烏の足跡



2013年7月2日(火)

 自転車を買いました。
 このアパートに引っ越してきたときに持ってきたものは、気がつけば何度空気入れてもすぐ抜け、パンクの修理をしてもまたすぐ抜け、面倒になって部屋の前に放置していたら持ち主なしと判断されたのか撤去・処分されておりました。
 いやぁ、処分するのもタダじゃないとしたら、もむしろありがたいというか申し訳ないというか。
 そのまま1年以上、徒歩(と友人の車)という生活でした。
 しかし、今のバイト先がディスカウントショップで、ドリンクとかがやはり安いのでね……買い物するのはいいけど持ち帰るの重いしなと、そのバイト先で購入しました。
 これで少しラクになります。

 自転車というと、これが四台目ですかねぇ。
 最初のは母親からのお下がりみたいなもので、小学生のときに乗っていたもの。
 四年制くらいのときに、スポーツ用のサイクリング車みたいなのを買ってもらいました。タイヤがかなり大きくて細いものなので、いわゆるママチャリとは違います。で、これは大学にまで持っていったけれど、バイト先で盗難…… orz 元からついていた鍵はかけたけど、別のチェーンをかけ忘れたたまたまその日にパクられたという。ショックでした。
 で、地元に戻ってきて家に余っていたものをもらい(廃棄されていたのを、もらってきて親父が直したらしい)、それをここに持ってきていたわけです。
 で、やっとこ自分で買ったことになります。

 特にこだわりもなく、そこそこの値段でそこそこのフォルムで、カゴがあって、ハンドルが持ちやすそうなもの、というだけ。あと、色があまり目立つのはイヤだなというくらい。
 以前のスポーツ車は、カゴはないしものすごい前傾姿勢になるしで、荷物あると邪魔で仕方なかったんですよねぇ。でも、それで価値道30分くらいかけてカラオケ屋にバイトに通っていた日々。……今はもうできんというか、やりたくないなぁ(笑



2013年7月5日(金)

 ちょっと前に、ジョナサン・ケイナーというイギリスの占星術師の鑑定プログラムを利用しました。
 「ほしうらない★」ではなくて、惑星、ハウス、惑星同士の角度なども含めて鑑定する「占星術」です。
 自分でもある程度はできるのですが、6/23のスーパームーンに合わせて少しお安くなっていたので、ポチッとなと。
 プログラムで出力されるものですが、「これ、全パターン用意してあるんだよな……」と思うと、相当な量ですよ。

 どうだろうなぁと思うこともありますが、「いてっ」というのも多々あり、試して良かったなと思っています。
 自覚があるだけに痛いのは、「支配したがる」「異論は認めない」というところかも(^^;
 「人の反対意見聞きながら、相槌打ちつつ、実は内心で、"ではどうやって論破しようか"と考えてる」とか、……すみません、ホント一言も言い返せません!!
 人の心とか感情に関わるものなら、「人それぞれに正解がある」と思うので「自分の意見は自分の意見」「相手の意見は相手の意見」としてどちらも否定しないのですが、なにか「正しい」ことがありそうな議論や問題だと、かなりそういう傾向あります。会社の会議とかね。負けを認めないというか、自分の意見を絶対に譲らないというか。
 ケイナーさんいわく「実際に貴方が正しいことが多いとしても」だそうで。
 "正しい"のがなにかはっきりしてることなら、手をつくして説得するのも悪くはないのでしょう。でも、"正しい"ことがそれ一つとは限らないときとか、もし間違っていたときにまでゴリ押しするのはまずかろう……。
 自分の主張を通したい理由って、「この意見に従ったほうが、事案にとって良い結果になるから」というより、「自分の正しさを認めさせたい」だけのこともままあるように思います。自分自身。

 欠点なんて他にいっっくらでもありますけど、「これはツボに入った」と思えることが書いてあって、参考になります。
 欠点を直したいと思う動機がなにかも触れられてて、「あ、あるある」でこれまたけっこう痛いトコ突かれてるんですけどね(笑

