烏の足跡



2011年9月2日(金)

 なんだかまた久々に、1ジャンル集中更新がかかってますね。しかも全部「裏」ってどうよ。
 しかもゲーム雑記までTF三昧。
 一度はSTAGE 1のスコポンで諦めて売ったくらいなのに、年月、そして同志と語り合った思いとともに深まったは偉大です。……あとまあ、この間にAC4だのなんだのと、攻略をガンガン進めていたため(ファイルにしてアップしていませんが、マスエフェクトのウォークスルーやゴッドオブウォー3の攻略も下書きは存在してたり)、否応なくゲームスキルもアップしたのでしょう。

 マスのウォークスルーも作りたいし、GOW3の攻略コーナーも作りたいし(今更利用する人がいなかろうが、自己満足のため!)、ACfaの攻略もあるし、タロット関連の所有書籍一覧と解説のページも作りたいし。
 男塾のふぁんたじーパロディもムラムラしてるし、そもそもゲームもアリスだTF(最初のだけでなくリベンジもあるし、ダークムーンもいずれ間違いなく)もあるし、マスのPS3版もまだ1キャラとてクリアしてないし(ていうか360版のDLCは打ち止めかよ/怒)。
 このサイトに関わることだけでもやりたいことは山盛りです。



2011年9月4日(日)

 あまりにもヒドすぎて、こっちのザレでも語りたくなった映画版トランスフォーマーのゲームの話です。詳細を明日分のゲーム雑記に記しますが、ともかくこちらでチラリとだけ。

 ディセプティコン(悪)側が好きな私としては、もちろんディセプ側からプレイし、ようやくオートボット(サイバトロン。正義)のストーリーにとりかかりました。
 正義側にはどうにも気がノらない事実。しかし、敵として出てくるディセプたちを見てみたいのもあるし、せっかく買ったんだからなぁとプレイ開始。
 そんな杞憂はすべて吹っ飛びました。ディセプよりよっぽどこいつらのほうが凶悪なんじゃねぇか?と言いたくなるシーンの連続です。

 「発電所の安全を確保しろ」と言われて、そこにいる敵を倒すのかなと思ったら、発電所のタンクを破壊するのがミッションだし。
 植え込み一つ破壊せず普通の車みたいに丁寧に道路走ってただけなのにパトカーは追ってくるし攻撃されるし。
 その挙げ句、ミッションの解説で「仲間を逃がすために、指定された物を破壊しては街中を走れ。正義のための行いなので人間も許してくれるだろう」。
 街中爆走して、対向車も街灯もフェンスも壁築いてるパトカーも全部ぶっ飛ばしてるんですけど!?
 しかも、セクター7に追われているのは分かりますが「を惹きつけておけ」「と戦って時間を稼げ」。敵扱いかよ!
 もちろんジャズやアイアンハイドがいろんなものをふっ飛ばしながら爆走しているくらいですから、オプティマスにいたっては植えてある椰子の木みたいなのも根こそぎなぎ倒して走りますけどなにか?
 たぶん、「普通はボッツ側からプレイするだろう」という配慮のもと、ディセプ側のほうが難易度は本来高いのかもしれません。だってバリケードでもカーチェイスしてますが、彼は樹木とか車、押しのけられませんから。

 なんにせよおまえらヒドすぎるわ!!

 超ウケました。
 ディセプのほうがよっぽど可愛い。アイアンハイドでジャズを助けに回ってると、出てくるのはディセプ雑魚なのですが、これ絶対に人間が助け頼んだんだろとしか思えません(笑
 たしかにディセプストーリーでは街とか破壊して大暴れしましたけど、そんなんボッツたちもやってるし。一応ボッツ側ストーリーだと、街の破壊はペナルティになりますが、ディセプストーリーで出てくる連中、好きなだけ街壊して暴れてましたよ。
 そしてビークルモードでふっ飛ばしたくらいでは「破壊」ペナルティに一切にカウントされないのもすごい(笑)。つまりそれ、「俺たちが破壊と見なさいものは破壊ではない、それが正義だ!」ってことですね?
 この超絶無茶振りがどこまで行くのか、ものすごく楽しみになりました。

 一気に進めてしまい(ディセプルートをクリアしゲームに慣れているので移動も戦闘もラクなのです)、ただいまステージ3。後半に入りました。
 セクター7によって捕獲された黄色い悪魔が施設内で拘束を破って逃亡。ボスの命令によって制御室の破壊に向け移動を開始した模様です。非武装の職員はすみやかに施設内より退避してください。



2011年9月8日(木)

