2014年4月2日(水)
増税しましたね。
3月の半ばくらいからは、買い溜めのお客さんのため大盛況でした。
そしてたぶんしばらくは閑散とするはずで……。
消費税、たしか北欧のどっかの国は20%とかなので、8%が高いわけではありません。先進国で5%しかかけてないの国のほうが珍しいはず。
ただ、「その税金を、本当に国民のために有効に使ってくれるのか?」という気はします。
北欧のその国、スウェーデンだっけか? 医療費って基本無料じゃありませんでしたっけ? 子供が生まれると、赤ちゃんのために必要なものを箱に詰めて政府だか自治体だかが送ってくれる国もありましたよね?
保険とかどうなってるのかとは、詳しく知らないのでなんとも言えませんけど、なんかそんなふうに、「自分のため直接でなくとも、間違いなく、必要な人のために使われているし、自分も世話になることもある」と分かっていれば、高くてもいいんです。
払うだけ払って恩恵がないなら、なんか腹立つ。
それが私にとっての税金です。
2014年4月3日(木)
今更誰か、戦国無双のSSなんて読みたいと思ってくれる人、ここに来てたりするのか?
とか思ったりもしますが、根本的に私、自分が読みたいものを書くので、それをリスト的にまとめて見やすくしておくため、アップする感じ。
でも案外もしかすると、今はもう他のものがお目当てで覗いてくださっているかたの中に、戦国であれこれと書き散らしていた時代からのお客様もいらっしゃるかなぁと。
そんなわけで一応、……もう7年ぶりくらいの戦国SS更新なので、ゲームザレでもこちらでも、「更新しましたよ」とお知らせしておきます。さもないともう「新しいのがある」などとは思っておらず、あれば読みたいのに気付かないままになるというかたも、もしかすると、いるかもしれないなと。
ところでここ一週間ほど、毎日ぽちぽちと、拍手をいただいております。
いろんなものをまとめて取り扱っているので、それが何に対してのものなのかはコメントをくださらないと分からないのですが、ほんにいったいどれについてなのだろう??
来訪者が一番多いのはアーマードコアの攻略です。これがもうダントツ。ぶっちゃけメインのサイトより、ACコーナー独自でのほうが3倍以上もカウンター回ってます。
しかしAC目当てのかたの場合、コーナー自体には拍手が設置してないのですよね。サイト本体から見ておられればともかくとして、アーマードコアで検索かければ、本体ではなくコーナーTOPが引っかかるはず。私も、そこをお気に入りにしてくれていいとしています。だって本体には女性向けのものも多いので、あんなアクションゲームの攻略目当ての、つまり9.9割まで男性のかたに、サイト本体なぞ用はあるまいし、見たくもなかろうと。
次は、タロット関連でしょうか。こちらもタロットコーナーTOPに直接辿り着く率が高いのですが、そこをお気に入りにしていただいて構わないのは同様。これの閲覧者数は、たぶん、サイト本体とどっこいどっこいです。
あとは、このメインのザレゴトを覗いてくださるかたがたと、やはりゲーム戯言。
ゲーム戯言で戦国無双の話とかしはじめたタイミングと、拍手が始まったタイミングが近いので、もしかしてこれへの同意とかなのかなぁと思ったりもしますが、分かりません。
本当にたまたまそのタイミングで攻略部分などに辿り着いたかたがいるのかもしれないし。
けれど、様々な人が、それぞれに気に入ったコーナーや書き物に対して、と考えるより、そのタイミングで更新されているものについて、いくたりかの人が、と考えたほうが、ありそうな気はしますね。
ま、なんでも構いません。ありがたく嬉しいことは、腹いっぱい胸いっぱい間違いないので!!
2014年4月4日(金)
ご飯中の暇つぶしに、またPOIを見てます。
シーズン1は友達に貸してるので、2の好きなところを。
今日は出版社CEO夫婦の回。この二人の仲直りは出来過ぎててうそ臭いのですが、この回はファスコの彼女も出てくるのでたまりません。はっ!? しかしこの後この女性、もう出てこないのは何故!?
そして、シーズン2の後半、ファスコは板挟みでピンチばっかりなので、大好きな私としては見ててハラハラします。
そしてビーチャー刑事。シーズン2の終盤知ってると切ないわ……。いい奴だったのにー!!
