烏の足跡



2011年11月9日(水)

 9月、10月でまたアルバイトが6人減り、増えたのは2人。もう1人いたのは一日きてバックれました!
 おかげで残業と早出の嵐です。げんなり。

 それはさておき、またケータイアプリの話でも。
 先月の頭くらいに、気に入っているアプリをざらっと紹介しましたが、その続きです。
 あの中にはアンインストールしたものもあります。

・Handrite Pro
 「親筆」を消してこれにしました。手書きメモアプリです。
 親筆をやめた理由は、―――Handriteの無料版を試して、「あ、これじゃ使う理由が微妙」と思ったのですが、まず、書いた文字の自動確定が最速で0.3秒までしかいかないこと。Handriteは自分で数字を打ち込んで決めるので、0.01とかいう無茶な設定も可能です。もちろんそんなバカなことはしませんが、0.2とか0.18とか、ベストを自分で作れます。
 線の太さも、親筆が3種類しかないのに比べて、Handriteは拡大・縮小でかなりこまかく選べます。
 あと、親筆は有料版にしないと、置けるウィジェットのサイズが大きいもの2種類だけなのに対して、Handriteは無料版の時点でもっと種類が多かったのもポイントです。
 そういった諸々があって乗り換えることにし、開発者への敬意として有料版にUPGしました。ここも、キャリア決済(ケータイ料金と一緒に払う)が可能でした。親筆はクレジットのみで、JCBが使えないので私はアウト。
 親筆のほうがフォルダ管理みたいなことができるとか、いい点もあったのですが、総合力で乗り換えになりました。
 日本語化はされていませんが特に問題もなく。

・Free Note
 これもメモアプリですが、高機能ぶりが、無料とは思えないハイレベル。ちょっとぶっ飛びすぎじゃないかというくらいです。
 まず、普通にキーボードからの入力ができます。手書きもできます。そして、画面を一枚の紙に見立てたフリーの落書きも可能。それらを一枚のメモの中にすべて併用できます。
 更に、そこに画像・テキスト・音声データ・動画を貼り付けることもできるし、リンクを設定することも、検索することも可能。メモの背景をケータイに保存してある画像にすることもできます。ToDoチェックもつけることができますね。
 恐ろしいほどの多機能ぶりにびっくり。
 ただ、これだけ「なんでもできる」と、その「なんでも」をほとんどすべて、効果的に使ってメモを作れる人というのは、実際には相当少ないとも思います。単にメモをとりたいだけとかなら、ほとんどの機能が不要です。
 使いこなせば恐ろしく便利だけど、これだけの機能を有機的に使いこなせないなら、意味はない、とも言えます。
 ただ、私はいろいろできるのが面白いので、「メモを作って遊ぶ」のに使ってます。遊んでいる内に有効な使い方が見つかれば儲けものだし、見つからなくても、そこはそれ、タダなので。
 そう考えると、無料というのは正しい選択かもしれません。盛り込んだ機能に相応しい価格をつけると、「ほとんどが不要な機能だった」場合、価格に吊り合わないことになりますので。
 更に機能を増やしたり使い勝手をよくした有料版を別で出すのはアリかも。無料版で重宝している人なら、有料版への乗り換えも考えるでしょうね。私は、メモのリスト表示のとき、背景に設定した画像が出てこないのとかがちょっと不満。せっかく綺麗なメモを作れたのに、リストでサムネイルとして見ると文字もボヤけるし、地味な背景になってるし……。
 日本語化されていませんが、英語で分かるものはそれでいいし、ピンと来なければ見て触って使ってどうなったか確かめればいいだけの話。無問題です。

・Jota Text Editor
 みれもまたメモアプリですが、こちらは超シンプルに、長文入力に特化しています。本当にただテキストを打ち込むだけのメモ。
 ケータイにもともと入っているメモに比べて、文字サイズとか背景色とか、細かい点までカスタマイズできるのが利点。ただ、本当にだ文字を入力するだけのものなので、どれくらい使うのかは分かりません。
 無料なので、とりあえず使ってみて、今後も使いそうなら残すし、微妙なら消そうかなというところ。

