烏の足跡



2013年10月1日(火)

 マトリックスのBDが届きました。
 DVDでは持っているのですが、手元にないのと、やはりBDと比較して見ると画面の細部がぼんやりしているので、いっそと思って、3部作まとめてのトリロジーで手配。
 ……日本語のパッケが「3990円!」とかデカデカと書いてある黄・赤のセールパッケージでドン引き。リバーシブルで、海外版のパッケには換えられますけど、どこの誰がこのダサい日本語パッケでいいと思うのか200字以内で説明してみろ

 そんなことはさておき、さっそく一作目から鑑賞!
 2部、3部はさておき、1部はやっぱすごいと思います。今では使い古されたようなネタで、当時でもそれほど新規な内容ではなかったとは思いますが、なんというか……これだけきっちり作り上げたのがすごいなと。
 今回は吹き替えで見ることにしました。モーフィアスの声は玄田哲章さん。バージョン違いで内海賢二さんの声もあるはずなのですが……。

 そして3作一気に見てしまいました。
 カーチェイスやバトルシーンが長いなど、見ていて微妙なところがないとは言いませんが、3本連続で見ていられる映画というのはそうそうないわけで、やっぱ好きなんだなぁ自分。
 で、この話は結局、エージェント・スミスが、キーなわけですね?
 1話目の最後でネオに内側から破壊されるような殺され方をしたせいで、2作目以降、スミスは自分を他のデータにコピーできるようになります。しかしそれは、プログラムの調和とバランスにない行動で、機械側の望むものでもない。けれど規定されたデータであるマシンたちには、スミスを止めることができない。がん細胞に蝕まれている細胞が、自分ではそれをどうしようもないのと同じようなもんか。
 で、なんだか不思議な力を身につけたネオがスミスを倒すことで、たぶん、「人間の存在が自分たちにとっても利益になる」とでも判断するのか、マシンはザイオンへの侵攻と、管理からはずれた人類の抹殺をやめる、と。
 そう考えると、スミスが暴走しなければ、人類はマシンと取引する手札もなかったわけで……。

 マトリクスは脇役たちも好きです。
 主役さえ目立てば、個性が分かればそれでいいというのではなく、それぞれの作品で、活躍こそしなくても必ずなにか印象深いようなシーンがある感じ。
 ナイロビ船長とか活躍しまくりだし、ロック司令官はモーフィアスに反対するためにイヤな奴っぽいですけど、でも「救世主」なんて信じない感覚の人から見れば、至極当たり前の、頼りになる現実的な判断をしてるだけ。
 タンクとかリンク、ジーとチャラ、ミフネ隊長にハーマン評議員と、みんないい味出してます。
 あらためて見ると、マシン世界のプログラム(の擬似人格みたいなもの)が、奥さんとの間に生み出したサティも面白い存在。マシンの世界では目的のないプログラムは存在を許されず、サティはその「目的のないプログラム」のため、削除されてしまう。それを嫌だと思った両親が、マトリクスの中に彼女を逃がそうとしている。
 サティは、人間の女の子のようだけど、リアル世界に本体が存在するわけではなくて、完全なプログラムであり、言ってみればスミスたちと一緒。彼等が人間ではなく、データであるとして見ると、「データがこんな立ち居振る舞いをしている」わけで……面白いです。

 マシン世界のAI、プログラムたちが全員、人類を排除しようとは動いておらず、結局は人間みたいに、全体のバランスや調和を無視して利己的に動くプログラムも出てきます。
 その中には人間と協力することを選ぶプログラムもいて、預言者やセラフはもとより、メロビンジアンも、特にマシン世界にのみ便宜をはかるというより、自分が力をつけていくことにしか関心がない感じ。

 2作目以降、1作目の設定とか世界観を十分活かせたかというと、ターミネーターとかですでに描かれている機械VS人類になってしまって、ただ派手なだけでありきたりな映画になったかなとは思ってます。カーチェイスとか戦闘シーンとか尺が長すぎだってば(←まだ言う
 が、それはそれとして、1作目は仮想現実を面白く扱った作品として、2作目以降はSFアクションとして、やっぱり面白い、好きな映画の一つですね。



2013年10月2日(水)

料理する王子サマ……風衣装の主人公 はじまりの島で依頼されていた、「極上 巨人の闇鍋」。別に作れないわけでもないのですが、魚がもったいないので少し先送りしていました。
 しかしラクラク釣れるようになったならと、クッキングです。
 しかも釣り人のまま……。
 こんな格好してますが(以前の日記の王子サマ風)釣り人です。しかも料理してます。ワケ分かりませんね!
 ともあれ、極上クォリティで2個できたので、届けに行くことにしました。

ついにいた!! しかしその前に。
 キリタチ山へ行き、最初は「また普通の魚影か」と思い、またしてもシルバーファングに八つ当たりし、ついでにもう少し進んだ洞窟で神々の岩を掘り(攻撃精錬の石+とかが出るのです)、モミ大木を切り倒し、帰り道でついに、ついに!!
 やっとこさ冷凍マグロが泳いでいました。
 とりあえずいそいそと、手持ちのビッグアイテムを納品してから駆け戻り、釣るのはまあ造作も無いのでとっとと終わらせた次第です。
 こういうとき、山の入口まで馬で来てれば良かったなぁと思ったりもしますが、どうなんでしょう。馬を連れてこようとすると、自力でクルブルクからキリタチ山の麓までは乗って行かなきゃいけないし、でも馬を使わないなら、飛行機に乗ってキリタチ山の麓まで一気に来れる代わりに、帰りがいくらか徒歩。ううむ。

なてんことない…… そして手に入ったのは、こちら。
 ただの魚拓でした。てかダークバスあたりと見分けつかないくらいなんてこともない魚拓でしたっ。どこにもフローズンな気配は漂っておりません。
 ともあれこれで魚拓も全部そろいました。

 そしてなんとなく攻略サイト見てみたら、合言葉が増えていました。
 新しいのはキグルミの着ぐるみですね。うーむ、ドラゴン同様、なりきれてないところがなんとも言えない(笑

 いつの間にかレベルも148、プレイ時間は200時間に近づきつつあります。
 とりあえずすべてのラスボスは制覇してしまったし、製造系は神玉使えば必ずゴッドクォリティになってしまうのですが、神玉なしで「最高クォリティ」だのという要求を満たしてやりたいのと、あとは自分用に、欲しいのに作れてない装備がいろいろ残ってます。
 とりあえず、また近々戦闘職に戻して、光の試練でアイテムを集めて来なければ……。
 そういや前回、エレメントがたくさんいる部屋にビッグアイテム引きずって行って、行こうか戻ろうか迷ったが最後、通路で壊されて悲劇……T□T しかも欲しいアイテム出す奴ばっかりだったのにッ!!
 うーむ、光の試練は傭兵や、兵士か、魔法使いか、それとも狩人か、どれでいくのが一番ラクなのだろうか。



2013年10月3日(木)

 最近、スマホのゲームの……ってまたゲームの話かよモンハンもやってんだろうが!?と言われそうですが、スマホの「チェイン・クロニクル」を始めました。
 セガのゲームだし、基本は無料で、無課金でもレアが出るし楽しい、というレビューが多かったので、ものは試しにと。
 フレンド申請だ登録だとかいうシステムは好きではないので、戦闘終了するたびにいちいち「フレンド登録しますか?」と出るのはウザいけど、普通に面白くてついつい、空き時間に遊んでしまいます。
 ただ、前のスマホだとスペック的に無理だったろうなと……。
 MASS EFFECTのスマホゲームも、たぶん前のスマホではインストールしたところでまともに動かなかったと思います。
 画面きれいだし、これで無料なら十分以上でもあるし、特にアイテムが欲しいとかはなくても、対価としていくつかアイテム買ってもいいかなと思う出来。黙々と戦ってレベル上げするのが苦にならないなら、無課金で余裕ですね。
 プレイするために必要なポイントがリアルの時間経過でしか回復しないものの、今のところ、連続でプレイしていると1時間くらいは軽く過ぎてしまいます。レベルアップでポイントがフル回復してしまうので、「遊びたいのにポイントがなくて遊べない」なんてこともありません。この後になると分かりませんけど、でもまあ、「遊びすぎるな」ということでいいんじゃないかと(笑
 ただ、発熱はこれだけのゲーム動かしてるわりには低めだと思いますが、電池の消費がハンパないですね(汗



2013年10月4日(金)

 無知の幸福。快楽主義者ののんべんだらり。

 私の愛読してるブログの主さんで、ミリタリーとかSF、社会学とか国際情勢なんかについてものすごく博識な人がいます。
 その人のブログが面白いから数年来愛読しているわけですけど、時々、内容が専門的すぎて私にはぶっちゃけ分かりません(笑
 ただ時々、「この人にとっては、私が"無知"ゆえになんも疑問も思えず面白いと思って楽しめるものを、"知識"ゆえに楽しめないんだろうなぁ」と思うことがあります。

