烏の足跡



2012年10月14日(日)

 3DS「プレイブリー・デフォルト」プレイ中。
 普通に面白いと思いますけど……クリスタルの輝きを取り戻せとか、まんま初期のFFじゃん orz その「目的」だけ、せめて別のものにできなかったんかと思います。ジョブとアビリティとかもそのまんま。
 じゃあ「FF」ってなに? 「FFじゃないもの」ってなに?
 そもそもRPGというスタイル自体が、はるか昔のゲームの模倣に過ぎないわけですけど、それにしてもここまで同じ設定なのに別シリーズ名乗るって、よく分かんないですね。
 でもまあ、キャラにさして魅力を感じないのに進められる以上、なにかに似ていようがいまいが関係なく、ゲーム自体はたしかに面白いかなと思います。時間つぶしにはいいかなという感じ。
 村の復興をダラダラ進めるとか、仕事の休憩中にちょっと遊ぶとか(笑



2012年10月17日(水)

 近所のファミマが改装オープンしました。
 それに合わせて、プレミアムチキンも販売開始。というわけでさっそく実食!
 コンビニのチキンは、ローソンやサークルケーなんかも扱っていますが、私としてはファミマのファミチキが一番でしたので、プレミアムチキンも期待して待っていたのです。……コンビニの商品を心待ちにする生活ってどうよと思うのは気にしないでください。
 プレミアムチキン。ケンタとかと比べると劣るのかも知れませんが、衣は薄くさっくり、肉はみっしりで、美味です! 味があっさりしているのも好みです。
 骨なしチキン類もそうでしたが、他店のチキンは衣がふにゃっとしていて、味が濃いのが苦手だったのです。
 やっぱりチキン類はファミマだね★と思って、本日の感想といたします(←なんのこっちゃ

 ちなみにゲーム「ブレイブリーデフォルト」。
 リメイク版のFF3や、FF5が楽しめた人なら確実にハマれる普通に面白い作品だと思います。
 再三言いますがキャラは一人として好みじゃないのです。正直、17やそこらのガキがこんなふうに考えて動くかいな?という疑問と違和感が激しくて(歳のせいですかね!)、だからこそ洋物ゲームばっかりプレイするようになったのですが、キャラクターの魅力を一切ゲームから取り除いても、普通に楽しめるくらいには面白いゲームです。
 でもこの先の展開はもう読めたかなと思います。だってすでに違和感だらけでしょ。エアリーの意思が。先は見てませんし、なのであくまでも予想ですけど、こいつ黒幕でしょ? 別に「黒」というつもりはなくても、エアリーにはエアリーの正義、信念、存在理由みたいなのがあって、それに真っ当に則って動いているだけだとしても、たぶん、クリスタルの存在が、なにかこの世に害悪として機能しているとか、公国の人たちが打破したいと思ってるなにかなんでしょ?
 ていうか、クリスタル壊さないとならないんでしょ? だから、アニエスが祈りを捧げるところで、エアリーがストップと言ってもボタン押せるだけの隙間時間が作られてるんでしょ?
 とか言ってて、全然違ってたら大笑いなんですけどね。どうなんだろな。

 イデアがやたら白黒にこだわって、公国側を黒と決めつけるのも、後でひっくり返すためですよね、これは。カミイズミとか、イデアパパとかは、プレイヤーから見てると「白」ですもん。
 ただ、カダとかメフィリアとかみたいな、人としてどうよという部下を使って物事進めてるのは全然「白」ではないですけどね。手段を選んでいられないってことでしょうか。その点ティズたちは手段、過程にこだわりますね。
 物事を一面からしか見てないイデアの言うことにも一理あるし、これはやはり、カミイズミが口にしていた、「正義も真実も人の数だけある」という、よく言われている正論が的を射ているのだと思います。
 アニエスが乗り越えないといけないのが、巫女としての使命と、目の前の苦境のどちらを大切にするか、みたいなものだとしたら、イデアはこの後なんじゃないかな。自分が「白」だと信じてきたものが実はそうではないと分かること、みたいな。

