烏の足跡



2013年2月16日(土)

 本日のとび森どうでもいい話。
1.やさおの矛盾
 そのへんまで来たから寄ってみた、と言って唐突に遊びに来たやさお。
 しかし、ならばなぜ手土産を言っているのかね?
 しかもバナナって……。もっとええモン持ってこいや!!
2.ダーリン♪
 仲良くなった二人の挨拶をしたいというバズレー!
 よしっ! 「ダーリン♪」と声をかけてくれたまえ!!
3.とびばことレイラ
 先日引っ越してきたアネゴ系ペンギンのレイラ。
 村長が持っていた跳び箱が欲しいというので、服と交換してやった。
 その直後るんるんになる。……どんだけ欲しかったんだ……。
4.村長の絆創膏
 バンタムが、本日最初の会話で引っ越そうと思ってると言いだした。
 無論止めた。
 その後話しかけると、「おめぇの絆創膏、なかなか取れねぇな」。
 心配だぜと言ってくれるこいつは絶対に手放さん!!

 コワイ系のおっさんは、なんだかんだで世話焼きで優しいので好きです。
 アネゴ系は初期に数日いて引っ越していったウェンディ以来久しぶりですが、……ただのど田舎ヤンキーだよね?
 オトナ系女子は弱いところも素直に見せてくれるのが萌え〜。

 ひつじも可愛いなと思います。トロワ、マリー、メリヤスあたりが来てくれないかな。外見的にも性格的にも好みなのはこのへんです。ひつじってもこもこしてて服が切れないから、スカーフみたいに首に巻くのも可愛いですよね。
 キャンプ場を見ながら、好みのどうぶつがいたら引き止める所存。



2013年2月17日(日)

キャンプ場のひつじ オモテだのウラだのと、言うことがどうにも田舎ヤンキーくさいアネゴ系。
 軽くおバカだったりして、その間の抜け加減は嫌いではありません。
 これはキャンプ場に来ていたひつじのフリルです。目がコワイ……。なので誘いませんでした。
 しかしとうとう本日、10軒めの家が建ち、村の定員はこれでいっぱいに。誰かが引っ越すまでは次のどうぶつを招けません。
 新しく来るのは、ぼんやり系のこぐまみたいですね。うーん……あまり好みではないなぁ。
 森シリーズはあくまでもスローライフ、ままならないものもある中で、またつりと、時の解決に委ねる部分が大きいのは分かってます。だから実装されることはないのも分かっていますが、追い出したいとかダメですかね?
 虫あみとかで3回くらい叩くと、怒りだして好感度が少し下がるらしいのですが、それで一定以下にすると出て行ってしまうとか……。
 とはいえ、それをアリにするとゲームの中でネガティブな感情を助長するようなものなので、子供向けとしては、絶対にナシなんだろうなぁと。でも、悪意のある場合って、そうしたからって追い出せるとはかぎらなくても、嫌がらせすることはありますよねぇ。

転ぶ日 ちなみに今日は「転ぶ日」でした。
 走っているとコケっと。
 そしてわざわざ、住宅展示場で走ってコケて写真を撮ってみるヒマさ加減。
 この時点では、黒いキャプ、渋い縦縞のシャツ、デニムスカート、レインボータイツに登山靴と、先日のまま、新しくもらったり買ったりしたものだけ適当に身に着けている村長。でも女装はやめません。
 髪型も、適当に選んでいった結果の女の子のものです。しかし微妙……。明日はもう一度美容院へ行こうか。

模様替え&着替え アジア部屋を、カーニバル部屋に模様替えしました。
 ついでに着替え。頭部を三つ編みのウィッグにして、ジャンパースカート、マリンボーダーのタイツ。
 とりあえず花とかサボテンをたくさん飾ってみてます。
 この写真には写っていない部分に、おはなのテーブルとレモンのテーブルも置いてみたり。緑ばっかりなので、意図的にピンクとか黄色、それから茶色を差し込んでみる感じで。
 最後まで手に入らなかった時計は、適当に楕円の時計を置いてみました。青にリメイクしたもので、そこそこしっくり。でも黄色とかのほうがバランスいいかな。