 でも欠点とか全部直したり矯正していったら、なんかもう自分じゃなくなる気もします。
 「無闇矢鱈と」とか、「好きな人・好きになってもらいたい人に」とかでいいので、傷つけたり嫌われたりしない程度の自制心でいいです。
 根本的なところは、よっぽどのことでもないかぎり、そうそう変わんないでしょうし。
 ただ、他の意見もきちんと聞いて、頷けるものなら受け入れないと、つまんないなと思います。しかしそれもまた、自分の支配領域(知識・思考範囲)を広げるための戦略か……?(笑

 こういうのを信じるのかどうかは、人それぞれですね。
 私は、なるほどなと思えることは、利用します。なので、神秘的に当たってるかどうかなんて、どうでも構いません。
 ただ、「今の自分だから認めることができるけど、10代の自分だったら"そんなことない"と思っただろうな」と思うこともいくつかあって、それがまた面白いですね。
 つまり、少しは成長しているというか、自分の欠点だのをボカしもせず、誇張もせず、ただの事実として見られるようになったということ、かな。

 興味のあるかたは、 ttp://www.cainer.jp/japan/ こちらで。(頭にhつけてください)



2013年7月9日(火)

 自転車を購入して一週間。
 歩いているときと使う筋肉違うんだなぁとか、バカなこと考えています。
 15分歩くのはなんともないのに、5分自転車に乗っていると、腿の上部分を「あ、使ってる感じがする」と(笑
 しかしおかげで、ドリンク類の多少のまとめ買いもできるようになりました。これからの季節、どうしても飲み物の消費量は増えますからねぇ。
 しかし、なんといっても煮出し式とかのお茶なんかのほうが安上がりだろうなとも思うので、水に浸けて半日くらい放置しておけばいいタイプのものでも買おうかなとも思います。



2013年7月12日(金)

 「ホームズ対ドラキュラ」と「ホームズの大冒険(上下)」読み終えました。
 大冒険はアンソロの最終巻。特別面白い話というのはなかった気がしますが、短編にも関わらず途中で読む気がしなくなるほどのものもない感じで。
 ドラキュラは、冒険小説だと思って読めばなかなか面白かったと思います。推理とかどうとかじゃなく、魔力を持つドラキュラ相手にホームズとワトスンがどう立ち向かうのかという話。
 ただ、終盤に入って思いがけず燃えました。追い詰められたドラキュラが取った手段、そして、完全なる脇役の御者と水夫が、なんかすっごい活躍してるし!! 予想外のナイスガイたちでした。



2013年7月13日(土)

 野菜をいっぱい買って来ました。
 といっても、冷蔵庫が小さいので入る量は限られており、白菜、茄子、プチトマト、タマネギ、ピーマン、パプリカくらいです。あとりんご……高い……冬〜春先に比べてめっちゃ高くなってる……。
 で、さっそくトマトドレッシングを使ったパスタの作成。ピーマンとパプリカ、プチトマトと、生ハム。生ハムは出来上がってから乗っける感じで。
 野菜炒めにパスタが混じってる、くらいの割合で作りました。
 明日は茄子とひき肉のパスタでも作ろう〜♪



2013年7月14日(日)

 youtubeで素敵な動画発見。

 ttp://www.youtube.com/watch?v=yu9sWjnJFHU (頭にhつけてください)

 ペットフードのCMだそうです。
 ある日おじいちゃんが、愛犬と共にお出かけした理由は、たぶん奥さんのお墓参り。
 朝起きて、家を出て、カフェでちょっとコーヒーだか紅茶だか飲んで、お花買って、お墓参りして、家に帰って、一緒にごはん食べるというだけの1分くらいの台詞一つないCMですが……。



2013年7月16日(火)

 カップラーメンやインスタントラーメン、コンビニのお弁当が、なかなか一つ食べきれません。
 最初の数口くらいは美味しいし、半分くらいまでは普通に食べるのですが、そのあたりを過ぎた頃から、サイドメニューとして作った野菜炒めなら食べられるのに、「こっちはもういい」という感じになってしまいます。
 しつこいようですが、とりたてて料理上手ではなくても、自分で作ったほうが明らかにンまいです。
 でも、一平ちゃんとか普通に好きな銘柄もあるので……。近くのコンビニには大盛りしか売ってないのがしょぼん。最近は、やや少なめで麺細めのペヤングがいいなと思います。