・Dream Note
 これもまたメモ系のアプリですが、こちらは……ケータイの中だけで機能するEvernoteみたいな感じです。
 メモだけでなく、写真撮影してそれにメモをつけ保存もでき、webクリップも可能。ToDoリストも作れます。Evernoteなどクラウドに上げる前の段階の作成場所として使う感じ。面白いと思ったら撮影して、簡単にメモつけておく、みたいな。旅行とか趣味ならかなりいいかも。
 保存場所があくまでもケータイの中なので、Evernoteみたいに無制限にデータを保管していけるわけではありません。

・Cam Scanner
 カメラで撮影したものをPDFファイルにして保存するアプリです。
 特定の用紙を使用して、その用紙に印刷されているマークなどから自動的に歪みを補正してPDF化するアプリと紙もあったりしますが、ぶっちゃけ紙が高い!
 このアプリは自分の手で補正しなければならないものの、紙はなんでもいいし、ある程度自動判断で補正候補みたいなのを出してくれてそこから調整すればいいし、そこそこ便利。
 ただ、やはり取り込んだ画像は粗いですね。とはいえ、スキャナでは取り込めないとき(外にいるとか)には使えないこともないかも。
 あとは、PDF化しかできないのも難点。JPGやGIFでないと画像加工できないソフトも使用しているので……。保存時に選べればいいのに。
 有料版もありますが、とりあえず無料で試用してみてます。

・Logging Quest
 地味にハマッてるRPGです。放置型のゲームで、勇者に装備品とアイテムを持たせ、少しだけ戦術を設定し(HPが1/4になったらこのアイテムを使う、とか)、行き先と、どれくらい進むかを決めて送り出し、あとは時間が来るまで待つのみ。
 戦って経験値とアイテムとお金を稼いできますが、途中で負けるとその探索で手に入れたものはすべて失う仕組み。(使用したアイテムも返ってこないくらいがリスクということです)
 ほっとけばいいのですが、「どこまで行ったかな〜」とか「回復アイテムまだ残ってるかな」とか「なにかいいもの拾ってないかな」と探索のログをつい見たくなります。
 で、最終フロアであとは最後まで行くだけ、なのに回復アイテムはなく、HPは半分をきっている、とかだと妙にハラハラ、応援したくなります(笑
 あと、持てるアイテム数がSTRの値によるらしく、今LV16の自分とこのキャラクターは13個までしか持てません。持てなくて諦めたアイテムがまだ拾ったことのないものだとがっくりします。いいもん、もっと強くなって回復アイテムほとんど持ち込まなくてよくなったらまた行くもん。
 これまた無料。

・世界天気時計
 とりあえず天気予報アプリです。天気予報なんてそもそもどれだけ当たるものか知りませんが、アプリの評価見てると、どれもこれも「当たらない」と書かれていて、たかが「予報」にどれだけ正確さを求めるのか、ちょっと苦笑したくも。当たらないこともあるのは、テレビとかの天気予報だって同じだし。ただ、他のアプリともまるで違う、完全に見当違いの結果出してくるようなのは却下ですね。
 これからの季節、それほど天気には左右されない生活送ってますが(夏場出かけるときは太陽が出ているかどうかはかなり問題)、とりあえず使ってみてます。

・風呂ねこ
 バッテリー管理のウィジェットです。バッテリー残量と温度を教えてくれる変なねこ。
 まあ、バッテリー残量なんてものはステータスバーに出てるし、それを引き出せば数字で見ることもできるし、温度は持っていれば分かるので「必要」ではいのですが、ちょっと面白そうだったので入れてみました。
 てか、こいつを動かすために使う電力節約したほうがいいんじゃないの?(笑

・「壁紙アプリ」「Zedge」「PicSpeed Wallpapers」
 すべて壁紙集です。「壁紙アプリ」は一日に追加数は少ないけれどアンパイ。「PicSpeed」は一日に数十枚追加されますが、著作権的に大丈夫なのかと思うような画像も多数あります。ゲームとか俳優とか。ただ、そのゲームとか映画とか俳優とかの画像がほしいのも事実で。「Zedge」は壁紙数は少なく、追加も少しです。しかしこちらは着信音にできる短い音を多数配信していて、それがなかなか便利。ただ、アラームに設定して鳴らなかったことがあるので、電話やメールの着信音にするのはともかく、目覚ましに使うアラームに設定するのはやめておいたほうがいいのかも。



