烏の足跡



2013年3月20日(水)

 最近たまたまあちこち、私の見ている先で、ブログを始められたり、あるいは閉鎖されたりということが起こってます。
 ブログやサイトの開設・閉鎖なんて毎日そこらじゅうで起こっていることですけど、知り合いのかたがブログを始めるのはまず楽しいことですし、事情は様々あれど閉鎖されてしまったり、あるいは休止されるのは寂しいことです。

 サイト・ブログのそういった動静を見ていてちょっと気になったのは、「書かねばならない」という強い意識のこと。
 「せっかく来てくれる人がいるんだから、更新しないと申し訳ない」という思いとか、「毎日書くと決めたからなんとか絞り出して書く」とか、……たぶん、そのままだと続かないだろうなぁ、と思ってしまいます。

 そんなことをつらつら考えていて、「もし、ブログとかサイトやってて、そういうことに悩んだり、しんどい思いをしている人がいて、もし参考にでもなれば」と。
 私がだいたいどんなこと思ってこのサイトを作り、更新し、ザレゴト書いてるか、書いてみようと思います。
 それでなにか、「そうか、自分少し無理してたかも」とか、気持ちが楽になって、ブログとかサイトとか少しでも楽しく続けてもらえれば、きっと誰かが嬉しいはず!
 あるいは「やめる」という決断が自分にとって良いことなんだと、すっきりでもしてもらえれば幸いです。

 思ったように更新できないからやめます、というかたを見ていると、「書きたいことがあるときに書く」じゃダメなのかなと思っちゃうんですよね、私は。
 それに、更新頻度って、見る側は意外に気にしてなかったりしません?
 少なくとも私は、好きな管理人さんのブログとかだと、更新頻度がまちまちだと知っていればつい毎日通ってしまうし、月に一度くらいなら二週に一度くらいで見に行くし、……やっぱり毎日通うかな(笑
 だって、「おっ、今日は更新ある!」と見つける瞬間が楽しみだから。なので、更新頻度が低くても全然気になりません。
 そしてまた、自分にはあまり興味のない話が多いブログで、それほど気にならないとしたら、自然に覗く頻度が下がります。あるいは見なくなります。
 見る側は勝手にそうやってコントロールするんだし、「それでもいい」と思う人が愛読者になるんだから、「自分が書きたいときに書く、自分のペースでやる」で、全然問題ないんじゃないかなぁと。
 といっても、「更新がないと申し訳ない」と感じてしまう人は、こんなノーテンキな気持ちにはなかなかなれないものなのでしょうけど。

 そもそも、なんのためのブログ・サイトで、それを見てくれた人になにを提供したいのか、という前提もあります。
 この答えによって、サイト・ブログの運営スタイルとかは全然違うと思います。
 サイトやブログをやる理由。
 同じようなものを好きな人と知り合ってコミュニケーションをとりたい、とか。
 自分の作品置場にしたいだけだから閲覧者は気にしない。たまたまいればそれはそれでいい、くらいの人も見かけたことがあります。
 単なる日記なのだけど、誰かに共感してもらいたいからという理由なこともあるかもしれません。
 「貴方ってすごいですね」「ためになりました」「素敵です」「上手ですね!」といった称賛がほしい、作品を認めてほしい、とか。
 作った理由、運営のスタイル、そのブログやサイトを通してなにがしたいのか。それはいろんなバリエーションがあるのだと思います。
 でも「なんのためにやってるのか?」「本当にほしいものはなにか」に対する自分の答えを見失って空回りはじめると、たぶん、続けていくことが苦痛になる……それはどんなスタンスでやってても、同じじゃないかと思います。
 そしてまた、自分のやりやすさとか、ブログ・サイトをやることの楽しさ、実益、そういったものを後回しにしたり、阻害してまで「ねばならない」になると、かなりしんどいんじゃないかと思うのです。

 なんのためにやってるのか?
 なにがほしいのか?

 私は私の楽しみのためにサイトをやってます。
 そんなサイトで誰かが楽しんでくれたらいいなと思ってやってます。
 誰かを楽しませるために自分がつまらない思いをしようとは思いません。
 無理して良い人ぶっても、私は根がルーズで我が儘なので続きません(笑
 でも、「なにかしてあげたい」と思ったときには、見返りは気にしません。
 喜んでくれたらそれでいい、という思いもあったりします。
 だからこのサイトは、自分自身の楽しみ80%(その内"いいなと思ってもらえたらなという気持ち"が20%くらい/笑)+サービス精神20%でできています(笑
 そして、よっっっっぽどのことでもないかぎり、これからも続けていこうと思ってます。
 それはたぶん、「私に書きたいと思うことがなくなるまで」です。日々の雑感でもゲームのプレイ記でもゲーム攻略でもSSでもなんでも。

 でも、内容がたまたまでも多くの人の関心を集めると、「やらなきゃならない」ような感じが出てくるのも、否めません。
 うちのサイトだとACfaの攻略が、ホントありがたいことに日々400人くらい、今でも来てくださるかたがいてびっくりですよ。
 だから「更新しなきゃ」という感覚もないわけではありません。
 でも、他にやりたいゲームやしたいこともあるときに、「それを我慢してまで来てくれる人に奉仕することが私のやりたいことか?」というと、NO。
 期待してくれるなら応えたい、役に立ってあげたい、楽しんでほしい、喜んでもらいたいという思いはあるけれど、そこは、さじ加減です。
 「更新してほしい」というのは見る人の我が儘。「他のことしたい」というのは私の我が儘。どっちもただの我が儘なら、どうして自分のものより他人のものを優先する必要が?
 そういう私の気ままなあれこれが楽しいかたが、それを楽しいと思える間だけ、愛顧してくださればいいのです。

 無理して書かない。
 書かずにいられないから書く。
 楽しいから書く。
 書いていて楽しい。
 だからずっと続けてこれたんだと思います。

 無理しないと書けない。
 書きたいことがない。
 書くことを特に楽しいとは思わない。
 書かなきゃいけないのが苦痛。
 そうなったときには、すっぱりやめるのが「自分の楽しい毎日」のため。
 もしこんなふうに、ブログやサイトを続けることがどうしても億劫だとしたら、それは、「貴方の性格や性分に合ってない」ことをしてるんだと思います。だとしたら、「始めた以上は続けなきゃ」とか「読んでくれる人に悪いから」とかで無理やり続ける必要なんか、どこにもないわけで。
 しんどくて大変で楽しくなくなっちゃったといのがその管理人さんの我が儘なら、それはもちろん、ご自分の我が儘を取ってくれればいいのです。見る側の我が儘を優先しなきゃいけない理由などないのだから。

 他の人のことは分かりません。
 ここに書いたようなこととは全然違う感覚、理由で運営しているかただっているでしょう。
 でもとりあえず私はきっと、2020年頃にも、生きていれば、うだうだなにか書いてるんじゃないかって気がしてます。
 それは単純に、書きたいことがあって、文章を綴るのが苦ではなく、楽しみだから。そして書いたものが、いくらかでも誰かの役に立ったり共感を得たり、楽しんでもらえるということを知っているから。
 Simple is the bestです。



2013年3月21日(木)

 とび森の写真がメインですが、とりあえず無双7。
 キャラソン集って(笑
 地味に気になります。まさか声優さんがそのまま歌ってるってことはそうそうないと思いますけど、いったいどんなんだろう。内容によっては……。
 3/27発売だそうですので、レビューでも待とうと思います。

 さて、今日の森日記。
 新しい住民も来たし、既存住民のしょーもない出来事もあったし、そして医者の家はだいぶ完成してきたし!
 というわけで、どぞ★

 引越し間際のらっきょ。写真はないのですが、けっこうネタに事欠かない奴です。
 出て行く前に写真がほしくて毎日手紙にプレゼントをつけて送るつもりでいるのですが、今回の返事はプレゼントなしでした。いいもん、諦めないもんっ。
 それにしてもこいつ、ここ数日毎日誰かに服を買ってきてもらってますよ。新しい村行く前にオシャレしたいのか?(笑