 この予想が当たってるのかどうかは知りませんが、リングアベルとアナゼル・ディーとの関連がどうなのかとか、予想はしつつも楽しみにプレイしています。
 ついせっせとジョブポイント稼ぎに精を出してます。
 すれ違いによる特典も、インターネット経由でフォローがきくこともあって、不満ではありません。ええ、ド田舎じゃ県庁所在地の駅に持っていったって、DQ9ですら一人もすれ違わないとかザラなのに、すれ違いでしか手に入らないものがあるとか、正直フザケンナの世界ですので。
 ネット環境だけなら、TSUTAYAとかマクドナルドとかのwifiステーション系でもアクセスできますから、都会でのすれ違いほど充実はしなくても、まだしもなんとかなります。
 ようやく3DSで、3Dなんかさっぱり使ってませんが、しばらく遊んでいられるソフトに出会えました。ソウルハッカーズは……クリアしたら他にやり込みたいと思わないのでねぇ。

 なお、今一番楽しみなのは、「ディスオナード」です。PS3版がフリーズの嵐で大不評なので、360版の到着を楽しみにしています。



2012年10月20日(土)

 仕事中のことです。
 本日はカウンターにて接客するのがメイン。というか、金曜の夜にカウンターを基本一人で回すってどうよ? バイトは二人いますけど、一人は休憩とか清掃とかに代わる代わる出てるようなものだし、もう一人も品出し頼まれていたりして、つまり基本、私一人でカウンターです。
 仕方ないのでカウンターで接客の合間にできるような、考えもの系の仕事を進めるわけですが、こういうときには、ミスプリントの裏紙をメモ用紙代わりに、ざかざか書きなぐります。
 そうしてふと、程よい高さで書き物をしていて唐突に、強烈に思ったのが、
「ああ……部屋片付けたい……」
 でした!

 高くてもいいから良さ気な椅子買って、テーブルで書き物できる部屋にしたい、と、そう思ったのです。
 そのためにはあれを処分して、これを処分して、でもCD処分ったってその前にPCに取り込んでおきたい、でもまんま取り込むと重くてしゃーないからHDD買ってくるか、そういえばジョー○ンから、ポイントの有効期限が今月末だってDM来てた!!
 という具合に、明日(日付的には今日ですが)はまず、HDD買いに行こうと思います。

 そして使ってないコンポ、プリンター、ベッドの下に入っている3台のモニターの内の1台といったものを(残り1台はレオパレス備え付けのものなので持ち出し禁止)、CDとともに実家に送りつけてしまえば!
 本はぼちぼち売りに行って処分しているので、これでスペースを確保すれば……。
 とりあえず、人様をお招きできる空間にしたいと思います……★



2012年10月22日(月)

 最近またCDを6枚ほど購入しました。
 いつもどおり洋楽のシンフォ・メタルばっかりです。
 TEN、DELAIN、ルカのほうのRhapsody、ANGRAだったっけか?のギタリストKIKOのアルバム。The Murder Of My Sweetというバンドのものも1枚。
 TEN……前作は個人的に大ヒットでしたが、今作は小粒だなぁ……。Rhapsodyはオブ・ファイアのほうが最近ピンと来ないのですが、ルカのほうは好きですね。DELAINは前作のほうが良かったかも。パンチのある曲がない……。
 The Murder Of My Sweetは女性voのゴシック・メタル系ですかね。ううむ、なかなかいいのですが、「これは……!」と来るほどハァトに響く曲がないなぁ。悪くない。全然悪くない。でも、つい前のめりになり手が止まるような曲がない……。
 あ、そういや日本人でVersaillesのアルバム買ったか。ガルネリウスをどうしようか悩み中。
 ―――部屋片付けるのに物の整理をと言ってる傍からこれか自分 orz



2012年10月25日(木)

 「ブレイブリー・デフォルト」、LV 99に到達。
 でもまだ完全クリアはしてません。ジョブレベル上げにいそしんでいます。好きなんですよこういうの!
 って、ゲーム雑記があるのになんでこっちで書くのかって?
 ゲーム雑記は、「こんなタイトル言ったって、よっぽどゲーム好きじゃなかったらほとんど誰も知らないし、コアすぎて誰も興味持たないだろう」というゲームに使うからです。……自分で書いてて悲しいのですがっ。
 なので、そこそこメジャーなタイトルだったり、誰でもプレイして、そこそこ楽しめそうなものなら、こっちでいいかと。そういう区分です。

 いや、ホント普通に面白いですね。
 3DS持ってて、RPG好きなら、とりあえず遊んだらいいんじゃない?くらいに普通に、普遍的に、面白いんでないかと思います。
 その点スカイリムとかキングダムズ・オブ・アマラーとかマスエフェクトとかゴッド・オブ・ウォーとか、自分的にはどんなに大好きで気に入ってても、不特定多数の人相手に「面白いよ!」と訴えようと思いませんもの。無駄だと分かってるので。ぐすん。



