烏の足跡



2010年6月2日(水)

 「ニーア・ゲシュタルト」を買ってみました。
 レプリカントでないあたりが私の趣味です。
 しかし「ドラッグ・オン・ドラグーン」とか、今で言う「中二病」全開のシナリオとかがあまり好きでなく、ニーアもそのかほりがプンプンしていたので買う予定もなかった当初。
 レビューを見ても、ストーリーや音楽を絶賛している人はいても、映像は最高クラスのものの半分以下で、アクションゲームとしても微妙。
 じゃあ何故今更と言われると、特に理由もありません。せいぜい、うちのゲーム部門担当者が「レプリカントはこの後も売れる見込みが少しあるから在庫があるのはいいけど、ゲシュタルトをどうしよう」と頭を抱えていたことくらい?
 値引きしてくれるなら買ってもいい、と言ったら、思いがけず大きな値引きをしてくれたので、……いや、でもそれで販売しても、在庫がなくなってストックのスペースが一枚分生まれ、売上にはなったとしても、利益にはならないのにいいのか?と思わないでもないのですが、買うことにしたのです。
 ちなみにレプリカントはどれだけ安くされても買う気になれないのが、私の趣味でもあります。

 面白いかどうかは、これからプレイしてのお楽しみですが……そもそもいつになったらプレイするのかも疑問。
 今はまだGOW3の攻略も進めてるしACfaも再始動したし、ゲー友とMGAPWやモンハンで遊びまくってもいるし……。
 もう少ししたらMHFも出ますしねぇ。



2010年6月4日(金)

 久々に電王のDVDを見てました。
 いやー……やっぱりいいなぁ、この雰囲気。
 あまりにもダラダラと続く毎年の映画や、佐藤くんが出ていないことにはうんざりしてるところもありますが、本編を見てると「いいもの作ってくれたなぁ」と思います。
 最後の仕掛けまで知っていて見ていると、ユウトが良太郎にツンケンしてる理由も分かりますしね。
 そして、ラスト近くのモモタロスと良太郎のタイマンとか、あのあたりは見ていると泣けてきます。「一緒にいたい、消えてほしくない」という思いがものすごく分かる感じ。
 で、やっぱりモモがかっこよくて好きです。良太郎の本当にいい兄貴分だなぁと。
 まあでもキンタ登場の2話とか、アリキリのイマジンとか(アリさんがクールでかっこよすぎる)、黒田声のフクロウとライオンとか、初のてんこ盛りとか……何度でも見たいシーンもたくさんあります。

 ところで、Action-Zeroのバラードシングル。
 ……びみょ。
 なんか、元々のオリジナルはアップテンポなのに切なさがあったのに、今回はただバラードにしてあるだけでそれほどジンとくるかというと……。ううむ。



2010年6月5日(土)

 「ニーア・ゲシュタルト」プレイ開始しました。
 んー……アクションゲームとしては、つまらないことはなくても、特別「面白い」と言うようなものでもない感じ。
 キャラクターの移動速度とカメラの操作(移動)が噛みあっておらず、3D酔いしやすいのではないかと思います。ロックオン機能があれば良かったような。
 少なくとも私は、長時間プレイできるような画面ではないですね。
 映像は……スクエニの次世代ハード用ソフトとは思えない、下手するとPS2終盤のハイクォリティな映像と大差ない気もします。建物とかのリアリティのなさというか、微妙さというか。
 たとえばセガが出したゲームなら「らしい」ようにも思いますが、スクエニの出すものにしては、ずいぶんとそのあたりが弱いですねぇ(笑

 ただ、だからと言って魅力がないかというとそうではないのも確かです。
 やはり音楽は実際のゲーム中で聞くとかなりいい感じです。サントラで単体で聞いていても「こんなもんか?」としか思えませんでしたが、プレイ中だとまた別。
 おかついくさいクエストとかもあるようですが、収集癖を刺激するようなやり込み要素もありますし、10日にはゼノブレイドが出てしまうので、今日からぼちぼち進めていこうと思います。



2010年6月6日(日)

