烏の足跡



2014年7月3日(木)

 シュワたんとスライ、カヴィの『大脱出』、ついにDVD発売!
 BDで予約していたのが届きました!
 内容とかこまかいこたどーでもいいのです、好きな俳優さんが出てたら、あとはそこそこ面白ければそれでいいのー!
 でも〜、映画館で見てるから〜、まずは特典映像から見ようかな〜。うふふ〜。
 ……なんか変なイキモノと化してますが、この映画、世間の評価はさておき私としてはとても素敵映画なので!
 ああ、早くTF4とエクスペ3公開されないものか……。TF4は8月であと少しだけど、消耗品3は11月……遠いなぁ。

 特典映像、まずは、実際の重犯罪刑務所から。おおう! ワクワク。
 映画の中では、「これだけのことやってて盗聴してないとかおかしい」とセキュリティのザルさがツッコまれてましたねぇ。人が通れるだけの広さがあるシャフトをほったらかしておくとか……。
 で、特典の中で「あんな脱出劇は映画の中だけのことだ」と言ってるのがなんとも(笑
 予告編映像……だから……だからっ、「そこはどこか?」が中盤のキモの一つなのにっっっ、なんでのっけからバラすかなっっ!?

 と、がっくりしてから本編へ。二度目の視聴なので吹き替えで。
 改めて見ると、モニタールームがやけに汚らしいこととか、壁とか、「ここがどこか」分かっているとなるほどなと思います。もちろん、作り替えてきれいにすることもできなくはないでしょうけど、「実はそこでした」という種明かしのためのささやかな伏線でしょうね。
 そしてカヴィの声がPOIの声優さんと違うのが違和感(笑
 たびたび喧嘩する二人を怪しみもしないし、一緒にいさせるし……。特典で実際の刑務所見てからだと、「ありえない」ことがいくつも分かりますね。カメラの異常を数分間も放置するし、浸水が事故かどうかの追及は甘いし。
 まあでも、隔離房の中でパニック起こしてる(演技ですが)シュワたん可愛いのでのでいいです(ぉぃ

 しかしこの映画、2時間の映画にするより、全12回くらいのドラマにしたほうが良かったんじゃないかと思いますね。
 ロットマイヤーがブレスリンに接近するのも唐突で強引すぎて違和感だし、全体的に詰め込み過ぎな感が否めません。
 シーズン2とかは作るだけ駄作になりそうなので、12回こっきりで、もう少し脱獄計画の進行をじっくり見せたほうが面白かったんじゃなかろうか……。
 唐突に出てくるマンハイムという名前とか、ホブス所長たちの狙いとか、陰謀の進行とか、もう少し小出しにすればドキワクする要素だと思うのです。
 特典の中では脚本も監督(演出)も褒めまくりですけど、実際は微妙だよね??



2014年7月5日(土)

 最近、豆腐がマイブームです。
 きっかけはとある漫画の中で、美味しそうに豆腐を食べる人が出てきた、というものです。単純!
 しかし豆腐……近所のスーパーで改めて見てみると、33円のものと、110円のものがあるのです。ちょ、3倍ってナニ!?
 そんなに違うとなると、どれだけ味が違うのか、気になるじゃないですか?
 というわけで、「ただの木綿豆腐」で、値段の違うものをいろいろ買ってきてみました。
 さて、110円のものにはそれだけの価値があるのかどうか!?