2011年11月17日(木)

 半ば現実逃避気味に、取り寄せたタロット本を読んでいます。
 洋書です。
 ザレゴトでたまに「英語の勉強中」みたいなこと書いていますけど、マスターするほどの気概はなく、根本にあるのは「MASS EFFECT 3の海外版が先行発売されるからそれを英語のままプレイしてもそこそこ分かりたい!」とかいう、極めて偏った欲望だけなので、相変わらずテキトーな読み方です。
 分からない単語をいちいち調べていたらキリがありません。単語の暗記もしようと思ってやってたらしんどいです。なので、「ついでに1つか2つでも覚えられたらラッキー」くらいのものです。

 それでも、英語が完璧に苦手で、ほとんど分からないという人よりは、得してるなぁと思います。
 こういう本もそうですが、スマホ買って以来、アプリでほしい機能を持たせているわけですけれど、日本語化されていなくても別に問題ないのです。
 時々レビューで、「日本語化希望」とかいったものが見受けられますけど、こういうかたたちはほんの短い文章や、いくつかの決まった単語(そのアプリの中では)すら調べる気がないというか、そもそも英語というだけで拒絶反応を起こしてるんでしょう。
 英語の好き嫌い、得意不得意なんてどうでもいいことです。が、英語がそれなりにできて、辞書引きながらでもなんと読めるという人に比べると、アプリの選択肢が半分以下に少ないのは事実。
 単純に、その分だけ世界が狭くなってしまって、損だよなと思うのです。

 ビジネス書で、日本人は別に英語なんかできなくてもいい、みたいな書籍がありました。パラパラっと読んでみて、納得する部分も多々ありました。
 というか……英語ができるようになって「得なこと」がないなら、英語の勉強なんてする必要ないじゃん、みたいなことだと思います。なので、どんな我が儘な理由でも(私のような)、英語ができたほうが得な人は勝手にやればいいのです。
 ただ、日本はかなり翻訳文化が発達していて、英語の本でも良いものはしっかりと日本語になって流通します。その翻訳も、こだわる人にとればああだこうだあるとしても、内容をおおよそ把握するのに不足があるようなものではないし、そもそも日本語で読んだって著者の言いたいことがどれだけ正確に分かるのかという話。
 英語なんかできなくても、海外になんか行かなくても、日本人はちゃんと日本で生活していけるわけですから、意味もなく「英語ができたほうがいい」なんてことはない、と。
 植民地時代が長くて英語が第二公用語で 話せないと生活もままならないとか、英語圏に働きに行かないと食っていけないとか、そういうんじゃないのは確かです。

 それでも、英語ができることで世界が倍以上に広がるのもまた事実。
 その知的欲求とか、自分の好きなものや興味がそこの世界に広がってしまったら、英語はやはり、少しでもできたほうが得です。
 ただ、順番は間違っちゃいけないよなとも思います。「どういう理由であれ英語が必要、できるといいことがある!」→「だから英語が分かるようになりたい」であって、理由もないのにやったって身につくもんじゃないでしょう。
 あと、TOEICで何点とろうと、会話の内容が貧しかったり、語りたいことがなかったらつまんないですね。会話は流暢だけど話してる内容がつまんないとか、話している人物に魅力を感じられないとか、超本末転倒。
 逆に、英語はなんとかできるだけでお粗末だとしても、一所懸命語りたいこと、伝えたいことがあって、相手がそれを「分かってあげたい」と思ったら、英語のレベルなんて関係なく、それこそがコミュニケーション。
 ベストは、語りたいこと、聞きたいことがあって、それを伝える英語力が高いこと、でしょう。
 しかしこの領域は、本気の努力が必須でしょうね(笑