 池波正太郎さんの「剣客商売」のあとがきでだったか、それとも他のかたの作品のあとがきで、池波さんの剣客を取り上げていたのだったか忘れましたけど、「剣客商売を読んでいて、時代考証的な間違いに気付いて腹を立て、読むのをやめてしまった」というくだりがありました。(その後で、「後になって読んだとき、そんな些細なことでこの面白い小説を読まなくなってしまつたなんて馬鹿なことだった」、と書いてらっしゃいます)
 この人も、知識ゆえに損してますよね。
 時代劇もそうですけど、「江戸時代そのものではないよ、脚色されてるから、本当の江戸自体とは違うところも多いよ」という程度の知識で見ていれば、ドラマとか殺陣とか雰囲気とかで楽しめるものを、知識があるからこそ、「岡っ引きは十手なんて持ってなかったのにブツブツブツ」とか「言葉遣いが全然違うじゃないかうんぬんかんぬん」とか思ってつまらなく感じるなら、損だよなと。

 誤った知識を、あたかも本当のことであるかのように伝えることには、罪があるかもしれません。
 でも、「そんなこと知らなきゃ、こだわらなきゃ、楽しいのに」と思います。
 私も、某超メジャーにコミック・アニメについて、「それって名ばかりじゃないか。本物のそれは、そんなんじゃない」と思うから、どうしても好きになれません。このあたり、心狭いです(笑
 別に、たかがコミックやアニメなので、読まなくたってどうでもいいわけですし、それは小説や映画なんかにしても同じです。ただ、「読めばものすごく面白いかもしれないのに、そんな些細なことが気になって読む気になれない」という、可能性を損をしているのは事実。

 私自身がそんなんですから、前述のブロガーさんとかに対しても、「それはもったいないですよ!」とか、責めるように言うつもりはありません。
 それに、私も含めて"批判する人"はその、「批判的に物事を見ること、批判すること」そのものを楽しんでいる面も、質量の差はあれど持っていることと思います。
 ただ私には、その自覚があるというだけ。
 そして、「批判的な目で見ず、もっと無心に接することができれば、楽しいものっていっぱいあるんだろうなぁ」と、結論するだけです。

 今のバイト先の社員さんでモンハン4やってる人がいて、「どこまで行った?」とかちょっと話しました。
 その人はPS2のときから集会所しかやらないそうで、村クエについては「ストーリーなんてクソだ」と一刀両断。それが、「モンハンに用意されてるストーリーは面白かったことがない」ということなのか、「そもそもストーリーとかどうでもいい」ということなのかまでは知りませんが、「そういう人もいるんだなぁ」と思って聞いてました。
 この人も、ストーリーを面白いと感じた人に比べれば、ちょっと損してる気がします。
 もっとも、ストーリーも楽しいと思う人は、集会所を一人で黙々とすすめる楽しさについてその人よりも楽しみを感じないかもしれず、一つのゲームから受ける「楽しみ」の総和は、あまり違わないかもしれませんね。

 私はある意味ものすごい快楽主義者です。面倒なことが大嫌いだし(笑
 だから、「批判的に物事を分析したり、解析したり、欠点や長所を挙げたりすることも楽しめるし、それを横に置いて単純に楽しむこともできるのが一番いい」と思ってる……のかも。
 なにもかもは無理です。実際私も、メディアを問わず恋愛ものはイライラしてきてどうでも良くなってしまい、楽しもうという気にもなりません。現実の面倒くささだけで十分なので、架空の物語の中でまでリアルな面倒臭さを鑑賞したいと思いません(だからヒューマンドラマには興味がなくアクションとかSFが好きなわけです)。
 そんな具合に、この世にあるなにもかも無理だとしても、少しでも楽しいものが多いほうがいいなぁと。
 私が苦手なもの、あまり好きだとは思えないものを好きだと言う人と、話の合う部分があったときもそうです。その人と同じ好きなものがもっと多ければ、もっと楽しくいろんな話ができるわけですから。

 好き嫌いは感覚的なものだから、押し付けることもできないし、意識したって自分の嗜好をコントロールするのは難しいことです。
 でもまあ、食わず嫌いだけはよしておこうかなということと、無闇に批判的に見るのはよそうと思ってます。



2013年10月11日(金)

 本日はファンタジーライフのマルチでした!
 まったりファンタジールの冒険も、モンハンとは違った楽しさがあって面白いのです。
 そしてとうとう200時間突破したライフらいふ。
 なんだか新しいバージョンになり、製造業では、伝説装備の自作ができるようになっていました。
 それから、追加コンテンツ。面白いゲームで、これからも当分遊びそうなら、課金はキニシナーイ。

 んーと……アクションが増えるのはちょっと欲しいなぁ。100円だし。
 アバターパーツも20種類以上を100円なら安いし、エステとかがタダになるロイヤルパスも便利。ただ、私、300万リッチの使い道がないわけですので……これは別にいらないなぁ。
 マイルームで色換えできるのは欲しいかも。わざわざフィオリナさんち行くの遠いし。ステータスリセットは、そう頻繁にするものでもないので別にいいけど……でも単純にこの家具が欲しいなぁ。
 あとは、スキル経験値2倍とかですね。……いや、もうほとんどMAXいってるし、大工とかもそこまでしないと高クォリティ品作れないわけじゃないから。
 戦闘や製作という、ゲームのキモの部分でラクをしたい人向けのアイテムは、いらないかな。
 でも、宝箱からアイテム2個出るようになるグローブは欲しいかも。金策するなら、リッチが出やすくなるブーツよりこっちのがいいんでないですか? はじまりの島の宝箱って、ルーン系の装備とか出るわけだし。

 課金というだけで怒る人もいますね。
 でも、今日一緒にプレイしてたかたもおっしゃっていたとおり、「買わなきゃいーじゃん」なのですよね。買わないとゲーム自体ができないとかならともかく、いらないなら買わなければいいだけのこと。そして欲しいと思うなら、お金を払うだけのこと。ただの買い物です。
 ゲーム自体にお金払ってるのに、という意見も、なるほどとは思います。
 でも、ランチ食べた後デザートも食べたいと思ったら、お金を出すのと同じではないかと……。800円のランチ頼んで、デザートつけたいなら200円追加してくださいねと言われて、「ランチにもうお金払ってるんだから、デザートはタダで寄越せ」というのは、ちと違うけで。
 デザートつきのランチですよと言われて頼んだのに、デザートを食べるためには更にお金を払えと言われれば、それは怒りますけど。
 あるいは、ランチ食べて800円の価値がないと感じたら、「800円も出してるんだからデザートくらい最初からつけとけよ」という気分になるのは、分かる。うん分かる。しかもデザートのほうは魅力的とかね。これはイラッと来る。
 でもそこは、自分の選択眼がなくてハズレ引いたわけだから、自己責任みたいなもの。世の中なにもかもが満足いくわけじゃないし、失敗して損することだってある。……そう考えない人がいるのは、接客業やってるとイヤというほどわかってますけど。

 さて、メグおばさんからのおつかい。
 キュアエイドと言われたら、極上キュアエイドではダメで、あくまでキュアエイドじゃないといかんのか……。かえって作るの難しいんですけど。仕方なく買いましたけど。
 さーて、マーズコインもらったから、女神像へGO〜♪
 んー、どこの景品から遊ぼうかなぁ♪
 個人的な趣味で、ダルスモルスからにしよう!
 テーブルが決まっていて、リセットしても無駄だとのことなので、つまりはただ単純に交換していくしかないなら、考えても仕方ないわけで。ちまちまとメグのおつかいやって(ゲーム内一日に1回だそうで)、コイン貯めよっと。
 というわけで、本日はシルバーを4枚、フレッドじいちゃんにゴールドに変えてもらい、追加アイテムのオマケも合わせて11回!!
 初めてのことなので、出たもの記録してみます。

オデオンとお揃い! 1回め、魔将軍ヘルム。おお、オデオンとおそろいだ〜♪
 2回め、恋する馬の鞍。馬の鞍が来た。ってこれ、どうすれば……?
 3回め、魔将軍ボディセット。小物セットが来ればなりきれる!
 4回め、魔王装備ボディセット。おお、上位装備ですね。
 5回め、オデオンズブレイド。……あと小物っ、小物っ!!
 6回め、また魔将軍ヘルム。むむむ。
 7回め、魔王装備ボディセット。これもかぶりましたな。
 8回め、またも魔将軍ヘルム。
 9回め、カニアワンドきた!
 10回め、魔王ヘルムですね。ゲット〜♪
 11回め、おっ、魔将軍小物セットきた!! やった、これでオデオンになれる!