 それはさておき、茄子とひき肉のパスタ、8割満足のいく出来上がりでした!
 美味しかった……けれど、「酸味が少し強いな」と後半思う始末。もう少し甘めにしたほうが良いのだろうか? 砂糖を少し加えてみる? あと、コクのようなものが少し物足りない……。
 ひき肉が丁度半パック分残っているので、また試してみるとしましょう。

 レシピは、クックパッドで見つけたものを少しだけアレンジしました。

【材料】一人分
茄子……一個
ひき肉……50g(豚か合い挽き)
にんにく……チューブのものでOK。小さじ半分
パスタ……80〜100g

【調味料】
ケチャップとソース……合計で大さじ3くらい
 (参考にしたレシピでは2:1)
マヨネーズ……小さじ半分
 (これはオリジナル)
コンソメの素……顆粒で小さじ半分
 (本来のレシピではひとかけ)
塩コショウ……適量
黒胡椒……あると良い

【手順】
1.フライパンに少量のオリーブオイルを入れて弱火でゆっくりあたため、あたたまったらひき肉を入れてそのまま弱火で炒める。
 フライパンのテフロン加工がとれておらず油がいらないなら、オイルなしでもいい。
2.ひき肉の色が半分くらい変わって脂が出てきたら、にんにくを入れて混ぜ、一口大よりやや小さめに切った茄子を入れる。
3.混ぜながら炒め、茄子の色が変わって香が出てきたら調味料を入れる。よく注意していると、茄子の甘い香りがふわりと立ち上るときが分かるはずだ!!
 (たぶん、ここで赤ワイン少々か、ローリエの葉でも入れると味に深みが出ると予想される。しかしローリエを使うには量が少なすぎるか……。これらが難しいなら、少量のバターでもいいかも)
4.パスタの茹で汁は、大さじ1くらいとっておく
5.パスタが茹で上がったらフライパンで具・ソースとよく絡めつつ炒める。このとき、茹で汁も一緒に入れる
6.お好みでチーズやドライパセリなどかけてどうぞ

 このあたりのアレンジも確定したら、ざっはんに載せようかと思います。
 今は、クックパッドにあったものとほとんど変わらないので、自分のものとして書いていい気がしませぬよ。



2013年7月17日(水)

 MASS EFFECT 2がやりたくて我慢できず、日本語版が出るかどうかも分からないからって海外版取り寄せて以来、英語に対する敷居はかなり低くなりました。
 最近は、スマホのアプリで「Dictionary.com」というのがお気に入りです。英語版の辞書なのですが、トップに時事トピックスとコラムみたいなのがあって、それがけっこう面白いので、興味ある記事のときには読んでいます。

 そして、海外のサイトにもタロットの注文をするようになって、否応ない感じで英作文しています。
 注文時に特に文章を要されるわけではないのですが、たまに入金確認とか発送のメールで話しかけてきてくれたり、あるいはミスがあったため教えてくれたりしたときに、無視したくはない&答えないといけないこともあるので、がんばって英作文。
 ネットで調べたり、PCに入れてあるオックスフォードの英英類語辞典で調べたりしてせっせと組み立ててます。
 そして、「ここ何年かはずっと〜しています」って、haveとか使うことまでは分かるんだけど、「ずっとしている」って、休みなくやり続けている場合とか、頻度によって言い方違わなかったっけ?とか思ったり……。習慣的な継続は過去完了とかなんとか、そういった表現使わず現在形のままにするとかなんとかかんとかうろ覚え。
 でもまあ、相手国がフランスだとかイタリアだとかドイツだとかで、英語が母国語でないことも多いので、「あり?」な英語でもお互い様なこともあるし、英語が母国語の人から見れば変でも、意味さえ通じれば気持ちは伝わるだろうと。