 最近の好調な更新にからめてちょっと思っていること。
 仲良くしていただいている……というか、仲良くさせていただきたい管理人さんの中に、作品の完成度がかなり高くならないとアップしない、というかたがいらっしゃいます。
 誤脱字があるのも嫌だし、表現や「小説」としての原則みたいなものもできるならしっかりとさせたい、とお考えのようで。しかも小説は本業ではないのに。
 思わず、「じゃあ文字を書くのがメインなのにこんな思いつくままに書き流してる己って」と思わず苦笑いしてしまいました。
 そういうものは個人のスタンス、考え方なので、なにが正しいとかはなく、「なるほどな、この人はかなり職人気質なのかもなぁ」と思うくらいのものです。
 しかしそのことであらためて、自分を振り返り、思うことはありました。

 私は、の話ですが。
 完成度なんて、こんなファンサイトで求めはしない、と。
 大した才能もなく勝手気ままに書き散らしているものだけど、読んだ人が楽しめさえすればそれでいい、というのが私のスタンス。それ以上のこだわりは、アップした後で時間のあるときでもいいと思ってます。
 だって、ものすごく細部にこだわって完成度を求めたところで、読み手がそれに気づかず、そこを評価しなかったら、なんの意味もないわけで。
 「これが蛇足かどうかは、読んだ人次第。だからこっちで勝手に決めつけてアップしないより、自分は蛇足かなと思っても、楽しんでくれる人がいるなら」とアップしている話もあります。
 クォリティを高めることより、私は、少しでもたくさんのささやかな楽しみをあげることを優先したいなぁと。

 たぶんそれは私が、完成度なんてどうせ私には分かることでもないから、すらすら読めて萌えられるものを、たくさん読みたいと思うからかもしれません。
 お気に入りの書き手さんには、本当にそう思います。
 私には分からないようなこだわりのために三ヶ月に一本しかアップしないなら、そんなことにこだわらなくてもいいから一ヶ月に一本、いや、一週間に一本、3日に一本見せてくれ、と(←鬼か
 ま、私の我が儘です。

 それぞれの管理人さんのスタンス。
 私はきちんとしたものをと考えるタイプだなぁという人もたくさんいるでしょうね。そういうかたはきっと寡作でも、本当に自分で納得のいったものをアップしていくんだと思います。
 私にしても、自分で納得いく程度には作っているのは事実です。ただ、その見切りが早いのと、書く手が早い(笑
 そもそも私の書いたものに対して、「本数を落としてもいいからもっと作りこんだものを」なぞと期待する人がいるのかどうか(笑
 たぶん、「いや、今までのもので普通に楽しんで萌えられるんだから、こだわりすぎないで、思いついて書き上がったならどんどんお願い!」という人のほうが多いんじゃないかなと思います。
 足りないところとかは溢れる愛と妄想でがっつり補っていただいて、やはり私が書くものは「小説」なんていう立派なものではなくSS、愛してくださる人の妄想と煩悩を刺激できれば、それでいいのです。



2011年9月10日(土)

 アニメタルUSA。
 「アニメタル」そのものにはさして興味がないのですが、今回はメンバーの無駄な豪華さに負けて予約してしまいました。
 洋楽メタル聞かない人にはさっぱりでしょうが、ありえないくらい豪華なメンバーが集まってるなにこの変なアルバム。
 あまぞんさんの紹介記事をまんまコピーすると、

ボーカルにはマイク・ヴェッセーラ(元LOUDNESS、元イングウェイ・マルムスティーン)、ギターにクリス・インペリテリ、ベースにルディー・サーゾ(元OZZY OSBOURNE、元WHITESNAKE、元QUIET RIOT、元DIO)、ドラムにスコット・トラヴィス(JUDAS PRIEST、元RACER X)という参加アルバムが日本で300万枚以上を売り上げた目を疑うような豪華な布陣に加え、プロデュースにボブ・キューリック(元KISS)、グレッグ・リーリィ(FEAR FACTORYなど)、アレンジにマーティー・フリードマン(元MEGADETH)

 ってところです。
 うっわありえねー(笑
 しかもインペリテリが演奏にかなり自信があるらしい発言してるし。
 収録曲は
1.宇宙戦艦ヤマト(アニメ『宇宙戦艦ヤマト』OP)
2.ガッチャマンの歌(アニメ『科学忍者隊ガッチャマン』)
3.マジンガー・メドレー
・マジンガーZ(アニメ『マジンガーZ』OP)
・ おれはグレートマジンガー(アニメ『グレートマジンガー』OP)
4.魔訶不思議アドベンチャー!(アニメ『ドラゴンボール』OP)
5.残酷な天使のテーゼ(アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』OP)
6.愛をとりもどせ!!(アニメ『世紀末救世主伝説 北斗の拳』OP)
7.がんばれドカベン(アニメ『ドカベン』OP)
8.ペガサス幻想(アニメ『聖闘士星矢』OP)
9.行け!タイガーマスク(アニメ『タイガーマスク』OP)
10.キン肉マン Go Fight!(アニメ『キン肉マン』OP)
11.ゆけゆけ飛雄馬(アニメ『巨人の星』OP)
 ですって。

