ければいい」という話になって、だったらとトライすると、それもやっぱり過去本当にあったこと、というオチ。
実はただそれだけの話で、火星に行ったりはたまたコロニーのために戦ったりなぞというアクションは存在してません。
でもディックものは、インスパイアされてそっから壮大な物語が生まれる、というパターンなので今更か。ブレードランナーにしたって、原作とはかなり違うしね。
ちなみに映画見てて、先日鷹さんのついーとで見つけた、「心の中だけで心底心配してくれる男より、どんなにささやかでもいいからなにか実際にしてくれる男にしろ」というのがあったのを思い出しました。
また、なにで見たんだったか、「どんなことを言っているかではなく、実際になにをしているかで判断しろ」という言葉も記憶にありますね。
でも人はつい、聞こえてくる言葉(そう思ってるよという真偽の定かならない気持ち、過去こういうことをしたという実績)で判断しがち。
トータル・リコールで描かれているのは、そういうのとはちょっと違って、「過去は関係ない。今自分がどう行動するかこそが今の"自分"だ」という感じでしょうか。
なんにせよ、どっちも面白かった! 過去作はちょっと間抜けだったり仰々しかったりしてスタイリッシュではないけど、そのケレン味も含めて楽しいし、2012年版はやはりスマート。ただ、ローリーがずっと出てくるため、なんか女の戦いに巻き込まれた男みたいに見えてしまってなんだかな(笑
2014年10月2日(木)
今日は「サラマンダー」。リベリオンからCベールつながりです。
ちなみにヴァン=ザン(マシュー・マコノヒー)の吹き替えがほーちゅーさん(笑
ツッコミどころ多いし評価は微妙な映画ですけど、私は好き。
極限状態で耐え、戦う人(主に男)たちの対立とか絆とか、けっこう熱い話です。あと、べらべら喋る映画じゃないので、役者さんたちに集中できるのも気に入ってます。それにドラゴン戦もシビアでハラハラします。親友クリーディ、養い子ジャレドも、そんなにベタベタしないけど、いざ強く関わったときにきちんと関係性が描かれてるし。
戦車とかヘリの燃料どうしてんだよとか、マシンガンとか斧とか爆弾でぶち殺せる程度の相手になんで戦闘機とかが敵わなかったのかとか、言っちゃいけないこともたくさん(笑)あります。だいたい、最初に復活したのは雄一匹で? どっかで眠ってた雌たちも復活したんか? それから繁殖したんだろうけれど、一気に数千匹も出てきたんでないなら、普通に倒せるだろミサイルとかいろいろさ……。
けどドラマとしては、最後のヴァン=ザンの特攻見たときに、キャラ的にやりかねない人だということが分かってて違和感がないし、砦を守るためどうも腰が引け気味のクインが、行くしかないと思い切るようになることにも、「なんで急にそうなんだよ!」とか言わなくていいだけの自然さがあります。
特典映像見るのは初めてかな。この頃はCGで炎まで作れるわけでなく、全部本物。けど、ドラゴンが偽物っぽいかっていうとそんなことはなく。
ちなみに、この映画で「マシューかっこいいぃぃぃぃ!!」ってなったんですが、実は彼が出ている映画で、他に好きなものってのがありません。すみません、好きなのがあんま頭使わなくていいアクションものとか、設定だけで燃えるSFものとかばつかなんで……。
2014年10月4日(土)
「ブレードランナー」。もう何度見たか知れないけどまだ見る。なにせDVDで持ってたけどBDでファイナルカット版を買い、ここまではよくあることだけど、それに加えてアルティメットBOXだの(全5ver.見れる)厚さ4cmほどの本だの持ってる程度には大好きな映画ですのでね。
そして今更、舞台設定が2019年という、ほんの少し先の未来であることに驚く。……うん、全然こんな未来来なかったね。ていうか、ある程度までは人間の文明の進歩はものすごいスピードで、かつてないほどに進んだけれど、想像の世界よりははるかに遅々として進んでいないわけだ。
「コ゜ル゛フ月品」という看板とか、笑えるところも多いけど、冒頭の屋台の親父とか、日本人としてはやっぱり嬉しいわけで。
雑踏の背景に聞こえる会話も「誰か変なもの残してったぜ」とか日本語がまんま入ってたり。しかも繰り返し聞こえてくる(笑
何度見ても、タイレルを殺すロイの表情がいい……うっとり。
いうまでもなくラストの対決もいい……。ヒーローのほうが圧倒的に弱く、ただ追い詰められていくだけのため、ハリソンはこのあたりも不満だったそうですけどね。でも相手はあらゆる能力が人間を上回るレプリカントなのでね。(デッカードもレプリだとすると、何故彼の能力が人間並みなのかが謎)
そしてやっぱり何度見ても最後のロイの独白がいい……!! 死ぬ間際に見せるはにかんだような悲しげな笑みとか最高!!
ところでこの映画の最大の手抜かりは、「レプリカントの瞳が赤く光る」という特徴を与えたことではないかと。
だって、そんな簡単な見分け方あるなら、VKテストいらない!!
ディレクターズカットだのといろいろやる前のもののほうがすっきりまとまってて好きです。6人来て1人死んだのに何故残りが4人か?といったごく初歩的な修正ミスはありますけど。
取ってつけたようなハッピーエンドも似合わないし。そんなとこで甘くするくらいならセバスチャン殺さんでも良かったじゃーん。
あと、ラスト鳩が飛んでいく空は、初期のver.ではたまたまそのとき晴れてしまったから青空だったそうで、ファイナルカットでは雲がかけられてます。が、私としては青空の涙雨のほうが、ロイの詩的な台詞とも相俟って美しく、好きなのです。
……と語りだすときりがないうえに、すでに何度も語ってるのでこのあたりで自粛。
なお、もしブレランをリメイクしたら、ロイ役はぜひベタニーにやってもらいたい。見た目の問題ですがなにか? デッカードはマット・デイモンとかどうでしょう?
でも余計なことされるくらいなら永遠にリメイクなんてなくてもいいと思うファン心理。
こだわりがありすぎると、違うものを楽しめなくなるのが難ですな。
さーて……となると、ルトガー・ハウアーつながりで「レディ・ホーク」もいいけど、監督つながりで「ブラック・レイン」という手も。どっちもDVD持ってますしねぇ。松田優作のすごさでも久々に堪能しようか……。
そうなると、マイケル・ダグラスつながりで「氷の微笑」に行きたくなり、そうなると当然、レクター博士つながりでTVドラマの「ハンニバル」見てぇぇぇぇぇ!! でもBOX買うかどうかは大絶賛迷い中!! どーしよ―――っ!?と発作起きそうなのでどうしよう。とりあえず10/3にレンタルは開始されてるので、vol.3まで借りてきて、気に入ったら11/7発売のBOX買っちゃおっかなーって考えてるんだけど、vol.1のレンタル在庫がないのが問題な今現在 orz
いっそ若山富三郎(ブラックレイン)つながりで「魔界転生」へ行こうか?
って書いてて、流れ着く先の違いに我ながら愕然とした今。ただハンニバルと魔界転生並べたら共通点分かんないよね(笑
2014年10月5日(日)
「ハンニバル」借りてきました。……vol.1なかったので2から……。面白ければ後から見たっていいし。
死体はグロいけど食卓は美麗。でもその「足の遅い兎」とか「傲慢な豚」とか「おしゃべりな子羊」とかってホントに言葉どおりのものですかーッ!?(@皿@;
7話めの豪華なディナーは確実にひいぃぃぃぃぃぃぃぃ。あ、あれ? そのディナーに軽くウザい患者な人いなかったよね? そいつに「友人だよ」と紹介された人はいたのに。もしかして……? でも患者に手出すとヤバいことは前に学んでるよね??