 実際、自分が日本語で(漢字や平仮名が表示できないためか、ローマ字でした)書かれたメール受け取ったときとか、それが好意的なものだとすごく嬉しかったから。
 なじまない言葉の壁を乗り越えても、伝えようと努力してくれたこと、一所懸命話しかけてくれることがものすごく嬉しいので、間違いとかどうでもいいんですよね。
 そういう私が、できるだけ書かないようにしているのは「英語が苦手なので」という言い訳。
 なんかおかしければ少し読めば分かるし、そうすれば「あ、得意じゃないんだな」ってことくらい分かるっつーの。それにもし、特におかしなところがなかったら(カタいとか、語調が統一されてないとかはあったとしても)、苦手だとか下手でゴメンナサイとか、言ってるほうがおかしいし。
 ちょっと複雑なこと書いていて、伝わらないかもと思ったときだけ、「十分得意ではないので、意味が通じないところがあったら教えて」という言い回しでコミュニケーションとってます。



2013年7月18日(木)

 一昨日の茄子とひき肉のパスタ、アレンジ中。
 赤ワインは常備していることがあまりないと思うので、無難にいくならやはりバター。小さじ1くらいを、パスタ入れる直前くらいのタイミングで投入。バターはイケます。砂糖入れるくらいならバターのほうが私は好みですが、昔ながらのナポリタンみたいな甘いのが好きなら砂糖も悪くなさそう。
 コンソメの代わりに、茹で汁に昆布茶(粉や顆粒)を小さじ半分くらい溶いたもの+ごま油少々もイケます。ごま油もバター同様、入れたら長々と炒めず、仕上げにさっと絡める程度で。
 別に二度作ったわけではなく、途中で半分だけソースを別皿に移し、それぞれ試したのです。

 あと、私の場合、手鍋でパスタを茹でるため(寸胴鍋とか、小型でも湯が沸き切らない内にIHが止まりやがる)、水の量に対して塩が少し多めになってます。それも仕上がりに塩気というか酸味というか、カタい味が残る理由っぽいので、いっそ黒胡椒だけでもいいかなと思ってみたり。
 それから、ケチャップとか入れてから長いこと炒めてると茄子の味がかなり薄れてしまうので、ケチャップ等入れてからは混ぜ炒めて味を全体に回したら、とっととパスタも投入してしまったほうが良さそう。パスタの茹で上がりのほうが遅い場合、ケチャップ等入れる前の時点で火を止めて待機ですね。
 茄子はもう少し大きく切ったほうが味がはっきりするのですが、そうなると、火力とかフライパンの質もあるのかもしれませんが、私の場合どうしても半生みたいになってしまうのをどうしたらいいんでしょうか?

 さて、今日は白菜のホワイトソースというか、クリーム煮。和風の味付けで卵を落とすのはさんざん楽しんできたので、このあたりでちょっと洋風に。
 白菜の他、たまねぎ、椎茸、しめじ、鳥の腿肉で、まあ、出来上がりはクリームになのかシチューなのかといった感じになりました。
 小麦粉入れた時点でちっと焦がしてしまったのだけが心残りですが、まあまあの出来。
 あ。
 あと、分量誤って、二人分くらいのつもりが(つまり二食分)三人分に増殖したのもうっかりでした。
 少しコンソメも多かったかなという感じなので、残りを食べるときに牛乳追加してあたためようかと思いますが、そうするとまた量が増える仕組み。



2013年7月20日(土)

 食べ物の話ばっかりしてる気がしますが、余ってたパプリカを使い、白菜調理中におつまみ作成。
 フライパンにオリーブオイル引いて熱しつつ、そのフライパンの上で直接パプリカ適当にカット。(手で持った状態で、切り落としていっただけ)
 そして塩コショウしてほんのり焦げ目がつくくらい炒めたら、小皿に取って、切ったとろけるチーズ、生ハムを乗せて、レンジで40〜50秒ほどチン♪
 そう、余り物だけで、いかにもイタリア〜ンにありがちな感じで!
 という壮絶ないい加減っぷりでしたが、やばい、これ予想外に美味い……。
 難点は、生ハムの塩気を計算に入れなかったため、味が濃かったことくらいです。あと、小分けにしてあるパックを一つ分使ったので、生ハムはチーズ挟んで二重になりましたし。
 なので、塩コショウじゃなく、あらびき胡椒だけで炒めてチーズ・生ハムの単層だけでいってればベストだったはず……!!