 その結果は後日報告するとして(←しなくていい)、豆腐といったら醤油です。
 また醤油のこだわり書いても仕方ないのでやめときますが、醤油がなくても美味しいくらいの豆腐って、食べてみたいですね。
 以前、勤め先の先輩と日本料理屋に行ったとき、そこで出てきた豆腐はマジ美味かったです。竹筒に入ったものでね、これはホントに「おぉ!?」って思ったの。でも次に行ったときには置いてなくて……。二人で、「あれホントに美味しかったねー」と言ってたものです。

 そして、豆腐と言ったら豆腐ごはんです。
 豆腐+醤油+ごはん。ただそれだけです。
 しかしこの、あったかいごはんに、冷たい豆腐、という組み合わせがなんとも言えないわけで。
 ちょっと多めに醤油入れて、荒く崩して混ぜた豆腐をごはんに乗っけた豆腐丼……。もちろん私はそれだけでイケるのですが、小口ネギを散らしてもいいですね。
 豆腐にごま油を少し垂らすのが秋山小兵衛風味か(@剣客商売)
 薄めの出汁であっためて湯豆腐っぽいものにするのも良し。素直に湯豆腐にして別で出汁作って食べてもいいのですが。お手軽にポン酢ベースでちょいといじってみたりして。
 ……じゅるり。

 まあとりあえず今日は、110円の豆腐を素で味わっておくことにします。
 うーむ……これか゜110円の味か……(←明日別のを食べたときに覚えているかどうかは微妙



2014年7月8日(火)

 110円のは、しっとりしてる。
 安いのは、つるつるしてる。
 豆腐の違いです。
 味は、好みによる気もします。
 高いから「美味い!」かというと、たかが110円のものではそんなこともなく。
 ただ、110円のもののほうが賞味期限も短く、つまりは保存料的なものとかはその分使ってないということで、たしかに、人工物みたいな舌触りはしません。
 うーん……これだったら安いのでいいかなぁ。



2014年7月9日(水)

 久しぶりに「パイレーツ・オブ・カビリアン」見てました。
 1は既に数回見ているので、2と3。
 1みたいな、繰り返し何度でも見たいシーンというのはないけれど、通して見るならそれなりに面白いと思います。
 同時に、わざとらしすぎて鬱陶しいシーンも多いのが2。
 3は、結局誰がどんな目的でどう動いているのか分からないのと、エリザベスが活躍しすぎててなんだかな。どこまでがジャックとウィルの共同作戦で、どこからが互いの予想外なのかとか、分からないので燃えようもないという。
 あと、ウィルが新たな船長となって船が復活するシーンが今一つ地味(笑)。パールが危ない!ってときに割って入るみたいにして、もっとアップでどかんと出てくるんだったら良かったのにな。
 ……で、4、というか、3部作終わった後に1作だけ作られましたけど……続きはどうなったん? なんか、さっぱり聞かないんですけど?



2014年7月11日(金)

 最近の三種の神器・ごはん編。
 ごはん、焼き鯖、豆腐。

 魚を焼くようなグリルはないし、たとえあったとしても匂いがひどいのでやる気はなく、焼き鯖はもっぱらスーパーで売ってるものです。しかも、20時過ぎくらいにいくと半額になっていますし、それでいてたいてい売れ残っているので……!
 豆腐は結局、小さめのが3つセットで65円(税抜き)という、やや安いスーパーのブランド品になりました。味の好みがさほど作用しないなら、安いのと、あと小さめのほうが最後まで美味しく食べられますからね!
 
 あんまり食事で節約しようとは思ってないのですが(食べないという選択肢はあっても)、安く買えるならそれにこしたことはありません。
 しかしスーパーの遅い時間は、割引で買える代わりに選択肢が少ないですよねー、当たり前ながら。
 カップで売っているカットフルーツなんかは、お菓子を食べるよりは健康的だろうと、多少割高でもチェックしたりするのですが、これは19時以降になると売り切れてる可能性も高いので残念。メロン(白っぽい果肉のほう)が50円とか、お得感……!
 あと、カットフルーツの難点は、当たりかハズレか分かりづらいこと。もう切られてしまっているので、重みとかで水分はかることができず、たまに甘みや水気の微妙なのを引いてしまいます。
 メロンとかパイナップルはまあいいんですけど、この間のスイカは甘みのほとんどないハズレだった…… orz