 そして、とび森の中でホットプレートを手に入れたからというわけではなく、本日のおやつはホットケーキ〜♪
 ミックス粉を買ってきました。
 ちなみにとび森のホットプレートも、焼いているものを目玉焼きからホットケーキにリメイク! ……カイゾーって料理もできれば絵も描けるのか?
 なお、何故ホットケーキを食べようと思ったかというと、ニュースソースとしてしか使ってないmixiの記事のためです。美味しいパンケーキの作り方というのがあったので、真似してみようかと。
 で、必要なものにレモンが。……レモン。……レモン!!
 ピーマンに肉詰めはレモンもいいよ〜とメッセいただいていたこともあり、これは今こそ作るとき!!
 いや、だってレモンって、普通に買ってきてもなかなか使い道ないし、そのまま食べるほどすっぱいの好きじゃないし……。なので、なにか他に使うアテがほしかったのです。
 たぶん3分の1ずつくらいの消費なので、残りはまた炒めものでも作って、それにかけようかなぁ。

完成! なかなかきれいに焼けました。
 1枚め失敗して焦がしたとか3枚めひっくり返すときに2つに折れちゃったとか、そんなコトないからね!? 失敗した1枚め手づかみで食べながら続き焼いてたとか、きれいにできた2枚めを皿ごと流しに落としそうになったとかいうこともないからねっ!? 2枚分と2人分とを読み間違うとかいう器用な勘違いしてたせいで食べ飽きてるとかいうこともないからねッ……!!
 ……うわああぁぁぁぁぁんっT□T



2013年2月19日(火)

 DQ7、やっとメルビンを仲間にしました。よっしゃおじいゲット!!
 とりあえず船乗りから極めさせようと思います。
 それにしてもおじいのぱふぱふが気になる今日この頃。ガボにやらせたら、オオカミのほうがぱふぱふしましたね。肉球か、肉球なのかっ!?
 それにしてもおじい、てっきり戦士系かと思ってましたが、装備品は主人公より軽めです。ウォーハンマーが装備できないとか予想外。でもよく考えてみれば、このおじいって、いわば過去の勇者なわけで、魔法剣士系なのがスタンダードなのかもしれません。実際、ホイミとかベホイミをデフォルトで持ってましたしMPもかなり高め。
 まあ、おじいラブな私としては、やっとこれで気に入ったキャラクターが仲間になった感じです。美人なおねーちゃんも好きなので、アイラが仲間になるのも楽しみです。

 そういえば先日の土曜日、いつもどおり買い物とすれ違いに出かけたところ、とび森は11人、しかしDQ7はゼロという結果に。
 まものパークの開園も、今私がいるあたりをクリアしないと本格化しませんし、すれ違いで渡せる石版も同様。自分で手に入るのはこの後です。
 このあたりもなんだかなぁ。用意はされているけどそれが中盤まで来ないとまともに機能しないって……。

 全体的に微妙な気はしますが、ストーリー面では少し面白くなってきたかな。
 主人公の出生に謎があるのは本気でどうでもいいとして、サイドストーリーのその後とかですね。
 ハーメリアで出てきた楽師があの人だというのはびっくり。
 ハーメリアをクリアして、再び過去の砂漠の城に行って、ハーディから女王に首飾りを返すイベントも見ました。これを見ないまま、過去と現在だけ見てると、「へー、結局ハーディって……」と思うだけですけど、このイベントを見ることで、「あれからきっと」といくらか想像が働きやすくなります。
 全部進めてしまうと見逃すイベントもありそうだし、このあたりで一通り、過去の世界を巡ってくるのもいいかなぁと思ってみたり。
 ルーメンもクリアして、やっと、「あ、だからここにモンスターパークがあるのか!!」と納得しました。ルーメンプレイ中は、この過去が伏線になってるとかなんにも気づかずにいましたよ。ロッキーとチビィの献身に涙T△T



2013年2月21日(木)