切ないと言えば最後のフィンチの台詞、「足掻くのもいいんじゃないかな。愛する人とまた一緒になるチャンスが巡ってくるなら」も切ないですね。自分にはもうそのチャンスはない、と思ってるフィンチ。しかし生きてるなら可能性はゼロじゃないだろうに。
てゆーか早くシーズン3のBOXが出ないかと思うけれどどう早くてもたぶん秋だろうなぁ。
なお、スタロン&シュワ&カヴィの「大脱出」はしっかりBD予約しています。
今年はエクスペンダブルズ3、TF4もあるし、夏の映画は楽しみです。
2014年4月6日(日)
久しぶりに、山田風太郎の『妖説太閤記』を読んでます。Kindleで。
以前に読んだのはいつだったか……たぶんこの戯言に書いてる気もしますが、えーと、2006年4月、戦国2&エンパやって、SS書いてるときに二度目を読んでますね。『秀吉の枷』が出たときに合わせて読みなおしたみたい。
2004年10月にも話題に出してます。その前に読んだのがいつかは記憶に定かではなく。
2006年のときに、手元にないからと買い直してるのも含めると、Kindle版で都合3冊、買ってるわけか(笑)。しかしこれでもう、手元にない、とか言わなくていい!!
戦国無双の陽気で優しくて明るい秀吉、BASARAの豪胆で重々しい秀吉、どっちも、架空のヒーローとしては好きなキャラクターですが、現実的に考えると、晩年のむちゃくちゃぶりとかあって、あんなヒーローではないですよね。
その点で山風の『太閤記』は、とにかく秀吉が、ヒドい。ヒドいんだけど、劣等コンプレックスの塊で、その反動のように、己の才を使ってほしいものを手に入れ、成り上がっていく、とんでもなく醜怪な男を、けれど、人という生き物の悲しさみたいなものまで含めて一貫して描いてる感。
池波、吉川の大御所も、秀吉の晩年はノータッチです。触れてしまうと、どうやったって庶民のヒーローにしておけないからでしょう。けれど山風は、むしろそこをベースにしてキャラクターを統一させたようで、終盤のものヒドさこそが真骨頂。
しかし、この秀吉が私は好きなのです。
人間としてこんなのが存在してたら好きかと言われるとともかく、物語のキャラクターとしては、たまりません。
それはたぶん、程度の差こそあれ、自分にもこういう、自分勝手でヒドいところ、劣等感、欺瞞、傲慢、執着、そういうものがあるからだろうと思います。
だから、「最低」と唾棄することができない感じ。
レビューを見ていると、山風は秀吉を嫌いだったんじゃないか、といった見方もありますけど、私としては、嫌いだったらここまで書けないように思います。それは私がこの秀吉に悲しさみたいなものを覚えるからこその見方かもしれませんが。
なにより、「きれいなところだけ描いて都合の悪いところは無視して、秀吉をヒーローにしている他の作家に対するアンチテーゼ」みたいなものもあったような気がします。もっと言えば、あなた達の造形では、晩年まで含めた秀吉に一貫したキャラクターを与えられてないじゃないか、という皮肉。
たしか山風は反戦テーマの著作もあるはずで、壮絶な忍者バトルとかを書いていても、根底には争う人間の愚かさ、悲しさがあるような。だから、朝鮮出兵とかはまるでなかったかのような描き方は、できなかったのかもしれないなとも、思ったり。
だからといって、山風のこの秀吉のほうがリアルかと言われると、これもまた、現実を超えたバケモノ的存在だからこその、フィクションだと思います。
しかし、全然女にモテず、相手にされず、お市様に惚れてモノにするために成り上がろうとし、愛嬌のあるお調子者を仮面にして、腹黒〜く邪魔者を排除しつつひたひたと昇っていく……。
なんかもう、自分にも秀吉くらいの才能があればと思うくらいに、えげつない(笑
大好きです。
2014年4月11日(金)
『妖説太閤記』、下巻も半ばまで来ました。かなりスローペースです。ま、ゲームやったりSS書いたりもしてますので、のんびりちまちま読んでます。
レビューでも、秀吉が好きな人は、どうしても読むなら上巻までにしておいたほうがいい、というものを見かけたりします。
だって実際、上巻は、動機や手法はどうあれ、成り上がりの物語です。しかし下巻は、執着と転落の物語。
丁度今、朝鮮出兵にさしかかりました。
このあたりから、秀吉は他人の思惑を身軽に踊り越えるのではなく、意識してしまい振り回され、振り回されまいと支配しようとしていること自体が、支配されてしまっていることの証、のような様相になってきます。