 それにしても、毎日食べても飽きないって、米はすごい食物だと思います。
 いくら好きでも、パスタ毎日だとソース変えてたって飽きるもんなぁ……。



2014年7月15日(火)

 「ホビット2」と「マイティ・ソー2」を借りてきました。
 「見たいッ、見たくてたまんねぇぇ!」というのではないのですが、1作め見て面白かったしね。昨今のアベシリーズは他のものも一通り見てるし。あと、ホビットはオーリーのレゴラスも出てくるしね!
 なのでソーのほうはいきなりBD買っても良かったんですが……商品仕様でものすごいレビュー低くて笑う(笑)。映画自体の評価はそれなりに高いのにな。
 どっちから見ようかな〜。

 まずは「ソー」からだ!
 うーむ……CGで作られた風景見てると、これを前に演技しないといけない俳優さんの苦労が……(←映画の感想じゃねぇ)。昔はどんなにちゃちでもセットがそこにあったのになぁ。

 冒頭の彼氏候補可哀想(笑)。エリックの扱いがもっと可哀想(笑
 相変わらずヘイムダルかっこいい!
 そしておかん強ェ!! フリッガは強く厳しくも優しく賢き母って感じで素敵。
 そういや四人従者の一人、ファンドラルは役者さん替わったんでしたっけか。私はあまりこだわりないので、新しい人も好きです。
 マレキスの側近もいいですね。ブレない悪役に、ブレない側近。
 ロキの連続変身、最後は彼ですか(笑)。ロキはどこまでが騙しなのかが楽しいところです。でもアレはバレる(笑)。最後のオチ的なものも予測はつきましたね。ただ、彼の真意はまたしても分かりません。おかん殺されたことに対しては本気で腹立てたんだと思いますけど。
 そして、ダークワールドから地球に戻ってくる経緯が笑えます。あと、「素直に乗ってくなよ」とか、シリアスな展開の中にトホホな笑い。ほんとにトホホ。
 恒例のEDロール中・後のワンシーンもありますね。どこまで続くんだろうか、このシリーズ。「あと5つ」ってほんにどこまでよ orz まとめていくつかは出てくるとしてもさぁ。
 あと、「それ」、こっちに居着いたのかよ、どうすんだよ(笑

 総評。
 ファンタジー+SFみたいなビジュアルもきれいだし、テンポもよくて面白かった! みんなキャラ立っててよかったと思います。「あの人」のゲスト出演はまさかだった(笑)。しかもアイアンマン3みたいにED後とかじゃないし。
 浅野氏もう少し出て欲しかったなぁ。最後のほうにちらっと垣間見えたので終わりかよ。あの世界でバトルくらいあるのかと思ったらさぁ。

 「ホビット」。
 相変わらず身長縮めるCGがすごいなとか(笑
 あああああ、トーリンもかっこいいけど、ガンドルフおじいぃぃっ(←またそれかよ
 それからドワーフの乗る馬が小さくて可愛いとか。おじい&おじいの馬と比較して見てしまうのでほんと子馬。
 レゴラス王子は相変わらずテライケメンでいらっしゃる。お父上は相変わらず眉毛が太く男らしいですね(笑)。お父上も好きです。一国の有能な主としてはこういう残酷さというか、身勝手さも必要なのかなと思います。
 ダメそれ死亡フラグだから駄目キーリさーん(○□○;!! ちなみに原作は……。
 樽コースター楽しそう……★ そして、見たかったレゴラス様の頭踏み(笑
 バルドさんも噂どおりかっこいい上にどうしようもないお人好し。
 しかしあれですね、すごい頑固に王国へ山へと言ってたくせに、あっさり諦めるトーリンがなんだかな。メンタル豆腐か?