 銀コインでしか手に入らないルーザなりきりもありますが、まずは各地でゴールドをある程度揃えてからでいいかな。
 というわけで、さっそく傭兵になって、と……思ったけど、全ライフで装備できるんですね。ぐほっ、しかも特上クォリティのいにしえの大剣と攻撃力変わらない!(いにしえの大剣=全ライフで装備できる大剣の一つ)
 手に入った魔王装備も身につけてみました。紫色にテカテカしてます。これは揃ったらまた写真撮ろう★
 次はこの鞍がなんなのかですが……厩ではルインしか呼べない……。む、素材の中に入ってますね。ダルスモルスの厩舎でレンタルできるようになる、とあります。クルブルクの厩舎で馬を呼ぼうとすると愛馬とレンタルだけでしたが、どうやら鞍を手に入れると、各地で対応した馬を呼べるようになるみたい。

恋する馬に乗るオデオン装備の主人公 さっそく呼び出してみると……こんなんでした(笑
 しかも、レンタルと違って待っててくれるそうです。つまり、呼び出しにお金はかかるし、決められた街でしか呼び出せないけど、愛馬同様に乗り降りできるわけですか。
 それにしても、オデオン装備に恋する馬ってなんぞそれ(笑
 しかし……はじまりの島の景品にある乗り物、カニ。……どこで借りれるわけ?? はじまりの島に厩舎ってなかったと思うんだけど。それを言えばコモレヴィもなので、カニはポルト、ユーレイ馬はダルスかな。
 ダルスモルスの景品から揃えたいけど、コモレヴィも気になる……。レルナのふくに「おんなのこ用」って書いてないのも気になる……っ。

魔王馬はこんなのだった というわけで、ちょっとお試し。
 レルナ装備は男キャラでも着れますね。精霊王の弓つえー……。攻撃力+30ついてるので、最高級の弓を最高かゴッドクォリティで作ってないかぎり、これが一番強いんじゃないかな。ちなみに私、弓はまだ破壊者の弓しか作ってないので、狩人ですら精霊王の弓使いそうです。
 これ、マルチでかぶってるもの同士受け渡して集めるのが良さそうです。
 ちとプレイしている友人に聞いたら、40枚くらい使っても7種類くらいのものしか出てこず、とにかく同じものがかぶりまくる、と言ってました。
 その人のコモレヴィは、精霊王の弓とりゅうごろしの剣、レルナとピーノの服類しか出てこないとのこと。
 なお、上の写真は魔王馬です。

 それから……おお、ゴッドになってからマスターに話しかけると、試練が受けられるのですね。そしてマスターを仲間に誘えるようになる!
 魔法使いでやってたので、……え? ねこっスか?
 というわけでねこ連れて、コモレヴィの奥地へ。パンプキングってどこにおるんよ?
 ………………、ちょ!? 「ねこっスか?」なんて言ってホントすんませんっしたッ!! ハンパねぇ〜ッ!! なんスかその、ゴッドな自分が目を丸くするような炎魔法はっ!?
 挙げ句に、追加されたボス……ダメージ5とかしか与えられないんですけど? そりゃあまあ、今狩人型ステータスにしたままなので、賢さ最低ですけど、装備はかなりいいもの使ってます。まさかここまでとは……。マジで用意して来ないと無理ですね、これは。
 「ゴッドになる」程度は、まだ序の口だと思い知りました。てかクローネさん(むしろ○○○さん)、貴方絶対、ゴッドより上です、はい。

 魔法使いだとバトルが最終試練なら、製造業だと、なにか作れと言われるんでしょうか。
 というわけで大工で試してみることに。
 ……「夢のロッキングチェア」か……。……え? 作る前に、素材を集めろって? ……つまりここでも戦闘なわけか? リックも仲間に誘えるようになりました。……クローネ、試練とりやめても仲間にはもう誘えるよね?
 なんかレポートしてたら終わりそうにないので、がっつり遊んでまた後日、レポートします!
 なので最後にずらっと、写真とコメントでも。

傭兵の試練 こちら、傭兵の先代試練です。夜のサンサン砂漠に現れるモンスター。写真ではどんなのかはっきり分からないと思いますが、バレをある程度抑えるためには、これくらいのほうがいいかなと。
 こいつはけっこうしんどかったです。尻尾の攻撃範囲がそこそこ広いのと、見てのとおり、一発で400以上のダメージをもらいます。これはどの戦闘職・試練ボスもそうですが、だからすぐに瀕死・ゾンビ化(笑
 蘇生薬があっという間に減っていきます。

採掘試練 これは採掘の試練です。
 新しく出てきた鉱床を掘るのが目的ですが、近くに中ボスみたいなのがいます。これは、いにしえの塔の試練にいる大型モンスターと同じくらいかな。太古の試練がクリアできるのであれば、倒せるレベルだと思います。
 マスタングと、マローネ連れてぼかすか。ただ、マローネは炎の魔法がメインなので、あまり役に立ってませんでした。
 そして、その横あたりにちらっと見えているのが、目的の鉱床です。
 この鉱床、集中・器用さがMAXで、力が70くらいで、ギガガピッケルで来たら、ダメージ0でした orz ゴッドモード発動し、テンション技使ってすらゼロです。
 仕方ないので、ステータスを完全に最適化し、最高級のピッケルは素材が一つ足りないので、1ランク下のものをゴッドクォリティで製作。全ライフで装備できるので無駄になりませんしね。
 それだと、ゴッドモード1度で掘れました。ふぅ。

帰り道 その帰り道です。目的の鉱石と、火のエレメントウッド、それからドラゴン石。
 防具も、採掘に特化しています。すべて力+のある装備。
 はじまりの島で買える・手に入る&ゴッド見習いで製作できるシャドウシリーズだかが、力+がついてます。腕はゴッドガントレットかな。脚は採掘王。
 ここまでマジに用意を整えれば、普通の攻撃で70くらいのダメージになります。
 ステータス特化、侮れません。

 なお、ひと通りのマスターに話しかけて全員仲間にできるようにし、たった一つ除いてすべて試練もクリアしました。
 その唯一クリアできていないのが、王国兵士。
 これのボスは、光の試練の最終ボスを軽く上回るマジキチです。王国兵士にしつつ、狩人特化のステータスにして、遠距離から弓でちくちくやるか……。あと、蘇生薬を山ほどですね。



2013年10月13日(日)

コンセプトルーム? なんとなく前から作ってみたかったテーマです(笑
 こうして見ると椅子の数が寂しいので、入り口のマットと奥に置いた椅子を退けて、ソファとロイヤルな椅子をを左右に1つずつ追加しようかなと考え中。
 ちなみにこれは、空島の別荘を変更したものです。
 それからポルトポルトを変更し、DLアイテムをいくつか置きました。
 色換えができる花と、アバターリメイクのできる鏡、ステータスリセットのできる鏡です。
 それから、マーズコインで手に入れた家具もちょっと置いて、魔王系の部屋に天界系が混じってるような、なんともいえない感じ。
 最初は部屋のコンセプトに合うものだけを、各地の別荘に分けて置こうかと思ったのですが、……「あれ? ステータスリセットってどこだっけ?」になるのが目に見えていますのでね……。

 さて、ここからは「先代の試練」の話です。
 メモしてたときはリアルタイムなので、いつもどおり、今からやろうとしていることなんかも書いていましたが、あまりにも長くなったので、まとめて感想でも。
 核心のバレは回避しますが、完全にふせてはいないので、お気をつけください。

 まずは大工の試練からやりました。……魔法使いの試練で一度追い返されてますが。
 大工の試練は、「夢のロッキングチェア」の作成。素材はキリタチ山の山頂で取れるとのこと。
 今後のパターンとして、製造系では必ず、素材を持っている中型モンスターがいます。それに合わせて、付近に他の素材が落ちている感じ。
 ここに敵はさして強くなく、せっかくだからとマスターのリックを連れて行ったら、なかなか強くて重宝した感じ。
 さくっと特上クォリティで製造し、しかしクリアのためにはマスターに渡さないとならないんですねぇ。簡単に作れるので構いませんけど。

 次は傭兵の試練です。
 夜のサンサン砂漠にいる、あるモンスターのところに行くことになります。
 魔法使いクローネと、王国兵士マスタングを仲間にし、自分は狩人ステータスなので、傭兵になってるけど精霊王の弓装備。
 これでどこまで食い込めるか……。戦闘職の試練は魔法使いで「ステータスがハンパだと無理だ」と思い知ったのですが、近接戦闘を挑むほうがラクか、遠くから弓でちくちくやるほうがラクかという話です。
 結果、ゾンビ殺法で、蘇生薬20個くらい使って、なんとか倒せました。
 クローネとマスタングも死にまくりですが、ダメージソースになってくれるので一人よりははるかにマシ。
 大剣使うなら、X溜めで距離とって様子うかがいつつ、隙を見て当てるのが無難かなぁ。
 なかなか大変でした。そう考えると、セルヴァンテスも軽くゴッドなぞ上回ってる気がしてなりません。

 狩人の試練も達成です。こっちのほうがまだ読みやすいかな。マバラッパ諸島の、カジキとか釣れるあたりにいました。
 魔法使いにもリベンジで、こちらもなんとか討伐。コモレヴィと行き来する道に普通にいます。

 採掘師は溶岩洞窟に行くことになります。
 マローネの炎の魔法、さすがに炎の精霊系ではほとんどダメージが出ません。強化されてる炎系の雑魚に40くらいです。
 ボス鉱床のところにいる中型モンスターに対して、マローネが役に立たないのは痛いです。炎以外の魔法と、大技を使ってくれると別なのですが。マスタング将軍ががんばってくれましたね〜。
 戦闘職に用意されてるボスよりは弱いのでマシです。
 そしていよいよ採掘。
 ………………。おい。ゴッドモードでテンション技使ってもダメージ、0なんですけど……?
 デグダスのところに、諦めると言いに行ったときの台詞がいいですね。このキャラの負けず嫌いなところ……というよりむしろ、人の良さみたいなものを感じました。
 結局これは、後になってステータスを最適化し、素材が足りず作れない最高級品の、一つ下のピッケルを製作してリベンジしました。
 ダメージをまったく与えられなかった1度めとは違い、通常の採掘で70、ゴッドモード中のテンション技ならまとまったダメージを与えることができ、無事完了。