果物屋じゃないはずなのに ほとんど果物屋とかしているアルパカ。
 ついこうなりませんか?
 ならない? おかしいなぁ。みんなこうなってると思ってましたよ。
 アールパーカーズのリサイクル出品、近頃は8000ベルで値付けした南国フルーツばかりです。
 だって、南国フルーツと村の特産フルーツは、4倍よりちょっと安ければ「お得だ」って買ってもらえますよね? でも他の村の果物だと10000ベルを越えてしまうせいか、「さすが○○はリサイクルでも値が張る」と言って買ってくれません。
 南国フルーツなら、村に実ってる分以外にも島のツアーでまとめて確保できます。ええそうですよ、ツアー参加して目的そっちのけで、9個×6山持って帰るKです。4分だと回り切れないことがあり、6分だと余るので、5分がベスト。ガーデニングツアーとか最適です。

わらわらと 森をプレイしているかたであれば誰しも経験されていると思います。
 「すぐそこにいるじゃねぇか!!」とか「すぐそこに実ってるじゃん!!」なこと。
 やさおから「らっきょに届けてほしい」と言われたすぐ傍にらっきょ。
 たいへいたに「ナシがほしい」と言われたすぐ目の前にあるナシの木。
 ま、いつものことですよねー!?
 もっと思いきりツッコんだのは、きんぞうに話しかけたら「今からぼくのうちにおいでよ」と言われ、OKしたところ「案内してね。ここからどう帰ればいいか分からないから」。……おい、画面の上に見えてる屋根がおまえんちだろう。こいつ大丈夫か……?

寝言…… 暑苦しいハキハキ系男子のたいへいた。こいつも初期住民です。朝行っても夜行っても寝てることが多いのは気のせいでしょうか。
 ハキハキ系はちょっと苦手ですねぇ。なにか頼まれごとしたときに、「今日中に頼む」とはみんな言うのですが、ハキハキ系からは「よーいどんっ」と急かされるみたいな感じがするとか、たまにイラァと……。
 それでも外見が好みだと全然違うんだと思います(笑)。ウサギのももちが可愛いかなぁ。来ないかなぁ。
 それにしてもハキハキ系はもう少し気を使おう! コワイ系のおっさんとかキザ系って、部屋の匂いにも配慮してるのに、こいつらは汗臭いのを自慢するかのごとく……っ。
 ユーズドのアイテムを買わないかと持ちかけてくるときも、「ロックスターとかの汗が染み込んだタオル」と自分のものを同列にすなや!とか(笑

何歳くらいなんだ? いつものバンタム、お気に入りなんだから仕方ない感じで。
 コワイ系のおっさん、バンタムとらっきょに最近、「正直なところおめぇ俺をどう思ってる?」と尋ねられました。
 問われた瞬間には「え? もちろん愛してるよ?」と思ったのですが、ああそうですか、怖いと思われてないか気になるのか(笑
 優しい・怖いでメーターがあるので、優しいに全振りにして答えてしまいました。
 らっきょは慌てて「馬鹿野郎、変なこと言うんじゃねぇ」みたいな反応。バンタムは照れた後、こんなことを言いました。普通にしてるだけだぜ、と。
 ちょっと出来過ぎてイヤミな気もしますけど、リアルでもたまに出会うことがあります。素がものすごく優しい人。優しくしようとして優しくする、しなければならないと思うからそうするではなく、物事の受け止め方や感じ方が、とても優しくあたたかい人……。

台所の黒い悪魔
心のメモカに永久保存

 夜中に訪ねたら寝ていたバンタム。話しかけた途端にこんな寝言(笑
 泣いてるのが可愛くて、ここで台詞送るの止めて写真撮りまくりました。ベストショットの泣き顔をゲットするためにな!!
 その後で「誰にも言うな」とすごまれました。うん、誰にも言わないよ、だって独り占めしたいからね? そのかわりずっと忘れないからね、うふふふふ……。

たくましすぎる…… こちらは翌日の夕方、新規住民のアンデスさんです。
 引越しして二日目には村長と2キャラめ女子に突然のプレゼントをくださった卒のないねえさん。……え? 医者はなにももらってませんよ?
 それにしても……この見事な逆三角形ボディにたくましい太腿、そしてこのスプップを持つ腕の男らしさ、かつ言えばこのアイラインの濃さといい、オネエじゃないかと思ってます。
 挙げ句にこの話題ですよ。思わず「してるよ」と答えた村長です。だって女装中はたしなみですから。
 んー、スパイダーな服もいいけど、なんかもっと派手めの服着てくれないかなぁ。
 ちなみにアンデスねえさんは、当分村にいてもらおうと思っています。オトナ女子好きだし!! まあでも脳内でオネエと決定されてしまったので、逐一そういう色眼鏡で見ることになると思います。

診察室 3キャラめの医者の家がだいぶ完成してまいりました。
 診察室はこんな感じです。
 病院て、受付の前にも待合室みたいなのありますけど、呼ばれて入った先にもソファとかベンチありますよね。というわけで手前にぷち待合場。
 奥に医者のデスクと椅子、患者さんの椅子。
 奥のベッドは傍に点滴があります。この角度だとわかりづらいのですが、病院の衝立で仕切っておきました。手前のベッドが、「ちょっとそこ横になってね〜」なベッド。
 オイルヒーターとかストーブって、冬場だとよく置かれてませんか? たまたま手に入ったとき、「これはいいかも」と思って医者に受け渡しました。
 ちなみに左手前には身長計と体重計が置いてあります。

 そして1F左の部屋は、21日朝にはついに最大になります。(書いてるのが20日夜なのでこんな語尾)
 残りのローン? うん、まあ、気が向いたら払ってもいいかな(ぉぃ
 その左の部屋はカフェの予定。オープンカフェっぽい雰囲気にしようと思いついて、ツタの葉の壁紙を選択。床は石畳っぽいのがいいので、大理石か粗い石畳か、あるいはロココでしたっけ? 今敷いてあるのがそうなんですが、これも石っぽいの。あるいは木製になるかもしれません。使いそうなものは村長が一括して持ってるので、ピックアップして渡して試してみなければ……。
 家具はミックスウッドをシンプルにリメイクしたものをメインにすることにしました。
 ちょっとオトナでシックなカフェを目指そうと思います。
 こういうことやってると気になるのは、木製家具のシリーズごとの色合いの違いですね。シックシリーズとか、シリーズ内でも微妙に色みが違うし……。カントリーシリーズもいいなと思うのですが、もともとの色は黄色すぎるし、白は真っ白だし、ベージュだとちょっと薄すぎるかも……。
 更に言えば、リメイクできない家具の色もなかなか合わず、ゆえに置けないのです orz マガジンラックはこカフェにも置いてもいいかなと思うのですが、あからさまに違う色になりそうなので断念しそう。

 あ、あと、今はそれよりなにより、ナースキャップとナースの服がほしいです。これに白いタイツとバレエシューズあたりで看護婦さん作って、マネキンに着せて受付の内側に置いておきたい……!
 しかしナースものの服、実は今まで一度も見かけたことがない自分の村 orz
 こういうとき、学生だと周りでやってる人も多いだろうから、「もしあったら買わせて!」とも言えますけど……私の周囲? 二人しかいませんよ? しかも一人はあまり合わなかったらしく売ろうかなとこの間言ってたし、「例の部屋」でバカ話した友人は今忙しくてほとんど遊べてないそうです。
 まあいいや。服はマイデザで探そっと……。
 んー……なかなか可愛いもの発見! これをもらってきて……タイツは村長が持ってるので渡して……足元は、バレエシューズ履かせてナースっていうのはみんなやってるっぽいので、ここはあえてオレンジのサンダルにしてみました。
 頭はやっぱりナースキャップがいいけど、ない間マネキンのつるっぱげもなんなので、三つ編みウィッグでもかぶせておくかな……。

 医者の家を作り終わったら、次は2キャラめの家をハニワ展示ルームにするべく、また島通いですね。
 131個? たぶん4部屋ないと全部は格納できないし、1部屋48個までということは、それぞれの部屋に32個ずつくらい置くことになるとすると、いくらかの空間は残せるので……。あるいは5部屋使って、他の家具も使いつつディスプレイしようか……。
 そして博物館2Fは、すべて村長の衣類とアクセで埋めつくされるのです(笑



2013年3月22日(金)

 森日記の前に食べ物の話です。

 ド定番のチキンラーメンをいかに美味に作るか?
 変なことがツボに入りました。
 ネギ・たまご・ごま油という私の3種の神器@チキラー。
 しかし、ただラーメンをどんぶりに入れてたまごを割りいれてお湯を注いだのでは、決して好みにならないのです。
 一日一食以上は食べたくなりもしませんが、とりあえず脳内でシミュレーションしつつ、3度の試作。
 その結果、現在は以下のような手順となっております。