あかん、これは通しでもっかい見るしかない。
面白いです。
派手なアクションとかはないけど、ウィル、ジャック、ハンニバルと、主要人物に視点が変わるため、ダレることなくテンポよく見ていられます。
あと、マッツ・ミケルセン出てる間はモニターをガン見になります。ええわー。優雅で気品があって知的な面と、どことない不気味さがものすごいマッチしてます。スーツかっこいいよスーツ!! 毎回どんなスーツ着てくださるのかが楽しみになりました。POIでリースくんとフィンチさんのコスプレ期待するのとどっか似た気持ちです。
と、ミケ様のことばっかり言ってますが、ウィルもジャックもいいですよ! あと、作中に名前出てきてない気がしますけど、ジャックの部下? なのか、検死とかしてるの? なんかそういうスタッフたちもいい味出してる〜。
ところで博士、どうやって証拠も残さず短時間にそんなにいっぱい殺せるんですか。どうやってやってるんですか。一人二人くらいはそのシーンありますけど。つーかウィルは博士の犯行をトレースすることはできないんですか。
このシリーズはs1が13話。短いのでここで半分なんですよね。いや、私は最初の2話見てないけど。
というわけで、もうとっとと買うことにしました。
でもね、国内盤は11月発売ということに加えて、13000円くらいします。Import版は既に発売されててしかも3000円なのに!! ねえ、その差なんですか? なんなんですか? いくらなんでもひどすぎやしませんか?? しかも13話ですよ? POIなら20話以上入ってるのでまだ我慢できますけど。
レンタルで日本語字幕、英語音声で見ていて、完全なヒアリングなんて無理だし、専門用語とかちょっと普段使わない言葉になると分からないけれど、それ以外の会話はだいたい聞き取った部分+字幕で察せたので、英語字幕でなんとかなると感じました。
1万円安く買って、ごく偏っているとはいえ英語に馴染む役にも立ってくれると考えれば、お得感満載。あとは愛でなんとかします。
さて。
ウェズリー・スナイプスの復帰作になるのかな。「ギャロウ・ウォーカー」を見てみました。「ハンニバル」借りるついでに、レンタルの枚数特典のため適当に選択したの中の一つです。
あらすじは、過去、恋人の復讐に相手を殺した主人公(ウェズリー)がいて、でも彼もその後、砂漠で死んでしまう。その死を悼んだ母親(何故かずっと見守ってた。たぶん、悪を封じる修道女?)が、息子を生き返らせてくれと、なにかと契約する。でも、その場合は主人公が殺した連中も一緒に蘇ってしまう。にも関わらず蘇生を決行し、現在、主人公は自分とともに生き返った連中を殺そうとしてる。―――というところ。
で、殺された側がギャロウ・ウォーカーと名乗っています。こいつらの設定は面白くて、皮膚が崩れてしまうとかで、人間を殺してその皮膚を剥ぎとって顔に貼り付けてます。それが馴染んで、自分の新しい顔になる、という。
いろいろと面白い要素はあるのに散漫な感じ。「なにがどうなってるのやら」という要素が、本筋が出てくる前に一気に三つほど出てきてしまうため、没入感が得られないのは残念。屠畜場、乱暴される女性、保安官みたいなのと捕まった人たち、そして何故か殺される保安官側の人たち。それに、この保安官含む宗教関係者は余計です。単に筋を混乱させてるだけ。世界観の一つというには他の部分の描き込みが足りてないから浮いてるし、ギミックとしても作用してないし。
敵ボス役の人は生前もその後(顔ゲット後)もカッコ良かったですね! 特にアフターのほうは、すごい印象的な目。ケヴィン・ハワースって俳優さん。でも、映画自体もこの人もwekipediaに項目ないぞ?(笑
主人公にくっついていく相棒役もなかなかの好青年。でも個性や主人公との関係、その変化をろくに描かないので、だったらいらないじゃんこの役!というのも事実。
オイシイ要素はたっぷりあるので、うまくすれば面白いB級、つまりモロ私好みになったと思われます。でもいろいろと残念な映画。ウェズリー堪能したならやっぱ「プレイド」だな!
で、次は「REDリターンズ」。かっこいいお年寄り大好きの私にとっての至福映画の一つですね。ブルースらが年寄りかと言われるとまだまだなんですけど。
REDは大好きなんだけど、リターンズでのパワーダウンをあちこちで聞かされたため、見ていませんでした。
言うまでもないことですが、ついでに1作めも借りてこようとして、レンタル中でがっくりし、BDが安価で出てるのでとっとと注文しました。
きゃ、すっかりサラとラブラブだねぇと思って見てたら、いきなりマーヴィン(マルコヴィッチ)がぎゃー!?
と思ってたらほーちゅーボイスが飛び込んできて我に返りました。
で、ビョン様。最初は、「どうせならここもお年寄りキャスティングしてほしいな」と思ってましたが、いや、ここはあえて若い人でOKでしょ! ヴィクトリア(ヘレン・ミレン)と一緒のカーチェイス、なんか見てて微笑ましいというか。ママと息子みたいでさ。最後にフランクに食って掛かるとこもなんか可愛い。お年寄り連中の貫禄あらばこそ、どんなに強くても粋がっても若造感があって、そこが良いですね。
でもマーヴィンのイカレっぷりがダウンしちゃってるのは否めない……。
2014年10月6日(月)
映画の話ばっかりなこの夏……。
というわけで今日は小説の話でも。
久しぶりにエラリー・クイーンの「Xの悲劇」を読み返し、読んだことのなかったヴァン・ダインの「僧正殺人事件」も読みました。(どちらもKindleで)
しかし……悲劇シリーズ読んだのなんて、高校のときとか? なのでもう完璧に記憶になくて。ただ犯人が仕掛けているトリックだけは覚えていたため、ダレが犯人かだけは少し読んだ時点で思い出すことができました。
悲劇シリーズ、評判いいのはYですが、私はXのほうが好きだなぁ。Yは初見でも犯人像が途中で読めてしまったので。ちなみにZは記憶になく、最後の1作は読んだことがなかったはず。
この機に読破しようかと思いつつ、購入には至らず。
「僧正」は―――前半がつまんないというか、「たかが見立て殺人一つになにそんなみんなして色めき立ってるの?」と思ってしまうスレた現代人読者がここに。連続殺人も三つ目くらいになると緊迫感ありますけど、最初の一つや二つの時点でやけに大仰な見方されると、こっちはちょっと白けてしまうというか。
それから、あいつも怪しい、こいつも怪しい、そいつも怪しい、という書き方のせいで、釣り餌ぶるんぶるん振り回されてるように感じてしまいます。
結果、私が面白いと感じたのは、犯人候補と目された人が死んだあたりからかな。
最終的には面白かったけれど、たぶんこのシリーズはもういいです。
翻訳もあるのかもしれませんが、探偵たちの言葉遣いとかがどうにも若く感じられて違和感。20代の若者みたいな気がしてしまうのです。
心理面から「犯人像はこいつ。それ以外にない」と限定・断定してしまうのもな。キャラ的に「この探偵の話もっと読みたい!」ということもないし。
コアな本格推理ファンにとっては、古典的名作であったり、いろいろと面白い点、すごい点も見えるし、論じることがまた楽しいのだと思います。
しかし私は、そこまでマニアックじゃないからなぁ。
最終的にはキャラ立ってるのが一番好きかも。
2014年10月7日(火)
「タイムスクープハンター」の映画版も借りてきてます。
このシリーズけっこう好きなんですよね。相変わらず要さんの滑舌びみょーですけど(笑
ともあれ、ふつーに面白かったです!