 わざわざパプリカ買うことってのがめったにないとは思いますけど、パプリカ自体が好きなら、お酒のおつまみにとかもかなりいけるかもー。
 時間たつとチーズが固まってきますけど、それはそれで別に。いっそ冷やしたままで、パプリカだけ熱くても美味しいかも。乗せるのもとろけるチーズじゃなくてね。
 ……トマトのスライスも生ハム・チーズでいけそう。茄子の薄切りはチーズ+パン粉でオーブントースターとかで焼いたら美味そう……じゅる。それをトマトソースで食べるのって、お気に入りのイタメシ屋のメニューにあるし(チーズはモッツァレラ)。でもうちオーブントースターなんてない orz

 ちなみに作ってたのは、まんま材料余ってたので、白菜ときのこのクリーム煮リベンジです。
 前回ほぼいい感じでしたが、いくつか気になった点があったので適当に解消を目指してみました。
 まず、ベーコンを使用して(鶏肉もう1パックあるけど冷凍したままだったので……)、タマネギ、きのこを炒め、白菜の芯だけを入れて少し炒めた時点で、白ワイン入れて蒸し焼きに。
 使いのバターと小麦粉は間髪入れずに投入して混ぜ、そこから更にすぐに牛乳。塩コショウ、粗挽き胡椒、コンソメ(←前回の最大の失敗点。多かった)少々。
 そして、コンソメを少し減らした分、どうなるかなと思いつつ、ナツメグをほんの一振り。入れて少し混ぜた時点の匂いで、「あ、これはイケる」と直感しました。
 そして実食。
 ……うむ。
 ほんのーりとナツメグの風味も入り、確実に前回より美味!!

 こういうもの食べてると、飲み物なにが合うのかなと考えたりします。
 実際にはご飯食べつつコーラでも平気なんですけど、ここまで自分なりにこだわって作ったら、飲み物も合わせたいじゃないですか。
 ワインは単体で飲むのはそれほど好きでもないし……そもそもバイト行く前に作ってたので酒なんか飲めんって。……飲んでも私は平気だけど一応ね、常識としてね。
 辛口のジンジャーエールとか? アップルタイザーとかもよさそうだけど、どっちもまだ少しが甘いんだよなぁ。
 むしろいっそ水?

 そんな飲み物の話のついでに、ついこの間聞いた友人の失敗談でも。
 ドリンクなどをまとめ買いしてきて、ネットしつつ、脇に置いたものを飲んでたんだそうです。
 そしてほとんど無意識に、空になったペットボトルをのけて、新しいボトルを開栓し、ごくりと飲んで、気づいたそうな。
「……これ、マウスウォッシュだ orz」
 と―――。



2013年7月24日(水)

 こういうサイトとか、あるいはpixivみたいな創作品での交流SNSとかやってると、「見てくれているのか」とか、「いいと思ってもらいたい」とか、気になったりはします。
 そういうのを100%期待しないなら公開なんかする必要はありません。公開するなら少しは心の中で、共感してくれる人がいたらいいとか、思っているのではないかと思います。注目されたい、評価されたいという強い思いまではなくても。

 私にもそういうのはあります。ていうかむしろかなり強いほう(笑
 でも、それに振り回されると、なんのためにやってるのかが分からなくなってしまいます。
 評価されたいなら、腕を磨き、努力し、マーケティングとかの手法もきちんと学んで売り込むべき。売らないにしても、評価が得られるようにと、そこも意識して作り上げる必要があります。
 でも、それってかなり大変だし、しんどいこと。
 私の場合は、「そこまでして……面倒くさい」という感じ。ダメ生物★
 だから、自分に無理なくできる範囲で、見やすいようにとか、分かりやすいようにと考えるくらいです。
 あとはただ、「自分が好きだからやってる」という、根本を忘れないようにすること。

 誰も見てないとしても、まあ自己満足だし。
 でももし見てくれて、いいなと思ってくれる人がいるとラッキー。
 それくらいでやるのが、私にとっては一番心地よいレベルです。
 こういうレベルを手探りしつつ、なんとか見つけて自分を調整してきたからこそ、10年とか続いてるんでしょうね、このサイト活動。