 そして最後は安定のクリフハンガー。でもこれはハナっから3部作だかと決まってるのでまあいいか。
 1作めよりも体感時間短かったと思います。余計なことしてる暇ないくらいに詰め込んでるし。その中で少しタルでの川下り戦闘が長い気もしますが。
 あと、町に入り込んだオーク、何故住民が一人も外にいないんだよ(笑)。レゴラスと大立ち回りしてるのに騒ぎにもなりゃしねぇ。

 湖の町がどうなるのか、おじいはどうするのか、トーリンたちは!? と、いい具合に引っ張ってくれてますが次っていつ公開だっけか?? 2014.12? 2015春?
 原作で内容知ってるとおおよその見当はつきますけど、映画オリジナルのレゴラスとかもいるし、さてはて、どうなるのか……。

 ところでイケメン王子ですが、映像特典で見てるとさすがに法令線あたりに皺もあるので、ここもCG修正してるのか?



2014年7月20日(日)

 「ロード・オブ・ザ・リング」久々に鑑賞。
 ホビット2がそこそこ回ってるせいか、関連作もフルレンタル気味で1作めしか借りられなかったけど。
 というわけで10年ぶりくらいの1。
 ………………。
 王子……相変わらずテライケメンだけど、ホビット2の顔と見比べると、若いっつーか可愛いっつーか(笑)。そういやこの頃はこんな顔だったなぁ。でもこの世界内部での年齢はホビット時のほうが若いんだよなぁ。
 そしてみんなしてホビットたちの保護者すぎてやっぱり微笑ましい罠。
 けっこう細部を忘れてました。
 評判が高いと、細部の粗捜ししてケチつけたがる人が出てくるものですが、たしかにこの映画、こまかいことツッコんだらキリがないのは確かです。が、全体としては時間を感じさせない面白い作品で、やっぱり好きです。
 いっそBDで買おうかなと思うんだけど、どうせならエクステンド版。しかしこれがまだ高い! BOXは余計な特典山ほどついてて無闇と高い!!(欧米版の3倍とかってなにそれと言いたくなるが、マージンの関係で仕方ないのか orz) 特典要らないから、本編だけでもっと安くしてほしいなぁ。



2014年7月25日(金)

 LOTR、2部3部も借りてきました。
 そうそう、2部見たとき思ったこと、思い出しました。「イケメンパートのみ見てたい」(笑
 いや、イライジャ・ウッドくんがイケメンでないとは言いません。ただ、あっちサイドはほら、ものすごい大変なのは分かるし大事な仕事なのも分かるんだけど、華がないっつーか、ヒロイックさがないっつーか……。その点、アラゴルンたちのほうは派手な立ち回りにちょっと笑えるシーンもあったりするわけで。
 ちなみにおじいは当然イケメンです。ギムリたんもイケメン枠ですがなにか? ……正直、王子の後ろに乗ってるとことかどう見ても可愛いんですけどね。むしろまがうかたなき萌え要員
 それにしても、LOTRではこんなにおっとり優しい性格してる王子が、なんでホビットじゃあんなにツンツンしてたのやら。というか、あれがどうしてこんなに丸くなったというか、警戒心なさげなお花ちゃんになったのかがすごい謎。
 ホビット3で明らかになるんでしょうかねぇ?
 あと、王子はもう、60年後であるLOTRのほうが顔が若くてどうしようもないのは言わないお約束ですね。

 とか思っていたら、久々に原作読みたくなって、「ホビット」をまた買いました。と言っても……以前に持ってたのが大学時代で、たぶん、実家に戻るときに箱詰めにして親父の会社の倉庫に預けたきり、湿気で駄目になって焼却処分された中にあったに一票……orz
 以前持ってたのは文庫版みたいなヤツでしたが、今回はオリジナル版なるハードカバーを中古で。
 うーむ、原作のほうこそほとんど忘れてる……。
 覚えてたのはものすごいだいたいのアウトラインくらいです。あと、最後の最後で「えーっ!?」ってなること。これはほんとに、そんな予兆がまったくないのにいきなり発生するので、読んでてもまず予想がつきませんでした。しかし展開からいくと、ああならないと丸く収まらなかいようにも思いますけど、それにしたって……という。
 映画のドワーフたちに比べて、原作のドワーフたちのほうが即物的というか、お宝目当て感がいっぱいです。てか、映画のほうは「自分たちの国を取り戻すため!」という目的が強くなってますね。……うーむ、そういうテイストだと思ってたんで、原作読み直して違いにちょっと驚きました。
 あと、「ワシに運んでもらえばいいのに」って、初めて原作読んだときも思ったことを思い出しました。一応理屈はあって、縄張りみたいなものというか、ここから先は行けない、という限界があったわけですけど。あと、ワシたちにも人間並の知能があって王もいるので、特になにもないのにいきなり頼む、というのは、いくらおじいでもできなかったんでしょうねぇ。