 採掘に比べると木こりのほうがマシでしたね。狩人ステータスのままで伐採できてしまいましたので。
 場所はパーテル平原の西。ポルトポルトのすぐ東にある丘の上の池です。
 こっちは40程度だけどダメージ入りました。ただし、ゴッドモード2回発動でぎりぎりです。
 で、この大木の素材で、大工の最終アイテムが作れ模様。

最後の魚拓! で、釣り人はまたカジキかよ!!と思わずツッコミ。
 女神ゴイより手強いんだろ?」と思って行ったら、まさしく、手強い相手でした。
 テンションゲージ1段溜めて行きましたが、すぐ暴れるので、「キリ……」くらいの音しか糸を引けません。でもそれで少しずつゲージを溜めてゴッドモード発動したら、必殺技でゲージ溜めてすぐ大必殺技発動の繰り返し。これで釣り上げることができました!
 なのに、釣り上げたときに出てくるオマケアイテムがカジキヒレってwwww 思わず草生やすわ。
 そして左は見てのとおり、もう一度試練にチャレンジして釣り上げて作ったその魚拓です。……あれ? 黒背景にゴールドじゃないし、なんの変哲もない魚拓……?
 真実は、どうぞご自身でお確かめください。
 なお、二度めは釣り人に最適なステータスで行ったため、初回よりは少しラクでした。それでも、ちょっと糸引くたびに暴れて、3/4くらいまで糸ゲージ上がるのは一緒。ただ、与えられるダメージは確実に増えてました。

 料理人も自力で素材を集めて作れというだけの、いつものパターンです。
 敵の強さにも見当がついているので、さして苦労もせず。行き先は貝の洞窟です。
 料理も滞り無く極上!!
 増えたレシピは、↑のカジキ使うようです。
 ドラゴンカラシは木を切りに行ったとき傍にいたデカくて強いマスタード。デビルフカヒレ……? これはどこで手に入るんだろう。釣り人の試練中に特別な雑魚とかを見かけなかったので、もしかするとどこかにいるのか、このときだけ釣れるのかな??

 鍛冶屋の行き先はハニワの洞窟。そこから素材持って帰ってきて、大剣を作るのが試練です。
 ここにいる中型の悪者からサクラのオーブが出ますね。これも大工に追加されたレシピの素材です。赤い袋が出たらアタリ〜。
 この試練に必要な拾える素材は、2個必要なのに一度行っただけでは1個しかとれないので、出入りしてもう1個ゲット。
 大剣は、どうせあげてしまうので作れさえすればいいやということで。クリアすると、カースドラゴンヘッドという頭部防具のレシピを教えてもらえました。採掘と、王国兵士と、傭兵で戦うボスの素材が必要ですね。

 裁縫師は、真っ先に言いたいのが「マイムさん戦わせていいのかおい」ってこと(笑
 作るのはキグルミハウス。ミニチュアの模型というか、家具です。
 行き先は当然、空島でした。素材はすべて、町の近くというか、奥にある水場で揃いました。
 クリアするとキグルミのぬいぐるみレシピを教えてもらえます。
 パンプキンボタンは魔法使いの試練にありましたし、くものカシミアも裁縫師の試練にいる雑魚が落とします。魔力のオーブは魔法使いの試練のボスが持ってたっけな。

 錬金術師の行き先は地底湖。
 魔人のおまもりというものを作るのですが、攻撃力30アップは美味しい!! 物理戦闘職なら、賢者の石とかより効果的かも。
 魔人のもとが一度では集まらないので、出入りして5個拾わないと……。
 クリアすると、荒波のおまもりというのを教えてもらえます。これは防御力アップ。物理防御なので、防具が魔法防御に偏りがちな魔法使い向きですね。

 残るは王国兵士。
 ドラゴンなので炎がきかず、マローネがほとんど役立たずで、ガードできないとまともに戦えない感じです。回避がしづらい上に非常に遠くまで届く、全方位への攻撃があるので……。
 素直に王国兵士で行けということか? とリベンジしましたが、ステータスを最適化し、炎属性への耐性も高め……だがしかし無理。無・理・だ―――ッ!!
 丈夫さがないと耐えられなかろうというのもあって、力・丈夫さ・集中をMAXにし、残りを器用さに割り振りましたが、片手剣だと20程度のダメージしか与えられません。そして、ガードしたところで一発で200〜300持っていかれるので、やはり死にまくり。どんだけやこの敵……。
 他の試練ボスは、「光の試練の最後と同じくらいかな」と思いましたが、こいつは確実それ以上です。うーむ。狩人ステータスに特化して、弓で遠距離から削りつつにするか……。

 そんな感じで、ひと通りの試練です。
 王国兵士だけはマジキチです。いにしえの塔の、光の試練のラスボスがヌルく思えるほどの破壊力。
 そして何人かは連れて歩いてみたマスターたち。
 マスタングはガードもしますし、主人公の物理攻撃を上げてくれたりもします。
 マローネは炎の魔法をメインに、光の壁みたいなので攻撃する魔法と、大技が一つ。あと、回復もしてくれるのかな。
 セルヴァンテスはプレイヤーが傭兵やってるのと似た感じです。マスタングよりも、はっきりと打たれ弱いのですが攻撃力はかなりのもの。
 イムカ(狩人)は大技がけっこう強い他、少し離れた距離から攻撃するため少し死ににくいのはありがたいかも。
 リックと釣り仙人は、戦闘職ほどではないものの、そこそこ役に立ちます。他のNPC大工や釣り人といったあたりの強化版。
 マイムさんはどうなんだろうと思って連れて行ったら……戦わない? 離れたところにじっとしていて、攻撃はまったくしていないような……? もう一人連れていた釣り仙人の攻撃と重なってどっちがどっちか分からなかったのかもしれませんが、戦力外なのは確かです。ただ、魔法攻撃UPをしてくれましたね。

 課金アイテムも追加されましたけど、この「先代の試練」自体はタダでバージョンアップして追加してくれてます。
 合わせて、伝説装備の作成、一部のアイテムの作成も増えたこと考えると、すごい太っ腹。「積み上げた本」とか「マオーライト」とか、欲しかったし〜。
 伝説装備はステータス+がついているので、これに更に神玉でステータス+をつけるなどすれば、まさに「そのライフの専用装備」になりえます。……戦闘職以外。
 あと、終盤で手に入る装備はステータス+があるものが多いので、完全に効率化するならそれらを組み合わせたほうが強くなります。ただ、見た目的に「そのライフ」の格好のまま、今までの伝説装備よりも良いものができるというのが、ちょっと嬉しいですね。
 それらの素材がまた試練でしか手に入らないものを含みますし、またちまちまと、ついついと、プレイしてしまいそうです。
 ちなみに現在、LV 155です。



2013年10月14日(月)

 微妙に頭が痛い感じ……。
 こういうときには自然と、とにかくなにもせず眠っていたくなります。
 というか、そうなるんだなと、仕事辞めて分かりました。
 今はバイトですし、回数も少なければ時間も短いので、普通に働いていたときよりは自由になる時間がたっぷりあります。
 なので、「今寝ればバイトまで12時間あるから……」とか、「今日は休みじゃー」と寝て、すっきりするまで寝ていることが可能。そういうとき、「あ、こんだけ寝ないとすっきりしないなんて、今はパワーないんだなぁ」と思います。
 でも仕事してたときはそうもいかず、疲れてるとかしんどいとか、自分の体が自然に求めてくる休息なぞ、気づくこともありませんでした。
 ダルかろうがなんだろうが、うまく眠れず結局寝てなかろうが、行くしかないので。
 ストレスや疲労は確実にあったのに、その存在に気付きもしないでいたことは、間違いありません。

 まあ……仕事辞めてふらふらしてる奴のタワゴトですけど、ものすごくしんどい思いして働いてる人見ると、「貴方はその代価に、相応しいだけのものをもらってるの?」と思います。
 そこまでして働かないと、たとえば子供を養えないとか、彼等に安心できる生活を提供できないとか、あるいはもっとやむをえない事情のある人も、当然います。それはもう自分で覚悟して引き受ける責任・選んだ人生の話なので、私にはなにも言えません。そういう荷物をしっかり背負って、がんばってる人は、それだけですごいと思います。どんなに平凡で普通の人生に見えるとしても、すごいなと思います。私にそんな忍耐力がないからなおのこと。

 でも、独身で、ある程度自分のためだけに働くことができる人が、睡眠薬だの精神安定剤だの飲んでまで働いて、休日にはなにもする気がなくて一日中寝ているとか……。
 それで40年働いて、老後が安定したって、それって割に合うのかなと。
 そこまでして働く理由ってなんなのかな、そんな理由があって働いてるのかなと。