安土城消失の謎……と言いつつ、導入はいつもどおり、歴史に大々的に名を残したわけではない人々の取材。しかし、その道中で名物茶器を奪われそうになり、失ってしまったことから、まずは茶器を取り戻すために奮闘し、気がつけば巻き込まれ型に安土城へ向かうハメに。
……川に落ちた挙げ句に何百年も埋まってたような茶器と、それがリアルタイム存在してた時点での茶器とが同じわけはないので、「はい、未来から無事なの持ってきたからこれで良し!」なんてなるわけないんですが、そのあたりはツッコミ不可か。
本能寺の変〜安土城消失(明智vs羽柴)のあたりの、表舞台ではものすごくデカいことが起こっていたその影で、とばっちり的に災難にあってる民衆。彼等だって必死に生きてたんだというのが、タイムスクープハンターの骨子です。
野盗に成り下がる侍。他の人にはただの石でも、村にとっては鎮守のお石様として大切にしてきたものを取り戻そうとする百姓たち。歴史に記された名は小さくとも、本物の武士らしく戦い生き抜いた一人の男。
時任三郎さんが出てるのは知ってたので、"主人公"が画面に出たときすぐ分かりましたが、ライバル役的な侍、どっかで見た顔だと思ったら嶋田久作さんでした。さすがは劇場版、ちょっとリッチ。
……あれ。今ふと、要潤が出てる時代SF映画的なものがちらりと脳裏をかすめ……。なんだったっけか、あれ。あ、「GOEMON」か! 石田三成役。
出演者がなかなか豪華で、けっこう面白かった記憶。
久しぶりに見たくなったなぁ。
で、POIs2を通しで見直し開始。
冒頭からいきなりルート追跡という崖っぷちっぷりですが、正直なところこの2回、あまり上手いわけではないんだろうなと思います。少なくとも私自身が見ている間には、「ハンナがルートなのか」と思ってのドキドキがなく、「一緒にいるあの子でしょ?」と思ってしまったから。追い詰めていく緊張感も、フィンチ側のハラハラ感も今ひとつだったなぁと。無論、だとしても面白いことには違いないので、高望みです。
この後はブラジル領事の娘、マフィアの用心棒、新聞記者、過去を消した男。
何度見てもゾーイと夫婦のふり回が面白い(笑)。工具店を訪れて挨拶して知り合いになって後は家族を操って……とか言ってるところへ向こうから挨拶に来てしまう善良さ加減。ポロシャツ似合わなさ過ぎるリースさん。そしてこの回のカーターはポニーテールで可愛いv
という具合にdisk1を一気に視聴。
で、届いた、まずは「RED」です。
初見、すごい面白かったんだけど、ラスボスというか黒幕が「………………。え? 誰この人??」ってなった記憶が。
で、今度こそ誰なのか見てやろうと思って見てました。
うーん、やっぱこっちのマーヴィンのがハジけてるなぁ。だからこそ格好いいときのギャップがたまらんのです。
イヴァンとヴィクトリアの関係も素敵。もちろんフランクとサラの、電話で始まった恋も応援してしまいますね。でもハゲにはふれないであげてみんな……!!
そういやここの敵側のメイン・エージェント、カール・アーバンでしたね。彼がフランクに言う「グランパ」が好きです。
で、問題の黒幕。………………。え……え? だ、誰?? ○○○○○って呼んでるけど誰これ?(汗
と思ってwikipedia。で、やっと分かりました。格好変わりすぎやねん!!
改めて見ても、ひの1作めのほうがテンポが良くて好きです。それにクーパー(カールが演じてる)の立ち位置が、単純な敵味方じゃなく、先達vs後輩みたいなニュアンスもずっと醸し出してて不思議な感じ。
それに「おおっ」とテンション上がるシーンが多いですね。スピンする車からするりと下りて撃つフランクとか、フランクvsクーパーとか、「じいさん」扱い許さないマーヴィンとか、パーティー会場でのマーヴィン早変わりとか、ヴィクトリアのお姫様だっことか、その車の主が誰か察してるクーパーとか。
私にとっては、二度めに見ても、またすぐもう一度見たくなる映画です。でもこれでもういつでも、見たいときに見れる〜♪
そしていよいよ「Hannibal」。英語オンリーなのであえてローマ字表記しときます。
まずはSET UPから。……音声は英語のみなのでいいとして、字幕……SDHてなんぞ?と思ったら、聴覚に障害のある人のため、環境音なども字幕化したものなのか。今更知りました。そういやホビットとかでもそうなってたなぁ。
というわけで、普通の英語字幕を選択。
最初は無謀にも電子辞書を手元に置かずにトライ。
えー……話のだいたいの筋しか分かりません!! でもだいたいの筋くらいは分かるので、あとはどっかで一回、日本語版見ればOKかな。
1話めは、冒頭の事件は本筋とは関係なくて、ウィルの能力を見せるためだけですね。セキュリティシステムの誤作動がどうとか言ってるのかな。
本筋は、七人の少女を誘拐・殺害した事件。殺人を繰り返す理由について、「ウィリーウォンカのチョコレートに入ってるゴールデンチケットを当てようとしてるようなもの」とか言ってる? でも、コピーキャット、模倣犯のものが混じってきて、これがレクター博士のか。肺が抜かれてるっていうから。
2話め……キノコの肥料に生き埋めてる事件。生き埋め……殺されたほうがマシだろこれ。で、タブロイド紙の女性記者が出てきて、ウィルについてなにか探ろうとしてるのを、博士が察して止めてますね。あと、ジャックがウィルについて神経質な扱いをしてることについて、前にも「broken pony」がいたからだろう、と看破しています。これがあの女性の部下か。
で、薬剤師が犯人なのは見ていれば分かるけど、専門用語が連発するとさっぱりさっぱり。
で、3話めはウィルとハンニバルで、アビゲイル(1話めの犯人の娘)を生家に連れて行く話。女記者がウザいなぁ。で、アビちゃんの生家でいざこざ。1話めの被害者の兄貴が、アビちゃんに「おまえも共犯なんだろ」とか言いがかりつけて? で、アビちゃんを信じてる親友の女の子が殺され……。犯人は博士なんだけど、それをさっきの青年の仕業に見せかけようとしたところで、アビちゃんが青年を殺してしまう、と。で、博士は丁度いいやと隠蔽?
それくらいは分かる……合ってるのか?(汗
でもあらすじは後でネット調べればいいか。
2014年10月8日(水)
「Hannibal」面白いけど、一気に4話ほど見るとさすがにビジュアル的に滅入ってくる罠。しかし英語版で7話まで見終えました。7話のパーティにいた黒人さんはトバイアスとは別でしたね。
ところでやはりBDのほうが音もいいし映像もきれいです。
で、ここからはもう少ししてレンタルが出るまで英語オンリーの世界。が、がんばる……っ。
8話めは……人間の腸でチェロ(?)の弦作る人? ……え? これトバイアス? すみません、ちらっと出てきた顔すぐには覚えられないの〜。でも、フランクリン(ウザい患者)がなんかそんなこと言ってる。
で、トバイアスの店に行った博士がハープの弦が悪くなったからいいのが欲しいとか言いつつ? ディナーにご招待。殺人鬼vs殺人鬼の図式は怖いなぁ。お互いにあんたを殺すつもりだとか言ってる。でもトバイアスは、バスの発着場?かどこかであんたを見たとか言って、だから殺すのはやめた? チェロのパーツぶっ込んだ死体は、博士に見せるためのものだったのかな?? で、殺すつもりで招いたらしい博士だけど、ワインや食事に毒は入れてない、と。
挙げ句に、そこに来たウィルに、「患者から、こんなこと話していいのかどうか迷うんだが、"自分の友人がシンフォニー殺人犯かもしれない"と聞いたから、聞き込みに行ってみては」とか言ってる。なにを期待してるんだ博士。
で、トバイアスの店に行ったウィルは、事故が起こった幻聴を聞いて外に出て、その隙にトバイアスは警官二人を殺していずこかへ。地下へ追いかけて行ったら、襲われるウィル、トバイアスは逃亡。
トバイアスが博士のところに来て―――そういう展開か。
しかも「私が殺した」と言いつつ、最後の一撃に指紋つけないようにしてるあたりさすが博士。警察が調べれば、「転倒したときに置物の乗った棚を倒し、落下してきた置物がヒットして死亡した」になるわけですね? それを、罪悪感とかから「私が殺した」と言う善良な人だと解釈される、という仕掛けか。
この話から、ウィルは悪夢とか幻覚だけでなく、幻聴を聞くようになってます。煙突に中にアライグマかなにかがいると思って壁壊したり、トバイアスのところで事故の音・声聞いたり。ますますヤバい感じ〜。
9話め。
いきなり死体でできた塔みたいなオブジェ……。飯食いながら見たいもんじゃないなこれ(←食事中に見るという選択をやめればいいのに
トーテムポール?