 そしたら今度は、またホビット(1作め)が見たくなって再びレンタル。
 原作をしっかり覚えていて見ると、「このシーンを映像化してこうなったのか」というのが楽しい♪
 LOTRと違って、ハードカバー一冊におさまる話を3部作に伸ばすって、相当なものですけど……逆に言うと、あれだけの長さのLOTRを合計で7〜10時間程度に縮めたほうが無茶なのか。原作みたいに長々とやられたらまず間違いなく飽きますけどね。こっちの原作こそ長すぎて全然覚えてねぇよ
 ともあれ、じっくり見てみたホビット1、……キーリがやたら目立つのは何故(笑)。兄弟で似たような立場なのに、フィーリが映る率に比べてキーリが映る率高すぎ。気になり始めたらそこばっか見てました。またキーリ、あ、またキーリ。あっ、今一瞬フィーリ!みたいな。
 わたくし、個人的にはフィーリとキーリならフィーリのほうが見かけ的に好みです。
 でもバーリンおじいの可愛らしさが最高です。またじじいか。またじじいです。
 イケメン枠はトーリン一人で請け負ってる気がします。ドワーリンは漢です。2では脳筋ぶりを発揮してくれて笑いましたけど。
 今回見てたら、オーリ……だっけ? ぱっつん気味の前髪してる赤毛の若いの。彼がおっとりしてて可愛らしかったです。アクションシーン見てると、あんま役立ってないというか、映らないというか。ぶっちゃけ彼とかボフールとかって、戦闘要員じゃないですよね? 戦士が少ない、みたいこと言うときに出てくる中に入ってるんですね?
 一方、ばったばったと敵をなぎ倒してくときに目立つのはダントツでおじい(笑)。杖と剣の二刀流だし。つーかあんたどこが魔法使いよってくらいにガチ戦闘ばっかしてるよね。閑話休題。で、トーリン、ドワーリンも大暴れしますね。昔は猛者だったバーリンもけっこうスタイリッシュな戦闘してると気付きました。
 フィリキリもよく戦ってますがアップになりやすいのはやっぱりキーリ。ついでに言えばこの二人、いっつも隣に並んでる(笑

 あと、原作どおりで見てみたかったとつくづく思ったシーンがあります。それは、冒頭の押しかけシーン。
 映画では、ドワーリンがまず来て、バーリンが来て、その後にフィリキリ兄弟が来ると、その後すぐに、トーリン以外の8人が来てしまいます。で、ばたーんと皆で倒れこむ。
 これ、原作ではもう少し小分けになってました。最後にトーリンを含む4人が来るのだけど、トーリンが他の3人の下敷きに押しつぶされるという……。こんな面白いシーンが記憶になくなってたとは不覚……っ。
 ともあれこれ、映像でぜひとも見たかった★ 原作よりもクールというか、厳しい面&イケメンぶりが前に出てる映画トーリンが、べしゃっと押しつぶされてるとか最高。

 さて、この後、原作に待ち受けている展開が映画でもそのとおりになるのかどうか、すごく気になります。
 原作のトーリンだと、「そうなるのも仕方ないか」と思うのですが、映画だとテイスト違うしねぇ。ていうか原作では、とある「約束」、してないんですよね。しかし映画ではトーリンの口から言ってんだよな……。
 あの展開を変えてしまうのはさすがに原作無視。アレンジと言って済ませられる範囲でなかろうし……。
 ……なんで日本公開がこんなに遅れるんだ……。3は劇場で見てきます。