家康との駆け引きとか、一進一退でなかなか面白いのですが……。
美化できない領域の話に入っているため、秀吉は完全にダークサイド。
小学校とか中学校とか高校とかでさらっと習う太閤検地、私の「学校の記憶」では、「土地を測りなおして、一定のルールに従ってなにやら決めた」というだけのもの。悪いイメージはなくて、公平な制度を整えただけみたいな印象でしたが、しかしあれ、この『妖説太閤記』だと、とんでもない増税だったと説明されています。
簡単に言えば、今までは、1平方メートルあたり1000円払いなさい、というルールだったとします。でもこれの、「1平方メートル」、すなわち1メートルという部分について、「今までの80cmを、これからの1mにします」というルール改定も、同時にやってます。
つまり、今までより狭い土地から、今までと同じだけの税を払わないといけなくなったわけ。
刀狩りも、秀吉のは誰かの真似事で、彼のオリジナルではないし。しかも、出さなければ殺せ、百姓やめて離散しても殺せ。
それに大土木工事。外国への出兵。
この小説の中に書かれていることが、どれくらい事実なのかまでは調べてません。当時と今とで、歴史的な事実として証明のできる内容が変わっていることもあるかもしれないし。
ただ、そこに書かれていることを"その小説の中での事実・設定"として見ると、己の権力を、見せびらかしたり、行使することで実感しようとするのは、劣等コンプレックスあればこそに思えて、なんとも浅ましいと同時に、程度の差を考えたら日常的によくあることだよなぁとも思ったりします。
他人より劣っていると思うものがあればこそ、侮られたくなくて、強がったり、見せびらかしたりする。
山田風太郎という作家は、荒唐無稽で破天荒、伝奇的な小説をたくさん書いてますけど、きっちりと人の心理をおさえていればこそ、今にも残る著作がたくさんあるんだろうなとか。
これ読み終わったら、DLするだけして放置してある金田一ものでも読もうかな〜。
2014年4月13日(日)
アニメジョジョ3部視聴。
……うーむ……悪くないけど、というか、以前に出てたVDとかよりははるかにいいけど……。
濃ゆいなぁ(笑
もともとが濃ゆい漫画なのでどーしよーもないのですが、漫画のときに程よいケレン味を、そのままアニメにすると、私にはちょっと濃ゆすぎますね。
3部好きなので、場合によっては買おうと思っていましたが、これはいずれDVDとかでいーやー。
2014年4月14日(月)
大好きな『御家人斬九郎』、Kindle買ったその日に検索して、眠狂四郎とかはあっても斬九郎がなくてしょんぼりしたのも記憶に新しく、実家にたぶん2冊はあるのに、また一冊中古で手配……。つーか電子書籍にしてくれりゃいいのに。
ねえ? 小説ももちろんいいけどさ、ドラマがさ、渡辺謙さんが主演の時代劇なんだよ? なのになんで、なんで、なんで、DVD化されないの……ッ!?
発売されたら馬鹿げた金額でないかぎり買いますけど駄目ですか? 邦画のドラマでBOXとなるとかなりぼったくりな金額になることが多いのですが、それでもいいんです、見られるなら。
2014年4月15日(火)
『妖説太閤記』、読了。
ラストの家康の感慨イコール、山風が秀吉を、どう表現したかったか、ということそのものだと思います。
下巻の後半は、物語というより説明ばかりになって、今ひとつ臨場感や面白さに欠けますが、それでもきちんと読みきれるだけのものがあるのはもうさすがとしか。
自分も、手慰みにカキモノをするだけに、やっぱすげぇなぁと思うのみです。
最終的な覇者である家康の、得体のしれない図太さもかなりいい味出してますが、上巻では利家、そして後半に入ってからは、ちらりとしか出てこないけれど、蒲生氏郷がええ男すぎてどうしようかなと。小西行長もいいですね。
氏郷はこの話の中で、欠点のまるでない完璧な理想のような存在。家柄良し、容貌良し、頭良し、腕も良し、性格良し!! しかしこれまた秀吉に……。
黒田官兵衛はフェードアウト同然に、さらっと地の文だけで片付けられてしまいます。上巻の後半ではがんばって活躍したのになぁ。でも○○○や○○みたいに○○されるよりはいいか……。
この小説に、私ごときがえらそーにという感じですが、小説としての疵を挙げるとしたら、下巻の中盤以降に出てくる太平洋戦争との比較、すなわち、筆者自身の言葉だと思っています。
それがあまりに頻出しすぎて、物語ではなくしてしまっているのが残念。