 マイブーム的な勢いで、再びタロットの勉強……というモノではない気もしますね。面白がって読んで、比較して、眺めて、自分はどう感じるかを探して、さりとて暗記しようとかいうほど勤勉な態度でもなく。
 まあ、タロットと遊んでる感じです。
 ……占いしてますとか勉強してますと言うより胡散臭い表現になった気がしますが、気にしません。

 先日のザレを見たかたから、タロットに興味はあるけど意味が覚えられず挫折した、とメッセージくださったかたがいらっしゃいました。
 私は、小学生で興味を持って中学時代にかけていろいろ集め、大学時代くらいに高価な専門書をあれこれ集め、熱の高い時期と冷める時期を繰り返して今に至りますが、78枚のカードを持て余さなくなったのは、今回あらためて向きあって、ようやくです。
 最初は大アルカナと呼ばれる22枚がせいぜいで、残りの小アルカナはとても覚えられるもんじゃないと思ってましたし、大アルカナと共に使っても、「意味の一覧」と首っ引きでした。
 しかし、今の一つ前の「熱が高かった時期」と比べても、今のほうがはるかに自然に、小アルカナを読むことができます。
 記憶容量はそろそろ落ちて行く年代なので、これはたぶん、自分の実体験と知っている物事、知識が増えたためではないかなと思っています。
 見聞きした「場面」が増えたため、小アルカナのカードを見れば「どんな場面だろうか」と想像しやすくなったというか。
 大アルカナはユングでいう元型(アーキタイプ)みたいなもので、精神性とかいった曖昧なものを絵柄で表現していますが、小アルカナはなにか出来事の場面を切り取ってきたようなものが多いのです。
 なので、今の私はカードを見て、「このカードはイメージがわきやすい」とか「このカードはピンとこない」をそのまま受け止め、「ワンドやソードは分かりやすいし、カップも雰囲気が分かるのに、ペンタクルが苦手だというのが私の個性かもしれないなぁ」とか思ってたりします。
 で、自分がカードを見て「これはどんなシーンだろう、この人物はどんな気持ちでいるだろう」というのを想像し、それをカードの意味のように扱ってます。そのうえで、研究書とか良質の入門書に書かれている「一般的な意味」「その著者の解釈」と突き合わせて、曖昧なイメージをはっきりさせたり、あるいは、それでもピンとこなかったり……。

 ある程度の記憶・暗記は必要ですが、それはあくまでもベースの部分だったり、ルールの部分で、それにのっとって「どう読むか」は見る人次第。
 むしろ、カード一枚一枚の意味より、複数のカードをつなげて、あるいは関連づけて読むことのほうが重要だし、大変なのです。
 もしかすると他にもタロットに興味がある人がいるかもしれませんが、本格的に取り組もうとしたら神秘学だけでなく心理学に象徴学、哲学まで含んだ「学問」に近いものがあるので、実際にけっこう敷居は高いかと思います。

 ともあれ、あまりにも久々に取り出したものの、以前よりは小アルカナの意味が分かるようになり、78枚使った占いのほうが簡単に思えたので、ぼちぼち、めくってます。
 ちょっと興味がある、という人に、書店で手に入るようなタロットカードもできそうな簡単な占いでも一つ。
 いわゆる「スリーカード・スプレッド」てヤツです。
 カードを裏返しに混ぜて、集めて一つの山にして、上から3枚並べます。1枚目が過去・2枚目が現在・3枚目が未来、というのがよくあるパターン。
 しかしこれではそうそう占うネタがないので、1枚目を本日の気分・2枚目を今日起こりがちな出来事・3枚目を一日の感想がどうなるか、みたいな意味にして、毎日ちょっと試してみるというのがオススメ。
 これに4枚目、気をつけること、くらいのものを勝手に付け加えてみたりもします。
 正確でなくても当たってなくてもいいので、とりあえずそれで今日一日の漠然としたストーリーをイメージしてみて、「今日はこうかもしれないから、これに気をつけよう」でいいのです。それこそまさに占いで、「気をつけたから大丈夫だった」「気をつけたけどそうなった」、どちらも当たり(ぉぃ
 ただ、一日の最中に心当たりのあることが出てくると、ちょっと面白いかもしれません。