一番上の死体は新しいけど、他のはもっと古くて、トーテムポールの周りから7つ掘り出されてる……。他は運んできたってことか。ウィルの見立てでは、最後の犠牲者は、トーテムを作る作業の傍らで、それを見るためにまだ生かされてた、と。
って、犯行のトレースしてたはずなのに、気がついたら博士の待合室にいるうぃる。もうヤバいだろこいつ。ジャック、もうやめさせてやれよ。
アビゲイルちゃんも悪夢に悩まされてます。女記者が彼女に、父親のことについて本を書かないかと持ちかけてます。彼女の持ってるものは今ここ(精神病院)にあるものだけですべてで、自分のお金は自分の手で作らないといけない。そういったことの手助けもできるし、世間の誤解(共犯者だと思われてる)も解ける、と説得してるのかな。
場面は代わって、検視局? トーテムポールの材料は墓場から掘り出されてきたものもあって、すべてが殺人ではないとのこと。犯人にとっては被害者が何故死んだとかは関係なく、ただ"死体"が欲しかっただけ、とウィルは講義中。トップに飾られたジョエル・サマーだけが特別なのだ……とか講義してるつもりの講堂は実はカラ。また幻覚かよ!!
アビゲイルが殺した青年が発見され、ジャックから彼女が厳しく問い詰められます。
で……犯人のじいさんは、昔っから15人殺してきた? で、……なんかよく分かんないけど(orz)ジョエルが実は犯人の息子。トーテム作った理由がよー分からん!
で、最後にはアビゲイルが青年殺したことをウィルは見抜いてしまう、と。それをハンニバル博士のところに言いに行ったら、「ああ、知ってる」と答えられ。死体の隠蔽を手伝ったことも告げられます。それは、彼女が殺したと知れれば世間は父親の共犯者に違いないと決めつける、アビゲイルを世間から守るためだ、とハンニバル。で、ウィルは彼に説得されてしまう。「今や我々は彼女の父親だ」とか言ってますね。
その後、女記者とアビゲイル、ウィルを招いてのディナー。アビゲイルを守ることだけ考えている、と女記者に説明。本を書くこと、出版することについて、思いとどまるように説得してるのかな? とか思ってたら、後片付け中(たぶん)アビゲイルが博士に「父親を手伝ってた」と衝撃の告白! ラストは、電車の中で父親に促され、女の子に話しかけに行くシーンでした。
ところでね。
トバイアスが弦にするために人殺してたりさ、"ミネソタのモズ"(1話め)が八人殺してたりさ、この近辺でものすごい数の人間が行方しれずになってるはずなのに、そのこと自体はなんも騒がれてないわけね。
あとずーっと気になっててやっと調べたこと。やっぱりジャック役の人って、マトリックスのモーフィアスの人か!!
2014年10月9日(木)
POIs2ディスク2開始。
1話めは女医さんの話なんだけど、ごくフツーに女性同士のカップルで軽く取り残された初見。でも、対象者が「加害者にされそうになっている」というのは面白い設定。
次の話は出版社の夫婦。というか、いくつものカップルが描かれる回ですね。
ゲストの夫婦。ファスコの彼女。カーターとビーチャー。過去のフィンチとグレース。
フィンチの最後の台詞が沁みます。最初見たときは馬鹿馬鹿しいなと半笑いだったけど、(ファスコとフィンチのデート目当てに)繰り返し見てるうちに、好きになった回です。
で、その次は元野球選手のタクシー運転手。このあたりから何度見てもファスコの立場が危険でハラハラ……。なんとかなるって分かってたってハラハラしてしまいます。だってファスコ大好きだから!!
そして次の回はとうとうリースくん逮捕。冒頭のベアのお風呂が可愛すぎる。そしてドネリー捜査官の見当外れな推理が……熱心なだけにものすごい可哀想(笑)。不法侵入なんてと言ってたのが、リースに止められる側になってるフィンチさん。ところでなんで"スーツの男"は基本ダークスーツにもノーネクタイなんだ?? 一人だけネクタイさんいるけどさ。
次は天才高校生。フィンチが代理教師に扮して授業するシーンが好きです。IT教師もいい具合に噛んでて、てっきり彼が横領しようとしてるのかと思ってみれば。しかし、巨万の富を生む権利を手にして、しかも当人が「母親に半分あげてくれたらそれでいい(半分は先生のものにしていい)」と言ってるものを、本人のものにしておいてやろうと思えるって、どんな善人ですか。
そして次はいよいよ尋問開始と、ファスコの華麗なモテっぷりその3(笑)。イライアスの活躍……というのも変ですけど、彼の一筋縄ではいかないところ、そのへんの悪党とは違うところをまた見たいなぁ。s3ではどれくらい出てくるのかなぁ。最後のフィンチの空回りが可愛い。
……とか見てたらディスク3を放り込むところに到達。ハンニバルと違って、数話見ると滅入ってくるということはないのでついつい。
しかしあれですね。人を裏切ることを商売にしてたようなカーラが、裏切られたから噛み付くなんて、ずいぶん安っぽいなと思ってしまいます。自分が属している組織がどんな汚いことやってるか自分の目と手で知ってるくせに、自分は裏切られないと思ってるなんて甘ちゃんな気が。そんな女を善意で説得できると思ってるリースくんも甘すぎるわけで。
このあたりで面白いのは、s1では善玉だったドネリーがs2では厄介者になり、s1で悪玉だったスノウがs2では同情できる立場に変わること。s1のときにはスノウはヤな奴で、カーターにとってフェアで心強い味方なのはドネリーなのに、s2では一番厄介な存在になってますからね。でもその逆転が面白くて好きなのです。
ところで未だによく理解できてないのですが……。
中国にラップトップ(アリシア・コーインが取り戻してくれと言ったもの)を売ったのはフィンチで?
CIAはその中身を破棄したいがためオルドスでリースとカーラ諸共消そうとし?
そのカーラを拾ったのはデシマ(s3での黒幕らしい)で?
ネットに流したマルウェアってのがそのラップトップの中身から作られたもの??
ここまでの理解が合っているとすれば、それはフィンチが仕掛けておいた予防対策(マシンに手を出そうとする奴対策)であって、ウィルスに偽装したプログラムの中身は、マシンに移動命令を出すこと。つまり、「ウィルスを利用してマシンを乗っ取ろう」とかなにか考えた奴がウィルスを使うと、そいつらの思惑とは逆のこと(マシンの自衛)が起こる、と。
でも移動先はマシン自身が決めるためフィンチにも分からない。
ちなみにs2半ばでウィルスがアップロードされたとき、フィンチはそれが自分のものだと勘付いていたのかな??