1.お湯を沸かす
2.沸かしつつ、ねぎを刻む。小口ネギが便利
  ひとつかみ分くらいたっぷり用意する
3.どんぶりにお湯をはり、しっかりあたためておく
  できれば蓋もあたためておきたい
4.(白身をある程度しっかりと固めたいならこの行程もどうぞ)
  たまごを小皿に割り入れ、黄身のところを箸で突き刺して爆発防止
  少しだけ水を入れ、ふんわりラップしてレンジで20〜30秒あたためる
  30秒あたためるときは、20秒と10秒に分けたほうがいいかも
5.フライパンにごま油を大さじ2くらい入れ、アツアツに熱する
6.ネギを投入し、強火のまま5〜10秒くらいざっと炒りつける
7.どんぶりからお湯を捨てる
  同時に、沸騰しているほうのお湯を半カップ分ほどフライパンに注ぐ
8.ネギ+ごま油+湯を、どんぶりに注ぎ込み、その上に麺を乗せる
  その上に小皿からたまごを移す
9.白身と黄身の境目に、お湯を回しかけていく
10.蓋をして3分待つべし

 ネギがすべて底に沈んでいるので、見た目的には今一つかもしれません。
 個人的に、ネギを少し香ばしくしたいのと、ごま油の量を増やさずに香を強く立てたいので、こうなりました。
 生ネギの歯ごたえも好きなのですが、ここは味を取りたいと思います。

ハマる瞬間 ……やりますよね? 変な口癖とか挨拶。
 とたけけがマッパである件について考えていたタイミングで口癖を問われ、ついこう教えました。
 たいていの台詞が笑えるようになるのですが、これはハマりすぎだろ(笑
 あと、やさおは今「ウソだよ」とつけています。けっこう試している人多いんじゃないでしょうか。pixivでもちらほら見かけます。いい台詞言った後で「ウソだよ」とくるとなかなかいい感じ。
 他、「いちおう」とか「たぶん」とかいったものとか、「いますぐ」とかいわせてます。「マジで」とかは台詞によってはつまらないんですけど、このキザ系の台詞に入ると面白いかも。
 なにか笑える口癖ないかなぁと思うのですが、4文字ってちょっと短い。せめて5文字……っ。

 ちなみにコンセプトのない2キャラめ女子。何故か微妙にダサい格好をさせようとしていますが、ハニワルームになったら、探検家風とか、なにかそれっぽくしようかなぁとは思ってます。

クマvsワニ ヤマトから、「たいへいたを呼んできてくれねぇか」と頼まれました。コワイ系大好きなプレイヤーとしては、引き受けていそいそと村へ出るわけです。
 見つけたたいへいたが言ったこと。「なに!? ヤマトが呼んでる? さては決闘を申し込むつもりだな」みたいな……。
 その瞬間、クマvsワニのガチバトルがリアルファイトな感じで脳内に展開してしまいました。体高3m体重500kgの怒り狂ったヒグマvs体長7m体重1tの血に飢えたイリエワニみたいな……。
 ウサギとかネコとかヤギとかコアラとかはまだいいですよ、そんなに大きくないから。でもコグマのきんぞうとか、よく見ると目がツブラなんだけど思いきりつり上がってて凶悪な気がして、「今はコグマだからいいけど、こいつが大型に育ったら……」と思うとぶるぶる。
 アンデスは……あの色はコンドルがベースですかね。たしか翼広げると2mくらいあるんじゃありませんでしたっけ? もっと大きい?
 あ、ちなみに用件は「筋肉痛の直し方知らないか」ということでした。

 なお現在の村長は、どこかで見たマジシャンみたいな格好してます。
 シルクハット、ピエロの仮面、カフェの制服、黒いフォーマルパンツ、ワインレッドのタイツ、黒のローファー。でも髪型は女の子の一人結び。



2013年3月23日(土)

やっぱマッパか 家を訪れて話しかけたとき、「青いタンスの中は見ないでくれ」と言われ、その後の台詞。
 つまりこいつはなにがあろうと下を履くつもりはない、と(笑
 ついでに言えば、その前に既にタンスの中はチェック済みです。
 住民の中にはタンスとかクローゼットの収納家具を持たないのもいますけど、「家具がほしい」と言われたら、すかさず送り込みます。そして人の家の収納を勝手にあさってアイテム探し!
 そういやアンデスさんの家も収納なかったなぁ。

 らっきょからの写真は未だに入らぬまま、ついに最終日……。
 23日が最後の日。
 写真もらえないままさってしまうのからっきょよ。
 外見的には好みではないのに、性格的にはいい奴で、まる三ヶ月付き合ってきただけに、さすがに愛着みたいなものはあります。
 でも引き止めない……っ。心を鬼にして……っ。

 ところで最近、シドニーがどうにもビッチな気がしてなりません orz
 だって、こいつしょっちゅう男のところに服を忘れてるんですよ!? シドニーが忘れ物していったから届けてくれ、と言われることがそこそこあり、しかも男キャラからばっかりで、届けてみるといつも服。つまり脱いでるってことだろう!? なんなんだこのおとな仕様どうぶつな森は!?
 しかも22日の昼、木を揺すって蜂を落とした直後に真正面に立ちやがった……! おかげでAを押すと話しかけてしまい、あみが振れません! 「きゃあぁぁ、大群が―――!」じゃねぇよ!! しかも蜂は絶対に住民を刺さないつまりプレイヤーを刺す!! そしてこいつは今までやっぱり一度として薬をくれたことがない!! 「お大事にしてくださいね」と言いながら腹の中で笑ってんじゃあるまいな!? ついでに言えば2500ベル(蜂の買取価格)返せ!!
 近くに住民がいるタイミングで落としたのが悪いと言えば悪いんです、分かっちゃいるんです。でもなんか納得いか―――ん!!
 しばらく口きいてやらないことにした2キャラめ女子でした。



2013年3月24日(日)

いい台詞!! やった!!
 引越しの際の最後の手紙で、ちゃんと写真ゲットできました!
 友好度高い場合、必ず写真ついてくるのん? でもなんにせよ、友好度足りなくてもらえないなんてのも嫌なので、これから先も、写真くらいは残して去って欲しい住民には、最後のプレゼント攻撃をすると思います。
 ちなみにこれは今までにもらった写真。……え、うん……シドニーはなんかほんと、おしとやかなのがどうにも違和感で仕方なくなってしまったので、倉庫の中ですよ……ふっ。おかしいなぁ、最初は「この子可愛い」って思ってたはずなのになぁ。
 あと、バンタムは出て行かせるつもりがないので通常のお礼でゲットするしかなく、ヤマトは出て行くというなら止めないけど、写真は絶対に欲しいですね。アンデスも……アポロでも住み込まないかぎりには、たぶんそのままいてもらうよいな予感。やさおも引っ越す前には写真ほしいなぁ。
 やっぱり、月単位で接してると愛着って出るもんです。例外はあるにせよ orz

 そんな具合に、ここんとこすっかりとび森三昧です。
 医者の家を完成させるため、せっせと家具を手配し配置し置き直し……。
 2キャラめはお金稼がないといけないしで、プレイ時間が一日に2〜3時間くらいになってるような(汗
 スローライフどころかけっこうがっつり働いてますよゲームの中で。

 さて、週末恒例、デパート通い for すれ違い。
 キャラクター3人いると、展示場で一日に15個まで買えるのでいいですね!!
 やったカントリーなイス置いてる人いるっ、あ、このワンピまだ持ってないっ、ハロウィンの床可愛いから秋まで待ちたくないっ、おおおおおナースキャップがあるうぅぅぅ!!―――とかそんな勢いでお買い物。割高だって気にしません。
 とび森のデータ更新が入ったせいなのか、それとも少し時間が遅かったためなのか、11人しかすれちがえませんでしたけど、欲しいものはいっぱいあってラッキー★ 15人くらいとすれ違っても「これといって……」なこともありますからねぇ。
 は〜、これでミックスウッドのチェアも買えたし、今回はなんて「欲しいもの」の展示されてる家が多いんだろ。ほくほく。
 ちなみに、「これ上手い!」と思った配置とかは、写真に撮って保存しています。
 今回は、部屋すべてでとにかくレイアウトや家具合わせに凝った家というのは一つだけでしたけど、ほかもなかなか粒ぞろいでした。部屋の数はフルなのに、広さはすべて6×6の家もありましたけど、これ、均等に拡張しているというより、あえてここで止めてるのか?という家具の置き方。広くしすぎないほうがいい感じに配置できることもありますよねぇ。