 DQ7、アイラも仲間になり、楽しい道中。
 ああでももう少ししたらマリベル復帰でメルビンじいが抜ける? ジョーダンじゃないよ。
 しかもマリベルがいなくなった途端ガボが我が儘属性になって、「下まで降りてなにもなかったら、登るときにはおぶってくれ」とか言い出すし。歩いてんのはおまえじゃなくてオオカミだろうが。そのオオカミたんならおぶってやってもいいけどてめぇは歩け。むしろ階段の一番上から蹴り落(以下自粛
 相変わらずDQ主人公は「いい子」ですが、それにしても言われたい放題でイラッと来ます。言ってくる相手よりむしろ主人公自体に。
 マリベルが多少もとから性格キツくて我が儘だったとしても、言い返したり怒ったり不機嫌になったりもせず、黙って言いなりになってるからますます彼女も歯がゆいしイラつくし、あるいは調子に乗ってキツくなるんじゃないの? それ見てるからガボも調子に乗ってきたんじゃないの? とか思わずどうでもいいことで深読みしてしまいましたがな。
 そんな深読みはさておき、ガボの我が儘化は、単にキャラの性格付けが統一されてないだけだと思います。ここまでのガボの態度からしたら、「歩くの大変だ」とかは言いそうだけど、主人公になにかしろとは言わないんじゃないかなぁ。
 まあいいですけど。DQ7で好きなパーティメンバーはメルビンとアイラ。一番どーでもいいのは主人公。ということになったワタクシです。

 評価低いのは3DS版も変わらずのようで、私も、★でつけるならサービスして3くらいかな。
 面白いのは面白いけれど、他のDQに比べて格段に「お使い感」が半端ないですね。どんなRPGでも、結局はフラグ立てと、いかにスイッチを入れて条件を満たし、次のシナリオに進むかなので、「お使い」要素は必須とも言えるのですが、お使いをお使いと感じさせるか感じさせないかが、RPGとしての良し悪しのような気もします。
 DQ7は製作者の自己満足に振り回されてる感がものすごく強いのと、横糸にあたるそれぞれの島でのエピソードの良さに比べて、主人公を軸にした物語の縦糸が弱すぎて、没入感というか、プレイヤーが物語に関わっている感がしないのがイマイチです。
 ルーラの使えない過去の世界で、とにかくあっち行って話しかけてまたこっちで話しかけて、ってただそれだけの往復が多すぎじゃい!!

 サイドストーリーはほんとにいいんですよ。
 ハーブ園の顛末なんて、無駄に往復させられて「こんなもんイベントで移動しろよ!!」と思いましたけど、そういうストレスを抜きにしたら、子供向けでこれってありなのかと思う微妙な男女の物語。
 最初に訪れたときのすれ違いもそうだし、後日談の部分もそう。
 うーむ、もっと面白くできると思うのに、「風呂敷広げすぎて細部まで目が行き届かなかった」って感じがするなぁ。



2013年2月22日(金)

 久しぶりに「シャーロック・ホームズ」(ダウニーJr&ロウ)を見てました。
 やっぱり何度目に見ても、ダウニー・ホームズのおばかっぷりが楽しいです。ワトソン先生に一緒にいてほしくてたまらないのがバレバレ。
 この超がつくほどめんどくさいホームズに、呆れながらも付き合ってるロウ・ワトソンの苦労がうかがえます。
 でも、腹立てて怒ったりはしても、ちょっと仕返ししてやったらそれで許してあげるあたりが、なんのかんのでこの変人のこと友達だと思ってるんだなぁと。

 この映画、ワトソンが有能で好きです。
 頭も切れるし格闘もできて、ホームズに特に見劣るするわけでないけれど、ホームズに敵わないのは、彼が常識人だということと、科学捜査に特別な知識がないから。
 結局ホームズのする探偵が気になるし、助けずにもいられないという関係。
 原作どおりのホームズ&ワトソンも好きですが、この映画が作り出したコンビもものすごく魅力的だと思います。
 アイリーンも可愛いし、あと、地味に警官のクラーキーがいい味出してます。

 物語のテンポも良くて、見ていて飛ばそうと思うシーンがない映画って、私にはけっこう珍しいし。
 ところでアイリーンの弱みって、たぶん「ホームズに惹かれてる」ってことですよね? 途中でモリアーティから「ホームズがどうなってもしらないぞ」みたいなこと言われてますし。ああ、なのに2作目では……。