2012年10月26日(金)

 ビジネス書をあれこれ読みます。自己啓発本と呼ばれるものが提供してくるものって、だいたいは「いまの自分の仕事をもっと精神的に楽に、きちんとこなせるように」というものか、さもなければ「成功しよう!」です。
 でも、「そもそも読み手のとっての"成功"ってのがなんなのか、自分が本当に欲しいものが分かってなかったら、仮初の"成功っぽい幻想"に振り回されるだけじゃん」と思ったりもします。
 たとえば、成功したかったら無駄な時間を過ごしてはもったいない、とか書いてあったりします。
 でも私の場合、そういうときに「無駄」と言って切り捨てられるゲームの時間とか捨ててまで、お金稼ぎたいとか、出世したいとか、偉くなりたいとか、認められたいとか、まったく思いません。
 私にとっては「満足できる生活」の中には、好きなゲームをがっつりプレイする時間が確保されていることも大事なのです。たかがゲームですけど、それでもやっぱり好きなので、そんなふうに「要らないもの」になんか分類できないのです。

 考え方はいろいろあって人それぞれなので、別にどうだっていいのですけれど、「今の楽しみを捨ててまで未来に投資したところで、その未来が来るのかどうかも分からないし、10年後に好きに生きようと思ってて5年後にガンで死ぬこともあるなら、今あれこれ我慢しすぎて未来を見ても仕方ないんじゃないの?」というのが、私の感覚です。
 これは昔っからです。
 ずーっと趣味で小説を書いてますけど、高校のときとかもそうでした。大学受験だからとかいって、それ我慢して勉強するのも、一つの選択肢です。でも、「小説を書く」なんてのは、感性の話です。「今書きたいものがある、でもそれが3年後にも書ける保証はない」「そういう能力がなくなってるかもしれない」「書くことを楽しいと思わなくなってるかもしれない」「それに比べたら、感性なんか関係なくできることで、別にやりたいと思わないことを後回しにしたほうがいい」と考えました。
 それが本当に正しい判断なのかなんて知りません。ただ、後悔はしてません。
 勉強してもっといい大学入っていれば、今よりもっといい人生になってるのかもしれないけれど、だとしても、今の人生に別に不満なんかありません。小さい我が儘はいくらでもありますけど(笑)、今このときこの人生だって、仕事に不満持ってブーブー言ってたところで、100%全力で嫌なわけじゃないし、いいことも、今あの場で学んでいること、学んできたこともたくさんあります。
 仏教的な価値観かもしれませんけど、「ないものを求める前に、あるものにどれだけ満足できるか」ってことでしょうか。欲しいものもあるけれど、今あるものの価値だって分かってるから、我利我利亡者にはならないで済む、というか。今を我慢してまで絶対に叶えたい未来像なんてない、というか(笑

 来るか来ないか分からないけれど未来、ものすごく後悔することがあって、その根っこがそういう考え方、自分の学生時代、今現在にあると思ったら、こんな考えはすっぱりと180度方向転換するのかもしれません。
 でもそれは、そのときになって後悔すればいいことで、今この時点で「未来の後悔の先取り」みたいなことして、あれこれ保険かけておこうとは思いません。
 そのときはそのとき。今は今。
 未来が心配でたまらず、保険かけておけば今安心できるならそれでいいけれど、私は今か未来かどっちかに結局なにかの負担があることに違いがないなら、その時々で対処するほうが生きやすいかな。



2012年10月27日(土)

 人は常に、自分を基準にして人を見ている……。

 本日、仕事の後で、同僚にコンビニまで連れて行ってもらいました。車がないので、帰りとか、ちょっとした距離でも「良かったら連れてってあげるよ」と、よくお世話になるのです。別に歩いていっても全然構わないのですが、そう言ってくれるならと、便乗します。
 そうして某コンビニに行き、私は、「明日の分も一食だけ弁当買っておくか〜」と、帰ってから食べる昼食分と(ちなみに夜中です)、明日の分を手に取りました。
 それを見た同僚が一言。

「それ二つは重くない?」

 ……あのさ、君はさ、一食で二つ食う常だけど、私は、今と、明日の分だからね?