 元祖アニメタル……というかカバーされたメタルって、聖飢魔Uもものもそうだったけど、どれも「本家のほうがいい」と感じるものが多く、当たりを引いた記憶がほとんどありません。
 さて、このアニメタルUSAは果たしてどうなのか……。まあ、インペリテリの超速ギターを聞けるならそれでいいかとも思ってしまう私がここにいますが、録音の音質とかでサイアクになることもあるしなぁ。どんなに曲が良くて演奏そのものも良くても、スカスカペラペラの軽い音質になってたら意味はないわけで。
 メンバーだけでなく、そういったところまで含めて本気なのかどうか……。



2011年9月16日(金)

 まだアホみたいな更新ペースが続いています。
 同時に攻略し、マップ描き、ゲームして、とやってるので、たしかに、相当な作業量かもしれません。
 で、こういう「量」「ペース」について、驚いてくれるかたもいらっしゃいます。
 なんでそんなに書けるのか、仕事もしてるようなのにどうやってそんな時間、と。思いつく量、書くスピード、一応でもSSとして人が読める程度のものにするスキル、といったもの。
 でもこれ、この一瞬だけ切り取ると相当なモノに見えるかもしれませんが、私はかれこれ20年以上、なにか書いて、それを楽しみにしてきてます。下手するともう少しで「30年以上」と言わねばならなくなるのか(笑
 まあ、そういう年です。そういう年のわりに落ち着きないしバカですが、それはそれとして。
 このサイトも、2001年からやってるのですから、なにせ10年オーバー。
 私のこの「量」と「スピード」についてすごいと思ってしまう人は、たぶん、この期間を考えに入れてないんだろうなと思います。
 下手の横好きでも10年間、人に向けてなにか言葉を綴り続け、もっとささやかな範囲や自分のためだけなら20年以上なにか文章を書いている。
 それだけやって、ほとんどなにも書かない人と同じなんてことは、誰にもないと思います。

 どんなに下手でも、進歩は少しずつでも、時に退化しても、同じことを20年続ければ、ほとんどやらない人や、ちょっとしかやらない人よりは、なにかそれなりになると思います。
 まさに継続は力。
 そして「好き」とか「楽しい」が、この継続の根本にあります。
 コツコツと毎日のように、楽しんでずっと続けていくことができれば、どんなに小さくても実は成ります。
 「すぐに」を期待して、その代わりすぐに飽きたり挫折したりしてなにもやらなくなるよりは―――やっぱり、自分が好きでもないことは10年続けるのによっぽど強い意志がいるし。
 続けられるのは、好きなことだけ。
 そして、好きなことだから、ずっと続けていけること自体がまずとても嬉しいし楽しい。ともすると、ありがたいことです。励ましてくれたり、好きですと言ってくれたりする人がいてくれればこそ、楽しみや喜びも増えるわけですから。

 ま。
 私がこれだけの「量」を、書くテンションになれば書いてしまうのは、だから「当たり前」のことで、「同じだけのことをしてきた人なら誰にでもできること」です。
 私はたまたま、それくらい自分の性に合ったものを見つけられた、それはともすると、誰にでもあるものではないのかもしれませんけどね。



2011年9月23日(金)

 やりたくてやってることなら、大変でもなんでも気にならないのだけど。
 「ねばならない」が入ってくると、途端にしんどくなる……。

 サイトもそうです。
 自分が楽しくて「やりたい」範囲でやってるときには、頼まれもしないのにあれこれやるけど、見てくれる人が増えると、求められて&自分で勝手に「やらなきゃ」になってしまい、そうするとなんだかハード。
 見てくださるかたからの期待というのはなによりのエネルゲンで、サイトの運営にあたっては大きな喜びでもあるのですが、それを自分の中で勝手に「義務」にすり替えて重くしてしまうのが、まずいんでしょうね。
 好きでやってることだし、その範疇を過ぎて重荷にしたくはないから、と、ある程度「期待に応える範囲は自分で決めちゃうからごめんね」と明示していかないと、楽しいはずのことがストレスになって、自分を追い込んでしまうことも。

 他人の期待に応えることが第一なのか。
 自分が楽しむことが第一なのか。

 私はそのへん、こういった日記とかで常に、「こう考えて、こうだから、こうするよ。それがイヤだなと思うなら、今までありがとう、サヨナラ!ということで」と言いつつやってきてます。
 期待が叶えられないことを少し我慢してもらってでも、サイトそのものがなくなるよりはいいでしょ?と。
 即物的で、継続的に来るつもりのない人には、「そんな先までのことはいいから今俺のほしいものをよこせ」なのかもしれませんけど、そういう身勝手な人に応えたいとは思わないし。