 というわけで、今からこのまんま「シャドウ・ゲーム」も見ようっと。
 ……ちなみにダークナイト・ライジズはまだ見てません

 シャドウ・ゲームはマイクロフトが原作に近くて好きです。巨体。まともなようで軽く変人。
 それからヒロイン。こういう少し骨っぽい顔つきの女性って好きなんですよねぇ。アイリーン同様に戦える強い女性でかっこいいv
 いろいろいいシーンもありますけど、1作目からあれだけグズッてたホームズが、自分で運転してワトソンを結婚式場に連れて行って、彼の幸せな姿見ると、寂しいのとは別に「良かった」と思うらしいこと。あれこれ語られはしないのですが、そう見えるところとか、微笑ましくて大好きです。
 女装のホームズと取っ組み合うシーンとか、いささかやり過ぎ感もありますし、モリアーティがあまり冷酷にも悪くも感じられないのは……それはそれでいいのか。そうやって完全に自分の正体を知られずにいるわけだし。それが最後の最後、滝のシーンでホームズが静かに目を閉じているのに対して、獣性を丸出しにしたような顔つきになってるところとか、良いなぁと思います。
 なお、オチを知ってると、最後のシーンでどうしても「あそこ」ばかり見てしまいます(笑



2013年2月23日(土)

ジョニーその2 また浜辺に打ち上げられていたジョニー。
 気絶しているのではなくただ寝ているだけで、話しかけるとどうでもいい寝言が聞けます。
 何度話しかけたら起きるのかはランダムなのかな。メガホンで名前呼ぶと一発らしいですけど、わざわざ家に取りに戻るのが面倒なので、いつも普通に話しかけています。
 海に落ちた理由も何種類かあって、どれもバカバカしいのですが、なにがあってもめげずにというか懲りずに旅を愛するジョニーが好き★
 あと、カモメとかアヒルって、おしり可愛いですよね!
 アヒルの村人ならスミモモがいいなぁ……。

またか!! ただでさえ目の下のクマがキモいのに、風邪引いてげっそりしているとますます目つきがキモいスナイルです。
 こいつが風邪をひくのは二度目だ!!
 ところで、村人に手紙を出すときには、ほとんどの場合家具をつけています。
 理由は二つの内どちらか。
 一つは、単にあげたいから。バンタムとからっきょに盆栽送ってあげたり(二人とも盆栽の良さについて語ることがある)、ヤマトにキャプテンのいす(宇宙船の船長ですね)送ったり、バズレーにスパイダーなかさ(初期の衣装がスパイダーな服なので)送ったり。
 もうひとつの理由は、いらない家具を送りつけて、お礼になにか、手に入れたことのない家具とか服がもらえないかなぁという下心です!
 スナイルの部屋にあるのはたいがいそんなものさ……。

無駄な雰囲気のある画 昨日の夜の写真です。
 単に今の服装でもと思ったのですが、背後にてくてくと橋を渡っていくバンタム。月には雲がかかり、外灯がぼんやりと照らす、なんだか面白い雰囲気になりました。
 服は、上がマイデザインのジャケット。下が黒のフォーマルパンツにエンジニアブーツ。黒い丸メガネをかけ、髪型は女の子用のベリーショートですね。ちょっとバンドのおっかけっぽくしてみました。
 なお、やっと黒い薔薇が咲きました。隣に写ってます。これがなかなか咲かなくて……。しかし本当に欲しいのは青い薔薇!!
 咲いているところを見るかぎり、ユリとスミレはいまいちなので、いずれはバラだらけの村にしてやろうかとも思っています。ユリ、スミレは花瓶・鉢植えで部屋に飾るとなかなかいいんですけどね。



2013年2月24日(日)

 ホームズ映画でちょっと気になったことを急に思い出しました。
 1作めのレストランでメアリーに引き合わされたとき、指輪についての推理が間違っているのですけど、あれって、本気で間違ったのではなく、ワトソンにいらんこと吹き込もうとして、わざと変なこと言ったのかな?
 その後の馬車の中で「メアリーに婚約者がいたことは聞かされて知っていた」とワトソンが言うのも、そう考えたほうが筋が通るような気がします。「おまえは適当なこと言って俺に間違った話を信じさせようとしたのかもしれないが、婚約者がいたことは既に聞いていたから無駄だぞ」という感じ。

 ところでホームズと言えば、ジェレミー・ブレットの神ホームズです。
 永遠のホームズ、まるで原作の中から抜けだしてきたかのようなホームズ。
 しかし近年のドラマ「シャーロック」の影響か、こっちまでレンタルされてる始末。こうなったらBOX買うかチクショウ。
 「シャーロック」も気にはなるのですが、まだ見てません。
 名探偵のドラマものと言えば、私には次ジェレミー・ホームズのあれに、やはり刑事コロンボか外せません。そしてポアロ。
 古いものばっかりですな。