 うちの親は真面目に働いて、無駄遣いせずに暮らして、おかげで私は、決して贅沢でも裕福でもないけれど、特別不自由な思いすることはなく、育ててもらいました。
 それに彼等は退職後、一年に一度か二度、海外旅行に出掛けたりもしていました。
 でも、年とれば体が脆くなります。もういい年なので今までは縁のなかった病気も出て、そのせいで旅行キャンセルしたりしてます。
 だったら、もっと若いとき、子供もとりあえず自活するようになって、まだまだ体力もあるときに遊んだほうが、良かったんじゃないかなと。
 いや、世代の人生観などもあるので、「真面目で、普通の人」である両親には、そんなことはできなかったんだと思います。でも、私が親の人生を真似したいかと言ったら、NOです。
 私にとっては「子供も、自分ではないという意味では他人」なので、他人のために自分の時間や人生費やしてるだけで、すごく立派だし、偉いと思う。しかも余力とかじゃなくて、どんなに疲れてても、大変でも、自分の力の中心をつかつてることもあるわけだから。
 けど、真似したいというような意味での"魅力的"には、見えません。同じ人生を送りたいとは、思えないですね。

 今ふらふらしてる私が、数年後とか、20年後とかに、後悔してることもあります。
 だから、「それはおかしい」とは言いません。20年後くらいに自分が「なんて馬鹿なこと言ってたんだ」と、違う意見持ってることもあるかもしれません。
 ただ単に、今の私から見ると、支払うつらさやしんどさと、手に入れる安心や安定、あるいは楽しみとが、吊り合ってないように見える人がいる、ってことです。(家族とか、支えねばならない人がいる場合ではなく、独り身の場合などの話です)
 なんのためにそうやって生命を存続させてるんでしょうね?
 コアな疑問ですけれど、「生まれてきて、生きているから、生きていく」、ただそのことに縛られて、別に楽しくもなんともないのに生きているようにも見えます。
 現時点が楽しくもないし面白くもない、明日が楽しみでもないし数年後に楽しみにしてることもない。多少楽しいこととがあっても、それよりはるかに膨大な苦しさとかしんどさを我慢して、それを得てる。
 それでその生命を続けていくのって、割に合わないように思えます。
 支払うものと、得られるものが釣り合っているなら、構いません。大変だけど、今がんばるとこれがある、あれが手に入る、これができる、とか、そういうふうに支払うものと手に入るものが、その人にとって釣り合っているなら、それでいいのです。
 でもそうじゃないなら、生き方変えたほうが良くないですか?と。

 どうせ生きてるなら、楽しいことだってがっつりあって、仕方ないけどやらないといけないことと、バランスとればいいのに。
 日本人は働きすぎってのは、そういうことでしょ?
 どこの国だったか、国民的な休日とか、ホリデー週間には、やってないと困る店・施設以外、すべて休みになるんですってね。
 つまり、「俺らだって休んでいいじゃん」「あの人たちだって休んで楽しむ権利あるよ」。
 なのに日本では年中無休がありすぎ。
 おかげで、多くの人が休みをとって楽しんでる長期休暇に、逆に忙しくて休みがなくなる人たちもいて、しかもそれがないと生活が困るかと言えば全然そうではない施設だったりして。
 まあ馬鹿馬鹿しいなと。
 独り者はいいけれど、家族持ちだとせっかくのささやかな休みにさえ、自分の時間なんて持てないことがほとんどで。
 私は絶対に、結婚なぞしたくもない、他人の面倒なぞ見たくないと、心底思ってるのはあの会社の、そういう人たち見てきたせいか!!

 かく言う私も、心底イヤになったなら、もっとお気楽な海外に移住する努力をするのでしょう。
 でも今は、そんな努力するよりは、のんべんだらりに身を任せて済ませています。
 これもまた、私の選択。
 あるいは、自分の自由を犠牲にしても支えたいなにか、誰かができれば、そのときはまた別の話です。ただ、自分で選んで重荷を背負うならともかく、選びもしないのを背負わされるのは、勘弁ですね。
 そのときにはきっと、「知ったことか」とほっぽり出して逃げそう(笑
 それもまた、選択肢の一つです。背負うことで得られるもの・失うもの、捨てるもので得られるもの・失うもの、どちらを選ぶのかというだけの話。



2013年10月19日(土)

 またロシア版のホームズを見てました。
 「虎狩り」=「空き家の冒険」の回です。
 ホームズが生き返った後の、なに言われても嬉しそうに、はにかんだみたいににっこにこしてるワトスンが可愛すぎてどうしようかと。この役者さんはいい演技するなぁと思います。ヴィターリー・ソローミンさんというそうですね。通称ヴィタワト?
 グラナダ版と合わせて見ていると、ロシア……ソ連時代の経済・文化的なイギリスとの相違が垣間見えます。
 ワトスンが身につけているスーツ、良いものだと思うのですが、繊維がかなり粗い毛織物系。グラナダのホームズたちが身につけているものって、シルクとか毛織物でも繊維のこまかいかなり上質なもののように見えます。

 あと、原作のホームズ、ワトスン像とはかなり異なるのは否めません。
 でもこれはこれで魅力的なコンビだし、面白い物語。
 ガイ・リッチー版(ダウニー&ジュード)の二人も原作とはかけ離れていますけど、それに似た感じでしょうか。
 原作にかなり近いイメージで再現しているグラナダ版にはグラナダ版の魅力、ロシア版やリッチー版にもそれら独自の魅力。

 ロシア版の「虎狩り」話に戻りますが、この逮捕シーンって、グラナダ版と見比べると面白いですね。
 グラナダ版のレストレードは、なんのかんのでホームズたちの良き友人です。ことに「6つのナポレオン」とか見ると、対立したりはしても、結局はいい人。ホームズも、「能力は残念」と評価していても、人柄は認めていると思います。正義感で、粘り強く、実直。……ああ、ワトスンになにかあって、ホームズとレストレードがコンビを組んで事件解決する話も面白そうだなぁ。
 でもロシア版でのレストレードはとことんイヤな奴として描かれています。
 そのためか、グラナダ版(と原作)では「空き家の冒険」の最後で、駆けつけてきたレストレードは、ホームズが生きていたことを喜ぶし、レストレードに手柄を譲るホームズも、いつもどおりのシニカルな態度というだけで、特に含意があるようには見えません。妄想すれば、レストレードへの再会のお祝い、心配をかけたお詫びでもあるように受け取れます。(ワトスンやハドソン婦人には帽子やストールのお土産あげてますし)
 でもロシア版だと、そもそもレストレードはワトスンの要請で部下を配備していて、ホームズの生存を知らずに駆けつけてきてますし、生きていると知ったときもただ驚いているだけ。「君の手柄にすればいい」と言って去るホームズたちには、皮肉というよりも嫌味が感じられます。たぶん彼等の間には友情なんてまったくないだろうな……。

 グラナダ版の「もう一つの顔(唇のねじれた男)」も続けて鑑賞。
 2時間しか寝てないワトスンを無理やり起こした挙げ句、「急を要するのかい?」「いや全然」ってひどすぎるホームズ。馬車の中で「ロンドンまで蹴飛ばされても仕方のない大馬鹿者だよ」「さっきそうしたかったよ」とか、好きでたまらんわ。
 そしてそんな朝早くに駆けつけてきたのに、デスクの前にいる警部さん。大変ね……。
 物乞いで年間700ポンド? 10日で60万円とも言ってますが、どんな儲けやねん。ホームズいわく「才能があればこそだ」ですけど、それにしたってすごい金額。ウラヤマシー。
 しかし物乞いやめたセントグレアさん、この後どうやって稼ぐんでしょうね? 貯金もあるし、生活はなんとでもなるでしょうけど。
 ちなみに急ぎでもないのに叩き起こされて「5分後だよ」と言われた仕返しなのか、次の「ナポレオン」では、ワトスンからホームズに「2分後だ」と言ってます(笑)。好きだなぁ、こういうの。



2013年10月22日(火)

 めったに連続ドラマは見ないし、面白そうだと思わないのですが、「犯罪予知ユニット(パーソン・オブ・インタレスト)」のシーズン1を買ってしまいました。
 直感的に「なんか面白そう」と思ったら自分を信じます。めったにそう思わないジャンルなだけに、そう思ったら信じる価値はあります。
 それに、BDの輸入版ボックスが安かった!
 届いたのでさっそく見てます。
 おお、スチルで見てるより主人公のリースが格好いい! なんかちょっとワルそうな正義の味方です。ジョージ=クルーニーにちょっと似てるような。彼をもう少しシャープにした感じかな。

 ニューヨーク中に設置されている監視カメラや盗聴マイク―――テロなどを防ぐための安全措置として備えられたこれらを、「マシン」がチェックして犯罪の予知をする、というのが骨子にあります。
 しかし、小さいな犯罪からテロのような大きな犯罪まで漏らさず拾ってしまうため、「小さな」犯罪の予知は消去されるのが現状。
 でも、このマシンの開発者フィンチという男は、その小さな犯罪で失われていく命を無視できず、防ごうとします。しかしフィンチはどうやら足が悪いようだし、現場で動きまわるタイプではなく。
 そこで、元CIAエージェント、しかし恋人を自分の留守中に殺されてからすっかりダメになっていた、リースという男を見つけ出し、手足として雇用。
 マシンがはじき出すのは「犯罪に関わることは間違いない人物」。でも、それが加害者か被害者か、どんな関わり方なのか、いつ犯罪が起こるのかまでは分かりません。
 それをリースとフィンチが、チェックされた人物をマークし、追いかけ、犯罪を阻止する話です。