朝鮮役の無謀さ、愚かさ、そして秀吉の戦略・軍略としていかに成り立たない失敗であったかを、物語に託すのでは伝わらないかもと思っているかのよう。すなわちそれは、「物語だから、読んだ人がこちらの意図通りに感じないとしてもまあいいか」と思えないものであった、とも読み取れます。
なんにせよ、これでもう「手元にない」とか言わなくて済むので(笑)、きっとまた何年かしたら、読み返してるんでしょうねぇ。
2014年4月17日(木)
映画「テルマエ・ロマエ2」の公開が近づいてきました。
1がそこそこ面白くて、飯時の流し見にいいやとBD持ってる身としては、見に行きたい作品です。
今回は、グラディエーターたちが出てくるのん? しかも曙とか琴欧洲といったゲスト、役名までコウオウシュヌス?とかなんとか、そういう潔さで。
相撲……スポーツとしては、なかなか始まらないのにイライラしてしまうので好きではないのですが、千代の富士が活躍していた当時は、ばーさまが健在だったし、両親共働きで夕方ころはそのばーさまと一緒にいたので、テレビで見てることもありました。てかウルフかっこよすぎ。小柄で、たしかに太いんだけど他の人みたいにぽちゃぽちゃしてなくて、しかも強いしかっこいいし、ファンでした。
引退して九重親方になってからも時々テレビで見かけましたけど、スーツがまた似合っててかっこよかったですねぇ。
そういう過去もあるせいか、何故か、お相撲さんの中にはちらほらと、興味を惹かれる人が出てきたりもします。
舞の海だったっけ? 猫騙しやった人。とにかくちっさい人。とか、もちろん曙さんとか、……1990年から2000年代に、なんかイケメンで話題になった人もいなかったっけ?
モンゴル出身で伝統とか軽んじてる感じの横綱、名前すら出てこないのでワタの死興味の程が知れますが、なんというか、品格を感じさせない横綱、大関は、好きじゃありません。
相撲はただの格闘技じゃない、かつては神事だったんだ、というのもあって、どうも。
「日本的紳士」の代表であってほしいんですよね。心が武士であってほしいというか。……まあ、平安時代とかからゴロツキみたいな相撲取りもざらにいたみたいですけど。
そういや昔、真正面からガチでぶつかる本物の相撲取りは、たいていの格闘家より強い、という話を聞いたこともあります。どこまでが本当のことかは知りません。(総合格闘技に挑戦してる元関取って、たいがい勝ててないし
orz)
……はっ!? テルマエの話からすっかり相撲の話に!?
ともかく、公開されたら劇場で見てきます。「グラディエーターのための浴場を作れ」と命じられて悩んで、また現代日本に来る、という程度のあらすじしか分かってないので、そこからどんな事件が勃発し、グラディエーターたちと絡むのか、楽しみです。
2014年4月18日(金)
……魁!!男塾の第三部、「極!!男塾」が、やっと連載開始されますね。
それと共に、伊達外伝みたいなのが原作・宮下あきら、絵は別の人でスタートするらしいのですが……。
なんかもう、思い出補正ってものもあるし、自分の見たいものが見れる気がせず、見たくないものを見せられてしまう気がして、読みたい気持ち3分、見たくない気持ち7分です。
しかも……こんな田舎の本屋じゃ入荷するかどうかすら怪しい掲載誌(笑
2014年4月21日(月)
『超訳・孫子』を読んでます。Kindleです。
横溝の金田一読むって言ってなかったっけと言われても、見かけて面白そうだったのでついうっかりと。
孫子……ちなみにこのIME、ソンシと打っても変換されないのでどんだけやという気がしますが、そのくせ「そんしのへ」まで入れると「孫子の兵法」が予測変換されます。わけ分からん。
つまりは入力が手間だということなわけですが、そんなものはコピペでどうにでもするのでさておき、孫子自体はだいーぶ前に読んだことはあるものの、けっこうしんどくて内容はさっぱり頭に残りませんでした。有名なくだりが、よく知られている部分だけ見るのと、全体の中で見るのとでは少しニュアンスが違うんだなと思ったくらい。
今読んでるのはきちんと全訳です。無茶苦茶な現代語訳ではなくて、「分かりづらいところには解説者がフォローを入れた」という意味で、原文だけを訳していない、分かりやすくしてあるという超訳、とのこと。
こういうもの、読んでいるときは「ふむふむ」と思っていても、読み終わった後、ビジネスの現場などで、それをとっさに思い出したり、自然に活用したりすることが、難しいわけです。