 てなわけで本日の自分の一日占い。
 私は「ソードのエース」「戦車」「ソードのキング」「ペンタクルスの7・逆」でした。
 説明書と首っ引きで見て「当てる」より、インスピレーションに従って思うままに解釈し、それを繰り返して行けば自分の中での意味も洗練されていくかもなぁくらいで、読んでみます。
 ソードは風の元素で、思考や知性、理性といったものを表します。あとはシチュエーションとしては不和や悲しみ、闘争。
 エースはそれらの純粋な力ということで、カードを見ただけではイメージがしにくいのですが、ものすごくシンプルに感じ取ると、「冷静に客観的にきっぱりと」な感じです。それが本日の気分。なにか物事に対したときに、感情的にならず冷静な判断をしやすい精神状態にある、ということだとでも思っておきましょう。
 起こりそうな出来事は「戦車」。大アルカナは出来事というよりなにかの象徴を絵柄にしているので、ここに出てこられるとけっこう漠然としてしまうのですが、二頭の馬(スフィンクス・獣)を御して戦車を進ませる絵姿で、文字通りの戦争……というより「競争」に近いイメージなのですが、ともあれ、勝利を意味しつつ、そのためには自分の中にある本能(馬・スフィンクス)をコントロールする必要があることを意味しています。これが「出来事」を示すとしたら、自分の外にある物事をコントロールし前に進ませねばならない状況、ってな感じかなと思います。思うとおりに動かないスタッフの手綱を引いて目的地に向かわせるとか(笑
 その結果は、1枚目のソードがそのまま結果になったと言ってもいい様相。真正面を向いたサードのキングは堂々として自信を感じさせますが、「皇帝」のカードほど峻厳かというとそうでもなく。ともあれ、なんらかの事態のコントロールはうまくいき、自分の知性・理性や判断力に自信を持って過ごせる、といったくらいですかね。
 ただし4枚目の「気をつけたいこと」に出てきたカードは、正位置で出ても小休止や停滞、思っていた結果とは違うことに対する不満、不服を意味しますし、逆位置で出るとそれが具体的な損害を意味したりもするようです。しかし今回はここに出たカード時代が「戒め」なので、正・逆は関係なく、出てきたカードの持つネガティブな面に注意しろ、と考えていいのではないかと勝手に思ってみます。とすると、自分が思っていたとおりの結果で解決するとは限らない、そこに固執するとつまらない思いをする、というように読めます。
 ソードと戦車、どちらも戦闘や攻撃性を感じさせるカードなので、ややもすると独善的で高圧的、一方的な態度をとりかねない危険性も感じますが、そこはソードの持つプラスの意味を意識して、スマートかつ公正であることを意識すべき、とも言える気がします。
 ちなみに、「警告」カードは少し独立して、他のカードをすべて読んだ後に一枚開いてみる感じでしょうか。一日の最終感想がいいものなら、そうなるために気をつけること。悪いものならそうならないために。

 ま、こんな感じで、ふと思いついたらその日一日をカードに占わせてみて、当たっていてもはずれていても構わない、くらいでいれば、けっこう面白く付き合っていける気がします。
 興味のあるかたがいらしたら、試してみてください。



2010年6月7日(月)

 今もちまちまとトランスフォーマーの洋書を取り寄せてます。
 刊行されるタイトルが少ないのが残念ですが、近日中に、増えた分をリストに追加しようかと思ってます。
 4000円超もする豪華本とか(ちなみに持っているコミックで映画に関係するものをまとめた再録版)、子供向けの知育絵本もありますが、個人的に嬉しかったのは普通の新作コミック。
 バリケードがいるー!! 一作目の後、バンブルビーがサムのところに来て間もないくらいの頃のお話のようですが、その中にちゃっかりバリケード。映画オフィシャルではオプティマスに瞬殺されたはずなんですけどね、いいんです、そのシーンが公開版の中にない以上、死んでないとしても問題ないのですから!
 相変わらずバンブルビーと戦って負けてますが、それでもいいの、出てこないよりは。