 マークされている人物が被害者になりそうなのか、それとも加害者になりそうなのかも分からないまま、リースたちの視点でドラマを追っていくと、当然どんでん返しもあります。
 それに、リースの過去、フィンチの過去も気になるし、この凸凹コンビがどうなっていくのかもドキワク。サブキャラの女刑事カーターと、悪徳刑事……と言っても別に悪人てわけじゃないファスコという男も、どう絡んでくるのか。

 とりあえずぼちぼち見る予定。
 1話目は、この物語の特徴を端的に、はっきり表現した感じ。
 2話目はいきなり面白いスタートです。マシンが弾きだしたのは、「2年前に死んだ少女」の名前。でもフィンチが調べたところによると、両親と兄妹の一家無理心中で死んだとされているけれど、遺体が見つかったのは3人だけ。少女の遺体はまだ見つかっていないとのこと。
 そこでリースは、2年前の心中事件のことを調べるからと、ファスコ刑事をいきなり脅す(笑)。犯罪阻止のために動いてるのに、なんだかワルモノみたいな脅しっぷりがカッコいいなぁ。

 現在シーズン2も終わってる? よく分かりませんが、1を全部見て最後まで楽しめたら、2も買おうかな。



2013年10月23日(水)

 やっとこさドラゴンボール「神と神」見ました。
 超サイヤ人ゴッドは微妙ですが、ビルスとウィス、戦闘シーンは良かったですね。
 掴みどころのないビルスたちがなんだか面白い★ こういうよく分かんないキャラクターを違和感なく動かせるのはさすが鳥山明さんという感じ。それに、みんなの力を借りて強くなることは嬉しい、けれど……というのがいかにも悟空らしくて良かったです。
 ベジータは、ファンにとってはなんだかなぁかもしれません。私は特別好きなキャラではないけれど、でも見ていてなんかこう……彼にこういうことはさせないでほしいなぁという気分。コメディは、シリアスであろうとして台無しにされる程度が好み。
 で、ピッコロの悟飯&悟天ビイキ(笑
 クリリンたちはホントただいるだけ……。悟飯もただのバカな役になってしまってましたし。足だったから良かったものの、おなかだったらどうする気だったんだ。

 全体的には、最後のバトルシーンはすごくかっこよかったし、ビルスとウィスというキャラクターは面白かったけれど、他は微妙……といったところです。
 街中で戦ってるとき、ビルスがさりげなく建物とか壊さないように避けてるのがむしろ素敵。壊すと言ったら壊すけど、そのときまでは無闇に壊さないのかな。いかにも余裕綽々といった感じの演出のように思います。
 ま、とりあえず見た、満足した、もういいや。
 というところです。



2013年10月24日(木)

 「犯罪予知ユニット」、5話まで見ました。毎日少しずつです。
 リースがカッコいいので満足です。滅茶苦茶強いですねー。それにものすごくタフ。けっこうあっさりと殴られて気絶したり、無理やり連れて行かれたりとかしているのですが、絶対に動じないし、淡々と反撃して悠々と立ち去ってくれます。

 リースさんたら、ターゲットたちにがんがん顔見せてますけど、いいんですかね?(汗) カーター刑事に正体探られてるのに。
 でも、赤の他人のために危険に身をさらして真剣になって犯罪を止めようとするリース。「なんでそこまでしてくれるんだ、あんたは何者なんだ」という疑問もまた、不思議な、存在そのものの説得力みたいなもので、ねじ伏せられている感じ。
 誰かは知らないけれど、真剣に手助けしてくれたことだけは確かで、だから、「あんたが誰かはもういいよ」と、無条件に信じることにする。5話めの判事さんのラストはそんな感じでした。

 可哀想なのは使い走らされてるファスコ刑事(笑)。脅されて協力してるだけって感じですけど、リースさん絶対楽しんでやってるだろと言いたくなります。
 リース自身は、自分が大切な人を守れなかったから、同じ苦しみや悲しみは味わわせたくないとでも思うのか。悪人には容赦ないけれど殺すことはせず(絶対にドS)、善人にはなんの見返りもなくても―――自分の罪悪感が少しまぎれる、代償行為という見返り程度でしょうが、真剣に手助けしてくれる謎の男。
 相棒のフィンチには素っ気なくされてますね。フィンチは自分の過去とか知られたくないらしく、それとなく探ろうとするリースにはにべもない感じです。でも5話めのラストで、少しだけ近づけた感!
 リースが落ちぶれていた理由、そして他人のために奔走する理由はそれとなく分かりますが、フィンチが「小さな(政府には無用な)犯罪」を阻止しようとする理由は、まだまったく分かりません。足を怪我してるだけでなく、背骨と首にも矯正具というか、なにかパーツが入ってるフィンチ(4話めのレントゲン)。「マシン」の開発者で……過去としてちらっと映ってた同僚は、「無用な犯罪」が無視されることに憤ってましたから、なにか彼が関係してる?

 一気に見てしまうほどハマった感じは今のところありませんが、ぼちぼち、見ていこうと思います。



2013年10月25日(金)

 本日も「犯罪予知ユニット」の話。
 6話めを見ました。ゾーイさんがかっこいい! 仲介屋みたいなことやってる女性で、今回は彼女がターゲット。今までの話の中では一番好きかな。
 そして、昨日分で「悪人でも殺さない」と書いてるのに、今回は殺してしまってますね。今までは足撃ったりするだけだったのに……って、1話めでは暗に殺したこと示されてはいるか。
 今回の話では、フィンチがかなり熱く、「今まではマシンによる予知は手に入れても、実行力を持たなかったからなにもできずにいた」と、犯罪阻止にかける思いを語ります。なんでそこまで真剣なのか?
 ふと、過去のシーンで親しくしていた同僚が絡むのかなと思いました。彼が実は予知に上がっていたのだけど、「無用な犯罪」として処理されたから助けられなかった、とか。

 ちらちらとwikiとかオフィシャルサイトとか覗きましたが、読むの面倒だというのもあって(ぉぃ)、つまみ食いしかしてません。
 なので、6話めに出てきたゾーイが今後も協力することがあるらしい、ということとか、イライアスという名前の男……6話めでちらりと見えてきた、カール・イライアスがシリーズ通してなにか絡んでくるらしい、ということは知っていても、あまり細かいことは知りません。
 さーて、次はどんな話かな〜。



2013年10月26日(土)

 つい立て続けに見て、ただいま9話まで見終わりました。
 8話めはちょっと微妙だったけど、7話めは良かっな。
 9話めは、カーター刑事がターゲットになるのは面白かったのですが、少年を撃った犯人が、ヘクターだっけ?その男に違いないって点が決定的な証拠もないままで進んで終わって、なんか消化不良。
 相変わらずリースさん無双すぎてどうしようかと思います。てか町中で銃撃戦するわ大型ライフル撃つわグレネード撃つわ、それでなんで警察に見つからずにいられるのか(笑
 公園中に警官たちがいるはずなのに、発砲音してからその場所に警官が来るまでえらい時間かかってたり、ご都合主義なところもあちこち目につきますけど、こまかいことは気にしちゃいかんか。

 ただ、このあたりまで見ると、物語のパターンにいつまで飽きずにいられるのかなという不安も出てきます。
 マシンが示すターゲット、それが加害者か被害者か、善人か悪人かも分からない。初期に判明している情報がある程度正しいこともあれば、まったく違う様相を帯びてくることもある……。
 シーズン、あるいはタイトル通しての縦軸になる謎や物語もあるようですが、横軸の醸しだすマンネリの中に埋没しなければいいと思います。そのあたり、横軸にどれだけバリエーションや驚きを作れるかですね。
 さて、シーズン1を見終わったとき、シーズン2を買おうと思うのかどうか。
 自分でもまったく分かりません(笑



2013年10月27日(日)

 「犯罪予知ユニット」、10話めの話。
 ……んー、このネタ、どっかで見たことあるような……? なんだったか覚えがないのですが、「接点がないと思われた人物たちの、接点」、これ、なんかの映画で同じような設定なかったっけ??
 てかリースさん、その金、その子らのじゃないからね!? いくら汚い金で正当な持ち主に返したって仕方なくても、それが危険な金であることは変わりない気がするよ。てか、危険な目に遭ったのに、その金やっぱり持っていくって……金の行き先を警察は調べないのだろうか?
 と、このあたりから破綻も目立ってきています。
 しかし今回の目玉は、大急ぎで駆けつけるフィンチでしょう! リースの危機に、危険だから来るなと言われても迷いもせず駆けつけてくるフィンチさん。冷たく素っ気ない態度取ってても、リースのこと滅茶苦茶心配しとるんやね、あんた。
 犯罪を阻止できず目の前で殺されてしまって、動揺しまくるフィンチも良かったです。

 そして怪我したリースのために、モニター係と現場係が逆転する11話。そもそも10話めを「寝る前に1本」と思って見始めたのに、気になって見てしまったではないですか。
 しかし、これはちょっと分かりやすすぎる展開でした。あまりにもリースとフィンチが偏った捉え方をしてるし、いかにもそれらしいことばかりクローズアップされるので、かえって「逆か」と思えてしまう感じ。
 カーター刑事も、なんだか微妙な立場になってきました。リースたちの協力者になることは分かっていますが、刑事としての立場もあるし、CIAにリースとのつながりから目をつけられてもいるし……。
 それより、過去編でだんだんと、フィンチの過去とマシンの誕生が見えてきました。そして案の定、過去においてフィンチの相棒が、ターゲットとして出力されるという展開に。