最初はメモを傍において意識的に、「この場合、孫子にあったように考えると……」とかやってトレーニングしていく内に、やがてその思考法が身について、自然と使えるようになる、というものもなのかもしれません。……私はそこまでして仕事に打ち込むつもりがありませんけど。
ビジネスの現場で使える古典といえば他にもありますね。うちにはマキャベリの『君主論』もあります。これも、一部分だけ取り出して見ると過激なこと言ってますが、全体を読むと、過激な部分には必ず前提があり、「尊敬される君主であれば」ということと表裏一体だったりもします。そういう君主になるために必要なことであり、そういう君主であるから香華がること、みたいな。
そうすると、「尊敬される前の君主」は手詰まりになってしまうわけなのですけど、そこはバランスなのでしょうね。今の自分にとって分相応なこと、というか。そうして少しずつステップアップしていくしかないのかなぁとか思いますが、正確に読み取ると、全然違うことを言ってるのかもしれません。
ちなみになんで私がそんな本を読んでいるかの理由は一つです。ビジネスなんぞどーでもいい。ただ、人物を書くときに使えるから。ただそれだけです。
2014年4月22日(火)
今更ですが『ホビット』一作目を見ました。
噂のトーリン(リチャード・アーミテッジ)がマジかっこいいですね!
ガンダルフじいが素敵なのは言うまでもなく、相変わらずじじいとは思えぬ活躍ぶり。ていうか魔法使い最強説は相変わらずですね。
しかし何故誰もツッコまぬ。最初からその鳥で行けば良かったじゃん、て。
そしてこんだけ若い姉ちゃんがいない映画、にも関わらずヒットしたのがすごいですね。ガラドリエル様がお美しすぎるという件は置いといてね!
ヒューゴ=ウィービングのエルロンド卿は相変わらず物分かりがよろしいというか。
個人的にはロード・オブ・ザ・リングより好きです。
これまた三部作ということで、モロにクリフハンガーですけど。
……もしかして「クリフハンガー」と書いても意味が分からない? 崖っぷちに宙吊りになったみたいに、あからさまに続きがあるところで終わることを意味します。映画のタイトルとしての「クリフハンガー」も、それにかけてつけたタイトルじゃなかったっけ?
2はもう公開終わってるので、DVD化を待つとします。3が今年の12月公開だったっけ。
その前に、テルマエ2と、キャプテンアメリカ見に行かないとなー。
で、本日の映画鑑賞、2本めは「スノー・ホワイト」です。シャーリーズ・セロンがとにかく美しいという噂で気になっていたまま、ずっと見ずにいたのをこの機に。
それに比べるとクリスティン・スチュワート(姫役)がイマイチとか言われていたのを聞いたこともありますけど、私は好きです。最後の戦闘シーンの形相はなかなかすごいけど、すまし顔崩さない女優さんよりは好き。
で、老けメイクで絶世の美女からその末路まで演じてるシャーリーはすごい!
とか思いつつ、けっこう予想外な展開が相次いで面白く見れました。予定調和しつつ、けっこううまく予想裏切ってくれる感じ。
そのわりにラストが今ひとつシマらなかったかなぁ。
ところでこの映画、原題は「スノーホワイト・アンド・ハントマン」です。ってことは二人いるヒーローの内、本命はクリス・ヘムズワース演じる狩人のほうってことか。でも立場的に、最終的に結婚すんのは公爵の息子ウィリアムズのほうなんだろうなぁ。
そういった諸々が、ラストでもう少しうまく漂っていると良かったのですが。
あと2本、「ホワイトハウス・ダウン」と、「ゴーストライダー2」も借りてきてます。
ホワイト〜はダイ・ハードそのまんまということで、けっこう評判もいいので良しとして、ゴースト〜は……ニコラス・ケイジがなぁ。あの人に似合う役ではないと思うのだけど、本人が好きでやってんだから言うまい。1はそれなりに楽しめたけれど、さて2はどんなものやら……。
2014年4月23日(水)
「ホワイトハウス・ダウン」。
大統領が微妙に癒し系(笑
そして現場の模様をユーチューブにアップした女の子を実名報道するアホすぎるメディア。
ブラックホークの低空飛行がかっこよすぎ。でもあっさり撃墜。間に合わないフレアが寂しい件。
ところで、大統領を殺さないようにしろと厳命してた理由が分からないんですけど。新大統領は新しく手のひらスキャンしてるんだから、その時点で昔のは無効になるんじゃ? で、副大統領、議長と権限が移っていけばその人が発射コードとか与えられるんだから、別に死んでも良かったんじゃ?