 そもそも自分が楽しいからやってること。
 だから、変な義務感みたいなのは、意識的に払拭しています。
 だってとお金もらって提供してるわけじゃなく、無料公開です。つらくても楽しいなら嬉々としてやっちゃいますけど、メンドいしやる気にならないし、なときにはやりません。
 その代わり、更新ないと人は離れますね。それは如実に表れます。
 でも、だからそこで考えるのです。
 もっと多くの人に来てほしいなら、宣伝みたいな活動とか、完成度とか、いろいろと力を入れないといけません。しんどくてもメンドくても嫌々でも、「作品」として一定のクォリティで、一定の量を作り続ける必要があります。
 そこまでしたいのか? しかも、どんなに時間かけても一銭にもならないし、その時間バイトでもしてれば金になるのに、と(笑
 そしてまた、これでお金もうけたいのか? とも。
 ……やめときます、たとえできても、そんなこと。楽しいというだけではできなくなるから。
 もちろん、仕方なくやってる仕事なんかよりはずっと楽しく稼げるでしょう。嫌なことも、まだしも少ないでしょう。でも少なくとも今は、ここを、そんな場にはしたくない感じ。

 ある意味、一銭にもならないのに趣味でここまでやるか、という自己満足感が好きです(笑
 タロットのコーナーとか、ゲーム攻略とか、完璧にそれですね。



2013年7月26日(金)

 さだまさしのベストアルバムが欲しいなと思ったとき、たまには元勤務店で買うかと出掛け、置いてなくてしょんぼり帰ってきました。
 自分もCDの発注とかしてた期間があるから、「その会社でのCD販売担当者全体に広がっている一般的な発注の考え方」を知ってるけど……いや、自分だったら40周年ベストくらいは、置いておきますよ orz まだ発売から一ヶ月ですし。
 まあ、「老若男女、様々なお客様が来店するから」と言ってはいても、主要ターゲットは若者層、夫婦&小さい子供連れくらいなのでね……。
 分かりはするが、だから本もCDも、「あそこにあると思わない」と、元勤務者なのにきっぱり言いたくなるわけで。
 いいんです、私の趣味が世間一般のメジャーと異なるんです。

 しかしこれで、「これならあるだろう」と思うものでも、「あそこに行って買おうと思わない」という気分になりました。
 これは元勤務者云々は関係なく、音楽好きとかゲーム好きとかの、一般消費者の感じ方の一つかなと思います。
 誰もがそう考えることはなくても、なんというか、その店の自分にとっての価値というものが、こういうことがあるたびに下がるんですね。で、たまに欲しいものがあったくらいでは、なかなか上がらない。
 つまり私のようなマイナー系のものばかり好きな生物には(X-BOXのゲームとかもろくに仕入れられないし)、行っても期待を裏切られるのがオチで、だったら最初っからAmazonとかでいいやと。
 しかも、勤務中は社割が適用されましたけど、今は当然ナシです。すると、Amazonで値引き販売されてるもの買ったほうがどう考えてもお得でもあります。
 うーむ……こうしてまたクラスタが偏っていくんだろうなぁ。



2013年7月27日(土)

 さだまさしベスト謹聴。
 うーん、よく言われていることですが、本当にこのかたの歌詞というのは実に素敵な日本語です。
 というか、……たぶん自分の中に、さださんの言葉遣いの影響ってものがある気がします。意識して取り込んだことはないはずですが、「命を生きる」といった言い回しとか。普通に考えると重複っぽいし、ちょっとおかしい言葉遣い。けれど詞・詩・物語としてであれば、強調の表現というか、意味の拡大を利用した言い方というか。

 なんで自分がさだまさしのカセットなんか持っていたのかと言えば、たぶん"ラジカセ"を手に入れた当時、世の中にようやくぼちぼち誕生しはじめたレンタル店で親にCD借りてもらって、ダビングできる同僚の人に頼んでもらってたわけですが、その人の趣味でくっついて渡されてきたんじゃなかったかな。
 それからしばらくして"防人の歌"とか聞いて、なんか壮絶な歌詞だし、歌い方だしと、「すごいな」と思った覚えがあります。