 寝て起きてゲームした後で12話。
 アンドレアおねーさん素敵です。優しくてキュートじゃないですか!
 しかしこのドラマ見ていると、善人に見えて悪人てこともあるので油断がなりません。いい人であってほしいなぁと思いつつ見てしまいます。
 「道を間違えたとしても、まだやりなおせる」。アンドレア自身が過去、軽犯罪とは言え前科があるし、彼女が弁護しているのは無実を訴える受刑者。そしてリースも、この新しい仕事が人生のやり直し。
 ホントにキュートな弁護士さんでした。かわうい。

 13話はゾーイねえさんがまた出てきました。かっこいいなぁ。それに、フィンチの向こうを張るハッカー登場。しかも女性ですね。でも殺しの指示とかもしてるし、何者なんでしょう。
 「パソコンに侵入して、ニセの閲覧履歴などを作って犯人に仕立て上げる」って、これって実際に似たようなことありましたよね。
 失業したことを言い出せないおっちゃん。たぶん、すぐなんとかなると思って黙ったまま職探ししてる内に時間が過ぎて、だんだん言うに言えなくなったんだろうなぁ。奥さんに愛想つかされるかもしれないとか、不安もあったかもしれません。

 14話は兄の敵討を考えるダレン少年。七人の侍のポスターあったり、リースのことをローニンでしょうと言ったり、なんで日本映画かぶれなん(笑
 タイトルは……「子連れ狼」? ダレン少年を連れて行動し、「俺は殺さない」と言って警察に捕まるように仕向けるリース。レオンかよ(笑
 ほっといたら一人でなにかやりかねない勇気も、覚悟も、賢さもある子だから、連れていたほうがマシだと思ったのか……。
 ファスコもかっこいいことしてくれます。やっぱこの人、なにかの弾みで悪徳警官やってたけど、根はすごくいい人なんだよなぁと思います。なのにリースにはいいように使われてて時々可哀想。それに、カーター刑事もリースたちに協力してるって知らないから、心配してくれるのとか、見ててニヤニヤしてしまいます。

 15話ではいきなり強盗団に潜入してますね。しかもターゲットは、リースと同じく潜入してる警察官?
 警察内部に内通者がいて、ターゲットが警察官だとバレそうになってピンチ! リースが自分の体張って彼を助けるシーンがかっこいい!
 そしてファスコが可哀想すぎる件T_T なにその、前回で上げて・今回で落とす展開……orz なんとか報われてほしいなぁ。リースやカーター刑事たちも無事であってほしいと思うけど、ファスコが可哀想な目に遭うのが一番見てらんないかも。
 がんばれファスコ!! 「俺の手は汚れたままか」って言うけど、リースも分かってるよ。その汚れは善良な人を守るためのものだし、心底が汚れてる奴じゃないってことを。

 16話は冒頭からちょっとコメディ。ウォール街へ行って資産家の代理人役をやるからって、「いつものスーツは殺し屋には向いているが」とフィンチに直されてますね(笑)。で、「株の知識なんてないぞ」と言うと、「上等なスーツとハッタリがあればいい。スーツは問題ない」とか言われてるし。ハッタリも問題ないでしょ、リースなら! でも案の定、ネクタイ似合わねー(笑
 それはそれとして、私も株なんてサッパリなので話がよく分かんないっすorz
 えーっと……「インサイダー取引」って? ふむふむ……よーするに、株価に確実に影響すると思われる重要な情報をこっそり知って、それの情報が公開される前に売ったり買ったりすること……ふむ。
 なんか謎めいたソーンダースくん……。怪しいのかなと思ったら、叔父さんの話聞くかぎり、苦労して地道に身を立てたいい青年みたい。
 ……で? えーとー……ガス管の会社で、ガスを引く必要がある限りには需要があるから手堅い投資先で、なのに急に高騰してて、その後、ガスを引く必要がなくなると知れて株価暴落して……最後になんで、今度は「買い」で金が元に戻るの……?? ハ・テ・ナ?

 17話め……ターゲットは6ヶ月くらいの女の子!?
 その子に近づいてくる怪しい二人組。フィンチがその子を連れ出し……というか、誘拐してしまいます(笑
 おっさん二人が子守って! 挙げ句、カーター刑事と会って「赤ん坊を連れてきたのは私だ」と話したフィンチ。その後、「赤ん坊はジョンといる」「ジョン!? 彼に預けたの!? 正気!?」って、ひでぇ(笑)。更に、ベビー用品持ってカーター刑事とレジに行ったら、「おめでとうございます! 初めてのお子さん?」って、「え゛?」て二人の顔。今回コメディ回ですかね?
 シリアスな展開なのですが、赤ん坊抱いて散歩するおっさん二人に、若い女性が「可愛い〜、お顔見せて〜」とか絡んでくるし(笑)。リースに赤ちゃんて、カーター刑事のなんとも言えない顔に同意します。
 一方で、署内の悪徳警官グループHRに潜り込んだファスコ。彼がどうなるのか、どうするのかも心配。
 そして、カーター刑事はこれからどうするんだろう……。前半コメディ、終わり際からはスリリングで見応えがありました。

 18話め。
 前回、レイラたんを助けるためとはいえ、刑事であるカーターにとっては許せないことをしてしまったリース。そのせいでカーターは電話出てくれません。でも、殺人現場で「犯行の動機は?」「警察が止めなかったからだとさ」とか、「止めたかった。でも怖くて」と泣く女の子の声。……リースたちがしていることは、先回りしてこういう事件を防ぐこと。カーター刑事も葛藤するでしょうねぇ。きっと今後、なにかあってまた協力してくれるようになるのではないかと思いますが……。
 しかしFBIからの接触を受けて、「スーツの男(リース)を共に追おう。君は今まで孤立無援だったが、もう一人じゃない」的に言われ、カーター刑事もかなり迷うみたい。リースのしていることが人助けだということは知っているので、FBIの認識が間違ってることは知っているけれど、リースに味方するのには、大きな迷いがあるようです。
 CIAは秘密を守るためならなんでもやらかす感じで描かれていますが、FBIはもう少し真っ当な感じかな。裏がなければ、ですが。
 そしてファスコ、さんざんこき使われててもちゃんと仕事してくれる……。涙出そうですよ。この人なんでここまでこき使われて、怒りもせず協力してくれるんだ。一番いい人なんじゃないか。

 今日はここまで。って9話分も見てるのか自分。
 それにしても毎回、警察内部にも内通者がいるとなると、一見「良い刑事」みたいな人も本当にいい人なのか分からないのがハラハラしますね。
 本当にカーターやファスコに協力してくれているのか、なにか裏があるのか。
 全22話? なので、あと4話か……。



2013年10月29日(火)

 19話めのターゲットはマフィアのドン5人。「ワル同士潰し合うならほっとけ」なリースですが、市民が巻き込まれる可能性もあるからとフィンチが言うので、渋々取り組むようです。
 カール=イライアスも冒頭付近から出てきますね。マフィアを1つにまとめる、と言いますが、さて、どうやって実行する気か。今回の過去編はカール=イライアスです。父親を憎む理由が描かれてますね。
 そして、誘拐されたカーター刑事の息子・テイラーを助けに来たリースとフィンチ。おおおおう、フィンチさんの台詞がっ。フィンチは頭脳労働担当で戦闘力は持ちあわせていませんが、危険に飛び込む覚悟はリースと同じだし、リースだけを危険に晒したくないとも思ってるんでしょうねぇ。馴れ合わないけれど、二人の間にいつしか友情が存在してる感じで、ぐっと来ます。
 カール……不幸がなかったら、表の世界でも非常に優秀な何者かになったんだろうなぁ。

 20話めは、リースの過去編? ジェシカから切羽詰まった電話が……。挙げ句に仕事、そして、パートナーが裏切ってるから殺せと命令。
 現実では、貴重品や現金の輸送車に乗る男がターゲット。リースはチームに入って潜り込みますね。
 過去編も謎めいてます。ジェシカの危機はさておき、パートナーの女性と潜り込んだ先で、「奪われた」と死にかけの男が言ったのは「マシン」。もしやこれが現在の「マシン」?
 それに……えー!? ラストで思いがけない人物が!
 この回の横軸部分(都度のターゲット)の話はさしたるものでもないのですが、それにHR、過去のCIAの作戦が絡んで、いいテンションになってます。

 21話めは冒頭からリースとジェシカの幸せな過去、それから、20話めで逃げたリースがどうしていたか。リースの過去編はまだ続くようです。
 で、現在編ではリースの誕生日だからって、休暇とプレゼントをくれるフィンチ。ターゲットは出てないと言いますが、実際は出てますね。でもそれをリースに隠して、フィンチはカーター刑事、彼女が動けそうにないようなので次にファスコを頼ってます。
 ファスコ……HRに潜り込みつつリースたちのために働いて、けっこう危険な立場なのでいつもハラハラしてしまいます。それに前回、リース助けるために危険をおかしてるのは間違いないし。無双超人のリースと違って、ファスコは普通の人なので、心配せずにいられません。
 リースがDV男をどうするのか。それもまたこの話のポイントでしたね。
 で、やっぱりあれはあの人だったか……。

 全23話でしたね。というわけでラスト直前の22話。
 今度はフィンチの過去。マシンを政府に引き渡す直前の、ネイサン氏との出来事からスタートです。この頃のフィンチは、"有用な"犯罪と"無用な"犯罪について、「どこかで分けないと」と言っています。それにネイサンが、「無用な犯罪などない。君にも愛する人ができれば分かるよ」と。別に恋愛対象でなくても、大事な親友だって"愛する人"、だからフィンチは、"無用な"犯罪を無視できなくなったのかな。
 とか思いつつ見ようとしたけど、ビミョーに頭痛いので寝ることにします orz
 明日続き見ようっと。



2013年10月30日(水)

 「え゛、ちょ、そこで終わるの!?」
 というシーズン1。
 ていうか終わってない、全然終わってなくないでしょそれ!? 全力でヤバいことになってんじゃん!?