 コロンボをテレビで放送・再放送していたときって、たしか夜9時くらいからで、お風呂から上がってから、ダデーと一緒にわくわくしてテレビの前で待ってました。「別れのワイン」と……不覚にもタイトル忘れてしまいましたが、元女優さんが、自分の復帰を阻もうとする医者の旦那さんを殺してしまう話。タイトルなんでしたっけ……。
 彼女の健康を心配して、だからダメだと言ってるのに、邪魔しようとしてると思い込んで、「自宅での映画鑑賞時間(自分の昔のフィルム)」を利用してアリバイを作って殺しに行くんですよね。でも、戻ってきたらフィルムが切れてて、慌ててつないで続きを見て、執事がやってくるのを待つ。でも執事は、「あれ? いつもだとこの時間には終わってるのに……」と不審に思いつつも、追及はしない。
 で、この女優さんには、たぶん彼女に惚れていたけど身を引いた、俳優の友達がいて、この俳優はたぶん薄々分かってんだけど、彼女を守ろうとする。
 状況からして彼女が犯人だってことは分かってるコロンボ。でも女優の名演技というにも迫真すぎて、どうにも決め手に欠ける。
 コロンボは倒叙ものなので、犯人や手口の一部は、最初に分かります。それをコロンボがどう突き崩していくか、そのとき犯人がどう足掻き、ボロを出すかが面白いところでもありますが、この一編は、その中でも格別です。
 彼女を守ろうとする友人の俳優の、見返りを求めないナイトぶりと、「あなたの大ファンなんです!」と言う(たぶん本当のこと)コロンボが、結末に見せる優しさ。
 こう、極悪な犯人の場合の、醜いような悪あがき、あるいはコロンボを出し抜きかねないずる賢さを見ているとハラハラして緊張しますが、この話の場合、そういう強い緊張感がないのも、見やすくていいですね。

 コロンボものも後期になると相当な無茶振りなものも出てきますが、名作はホントに色褪せない名作。犯人との駆け引きが分かってて見てても、ドキドキします。
 「タイトルでバラすなや!!」なあれとか(タイトル変えてください orz)、チェスプレイヤーの話も好きですね。あと闘牛士の話も好きだな。

 そういえば倒叙ものの名作というと、アラン・ドロンの「太陽がいっぱい」もつながって浮かんできます。完全犯罪と思われたものが、最後の最後に……。推理がメインではありませんけど、「どうなるかをハラハラ見守る」という点では、近いものがあるように思います。
 ちなみに、「往年の美形スター」として名前が上がるアラン・ドロン。映画を実際に見るまでは「濃ゆい顔」としか思ってませんでしたが、映画で見たらたしかに美男でした。



2013年2月25日(月)

 うん、我慢できなかった。
 「シャーロック・ホームズの冒険」BDセット、Amazonでぽちっと。
 これでいつでもあの格好いいジェレミー・ホームズが見れる〜♪
 英国放映のノーカット版も収録されているということで楽しみです。

二人目の住人 購入よりほぼ二ヶ月が経過し、やっと二人目のキャラクターを住まわせました。
 今度は女の子ですが、なにやらクールめな目つきで、むしろ男の子の格好が似合うんじゃないかと思う始末です。
 キャラメイクしたタイミングが夜だったため、一日余計にテント暮らしをするハメになった感じ。
 ともあれ、目的は倉庫とディスプレイとマイデザインの保存(街路用)なので、あまりせっせとプレイするつもりはありません。せいぜい家の拡大のため、南の島に通うくらいか。まあ別にそれも、村長からお金渡せば済む話なんですけどね。
 メインキャラはあくまでも村長なので、村長が手に入れたことのないような家具なんかを手に入れた日には、必ず手渡してカタログに登録させる所存。