 医者の家のカフェ部屋。
 テーブルやイスをカントリー、スカンジナビア、ミックスウッドなどで、どう組み合わせるかいじり倒し中です。ミックスウッドのスツールがいいかチェアがいいかとか、とりあえず片っ端から購入して、置いてみて確かめまくってます。
 たぶん数日以内には結果をアップできるかな。今回のすれ違いでほしかったイスが手に入ったので……。

いい台詞!! ちなみに土曜日はローランが来てました。やっぱりベスト着てますね。
 ローランはぷるぷるしたおなかをぜひとも触らせていただきたい……っ!!
 で、この台詞は一番のお気に入りです(笑
 "慣れ"って半端ない威力ですよねぇ。行動なら無意識にもやるようになるし、最初はどんなに違和感でも気がつけばそれが当たり前になるし。気に入らないなら慣れたくもないのは"人"くらいかな(ぉぃ
 なお、ローランのコーデ、村長は普通の店売り2種、しかも手に入れたことのあるものでがっかり。でも他二人が、ローラン専用のをもらえました。前回は三人とも専用アイテムだったんでびっくりでしたよ。エジプトな床と砂漠の壁は、間違いなくハニワルーム。ここにファラオの棺も一緒に飾ろうかなぁ。歩道の床……点字ブロックがないなら医者の家のカフェにも合うかと思うのですが。

あら珍しい大盛況 なんか……見かけるようになったら、ものすごい頻度で商店街に来てるウェンディ。おまえ、自分の村にいるよりこっちにいることのほうが多いんとちゃうか?
 そして珍しいことに、もう一匹、バンタムまで店内で鉢合わせ。店内に2匹いるの見かけたのって、これが初めてです。決してバンタムだから撮影したわけではありません!
 あさみときぬよも合わせると5キャラも店内にいるなんて、めったにないような。
 なお、マイデザのアイテムが写ってますね。
 以前にQRコードをアップしたジャケットと、その隣のはショート丈のジャケット。ちなみにやさおがこれに着替えました。(見づらいけど、下の写真で着てます) 彼はもともと身に着けていたものがグレースのブランド服。それを村長にくれるという嬉しいハプニングがあったっけ。
 その隣はふわふわワンピース。しかし季節的にこれはもう暑苦しいので、なにか違うのに書き換えようかな……。春っぽい半袖のものでも考えてみよっと。
 で、一番左のカサが、聖飢魔IIのコウモリマークみたいなのをちょっと真似してみたものです。全然ダメな感じのクォリティですけど。
 写ってない一番右の後ろ列には、医者の作った血まみれ白衣があります……。

やっぱ普通じゃないんだよね? で、この台詞(笑
 この言い方はつまり、裸なのは普通だったらおかしいこと、変なこと、イケてないことだって意味ですよね?
 もちろんライブは3キャラ分。そろそろ村長の音楽コレクションは半数を越えてきているので、最近は曲名指定でアルバムもらってます。
 けけパリあたりは医者のカフェにいい感じ。でも一度は必ず村長に渡して、カタログを埋めるのです。

 あ、ちなみに村長は、好きじゃない曲以外は全部プレイヤーに放り込んでいますが、実はどの部屋でも音楽は鳴らしていません。
 再三書いているとおり、癒し部屋は「波の音」がする「薄暗い部屋」にこだわって、1F中央に置いたくらいです。「ポーン」とかのハニワだけ4つ置いて、それきり。
 地下は暖炉の薪が爆ぜる音とスコンスが微かに立てる音がBGMです。
 スカンジナビア部屋とカーニバル部屋、1F奥のツートーン部屋(私室)にはコンポは置いてますが音楽は流してません。
 曲としては好きでも、なんか村長の家ではかけたいと思わない感じです。テレビもつけてないし。
 たぶん、よほど風景にマッチしてないと「うるさい」と感じてしまうからです。特に、短い音源が繰り返し流れるテレビとか。音量の調整ができたら、音楽もテレビも別なんですけど……。

 逆に医者の家は、1F中央待合室に「ブルーおにぎり」、2Fの私室は「テクノビート」、1F左のカフェにはジャズ、スウィング、パリ、マンボなど何種類かの中から雰囲気に合うものをけています。
 診察室に音楽流れてることってあまりない気がしますし、そもそもコンポとか置かないだろうということで、ここはコンポなし、当然無音。もし音量調整できるなら、クラシック系のものをごく小さい音量で流しておきたいところです。
 そして地下は、無音です(笑
 この「地下の無音」を際立たせるため、他の部屋ではすべてなんらかの音楽を流しておく、というテクニックもあり……。診察室か……ソナタかマリア?

 2キャラめ……コンセプト決めないと呼び名がいつまでたってもこれなんですが(笑)、こいつはハニワ展示室になってきたら、ガムランとかペルーとか、それぞれの部屋で異なる民族音楽系でもかけておこうかな。



2013年3月25日(月)

 吹き替えでジェレミー・ホームズ★
 相変わらずバレです。

 字幕でも見た「マスグレーブ家の儀式書」からという我が儘ぶりですが、字幕と吹き替えでけっこうニュアンス違ってたはずなんですよね。
 って、これについてザレゴトで書いてない意外性。ってことは「最後の事件」とかも!? すっかり書いた気になってましたが……。
 しょっぱなから執事と村娘のエロシーンから始まるトンデモな一話。その上執事の婚約者がそれを目撃するという修羅場っぷり。これが事件にも関わってくるわけですが……。
 掃除しろって言われるから出かけてきたとか言うホームズ。書類の整理をするつもりなんだと言って、馬車に積んできた大きな箱の中身は事件記録。見たがるワトソンの前で箱の上にドン!と足を乗せるイケズなホームズ(笑
 こういうことで笑わせておきつつ、ホームズがなにかしててこっちに気づいてない内にこっそり記録を見ようとして、コカインやってることに気づいたワトソンの反応が急にシリアスになります。いい見せ方だなぁとつくづく思います。
 それにしてもヒロイン(?)のレイチェル怖いよ。目の大きい美人なんですが、なんか顔つきがおばさんみたい。

 ああああ、久しぶりに、超久しぶりに露口茂さんの(声の)ホームズ!
 ちなみにNHK版ではカットされた部分も多く、そこは別の声優さんがやってるとのこと。私は……さすがに連続する台詞の途中で切り替わられると「おや」と思いますね。
 それにしても、ブラントンの声がいいなぁ。
 で、ホームズのこのハイテンションはコカインのせいか? でもコカインてダウナー系でなかったっけ。
 ブライトンのベッドで勝手に横になるホームズとか、けっこうツッコミどころ満載。
 一人どんどん話しを進めていくホームズに、言うとおりにしながらも今一つピンと来てないワトソンとマスグレーブがなんだかキュート。……っておっさん相手になに言うとんのかという感じですが。いつの間にか仲良くなってるっぽいし。このあたりはきっとワトソンの人徳。
 ていうか、あのホームズに付き合っていられるなんて、どんだけの寛容さかという話です。

 そして船で渡っていくときの無駄に堂々としたホームズが笑えます。
 こんだけ渋いスタイリッシュな人物を配しておきながら、たまにさわやかにコメディな感じ。
 ともあれ、この話はレイチェルの感情の動きが良いですね。
 最後のシーンは……あれだけあさっても出て来なかったものが、あんなあっさり浮かんでくるものなんかという疑問もありますが、そのあたりは黙って見過ごしておくとします。