 22話、23話でも、ネイサンになにが起こったかは分かりませんでした。
 たぶんキモは、マシンを悪用されたらとんでもないことになる、ということ。
 政府はマシンの秘密に近づこうとする者を容赦なく消そうとするし、それとは別のところでマシンの存在に気付き、利用しようとするらしい者もいる……。
 カーターとファスコはやっと、お互いがリースたちの協力者だと知って信頼を深めたようでほっとしますが、なんか、いろいろ謎は残ったままです。
 というか、そもそも23話はなにも終わらせてなくて、完全に続きがある……続きがなくてはどうしようもない終わり方。
 あーもう、分かったよ、シーズン2も買うよ!!

 私は、ただご飯だけ食べるとかできない……というか、時間が勿体無いと思ってしまうので(健康には良くないのでしょうが)、そういうときにダラダラ流していられる映像は歓迎です。
 シーズン1も、いろいろと未回収の伏線がありますし、たぶんまた見なおしたりしてそうです。



2013年10月31日(木)

 犯罪予知ユニット(POI)、6話めを再視聴。
 理由は、ゾーイさんがかっこいいから! そして、製薬会社の不正に絡む話のテンションも高めで面白かった記憶。
 初回はすべて吹き替えで見たので、今回は字幕です。
 23話分吹き替えの声を聞き慣れていると、オリジナルの声に違和感を覚えますね。というか、あまりクセのない普通の声してたんですねー、カヴィーゼル(俳優)さん。それに、オリジナルは音声の状態があまり良くない感じ。
 吹き替えの台詞のなんとない記憶、聴きとった英語、字幕を比べると、やはり吹き替えのほうがしっかりと訳されてますね。

 それから10、11、12話め。
 主人公の二人って、普段は「フィンチ」と「ミスター・リース(リースくん)」と呼び合ってるのに、切羽詰まると「ハロルド」「ジョン」と呼ぶのが萌え。
 10話めは、「カーター刑事が裏切った」ってフィンチの台詞に、リースが「さすがはスノウだ」と、生真面目で頑固なカーター刑事を操ったスノウ捜査官のほうを評価するシーンがいいなぁ。

 16話めの株トレーダーの話も好きです。
 POIのこと書いてるブログとか探して読んでみたら、やっぱり株取引のことがよく分からないのでピンと来ない、というかたを何人かお見かけしました。
 そこで、自分なりにちょっと調べてみました。

 インサイダー取引については、先日書いているのでいいとして……。
 「空売り」というのは、簡単に言うと、「将来値下がりする株、ただし自分は持ってない」ものを、借りて売ること。単純に株を自分のお金の投資に使ってる人にはあまり縁がないのかもしれませんが、トレーダーという職業の人だと、すべての株を自分で保有する理由はないので、これが普通のやり方なのかな。
 借りたものは返さないといけないわけですけど、まだ価格が高い内に売ってお金を作り、値下がりした後で買って返すので、そこに差額が発生します。(借りる先は証券の保有者とのこと)
 その差額が利益になる、と。
 しかし、返済には期限がありますから、まずその期限までしか待てませんし、失敗すれば売ったときよりも高値で買い取って返さないといけなくなります。だからやはり、トレーダーの腕の見せ所なわけです。

 この話はつまり―――冒頭のヴァターネン製薬の株取引は、アダムくんは「経営者が有罪になって株価は暴落する」と読んで、大量に空売りして儲けを出しました。
 多くの人たちはヴァターネン製薬は安定していると思って株を手放さなかった、あるいはむしろ更に買っていた中で、彼は暴落すると読んで高い間に株を借りて売り、既にお金を手に入れました。で、有罪判決が出、株価が暴落した後で買い戻して、借りた株は返すことになります。
 物語的には、この時点ではなにか不正でもしている可能性を匂わせていますけれど、実際には綿密に情報収集し、判断しただけ。アダムくんはやり手だし、叔父さんの株のことが心配で顧客情報覗いたりはしてますが、基本的には好青年です。

 さて、この話の問題は、インサイダー取引。
 間もなく値下がりするとこっそり分かってるガス会社の株を、いかにも「買い」のように見せかけて多くの人に買わせ、価値を釣り上げ、そして、暴落する前に売って金にしよう、と考えた奴がいます。
 アダムくんは、叔父さんのお金をトライタクというその企業に投資させていたため、本当に問題ないのかどうしても心配で、会社の株の動きを調べていて(違法なんだけど)、会社が尋常でない額をトライタクにつぎ込んでいることを知り、インサイダー取引の疑いを持ちました。
 インサイダー取引をしようとしていた「誰かさん」が、事前にこっそり知っていた情報というのが、「地元でのガス採掘が可能になる法案が通るから、ガス管は不要になる」というものですね。
 アダムはこのインサイダー取引の存在に気付き、調べようとしたため狙われたのですな。
 誰にその疑いを持ったことを話したか、と問われてアダムは、恋人でもありボスでもある女性の名前を挙げますが、「何人かの友達」とも口にしています。

 で、物語中で実際に、法案が通ってトライタクの株価は暴落します。
 たぶん、掘削の法案は通り難いものだと思われていたのが、権力者からの圧力で通っちゃったみたいですね。
 アダムは、なにかと自分に突っかかってくるビクターという同僚が、「あいつは顧客に強引にトライタクを買わせてた」から、なにか知ってるんじゃないかと言います。でもリースはビクターを捨て駒、大した情報は持ってないと見做してますね。だから脅しに出かけただけみたい。
 トライタクの株が暴落したことを知ったアダムは、「普通の人は、暴落した今、大慌てで株を売却しているけれど、犯人たちは高値のときに既に空売りしていて、むしろ今は、借りた株を返すために買い戻している」と伝えます。なるほどね! やっと分かったよ、ここまでは。

 で、アダムの務める証券会社へ忍び込んだフィンチは、「暴落する前に売っていて、今は買っている人物」を調べます。
 その結果出てきた名前は、ポール。アダムが友達だと思っていた男。
 アダムは、「物理的に無理だ」と言います。法律があるから、と。そんな法律、守らなきゃいいんじゃないの? とか思いますが、このあたりのことまではよく分かりません。
 ただ、SEC(証券取引委員会。不正がないか監視してるところ)に仲間がいるなら可能とのこと。……リース、ちゃんと知ってんじゃん、このあたりのこと。
 SECの監視をくぐり抜けてやるなんてのはまず難しいから、誰か協力者がいないと無理だってことでいいのかな。フィンチ見てると、そんな監視あっさりとかいくぐれそうな気がしてしまいますが(笑

 で、最初に見てたときよく分からなかったのがこの後。そしてたぶん、株に詳しくない人が見ていてやはりハテナ?なのがここですね。
 ポイントは分かりました。「ポールが買ったときよりも高値になれば、利益どころか損害が出る」、それが狙いですよね、たぶん。だから、「底値を打つのを待って売ろう」としてるポールたちを出し抜くため、逆に価格を上げてやれってわけですよね?
 「朝から買い続けている新規の客がいる」とビクターが言うのが、フィンチ。
 たとえトライタクに将来の見込みがなかろうと、「買いが殺到すれば価格は上がる」のです。「このまま行けば史上最高値かも」ってくらいに。
 で、ポールが慌てて買い戻そうとするけれど、ほとんどデータみたいな株でも無制限に存在するわけではないので、買い占められれば「品薄」になり、だからビクターは「買えるものなら買うんだけど」と答えてるのかな。それに、こうやって価格が上がれば、トライタクの将来性なぞさておいて、手を出す人はいるのかも。
 でもそれも、法案が無効化されないかぎり、先行きはないはずなのですがね。

 最後にアダムは廃ビルを買い取ってるみたいですけど、そのお金って、この事件のごたごたで転がりこんできた大金?
 フィンチの大量買いのせいで株価高騰して、そのタイミングで売った?
 見込みのない企業なら、フィンチはいずれ大損することになりますが……まあ、彼は億万長者らしいですし、別にいいか。

 そして最後に、レイラたんの回の前半を鑑賞して、本日のまったりドラマタイムは終了です。前半はこんなに笑えるのになぁ。


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