なにもないテント テントの中にはなにもありません。しずえがくれたランタンのみ。
 しかもこのランタンも、「上に置ける家具がほしい」と言った奴にくれてやってしまいました。
 その代わりすぐに、村長の倉庫(タンス)の中から近未来シリーズの家具を渡しています。
 近未来に、今は撤収してあるアジアもいずれは。その前に家の改築も進めないとね。部屋数が最大になるまでは、毎日改築していったとしても、17日はかかります。
 村長のときには、途中で家の外観を変えたりして、そのために一日消費してもいるので、実際には20日以上かかってますね。
 しかしこいつは展示場を作るのが目的みたいなもの。やることは家の改築とあさみに話しかけてマイデザの取り込みができるようにすること、それから……マネキンがあると家の中に飾れる服が増えるので、服屋で買い物だけはするかな。

春が来た! そして2/25、リアルでは気温がマイナスになって雪まで降ってるというのに、村には春がやってきました。
 一晩ですっかり雪が溶け、緑の芝生に早変わり。
 私がプレイ開始したのが11/21で、その時点で雪景色だったため、この光景にはかなり違和感です。二ヶ月間雪景色しか見てなかったんだから。
 雪が積もっていてずっと見えなかった屋根も、やっと見えるようになりました。こんな外観だったのか……。

 そして日が昇って2ndで不動産屋へ。とっとと頭金を支払い、服屋へ直行。
 ……あさみ姉さんが冷たい……T_T というか、キャラ知ってると、どう接していいか分からなくてぶっきらぼうになってるだけなんだろうなと思います。内心「どないしょどないしょ、うちちゃんとうけこたえできへんし、きぬちゃんたすけてー><」な感じか。でも知らないで見ていたらすっげ感じ悪い。
 そして隣のアクセサリ屋のことのがまた、見送りの言葉一つもない無愛想。こんなもんなん、ちょっといい店の店員って。(ことのは一流デザイナーのグレースの店で修行してきてる)
 ていうかこの店、接客まともにできてるのきぬよだけじゃね?

 行きたくないけど、マネキンもらうための代価やと思って我慢するか……。マネキンもろたら店に火……いやいや、ほら、おまわりさんヒマそうだからさ? たまにはいい仕事あげたいじゃない? やり甲斐って言うか?
 え、なに村長。あ、街路作るのにも倉庫にも三人目住ませるかもしれないから、マネキンのためちょっと待てって? いやそれは分かりますけどー、だったらとっとともう一人住ませて、道だけ整えたらどうですか〜? 展示場はとりあえずあたしの家でいいとして、もう一人はタンスだけ置かせて、あとはマイデザ取り込めればいいわけですよね? だったら、とっとともう一人服屋にだけ通う人住んでもらえばいいわけで〜。

くちばし男 というわけで三人目もとっとと突っ込みました。
 さすがに四人目は間違いなく必要だと分かるまでは追加しません。
 そして村長から支度金20000ベルを渡し、収納のできるタンスに、あとは住民からもらっていたケトルもそのまま横流し。
 ……くちばしも、たまたま村長のアイテム欄にあったので渡してみました。いやまあ、カタログ埋めるためだけに買って、自分で使わないものはそのまま売るか住民に送りつけるのですよ。
 こいつもとりあえずは街路作成用です。
 なので日々あさみに話しかけに行くことだけが当面の仕事。家は2ndが終わってからで十分です。

否定はしない ひでぇよレイラ!!(笑
 そりゃ村長が女装してふらふらしてたりもするけどよ、それほど変な奴はいないと思うぜ!?
 「変わったヤツ」と言って思い浮かぶのは、キザ系と元気系、ぼんやり系、ハキハキ系です。マイペースすぎ。
 アネゴ系、オトナ系、コワイ系、ふつう系はけっこうまともですよ。
 このレイラは、村に来てまだ日は浅いのに、何故か村長がハチに刺されてると、あっさりクスリをくれます。びっくりだ。けっこう面倒見いいのか田舎ヤンキー。
 逆に、今まで一度もクスリくれたことがないのが、シドニーとたいへいた。ちっ。
 なお、アネゴ系は別に嫌いな性格ではないのですが、レイラは口癖が「じゃんよ」で今ひとつ。修正する機会が待ち遠しいぜ……。



2013年2月26日(火)