 次は原作でも屈指のお気に入り「修道院屋敷」。
 ……あ。そう書いて思い出した。たぶんこのディスクの感想も書いたけど、別の話題(リアルタイムなもののほうがいい話)と入れ替えようとしてうっかり切り取ったまま忘れたんじゃ……(汗
 修道院屋敷、アビィ屋敷というタイトルのときもありますが、この話はかなり好きです。
 ヒロインがものっそ可愛いオーストラリア人設定。イギリス人のマナーにはどうしてもちょっと馴染めないで無作法なことをしてしまうけれど、夫も自分の飲酒癖を恥じているから、お互いに許し合っていた、という話。この出身地がまた、後ですっごい面白いシーンを生むんですよね。イギリス婦人だったらはしたないとしてできないこと、ホームズに抱きつくという喜びの表現。ぎょっとして扱いに困るホームズが面白い!
 ヒロインが語る「夫の話」も、最後の最後にきちんと回収されますし、TV版のドラマもかなり見事だと思います。

 そして「青いガーネット」の犯人とは真逆の犯人像。愛する女性のため、その幸せのためなら、自分は報われなくてもいい、という男前。
 ヒロインもまた芯が強く、可憐だけどなんとも誠実で勇敢。ホームズものの中で一番好きなヒロインかもしれません。
 これ、解決を知っていて見ていると、途中の演技もいろいろと見方が変わります。「今テレサに助けを求めたな?」とか……。
 ホプキンス警部は穏やかで物腰柔らか。レストレード警部みたいな対抗意識がないし、でもけっこう有能。原作でホームズが「なかなかやる」と評価してるのって彼じゃありませんでしたっけ?
 それにしてもホームズ、電車降りてから窓からワトソン起こさなくても、降りる前に起こしてやればいいのに。
 で、駅員さんが映されるのでなにかと思えば、汽車が来るのをホームズが推理する下地ってわけですね。

 海運会社から戻ってきた瞬間のパイプを咥えたホームズの横顔が美しすぎる……!
 その後の船長の独白ですが、「別れるとき彼女は自由だったけれど僕には自由はなかった」みたいな台詞。吹き替えだと「彼女は自由だけど、僕は恋の虜になっていた」。そういう意味だったん!? てっきり、自分は船員で次の航海もあるし、ほとんど陸地にいなくて、次の航海も決まってる、という意味だと思ってました。でもこの訳いいですね!
 それにしてもほんとこの二人いいなぁ。ヒロインも超可愛いし、男もこんだけいい男ってめったに出てきませんよ。
 最後の台詞は「君は変人でいろ」じゃなく吹き替えだと「君のやり方も悪くないがね」か。うーん、これはちょっとマイルドになりすぎかなぁ。

 そのままいくと「唇のねじれた男(もうひとつの顔)」ですが、「空家の冒険」を吹き替えでみたいので、ここでディスク・チェンジ。
 法定での証言で、証言人の肩書きとかで「信用できる」とか言う判事に、ワトソンが「そんな馬鹿な」といった皮肉な顔するのがいいですね。
 それにしても、何度見てもレストレード警部の耳の尖り具合が気になる……。
 で、この話はホームズ生還が明らかになる瞬間が、原作でもドラマでもやっぱり格別ですね。顔を見せた瞬間にホームムズだっていうのは視聴者にはわかると思うんですが(笑
 しかもドラマだと「飛び込んでおいで」と言わんばかりのウェルカムっぷり(笑

 回想の登山杖の置き方が「最後の冒険」とちゃうやんとかは、やっぱ言っちゃダメなんですね?
 そんなこまかいことはさておき、その後の、ワトソンを呼ぼうとして思いとどまるホームズがたまりません。ただこの声は元々のジェレミーのもののほうが切迫してていい感じ。なんかもう、ホントに「ここにいる」と伝えたくて叫びそうになったのをぎりぎり思いとどまったみたいな感じです。
 ワトソンの部屋での回想からその後は、途中でカットされたものらしく、突然声ががらっと変わるパターン。いきなりホームズの声が低くなってぎょっとします。この声自体は好きなんですけどね。そしてまたがらっと元の声に戻る、と。
 ていうかベーカー街に戻ってきたとき、通りの人たちが誰も驚いてないのはどういうことだ(笑
 ホームズ見て喜ぶハドソン夫人が可愛すぎv

 この話は、ホームズとワトソンが潜んだ空き家に「敵」もまた入り込んでくるのが醍醐味ですね。
 モラン大佐を捕縛した後、レストレードもまたホームズとの再会を喜んでくれます。で、「一年間に三件も殺人事件が迷宮入りだなんて、僕の応援が必要だね」みたいなこと言われて、普段ならプライドの高いレストレード警部、むっとしそうなものですが、ここではそんなことどうでもいいみたいに満面の笑顔。
 吹き替えだと文字を追わず映像に集中できて、その点は字幕ではかなわないところですね。微妙な表情の変化も見て取れます。
 で、エンディングの乾杯シーンもまた屈指のお気に入り。ハドソン夫人含めて親友、家族みたいな感じです。

 そういえばモラン大佐。
 ダウニー・ホームズの映画でも彼は捕まっていないのですが、ということは3があればそれに出てくるとか?

 それから「もうひとつの顔」に戻ってきました。
 ワトソン先生優しいなぁ。ほんとこの人、「信頼」って2文字そのものだと思います。
 って、「殿方はいつまでも子供みたい」「殿方は子供なんです。だから女性に甘えるんです」って、ホイットニー夫人とハドソンさんの会話が素敵すぎる(笑
 この話の奥さんも美人だなぁ。阿片窟のある貧民窟の人物との対比も見事です。
 解決を知ってて見てると、踏み込んだときの乞食と宿主のアイコンタクトとか、実にしっかりと演出してあります。
 足の裏くすぐってワトソン起こすホームズ(笑)。その前の洗顔からはっとひらめくところ、その後の、急ぎでもないのに今すぐ行こうとワトソンをたたき起こすし。馬車で「ロンドンまで蹴飛ばされても仕方のない愚か者だよ」「さっきそうしたかったよ」って(笑
 すっごいマジにスポンジ泡立てるホームズと、それに怯えるブーン……また笑いどころか。
 この話、ドラマで見たのは初めてですけど面白いですね!
 犯行(?)の動機も面白くて原作から好きでしたけど、ワトソンとホームズのおちゃめなところもあるし、時間をまったく感じず見れてしまいました。

 次は「6つのナポレオン」。原作は今一つ地味な気がするのですが、はたしてドラマだとどうなんだろう。これもまた見たことがありません。
 冒頭から全然知らないシーン。ピエトロから始まるとは思わなかったなぁ。ってこの声、玄田さんかな。あら、ルクレチアさんすっごい美人。
 やっと221B。なんだこのダルダルな感じのワトソンとレシトレードは(笑)。普段ビッとしてるレストレードがダレてると超チャーミングです。なんでこの人たちこんなに仲良しなんですか。
 出かけたホームズが黒ずくめでめっちゃかっこいいですね。黒いコートに黒いマフラー。
 ホームズにヒントもらって推理するワトソン。レストレードも一度ホームズ死んでからはずいぶんフレンドリーになりましたなぁ。ホームズの真似して死体見るとか、可愛すぎ。待ちぼうけで退屈してたり、そーっと覗き見してたり。
 この話三人のやりとりの面白さが半端ないですな!
 レスレードの説明全然聞かず、「なにしろ昨夜は一睡もしてないのでね!」「私たちだって」とか。
 そして最後のナポレオン、ホームズのこの芝居がかった演出もいいなぁ。



2013年3月26日(火)

待合室、今の景観 医者の家、今現在です。
 まずこれは待合室。壁紙を変えました。診察室と同じなのもつまんないなぁと、緑の壁紙です。看護婦さんに、後ろに飾ってある絵は本物。既に納品してるのを忘れてうっかりと、住民から買い取ってしまったものです。本物を飾るってのも贅沢でいいですね!
 テーブルにガーベラ、そしてカウンターはやっぱりタンス×3よりいい感じにはなりませんでした。しかも、手前にマネキン(看護婦)があるので、開けられるタンスは奥のものだけです(笑

私室 こちらは2F。無駄にファンシー★
 ちなみに壁には水色+紫でリメイクした水玉の時計がかけられています。
 それから、奥のカラフルな本棚の隣には展示場でもらった風船。
 水玉な丸椅子が手に入ったら、テーブルの周りのストライプなソファの代わりにしようかなと考え中。ピンク・水色でリメイクとか可愛いかなぁ。
 あと、奥にあるグレープフルーツのテーブルとか、タンスの上に乗せる可愛いアイテムもほしいですね。なにがいいかな〜。
 スミレの植木鉢は丸くて可愛いかも。それかタンポポもいいか。