 このベストで初めて聞いた歌もあるので、熱心なファンてわけじゃありませんけど、歌詞の分かりやすい世界観とか、それを綴る言葉遣いとかは、やっぱりいいなと思います。
 それにしても"遙かなるクリスマス"という曲、……歌詞読んで、聖飢魔IIの「悪魔のメリークリスマス」思い出すってどうよ自分(笑
 でも、浮かれ気分の日本のクリスマスのその同じ時間に、戦争で殺されて言っている人もいるという事実を取り扱っているのは、同じだなぁと。もちろん、視点や表現の仕方、「それを通して伝えたい内容」とかは違いますけど。

 聖飢魔IIといえば。
 121212のライブ・アルバムを買おうかと思って、不意に悲しくなりました orz
 だって長官参加してないんだよなと思うとたまらん気持ちになるんですよ。
 初期からずっと参加してる柱の一人なのに、不在。もちろんそれには長官自身の理由とかもあってのことなわけでしょうけど、ずーっと長官にいる聖飢魔IIとともに解散まで付き合ってきたわけだから、やっぱりどこか、エースがいないなら完全じゃない、という気がしてしまいます。はうぅ。



2013年7月31日(水)

 なんとなく日本史の概説本を読書中。
 きっかけはゲーム、討鬼伝なのですけど。
 時代によってとか、人物によっては多少調べたことがあったり、記憶に残っていたりもしますが、名前くらいしか知らないとか、どんなことしたのか具体的によく覚えてないとかいう偉人・有名人もたくさんいます。てかそっちのほうが圧倒的多数です。
 なので、どうせなら古代史から現代史まで、ざっと俯瞰しなおそうかなと思って、2冊ほど購入しました。
 聖徳太子のあたりの関係人物とか、「ああ、そんな人もいたねぇ」くらいでしたけど、やっと蘇我氏の人物配置とか思い出しました。そうそう、いたいた、みたいな(笑
 そしてあらためて先入観なしに、簡単な記述をもとに聖徳太子を政治家として見ると、別に聖人君子っぽくはないなぁと。和を尊ぶというのも、つまり「おまえら勝手なことすんじゃねぇよ」とも超訳できるわけで。
 よく調べたわけでないので、実際にどうかは知りません。でも、たとえば政治家として、仏教のそういう協調的な側面を、自分の統治、支配、権力の安定に利用する、ということは可能。つまり、和を乱し争いを有むこと=自分の支配という安定を乱すこと、と捉えると、そうなります。
 実際にどうだったか?については、いろんな資料を総合して、他の政策や、もしかしたら書き残されている他愛ないエピソード、そういったものから推測するしかないのでしょう。でも、「書き残された資料」は事実ではないこともあるし……。

 歴史って、学校の授業で暗記させられるとつまらなくても、その現場にドラマや小説のように感情移入すると、ものすごく盛り上がる"現実にあった物語"です。特に、面白いと感じる人物の幅が増えると、尚更です。
 小学生、中学生の頃から歴史の授業が好きな人、楽しい人というのはきっと、そういうドラマティックなイメージを描きながら、与えられた情報を自分で再構築しているのではないかなと思います。

 ちなみに、きっかけは討鬼伝の中でも、足利尊氏です。
 足利尊氏のミタマ(魂。スキルを持ってる)を手に入れたとき、「よし、共に行こう」とかなんか男前な声でさらりと言われて、「なにこのイケおじ」と思ったという。
 で、簡単な解説が読めるのですけど、その中に、「危機にあると微笑む癖があった」とか書かれてて、なにその歴史的にはどうでもいいような萌えコメント!?と思ったとき、「足利尊氏って言われても、室町幕府開いた人だっけ?くらいしか覚えてないなぁ」と。
 Wikipediaとか見れば詳しく書いてはあります。でもこまかすぎて読む気失せました。
 そこで、どうせならと概説なのです。こまかいことはこまかいことが知りたくなってから調べればいいので、今は、どういうポジションにいてどんなときになにをした人なのかを再確認できればいいかなと。


Made with Shibayan Diary