殺したくないから、という理由があるのかと思えばあっさり撃つしなぁ。
「ゴースト・ライダー」。
冒頭グッと掴むところはかなりいいですね。そして冒頭でラストの予想を立ててみます。最後の敵はモローと修道会。救うと言いながら、殺すことがそれを意味するんじゃないかな?と。それとも最後まで味方なのか!?
楽しみです。
相変わらず演出がチープですが、そのチープ感がこの映画の場合はけっこう好き。
てかあんた、バイクでなくても良かったんかとツッコんでしまったのは、クレーン車まで炎上させたこと。こういう馬鹿も大好きです。
でっ、敵味方の予想については、一応秘密に。
ライダーの力を失ったジョニーがどうやって敵と戦うのか!? という点については、ライダーの力を取り戻すんじゃないかとは予想しますが……。
でっ。
途中で、「ジョニーの中にいるのは、元は正義の天使だったけど地上で罠にはめられて堕落し、罪なき人を守るのではなく罪人を狩るようになった」、という話が出た時点で思ったとおり、最後は見境なく罪人(誰でもなにか罪は犯してる)を狩るのではなく、敵以外に襲いかかることのない青い炎のライダーになりました。中盤でジョニーが、「この力は闇のものだけど、俺たち自身とは違う。君を守るのにも使える」とか言ってましたしね。
分かってた。分かってたけど、こういう予定調和で面白く見れるシンプルなアメコミ映画もとても大事です。シンプルな筋書きで分かりやすいし、面白かったです。
で、そのゴーストライダーのレンタルBD、冒頭のリリース作品紹介が、けっこう私好みのものばかり取り扱ってたので、それを次は借りて来ようかなと。
韓国映画とかドラマって見たいと思うものありませんでしたが、「王になった男」は面白そうです。分かりやすい筋書きだし(笑
借りに行ったついでに、「ゴースト・エージェント」も借りてみました。
興行的には壮絶な大コケをした作品らしいのですが、MIBのゴースト版ということで、内容は別につまんなくもないそうで。
見てみると……いや、ストーリーはテンポもいいし、けっこう笑えます。死んだ後、他の人には元の姿とは違って見えて、相棒の爺さんはものっそ美人に見えてるとか。銃がバナナに見えてるとか。
普通に面白かったです。シリアスになところもあるけどヘビーにならず、ベタすぎる笑いは程々でちゃんと笑えるところに納めてるし、バディものの定番もきっちり押さえてますしね。1800年代に死んだという相棒の爺さん・ロイがお茶目で、新人の元警官・ニックが普通人ってのも楽しくて良かったですね。特に爺さん好きとしては!
主人公に強烈な個性がなく普通なのが難かもしれませんけど、ここに大物や変人持ってきたらそれで面白くなるかというとそうでもないような。
そんなにひどくコケないといけない映画とは思えないのですが、コケたという事実がある以上、2は作られないだろうなぁ……。
2014年4月24日(木)
「ライジング・ドラゴン」。
ジャッキーのアクションが堪能できるならと見てみることに。
ハイテク機器を駆使し、仲間とともに宝を盗み出すトレジャーハンター。過去に中国から強奪された十二支の像を探し、あるいは盗み出すわけですが、雇われている会社が悪徳なのを知って裏切るのかな?と思いつつ視聴。
ネタ的には面白いけれどなんか今ひとつドキワクしない展開……。ドタバタコメディ度がすぎてちとウザい感じですね。インディ・ジョーンズ的なアクション・アドベンチャー要素もあるのですが、笑いのツボがアメリカともイギリスとも日本とも違う感じ。なんというか、爆竹騒ぎ、あれがそのままラッシュになってるというのかな。なので私には必要以上に騒々しく感じられてしまいます。
コメディ要素もさりげないというよりあからさま。
でもラストのアクション→スカイダイブになると目が離せなくなるのはさすがです。さすがにダイブはCGでしたけどね。
クレジットロールのNG集と舞台裏……なんか久しぶりだなぁこういうの。最近はなにもないか、さもなければクレジットの後にオマケみたいなのが多いですね。
なんかこう、「今は映画のタイミング!!」とか、私はあからさまにはっきりしてます。
今は映画。
ゲームもぼちぼち。
そしてSSももそもそと。
せっかく仕事辞めて、束の間でも完全な自由を満喫しよう計画なのだというのもあるし、そろそろまたバイト辞めて、数ヶ月くらいは好き放題になろうかなん。
2014年4月28日(月)
今日はまず、「GIジョー」1作目鑑賞。
登場人物がけっこう多いわりに、キャラ立ってていい感じ。リップが気に入りました。
テンポもいいし私的にはかなり好きです。
内容? そんなもの求めて楽しむ映画じゃないっしょ。ハイテク機器使った派手なアクションと、個性的なキャラクターでなーんも考えずに見るタイプの映画です。で、そういう映画としては単純に面白かった!