地下室 ベッドを一つ減らしました。あまりにもごみごみしている感じがしたので。それに一台("台"って数えるの?/汗)だけのほうが、イヤな感じかなと! イヤな感じ大事!
 床もコンクリートから実験室の床に変更。……これだと、床の染みみたいなのがなんだかますますヤバい感じでいい感じです。
 家具で"実験台"とかも買えるのですが、ああまであからさまに科学実験的になると、ちょっとイメージじゃないなぁと、あのシリーズはテーブルにしか使っていません。大きな機械みたいなのも最初は置いてましたけど、他に置きたいものが出てきたタイミングで撤去。
 もう少し病院系の家具があると嬉しいんですけどねぇ……。

カフェ1

カフェ2

 やっとできたカフェです。
 上はカウンター側。特に深く考えず、それっぽいものを並べてみました。
 最初はコンロ台があったりしましたが、どうも金属が似合わないので撤去。それに、部屋の中に収納家具がないといろいろ大変なので、代わりにクロゼットを設置。
 カウンター席の他にテーブル席があります。イス4つ置くと「……テーブル狭くね?」だったので2つずつだけにしました。
 パッチワークランプはインテリアです。点灯はしていません。明かりは壁に取り付けたスコンスです。
 あとはなにか思いついたらアレンジしつつ、2キャラめでアルバイトしてコーヒーカップもらって渡すくらいかなぁ。村長のコーヒーカップは書斎のアイテムとして動かせませんので。

 家の面白さでいくと、村長の家より医者の家かなと思います。
 村長の部屋もかなりこだわって作ってますけど、あくまでも普通の、こだわった部屋でしかありません。もちろんお気に入りですけど、見た人に「おいおい!」と思わず笑ってもらったり、「なるほど」と思ってもらうには、医者の家のほうがいいんじゃないかと思います。

珍しく海岸にいる住民 最後に、ヤマトです。
 ヤマトが写したかったわけではないし、台詞が面白いわけでもありません。
 普通の住民は海岸には降りないのに、こいつはよくここにいるからです。
 単に、こいつは家が海岸への降り口のすぐ傍にあるため、うろうろしてて降りてしまうだけだと思われます。
 結果、海岸に住民がいるという珍しいシチュエーションのため、撮影しておきました。



2013年3月27日(水)

 ごま油が切れたからとスーパーに行って、「ついでにこれも買ってこなきゃ」と思ったものはすべて買ったのに、ごま油を買い忘れて帰ってきました orz

 今日も元気にとび森中。
 しかし特に写真はありません。毎日アップしてるとこの日記、どんどんスクロールバーが小さくなっていく! ……ん? バラバラにアップしても同じか。まあいいや。
 村長のカーニバル部屋、やっぱりなんとなくつまんないなぁと思ってます。常にネタとともに生きていたいのです。
 そして最近少しずつ増えてきた黄金シリーズの家具。そして展示場で購入したミイラの棺。そしてお星様にもらった玉座。……そう、なんて太っ腹な星だと思ったものですが、これを使い、更に甲冑あたりを組み合わせて、なにかこう、エジプト王家の部屋っぽいものを作ってみたい感じ。
 ツタンカーメンのマスク置いてる展示住宅はチェックしてあるし……。
 玉座と、黄金インテリアの一部は使いますが、なにもかもは突っ込まず、派手派手ゴージャスよりはリアルっぽさを(本物のリアルさではなく)追求してみたい……!
 でもまだまだ、黄金は椅子もクロゼットもないし、戦士像もないしテーブルもありません。今挙げたものだけは、欲しいのです。婦人像とトーチ、長椅子、スクリーン、ベッドはありますけど、ベッドは置かないですね。謁見の広間っぽくしたいので。あとタンスは要りません。
 壁と床は……他のもののほうがしっくり来るなら、そっちのほうがいいかな。なにせまばゆい黄金シリーズ。床はエジプトとか、書斎の床とか、クラシカルな絨毯系でも良さそうです。壁は石の壁とかでもいいんじゃないかな。エジプトな壁があるといいけど、これはまだもらってないし……。宮殿の壁とか、いろいろと候補はある感じ〜。

 で、部屋にどんなものを置こうかと見取り図を考えていたら、テーブルは最低でも4つ必要……。とりあえず部屋を作ってからおいおい追加するとしても、まず2つはほしい……っ。
 買えるものはいくつ必要だろうと買えばいいので構わないけれど、黄金シリーズは金鉱石が手に入るかどうかの運だし、更に言えばカイゾーがなにつくつてくれるのかも運。
 ……石叩くとき、金鉱石出なかったらリセット? でもそこまでしてやるのもなぁ。(朝一のセーブで決まってしまって固定なのかもしれませんし)
 そんなくらいなら、ロイヤルシリーズを黄色リメイクとかしたほうがいいかな。

 というところで、ジェレミー・ホームズまた視聴中です。
 まずは「踊る人形」を吹き替えで。
 この間見たときは特に気付かなかったのですが、「静かにしていてくれ」「じゃあ静かにしてるよ」のシーン、ワトソンが新聞みたいなのに重ねてそーっと出してるのって、これ、少し前のシーンでホームズが試験管かフラスコの上に置いた赤い手帳? その後のシーンでそっと棚の上に返してるし。これがあれか、ホームズの暗号についての著書? 「読んだけど難しかった」と言いつつ、暗号が今回の事件のキーならともう一度読もうとしたのか、本当は読んでなかったのか(笑)。それとも単にホームズの手帳覗き見したかっただけ?
 それから、この話って、依頼人のおじさんに、使用人の男が「すぐにロンドンに手紙出しますか?」と言ったとき「そうしてくれ」と言えば助かったんじゃないかと今更気づきました。癇癪起こして「無駄口を叩くな」とか言ったから間に合わなくなったんじゃ……。

 それから「レディ・フランシスの失踪」。
 ワトソンの手紙読んでるホームズ、たぶん「これじゃなにも肝心なことが書いてない!!」と思ってるに決まってる(笑
 この話はコメディ要素がないなぁ。ワトソンの手紙と並行してのどかに始まる冒頭から一転、中盤からはずっとピリピリしてるんですよねぇ。
 でも、最初悪役かと思われたグリーン氏、彼がいい味出してますね。ろくでなし扱いされていたけれど、それは昔の話。ただ一筋に愛しい女性を思って身を立てなおし戻ってきた、実はやればできる子。
 そのグリーン氏が途中で出てこなくる(最後にまた出るけど)のが残念です。ワトソンより若いし力もありそうなので、彼がいれば墓地で犯人捕まえるのもう少しラクだったかも。
 でも、希望があるのかどうか微妙な終わり方ながら、きっと彼の愛情と献身はいつか報われるに違いない、と思えるのがせめてもの幸いです。

 「ボスコム谷の悲劇」。相変わらず小旅行してるっぽいアウトドア好きなワトソン先生。
 わざわざ誘いに来て、「付き合ってくれるかね」と尋ね、「もちろんだよ」と答えられた瞬間にホームズが一瞬だけものっそ笑うんですが、「唇の端を上げて見せた」というより、つい嬉しくて満面の笑みになりそうなのを、クール気取って必死に戻したように見えてしまう罠。で、今すぐに行くことになって「え!?」と言いながら、嬉しそうに釣りの片付け始めるワトソン。物語のトーンは、「レディ・フランシス」よりライトな感じです。
 で、担当警部の話になったとき、「ああ、彼はいい奴だったな。君の崇拝者だったし」とワトソンが言った途端にやっと笑うホームズ。原作でもけっこうおだてに弱いところがありましたね。
 この話はヒロインがけっこう可愛いですね〜。少しあどけない感じ。18歳のお嬢さんだからなぁ。軽くロミオとジュリエット。犯人扱いされちゃう青年も優しげないい感じですね。「ホームズがんばれ!」と思ってしまいますね。
 ホームズの人情ある解決も好きです。若い二人が幸せになりますよーに♪