 さて、映画がらみで言えば、ようやくTF4の国内メディア露出が始まりましたね。DVD雑誌の表紙にもなってます。
 前作は日差しもものともせず公開初日の朝一番に見に行きましたが、今作はそこまでする気持ちはない……でもパンフとかは買うと思われます。グッズはいらないだろうなぁ。2のときのデフォルメマスコットとか可愛かったけど、3のときにはもう欲しいのなかったし。
 8/8でしたっけ。
 あと少し!!



2014年7月28日(月)

 ショック……。
 原作手元にない&実家にすらなくなってる率99%&すっかり忘却、という三重苦のため、注文したのは「ホビット」だけでなくて。
 「指輪物語」のほうも頼んだんだ。だけど、カバーと中身が違うというアクシデント発生 orz
 中古だから仕方ないけどさ……。厚みが少しでも違うと、査定に慣れた人には持っただけで分かるものだけど、これがまるっきりと言っていいほど同じだから、これは気づかなくてもしょーがないレベル。
 というわけでまるっと返品し、また注文しなおしてます。はぅぅ。

 一方で、買うことにしてしまったLOTRとホビットのエクステンド版。ただし、LOTRのBDセットは7万とかアホすぎる価格なので(中古でも3万)、配給変わって一巻3000円ちょいになってるのをバラで買っていくことにしました。まだ1しか出てないけど、いずれ出るっしょ。あと、近所のレンタル屋に2と3はエクステンド版置いてあるから、どうしもて見たくなったらまた借りればいいし。
 ホビットも、2のエクステンド版はまだ出てないですね。

 こういう映画は、何度か見た後はご飯時のだらだら見になります。
 たぶん、それで一番見てるのは意外にも「テルマエ・ロマエ」だと思われます。くだらなくしょーもなく他愛無く笑える、というのがとても良いのです。ちなみにこれ、全力で褒めてます。だから2も早くリリースされないかとても楽しみにしてます。
 LOTRは、フロド&サムパートがヘビーすぎてたぶんご飯中鑑賞時には飛ばします。
 その点ホビットは全体的に明るいトーンが多いので丁度いい感じ。でもゴラムはキモいので飛ばします。てかなぞなぞのシーンまだるっこしくていつも飛ばしてますごめんビルボ。
 ご飯中鑑賞ムービーの大事なところは、たびたび飛ばしたくならないこと、です。興味ない、あんま面白いと思わないシーンがしばらく続くとか、しかもそういうシーンの切れ目とチャプターが噛み合ってなくて、1チャプター飛ばすと見たいシーンも抜けてしまうとかだと困るのです。
 あと、真面目すぎるよりくすっと笑えること。

 ところで、ご飯の話が出たついでに、現在のマイブーム。
 肉じゃがになりました。
 またなんつースタンダードなところに着地したかと言われそうですが、じゃがいも剥いたりするのがちょっと面倒で、そう頻繁には作らないのです。が、たまに猛烈に食べたくなります。
 ただ、こういう料理って少ない量で作るとやたら難しいので、どうしても3〜4人前を一度に作ることになり、イコール、しかもこの季節、毎食それを食べることになるのがネック……。冷凍→解凍だと明らかに味落ちるので、せめて冷蔵してる間の二日間くらいで食べきりたいキモチ。
 ちなみに私の場合、できるだけ水は入れずに野菜の水分で調理します。あと、しょうがは絶対入れます。クックパッドとか見てて、つくれぽ上位のレシピにしょうが入れてるのがなくてびっくりしました。



2014年7月29日(火)