 ところで。
 昨日のタロットプレイの結果でも報告しておきましょう。
 「警告」で出てきたペンタクルの7逆位置。小休止や停滞、思いどおりでない結果、損害といったものを意味するカードですが、……バイトが一人欠勤してスケジュールが狂ったのって当てはまりますかね?
 リスケして進めたものの閉店までには終わらず、予定どおりとはいきませんでした。
 が、元からこういうときに慌てたり熱くなったりするタイプではないので、最低限をさっさとこなしてはい終了。ま、特に問題はありませんでした。
 結果がソードのキング的かと言われると疑問ですが、「警告」部分は合ってたことになります。
 ただし。
 どんなカードが出ても、あてはめようとすればなんらかの物事は当てはまる気もしたりしますけどね。



2010年6月8日(火)

 「ニーア」プレイ中。
 ……前評判どおり、そして、友人が2時間で売り飛ばしたとおり、文字小さくて読みづらいです。
 うちのモニターは32インチのハイビジョンなのでちゃんと読めるのですが、それでもけっこうしっかり見ないと読み取れなくて。画面を邪魔しないサイズということで設定したフォントサイズかもしれませんが、これじゃ不親切だし、なおのこと画面見て楽しむことの邪魔になってますぜ。
 あと、釣りがよく意味が分からず、捨てそうになりました。
 これもまた説明が不親切すぎ。結局攻略サイト探したら釣りのやり方が載ってて、それでやっと釣れるようになりましたけどね。かなりイライラさせられました。

 面白くないことはなく、普通に楽しめるもの、というのがまだ序盤あたりにいる時点での感想ですけど、……この先プレイしていっても、「いや、これはいい作品だよ」とは言わない気がするなぁ。



2010年6月11日(金)

 「ゼノブレイド」プレイ開始しました。
 ………………。
 まあ、映像だけがすべてではないと思いますが、下手するとPS2の中期並にしか見えないCGはさすがにどうかと。
 戦闘とかはまだ序盤で、スキルなども少ないし仲間も相棒が一人いるだけなのではっきりとは分かりません。
 これはもうストーリー次第ですね。
 システムはやり込み要素が多いとのことですし、進めて行けば感想も変わるかもしれません。
 目下は、システム面でカメラ操作の速度や感度が、「速い」にしてもまだモッサリしていてちょっとイラつくくらいですか。あとメニューが下に出てきて分かりづらいとか、スタンダードにしておけばいいのに変に奇を衒ったメニュー画面で扱いづらいとか。
 スピードに関しては、ここのところGOWやニーアをプレイしスピーディな移動と戦い方に慣れているからか、余計にまだるっこしく感じるのかもしれません。

 これに比べたら「ニーア」のほうがよっぽど普通に、安心して先へ進められます。
 「ゼノ」の子供っぽいキャラクターが好きでないのもあるかもしれません。ニーアは、なにせX360なら主人公オッサンですからね!
 ニーアは親バカ絶好調のオヤジですが、真っ当な優しい大人の男なのがかえって胡散臭いくらいです(笑)。しかしこれ、PS3の少年主人公だったら白けただけかも。人生経験もろくにない子供が自分の小さな世界の常識だけで思い込んでいるのか、40年近く生きてきた経験を踏まえて言うのかは大きな違いです。ま、これは私が基本的に、「自分や周りを見る限りには、20歳そこそこなんて世間知らずのガキもいいところ、したり顔して語ることも大半は自意識と妄想の産物、実際にはなにも分かってなんかいない」と考えているからです。
 あと、ニーアとシロとの会話が面白いですね。というかシロが面白い。変な本。



2010年6月13日(日)

 座椅子を買いました。
 今まで使っていたものは座る部分の綿がもの潰れてものすごく薄くなり、金属の骨組みが直接当たるようになってきたからです。
 最近はこういうものもすべて通販です。