 「ソア橋」。
 これは私にとって、トリックよりも動機がインパクトのあった一編です。でも分からんでもない……そう、分からんでもない激情。そう思うのは、私が蠍座でから?(笑) でもこの動機の特殊さが、それほど難しくもないトリックに対する目眩ましになってますね。原作は、その動機が分かってしまっているとちょっと中だるみする感じなので、あまり読み返しません。
 ドラマの冒頭、「推理力は伝染するものらしいね」と「話が前後する君の悪い癖がうつったようだ」は対なのかな。
 ボーイのビリーくんが可愛いなぁ。そしてだいぶ悪賢く……いやいや実際的になってきたとと言っていいワトソン先生。で、この美形の若手弁護士。ヒロインも可愛いし、目の保養♪
 そして自転車で移動のホームズ&ワトソン、そしてコベントリー巡査の三人。微笑ましい光景です。何故馬車を使わないんだ。でもその後にまた行くときには馬車。何故なんだ?
 で、容赦なくワトソンの拳銃を実験に使って水に沈める、と。ワトソンの渋〜い顔がなんとも言えません。

 「ショスコム荘」はあれですね、若きジュード・ロウが出演してるヤツですね! 騎手志望で仕事を探してやってくる男の子役。
 221Bでのやりとりって、物語のトーンに通じるところがあります。今回は、朝食後にリラックスしてるワトソンと、新聞散らかしてるホームズ。ポット触って「熱っ!?」なホームズとか、しょっぱなから軽く笑わせてくれます。
 この話の仕掛け人はダメ男ですけど、お姉さんのことを思う気持ちだけはまぎれもなくて、なんだか憎めない感じ。だからお姉さんも、「ダメな子ね」と思いながらも可愛がってたんじゃないでしょうか。
 冒頭で出てきた男の子(ロウ)は?という疑問を見ている間に思い起こすと、トリックには気づきやすいかなぁ。私がこれを最初に見たとき、ロウには特に注目もしませんでしたが、そこが気になりましたね。
 そしてちゃっかり競馬で勝ってるハドソンさん。ワトソンが20ギニー、ハドソンさんが10ギニー勝ったそうです。1キニーは、現代の円換算だと約25000円。……まあね、こいつらみーんな、貴族とかでこそないものの、裕福でお手伝いさんとか雇えるような階級だしね。ホームズなんか必要経費で数千万円もらうしね。ハドソンさんは大家さんだからそこまで金持ちでないかもしれまいけど、ホームズはケチケチしないしなぁ。ウラヤマシイ……(ぉぃ



2013年3月28日(木)

……嫌な台詞…… 本日目撃したスナイルの迷言。
 待・た・ん・で・い・い!!
 フルーツが欲しいと言われた後の会話です。家に入った途端マッパで待ってたらそのまま黙ってドア閉めて出て行きますよ。
 いっそ村人全員の口癖にしてやろうかと悪趣味なことを考えついてしまったりもしますが、幸い誰も口癖を考えてほしいとは言い出さないのでとっても残念です。
 こんな具合に、たまにでもいいのでこの上なく当てはまる面白い口癖……なにかないかぁ。

 ここからは別の話。
 だいぶ前に買ったまま軽く放置していた「ブッダの教え 一日一話」をちらほら読んでいます。
 やっぱり面白いこと書いてるなと思いつつ、自分はどうだろうかと振り返りながら序盤を読み進め、ふと。
 1月20日分のところで、本来の解釈とは違う解釈をしつつ、妙に納得してしまいました。

 「宇宙の成り立ちとか魂の存在とか、そんなものはどれだけ探求したって答えなんか得られず、得られないまま死んでいく」とアルボムッレ氏は書いています。(ちなみに短く縮めてこんな感じであって、原文は異なります。もう少し長い)
 実際にはこの後、「そんなことより、"生きるとはなにか"を探求したほうが、実際に生きてるんだから役に立つ」と続くのですが、私はこの続きの言葉は、大して気になりません。
 むしろ前半部分を読んで、こう思いました。

「答えが出ないと嫌だと思ったら探求なんかできないけど、探求することが楽しかったら平気だよな」

 どんなことも、取り組むこと自体が楽しかったり前向きだったりすれば、「答えなんて死ぬまで出なくても、おかげで本当に楽しい人生だった」と、最期に言えるかもしれません。
 答えを求めつつも、答えだけを求めるのではなく、そこに向かう過程、迷子になったり立ち止まったりもするすべてを、受け入れて、ともすると楽しめること。
 だったら別に、答えなんて出なくていいんですよ。
 答えだけを求めれば、「探求したところで答えなど出ない」のは苦痛かもしれませんけどね。



2013年3月29日(金)

 もう少し年取ったら、ぜひともクリスチャン・ベールにホームズをやってもらいたいぃぃぃぃ……ッ!! 半ば魂の叫びです。
 細面のイギリス紳士。スタイルが良くて少し鋭い目つき。初期のホームズのジェレミー・ブレットが、少し顎を引いて上目づかいに睨んだりすると、けっこうベールに似てるんですよこれがっ。
 ……ベールのホームズ……想像するだけで美しすぎる……。
 でも今のベールだと、肌もきれいだし、実年齢より若く見えるのもあって、「若いころのホームズ」って感じなんですよね。それはそれとしてぜひにも、「ワトソンに聞かせた、昔の事件」を再現してほしいものです。グロリア・スコット号に、マスグレーブ家の儀式書も、ワトソンと知り合う前の出来事ですし。

 「金縁の鼻眼鏡」。
 もうドラマの終わりぎりぎりです。ブレットの病気もだいぶ悪くて、薬のせいで体型も維持できず太ってしまってますし、皮膚のたるみも隠せません。それでも、ホームズとしては弱さを感じさせない演技は見事。ただ、演出にやたらアップや静止したシーンが多いのは、動き回れないことを考慮してのものなのかなと思ってしまいます。
 彼がもっと健康だったら、制作されなかった他の話もぜひ見たかったというのは、グラナダ版ファンみんなの意見でしょうね。
 しかもこの回は、ワトソン役のエドワード=ハードウィックが多忙だったせいで、ワトソンの代わりにマイクロフトが出てきます。ワトソンがいないのは寂しいけど、マイキーいっぱい見れるのでこれはこれで幸せ♪ 好きなんですよ、上品だけどお茶目なグラナダ版のマイクロフト!!
 ワトソンは、どうも気候が悪くて(寒いみたい)患者さんがいっぱいで来れないみたい。で、ホームズが「ワトソンの治療なんていつもちょっとした薬とリンゴのすりおろし与えてるだけじゃないか」とか言うと、ハドソンさんが「ワトソン先生がいなくて寂しいからってそんなことおっしゃって」って(笑)。反論しないわけですね? で、話逸らすみたいにホプキンス警部に「シガーは?」。マイクロフトは笑っちゃえばいい立場ですけど、ホプキンス警部は「俺どんな顔してたらいいんだ」みたいな気分だろうなぁ。
 ワトソンじゃなくマイクロフトがいることで、推理の一部がマイクロフトから語られるのも面白い趣向です。ただ、原作のマイクロフトは、仕事場と自宅とクラブ以外に行くことはなく、221Bを訪れてきたことが「よほどの事件があればこそ」とされるほど。その点、自分から現場に行こうと言い出したりする点は、やはりワトソン代理というポジションゆえ。
 そして、ホームズが「僕より頭脳明晰だ」と言うだけのことはあって、ホームズより先に答えにたどり着いてますね!
 原作ではホームズがわざとばらまいたことになっている煙草の灰。ドラマではマイクロフトが嗅ぎタバコをまいていますが、最後に手紙で「ワトソンくんには言わないでおいて、自分で灰でもまいたことにしておきなさい」だって(笑
 それにしても、上手いですね。途中でちらちら出てくる謎の男、ストーリーを知らずに見ていると「もしやあいつが」と思わせますし、知っていて見ていると「犯人の味方なのは分かるけど、どう絡むんだろう」と思えます。そして最後の最後に「決着」がつくときに、やっとその男の存在が本筋に絡んでくるという。
 原作では諸悪の根源がどうなったかは一切言及されていませんから、この、なんらかの決着がつくのはドラマ版ならではの結末です。