 まあ、最近ちょっと心配になってる管理人さんがいらっしゃるのですよ。
 うちなぞとは来訪者数が圧倒的に違うし(日に数千人クラス)、その分かけられる期待も重かろうし。でもご本人がどうも真面目で、背負いこむタイプのようなので、がんばろうとしすぎて苦しくなってなければいいなぁと。
 私は時々、「自分はなにがほしくて、なんのためにサイト運営してるのか」に立ち返って、仕切り直すようにしています。本当に大事なもの、ほしいものを、そのオマケ程度に過ぎないものと取り違えて、なくしたくはないしね。



2011年9月26日(月)

 「超クソゲー3」を思わず一気読みしました。
 クソゲー。
 いわゆる「つまらないゲーム」とはちょっと違って、「なんでこんな仕様にしたんだ!?」とかいう感じで、製作者の常識と感性を疑いたくなるような、ある意味、「全力ツッコミができるゲーム」と認識したほうがいいかもしれません。
 なので、「おいおい!」とツッコめる度合いさえ大きければ、名作もラインナップされるのが、この「超クソゲー」というシリーズの大好きなところ。
 すみません私、「ゲーム批評」好きでした! スクエニに喧嘩売った時点で惚れましたから。おかげで編集は相当大変だし、「功罪」として、メーカーの都合を考えない=セールスに悪影響を及ぼす記事に対して、圧力をかけるような姿勢をかえって作らせてしまったのではないか、というところにはものすごく思うものも。
 でも、スポンサーになってもらわないと雑誌も作れないからと、おもねるようなことばっかり言われてもね。
 今はレビューサイトも多く、そのいった意味でメーカーの顔色うかがわない意見もたくさん見れますが、「識者」として、「プロ」として、プライドを持って、個人の好き嫌いとはきちんと分けて「批評」できる人はまた別。自分の好き嫌いとかちょっとプレイした感じだけで、「感想」を言うのは自由ですが、それをゲームの評価とされては、参考にならないし。

 とつい余計な語りが入りましたけど、ラインナップに「メタルギアソリッド・ピースウォーカー」「アサシンクリード」「マスエフェクト」といった私がかなりやりこんだゲームが、★2程度で載っているのが楽しい(笑
 ★3〜5は仕様を疑うようなものがほとんどですが、逆に2以下は、面白いんだけど「無駄に○○」という感じ。
 ピースウォーカーは仲間の増やし方が「拉致監禁・洗脳」で、ラスボスは歌いながら攻撃し開始から30秒で核撃とうとする巨大AI搭載ロボ、と書いただけだと、「なんじゃそりゃ」なのは事実。
 アサクリも、暗殺しなくても大立ち回りができるという点がたしかに。
 マスは1億ドルかけてこれか、というのは、たしかにね……。ただ、その世界観とかが気に入れば仕様に愕然とするようなものではないし(MAKOとかいろいろありはしますが)、「スターオシャンを西洋人が作ったら」みたいなもので、「新しくて豪華の革袋にかび臭い飲めないわけではないワインを入れただけ」、と言われてますが、かかった金はさておき、JRPGのキャラが苦手で楽しめない私としては、それこそがほしいゲームです(笑

 とまあ、個人的に思い入れのあるゲームについて、別の側面から笑わせてもらったりもしましたが、ホントにこの本、思わずツッコミ入れたり吹き出したるする箇所も多くて飽きません。
 そんなゲームあったのかとか、正気かそれとか。
 キティを「鬼帝」と称したくなる地獄の難易度のブロック崩しとか、私には500%くらいクリアできそうにないですが、傍からプレイ見てると超笑えそう。
 反射角がけっこうでたらめな上に、バーの移動速度が遅め、なのに「ボールスピードアップ」「バーのスロー化」とかいう悪意のアイテムが存在するとかまだマシなほう。ボールをぶつけて矢印の向きを揃えなきゃいけなくて、しかも一度ミスるとリセット。鬼すぎる……。

 それにしてもメタルウルフカオス、再販してくれんだろうか、360でプレイできるようにして……。
 話に聞いて知り、動画などで見ているだけだけど、ものすごいバカさ加減に笑うと同時に、何故か泣けてくる不思議なゲームです。
 合衆国大統領が単身パワードスーツに乗り、テロリスト扱いされながらも、真の悪から国を守るため完全と戦う変な話(笑
 でも、湿っぽくならず「なぜなら私は合衆国大統領だからだッ!」とありえない無茶をやり遂げ、街が守れれば誤報(テロリストと言われる)など構わんとすっぱり言い切る。
 この男気に、妙に胸が熱くなります。
 本体ごと買っても損はしない、と言われているゲームですが、……さすがに今はプレミアがついて高い買い物に……。しかも「本体」が邪魔。置く場所ねーっつの(笑




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