 昨日注文して今日届いた「ホビット」と「LOTR」!(ともに第一部)
 ホビットについていたブックレット読んでたら、ホビット庄に住みたくなりました
 まずはホビットの本編から見てみました。
 冒頭はけっこう追加がありますね。小さいころのビルボとガンダルフの花火が入っているとは!
 ビルボの家の集会にもちまちま挟まれてます。
 で、ここからはちょっとした追加がメインですが、エルロンドの館ではけっこうまとまったシーンが。
 ドワーフたちやりたい放題すぎ(笑)。まさかドワーフたちのヌードが見られるとは。……画面止めて、全員いるのか見てみたい。トーリンもいるのかまさか?
 そういった諸々について笑って許せるわけではないとしても、呆れて頭痛めつつも置いてくれるエルロンドたちが優しすぎる件。
 けっこう大事なシーン、良いシーンがあるのに、劇場版でカットされてたなんて。
 もともとエルロンドは好きですけど(原作でもすごいいい人)、エクステンド見てますます好きになりました。
 ところで、2部でのタウ&キリは、ここで既にその芽が吹いてたのか……。でもキーリ、つまりドワーフの好みって、他の種族からしたらかなり男性的な女性になるわけだから……。エルフの男を女と間違って「あの子ならいいかも」とか言うような奴に好きになられたって知ったらタウさん怒るんちゃうか?(笑

 他には、目立ってがっつり追加されたところもなく、さて特典。
 ……9時間……。なんでそんな長いのと言いたくなるけど、つい一気に見てしまいました。つまり半日近くぼけーっとホビット見てたことになる罠。
 うーむ、なんて楽しげな現場。
 序盤にある、一人きりでの撮影(ビルボの家での集会は、一人だけでかいガンダルフを合成してるため)に心折れそうなイアンを励ますところとか、監督の優しさにぐっと来る……ええ話や。

 ところで今更ですけど、トーリンに子供がない以上、フィーリが次期国王候補で、フィーリになにかあればキーリにもその可能性があるのに、そんな大事な子を二人とも冒険に連れてくるってまずいんじゃ……? 雷合戦のときにトーリンがフィリキリばっかり心配してるのって、息子同然というだけでなく、継承者でもあるからなのかなぁとか思ってみたり。(若いからなら、オーリだって若い)
 あと、何度も見てて、オークの中ではアゾグさんが超イケメンなことに気付きました。左右対称のきれいな顔してるよね?



2014年7月30日(水)

 今日はLOTRの第一部EE版。
 ちまちま追加されてるシーンは実は初めて見ます。
 ていうかボロミー……Ω△Ω
 ボロミアとメリピピが剣の稽古してるシーン好きなんですよね。ボロミアが優しい人だというのが分かる気がします。つい強く打ち込んだ後「すまん」と慌てて、逆に二人にひっくり返されてしまうところとか可愛すぎ。そしたらEE版では、メリピピを引き剥がそうとしたアラゴルンまでひっくり返されました。可愛すぎる。でもこれ、ホビットは子供みたいに見えるけど子供じゃない、と分かるシーンでもあるように思います。
 でも雪山では、アラゴルンがフロドとサムをしっかり抱えてて、ボロミアがメリピピ抱えてて、やっぱり可愛すぎ。指輪のせいでおかしくならなければ、父親の信頼も厚いわけだし(一方なんで弟のファラミアがあそこまで親父にいじめられるのか……原作になにかあったっけな??)、自分のしたことに気付いてすごく悔やむ、苦しむあたりとか見ても、ほんに惜しい人でした。メリピピにとっては最後まで、頼りになって強くて優しい"大きい人"だったんじゃないかな。と思うと平和なシーンが泣ける罠。だからこそピピンは、ファラミアを助けるのに必死になるんでしょうね。ファラミアも優しいし、恩返しもしなきゃと思うし。
 高潔な英雄アラゴルンもいいけど、ボロミアもいい男です、うん。