 ホームズのBDが届きました。
 1話目「ボヘミアの醜聞」から見ています。
 しかしこれ……1話目の放映を見た人って、挿絵そのものみたいなホームズを見てどんだけ驚いたことかと思ってしまいます。
 OPの横顔からハマりすぎです。まさにこうだったろうと思わずにいられません。
 皇太子を前に緊張するワトソンと、平然としているホームズの差が素敵。
 それに最後……来訪時、ワトソンが差し出した手を皇太子が無視するのですが、最後に皇太子がホームズに差し出した手をホームズが無視するところとか、「仕返しか」と思っちゃいますね(笑
 そしてふと思い浮かんだのが、マスエフェクト3のジャヴィックとシェパード。この「握手を無視する」「無視した相手のほうから握手を求める」って、なにかのパターンなのかな。

 2話目は「踊る人形」。この話好きなんだ〜。
 のっけから「理由を話したら君は"なんだ簡単じゃないか"と言うに決まってるから、そんなこと言わないって証拠の署名をしてくれ」というシーン。「そら言った」って顔のホームズ。
 この冒頭の二人が妙に陽気で楽しそうで仲良くて、見てるだけでニヤニヤしますね。こんだけ陽気なホームズってなかなか見れないし。
 この物語は依頼人が心から妻を愛して、なにがあっても君を愛してるし信じてる、というところもいいですし、依頼人にも年かさの婦人にも配慮しないホームズにワトソンがすかさずフォローを入れるところもいい!
 ドラマ版は利発なメイドのサンダースたんが可愛いなぁ。
 最後に「簡単だね」という台詞が出てくるのもいいなぁ。

 3話目が「海軍条約事件」。4話目は「美しき自転車乗り」。
 海軍条約は解決の瞬間が面白い一編ですね。神経質で精神衰弱の男にそりゃないだろうというやり方ですけど。
 自転車乗りはオチをしっかり覚えてるのでなにが起こっているのか分かってはいますが、おてんばなところのある依頼人が魅力的。ホームズ好みじゃないんですけどね。
 それより、ワトソンの調査が全然役立たずで、ロンドンに戻ってからホームズにけちょんけちょんに言われるシーン。ワトソン先生可哀想〜。「私が役立たずだったのか?」に「イエス」と容赦なく答えるホームズ。その後のワトソンの顔がなんとも言えません。そんなことでめげてたらやってけないのですが、翌日も「一緒に行こうか?」に「その必要はない」と言われてるし。

 それにしても冒頭の2話って、どっちもホームズが微妙に負けてたり後手に回って依頼人を死なせてしまったりで、成功とはいえないですね。

 ホームズは新潮社版の原作を持っているので、何度も読んだことがありますが、残念ながら今手元にはない!
 光文社版の新訳でも買おうかなぁ。



2013年2月27日(水)

 ホームズの冒険5話めは「背中の曲がった男」。
 これはこのTV版を見たことがありませんでしたが、こんなにいい出来だったとは! ヘンリー役の人の絶妙な演技あってのものだと思います。
 最後のシーンは、あれはホームズがワトソンを試してると思うな〜。そうでなかったら、あんな「証拠」をこんな無造作に見せることないと思うし。で、「これくらい僕にだって分かるさ」という感じで、「初歩的なことだよ」って言ってるんじゃないかな、ワトソン先生。

 6話目は「まだらの紐」。これはヒロインが可愛いので好きな話です。
 自転車乗りのヒロインはなんだか気も我が強くて私好みではないのですけど、この話のヒロインは気丈だけどしとやかで好き。
 それにしても5つ違いで30歳のはずのお姉さんの白髪がひどすぎますぜ。つか30歳? そうは見えないなぁ。
 ちなみに原作では双子じゃなかったっけ?
 EDロールで撃退シーンが出てきたのもちょっと面白かっけど、っかしいな、このEDロール見たことなかったんだっけ? 初めて見た気がする……。