2012年10月28日(日)

 「ブレイブリーデフォルト」完全クリアしました。
 真EDを見たということでもありますし、LV 99、全ジョブLV 99にしたということでもあります!
 でもここまで極めてしまうと、あとはもうなんていうか……。隠しボスみたいなのは残ってるものの、別に戦いたいとは思いませんし。
 というわけで、2周目でもプレイしようかなと思ってます。
 なにがどうなっているのかすべて分かった上で最初から見てみるのも、十分面白いと思うし……あと、実は一番最初のプレイを仕事の休憩時間にしたため、字幕の出ないOPをほとんど理解していないのです。
 ケツまで付き合って、キャラに愛着もわきましたし、もう1周のんびりとプレイする予定です。



2012年10月30日(火)

 「ブレイブリーデフォルト」。
 面白いけど、リアリティはゼロですね。
 たかが15歳の女の子の台詞とは思えない熟語連発の台詞とか。(そういう教育を受けてきたとか、相応しい過去があるならともかく、芯は強いけど「むぐぐ〜」とか子供っぽいこと言うお嬢様)
 18歳の男の子とは思えないほど大人びすぎているアナゼルとか。
 まあ、プレイするのが12〜15歳くらいの年齢層だとすれば、彼等・彼女等から見た18歳とか24歳って、ものすごくオ・ト・ナなのかもしれませんし、その視線に合わせるなら、これでいいのかもしれませんけど。
 
 リアリティの欠如でなにより一番大きいと感じたのは。

 彼等が罪悪感の欠如した殺人者と化しているってことです。

 世界を救うとか白とか黒とか言うけどさ、君たち、いったい何人殺してるわけ?
 雑魚は「経験値とお金を表した記号」だとして無視するとしても、メインの敵キャラ(アスタリスク所持者)を、「倒して、撤退させている」のではなく、全員殺しまくってますよね?
 5章以降、すべてのイベント戦闘を繰り返すと、そのたびに10人以上殺して殺して殺しまくるわけです。(死なずに撤退する人も出ますが)
 それだけ人を殺しているのに、全然そのことについて後悔もしなければ悩む素振りも見せず、「あいつらは"黒"だから殺していいんだ」と言わんばかりのスルーっぷり。
 イデアの師匠や姉妹弟子であるカミイズミ、エインフェリアらですら、その瞬間にちょっと沈んでそれきりです。ベアリングとかホーリーハインケルらなんて、別に悪人ってわけでもないのにあっさり殺されてお終い。
 たとえ相手が悪人だろうと、人の命、人の血で自分の手が汚れることを、彼等はあまりにもなんとも思わなさ過ぎです。
 世界がどうのと言う前に、たかが15〜18歳で人殺しばかりしている自分に疑問持ったらどうですよ? それがこの世界の「普通」だとしたら、なんてドス黒い世界なんでしょうか?

 あと気になるのは、日本語の間違いが乱発していることと(怒り心頭に"達する"とか。本当は"発する"。他にも多々ある)。
 日本語の間違いについては、私とて知らずに使っていることはありますけど、その私が見ていてもここまで次から次から見つかるものを、天下のスクエニが、金とって買わせる商品に残していいかというと、ちょっと。もう少しきちんとした校正屋、雇ったほうがいいですよ。
 ストーリーも微妙に破綻しているというか、伏線がきちんと張られていないこともありますし、ゲーム上のフラグ立てがミスってるところもあります。"二度目"か"三度目"以降のカミイズミ戦で、いくらかの条件を満たしていると「二聖の恋」に関した追記がされるのですが、一切そういう情報を手に入れずに戦っているのに、雑記には、かわしてもいない会話について書かれていて「は?」となりました。
 真EDの「借りたもの」も、どこかでそうと分かるような伏線はなし。せめてOPで一緒に落ちてれば、「あ、そうか。運が良くて助かったと思っていたけど……」となったのですが。"あれ"を匂わす要素って、どこにも見つからないんですよねぇ。

 総合的に面白いので、すべてをただの「記号」として見て、2周目をプレイするほど楽しんでいますけど、違和感も膨大なのは否めません。
 おっかしいなぁ。FF3〜6の頃のスクエアって(7からはあまりプレイしていません)、ボス級の敵にはめったに人間持って来なかったし、ギルガメッシュみたいに、さんざん撤退して、最後の最後で命をかけての戦いとかっていうふうに、「人と戦うこと」にはもっと慎重だったと思うのですが……。
 まあ、だから今の私は、30前後あるいは越えていて、軍人だったりそもそも悪人だったり、人を殺すことを覚悟した職業、人生を生きていて、といった洋ゲーの主人公のほうがはるかに好きなのです。
 正義を語り、白だの黒だのにこだわるお子様に、こんなやすやすと人殺しさせちゃいかんでしょ。




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