 いよいよ最後の一本「マザリンの宝石」。
 原作も好きな話です。活劇や場面転換がなく、トリックのみの小品。もともとは舞台のための脚本だったということで、ワトソンの主観ではなく、三人称で書かれています。
 宝石の在り処を知る方法が面白いんですよね。そしてこのトリックは、ワトソンの語りでないほうが際立つと思います。
 ドラマでは、ジェレミーが病欠してしまったためなんとホームズが不在。そのかわりをマイクロフトが務めるという変わり種。ジェレミー・ホームズの不在は悲しいけど、マイクロフトの活躍は好き! それに、この話は「3人ガリデブ」と合体させたという荒業です。
 ガリデブはあれですよ、撃たれたワトソンに、ホームズが血相変えて「ワトソンくん、頼むから無事だと言ってくれ!」と言う萌えシーン★ 「もしワトソンくんにもしものことがあったらただじゃおかなかったところだ」と犯人を脅したりもします。こんな美味しい話でホームズ欠席って orz
 もしこれが、ジェレミーが健康なときに撮影されて、普通に一本の話だったら、途轍もない萌え回だったはずなのにっ。

 ジェレミーは冒頭で「しばらく旅に出るからね」と言って出て行ってしまいます。困ったことがあったらマイクロフトを頼り、他愛ないことなら自分でがんばれ!みたいなこと言い残して。
 ワトソンがガリデブ側担当で、このガリデブ姉妹がいきなり笑わせてくれます。原作では「いる」ということしか書かれていないのですが、ドラマではむしろ推理担当ですよ(笑)。本来はホームズが指摘する新聞広告の綴りの違い、この姉妹がワトソンに「おかしいでしょ」と教えてます。……ワトソン、しっかりしろ。ジョン=ガリデブの服装から、イギリスに来て間もないというのがウソだとは見抜けたくせに。
 マイクロフトがマザリン担当で。しかしディオゲネス・クラブって決められた部屋以外しゃべっちゃいけないのに、普通に会話してるんですけど……。それともここしゃべっていい部屋? あと、話しを持ちかけてきた人が「マイクロフト」って呼んでますけど……ファーストネームで呼ぶのは家族とかごく親しい間柄だけに限るはずのこの時代。「ホームズ」と呼ぶとまぎらわしいから、というのが実際のところでしょう。でもここは勝手に、ホレイショさんはホームズとワトソンなみにマブダチだとか、無理やり遠い親戚だとか思うことにしましょう。
 で、御者に変装してるマイキー兄ちゃん。本来なら「ギリシャ語通訳」の回で見られる変装ですが、ドラマでは入れられなかったので、こっちに出したんじゃないかと言われてます。

 それにしてもこの物語、終始ガリデブ姉妹がいい味出してくれます。ワトソンのピンチ救うのも彼女たちだし。ええもちろん萌えシーンはありませんよ……orz しかもここでマイクロフトと宝石のほうに話が移動してしまい、これきりワトソン先生出てきません!!
 マザランの宝石のほうの決着はケレン味が一切なくなってます。普通に犯人捕まえて普通に見つけるだけ。そう、この結末だけは不満だったんだ、この話。最後にホームズの姿が浮かび上がって、「さすがだよ、兄さん」と言う幻影みたいなのが入りますけど、ワトソンには一言もないんかい!! せめて最後にもう一度ワトソンに場面を移して、「情けないからホームズに傷のことは言わないでおこう」みたいな独白してるとか、そういうシーンで終わってほしかった……ッ。



2013年3月30日(土)

 池波正太郎さんの「剣客商売」、文庫本はもちろん、今現在刊行中のコミック版も集めています。
 人生や人の機微といったものがうかがえる名台詞の多い小説ですが、その中で特に気に入っているセリフがこれ。
 主人公・小兵衛の息子である大治郎が、「強くなりたいから剣術を教えてくれ」と言ってきたうなぎ屋の朴訥な男に、「そう簡単に強くなんてなれないものだ」と諭すシーンです。

「剣術というものは、一所懸命にやって先ず十年。それほどにやらぬと、おれは強いという自信(こころ)にはなれぬ。そこでな、十年やって、さらにまた十年やると、今度は、相手の強さがわかってくる。それからまた、十年やるとな……三十年も剣術をやると、今度は、おのれがいかに弱いかということがわかる。四十年やると、もう何がなんだか、わけがわからなくなってくる」

 
 十年という単位はさておき、どんなことも似たような変化はあるなと思うのです。
 ある程度やって、自分の上達が感じられたりすると、自分の狭い視野の中では、強くなった、あるいは上手くなったと思えるようになる。
 でも、もっとやると奥の深さとか先の長さ、自分よりはるかに強い・上手い人の存在なんかがはっきりと分かってくる。
 更にやると、その道の長さとか深さに対して、自分という人間にできること、届くものの乏しさが見えてくるんでしょう。ともすると、一つのことを通してずっと自分と対峙し続けることで、自分というものを同じだけ深く見つめて、自分自身について思い込みのない、本当のことが見えてくるのかもしれません。
 それでも更に続けると……私はなにかを30年も40年も続けたことはないので分かりません。
 ちなみにこの台詞、もともとは小兵衛が大治郎に聞かせたことです。だから50年もの剣術人生が下にありますが、大治郎はまだ30程度だったかな。
 なのでこの後、「でも先生はそんなに生きてないじゃないか」と言われて「てへっ」て感じで、実は父の言葉だとネタばらしに至ります。

 どんなことも、そんな簡単に極められるものではないし、ものにできるものではない、ということ。
 そしてたぶん、「よし分かった」とか「ものになった」と思うとしたら、それはたぶん、そのものの本質の深さに気づかない狭く限られた視野で、浅い部分だけマスターしたからでしょう。
 でも実際には、やればやるほど深くもなるし、広くもなる。その結果、自分という一人の人間の能力の有限さや無力さにも気づく。

 それなら、そう簡単に「ものにした」なんて思うほうがおかしい、そんな簡単に「ものになる」わけがないという、覚悟が必要だなと思います。そこを誤ると、簡単に慢心したり、あるいは簡単に挫折したり失望したりするのでしょう。
 自信というのは、今の自分を客観的に把握して、「今の自分はこれくらい」ときちんと見立てた分、「これくらいはできるよ!」という自信は、いつだって堂々と持ってていいと思います。
 でも、そうして手に入れているものは、ほんの一部。数十年やったって半分にも満たないかもしれないという自戒もまた、きっと必要。
 そして、その広さや深さに打ち負かされない人、それだけの興味とか使命感とか、なにか「やる動機」を持つ人だけが、尚先へと進んでいけるのだと思います。

 一方で、極めたいと思うことが好きなことなら、極まってしまったらつまらない気もするんですよね。
 知らないこと、手に入れたいもの、それがまだまだ残ってるというのは、手に入れることだけを望めば途方に暮れることかもしれません。でも、追い求めることを楽しいと思ったら、「まだこんなに楽しみが残ってる!」という、探検家にとって魅力的な未開の地でもありましょうぞ。

 そんなことを思ったりしつつ、とび森です(笑
 いや、コワイ系のおっさんて、盆栽が趣味じゃないですか。で、たまにその話になって、「名人に会って話す機会があった。俺も一端のもんだと思っていたけど、まだまだだって気づいた。趣味は一人でやってちゃいけねぇな」という名台詞が出てくるのです。



2013年3月31日(日)

 Avantasiaをはじめとして洋楽メタルのアルバムを何枚か購入。
 最近はすっかりmp3でのDLが主体です。
 歌詞が読みたいとか、自分の永久保存版というのでないならデータでいいというのがあるし、それに、邦楽ポップスならともかく洋楽の、しかもメタルなんて中古で売ったって数百円にもならないことが多いから。だったら、ハナから半額近い価格で落とせるDL版のほうが得だってことです。それに場所も取らないしねっ。
 mp3では取り扱いがないものだけCDという物体で購入していますが……処分しないとなぁ。とっておきたいものと別にデータさえあればいいもので分けて、売ってしまえばいいかと思うものでも300枚ちょってくらい?
 中古でも出回りにくい、しょせんマイナーなメタルがメインなので、たぶん、趣味が似ていて最近ハマッた人にとっては片っ端から手にとってレジに持っていくものになると思います。
 しかしそんな人がお客さんが来ないかぎり、地方の田舎の中古ショップでは「……げ」としか思えないものかと(笑
 自分の勤務先でも扱っていたから分かりますけど、正直に言えば「売れないものこんなに大量に持ってくんなよT□T」なんですよ。よーく分かる、うんうん、分かるぞ。
 大きな都市であればそんなこともないと思いますけどね。店に抱えられる在庫は枚数・金額ともに無制限ではないし、でも持って来られた以上買い取らないわけにもいかないし。
 そろそろ処分しないとなぁ。


Made with Shibayan Diary