 7話目は「青いガーネット」。この話はいろいろと好きなシーンがある一本ですね。マイ・ベストに入ってます。久しぶりに見てもいい話ですのー。
 いろいろコミカルなシーンもあるし、冤罪を着せられた男と家族の切ないシーンもあるし。
 ホームズが真犯人に激昂するのには、悪党にも矜持みたいなものがあってほしいと思うからか、それとも、無実の男に罪を着せたことは許しがたいけど、こそ泥に過ぎないような小心者の男を一人監獄に送ってもなんにもならん、でもなんかこいつ許せん、みたいな葛藤のためか。
 実際、自分の身が危ういとなると土下座してでも見逃ししてくれとか泣きつくくせに、無実の男を身代わりにしようとするとか、不愉快極まりない小悪党ぶりです。でもこういうヤツって、これで心入れ替えたりせず、結局ラクなほうへと流れて小さな悪事重ねて、いずれどうしようもなくなるような気もしますね。監獄放り込んでやったほうが、まだしも筋の通った悪党になるかもよホームズさん?
 ワトソンが「ホーナーが留置場にいたんじゃ気になってディナーを楽しめない」というのもごもっとも。てか無実の男が可哀想ならとっとと助けてやれよ!(笑
 ちなみに宝石探しの懸賞金は1000ポンド。ホームズが酒場で「君も飲みたまえ」とビール3杯分の代金に出すのはソブリン金貨なので、1ポンドかな。当時の1ポンド=今の24,000円だそうです。1000ポンド=2400万!! ちなみにこの金額をホームズは、ボヘミアの醜聞では、なんと捜査の経費としてもらってます。経費が2400万円ってなんなん(汗

 8話目「ぶな屋敷」。冒頭から八つ当たりされる可哀想なワトソン先生。
 ここにもバイオレット嬢が出てきますね。原作では全部で3人いるんだっけか?
 この話は一種のサスペンスとして非常に良い出来だと思います。てか、どっか異常な紳士がほんとに不気味。
 でも話としてはあまり好きなほうではないですね。どうにも陰惨というか、事件は解決しても、それまでの間に被害に合っていた人の、その時間はもう取り返せないわけですし。
 ちなみにこの話のバイオレット嬢は、なんとなく世間知らずなところはあるけれど、正義感の強いしっかり者って感じで、けっこう好きです。可愛いv



2013年2月28日(木)

 思い立ったが吉日的に、本屋に寄ったので光文社版のホームズ、短篇集5冊を買ってきてしまいました。
 んー……光文社の訳のほうが、ちょっとわかりづらい気がするなぁ。単に新潮社版に慣れてるからだろうか。
 そんなことを考えながら、ボヘミアの醜聞から読もうとし、とりあえず、「ん!?」と目が皿に。
 この話の冒頭で、ワトソンはホームズの女嫌いと、その唯一の例外について書いています。それに合わせて、自分は結婚して下宿を出て以来、週末に会ったりはしているけど、それほどの交流がない、ということも続けているのですが、その後。
 ここにそのまま引用しますけど、これ、あのー……どう解釈すれば?

 わたしは往診の帰りにたまたまベイカー街を通りかかった。恋人時代のことや、あの『緋色の研究』事件の陰惨な記憶にもつながる、忘れようにも忘れられないあの下宿……(以下続く

 えー、あのー、……いや、ちょっと待て。そう、この時点でワトソンは結婚してる。ということはつまりこれはあれだよな? 「妻メアリとの関係が夫婦じゃなくてまだ恋人だった時代」だよな? だよな? だよなっ!?
 でもこの文脈からだとついうっかり「ホームズと」と読めてしまうしそっちのほうが自然な気がするんですけど日本語の解釈的にこのあたりどうすればよろしいのでしょうか日暮サン!!(翻訳者

 ストランド誌掲載時の挿絵、およびTV版でもどれかの話で、ホームズとワトソンが腕を組んで街を歩いているシーンが出てきます。これは、「当時、男性同士でも親愛の意味で腕を組むのは普通のことだった」ときちんと説明されています。
 しかしそんな普通だのなんだのの前に、この翻訳よりむしろ原文どうなってんだ!?
 えー……原文はこれ。

 As I passed the well-remembered door, which must always be associated in my mind with my wooing, and with the dark incidents of the Study in Scarlet,

 「あの懐かしいドアの前を通ろうとすると、つい私の心の中で、求婚のことや『緋色の研究』事件の暗い出来事と結びついてしまって」という感じ。
 wooingは「男性から女性への求婚」なので、だからやっぱりメアリに求婚したこと、「4つの署名」の後のことを言っているんだろうと思います。wooingという単語自体を知っていれば、男性から女性に」なので、「はいはい、奥さんにね」と分かるんでしょう。
 けど光文社訳はまぎらわしいわ!!
 あのね、書かれていることの意味やニュアンスを変えなければいいんだから「妻に求婚したときのこと」にしたらどうなのよ!? てか恋人時代は意訳しすぎだろうというか誤解させるつもりしかないよね!?


Made with Shibayan Diary