 ともあれ、天気予報のアプリをいくつか探し、いくつか入れて、3つを残し、そして覚えた単語は一つ。「forecast」。まんま「予報」です。まんますぎてどうかとも思いますが。
 ちなみに「世界天気時計」と「ピンポイント天気」「Animated Weather」を入れています。
 世界天気はちょっと大雑把なので消すかも。ピンポイントはYahooの情報を拾ってきてるみたいで、3時間ごとの天気が一目で分かるのと、翌日の一日の変化、その後は約一週間のざっとした予報が見られるので、これは便利。Animatedは名前どおり、アニメーションする天気光景がクールでかっこいいので残しておきたい感じ。で、このAnimatedが英語表記なので(日本語にすると天気がまるで違う。いったいどこの同名地だよと思う)、これで天気の表し方も覚えられたらいいなぁと思ってます。



2011年11月28日(月)

 最近、通販先がどんどんAmazon USAになっています。
 洋書とか、国内販売されていないゲームとか、タロットカードとか、どう考えても海外サイトで買ったほうが安いんだもん!
 今回もまたタロット関係でデッキ1つと洋書で2冊頼んでますが、日本で買う場合より商品価格で1000円くらい安くなります。送料が入ってもそれでもなお海外で買ったほうが安いのです。
 それに、日本では入荷のメドが立たないものがUSAだと普通にIn Stock、在庫になっていることも多いし、トランスフォーマーのDS版ゲームも、USAなら発売済みですが、国内では検索しても出て来ません。
 BDボックスとかの特典が、日本版のほうが圧倒的にショボいとかなんとかも、つい最近なにかで読んだ記憶があります。日本のアニメで海外サイトにも置いてあるものなら、そっちで買ったほうが得だとかなんとか。元々が日本産なので音声は基本日本語だそうですし。

 唯一の難点は、当たり前のことですが、届くまでにかかる時間が長いこと。しかし急ぎでないなら問題はなく。
 それから、当然英語での買い物になるので、商品の解説などが、もし国内販売されていないと、英語で読むしかないこと。(国内販売されていても、USAサイトのような解説がついていないこともあるし)
 まあ、トラブルが起こったときの確認や交渉が、否応なく英語になるため大変ではありますが……。
 その安心をお金で買うか、少しでも安く手に入れるか、どちらを選ぶかです。

 でも、USAサイトのほうがレビューとかも圧倒的に多いし(USAと言うものの他国の人も当然見ているので利用者数が圧倒的)、なにより、欧米は自己主張の国で、小さいときから論理立てて相手に解説、説得する習慣があるって言いますよね。なので、レビューが非常に真っ当で、本当に参考になります。「自分の意見」として、「購買者」である自分の環境や状況も付記した上で、「そういう自分にとっては」といった書き方だったりします。
 ただ不満や文句をぶちまけるだけの低レビューって、日本ほどむやみには見かけません。そんなことすると、「自分の意志や感情もちゃんと伝えられない馬鹿」にしか見られないんでしょうね。なにがどうだから自分にとっては不満だったのかを、その「自分」がどんな存在であるかから書いてあったりするので、その人と同じような環境・考え方だと合わないとすると、自分はそうではないから面白い可能性はある、といった考え方もできます。
 不特定多数の人が見る場で、自分の意見に同意するしないに関わらず、「そうか、こいつはこうなのか」と納得してもらうための書き方、って感じでしょうか。そういうものが根底にあるように思います。
 ま、もちろん感情を感覚的に共有したいだけだろう、というようなレビューも当然ありますけどね。

 ともあれ、マイナーなものばかり頼む傾向にある私としては、レビューがほとんど存在しない国内サイトよりも、海外サイトのほうが参考になるのは間違いありません。
 それにしても楽しみなのは「Cat's Eye Tarot」です。これもネコのタロット。擬人化とか、ただライダー版をなぞったような描き方ではなく、意味するところは同じでも、表現はもっと、普通の「ネコの行動」。
 国内Amazonでは入荷のメドが立っていません。USAでも少し前まではOut of Stockだったのですが、今日(昨日)見たら在庫になっていたので、気に成っていた本と一緒にさっそく注文しました。
 単品で頼むと、安さは送料で相殺それてしまいますしね。




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