烏の足跡



2012年8月2日(木)

 友人宅に遊びに行ったら、丁度、袋入りのラーメンを作ろうとしていたところでした。
 「食う?」と言われましたが、食ってきたからいいよと断り、勝手に上がり込んで待つ時間。
 友人がボヤきます。
「この、水500ccでコップ3杯弱とかさ、コップの大きさなんてそれぞれ全然違うんだから、結局はかれないよね。こういう水ってどうしてる? 適当?」
 まあ、私は適当な目分量ですが、
「500ccはかりたいなら、ペットボトル使えば?」
 と言ったら。
「そうか!!」
 と、とんでもなく納得されました。
 ラーメン用の水と思ってると500ccは見当がつかない量ですが、最初から500ccの水と思っていると、丁度ペットボトルサイズじゃん、と出てくるわけで。
 私からすると気付かないほうが不思議なことだったのですが、こういうことって、よくありそうですね★



2012年8月7日(火)

 ドラゴンクエストをやっています。
 10ではありません。
 6です。
 DS版でぼちぼちと。

 ドラクエシリーズは、1は友だちの家で少しだけ触ったのが初めての体験で、クリアするまでやったことは、実はないような記憶。
 2は……"ふっかつのじゅもん"の書き写しミスに何度か泣きながら(笑)、何度か遊んでいますね。でもクリアしたのは一度か二度じゃないかな。ハードを換えて発売したときも、ロンダルキアでしたっけ。ラストエリアに向かう落とし穴だらけのダンジョンにイライラして投げ捨てました。あ、ちなみに開発者の名前を使うふっかつのじゅもんとか、はかいのつるぎ+はやぶさのけん、といったことはよくやりましたね(笑
 3も一度はクリアしてますが、二度クリアしたかどうかは不明。たぶんしてないような。
 4はリメイクでやりましたけど、たぶん途中放棄。
 5は帰省中にSFで弟とともにちょっと遊んだのと、リメイクで、これは一度くらいはきちんとクリアしてます。主人公と父親、主人公と同年代の仲間(伴侶)、主人公と息子&娘、という親子三代に渡る物語は、一番気に入ってます。
 7は評判悪いので触る気もせず、8は一度クリアしてます。9も一応。10は面白そうとそもそも思えないし、Wiiでネットつないでまでやる気がしないので……。オフでも遊べるんだったら、とりあえずやってみたろうと思いますけど。
 で、6については、プレイしたことがない、と思っていました。
 なので、最近、携帯ゲーム機で遊ぶものないし(3DS LLまで買ってるくせに)、どうせなら、と。
 昔からのプレイヤーの間では批判的なレビューが多いようですけど、別に気になるような欠点は挙がってなかったので、えいやっと中古で購入。

 ……あれ? このオープニング、見たことあるような……?
 あれれ? バザーで特産品売ってこいって展開、やっぱり知ってるよな。
 まだ仲間になってないけどこのキャラ、飛空艇かなんか手に入れる部族のキャラじゃなかったっけ?
 蘇る記憶
 ……うん、たぶん……SFCではやってないけど、なんらかのリメイクで触ってるなこれ……。
 ま、いっか★
 大半忘れてますし、ものすごい興奮もない代わりに、淡々と着々と進めていける感覚はDQの良いところです、私的には。



2012年8月15日(水)

 今年の夏風邪は、喉にキませんか?T皿T
 というわけで、熱っぽかったのは一日か二日、その後はひたすら喉が痛いのと咳が出るのに悩まされてます。けひけひ。
 しかしそれ以外はそれほどどうということもなく、仕事に行っているのですが、アルバイトのスタッフで一人、同じ症状で悩まされているのもいて、二人してカウンターで無駄にハスキーボイス、そしてけひけひうるさいという始末です。
 あと、寝てても乾燥してくるとなのか、喉が痛くなって(たぶん)目が覚め、またそこから寝るということを繰り返すため、寝てる時間は多いのに微妙にしゃっきりしないですねぇ。きちんと寝てないから眠くて、仕事から帰ってきて間もなく寝て、半端な時間に起きてまた寝て、だから仕事行く前にもまとまった睡眠がとれず、そしてまた眠い……という悪循環中。チィッ。
 こういうときには、高くてもいいからンまい焼肉でもガツッと食べてエネルギーチャージしたい気分です。



2012年8月16日(木)

 久しぶりにというか、珍しく、カタい話題でも。

 なんで、長期的な、あるいは大きな物事だと「失敗するかも」と心配して、うまくいく可能性のほうを小さく見積もっていつまでも躊躇ったり、動かずにいたりするのに。
 なんで短期的な、小さな物事だと、「うまくいかないことがおかしい」ように振る舞うのか?