昔ながらのGIジョーが好きな人にとっては、全然別物でしかないと、私が見てさえ思いますけどね。
しかしそれ東京じゃねー!!とツッコミたいのは止められません。どう見ても半分くらい中国っぽいし。その中国的なイメージも、「欧米人の間違った中国像」みたいにおかしいのかもしれませんけどね。
しかしなんというか、該当年代のその国を描いた、その国映画とか見れば実際どんなものかは分かるのに、なんでこうも見当外れのまま進めるんだろうか??
それから「ルーパー」。
過去の自分vs未来の自分。
なんだろう……特にすごく盛り上がるとかワクワクするとかないのに、最後まで飛ばさずに見てしまった感。
射程の短い処刑用の銃、というギミックの使い方が良かった、とか、ストーリーには全然関係ない感想くらいしか書けないくらい、説明めんどい(笑
「おまえは自分勝手だ」と若い頃の自分に説教する未来の自分、だけど身勝手なのはどっちもどっちで。
あと、話の冒頭付近でいきなり触れられていて、なんのこっちゃ?それなんか関係あるんかい?と思ったTK(念力)についてとか、「え? なんでそこで金庫みたいなとこ閉じこもるのん?」と思ったのが、きちんと伏線として回収されたあたりとか、丁寧な作りではあるなぁという感じ。
ただ、面白いとか楽しいとかいう率直な感想はないです。「ふーん、そう来たか」というところ。
この2本比べると、分かりやすくドキワクするヒーローがいるかいなかいで、見ているときの楽しさは全然違う、という感じがしました。
ストーリーの良さとかどーでもいい感じに、GIジョーのほうが見ていて楽しいですね。
2014年4月29日(火)
「GIジョー2」。
兵装がすっすり現代的に。前作のハイテクぶりからすると相当なダウングレードですね。でももともとのGIジョー的なイメージにはむまだ近いか。
前作で○○になった○○が絡んでどうなるのかとか、楽しみです。
今回はロードブロック(ドゥウェイン・ジョンソン)がかっこいい! フリントもいい味出してますね。でもリップスとか出てこないのが残念。
デュークが……え!? そこで終わりっすか!? 終わり!? マジで終わり!?
ウィリスさん(初代ジョー)ちが無茶苦茶すぎる件(笑
主役はブロックなのかな? ストームシャドーもかなり目立ってたけど。
前作のキャラをほとんど出さなかったり、ローテク化してたりでけっこう叩かれた続編ですけど、これはこれで面白かったと思います。
しかし、どういう事情があれ他国の大都市一つ破壊しておいて、何事もなく終わるわけないと思う実際の世の中。でもそこはツッコミ禁止か。
2014年4月30日(水)
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」。
1作目もかなり面白い作品でしたが、今作もまたおもろい! 冒頭からがっつり掴んできますし、いきなり熱い展開。
前作よりも評価は落ちる作品ですけど、私はどっちも好きですね。
分かりやすいのも好きです。SFアクション+、復讐に燃える者たちの物語。サブタイトルが舞台とかではなく、人の心を表しているんだなと最後まで見て分かった次第。
あと、このカーン役の人って、シャーロックのベネさん?
……はっ!? 1作めの記憶がかなり曖昧!? ……またこんど借りて来よっと。
ていうか、いっそ買っちゃってもいいかなぁ……。