なんにせよ、そのラップトップのせいでリースは殺されかけたし、その任務のためにジェシカのところに戻ってやれなかったわけで。……と言っても、ジェシカが殺されたのはあの電話の直後のようですから、戻ったところでなんにもならなかったんだけど。
で、ITベンチャー企業の青年CEOに振り回され、フィンチは容赦なく超高価な時計を踏み潰しぁぎゃーなんてもったいないことを!!と私は素で叫びたい気持ちに。リースと付き合うようになってフィンチもだんだん荒っぽくなってる気がしますね。
次はホテル従業員の回ではコンシェルジュとドアマンのコスプレが楽しい回。有能なコンシェルジュとダメっぽいドアマンの対比が面白くて好き。ゾーイ姉さんも出てくるし。しかし、実際にホテルで働いたことのないリースを一流ホテル勤務の経験ありってことにするのは無理じゃないかと。初対面のときリースを見る支配人が「え? こいつが?」みたいにちょっと引いて見えます。威圧感ありすぎだろリースくん。
サマンサ・ショウの登場がここか。政府側の"マシン"の予知によって動くエージェント。ここでのショウは始終ツンツンしてるのですが、s3ではくいしんぼキャラだとか? すごい楽しみです。
で、失踪者とFBI捜査官の話。これも好き。一つには孤島の殺人という推理小説ではテッパンのシチュエーションだから。で、犯人自身が自分の手口をリースに説明する、という大胆さもナイス。あと、肝心なときに引きずられてて役に立たないリースくん(笑
……気がつけばまた半日見てたな……。
2014年10月10日(金)
もやしの次はうどん中。
茹でて湯切りして、ネギ油&醤油をからめるだけ!
気分で生姜ちょっと入れてみたり、茹でた鶏肉添えてみたり。
POIs2続き。
次はおじいちゃんギャンブラー。冒頭ですっかりベアーに懐かれてるレオン。ベアーが好きになるんだからレオンはいい奴ですね。それにしてもこのマネーロンダリングの手口はなかなか。「賢そうに見えたがあんた馬鹿か」ってじいちゃんの台詞が好き。s1から出てるシマンスキー刑事……一度は助かったのに……。いい刑事が死にすぎだよこのドラマ orz
で、ここでディスク3が終わり。
ディスク4はもう終盤戦ですね。デシマが絡んできて、なにがなにやら感が高まってくるあたり。
というわけで、その前にHannibalの続きを見ることに。しかし英語の聞き取りと読み取りと変換に集中しなきゃいけないので、POIみたいに連続で何話も見るのは無理。
今度こそご飯中に見るのはよそうと思ったのに、見始めたタイミングで「おなかすいたなぁ」ってなるのは何故……。が、我慢……っ。
10話め。いきなりサスペンスフルなスタート。ドキドキ。台詞が一切ないので分かりやすい(笑
そして博士とウィル。アビゲイルのこととか、命を奪ったことがどうとか話してる中で、「時計の盤面を描いてみてくれ」と博士が言います。で、ウィルは円を描いて、数字を書いて、針を書き、博士に渡す―――ウィルの視点ではきちんと描けていたものが、博士の手にあるときにはめちゃくちゃに。ウィル、幻覚とか幻聴はもう精神的なものじゃないよ!?
OPを挟んで、ウィルは釣りの帰り。魚をさばこうとしていたところから、突然、事件現場へ。どうやら、今まではただ想像しただけのものが、今回は死体とかに触ってしまったらしく、手が真っ赤。
今回の殺人は口を引き裂くだけか(←だけって問題じゃない
で、博士に相談して、病院でMRI検査受けることにしたのかな。医者は博士の知り合い? でもなんか二人で不穏な会話してる。ウィルの症状がすごいレアで、脳神経とか心について分かってることは少なく、これは大変な発見につながるかも、とかなんとか……かな。
ウィルの右脳は完全に炎症を起こしていて、病名はよー分かりませんが、二人の医者はそれをウィルには言わないことにしたようです。ヒドいよ博士。ジャックにも「身体的にはなんともなかった、心の病だ」って言ってます。
夜中に一人で事件現場に来たウィル。なにする気なんだろう。……って、ベッドの下に女の人。で……腕を掴んだら、皮膚がぬるっと手袋みたいにはずれて(ウィルがそう感じただけかと思ったらホントに剥がれたらしいと後で分かる)逃げ出す女性。で、また3時間ほどウィルの記憶が飛んで、突然森の中。ほんとにどんどん壊れてくな……。自分の名前とか居場所、現在時刻を口にして、正気と意識を保とうとしてるのかな。
で、ウィルはカッツ(仲間の女の人)を呼ぶ。「なんでジャックでも警官でもなく私なの?」という問いに対して、「自分の見たものが本当に現実か分からないから」とのこと。で、犯人の女性は、人の顔を認識できない?(can't seeって言ってるけど、顔へ視線を向けることができないって意味の「見られない」じゃないだろうたぶん) あと、自分の現実を受け入れられないでいる、とのこと。
再び博士のおうちで時計を描くウィル。やっぱりめちゃくちゃです。で、犯人はコタール症候群だと思うか?といった会話。その後、自宅で寝てる(うなされてる)ウィル……窓の外に犯人の女性が……!! なんか、やけに古典的ホラーな演出が際立つ回ですね。
翌日、かな。「娘さんの組織が現場から見つかりました」と、女性が呼ばれてます。この女性の娘・ジョージアがコタール症候群で、犠牲者とは親友、一緒に学校通ってた。ただし、ジョージアが学校に行くのが危険になるまでは、とのこと。ウィルは母親の話を聞いているうちに自分のことと重ねてしまっているようです。
ジャックとウィルの会話は……ウィルがなんで今もこの仕事(犯人のトレース)しつづけてるのかについて。抜ける機会はあったしそうすることもできるのに、なんでまだ協力しているのか。ジャックは、仕事をしてることが君を安定させるからだ、と言ってますね。あと、「自分は砂じゃない、岩盤だ」とか。なんにせよ、ジャックはウィルについて責任は感じてるのかな。ウィル自身の意思でとどまっているとしても。
さて、今回のお食事はサトクリフ医師と共に。イベリコ豚だそうです。目の前で肉をそぎ取ってるので、さすがにこの足は人間のじゃないだろ。ウィルについての会話。ウィルの想像力を見たいがために、それを燃え立たせようとする博士。サトクリフは、「それで燃やし尽くすのか」とか言ってるのかな。博士は、ウィルは友人だし、必要に応じて火を消す、といったこと言ってる? で、ウィルが再検査を望んでいることを医師が話した途端、「よく把握していたほうが隠しやすくなる」という博士の台詞とともに、医師は「え゛」って顔に。あと音楽が不穏に……。ここから先は描かれてないけど、たぶん、博士と医師の間で意見が割れたんじゃないかな。いくら症例として興味があると言っても、そこまで残酷になれない医師が、ウィルに本当のことを話すとか言ったのかな。
MRIから出てきたウィル。先生いないなぁ、という感じで着替えて帰ろうとすると、ノブについた血痕発見。入った部屋には口を裂かれた医師の死体が……!
検視の現場では、ジョージアがここまでウィルをつけてきて、顔の見分けがつかないからウィルと間違って医師を殺したのかもしれない、という話に。
その夜(?)、わんこたちが唸るため目が覚めたウィル。ベッドの下にジョージアが!! つーか犬! なんで今までおとなしかったんだよ!! ともかく、ウィルは「君は一人じゃない、僕達はここにいる」と話しかけ、「私、生きてるの?」というジョージアに「そうだ」と答え、無事に保護することができたようです。
で、なんでジョージアの髪が突然金色に戻るの?? 彼女の腕とか肩の皮膚が剥がれてるのはなんでなわけ? 「自分は死んでいる」と思ってるから、自分で切り裂いたりするのか?? それとも病気で剥がれるの?
保護されて、カプセルみたいな中で治療を受けてるらしい彼女……は、博士がサトクリフを殺してる現場を見ていたのでした!! でも、顔が認識できないし、心を病んでるからよく分かってない感じ。ビニールのコートみたいなのは博士の"仕事着"か。それにしたってドア開けっ放しで人殺しって、博士、無防備すぎやしませんか……。
それにしても謎なのは、ジョージアが友人を殺した理由。屋根に登ってまで侵入して、何故殺したのか。母親との会話のとこでなにか言ってるのかな? それらしき台詞はなかったように思ったけど……なにせ完全には読み取れてないのでね! あと、口を裂いた理由については「顔が認識できないからだ」となってますが、なんでそれが理由になるのかもハテナでした。
全部きちんと訳せればもう少しなにか分かるのかな。
ところで一つだけずーっとツッコミたくて仕方なかったんですが、この舞台って1970年とか1980年くらいのはずですよね? レクター博士が1941年生まれだっけ? なのになんで携帯電話があるんだ??