 モリア鉱山……前回見たときも疑問だったんですが、バーリンがギムリの従兄弟?? 年代的にすごい無理な気がするんですが。従兄弟ってことは、互いの親が兄弟ってことだけど、そうなるとグローインと、バリーンの親が兄弟ってことになってしまうわけで……はて?? このあたりも原作の追補読めば分かるのかな?
 で、原作読んで、日記抱えてる骸骨がオーリだと知ってすげぇショック orz
 そしてよく見てみたら、バーリンのお墓で嘆くギムリの肩に手を置いたのって、アラゴルンじゃなくてボロミアですね。……ええ人なんや……ええ人やったんに……。
 バルログと一騎打ちして勝てるおじいはたぶん中つ国最強。
 というか、少対多で大暴れしてる人たち見てると、指輪無双があってもいい気がしてくるのは私だけでしょうか? 無論、呂布=最強キャラポジションはおじいです。魔法使いませんけど。

 ロスロリエンの森もいろいろ追加されていてウハウハでした。
 ハルディアがけっこう出ているし、ギムリたんがまた無闇に可愛すぎてどうしようかと。アラゴルンにいびき止められてたり、恐ろしいエルフの魔女がいるとか言ってたくせに、お別れシーンでは「ガラドリエル様をまた一目見られただけで」とか言っちゃってるし。こんなこと言ってるから、見た目若造でも数千歳のレゴラスに「可愛い」とか思われたに違いない。ホビットの時点でもう生まれてるんだから、60は過ぎてるはずなんだけどなぁ。

 そして、中つ国最大の魔法は、いくら撃っても矢が尽きない矢筒だと思う私でした。
 さーて、次は特典を楽しもう!



2014年7月31日(木)

 7月のザレゴトが、あまりにもものの見事に、映画とご飯のことしか書いてないのに我ながら呆れました。しかも後半はトールキンばかり。
 というわけで、今は実際には8/1なのですが、またトールキン話ならここに書いておこうかという次第。

 再注文した「指輪物語」、「ニつの塔」の上1まで読み終わりました。
 かつて読んだときの記憶はおそろしいほどにからっぽでびっくりです。
 でも当時の自分のキモチは分かる……。情景描写が長すぎてイヤになるんのですよ。しかも映画ができる前なので、アウトラインが映像で頭に入っているわけでもなく、かなり時間をあけて読んでもいるので内容なんてさっぱりな感じ。
 実際、「旅の仲間」でもなかなか話が進まず、だらだら会話が続いてイラつくところは多々あります。ストーリーとか世界観は素晴らしいけれど、「娯楽のための小説」としては、面白さを損なう冗長さがあるように思います。そのあたりはただの好みなのですけど。
 でもシーンとしては、原作ならではの良いシーンもたくさんありました。うーむ、ギムリたん原作でも萌えキャラだったか(ぉぃ)。ガラドリエル様好きっぷりは、映画だとロスロリエンを出た直後にしか描かれませんが、原作ではローハンの騎士たちと出会ったとき、彼等がガラドリエルを悪く言う(世間ではそう信じられている噂)と怒っちゃいますね。

 「二つの塔」の部分。上1では、オークに連れ去られたメリピピと、それを追跡する三人がメイン……というか、フロドサイドがまったく出てきません。
 私としては、映画のフロドサイドはゴラムとのうだうだが続くだけで、アクションとかヒロイックさの点でアラゴルンサイドよりはるかに劣るので、実はどうでもいい感じ。ゴラムを絡めてフロドとサムの友情、すれ違いなんかが描かれていて、とても良いとは思うけれど、好きではないのです。言い争いとかただ苦労して旅をするところばかり描かれて、見てて退屈。分かりきった展開なら、華やかでヒロイックなほうがいい、という感じです。
 原作でも、「二つの塔・上」「王の帰還・上」ではフロドたちは出て来ず、彼等はどちらも下巻で一気に語られてますね。映画より退屈しないといいんだけどな。


Made with Shibayan Diary