 話は変わって。
 コンビニで「ダイの大冒険」を見つけてチラ見した途端、すべて読みたくなって借りてきてしまいました。
 連載当時は、序盤は少し読んでいた気がしますが、そこからマンガ自体をあまり読まないタイミングに入り、結局ほとんど覚えていませんでした。特に後半。
 しかし数年前に一度、バイト仲間に借りて読み、しかし巻数が揃っておらず、ようやく今回一通りすべて読むことができました。
 以前にマンガを貸してくれた友人は、ポップが一番好きだと言ってましたっけ。私も好きです。等身大に悩んだり逃げたりするところが。最後には師マトリフを越えるような大魔道士になってしまい、それが少し不満。ラストバトルのメンバーになるほど強くなってしまったら、結局「特殊な才能があるから強い人」でしかない感じがして。そこに行き着くまでのポップは、特別なところなどないけれど、迷いながらも死に物狂いでなにかを果たそうとする人だったと思います。
 クロコダインも好きですが、それゆえ、ラストバトルのメンバーからはずれてしまったのがショボーン。ラーハルトなんていう束の間のキャラクターが突然割って入ってメインパーティに組み込まれてもちょっとなぁ。ラーハルト自体は嫌いではありませんが。
 あとは、ハドラーとヒム。ハドラーはちょっと最後にキレイな役になりすぎたのを不満として(アバンを灰となって守るのはやりすぎ。かえって白けました)、一番悪役らしい悪役、ライバルでしたね。ヒムは仲間になった途端に顔が崩れまくるコメディキャラになったのが不思議ですが、真っ直ぐで熱いイイ奴だなぁと。チェス駒キャラはアルビナスもナイトも好きです。
 マトリフとかロン・ベルクとかもいいキャラクターでした。

 コミック文庫ででも揃えようかなぁと思う今日この頃です。



2010年6月15日(火)

 「ニーア」は後編に入りました。
 ここまでプレイして、「この点はけっこう面白いかな」と思えるところと、「これはいただけない」というところがもう少しはっきりしてきたように思います。

 まず、これはちょっと困る、つまらん、というところ。
 文字が小さい、釣りの説明が「正しくない」(ゲーム中で言われるとおりにやったら100%釣れません)、ロックオン機能がないのにスピーディなバトルのため無駄な空振りが多くなってちょっとイライラする、クエストの大半が壮絶なまでのオツカイ、しかも報告しに戻る依頼人にマークが出ていないこともあっていちいちクエスト情報を見ないとならない、スタートするとき何度もボタンを押してメッセージを飛ばさないとならない(ロードしました、とかそういうメッセージ)、畑の作物まったく育たないんですけど?、メニュー画面で説明が出ないのでこれまで使ってこなかった魔法だとどんなものかさっぱり覚えていない、……とまあこんな具合でしょうか。
 個人的な好みとか感覚の問題ですが、一度会って依頼をこなしただけで、エミールがニーアとカイネに絶大な信頼や友愛を覚えるのがものすごい違和感でもあります。エミールの置かれていた状態は分かりるにしても、前半の最後はご都合主義すぎる展開でした。

 逆に、けっこう面白いと思ってやってる部分もあります。
 戦闘自体は普通に楽しめます。回避行動の移動距離が大きすぎて、離脱には向いているけれど攻撃の継続にはつなげにくいとかいった不満はあるにしても、けっこうサクサクと動けるのが快感。
 アイテム(それ自体と、換金用)を手に入れるためと経験値のため、雑魚をたくさん倒して稼ぐのも、私にはいいバランスです。アイテム自体がほしいこともあるし、要らないものなら換金すればいいし、そのお金は武器コレクションに使えばいいし、クエストのための目当てのアイテムもそうやって集めればいいし。戦って稼ぐことの目的が多いので、あまり苦になりません。
 マップを出入りすることで敵が何度でも復活するので、稼ぎやすいのもこういうゲームの場合は丁度いいかと思います。たとえばGOWシリーズは敵がほぼ固定でしか出現しないので、勝てないときにはテクニックを磨くしかありません。そういうゲームももちろんいいのですが、雑魚をたくさん倒せば強くなって先に進めるシステムも、「かつて苦戦した敵をいずれ雑魚扱いにする」快感がありますし(笑

 買って損したとは思いませんし、とりあえずBエンディング見るくらいまでは売らないような気がします。もしかするとC、Dエンディングまで見るかもしれません。
 二周目以降は完全に同じものの繰り返しですし、物語をどれくらい気に入るかで、何周するかが決まりそうです。


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