それとも年代はズラして21世紀とかの設定なん??
2014年10月11日(土)
返す前に、と思って「REDリターンズ」もっかい見てみたけど……二度目に見たときに分かる「面白さ」の度合い。「RED」は見終わるなりもう一回見たくなるのに、リターンズは早送りしたくなったこの現実。
1作目ではフランクとサラのびみょーな関係(恋愛要素)は私にも面白かったけど、リターンズのは好みより多め・濃いめだし、見ててとりたてて面白くないシーンも多いんだなぁと知ってみました。
ストーリー知ってて見てても尚面白いか、知っててみてると退屈に感じられる"好きじゃないタイプのシーン"が多いかの差ですねぇ。
さて、11日はモンハン4Gの発売日。
ということで、ここからしばらくはザレゴトも後回しになるかもしれません(笑
2014年10月12日(日)
11日は、注文してたタロットと、TFの2015年版ANNUALと、ロバート・ダウニーJrのアルバムがまとめて届き、MH4Gを買い、遊びほうけた楽しい一日でございました。
だからってモンハン……14時間やってるとかどうですよ自分。
RDJのアルバムは、すごい上手いってわけじゃないんだけど、なんかいい。声がいいのか。
RDJってピアノも弾けるんだってねぇ。このアルバムでも彼が弾いてるらしいんだけど、……正直、天は二物を与えずなんて絶対ウソ、間違いだ(笑)。二物どころか三物四物持ってる人もいれば一物もない人もいる。"一物もない"ってのはなんの取り柄もないってことじゃなく、多くの人に認められる能力の有無のことね。
身の回りの平凡な人の群れの中では「なかなかやる」と認めてもらえるとしても、それで世界相手に勝負できるレベルかというと違うわけで。
もちろん、"一物もない"からダメなのかとか不幸なのかとかいうとそうでもなくて。
そしてまた、複数の才能も持つ人が、本当にただ才能だけでそれだけのことをやってるのか、相応の苦労や努力といったものをしてくればこその結果なのかもまた別。
2014年10月13日(月)
昨日は一日中モンハン漬け同然だったので今日はHannibal。11話です。
今回はギデオンの話。裁判のために移送中に逃げ出して、同乗してた警官を殺して逃亡。死体の有り様から、彼に「自分が誰なのか」を混乱させる原因となった精神科医とかを殺そうとすると推測。
チルトン医師を拉致ってむごい目に合わせたギデオンを、理屈はさておきウィルは何故か見つけ、一緒にハンニバル博士のところへ。ウィルには、ギデオンがギャレット・ホブス(1話でウィルが殺した殺人鬼)に見えていて、博士に「そこにいるのは誰なのか」と尋ねるのだけど、博士は「誰もいない」と答え、挙げ句に、ギデオンにはブルーム博士の名前を告げ、彼女の居場所を教えよう、と。
で、意識が戻ってきたウィルに、「ホブスが生きている幻覚を見るなら、もう一度彼を殺さないと」みたいなこと言ったり、ブルームの名前を出したり、「ジャックに連絡して迎えに来てもらえからここにいなさい」と言いながら、さりげなーくテーブルに拳銃と車のキーを置いて行ったり……。
あと2話で完結するのですが、ヤバくなってるのは誰よりもなによりもウィルですね。
博士の正体がバレそうな気配はないままに。って、あらすじは知ってるので、このあとどうなるかもだいたいは分かってますけど。
英語で視聴してると大筋くらいしか分かりませんが、それでもまあ何回か見たり、日本語版を借りてきて見ておけば問題ない感じ。
2014年10月14日(火)
今日はまたPOI。
まるごとスパイ会社のライラテックと女性副社長の回は、ITの専門用語連発についていけないリースくんが蚊帳の外感満載。ライラテックの後ろにいる黒幕がデシマ。彼等はあらゆるデータをスパイして集め、マシンになにかしようとしている、と。そしてこの回の本編とは別口の、ラストのあっという間の展開がすごい好き。
そしてこの先は、POI全体の本筋としてもs2の山場。しかしなにより、ファスコの身が危なすぎて私個人的に見ててものすごいハラハラそわそわします。
次の回はお医者さん。しかも、毒(ポロニウム)盛られてしまったため、助けることはできないというのが中盤に至る前に分かる、ちょっと珍しいタイプ。
カーターの「でもファスコなの」って台詞がぐっときます。杓子定規の正義では断罪できない相棒、そして友人。罪は罪だ、とするカーターが頼まれたわけでもないのに手を汚すから良いんだろうなぁ。
で、いよいよマシンがシャットダウン&再起動。そしてネイサンの死亡にまつわる出来事。
改めて見ていて、フィンチからネイサンへ「私が救いたいのは君だ」って台詞があることを確認しました。「無用のリストを返してくれ、二人で彼等を助けよう」と言うネイサンへの返事です。でもそのネイサンについて、マシンが「無用のリスト」に入れていたわけで。救いたいと思って叶わず、でもマシンのリストを見ていればその望みは叶ったかもしれない、という皮肉。ネイサンの顔とともに「無用」って出てるのが素晴らしい演出。今までは他人ごととして「無用のリスト」とか言ってた、その言葉が当事者にとってはどんなに残酷なことかが如実に分かる瞬間です。
あと、最終回のイライアスが格好いいな。「ヨゴロフさんはいいんだ。私はあんたの父親を殺した。だからあんたは私を殺す。筋が通ってる」って。
……って、見終わっちゃったじゃんs2も!!
s3、レンタルは開始されたかと思いますが、注文してるBD届くのは一ヶ月ほど先なんだ……orz
2014年10月15日(水)
ハンニバル、レンタルでvol.1を確認中。
吹き替えと字幕で見ておけば、あとはもう英語で見てても意味分かるだろうという。
で、1話めで博士がウィルに、朝食の差し入れしてくれるのですが、卵とソーセージの炒めものって……博士……ソーセージすら自分で作ってましたよね、もっと後のお話で……。ってことはこれもやっぱりその……? 食事&会話中に、ソーセージわざわざ映るし……。
あと、射撃がめちゃくちゃ下手なウィルが拳銃撃つのはどうかと思う。アビゲイル助けるときだって、彼女に当たらなかったことのほうがおかしいし、スタメッツ(きのこの人)だってうまく右肩に当ててるけど、偶然にしちゃできすぎ。
POIのリースくんなら肩でも膝でも選んで撃てるだろうけどさ。
ハンニバルはねぇ、メインの筋とかはものすごく面白いけど、「どうやって見つからずにやってんだよ、どこから入ったんだよ、なんで連れ込んだりした出入りの痕跡が一つも見つからないんだよ」とか、「タブレットがあるような時代なら衛星からの写真だの監視カメラだので犯人の移動とかもっと追えるだろう」とか……。1970年代なら、生身の人間の目で目撃してないとどうしようもない、だから見つからないってこともあるだろうけどさ。
2014年10月17日(金)
Hannibal、とうとう12話め。
おお……。うまく言えませんが、いろんなものが一気に収束しはじめました。
ジャックはレクター博士の診断に疑問を覚えつつも、しかし、ウィル自身が一連の"模倣犯"ではないかという疑いをいだきます。博士はちゃっかり、それを裏付ける情報を。このあたりミケ様の演技に見入ってしまいました。ウィルを正常な精神状態にとどめておけなかったことを「すまない」とジャックに詫びるときは心痛を覚えている様子のに、彼を見送る視線が次第に冷たくなっていく……!