 と言うとかなり分かりづらいんですけど。
 たとえば、入試でもいいし就活でもいいし転職でもいいし、一大決心の告白でもいいけれど、そういうことをするときには「うまくいかなかったら……」と心配してもぞもぞするのに。
 目の前の人にちょっとした注意をしたり、なにか手助けてしようとしたりしたり、お願いごとをしたりするとき、相手から拒まれたり、反発を受けたりすると、「なんだこいつ」と思うのは、「私のそれを受け取って当然。自分のすることは成功して当然」と思ってるからじゃないかなと。

 大きなことは失敗するかもと思うのに、小さいことだと成功するもんだとハナっから思ってる。
 不思議です。
 たぶん、自信の大きさに応じてるんだろうなと思います。
 でも、他人が自分の思ったとおりに反応してくれることだって、そう高い可能性じゃないわけで。

 「きっとこうなるだろう」と期待して、その期待が外れたときに、失望します。プライドが傷ついたり、自分を否定されたような気がしたり、無気力になったり。
 だから他人に期待なんてするもんじゃない―――とは言いません。
 期待はすればいい。でも、期待が叶うと思い込むのはやめておいたほうがいい。
 いつだってうまくいかない可能性は考えて、それを受け止められる部分を自分の中に残しておかないといけない。

 とか書いていたら、少し前にちょっとだけ話題になっていた、おばあちゃんシスターの本を思い出しましたね。『置かれた場所で咲きなさい』でしたか。
 たしかあの中に、信頼は98%にしておきましょう、という話がありました。
 人のことは信じなさい。でも、人である以上間違いはおかすものなのだから、それを許してあげるために2%はとっておきましょう、と。
 その上で言うなら、期待なんてこっちが勝手にするものなんだし、相手にはそれに応える義務なんてないんだから、もっともっと、かけるパーセンテージは低くていいと思います。
 ましてやたかが自分のすることなら、表面的にでもうまくいったように見えたら儲けもの。
 ただ、「期待しない」残りのパーセンテージを、「どうせ無理だろ」とか否定的な気持ちで埋めるとしんどいので、そこはもう空白で。

 差し出すのは、自分の自由。
 受け取るのは、相手の自由。
 しかも、とりやすい球を投げなかったら、キャッチしてもらえない。
 ものすごく欲しいものだったら、追いかけてでも拾ってもらえるかもしれない。
 自分が投げているものが、本当に相手の欲しいものなのか。
 自分が勝手にあげたいものと、相手が勝手に欲しいものとは同じとは限らない。
 だから相手が自分の投げた球を取らなかったとしても、欲しいものじゃなかったとか、取れないところに投げていたとか、いろいろ理由は考えられる。
 それなのに、「私のことが要らないんだ」「私を否定された」と感じると、過剰反応する。自分の投球下手とか、勝手なお節介を振り返ることもなく。そして相手に腹を立てたり、嫌いになったり、悪者にしたり、落ち込んだり。

 よくあることだなと思います。
 こんなことをつらつら考えたのも、仕事場でアルバイトから、「後輩にいろいろ教えてあげようとするんだけど、うまくいかない」と相談されたから。
 その子は、「自分の教え方で、相手が必ず、ありがたく受け取ってくれるもの」と思っているから、それ以外の反応をされると傷つく仕組み。
 でもそうやって失敗したとき、次にどうすればいいか考えて工夫していくことでしか、人を教えるなんてこと、身につかないもんですよね。

 "自分は失敗しないと思っている人生は、めっちゃ辛い"。
 そんなことを改めて実感したのでありました。



2012年8月22日(水)

 ジョジョの格ゲー。
 一昔ほどまえにリリースされた、第三部が舞台のものが、HDリマスターで、配信限定販売されました。
 つい買っちゃったよ……(笑
 けっこういい出来だったんですよね。さすがカプコンという感じで、格ゲーとしても手抜きがなく、キャラクターの表現とかも、原作をおろそかにしたようなものがなくて、実にいい具合でした。
 ことに第三部は私が一番好きなので、これはもうやるしかあるまいと。
 ポルナレフが好きでしたねぇ。登場した初回は、騎士道を重んじるクールなタイプかと思いきや、決着後でころりと変貌し、以後は基本的にコメディリリーフ(笑
 でも最後の最後まで生き残った一人でもありますし、第五部にも出てますね。読んでませんが。いや、だって五部って、導入部で全然惹かれなくて……。今度まとめて読もうかなぁ。そしたら面白いとこ分かるかなぁ。