そしてアビたんピンチ!! ついに博士がアビゲイルちゃんの前で自分が殺人者であることを暴露。「何人殺したの?」に「君の父親よりもたくさん」と答えるあたり、アビちゃんに感情移入してぞっとしますね。自分を守ってくれる優しいおじさまのはずが、冷酷な殺人鬼……ぎゃあ。
ううむ、他の話より短く感じました。特になにが起こるってわけでもないのに、つい夢中に。
そんなオイシイところで終わられたら続けて13話めを見ずにいられない!
で、この話はウィルがどんどん壊れていく一方で、博士がその壊れぶりを観察、堪能しつつ、彼に嫌疑が向くようには序盤から周到に計画していたということを楽しむドラマですね?
最後の2話はやることなすこと裏目に出てる感のウィル。
優雅で紳士的なミケ様もいいのですが、ワイルドな彼も見たくなるので、手元にある三銃士でも見ようかな。ロシュフォールもダンディで格好いいけどね〜。
2014年10月20日(月)
冷凍食品を作る会社にぜひともなんとかしてほしいこと。
レンジであたためたとき、真ん中だけが冷たいままなのはどうにかなりませんかーッ!?
そんなことより、二、三日前からPC版のEvernoteが「サーバーに接続できません」となって、利用できなくなっています。
ネット自体には普通につながってるし、ネット上のものにはアクセスできるので別に構いやしないのですが……。
更にそんなことより、昨日ロック様が来日してたわけで……!!
もちろんそう簡単に行くに行けない田舎暮らし orz でもいいんだ、「ヘラクレス」を近所の映画館でやるって分かったから!!
というわけで今週金曜日は確実に映画の日!!
2014年10月23日(木)
Evernoteの問題は解決しました。
ネットを探しまわり、IEの設定がどうのとか見て、「は!? 使ってもいないIEに更新入ったせいなわけ!?」とか思いつつ……。
まったく困ったもんだわい。
さて。
世の中には、勝つ必要なんてこれっぽっちもない勝負が存在する。
負けていい誘惑ってのがあるんだい!!
というわけで、BOX予約してるというのに、POIs3レンタルしてきました。
しかもvol.1・2がなかったので3から。
いえ、いいんですよ、前回の終わりはs1のときみたいな超クリフハンガー、どころか全力で続いてるじゃねぇかよ!!ってんじゃなかったので。
そして、5本で1000円(+税)のため、必然的に7まで借りることに。
つまりあれですよ、ものすごい山場が、見たいようで見たくない、いや、見たいけどそんな展開なんてぇぇぇというパートも含まれるのです。ひゃあ。
ショウちゃんちっこい(笑
そしてショウの過去。救急隊のお兄さんがいいな。完全にただの無名の脇役なんだけど、優しくて真面目な人て感じで。それに対する幼いショウの感情の欠落ぶりがまた。
今回の対象者・ジェンちゃん可愛い! ジェンちゃんいわく、ショウには感情がないんじゃなくて小さいだけだとのこと。
そしてカーターのあねさん強い(笑)。もともと一人でマフィアのボスのとこ行ったりと無茶な人ですが、相変わらずすぎてハラハラします。ああでも格好いいな、あねさん。
あーもう、早くBOX届かないかな。そしたら好きなときに好きなだけ見られるのに〜。
でもドラマ系はいきなり一週間レンタルなので、じっくり堪能します。
ていうか一気に見るの怖いよ8話あたりからさ……。
2014年10月24日(金)
ヘラクレスをベストな状態で見に行くため、昨夜はあろうことか23時に寝ました。まるで普通の人のような生活です。
なのに何故3時に目が覚め、もう一度寝ようとして5時に目が覚め、それきり眠れず今(7時)に至るのでしょうか?
わけがあったら説明していただきたいものです。
見に行く予定のは13時からなんだよッ!!
だから8時か9時くらいまでは寝倒すつもりだったのに……。
というわけで朝からPOI続き。
前話ラストでいきなりルートに拉致られたショウ。
ショウから連絡がないからと、探しに来たリース。一方でフィンチはゴミ屋敷で探しもの……? 遺産管理局の人が対象者だとかで、その相棒として来てるみたいです。
対象者が被害者か加害者か分からない、という前提があるので、彼はどっちなんだろうと思いつつ見るのが楽しいPOI。
そして別行動しててもフィンチの危機には絶妙のタイミングで駆けつけるリース(笑)。この人、話が進むごとに心配性になってるな。
そして、おお、ちょろっとs3の核心部分も出てきてますね。"政府により監視に反対する組織=ヴィジランス"ってヤツ。どきわく。
カーターとラスキーくん(s3でパトロール警官に格下げされてるカーターの相棒青年。HRの下っ端ちゃん)の関係もなんだか面白くなりそうです。「友人を土の中に埋める」って台詞がありますけど、これ、s1でファスコがスティルス埋めたのとリンクしてますよね? 悪徳警官、誰かが殺した友人の死体を始末させられること……。
おおおおお、一気に見てしまいそうになりますが、ちまちま見よう計画。
で。
ここでヘラクレスを見に行ってきました!
公開初日からナンですが、書かずにいられないので白く。スマホで閲覧しているかたは見えてしまうかもしれないのでご注意を。
ぶっちゃけ序盤30分くらいは「うーん……」と思ってました。
なんかこう、盛り上がらないまま場面転換したり、地味な段取りだったり。
しかし最初の大規模な戦闘シーンあたりからちゃんと面白くなります。
物語は、人が語る「ゼウスの子・ヘラクレス」の物語から始まります。ネメアの獅子とかいった話はそこで「嘘か真か」みたいな感じでさらっと触れられるだけ。なので、ギリシャ神話のヘラクレスによる冒険物語を期待しちゃダメ。
ヒュドラ、大猪、ネメアの獅子、そういったものを退治したという話がまことしやかに伝えられているけれど、さて?
現れるヘラクレスは、大きなライオンの頭をかぶりものにしてはいるけれど、仲間を連れています。それが各地で出会って仲間になった連中。
投げナイフの達人で戦闘スタイルもスマートなアウトリュコス。
仕掛けのある槍を使い、預言者でもある、ちょっと年かさのアムピアラオス。
テーベで拾ったときは獣同然だったという野生児(今はいい年)テュデウス。
紅一点、弓使いの女戦士アタランテ。
そして、ヘラクレスの甥であり、戦士ではなく語り部としてヘラクレス伝説を語っているイオラオス。
レーソスの侵略から村々を守りたい、と言って彼等を雇うのがトラキアのコテュス王。
と、あらすじだらだら書いても仕方ないので紹介程度にしておきます。
コテュス王に雇われて、レーソスという男が率いる相手と戦うことになるヘラクレスなんだけど、実はこの話には裏があり……。
ともあれ、戦闘シーンが激しくてカッコ良い映画でした。
村を助けてくれと依頼されて向かったベッシ村での戦闘から俄然熱くなりましたね。
レーソスとの戦闘もぎゅっと締まった感じで良かったし。
仲間の傭兵たちもキャラが立っててみんなカッコ良かった! ヘラクレスはガチ。ナイフ使いのあんちゃんはスマートな戦い方です。預言者のおっちゃんは仕掛け槍を使って巧みに戦います。野生児は両手に軽斧装備なんだけど、ジャンプキックしたり飛びついたりと、随所に身軽さと獣っぽさが。弓使いのねーちゃんは近距離戦にはフツー向かないと思うんですがそこはツッコミ不可か。
ごちゃごちゃ説明するシーンはないんだけど、彼等の間に仲間としての絆があることは自然に分かりました。
だから、EDロールがめちゃくちゃ良かった……!!
半神半人のヘラクレスの難行ではなく、人間ヘラクレスがした仕事。
ヘラクレスが人間で良かったと、心底思ったEDロールです。
映画としてクォリティがどうのとか言われたら大したことないんだと思います。
が、私は好きだな!
ていうか良かったと思うけどな。コンパクトだし、ちゃんと謎は解明されるし、かと言ってバレバレじゃないし、納得いくし。ヘラクレスが神がかりな力を発揮するシーンにも説得力があるというか、たとえただの人間だって、そういう奇跡みたいなこと起こったっていいじゃんって気持ちにさせられました。
あと、ロック様はね、優しい顔したときの目がたまらんのです! 「ヘラクレス」でも、トラキアの王女、その息子アリウスに向ける眼差しがものすごい優しい。かっこええわ〜。
ロック様目当てで、ロック様の筋肉とアクション拝めればいいやという、ハードルものすごい低い状態で行ったけど、予想外に仲間たちも素敵で、王女さんも優しいところと気が強いところあって良かったし、"敵"もみんな魅力的だったし、それに"オチ"も良かった!
ていうか、ほぼラストバトル中の緊迫した瞬間に初めて、思わずぷふっと笑ってしまったではないかね……。その流れであのオチ。
ああ、でもできれば、できれば……っ。と、ここは秘密。「できれば○○○○○○○○ほしかった」のですが……。
さてPOI続き。
ラースキーくーん!!T□T
そしてs2で目立ってたターニー刑事も退場。
私まさかヨゴロフさんがこんなに引っ張って出てくるとは思ってませんでした。ロシアンマフィアの若きボス。彼は悪党ですけど、掟というか、一つのスジみたいなのはありますよね。裏切り行為はしないとか、弟のことは大事にしてたりとか。このあたりがHRとは違って格好いいポイント。
イライアスがちょろちょろしてるのも嬉しいですね。部下の頬傷さんも健在。ていうか頬傷さん小さいな(笑
そして、カーターの旦那初めて見ました。死んだんだと思ってた私。
ファスコ……ファスコぉぉぉぉ!!
カーターとのやりとりにじーんとしてしまいました。が、冷静に考えると、死体の始末までしてやってて、あのカーターがファスコをそれほど単純に「最高の相棒」と思えるかな、と疑問がありますが。
s3でのカーターは、キャルの仇とるために暴走気味ですけど、それにしたって、カーター自身にとってものすごく重い決断だったに違いないあの"始末"を、そんなに簡単に過去へ置き去りにはできない気がするんですよね。
ファスコを信じてるから、相棒だと大切に思ってるからこそした"始末"だけど、それであっさり割り切れないのがカーターのように思います。
さーてvol.4が見終わり……次がいよいよ、いよいよ……。
vol.5は中盤最大の山場。
ルートとフィンチ、リースとカーター、ファスコとショウ。
全員にいいシーンが盛り込まれ、なんとも言えないこのあたり。ファスコとショウも面白いコンビですね。
とか軽い話をしたところで本筋はヘビー。
ファスコが男を見せてくれます。流れとして読めはするんだけど、それでも感動した!
そして悪役もここまでいくと魅力的なシモンズ。正直、やることやってくれた、という思いもあります。半端にあの時点で捕まってしまわなくて良かったというか。しかし、追い詰められたシモンズがただ逃げようとするのはな。もっと強かなところ出してくれても良かったかな。
そして次の回は葬儀のシーンから。いつものパターンではなく終わり、いつものパターンではなく始まり、無言の内に葬儀のシーンが進み、シモンズの番号が届けられるという渋い演出。彼を狙ってるのは誰か? ていうか一人は分かりきってますね。
シモンズ探すのにリースが殺気立ってるのは分かるけど、ショウちゃんまでいつにも増して暴力的。
で、ルートなんですけど、彼女はあれか? ヴィジランス、サマリタンという新しい敵の出現に備えて、マシンが用意した第三の手立て? 彼女も仲間になるらしいのですが、そうなるとまた問題児が増えるPOIチーム。楽しそうだなぁ(←THE ヒトゴト
で、ファスコがやっぱり格好いい。暴走するジョーズ二匹と対照的に、冷静に刑事として動いてますとか言ってたらもっとすげー格好いいことになった―――ッ!? しかも二段構えでキタ!! 最後は、今までの苦労とか(リースたちからの)杜撰な扱いがすべて報いられたくらいの最高の着地点ですね。ファスコ大好きなファンとしては感無量。
そしてイライアス。s3でちょこちょこ出てきてますが、たぶん最初の4話くらいで刑務所からは出てるんですね。そして彼も彼ですごい格好いいシーンが入ってvol.5終わり。イライアスの格好良さはやはり冷静で冷酷なところ。なに考えてるか分からない不気味さを人当たりの良さげな外見に包んで、冷たく冴えた目がたまりません。s1で初出のときには「え? こんなおっちゃん?」だったのに、今ではこういう彼しか考えられないな。敵味方関係なく、スジの通った人間には敬意を払い、好意も持つ彼。しかし好意を持ちながら微笑んで殺せるのがイライアスなんでしょうね。
そしてとりあえず事後のvol.6へ。ちまちま見るなんてここまで来るともう無理!!
子ハロ、若ハロが美形(笑)。今ハロは美形ってタイプじゃないでしょ。"記憶装置"を作ろうとしたのが、若年性痴呆? 物忘れが激しくなっている父親のためだったとは……。アーパネットに侵入するシーンも入って、s2の高校生の回につながりましたね。
そして古臭い友情の確かめ方してるファスコとリース(笑)。これは半ばウケ狙ってますよね? マジじゃないですよね?
ルートが格好いいと思ってたら、あれ? ハーシュがなんで黄色マーカー??
この次の回にかけて、とにかく緊迫してるフィンチやルートの一方で、うじうじしてるリースとハッパかけに来たファスコ。ルートなんて拷問にかけられてるのに、リースあんた、仲間の危機になにしとん……。
ちなみにフィンチは、仕事のやり方でリースを繊細なメスに、ショウをハンマーにたとえてますが、いや、どう見てもリースもハンマーだろうと思ったのは私だけ?
そして、自由になったマシンは、以前はしていなかった"サービス"を実行。s1のラストでは、管理者の危機だろうとただ番号を送ってくるだけだったのに、ずいぶんな変わりようです。
デシマも絡んできました。が、とりあえずサマリタン騒動はこの回でいったん終了ですね。
で、vol.7。
フィンチに別れを告げ、仕事から抜けようとするリースのもとへ、マシンからのアクセス。たぶん、サマリタンの起動に伴う危機に対して必要な手駒を確保しようとしてるのかな。
ダブルブッキング、席の確保と移動、隣のマナー違反ビジネスマンから携帯電話ゲット、それでリースに連絡、と見事なマシンの手腕。
フィンチの仕業だと思うリースだけど、フィンチはノータッチ。結果、飛行機の中では逃げ場もなく、フィンチと連絡をとった流れでそのまま解決に当たらざるをえなくなるとは。
スチュワーデスさんが怪しいようにも思えてハラハラしてました。でも明らかにこのスチュワーデス、ドラマの中では浮いた存在なので、なんか特別なゲストなのか?とか考えてしまいます。
で、おかえリースくんにさっそくの仕事。
蝶ネクタイうまく結べないリースとか、「彼ものすごく素敵」とリースを褒められて嬉しそうなフィンチとかどうしろと(笑
そして総力戦。むしろお祭りイベント回ですねこれ。ドラマ性とかよりPOIチーム全員協力して解決にあたるというお祭り。
そして超似合わない口ひげリース。それあきらかに付け髭っぽいじゃん!!
ICPOの捜査官もナイスガイでした。でもそのあたりも含めて、ドラマとしてはほんとに、古臭くて今更やらないくらい陳腐でありがちな展開。でもその前までが緊迫した回ばかりなので、意図的にこういうお祭りにしたんじゃないかな。
って借りてきた分見終わっちゃったじゃん……。
ちまちま堪能しながら見ようとか、vol.5越えた瞬間に無理でした。結局4〜7まで一気です。
BOX届くまで少しでも見ておこうというつもりで、全部借りるつもりはなかったんだけど……こりゃ我慢できないだろうなぁ。