 三部はノベルス版もありますね。つい先日存在を知って買ってしまいました。なんかやたらとポルナレフが目立ってるなぁ。嬉しいですけど。
 小説としては……承太郎の思考が地の文に出ていたりしますが、わざとらしすぎるかなと思います。視点を承太郎に持っていったのは失敗じゃないかと。彼はツンデレ(荒木さんご本人の発言らしいですよ)ですから、内面が透けて見えてしまったら面白くないんですよ。むしろポルナレフとかの視点にしておいて、「なに考えてるかよく分かんねぇ」と思わせておいたほうが良かったかも。
 砂漠をさまようハメになって、ポルナレフが「俺は白人だからメラニン色素少ないから大変なんだよ。皮膚ガンになっちまうよ」とかボヤいてて、そこで承太郎が、ポルナレフがタンクトップ=露出の多い格好してるから、たしかに日焼けで赤くなって大変そうだと気付き、「他の誰も上着を貸せる状態じゃない」のを確認して、自分の学ランを貸してあげるんですけど……美味しい、美味しいよ、その展開。でもね、それを承太郎の目線で語っちゃったら、なんか今ひとつなんだ。
 むしろアブドゥルとかジョセフの視点で、ボヤいているポルナレフを彼等がどう見ているかを描写して、承太郎が上着を乱暴に渡すところを見たほうが面白いと思うんだ。
 でもまあ、そんな「小説として出来」はさておき、萌えですよね? ポルナレフは「そんなつもりで言ったんじゃない」と慌てるし、アブドゥルは自分の上着を貸そうとするし、承太郎は「黙って着ないと燃やしちまうぞ」とか言うし。
 承太郎のほうが体格良かったっけ? なんにせよ、17の高校生である承太郎のほうがポルナレフより大人びているのは、面白いところです。
 この小説、ジョセフとかアブドゥル、花京院ファンには物足りないと思いますし、コアなファンからは「らしくない」と言われそうですけど、私には、十分楽しめました。

 四部も好きです。てか虹村兄弟が好きー。兄貴速攻で死にますけどね。でも、お互いに「こいつは死んで当然」と思う一方で(兄は弟が馬鹿だからそう思い、弟は兄が非道だからそう思う)、捨て切れない絆みたいなものがある感じ。
 ちなみに、形兆兄貴のフィギュア持ってる私です。だってかっこいい!
 最後の最後で億泰が生還するところありますけど、あれはいいシーンだったなぁ。仗助にも失われた命だけはどうしようもなくて、それでも治そうとするのも良かったし、ひょっこり出てきていいとこ持ってる億泰もかっこよかった! この二人は馬鹿な友達同士って感じで見てて楽しいですね。
 四部は学生メインで、他愛ない、しょーもないやりとりなんかも多くて、ライトな部分、コメディの部分が多いのもいい感じでした。三部はその点、完全にヒーローものですからねぇ。

 二部も好きですよ。カーズが最後の最後でしょーもないただの悪役になった感がありますけど、エシディシとかワムウは良かった! カーズは最後までもっと超然としていてほしかったですね。人間とは違う尺度で命とか命の連鎖を見ていて、人間との視点の違いで「悪」に見えてしまうけれど、彼等なりの道理できちんと生きている、とかいう感じに。花を踏まなかった彼はいったいどこへいったんだ……。
 ジョセフのキャラクターもいいし、シーザーの最後は、容赦ないだけに衝撃だったなぁ。



2012年8月25日(土)

 ジョジョの格ゲー。
 ……うおおおおおプランクって怖いぃぃぃぃぃ!!
 難易度最低にまで落としても第一戦目が勝てないってどうですよ!?
 しかもコマンド入らない!
 たしかにPS3のコントローラーは、格ゲーのコマンド入れるのには向いていませんけど、それにしたって昔はPS2でやってたんだよ!?
 ぼちぼち修行します……。



2012年8月31日(金)

 もちろんソウルハッカーズ中です。
 懐かしいなぁ。
 セガサターン版をクリアして、PS版はプレイしたけど天海モノリスで心が折れた覚えがあります。
 懐かしさでやっているようなものなので、難易度は落とし、アナライズはON。でもマップはOFF。じゃないと、どこにまだ進んでいないか、宝箱探しが大変。
 たしかこのゲーム、主人公は銃をメインに使って、サポート役に回ったほうが、パラメーターも特化させやすく強かった覚えがあります。
 が、それはそれでつまんないので、普通に力と速さで育て中。

 メガテン系は、仲魔を育てられる3以降のほうが好きです。気に入った仲間に、使い勝手のいい魔法を集めるために四苦八苦。3マニアクスはとことん堪能しましたからねぇ。デフォルトからは到底考えられない高性能なロキちゃん作ったのは良い思い出です。


Made with Shibayan Diary